JPH1053986A - リサイクル繊維材料を離解及びスクリーニングする方法及び装置 - Google Patents

リサイクル繊維材料を離解及びスクリーニングする方法及び装置

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JPH1053986A
JPH1053986A JP15528997A JP15528997A JPH1053986A JP H1053986 A JPH1053986 A JP H1053986A JP 15528997 A JP15528997 A JP 15528997A JP 15528997 A JP15528997 A JP 15528997A JP H1053986 A JPH1053986 A JP H1053986A
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pulper
consistency pulper
screen
fiber mass
water
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JP15528997A
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Jouko Hautala
ジョウコ・ハウタラ
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Valmet Oy
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
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    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易且つ効果的に、リサイクル繊維マスを離解
及びスクリーニングするとともに不純物を連続的に分離
する、方法及び装置を提供すること。 【解決手段】リサイクル繊維材料を離解及びスクリーニ
ングする方法において、繊維マスを、高コンシステンシ
ーで運転する竪型パルパーである一次パルパーで離解
し、この一次パルパーから、繊維マスを、移送導管
(4)に沿って、低コンシステンシーで運転する同様に
竪型パルパーである二次パルパーに供給する。この方法
に使用する装置は、高コンシステンシーで運転する竪型
パルパーである一次パルパーと、低コンシステンシーで
運転する竪型パルパーである二次パルパーとを含んでな
る。一次パルパーと二次パルパーとの間には、移送導管
(4)が設けられており、それに沿って、繊維マスが、
もっぱらパルパーの流体レベル差によって生じる圧力差
の作用によって、一次パルパーから二次パルパーに流れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクル繊維材
料を水により高コンシステンシー(consistency)で離解
(defibering)し、不純物をそこから除去し、得られた繊
維マスをスクリーニングする、リサイクル繊維材料を離
解及びスクリーニングするための方法に関する。さら
に、本発明は、リサイクル繊維材料を離解及びスクリー
ニングする装置であって、前記繊維材料を離解する手段
と得られた繊維マス懸濁液をスクリーニングするスクリ
ーンとを含んでなる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リサイクル繊維材料、即ち、古紙又はす
でに使用されたある種の他の類似の繊維材料は、現在で
は主に、離解と同時に不純物を除去するパルパーにこの
材料をバッチごとに供給することにより、離解し、精製
し、スクリーニングしている。このような設備は、例え
ば、DE2,757,580及びCH617,734か
ら公知である。これらの各々は、繊維マスを離解用竪型
パルパーに供給し、その後このマスをパルパーからごみ
の除去及び横型パルパーで実施する別個の処理等の続い
ての処理工程にポンプで供給する設備を開示している。
しかしながら、リサイクル材料は、異なる特性と挙動を
示し、したがって種々の方法で除去しなければならない
かなりの量の不純物を含んでなる。このような不純物に
は、例えば、重量のある不純物、金属片、種々の形状及
び大きさの石、並びに砂、並びにプラスチック系包装材
料及び種々の接着剤系物質等の軽量不純物などがある。
