JP2007016377A - ディスク式濾過装置及びこれを用いた紙料再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】目詰まりが生じ難く運転を停止させることなく連続的な処理が可能なディスク式濾過装置及びこれを用いた紙料再生システムを提供すること。
【解決手段】古紙、損紙などの紙料を離解させて所定濃度に希釈させた紙料スラリから異物を連続的に排出するものであって、紙料スラリが供給される希釈撹拌槽41の底部に配置され、紙料スラリのみを通過させ異物の通過を遮断するディスクスクリーンと、そのディスクスクリーン上を回転するロータ61とを有するディスク式濾過装置40。
【選択図】図3

Description

本発明は、古紙、損紙などの紙料を離解させて所定濃度の紙料スラリから異物を除去するディスク式濾過装置に関し、特にディスクスクリーンの目詰まりに対する洗浄作業の頻度を大幅に減らすことができるディスク式濾過装置及びこれを用いた紙料再生システムに関する。
近年、省資源や地球環境保全の要求が高まり、古紙および損紙のリサイクル率が高くなってきており、これまで脱墨や異物除去が困難であった雑誌の他、ラミネート処理された紙容器なども紙料として用いられるようになってきている。
古紙や損紙などの紙料について資源サイクルを行うためには、古紙などから紙料スラリがつくられる。そのためのパルパーは、容器内に水や薬剤を混合した溶液と紙料とを投入し、一定期間混合撹拌して離解が完了した後、排出口を開放して紙料スラリを全量取り出すいわゆるバッチ式のものや、紙料スラリを連続して取り出すものとして本出願人が提案する特開2003−193383号公報に開示された連続式パルパーなどがある。
その一つの連続式パルパーでは、縦型円筒容器内に水や薬品が注入された溶液中に破砕紙料が投入されて溶け込み、ロータの撹拌によって破砕紙料の離解が徐々に進んで均質な紙料スラリが作られる。そして、縦型円筒容器内で作られた紙料スラリは、取出管から希釈撹拌槽に送り出され、そこには白水が注入されて希釈された紙料スラリが撹拌機によって撹拌されて濃度が薄められる。その後、紙料スラリはヤンソンスクリーンなどの濾過装置によって除塵され、異物が除去されて一旦蓄積される。そして、その後は後続の処理工程へと搬送される。
ところで、濾過装置の一つであるヤンソンスクリーンでは、水平に配置した目の細かいフィルタからなるスクリーンに紙料スラリが投入され、そのスクリーンに振動を与えることにより、異物を取り除いて濾過した紙料スラリを得ることができる。また、濾過装置には、こうした振動式スクリーンの他にも特開平11−222789号公報に開示された回転式スクリーンを用いたものがある。図9は、当該公報に記載された回転ドラム式濾過装置を示した図である。
この濾過装置は、ケーシング100の内部に有底の中空円筒体110が設けられている。中空円筒体110は、リジェクト出口101側端が開口しており、紙料スラリ200の入口102側が底面となっている。底部外周には、紙料スラリ排出口111が適宜間隔で形成されている。また、中空円筒体110の外周には、ねじれを有してロータ120の回転により紙料スラリ200を矢印K方向に送る機能を有したスクレーパブレード112(紙料スラリ移動手段)が適宜間隔で形成されている。そして、スクレーパブレード112の外側には、スクリーンプレート113を有するスクリーンシリンダ114がケーシング100と一体になって設けられ、そのスクリーンシリンダ114にはアクセプト原料出口103が連通している。
こうした濾過装置では、入口102から供給された紙料スラリ200は、ケーシング100内部を循環してスクリーンプレート112の表面を繰り返し移動し、スクレーパブレード112のねじれによる矢印K方向の送り作用により、スクレーパブレード112とスクリーンプレート113の間隔であるスクリーンプレート対面通路115をリジェクト出口101方向(図の上方)に押し出される。そして、紙料スラリ200は、このように中空円筒体110の内側と外側で繰り返し循環し、スクリーンプレート113の表面を繰り返し移動させることにより、アクセプト原料300とリジェクト400が精度よく分離されることとなる。
特開2003−193383号公報(第2−3頁、図1) 特開平11−222789号公報(第4−6頁、図1)
