JPH07119062A - 古紙パルプの選別方法および装置 - Google Patents

古紙パルプの選別方法および装置

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JPH07119062A
JPH07119062A JP5284225A JP28422593A JPH07119062A JP H07119062 A JPH07119062 A JP H07119062A JP 5284225 A JP5284225 A JP 5284225A JP 28422593 A JP28422593 A JP 28422593A JP H07119062 A JPH07119062 A JP H07119062A
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尚之 岩重
Masakazu Eguchi
正和 江口
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Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd
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Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/023Stationary screen-drums
    • D21D5/026Stationary screen-drums with rotating cleaning foils

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一台の装置にスクリ−ン部と離解部とを持たせ
ることにより、異物の除去効率および収率のアップと省
スペ−ス,低コストとを両立させることを可能にする。 【構成】原料入口3から供給された古紙原料パルプスラ
リ−は、スクリ−ン部9,10で良質原料と異物および
未離解古紙を含んだリジェクトとに分離される。良質原
料はアクセプトとして次工程に送られ、リジェクトは離
解部11へ送り込まれて解繊されたのち希釈され、その
一部はスクリ−ン部9,10に循環され、残部はリジェ
クト出口7から系外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙パルプ工業,ファイ
バ−ボ−ド工業等の古紙パルプを原料とする工業におけ
る、原料の異物分離および未離解古紙の解繊を行なう方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】スクリ−ンステ−ジは、一般的に粗選ステ
−ジと精選ステ−ジに分かれている。粗選ステ−ジで
は、比較的高い原料スラリ−濃度(2〜4%)で使用可
能な丸孔スクリ−ンプレ−トを用いて比較的大きな異物
を除去し、精選ステ−ジに持ち込まれる異物負荷量を下
げることを目的としている。
【0003】一方、精選ステ−ジでは、原料のスクリ−
ン通過性をよくするため、比較的低い原料スラリ−濃度
(0.5〜2%)で使用するのが好ましいスリットスク
リ−ンプレ−トを用いて、丸孔スクリ−ンプレ−トでは
除去できない細かな異物を除去することを目的としてい
る。
【0004】また、両スクリ−ンの異物除去性能は、リ
ジェクト率と大きな関係を持っている。すなわち、リジ
ェクト率を高くすると異物除去率は向上するが、リジェ
クト率を低くすると異物除去率は低下する。つまり、通
常のスクリ−ンでリジェクト率を低くしようとすると、
スクリ−ンプレ−ト表面が詰ったり、リジェクト濃度が
高くなってリジェクトバルブに詰りを生じたりする。ま
た、何とか詰らせずに運転できたとしても、図10の如
く、リジェクト率を絞り過ぎるとスクリ−ンの異物除去
効果は悪くなるため良い精選効果を得ることができな
い。したがって、ある程度リジェクトを多くしないと、
異物の少ないパルプを得ることはできないが、リジェク
トを多くするということは、同時に原料の収率が低くな
ってしまうことを意味している。
【0005】そこで、一般にスクリ−ンステ−ジでは、
図10のカ−ブが折れ曲がり、それ以上リジェクトを増
やしても異物除去率に対して影響が少なくなる20〜2
5%のリジェクト率を選び、そのリジェクトを再処理す