これらの全ては、同じ方法では除去できないだけでな
く、繊維束及びより硬質な繊維片と同時には分離できな
い。
【0003】リサイクルがますます一般的になり、リサ
イクルから得られる材料についての要件が増加するつれ
て、離解及び精製について要求も非常に多くなり、且つ
方法及び装置がますます高価になっている。断続的に運
転される公知の竪型パルパーは、運転時間の約半分が空
にする工程及び装填する工程でとられるので、所要の容
量の大きな容器を使用する必要がある。また、これは、
プロセス制御にも影響し、大きな装置を必要とする。さ
らに、繊維マスを一つの工程から別の工程に移動させる
のに、全ての場合において、繊維マスを移送でき、かな
りの量のエネルギーを消費し且つ保守・修理を要するポ
ンプを必要とする。通常、バッチ式で運転される竪型パ
ルパーも、低コンシステンシーパルパーである。従来の
連続高コンシステンシーパルパーは、運転中に装填され
る程度は総容積の約20〜30%にすぎず、もっぱら大
きくて且つ高価なドラムパルパーである。さらに、ドラ
ムパルパーは、処理の困難な古紙のようなものを離解す
ることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、でき
るだけ容易且つ効果的に、リサイクル繊維マスを離解及
びスクリーニングするとともに不純物を連続的に分離す
る方法及び装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、リサイクル繊維材料を2つの連続した竪型パルパー
であって、そのうちの最初のものが高コンシステンシー
パルパーであり、二番目のものが低コンシステンシーパ
ルパーであるパルパーで離解すること、被離解リサイク
ル繊維材料を水とともに前記高コンシステンシーパルパ
ーに供給してそこでまず離解すること、前記高コンシス
テンシーパルパーで形成された繊維マス懸濁液をそこか
ら移し、水で希釈し、スクリーニングすることなく低コ
ンシステンシーパルパーに通し、そこで前記リサイクル
繊維材料をさらに低コンシステンシーで離解すること、
及び前記繊維マス懸濁液を低コンシステンシーパルパー
で処理したあとでのみスクリーニングすること、を特徴
とする方法が提供される。本発明の別の態様によれば、
リサイクル繊維材料を離解する手段が、2つの竪型パル
パーであって、そのうちの最初のパルパーが前記リサイ
クル繊維材料と水が供給される高コンシステンシーパル
パーであり、二番目のパルパーが高コンシステンシーパ
ルパーで形成された前記繊維マス懸濁液を水で希釈して
供給してさらに離解処理する低コンシステンシーパルパ
ーであることを特徴とする、装置が提供される。
【0006】即ち、本発明の目的は、下記の発明によっ
て達成された。 1.リサイクル繊維材料を水を用いて高コンシステンシ
ーで離解し、不純物をそこから除去し、得られた繊維マ
スをスクリーニングする、リサイクル繊維材料を離解及
びスクリーニングする方法であって、前記リサイクル繊
維材料を2つの連続した竪型パルパーであって、そのう
ちの最初のものが高コンシステンシーパルパーであり、
二番目のものが低コンシステンシーパルパーであるパル
パーで離解すること、被離解リサイクル繊維材料を水と
ともに前記高コンシステンシーパルパーに供給してそこ
でまず離解すること、前記高コンシステンシーパルパー
で形成された繊維マス懸濁液をそこから移し、水で希釈
し、スクリーニングすることなく低コンシステンシーパ
ルパーに通し、そこで前記リサイクル繊維材料をさらに
低コンシステンシーで離解すること、及び前記繊維マス
懸濁液を低コンシステンシーパルパーで処理した後での
みスクリーニングすることを特徴とする方法。 2.前記繊維マス懸濁液を、前記高コンシステンシーパ
ルパー(2)から前記低コンシステンシーパルパー
(5)に、前記高コンシステンシーパルパー(2)の底
部から前記低コンシステンシーパルパー(5)に延びて
いる移送導管(4)を介して、前記高コンシステンシー
パルパー(2)と前記低コンシステンシーパルパー
(5)の流体レベルの差により生じる圧力の作用のみに
より供給することを特徴とする1に記載の方法。
【0007】3.前記パルパー(2,5)間に設けられ
ている移送導管(4)の前記高コンシステンシーパルパ
ー(2)側の端部の繊維マス懸濁液に希釈水を供給する
ことにより、前記高コンシステンシーパルパー(2)か