しかしながら、従来の濾過装置は、スクリーンの目詰まりが進むと処理能力が落ちるため、定期的に異物の除去を行う洗浄作業を行わなければならない。すると、紙料再生システムとして特許文献1に示した連続式パルパーを利用した場合、パルパーの連続処理は可能であっても、濾過装置を洗浄するため一旦運転を止めなければならず、連続式であることの利点が損なわれる。特にヤンソンスクリーンの場合には、スクリーンに振動を与えていても上から流れて通る紙料スラリによって異物の目詰まりが起こり易く、またそのままの状態が残りやすい。従って、従来の濾過装置は、頻繁に清掃作業を行わなければならず、連続運転時間が短くなってしまう。一方で、清掃間隔を伸ばして連続運転時間を長くした場合は、目詰まりによって処理能力を低下させてしまう。
また、前記特許文献2に使用される回転ドラム式濾過装置の場合、ケーシング100内部を循環してスクリーンプレート113の表面を繰り返し移動するが、異物が下に沈んで体積するためヤンソンスクリーンほど目詰まりによる処理能力の低下は起きない。しかし、定期的にケーシング100内の異物除去を行わなければならず、その際には連続式パルパーの運転を止めなければならないため、程度の差はあるがヤンソンスクリーンを用いた濾過装置の場合と同様な問題がある。
そこで本発明は、かかる課題を解決すべく、目詰まりが生じ難く運転を停止させることなく連続的な処理が可能なディスク式濾過装置及びこれを用いた紙料再生システムを提供することを目的とする。
本発明に係るディスク式濾過装置は、古紙、損紙などの紙料を離解させて所定濃度に希釈させた紙料スラリから異物を除去するものであって、紙料スラリが供給される希釈撹拌槽の底部に配置され、紙料スラリのみを通過させ異物の通過を遮断するディスクスクリーンと、そのディスクスクリーン上を回転するロータとを有するものであることを特徴とする。
また、本発明に係るディスク式濾過装置は、前記ディスクスクリーンに紙料スラリが通らないようにして径方向に配置された案内溝が形成されていることが好ましい。
また、本発明に係るディスク式濾過装置は、前記ロータが、複数の撹拌羽根が中心から放射状に伸び、その下のディスクスクリーン側に撹拌突起が固定されているものであることが好ましい。
また、本発明に係るディスク式濾過装置は、前記ディスクスクリーンが、排出管を備える環状に形成されたチャンバの上面を塞ぐようにして取り付けられたものであることが好ましい。
また、本発明に係るディスク式濾過装置は、紙料スラリが供給される前記希釈撹拌槽が、上部が開放されたものであることが好ましい。
また、本発明に係るディスク式濾過装置は、案内溝の先に異物を回収するための回収タンクが希釈撹拌槽に管部材を介して吊り下げられるようにして取り付けられていることが好ましい。
また、本発明に係るディスク式濾過装置は、前記希釈撹拌槽に排出口の手前に液面より低いゲートが設けられ、軽量異物を含んだ紙料スラリが連続的にゲートを越えて排出口から排出され次工程に送られるようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係るディスク式濾過装置は、前記希釈撹拌槽に前記ゲートの斜面と連続する傾斜面が形成され、その傾斜面に穿設された孔に外側から水を供給する給水管が取り付けられ、その給水管から供給された水が前記傾斜面やゲートに沿って流れるように案内する案内板が前記孔を覆って取り付けられたものであることが好ましい。
一方、本発明に係る紙料再生システムは、縦型円筒容器の上部に設けられた供給口から紙料が供給され、上下に多段の撹拌羽根を備えた垂直回転軸が縦型円筒容器内で回転することにより、紙料を溶液と混合撹拌して離解させることによって所定濃度の紙料スラリを連続的に作る縦型連続式パルパーと、その縦型連続式パルパーから取り出された紙料スラリを希釈水を加えて濃度を希釈しつつ異物を取り除くディスク式濾過装置とを有するものであって、前記ディスク式濾過装置は、前記縦型連続式パルパーから紙料スラリが供給される希釈撹拌槽の底部に配置され、紙料スラリのみを通過させ異物の通過を遮断するディスクスクリーンと、そのディスクスクリーン上を回転するロータとを有するものであることを特徴とする。
また、本発明に係る紙料再生システムは、前記ディスク式濾過装置のディスクスクリーンに、紙料スラリが通らないようにして径方向に配置された案内溝が形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る紙料再生システムは、前記ディスク式濾過装置のロータが、中心から放射状に伸びた複数の撹拌羽根に対し、その羽根に沿ってディスクスクリーン側に突設された撹拌突起を備えるものであることが好ましい。