る多次カスケ−ドフロ−と呼ばれるフロ−を採用し、シ
ステム全体でリジェクト率を下げることを可能としてい
る。最も一般的なカスケ−ドフロ−は、1次スクリ−ン
のリジェクトを2次スクリ−ンで処理し、そのアクセプ
トは1次スクリ−ンの出口と合流させ、2次スクリ−ン
のリジェクトは、さらに、3次スクリ−ンで処理し、そ
のアクセプトは2次スクリ−ンの入口に戻し、3次スク
リ−ンのリジェクトのみを系外に排出するというもので
ある。この場合、スクリ−ンの原料スラリ−濃度は、入
口濃度に対して高くなってしまうため、カスケ−ドに用
いられるスクリ−ンの入口原料は、その都度希釈水で希
釈して、スクリ−ンで適当な原料スラリ−濃度に下げて
やる必要がある。
【0006】一方、スクリ−ンステ−ジに送り込まれる
原料は、一般的にパルパ−と呼ばれる離解機によって、
水中に古紙を離解して懸濁させたものである。パルパ−
の離解性能は、離解時間(動力)に対してリニアでな
く、初期における離解性能に対して、以降の離解性能は
低下する。つまり、一定の離解度{離解原料/(離解原
料+未離解原料)}までは効率がよいが、それ以上の離
解度にするためには大きな動力を要することになる。一
定の離解度以上になった原料の離解には、一般的に二次
離解機と呼ばれる装置が広く用いられている。二次離解
機の例として代表的なものは、密閉パルパ−型離解機と
高速離解機の二種類がある。この様な二次離解機におい
ても、離解性能は動力とリニアな関係にはなく、未離解
古紙が集積した部分で用いるのが効果的である。
【0007】未離解古紙は、スクリ−ンステ−ジにおい
て除去すべき異物と同じ挙動を示すため、これらを離解
することは、収率向上のために非常に大きな意味を持っ
ている。
【0008】図9は、一般的に用いられる古紙原料パル
プスラリ−のスクリ−ニング工程のフロ−シ−トであ
る。
【0009】図9において、aは図示しないパルパ−に
より離解された古紙原料パルプスラリ−を受け入れるタ
ンクである。また、Aは粗選ステ−ジ、Bは精選ステ−
ジを示している。粗選ステ−ジAにおいて、b,c,d
はそれぞれ丸孔スクリ−ンプレ−トを用いた1次,2
次,3次の粗選スクリ−ン、gは1次粗選スクリ−ンの
リジェクトを離解する高速離解機、e,f,mはそれぞ
れのタンクを示している。精選ステ−ジBにおいて、
h,i,k,lはそれぞれスリットスクリ−ンを用いた
1次,2次,3次,4次の精選スクリ−ン、jは2次精
選スクリ−ンのリジェクトを離解する高速離解機、n,
o,pはそれぞれのタンクを示している。図9におい
て、実線はパルプラインを示し、点線は未離解古紙を多
く含むリジェクトラインを示している。
【0010】図9では、粗選ステ−ジAに丸孔スクリ−
ンプレ−トを用いた一般的なスクリ−ンを用い、1次ス
クリ−ンbのリジェクトを高速離解機gによって処理す
ることでリジェクトに集積した未離解古紙を離解してい
る。また、精選ステ−ジBには、スリットスクリ−ンを
用いた4次カスケ−ドシステムを採用し、2次スクリ−
ンのリジェクトを高速離解機jで処理している。
【0011】図9において、スクリ−ン等を含む装置が
9台、アジテ−タ付タンクが7台、ポンプが7台必要で
ある。また、自動運転させるためには、各スクリ−ンに
圧力コントロ−ル、各タンクにレベルコントロ−ル等の
計装設備が必要になる。
【0012】また、異物および未離解古紙を離解する代
わりにリファイナを用いて磨砕することも考えられる
が、磨砕の場合には未離解古紙のみならずプラスチック
等の異物を全て砕くことになり、プラスチックや木片等
の異物は細かく砕かないで通過させる離解とはその目的
が全く異なっており、アクセプトの精選度も劣る。ま
た、磨砕部における原料パルプスラリ−濃度は15〜2
5%と高いが、離解部における原料パルプスラリ−濃度
は、その目的の違いから1〜4%に希釈する必要があ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、カ
スケ−ドするスクリ−ンの数を多くするほど精選度と収
率を向上させることができる反面、設備規模が大きくな
りコストも高くなってしまうという欠点が生じる。
【0014】係る問題を解決するために、スクリ−ン部
と離解部またはスクリ−ン部と磨砕部を結合した装置が
種々提案されている。例えば、特開昭62−90391