ら前記低コンシステンシーパルパー(5)に流れる繊維
マスを希釈することを特徴とする2に記載の方法。 4.重い不純物を、前記高コンシステンシーパルパー
(2)から前記低コンシステンシーパルパー(5)に流
れる繊維マスから、前記移送導管(4)に配置したごみ
シュート(6)により分離することを特徴とする2又は
3に記載の方法。 5.前記繊維マス懸濁液を、前記低コンシステンシーパ
ルパー(5)に関連して設けたスクリーン(7)により
スクリーニングし、そこで、前記スクリーン(7)と前
記低コンシステンシーパルパー(5)との間に設けたス
クリーンプレート(7b)を通過した前記繊維マス懸濁
液を、スクリーン(7)に配置した円筒スクリーン面
(7c)によりさらにスクリーニングすることにより、
前記スクリーン面(7c)を通過した前記繊維マス懸濁
液をさらなる処理に附するために供給し、一方、前記ス
クリーン面を通過しなかった前記繊維マス懸濁液の部分
を前記高コンシステンシーパルパー(2)に戻すこと、
及び前記スクリーン(7)のスクリーンプレート(7
b)を通過ないリジェクトを別個のリジェクトパルパー
(12)に導いてさらに処理することを特徴とする前記
のいずれか1項に記載の方法。
【0008】6.リジェクトパルパーに設けられたスク
リーンプレート(12a)を通過した材料をさらなる処
理に附するために供給し、一方、このプレートを通過し
なかったリジェクトを、洗浄のために、別個の洗浄ドラ
ム(15)に供給することを特徴とする5に記載の方
法。 7.前記洗浄に使用した水、及び前記リジェクトから分
離し前記水と混合した繊維材料を回収し、その一部分を
前記高コンシステンシーパルパー(2)に供給すること
を特徴とする6に記載の方法。 8.前記回収水の一部分を、前記パルパー(2,5)間
に設けた移送導管(4)に、前記繊維マス懸濁液用希釈
水として供給することを特徴とする7に記載の方法。 9.さらなる処理のために供給された繊維マス懸濁液と
ともに排出された水と入れ代わる全ての追加の水は、前
記洗浄ドラムの洗浄水の形態で、前記離解工程に供給さ
れる7又は8に記載の方法。 10.前記繊維マスを、高コンシステンシーパルパーに
よりコンシステンシーが10〜18%であるように離解
すること、及び前記繊維マスを前記低コンシステンシー
パルパーにおけるコンシステンシーが2〜8%であるよ
うに希釈することを特徴とする前記のいずれか1項に記
載の方法。
【0009】11.リサイクル繊維材料を離解及びスク
リーニングするための装置であって、前記繊維材料を離
解する手段と得られた繊維マス懸濁液をスクリーニング
するスクリーンとを含んでなる装置において、前記リサ
イクル繊維材料を離解する手段が、2つの竪型パルパー
であって、そのうちの最初のパルパーが前記リサイクル
繊維材料と水が供給される高コンシステンシーパルパー
であり、二番目のパルパーが高コンシステンシーパルパ
ーで形成された前記繊維マス懸濁液を水で希釈して供給
してさらに離解処理する低コンシステンシーパルパーで
あることを特徴とする装置。 12.前記高コンシステンシーパルパー(2)及び前記
低コンシステンシーパルパー(5)が、前記パルパー
(2,5)が直接接続され、且つ前記繊維マス懸濁液が
前記高コンシステンシーパルパー(2)と前記低コンシ
ステンシーパルパー(5)の流体レベルの差により生じ
る圧力の作用により前記コンシステンシーパルパー
(2)から前記低コンシステンシーパルパー(5)に流
れるように前記高コンシステンシーパルパー(2)の下
部から前記低コンシステンシーパルパー(5)に延びて
いる移送導管(4)と相互接続されていることを特徴と
する11に記載の装置。 13.前記移送導管(4)が、前記繊維マス懸濁液が前
記高コンシステンシーパルパー(2)から前記低コンシ
ステンシーパルパー(5)に流れるときに前記繊維マス
懸濁液よりも重い不純物を前記繊維マス懸濁液から除去
するごみシュート(6)を含んでなることを特徴とする
11に記載の装置。
【0010】14.前記繊維マス懸濁液をスクリーニン
グする手段が、前記低コンシステンシーパルパー(5)
と関連して設けられたスクリーン(7)を含んでなり、
前記低コンシステンシーパルパー(5)と前記スクリー
ン(7)との間にスクリーンプレート(7a)が設けら
れており、前記スクリーンプレート(7a)を通って前
記繊維マス懸濁液がスクリーン(7)に流れてスクリー
ニングされることを特徴とする11〜13のいずれか1