また、本発明に係る紙料再生システムは、前記ディスク式濾過装置のディスクスクリーンが、排出管を備える環状に形成されたチャンバの上面を塞ぐようにして取り付けられたものであることが好ましい。
また、本発明に係る紙料再生システムは、前記ディスク式濾過装置が、紙料スラリが供給される前記希釈撹拌槽の上部が開放されていることが好ましい。
また、本発明に係る紙料再生システムは、前記ディスク式濾過装置が、前記案内溝の先に異物を回収するための回収タンクが希釈撹拌槽に管部材を介して吊り下げられるようにして取り付けられていることが好ましい。
また、本発明に係る紙料再生システムは、前記ディスク式濾過装置の希釈撹拌槽には排出口の手前に液面より低いゲートが設けられ、軽量異物を含んだ紙料スラリが連続的にゲートを越えて排出口から排出され次工程に送られるようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係る紙料再生システムは、前記ディスク式濾過装置の希釈撹拌槽に前記ゲートの斜面と連続する傾斜面が形成され、その傾斜面に穿設された孔に外側から水を供給する給水管が取り付けられ、その給水管から供給された水が前記傾斜面やゲートに沿って流れるように案内する案内板が前記孔を覆って取り付けられたものであることが好ましい。
本発明に係る紙料再生システムでは、縦型連続式パルパーで水や薬品を注入して満たされた溶液に供給口から破砕済紙料が投入され溶液に溶け込み、上下に多段の撹拌羽根が回転することによって紙料を溶液と混合撹拌して離解させることによって所定濃度の紙料スラリが連続的に作られる。そして、本発明に係るディスク式濾過装置では、パルパーからの紙料スラリが希釈撹拌槽に供給され希釈水が加えられて希釈され、その撹拌槽の底部に配置されたディスクスクリーンを通して異物を排除した紙料スラリが得られる。その際、ディスクスクリーンの上ではロータが回転してディスクスクリーンの目孔にはまり込んだ異物を除去しているため、目詰まりが生じ難く運転を停止させることなく連続的な処理が可能となる。
次に、本発明に係るディスク式濾過装置及びこれを用いた紙料再生システムについて、その一実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。ここで、図1は、紙料再生システムにおける縦型連続式パルパーを中心とした構成を示した図である。
縦型連続式パルパー1の上流側には、破砕機2が設けられ、圧縮梱包されたベール8を破砕した破砕紙料が縦型連続式パルパー1へ供給される。破砕機2には第1、第2コンベア3,4が配置され、破砕機2と縦型連続式パルパー1との間には第3コンベア5が配置されている。第1、第2コンベア3,4ではベール8が破砕機2へと搬送され、第3コンベア5では破砕機2で破砕されて放出された破砕紙料9を搭載し、縦型連続式パルパー1へと搬送するようになっている。そして、その縦型連続式パルパー1では、この破砕紙料と溶液とが入れられ紙料スラリが作られ、下方から排出される。
次に図2は、縦型連続式パルパー1の全体構成を示した図である。縦型連続式パルパー1は、図示するように、架台11上に縦型円筒容器10が立設されている。縦型円筒容器10には、その上端に破砕紙料9が投入される供給口12が形成され、下端の側部には紙料スラリが取り出される取出管31が形成されている。縦型円筒容器10内には、縦方向中心部に垂直回転軸14が回転可能に支持され、その垂直回転軸14には、架台11の下部に設けられたモータ15の駆動力が減速機16を介して伝達するように構成されている。
縦型円筒容器10内に立設された垂直回転軸14には、螺旋状のパルピングロータ17が最上部に取り付けられ、その下には複数の撹拌ロータ18が上下多段に取り付けられている。パルピングロータ17は切欠部が形成され、供給口12から入れられた破砕紙料9がその切欠部からパルピングロータ17の下に落ちていくようになっている。一方、上下多段に設けられた撹拌ロータ18は、その羽根の枚数が上段部分のものが2枚、中段のものが3枚、そして下段のものが4枚というように徐々に増えるように形成されている。これは、上から下にかけて羽根の枚数を増やすことによって撹拌力を段階的に増加させるためである。
また、縦型円筒容器10の内壁には、内部を流れる破砕紙料9の撹拌が促進されるように、縦方向には複数の垂直リブ21が突設されるとともに、各段の撹拌ロータ18の中間高さに水平リブ22が突設されている。