「リジェクト減少装置を備えた選別装置」がある。この
発明の装置は、6〜15%濃度の植物繊維パルプを処理
するためのものであり、円筒状のスクリ−ンプレ−トを
備えたスクリ−ンに隣接して磨砕区域を設け、スクリ−
ンのリジェクトを磨砕してパルプ化することによりリジ
ェクトを減少させるものである。しかし、この装置を古
紙パルプに使用すると次のような問題がある。 (1)古紙パルプには植物繊維パルプとは異なり、未離
解古紙の他プラスチック,金属などの異物が混ざってお
り、これらが磨砕されてアクセプト中に混入すると製品
品質に悪影響がある。 (2)磨砕に適当な濃度は15〜25%であるが、特に
古紙パルプの場合、スクリ−ンのリジェクトをこの濃度
まで濃縮すると、スクリ−ンが目詰りを起こしやすくな
り、目孔の大きさをかなり大きくしなければならないた
め異物除去率が悪くなる。 (3)磨砕後のパルプ中には異物が残っているが、これ
を除去するために別のスクリ−ンが必要である。一方、
発明者らは種々実験の結果、古紙パルプをスクリ−ニン
グする際に、スクリ−ン部後半部ではスクリ−ンを通過
しないリジェクトが集積して濃度が上昇することが分離
効果を減少させることから、これをスクリ−ン内で希釈
すれば分離効果が上昇するという知見を得た。
【0015】本発明は、係る問題および知見に鑑み、一
台のスクリ−ンにスクリ−ン部と離解部とを持たせ、さ
らに、離解されたリジェクトを希釈して再分離すること
により、異物の除去効率および収率のアップと省スペ−
ス,低コスト,簡便なシステムコントロ−ルとを両立さ
せることを可能にする古紙パルプの選別方法および装置
を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本願の第一発明は、一端に原料入口と中間部に
アクセプト原料出口と他端にリジェクト出口とを有する
円筒状のケ−シングと、該ケ−シング内面との間で空間
を形成するように同心状に固定される円筒状のスクリ−
ンプレ−トと、該スクリ−ンプレ−トの上記リジェクト
出口側に隣接して同心状に設けられる環状の離解用ステ
−タと、上記ケ−シングの中心線を回転中心として回転
駆動されるロ−タとを備えてなり、該ケ−シング内は上
記原料入口と上記スクリ−ンプレ−ト内側の空間とにそ
れぞれ連通する入口室と該スクリ−ンプレ−ト外側に配
設され上記アクセプト原料出口に連通するアクセプト室
と上記リジェクト出口に連通するリジェクト室とが区画
形成されており、上記ロ−タは上記スクリ−ンプレ−ト
に対峙して設けられ、スクリ−ンの目詰りを防ぐスクレ
−パブレ−ドと上記離解用ステ−タに対峙して設けられ
る離解用ロ−タとを有するとともに、上記リジェクト室
側に開口を有する希釈室が設けられており、該希釈室の
周壁には上記スクリ−ンプレ−トの軸線方向中間部に向
かって希釈水を流出させるべく円周方向に所要の間隔で
希釈口が穿設されており、上記離解用ステ−タおよび上
記離解用ロ−タは対峙する面がともに上記リジェクト室
に向って拡径して形成されており、上記ケ−シングには
上記ロ−タの上記希釈室に臨んで希釈水ノズルが設けら
れていることを特徴とするものである。
【0017】また、本願の第二発明は、一端に原料入口
と中間部に複数のアクセプト原料出口と他端にリジェク
ト出口とを有する円筒状のケ−シングと、該ケ−シング
との間で空間を形成するように同心状に固定される円筒
状の前部スクリ−ンプレ−トおよび後部スクリ−ンプレ
−トと、該前部スクリ−ンプレ−トと該後部スクリ−ン
プレ−トとの間に同心状に設けられる環状の離解用ステ
−タと、上記ケ−シングの中心線を回転中心として回転
駆動されるロ−タとを備えてなり、該ケ−シング内は上
記原料入口と上記前部スクリ−ンプレ−ト内側の空間と
にそれぞれ連通する入口室と、上記前部スクリ−ンプレ
−トおよび上記後部スクリ−ンプレ−ト外側に配設され
上記アクセプト原料出口に連通するアクセプト室と、上
記リジェクト出口に連通するリジェクト室とが区画形成
されており、上記ロ−タは上記前部スクリ−ンプレ−ト
および上記後部スクリ−ンプレ−トに対峙して設けら
れ、スクリ−ンの目詰りを防ぐスクレ−パブレ−ドと、
上記離解用ステ−タに対峙して設けられる離解用ロ−タ
とを有するとともに上記リジェクト室側に開口を有する
希釈室が設けられており、該希釈室の周壁には上記スク