項に記載の装置。 15.スクリーンプレート(7b)の他に、スクリーン
(7)が別個の円筒スクリーン面(7c)も含んでな
り、このスクリーン面を通過した材料はさらなる処理に
附するために供給されること、前記スクリーン(7)が
前記スクリーン面(7c)を通過しなかった材料を前記
高コンシステンシーパルパー(2)に戻す導管(10)
を含んでなること、及び前記スクリーン(7)が別個に
リジェクトパルパー(12)を含んでなること、並びに
前記リジェクトパルパー(12)が前記低コンシステン
シーパルパー(5)に接続され、前記スクリーン(7)
のスクリーンプレート(7b)を通過しない材料が前記
低コンシステンシーパルパー(5)から前記リジェクト
パルパー(12)に流れてそこでさらに処理されるよう
になっていることを特徴とする14に記載の装置。
【0011】16.前記リジェクトパルパー(12)が
スクリーンプレート(12a)を含んでなり、前記プレ
ートを通過した材料はさらなる処理のために供給される
こと、及び前記装置が洗浄ドラム(15)を含んでな
り、前記スクリーンプレート(12a)を通過しなかっ
た材料を前記洗浄ドラム(15)に供給して洗浄するこ
とを特徴とする15に記載の装置。 17.前記洗浄ドラム(15)で使用された水及び前記
水と混合した繊維材料を回収するため、及び前記水及び
繊維の一部分を前記高コンシステンシーパルパー(2)
に供給するための手段を含んでなることを特徴とする1
6に記載の装置。 18.前記洗浄工程から回収した水及び前記水と混合し
た前記繊維材料を前記高コンシステンシーパルパー
(2)と前記低コンシステンシーパルパー(5)との間
に位置させた前記移送導管に導いて前記移送導管中の前
記低コンシステンシーパルパー用繊維マス懸濁液を希釈
するようにした、導管(3’)を含んでなることを特徴
とする17に記載の装置。
【0012】本発明の基本的な着想は、水と一次又は高
コンシステンシーで離解されたマスからなる濃厚繊維マ
ス懸濁液を、一次パルパーの下部から二次又は低コンシ
ステンシーパルパーに、いわゆる連通管の原理を利用す
ることによりポンプを用いることなくパルパー間に設け
た移送管のみを介して移動させる(懸濁液を同時に水で
希釈する)ような、連続プロセスとして2つの連続した
竪型パルパーで処理することである。このことは、得ら
れた繊維材料のフローが、完全に流体レベル差から生じ
る圧力差及び高コンシステンシーパルパーに供給される
リサイクル繊維材料と水により生じる圧力差に基づいて
いることを意味している。さらに、本発明の基本的な着
想は、繊維マスを、低コンシステンシーパルパーで処理
した直後に、好ましくは関連してスクリーンを備えた低
コンシステンシーパルパーによりスクリーニングし、そ
れからスクリーニングによりリジェクトされた部分を高
コンシステンシーパルパーに戻し、この高コンシステン
シーパルパーに同時に循環水と、水と混合され且つイン
ク等の除去に必要とする薬品を入れることである。
【0013】本発明には、高コンシステンシーパルパー
として運転する竪型パルパーを第一パルパーとして使用
するとき、例えば、インクの除去が、通常のパルプ化よ
りも薬品及び蒸気の消費量が低い状態で達成できる利点
がある。また、本発明には、この方法における繊維マス
の前進フローを、水及び被離解材料の添加を調整するこ
とにより簡単に制御でき、その結果、離解を、繊維マス
懸濁液を低コンシステンシーパルパーから取り出すだけ
で、連続プロセスとして、効果的な竪型パルパーを用い
て実施できる利点がある。本発明のさらに別の利点は、
エネルギー消費が公知の設備よりもかなり低く、離解/
スクリーニングプロセスの最終工程にとどまっているリ
ジェクトと水を高コンシステンシーパルパーに戻すとき
には、新しい水の消費も従来の設備と比較して顕著に減
少できることである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、本発明の装置の
概略を示す添付図面を参照しながらより詳細に説明す
る。本装置は、処理に附する被離解材料1aを供給する
コンベヤー1を含んでなる。この装置は、さらに一次又
は高コンシステンシーパルパー2を含んでなり、このパ
ルパー2に、被離解材料を通常梱包の形態で供給する。
また、水を、導管3を介して高コンシステンシーパルパ
ー2に供給する。高コンシステンシーパルパー2のロー
ター2aは、乾燥固形分が約10〜18%であるときに