一方、縦型円筒容器10の底部には取出口13へ紙料スラリを取り出すためのスクリューフィーダ19が設けられている。このスクリューフィーダ19は、モータ20の回転速度を制御することによって紙料スラリの吐出量を調整できるようになっている。そして、そのスクリューフィーダ19の先には、縦型円筒容器10から吐出された紙料スラリの異物を除去するディスク式濾過装置40が設けられている。
縦型円筒容器10には紙料を離解させるための薬品など(例えば、NaOH、脱墨剤、NaSiO、H、スチーム)が供給されるが、そのための配管が縦型円筒容器10に接続されている。縦型円筒容器10に配管が接続されてできた一のライン25には水が流され、他のライン26にはスチームが流されるようになっている。そのうちライン25は分岐して2方向に分かれ、それぞれの分岐ラインに電磁開閉弁27,28が接続され、他方のライン26には電磁開閉弁29が接続されている。そして、電磁開閉弁27の二次側には例えばNaOH、脱墨剤、NaSiOが送り込まれ、電磁開閉弁28の二次側にはHが送り込まれるようになっている。
次に、図3は、紙料再生システムにおける紙料スラリのディスク式濾過装置の構成を示した断面図である。縦型円筒容器10の底部には取出管31が設けられ、そこにモータ21の駆動によって回転するスクリューフィーダ19が挿入されている(図2参照)。縦型円筒容器10内で作られた紙料スラリは、この取出管31を流れて取出口13から押し出されるようになっている。そして、本実施形態では、紙料スラリの流れを規制するフラッパ32が取出口13に取り付けられている。取出口13の先端は斜めに形成され、そこに押し当てられて開口を塞ぐフラッパ32が前後方向に回動するように上部に軸支されている。フラッパ32には取付金具33が突設され、そこに開閉を制御するシリンダ35が設けられている。シリンダ35は、そのシリンダチューブが支持フレーム36に対して揺動可能に軸支され、シャフト35aの先端がフラッパ32の取付金具33にピン結合されている。
縦型円筒容器10の隣には取出管31を介してディスク式濾過装置40が設けられている。このディスク式濾過装置40は、箱体の希釈撹拌槽41内に取出管31が差し込まれ、その内部には紙料スラリが溜まるように深くなった濾過容器41aが形成されている。そして、その濾過容器41aの底部分には紙料スラリを濾過させるスクリーン濾過部60が構成されている。スクリーン濾過部60は、駆動モータ42の回転をシャフト43に伝え、濾過容器41a内に設けられたシャフト43先端のロータ61が回転するように構成されている。そして、こうしたロータ61の下にディスクスクリーンが配置され、重量異物を取り除いて紙料スラリを濾過するように構成されている。
駆動モータ42の回転軸にはプーリ44が固定され、シャフト43に固定されたプーリ46との間に回転を伝達するVベルト45が掛け渡されている。こうしたプーリ44,46とVベルト45とからなる回転伝達部はカバー47によって覆われている。希釈撹拌槽41には軸受台48が吊設され、駆動モータ42やベルトカバー47は、ブラケットを介して又は直接、その軸受台48に対して取り付けられている。更に、軸受台48には上下に2個の軸受49が固定され、その軸受49によってシャフト43が回転自在に支持されている。
次に図4は、スクリーン濾過部60部分を抜き出して示した図である。濾過容器41aには、底部に環状のチャンバ51が形成され、そのチャンバ51には、濾過された紙料スラリを次工程へと送る排出管52が連結されている。回転を伝達するシャフト43は、このチャンバ51の中心を通って配置され、底部に設けられたパッキンボックス53を通して先端部が濾過容器41a内に挿入している。パッキンボックス53には、漏れ防止のためのランタンリングやグランドパッキンが内装されている。そして、そのシャフト43上端には、ロータカバー62を被せてロータ61が取り付けられている。ここで図5は、スクリーン濾過部60を示した平面図である。
スクリーン濾過部60のロータ61は、四枚の撹拌羽根61aが中心から放射状に伸び、その中心に円形のロータカバー62が被せられている。そして、その下にはチャンバ51の上方に開けられた開口部を塞ぐようにディスクスクリーン63が設けられている。ディスクスクリーン63は、紙料スラリ内の異物の通過を遮断するメッシュのフィルタで構成され、チャンバ51と同様に環状に形成されたものである。そして、ディスクスクリーン63には、特にその一部を遮断するようにして径方向に案内溝64が形成されている。図6は、スクリーン濾過部60の一部を概念的に示した横向きの断面図であり、特に案内溝64の部分を示している。