リ−ンプレ−トに向かって希釈水を流出させるべく円周
方向に所要の間隔で希釈口が穿設されており、上記ケ−
シングには上記ロ−タの上記希釈室に希釈水を送る希釈
水ノズルが設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0018】
【作用】本願の第一発明では、未離解古紙を含む古紙原
料パルプスラリ−をスクリ−ンに導入して、スクリ−ン
プレ−トを通過する良質原料と該スクリ−ンプレ−トを
通過しないリジェクトに分離し、該良質原料はアクセプ
トとして次工程に流送され、該リジェクトは上記スクリ
−ンプレ−トに隣接して設けられた離解用ステ−タおよ
び離解用ロ−タからなる離解機の間隙を通過して上記リ
ジェクト中に含まれる未離解古紙が離解するとともに昇
圧されてリジェクト室に排出され、さらに希釈水により
希釈されてロ−タに設けられた希釈室を通って上記スク
リ−ンに再循環させるとともに上記リジェクトの一部は
系外に排出される。
【0019】また、本願の第二発明では、未離解古紙を
含む古紙原料パルプスラリ−を前部スクリ−ンに導入し
て、前部スクリ−ンプレ−トを通過する良質原料と該前
部スクリ−ンプレ−トを通過しないリジェクトに分離
し、該良質原料はアクセプトとして次工程に流送され、
該リジェクトは上記前部スクリ−ンプレ−トに隣接して
設けられた離解用ステ−タおよび離解用ロ−タからなる
離解機の間隙を通過して上記リジェクト中に含まれる未
離解古紙が離解され、離解処理されたスラリ−を上記離
解機に隣接して設けられた後部スクリ−ンに送り、さら
に後部スクリ−ンプレ−トを通過する良質原料と該後部
スクリ−ンプレ−トを通過しないリジェクトに分離し、
該良質原料はアクセプトとして次工程に流送され、該リ
ジェクトはリジェクト出口より系外に排出され、上記前
部スクリ−ンと上記後部スクリ−ンにはロ−タを介して
希釈水が供給されている。
【0020】
【実施例】以下、本願の第一発明にかかる古紙パルプの
選別装置の実施例について図面を参照しつつ説明する。
【0021】図1は本装置の正面断面図である。本図に
おいて、矢印は原料および希釈水の流れを示している。
1はケ−シングで略円筒形状をしており、下端に原料入
口3、胴部中間部にアクセプト原料出口4,5、上端に
リジェクト出口7を有している。
【0022】ケ−シング1内には、ケ−シング1内面と
の間で1次および2次アクセプト室14,15を形成す
るように同心状に円筒状の1次および2次スクリ−ンプ
レ−ト18,19が固定されており、上記2次スクリ−
ンプレ−ト19の上方に隣接して環状の離解用ステ−タ
23が同心状に設けられている。さらに、ケ−シング1
の中心線を回転中心とし、図示しない駆動装置により回
転駆動されるロ−タ24が設けられている。
【0023】ケ−シング1内部の下端には、原料入口3
およびスクリ−ンプレ−ト18,19内側の空間に連通
して入口室13が形成されている。また、スクリ−ンプ
レ−ト18,19外側には、ケ−シング1胴部内面との
間にアクセプト室14,15が形成されており、環状の
隔壁28,29により1次アクセプト室14が、環状の
隔壁28,30により2次アクセプト室15が区画され
ている。さらに、ケ−シング1内部の上端には、リジェ
クト出口7に連通するリジェクト室17が区画形成され
ている。
【0024】ロ−タ2の外周には、スクリ−ンプレ−ト
18,19に対峙してスクレ−パブレ−ド21が設けら
れている。スクレ−パブレ−ド21は、図3に示すよう
に略円弧状の形状をしており、スクリ−ンの大きさによ
り2〜8枚設けられる。スクレ−パブレ−ド21とスク
リ−ンプレ−ト18,19内面との間隙は0.5〜10
mmであり、スクリ−ンプレ−ト18,19内側で10〜
25m/s の高速回転する際に、回転方向後側に発生する
負圧によりスクリ−ンプレ−ト18,19内面に集積す
るパルプのマットを破壊して、スクリ−ンプレ−ト1
8,19の目詰りを防止する。また、スクレ−パブレ−
ド21とスクリ−ンプレ−ト18,19とで1次および
2次スクリ−ン部9,10を構成している。
【0025】ロ−タ2の上端には、スクレ−パブレ−ド
21に隣接して離解用ロ−タ24が設けられており、離
解用ロ−タ24とケ−シング1に固定された離解用ステ
−タ23とで離解部11が形成される。離解部11は、
例えば図4(イ),(ロ)および特公昭57−6047