ローターがリサイクル繊維材料を効果的に離解するよう
な形状及び構成となっている。ローター2aは、概略を
示したモーター2bにより、自体公知の方法で回転され
る。高コンシステンシーパルパー2を、その低端から、
移送導管4を介して二次又は低コンシステンシーパルパ
ー5に接続する。高コンシステンシーパルパー2と低コ
ンシステンシーパルパー5の両方が、竪型パルパーであ
る。移送導管4は、いずれのポンプ等を含んでいない
が、繊維マスの高コンシステンシーパルパー2から低コ
ンシステンシーパルパー5へのフローは、連通管の原理
に基づくので、フローは、もっぱらパルパーに供給され
る被離解材料及び水と、低コンシステンシーパルパーか
ら取り出される繊維マス懸濁液とリジェクトから得られ
るパルパーの流体レベル差により生じる圧力によっての
み調整される。もし新たな材料及び水を供給しないなら
ば、パルパーの流体レベルは同一となる。
【0015】移送導管4は、別個に設けたごみシュート
6を含んでなり、そこに、繊維マス懸濁液とともに運ば
れた重量のある物質が落下し、所望ならば落下した物質
をそこから、例えば定期的又は連続的に取り出すことが
できる。このために、シュートは、例えば、自体公知の
方法で種々のハルブにより構成される排出機構を備えて
もよいし、例えば、別個の引上げ装置を用いてそれを引
き上げることによって除去してもよい。ごみシュートか
らこの物質を除去するのは、自体公知であり、したがっ
て、目新しいことはない。対応して、ごみシュート6の
上に、開放上端を有し且つ低コンシステンシーパルパー
5の流体レベルよりも少しだけ上に延びているパイプ6
aを備えている。例えば、繊維マスよりも軽い材料は、
このパイプの方に移動し、例えば適当な間隔でそこから
除去できる。
【0016】低コンシステンシーパルパー5では、繊維
マス懸濁液を、低コンシステンシー、典型的に約2〜8
%でさらに離解する。このパルパーは、FI82,49
3に記載されており、例えば、ダブルスクリーン7をそ
の下部に配置して備えている。スクリーン7と低コンシ
ステンシーパルパー5との間には、粗選を行う横型スク
リーンプレート7aがあり、ごみや大きな不純物が通過
できないようになっている。対応して、スクリーンプレ
ート7aを通過した繊維マス懸濁液は、別の円筒スクリ
ーン面7bを通過しなければならない。パルパー5のロ
ーター5a、及びスクリーン面を掃除するダブルスクリ
ーン7のブレード7cは、概略図示したモーター5bに
より同じシャフトで回転される。スクリーン面7bを通
過した繊維マス懸濁液は、スクリーン7から取り出さ
れ、排出導管8を介して、例えばマス容器9に入れら
れ、そこから導管9aを通って次の処理工程に附され
る。第二スクリーン面7bを通過しない繊維マス懸濁液
の部分は、導管10を介して、高コンシステンシーパル
パー2の下部に戻され、そのパルパーで再び離解され
る。水と薬品は、このパルパーに同時に戻すので、導管
3を介して水を添加する必要性が小さくなる。スクリー
ンプレート7aを通過しない材料、即ち、リジェクト
は、低コンシステンシーパルパー5の底部から始まり別
に設けられたリジェクトパルパー12(典型的には、横
型パルパー)に至るリジェクト導管11を介して取り出
される。この横型パルパーのローター12aは、概略図
示されているモーター12bにより対応して回転され
る。取り出されたリジェクトは、リジェクトパルパー1
2において、部分的に繊維材料に離解し、リジェクトパ
ルパー12に設けたスクリーンプレート12cを通過
し、導管13を通ってマス容器9に導かれる。対応し
て、スクリーンプレート12cを通過しないリジェクト
の部分を、導管14を介して、リジェクトドラム15に
導き、そこでリジェクトをスプレーパイプ15aから供
給された水で洗浄して、リジェクトとともに供給された
繊維が水で除去されて集合容器15bに入るようにす
る。得られた繊維を少ししか含んでいない水は、例えば
集合ベイスン16に集め、そこから、導管3に沿って高
コンシステンシーパルパー2に供給する。必要に応じ
て、同じ繊維含有水を、導管3’及び3”に沿って、移
送導管4、スクリーン7、リジェクト11及び導管14
に供給して、そこを流れる繊維マスを希釈してもよい。
このように、できるだけ多くの量の水をプロセス内に循
環することができ、実際に追加する水については、取り
出したマスとともにプロセスから排出された水に相当す