スクリーン濾過部60は、ディスクスクリーン63に図示するように凹んだ案内溝64が形成され、そのディスクスクリーン63との間に僅かな隙間を空けた非接触状態のロータ61が、ディスクスクリーン63の上面に沿って回転するように構成されている。このとき、ディスクスクリーン63上の紙料スラリを効率良く撹拌できるように、ロータ61は撹拌羽根61aの下に撹拌突起61bが突設されている。
ここで図7は、図3に示す希釈撹拌槽41の内部を平面で示した図である。濾過容器41aは、円筒状の空間が構成され、その中の曲面部分にはすり鉢状に一対の案内プレート54が形成され、紙料スラリの流れが下方のスクリーン濾過部60へ向くように構成されている。ところで、スクリーン濾過部60のディスクスクリーン63に形成された案内溝64は、ディスクスクリーン63を通らない紙料スラリ内の異物がそこを通って送られるようにしたものである。従って、案内溝64の先には図3に示すように、異物を回収するための回収タンク55が設けられている。回収タンク55はカプセル型をした容器であり、希釈撹拌槽41に円筒管56を介して吊り下げられるように設けられている。そして、濾過容器41aには、スクリーン濾過部60が設けられた底部に、回収タンク55の円筒管56へと収束するようにガイド57が形成されている。
次に、以上のように構成したディスク式濾過装置及びこれを用いた紙料再生システム紙料再生システムの作用について説明する。
本実施形態の縦型連続式パルパー1では、電磁開閉弁27,28,29の駆動によって水や薬品を注入して溶液が満たされ、そこに供給口12から破砕紙料9が投入される。供給口12から投入された破砕紙料9は、縦型円筒容器10内の溶液に溶け込み、パルピングロータ17によって下方へと誘導される。この段階では破砕紙料9のままの塊として存在しているものもあるが、パルピングロータ17に切欠きが形成されて1ピッチ未満になっているため、その塊は切欠部から下方へと落ちていく。
一方、縦型円筒容器10の底部では前述したように紙料スラリがスクリューフィーダ19によって取出管31を通って吐出されるため、上から供給された破砕紙料9は、縦型円筒容器10内を底部に向かって順に沈んでく。そして、下降するに従って刃数の多くなる下段の撹拌ロータ18によって破砕紙料9の離解が徐々に進むことになる。
撹拌ロータ18は回転速度が遅く平面的な撹拌となるため、そのままでは溶液内の紙料がかき回されてできた回転方向の流れに乗ってしまう。しかし、縦型円筒容器10の内側壁に付設された垂直リブ21や水平リブ22によって紙料の流動が阻止され、撹拌ロータ18との連れ回りが防止される。
撹拌ロータ18は刃数が上段では少ないので未離解な状態であっても下方への移動がスムーズであり、その一方で下段の撹拌ロータ18では刃数が多くなっているので撹拌力が増加し、均質な紙料スラリが作られることになる。また、下段では撹拌力が大きいので離解繊維に付着しているインク粒子を分離する能力も大きくなる。そして、供給口12から投入された紙料は、こうした撹拌によって溶液内で離解しながら縦型円筒容器10内を下降し、水分中の濃度が15〜20パーセント程の均質な紙料スラリとなって取出管31を通って取出口13から吐出される。
縦型円筒容器10内で作られた紙料スラリは、取出管31内に流れ込み、そこでスクリューフィーダ19の回転によって取出口13から希釈撹拌槽40に送り込まれる。このとき、紙料によって縦型円筒容器10内に滞留する時間を制御する必要があるときは、スクリューフィーダ19の回転数を落とすことによって単位時間当たりに吐出される紙料スラリの量を減少させることができる。そして、紙料スラリが送り込まれたディスク式濾過装置40では、希釈撹拌槽41内に希釈ポート58から希釈水が供給される。
濃度が15〜20パーセントで取出口13から送り込まれた紙料スラリは、ディスク式濾過装置40内で希釈水と混ざり合い、濃度が2〜4パーセントまで薄められる。ところで、紙料再生システムでは、紙料スラリの濃度管理が重要であるため、スクリューフィーダ19の回転によって縦型円筒容器10内における紙料の滞留時間を調節することが行われ、更には開始直後など縦型円筒容器10内で十分な時間をとる必要があるため、取出口13からディスク式濾過装置40側へ流れ出ないようにフラッパ32が閉じられる。
濾過容器41aでは、底部に設けられたスクリーン濾過部60によって紙料スラリから重量異物が除去され、重量異物の除去された紙料スラリがチャンバ51へと流れ排出管52を通って送り出される。なお、排出管52を通って送り出される紙料スラリは入口原料の70〜80%を占め、軽量異物を含んだ紙料スラリが全体の20〜30%を占める。軽量異物を含んだ紙料スラリは、液面よりも低いゲート65を越えて排出口59から連続的に排出され、ドラムスクリーン(図示せず)により紙料スラリと軽量異物が分離されて次工程へと送られる。