5に示されるようなものがある。図4に示すように離解
用ステ−タ23および離解用ロ−タ24の截頭円錐状の
作用面がわずかの間隙を介して対峙し、作用面には円周
方向に多数のポケットが母線方向に2段に形成されてお
り、小径側が入口、大径側が出口となっている。古紙原
料パルプスラリ−が作用面およびポケットを通過する際
には、撹拌乱流により流体剪断作用を受けて未離解古紙
の離解が行なわれ、プラスチック等は細分化されずに通
過する。さらに、離解部11は出口が入口より大径にな
っているので昇圧機能を有している。
【0026】ロ−タ2の上部には、上方が開放された円
筒状の希釈室27が設けられ、リジェクト室17と連通
している。また、希釈室27の周壁33には、希釈口2
5が2次スクリ−ンプレ−ト19の下部に向かって穿設
されている。また、希釈口25はスクリ−ンの大きさに
よって2〜8個設けられる。
【0027】ケ−シング1の天井部には希釈水ノズル8
が設けられており、希釈水ノズル8の下端はロ−タ2の
希釈室27に臨んで開口している。
【0028】離解部11の形状は図4に示されるものに
限らず、図5のように、離解用ステ−タ23′の内周面
およびこれとわずかな間隙を保って回転する離解用ロ−
タ24′の外周面には、それぞれ原料流れ方向に従って
径が増大する階段状になっており、各段には平歯車状の
歯形が刻まれているものでもよい。また、アクセプト室
は、環状の隔壁28をなくして一室としてもよく、その
場合アクセプト原料出口は一個となる。
【0029】次に、本願の第二発明にかかる古紙パルプ
の選別装置について図面を参照しつつ説明する。
【0030】図2は本装置の正面断面図である。図2に
示す装置は図1に示す装置の変形例であり、共通する部
分については同一の符号を付して説明を省略し、付加さ
れる部分について説明する。ただし、図1における1次
および2次スクリ−ン部9,10をまとめて前部スクリ
−ン部35、1次および2次スクリ−ンプレ−ト18,
19をまとめて前部スクリ−ンプレ−ト36とする。
【0031】ケ−シング1内で、離解用ステ−タ23の
上方に隣接して後部スクリ−ンプレ−ト20がケ−シン
グ1と同心状に設けられていて、ケ−シング1胴部内面
との間で後部アクセプト室16が形成されており、環状
の隔壁31,32により区画されている。後部アクセプ
ト室16には、後部アクセプト原料出口6が設けられて
いる。
【0032】ロ−タ2の外周には、後部スクレ−パブレ
−ド22が離解用ロ−タ24の上方に隣接して設けら
れ、後部スクリ−ンプレ−ト20と後部スクレ−パブレ
−ド22により後部スクリ−ン部12が形成されてい
る。
【0033】ロ−タ2に設けられた希釈室27の周壁3
3には、前部スクリ−ン部35中の2次スクリ−ン部1
9の下部に向かって穿設された希釈口25の他に、後部
スクリ−ンプレ−ト20に向かって希釈口26が穿設さ
れている。
【0034】ロ−タ2の希釈室27の上部は希釈水ノズ
ル8の下端を囲むように蓋34が設けられている。な
お、蓋34は場合によってはなくてもよい。
【0035】この実施例の場合には、離解部11は昇圧
の必要がないので、図4や図5に示すように上方に拡径
されたものでなく、図6に示すように、櫛歯状の内向き
の歯を有する離解用ステ−タ23″と櫛歯状の外向きの
歯を有する離解用ロ−タ24″の歯どうしを上下に重な
り合うように配置したものであってもよい。
【0036】次に、本願の第一発明にかかる古紙パルプ
の選別装置について、図1を参照しつつその作用を説明
する。
【0037】原料入口3から供給される未離解古紙を含
む古紙原料パルプスラリ−は、入口室13に導かれ、そ
こから1次スクリ−ンプレ−ト18の内側に形成される
1次スクリ−ン部9に送り込まれる。1次スクリ−ンプ
レ−ト18を通過した良質原料は1次アクセプト室14
に流入し、1次アクセプト原料出口4から次工程に流出
する。1次スクリ−ン部9で1次スクリ−ンプレ−ト1
8を通過しなかった古紙原料パルプスラリ−は、2次ス
クリ−ン部10に送り込まれ、ロ−タ2に設けられた希
釈口25から供給される希釈水により希釈されるととも
にスクリ−ニング作用を受け、良質原料は2次スクリ−
ンプレ−ト19を通過して2次アクセプト室に流入し、
2次アクセプト原料出口5より次工程に流出する。
【0038】2次スクリ−ン部10で2次スクリ−ンプ