る量だけが必要とされる。
【0017】上記及び図面に記載した発明は、例として
のみ述べたものであり、いずれの点においてもそれらに
は制限されない。リジェクトパルパー12は、リジェク
トを処理できるいずれかの適当なパルパーでよい。ま
た、洗浄ドラムも、この目的に適当ないずれの型のドラ
ムであってもよい。必須の因子は、一次パルパーと二次
パルパーが竪型パルパーであることと、パルパーの間に
ポンプ等のない移送導管が設けられており、一次パルパ
ーから二次パルパーへの繊維マスの移送が、もっぱら一
次パルパーに供給される繊維マスと水によって生じる圧
力差の作用により生じることである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、高コンシステンシーパルパーとして運転する
竪型パルパーを第一パルパーとして使用するとき、例え
ば、インクの除去が、通常のパルプ化よりも、少ない薬
品及び蒸気の消費量で達成することができる。また、本
発明によれば、繊維マスの前進フローを、水及び被離解
材料の添加を調整することにより簡単に制御でき、その
結果、離解を、繊維マス懸濁液を低コンシステンシーパ
ルパーから取り出すだけで、連続プロセスとして、効果
的な竪型パルパーを用いて実施できる利点がある。さら
に、本発明にれば、エネルギー消費が公知の設備よりも
かなり低く、離解/スクリーニングプロセスの最終工程
にとどまっているリジェクトと水を高コンシステンシー
パルパーに戻すときには、新しい水の消費も従来の設備
と比較して顕著に減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の概略である。
【符号の説明】
1:コンベヤー 1a:被離解材料 2:高コンシステンシーパルパー 2a:ローター 2b:モーター 3:導管 3’:導管 3”:導管 4:導管 5:低コンシステンシーパルパー 5a:ローター 5b:モーター 6:ごみシュート 6a:パイプ 7:ダブルスクリーン 7a:横型スクリーンプレート 7b:スクリーン面 7c:ブレード 8:排出導管 9:マス容器 9a:導管 10:導管 11:リジェクト導管 12:リジェクトパルパー 12a:ローター 12b:モーター 12c:スクリーンプレート 13:導管 14:導管 15:リジェクトドラム 15a:スプレーパイプ 15b:集合容器 16:集合ベイスン

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リサイクル繊維材料を水を用いて高コンシ
    ステンシーで離解し、不純物をそこから除去し、得られ
    た繊維マスをスクリーニングする、リサイクル繊維材料
    を離解及びスクリーニングする方法であって、前記リサ
    イクル繊維材料を2つの連続した竪型パルパーであっ
    て、そのうちの最初のものが高コンシステンシーパルパ
    ーであり、二番目のものが低コンシステンシーパルパー
    であるパルパーで離解すること、被離解リサイクル繊維
    材料を水とともに前記高コンシステンシーパルパーに供
    給してそこでまず離解すること、前記高コンシステンシ
    ーパルパーで形成された繊維マス懸濁液をそこから移
    し、水で希釈し、スクリーニングすることなく低コンシ
    ステンシーパルパーに通し、そこで前記リサイクル繊維
    材料をさらに低コンシステンシーで離解すること、及び
    前記繊維マス懸濁液を低コンシステンシーパルパーで処
    理した後でのみスクリーニングすることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】前記繊維マス懸濁液を、前記高コンシステ
    ンシーパルパー(2)から前記低コンシステンシーパル
    パー(5)に、前記高コンシステンシーパルパー(2)
    の底部から前記低コンシステンシーパルパー(5)に延
    びている移送導管(4)を介して、前記高コンシステン
    シーパルパー(2)と前記低コンシステンシーパルパー
    (5)の流体レベルの差により生じる圧力の作用のみに
    より供給することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記パルパー(2,5)間に設けられてい
    る移送導管(4)の前記高コンシステンシーパルパー