スクリーン濾過部60は、濾過容器41aの駆動モータ42によってロータ61が回転している。つまり、駆動モータ42の回転は、その出力軸に設けられたプーリ44からVベルト45を介してプーリ46の固定されたシャフト43に伝えられ、そのシャフト43に取り付けられたロータ61が濾過容器41aの底部で回転する。
濾過容器41a内の紙料スラリは、その自重によってディスクスクリーン63を通り抜けてチャンバ51へと流れるが、その際、紙料スラリ内の異物は、ディスクスクリーン63に引っかかって下流のチャンバ51へは送られない。
こうしてディスクスクリーン63に取り除かれた異物は、そのままでは従来のヤンソンスクリーンと同様に目孔を詰まらせてしまい、紙料スラリの流れを悪くすることになる。しかし、本実施形態のディスク式濾過装置40では、その異物が引っかかるディスクフィルタ63の上面側をロータ61が回転して目詰まりを防止している。
希釈撹拌槽41は上部が開放され、その中の紙料スラリには大気圧がかかっているだけなので、ディスクスクリーン63への押し込み水頭(加圧)が小さい。そうした状態でディスクスクリーン63上をロータ61が回転すると(図5において反時計方向)、撹拌突起61bによって紙料スラリがかき混ぜられて撹拌する。その際、回転するロータ61によって回転方向前方の圧力が高まり、後方の圧力が低くなる。従って、ディスクスクリーン63を通って、紙料スラリが上方の濾過容器41aと下方のチャンバ51との間を行き来する。特に案内溝64部分では紙料スラリが通り抜けできないため、図6に示すようにロータ61が通過する際、ロータ61の前後で圧力差が大きくなって矢印で示すようなディスクスクリーン63を通り抜ける流れが生じ、ディスクスクリーン63を揺らすことになる。
こうして目孔に嵌って目詰まりを起こしていた重量異物が取り除かれ、案内溝64に落ちて回収タンク55へと送られる。重量異物はディスクスクリーン63によって止められ、通常はロータ61の回転によってディスクスクリーン63上には回転する流れができているため、その流れにのって案内溝64へ送られる。そして、案内溝64に入った重量異物は押し流されてガイド57によって円筒管56へと移動し、その円筒管56内を落ちて回収タンク55へと沈んで回収される。
従って、本実施形態では、ディスクスクリーン63上をロータ61が回転して異物による目詰まりを防止しているため、目詰まりによる処理能力の低下を抑えることができる。そして、目詰まりが生じ難いため運転を止めて頻繁に洗浄作業を行う必要がなくなり、連続式パルパーの連続運転による効果を発揮させることができるようになった。
また、重量異物は回収タンク55に回収されていくが、運転中に取り出し作業を行う必要はなく、ある程度溜まった時点であって運転を停止している時に扉55aを開けて取り出すようにすればよい。
また、本実施形態では、放射状に伸びた撹拌羽根61aに撹拌突起61bと突設させてロータ61を構成したので、ディスクスクリーン63上の紙料スラリをかき混ぜようとする抵抗が大きくなり、その分ロータ61前後の圧力差が大きくなって目孔を塞いでいる異物の除去効率が良くなる。
また、ディスクスクリーン63の下にはチャンバ51が設けられて紙料スラリが溜まるようになっているので、ロータ61の回転によってできる圧力差によって紙料スラリがディスクスクリーン63を上下に行き来することにより効果的に異物の除去ができる。
また、紙料スラリが供給される希釈撹拌槽41の上部が開放され、ディスクスクリーン63への押し込み水頭(加圧)が小さいので、ディスクスクリーン63の目孔に嵌った異物も取り除きやすくなっている。
更に、回収タンク55が希釈撹拌槽41に円筒管56を介して吊設されているので、一度そこに入った異物が舞い上がってしまうことなく確実に回収することができる。
ところで、図8は、前記実施形態のディスク式濾過装置40に改良を加えたディスク式濾過装置70を示した断面図である。ディスク式濾過装置40は、前述したように、濾過容器41aの底部に設けられたスクリーン濾過部60によって入口原料の70〜80%が重量異物を除去した紙料スラリとしてチャンバ51から排出管52へと送り出される。一方、残る軽量異物を含んだ紙料スラリは、別の排出口71から連続的に排出され、ドラムスクリーン(図示せず)によって紙料スラリと軽量異物が分離されて次工程へと送られる。図8に示したディスク式濾過装置70は、この軽量異物を含む紙料スラリが排出されやすいように改良が加えられたものである。なお、改良部分以外はディスク式濾過装置40と同じ構成である。