レ−ト19を通過しなかったリジェクトには、プラスチ
ック等の除去すべき異物と未離解古紙が集積している
が、このリジェクトは、さらに離解部11に送り込ま
れ、未離解古紙は撹拌乱流の作用により離解(解繊)が
行なわれるとともに、離解部11のポンプ作用により昇
圧される。この際、プラスチック等の異物は、あまり細
かく砕かれることなく離解部11を通過する。離解部1
1を通過したリジェクトは、古紙原料パルプスラリ−と
なってリジェクト室17に流入するが、この中には新た
に解繊され回収可能な繊維が含まれており、リジェクト
室17内で希釈水ノズル8から流入した希釈水と混合
し、希釈された古紙原料パルプスラリ−は、ロ−タ2に
設けられた希釈室27を通り、希釈口25から2次スク
リ−ン部10に循環し、離解部11で新たに解繊された
繊維が回収される。リジェクト室17内の古紙原料パル
プスラリ−中にはプラスチック等の異物が集積されてい
るので、一部は外部に流出し廃棄される。
【0039】次に、本願の第二発明にかかる古紙パルプ
の選別装置について図2を参照しつつその作用を説明す
る。
【0040】なお、本装置は図1の装置に後部スクリ−
ン部12を付加したものなので、付加部分について説明
し、共通の部分については説明を省略する。
【0041】離解部11を通過したリジェクトは、古紙
原料パルプスラリ−となり、その中には新たに解繊され
回収利用可能な繊維が含まれているため、後部スクリ−
ン部12に送り込まれ、ロ−タ2に設けられた希釈口2
6から供給される希釈水により希釈されてスクリ−ニン
グ作用を受け、後部スクリ−ンプレ−ト20を通過した
良質原料は後部アクセプト室16に流入し、後部アクセ
プト原料出口6より流出し次工程に送られる。
【0042】図2に示す装置では、離解部11で解繊さ
れた良質原料は後部スクリ−ン部12で回収されるので
後部スクリ−ン部12のリジェクトは、必ずしもスクリ
−ン部に循環する必要はないので、蓋34により希釈水
とスクリ−ンリジェクトは分離されている。なお、さら
に循環するように蓋34はなくてもよい。
【0043】次に、本発明(第一発明または第二発明)
の古紙パルプの選別装置をスクリ−ンステ−ジに応用し
た場合について説明する。
【0044】図7は粗選ステ−ジAおよび精選ステ−ジ
Bに本発明の古紙パルプの選別装置を用いたフロ−シ−
トを示している。図7において、37,37′はともに
本発明の古紙パルプの選別装置で、37は粗選ステ−ジ
用なので丸孔スクリ−ンプレ−トを、37′は精選ステ
−ジ用なのでスリットスクリ−ンプレ−トを使用する。
【0045】図7において、40,41,43,44は
タンク、42,45はリジェクト処理用スクリ−ンであ
り、これらは従来のスクリ−ンである。
【0046】図7を図9と比較すると、機器およびタン
クの個数が大幅に減っていることがわかる。図8は、本
発明のスクリ−ンを従来型スクリ−ンのリジェクト処理
用に使用した例を示し、50は従来型のスクリ−ンであ
る。
【0047】次に、第一発明(図1)の古紙パルプの選
別装置を実際の古紙原料パルプスラリ−の選別に使用し
た実験デ−タを表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】この実験では、原料濃度1.8%の段ボ−
ル古紙原料を使用して、従来型スクリ−ンと本発明の古
紙パルプの選別装置(図1に相当)の性能の比較を行な
ったものである。なお、スクリ−ンは0.25mm巾のス
リットスクリ−ンを使用している。
【0050】表1において、処理量(T/D)は原料の
乾燥重量、リジェクト率(%)は入口原料乾燥総重量に
対するリジェクト原料乾燥総重量の割合、未離解含有率
(%)は単位乾燥重量当りの未離解分の乾燥重量、未離
解含有量(T/D)は処理原料中の未離解分の乾燥総重
量、未離解減少率(%)は本装置通過後の未離解分の乾
燥総重量減少率をそれぞれ示している。なお、従来型ス
クリ−ンで未離解分が多少減少しているが、これはスク
リ−ン内で多少の解繊が起こっていることを示してい
る。
【0051】テスト結果よりわかるように、リジェクト
率は従来型スクリ−ンに比べて1/5になっているにも
かかわらず、アクセプト中の未離解分はほぼ同程度とな
っていることがわかる。
【0052】本発明の古紙パルプの選別装置は、離解部
11を内部に有してスクリ−ンリジェクトの解繊を行な