    (2)側の端部の繊維マス懸濁液に希釈水を供給するこ
    とにより、前記高コンシステンシーパルパー(2)から
    前記低コンシステンシーパルパー(5)に流れる繊維マ
    スを希釈することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】重い不純物を、前記高コンシステンシーパ
    ルパー(2)から前記低コンシステンシーパルパー
    (5)に流れる繊維マスから、前記移送導管(4)に配
    置したごみシュート(6)により分離することを特徴と
    する請求項2又は3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記繊維マス懸濁液を、前記低コンシステ
    ンシーパルパー(5)に関連して設けたスクリーン
    (7)によりスクリーニングし、そこで、前記スクリー
    ン(7)と前記低コンシステンシーパルパー(5)との
    間に設けたスクリーンプレート(7b)を通過した前記
    繊維マス懸濁液を、スクリーン(7)に配置した円筒ス
    クリーン面(7c)によりさらにスクリーニングするこ
    とにより、前記スクリーン面(7c)を通過した前記繊
    維マス懸濁液をさらなる処理に附するために供給し、一
    方、前記スクリーン面を通過しなかった前記繊維マス懸
    濁液の部分を前記高コンシステンシーパルパー(2)に
    戻すこと、及び前記スクリーン(7)のスクリーンプレ
    ート(7b)を通過ないリジェクトを別個のリジェクト
    パルパー(12)に導いてさらに処理することを特徴と
    する前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】リジェクトパルパーに設けられたスクリー
    ンプレート(12a)を通過した材料をさらなる処理に
    附するために供給し、一方、このプレートを通過しなか
    ったリジェクトを、洗浄のために、別個の洗浄ドラム
    (15)に供給することを特徴とする請求項5に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】前記洗浄に使用した水、及び前記リジェク
    トから分離し前記水と混合した繊維材料を回収し、その
    一部分を前記高コンシステンシーパルパー(2)に供給
    することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記回収水の一部分を、前記パルパー
    (2,5)間に設けた移送導管(4)に、前記繊維マス
    懸濁液用希釈水として供給することを特徴とする請求項
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】さらなる処理のために供給された繊維マス
    懸濁液とともに排出された水と入れ代わる全ての追加の
    水は、前記洗浄ドラムの洗浄水の形態で、前記離解工程
    に供給される請求項7又は8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記繊維マスを、高コンシステンシーパ
    ルパーによりコンシステンシーが10〜18%であるよ
    うに離解すること、及び前記繊維マスを前記低コンシス
    テンシーパルパーにおけるコンシステンシーが2〜8%
    であるように希釈することを特徴とする前記請求項のい
    ずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】リサイクル繊維材料を離解及びスクリー
    ニングするための装置であって、前記繊維材料を離解す
    る手段と得られた繊維マス懸濁液をスクリーニングする
    スクリーンとを含んでなる装置において、前記リサイク
    ル繊維材料を離解する手段が、2つの竪型パルパーであ
    って、そのうちの最初のパルパーが前記リサイクル繊維
    材料と水が供給される高コンシステンシーパルパーであ
    り、二番目のパルパーが高コンシステンシーパルパーで
    形成された前記繊維マス懸濁液を水で希釈して供給して
    さらに離解処理する低コンシステンシーパルパーである
    ことを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】前記高コンシステンシーパルパー(2)