希釈撹拌槽41には、取出口13の反対側に排出口71が形成され、不図示のドラムスクリーンに連結されている。そして、その排出口71側に突き出すように傾斜したゲート73が取り付けられている。希釈撹拌槽41には回収タンク55より排出口71側に傾斜面72が形成され、ゲート73は、その斜面が傾斜面72と連続するように取り付けられる。なお、この場合、傾斜面72とゲート73との間に多少の段差があっても、特許請求の範囲に記載する連続した取り付けに該当する。
傾斜面72には孔があけられ、希釈撹拌槽41の外側から給水管75が接続され、そこから内部に水(押水)が供給されるようになっている。そして、送り込まれた押水によって傾斜面72やゲート73に沿った流ができるように、傾斜面72には孔を覆って上方に開口した案内板76が取り付けられている。
よって、改良を加えたディスク式濾過装置70では、給水管75から希釈撹拌槽41内に押水が送られると、その押水が案内板76に当たって傾斜面72やゲート73に沿って矢印のように流れる。そのため、スクリーン濾過部60を通過した紙料スラリは、こうした押水の流れにのってゲート73を越え、排出口71から連続的に排出される。そのため、軽量異物を含む紙料スラリが滞留することなく、押水の流れによってゲート73を容易に越えて排出されやすくなった。
以上、本発明に係るディスク式濾過装置及びこれを用いた紙料再生システムについて一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、ディスク式濾過装置40を縦型連続式パルパー1に組み合わせた紙料再生システムを示したが、ディスク式濾過装置40を連続式パルパーとして別のものや、更にはバッチ式パルパーと組み合わせた紙料再生システムとしもよい。いずれにしても目詰まりが生じ難く運転を停止させることなく連続運転が可能なディスク式濾過装置としての効果を奏することができるからである。
紙料再生システムの一実施形態における縦型連続式パルパーを中心とした構成を示した図である。 紙料再生システムの一実施形態における縦型連続式パルパーの全体構成を示した図である。 紙料再生システムの一実施形態における紙料スラリのディスク式濾過装置の構成を示した断面図である。 ディスク式濾過装置の一実施形態を示した断面図である。 ディスク式濾過装置の一実施形態を示した平面図である。 ディスク式濾過装置の案内溝部分を概念的に示した断面図である。 紙料再生システムの一実施形態における紙料スラリのディスク式濾過装置の内部を示した図である。 改良を加えた紙料スラリのディスク式濾過装置の構成を示した断面図である。 従来の回転式スクリーンを示した図である。
符号の説明
1 縦型連続式パルパー
10 縦型円筒容器
14 垂直回転軸
17 パルピングロータ
18 撹拌ロータ
40 ディスク式濾過装置
41 希釈撹拌槽
41a 濾過容器
42 駆動モータ
51 チャンバ
55 回収タンク
60 スクリーン濾過部
61 ロータ
61a 撹拌羽根
62 ロータカバー
63 ディスクスクリーン
64 案内溝
65 ゲート

Claims (16)

  1. 古紙、損紙などの紙料を離解させて所定濃度に希釈させた紙料スラリから異物を除去するディスク式濾過装置において、
    紙料スラリが供給される希釈撹拌槽の底部に配置され、紙料スラリのみを通過させ異物の通過を遮断するディスクスクリーンと、そのディスクスクリーン上を回転するロータとを有するものであることを特徴とするディスク式濾過装置。
  2. 請求項1に記載するディスク式濾過装置において、
    前記ディスクスクリーンには、紙料スラリが通らないようにして径方向に配置された案内溝が形成されていることを特徴とするディスク式濾過装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するディスク式濾過装置において、
    前記ロータは、複数の撹拌羽根が中心から放射状に伸び、その下のディスクスクリーン側に撹拌突起が固定されているものであることを特徴とするディスク式濾過装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載するディスク式濾過装置において、