っているのに加えて、2次スクリ−ン部10において希
釈水を供給し、スクリ−ニングを適正な濃度で行なって
おり、さらにリジェクトは再循環しているので、1次お
よび2次スクリ−ン部9,10ではリジェクトを20%
以上にとってもリジェクト出口7から外部に流出するリ
ジェクト量を絞ることができ、目詰りを起こさない良好
なスクリ−ン効果とト−タルレジェクト量の減少という
矛盾した要求を同時に解決している。
【0053】なお、本発明の古紙パルプの選別方法およ
び装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論のことである
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の古紙パル
プの選別装置によれば以下の効果がある。 (1)選別機能と離解機能を1台の装置で兼用している
ので、スクリ−ンステ−ジの簡略化が可能になり、設備
費および動力費が大幅に節約できる。 (2)スクリ−ニングの途中で希釈を行なっているの
で、スクリ−ン後半部分の選別効果が上昇し全体的に収
率が向上する。 (3)離解部で解繊された良質原料を回収する機能を持
っているので、リジェクト率を大幅に減少することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一発明における古紙パルプ選別装置の正面断
面図である。
【図2】第二発明における古紙パルプ選別装置の正面断
面図である。
【図3】図1におけるIII −III 矢視断面図である。
【図4】(イ)は第一発明における離解部の平面図であ
る。(ロ)は(イ)の断面図である。
【図5】(イ)は離解部の他の実施例の平面図である。
(ロ)は(イ)の断面図である。
【図6】(イ)は第二発明における離解部の平面図であ
る。(ロ)は(イ)の断面図である。
【図7】本発明を利用したスクリ−ニング工程のフロ−
シ−トである。
【図8】本発明をリジェクト処理用に利用したスクリ−
ニング工程のフロ−シ−トである。
【図9】従来のスクリ−ニング工程のフロ−シ−トであ
る。
【図10】従来型スクリ−ンにおけるリジェクト率と異
物除去率の関係を表したグラフである。
【符号の説明】
1 ケ−シング 2 ロ−タ 3 原料入口 4 1次アクセプト原料出口 5 2次アクセプト原料出口 6 後部アクセプト原料出口 7 リジェクト出口 8 希釈水ノズル 9 1次スクリ−ン部 10 2次スクリ−ン部 11 離解部 12 後部スクリ−ン部 13 入口室 14 1次アクセプト室 15 2次アクセプト室 16 後部アクセプト室 17 リジェクト室 18 1次スクリ−ンプレ−ト 19 2次スクリ−ンプレ−ト 20 後部スクリ−ンプレ−ト 21 スクレ−パブレ−ド 22 後部スクレ−パブレ−ド 23 離解用ステ−タ 24 離解用ロ−タ 25 希釈口 26 後部スクリ−ン部用希釈口 27 希釈室 33 希釈室の周壁 34 希釈室の蓋 35 前部スクリ−ン部 36 前部スクリ−ンプレ−ト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21D 5/02 A 7199−3B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に原料入口と中間部にアクセプト原
    料出口と他端にリジェクト出口とを有する略円筒状のケ
    −シングと、該ケ−シング内面との間で空間を形成する
    ように同心状に固定される円筒状のスクリ−ンプレ−ト
    と、該スクリ−ンプレ−トの上記リジェクト出口側に隣
    接して同心状に設けられる環状の離解用ステ−タと、上
    記ケ−シングの中心線を回転中心として回転駆動される
    ロ−タとを備えてなり、該ケ−シング内は上記原料入口
    と上記スクリ−ンプレ−ト内側の空間とにそれぞれ連通
    する入口室と該スクリ−ンプレ−ト外側に配設され上記
    アクセプト原料出口に連通するアクセプト室と上記リジ
    ェクト出口に連通するリジェクト室とが区画形成されて
    おり、上記ロ−タは上記スクリ−ンプレ−トに対峙して
    設けられスクリ−ンの目詰りを防ぐスクレ−パブレ−ド
    と、上記離解用ステ−タに対峙して設けられる離解用ロ
    −タとを有するとともに上記リジェクト室側に開口を有