    及び前記低コンシステンシーパルパー(5)が、前記パ
    ルパー(2,5)が直接接続され、且つ前記繊維マス懸
    濁液が前記高コンシステンシーパルパー(2)と前記低
    コンシステンシーパルパー(5)の流体レベルの差によ
    り生じる圧力の作用により前記コンシステンシーパルパ
    ー(2)から前記低コンシステンシーパルパー(5)に
    流れるように前記高コンシステンシーパルパー(2)の
    下部から前記低コンシステンシーパルパー(5)に延び
    ている移送導管(4)と相互接続されていることを特徴
    とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記移送導管(4)が、前記繊維マス懸
    濁液が前記高コンシステンシーパルパー(2)から前記
    低コンシステンシーパルパー(5)に流れるときに前記
    繊維マス懸濁液よりも重い不純物を前記繊維マス懸濁液
    から除去するごみシュート(6)を含んでなることを特
    徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記繊維マス懸濁液をスクリーニングす
    る手段が、前記低コンシステンシーパルパー(5)と関
    連して設けられたスクリーン(7)を含んでなり、前記
    低コンシステンシーパルパー(5)と前記スクリーン
    (7)との間にスクリーンプレート(7a)が設けられ
    ており、前記スクリーンプレート(7a)を通って前記
    繊維マス懸濁液がスクリーン(7)に流れてスクリーニ
    ングされることを特徴とする請求項11〜13のいずれ
    か1項に記載の装置。
  15. 【請求項15】スクリーンプレート(7b)の他に、ス
    クリーン(7)が別個の円筒スクリーン面(7c)も含
    んでなり、このスクリーン面を通過した材料はさらなる
    処理に附するために供給されること、前記スクリーン
    (7)が前記スクリーン面(7c)を通過しなかった材
    料を前記高コンシステンシーパルパー(2)に戻す導管
    (10)を含んでなること、及び前記スクリーン(7)
    が別個にリジェクトパルパー(12)を含んでなるこ
    と、並びに前記リジェクトパルパー(12)が前記低コ
    ンシステンシーパルパー(5)に接続され、前記スクリ
    ーン(7)のスクリーンプレート(7b)を通過しない
    材料が前記低コンシステンシーパルパー(5)から前記
    リジェクトパルパー(12)に流れてそこでさらに処理
    されるようになっていることを特徴とする請求項14に
    記載の装置。
  16. 【請求項16】前記リジェクトパルパー(12)がスク
    リーンプレート(12a)を含んでなり、前記プレート
    を通過した材料はさらなる処理のために供給されるこ
    と、及び前記装置が洗浄ドラム(15)を含んでなり、
    前記スクリーンプレート(12a)を通過しなかった材
    料を前記洗浄ドラム(15)に供給して洗浄することを
    特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】前記洗浄ドラム(15)で使用された水
    及び前記水と混合した繊維材料を回収するため、及び前
    記水及び繊維の一部分を前記高コンシステンシーパルパ
    ー(2)に供給するための手段を含んでなることを特徴
    とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記洗浄工程から回収した水及び前記水
    と混合した前記繊維材料を前記高コンシステンシーパル
    パー(2)と前記低コンシステンシーパルパー(5)と
    の間に位置させた前記移送導管に導いて前記移送導管中
    の前記低コンシステンシーパルパー用繊維マス懸濁液を
    希釈するようにした、導管(3’)を含んでなることを
    特徴とする請求項17に記載の装置。
JP15528997A 1996-06-12 1997-06-12 リサイクル繊維材料を離解及びスクリーニングする方法及び装置 Pending JPH1053986A (ja)

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