    前記ディスクスクリーンは、排出管を備える環状に形成されたチャンバの上面を塞ぐようにして取り付けられたものであることを特徴とするディスク式濾過装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載するディスク式濾過装置において、
    紙料スラリが供給される前記希釈撹拌槽は、上部が開放されたものであることを特徴とするディスク式濾過装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載するディスク式濾過装置において、
    案内溝の先に異物を回収するための回収タンクが希釈撹拌槽に管部材を介して吊り下げられるようにして取り付けられていることを特徴とするディスク式濾過装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載するディスク式濾過装置において、
    前記希釈撹拌槽には排出口の手前に液面より低いゲートが設けられ、軽量異物を含んだ紙料スラリが連続的にゲートを越えて排出口から排出され次工程に送られるようにしたものであることを特徴とするディスク式濾過装置。
  8. 請求項7に記載するディスク式濾過装置において、
    前記希釈撹拌槽は、前記ゲートの斜面と連続する傾斜面が形成され、その傾斜面に穿設された孔に外側から水を供給する給水管が取り付けられ、その給水管から供給された水が前記傾斜面やゲートに沿って流れるように案内する案内板が前記孔を覆って取り付けられたものであることを特徴とするディスク式濾過装置。
  9. 縦型円筒容器の上部に設けられた供給口から紙料が供給され、上下に多段の撹拌羽根を備えた垂直回転軸が縦型円筒容器内で回転することにより、紙料を溶液と混合撹拌して離解させることによって所定濃度の紙料スラリを連続的に作る縦型連続式パルパーと、その縦型連続式パルパーから取り出された紙料スラリを希釈水を加えて濃度を希釈しつつ異物を取り除くディスク式濾過装置とを有する紙料再生システムにおいて、
    前記ディスク式濾過装置は、前記縦型連続式パルパーから紙料スラリが供給される希釈撹拌槽の底部に配置され、紙料スラリのみを通過させ異物の通過を遮断するディスクスクリーンと、そのディスクスクリーン上を回転するロータとを有するものであることを特徴とする紙料再生システム。
  10. 請求項9に記載する紙料再生システムにおいて、
    前記ディスク式濾過装置は、前記ディスクスクリーンに紙料スラリが通らないようにして径方向に配置された案内溝が形成されていることを特徴とする紙料再生システム。
  11. 請求項9又は請求項10に記載する紙料再生システムにおいて、
    前記ディスク式濾過装置は、前記ロータが、中心から放射状に伸びた複数の撹拌羽根に対し、その羽根に沿ってディスクスクリーン側に突設された撹拌突起を備えるものである
    ことを特徴とする紙料再生システム。
  12. 請求項9乃至請求項11のいずれかに記載する紙料再生システムにおいて、
    前記ディスク式濾過装置は、前記ディスクスクリーンが、排出管を備える環状に形成されたチャンバの上面を塞ぐようにして取り付けられたものであることを特徴とする紙料再生システム。
  13. 請求項9乃至請求項12のいずれかに記載する紙料再生システムにおいて、
    前記ディスク式濾過装置は、紙料スラリが供給される前記希釈撹拌槽の上部が開放されていることを特徴とする紙料再生システム。
  14. 請求項9乃至請求項13のいずれかに記載する紙料再生システムにおいて、
    前記ディスク式濾過装置は、前記案内溝の先に異物を回収するための回収タンクが希釈撹拌槽に管部材を介して吊り下げられるようにして取り付けられていることを特徴とする紙料再生システム。
  15. 請求項9乃至請求項14のいずれかに記載する紙料再生システムにおいて、
    前記ディスク式濾過装置は、前記希釈撹拌槽には排出口の手前に液面より低いゲートが設けられ、軽量異物を含んだ紙料スラリが連続的にゲートを越えて排出口から排出され次工程に送られるようにしたものであることを特徴とする紙料再生システム。
  16. 請求項15に記載する紙料再生システムにおいて、
    前記ディスク式濾過装置は、前記希釈撹拌槽に前記ゲートの斜面と連続する傾斜面が形成され、その傾斜面に穿設された孔に外側から水を供給する給水管が取り付けられ、その給水管から供給された水が前記傾斜面やゲートに沿って流れるように案内する案内板が前記孔を覆って取り付けられたものであることを特徴とする紙料再生システム。
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