    する希釈室が設けられており、該希釈室の周壁には上記
    スクリ−ンプレ−トの軸線方向中間部に向かって希釈水
    を流出させるべく円周方向に所要の間隔で希釈口が穿設
    されており、上記離解用ステ−タおよび上記離解用ロ−
    タは対峙する面がともに上記リジェクト室に向って拡径
    して形成されており、上記ケ−シングには上記ロ−タの
    上記希釈室に臨んで希釈水ノズルが設けられていること
    を特徴とする古紙パルプの選別装置。
  2. 【請求項2】 上記アクセプト室は、上記入口室側と上
    記リジェクト室側の2室に仕切られている請求項1に記
    載の古紙パルプの選別装置。
  3. 【請求項3】 一端に原料入口と中間部に複数のアクセ
    プト原料出口と他端にリジェクト出口とを有する円筒状
    のケ−シングと、該ケ−シング内面との間で空間を形成
    するように同心状に固定される円筒状の前部スクリ−ン
    プレ−トおよび後部スクリ−ンプレ−トと、該前部スク
    リ−ンプレ−トと該後部スクリ−ンプレ−トとの間に同
    心状に設けられる環状の離解用ステ−タと、上記ケ−シ
    ングの中心線を回転中心として回転駆動されるロ−タと
    を備えてなり、該ケ−シング内は上記原料入口と上記前
    部スクリ−ンプレ−ト内側の空間とにそれぞれ連通する
    入口室と、上記前部スクリ−ンプレ−トおよび上記後部
    スクリ−ンプレ−ト外側に配設され上記アクセプト原料
    出口に連通するアクセプト室と、上記リジェクト出口に
    連通するリジェクト室とが区画形成されており、上記ロ
    −タは上記前部スクリ−ンプレ−トおよび上記後部スク
    リ−ンプレ−トに対峙して設けられ、スクリ−ンの目詰
    りを防ぐスクレ−パブレ−ドと、上記離解用ステ−タに
    対峙して設けられる離解用ロ−タとを有するとともに上
    記リジェクト室側に開口を有する希釈室が設けられてお
    り、該希釈室の周壁には上記スクリ−ンプレ−トに向か
    って希釈水を流出させるべく円周方向に所要の間隔で希
    釈口が穿設されており、上記ケ−シングには上記ロ−タ
    の上記希釈室に希釈水を送る希釈水ノズルが設けられて
    いることを特徴とする古紙パルプの選別装置。
  4. 【請求項4】 未離解古紙を含む古紙原料パルプスラリ
    −をスクリ−ン部に導入して、スクリ−ンプレ−トを通
    過する良質原料と該スクリ−ンプレ−トを通過しないリ
    ジェクトに分離し、該良質原料はアクセプトとして次工
    程に流送され、該リジェクトは上記スクリ−ンプレ−ト
    に隣接して設けられた離解用ステ−タおよび離解用ロ−
    タからなる離解部の間隙を通過して上記リジェクト中に
    含まれる未離解古紙が離解するとともに昇圧されてリジ
    ェクト室に排出され、さらに希釈水により希釈されてロ
    −タに設けられた希釈室を通って上記スクリ−ン部に再
    循環されるとともに上記リジェクトの一部は系外に排出
    されることを特徴とする古紙パルプの選別方法。
  5. 【請求項5】 未離解古紙を含む古紙原料パルプスラリ
    −を前部スクリ−ン部に導入して、前部スクリ−ンプレ
    −トを通過する良質原料と該前部スクリ−ンプレ−トを
    通過しないリジェクトに分離し、該良質原料はアクセプ
    トとして次工程に流送され、該リジェクトは上記前部ス
    クリ−ンプレ−トに隣接して設けられた離解用ステ−タ
    および離解用ロ−タからなる離解部の間隙を通過して上
    記リジェクト中に含まれる未離解古紙が離解され、離解
    処理されたスラリ−を上記離解部に隣接して設けられた
    後部スクリ−ン部に送り、さらに後部スクリ−ンプレ−
    トを通過する良質原料と該後部スクリ−ンプレ−トを通
    過しないリジェクトに分離し、該良質原料はアクセプト
    として次工程に流送され、該リジェクトはリジェクト出
    口より系外に排出され、上記前部スクリ−ン部と上記後
    部スクリ−ン部にはロ−タを介して希釈水が供給されて
    いることを特徴とする古紙パルプの選別方法。
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