JP2007009409A - 止水構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 地震時等の信頼性を損なうことなくスムーズな水流が確保できる止水構造体を提供する。
【解決手段】 止水構造体11の止水シート13は、コンクリートブロック16a,コンクリートブロック16b側に配置される第1シート19と第1シート19の外面側のほぼ全面を覆う第2シート20とから構成されている。第1シート19は目地部17に対応する部分が折り畳まれ折り畳み部22を有している。第2シート20の両端部は第1シート19の両端部を覆うように折り返され、その下面に止水ゴム24a,止水ゴム24bが配置される。これによって折り畳み部22の存在による水流の抵抗が第2シート20によって軽減され、且つ折り畳み部22による止水効果の信頼性が向上する。
【選択図】 図2

Description

この発明は止水構造体に関し、特に水路等のコンクリート製構造物の目地部を止水する止水構造体に関するものである。
図4は特許文献1に示されているコンクリート構造物の目地止水継手の概略構造を示した断面図である。
図を参照して、コンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bが目地部17を介して隣接した状態に設置されている。コンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bの内面側の面には目地部17を跨ぐようにして支持板62が取り付けられている。更に、支持板62の外面を覆い、コンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bに掛け渡すようにして止水シート61が取り付けられている。止水シート61の両端部の各々は、押え板66a,押え板66bを介してボルト67a,ボルト67bによってコンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bに固定されている。尚、止水シート61の中央部には折り畳み部64が形成されている。
このように目地止水継手が構成されていることにより、水路側と目地部17との間が止水シート61によって止水されている。又、地震等が生じて目地部17の間隔が広がったような場合には、折り畳み部64の折り畳み状態が解除され、止水シート61はコンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bの移動に追随する。これによって目地部17の間隔の変化が生じても止水シート61による止水効果は維持される。
特開平9‐144148号公報
上記のような従来の目地止水継手の構造では、折り畳み部が存在するため上述のように地震等には有用であるが、通常の使用時には問題がある。
図5はこの問題点を説明するための概略断面図である。
図を参照して、止水シート61には折り畳み部64が存在するため段部69が生じている。水流71が矢印の方向に生じると段部69が抵抗となる。又、水流71が停止している際には、段部69に水72が残存することになる。このため水流71の残存と共にゴミ等も同時に段部69に溜ることになり、水路構造としては好ましいものではない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、地震時の信頼性を損なうことなくスムーズな水流が確保できる止水構造体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、隣接するコンクリートブロックの目地部を止水するための止水構造体であって、目地部をその長手方向に沿って覆うと共に、コンクリートブロックの接続方向に対して展開できるような折り畳み部を有した第1シートと、折り畳み部の外面側を少なくとも覆う第2シートとを備えたものである。
このように構成すると、折り畳み部の段部が第2シートにより覆われる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、第2シートは第1シートのほぼ全面を覆い、第1シートと第2シートとは、コンクリートブロックの各々に一体的に固定されるものである。
このように構成すると、コンクリートブロックの移動に対して第1シート及び第2シートの各々に荷重が加わる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、第2シートの接続方向の両端部の各々は、第1シートの対応する端部が露出しないように第1シートの内面側の所定範囲まで折り返される。
このように構成すると、第1シートの端部が露出しない。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、第2シートの接続方向の両端部の各々と第1シートの対応する端部とが接合されたものである。
このように構成すると、第1シートと第2シートとは端部において一体化する。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の構成において、第1シートは折り畳み部における折り畳み状態が保持されるようにして折り畳まれるものである。
このように構成すると、第1シートの折り畳み状態が保持される。
請求項6記載の発明は、隣接するコンクリートブロックの目地部を止水するための止水構造体であって、目地部をその長手方向に沿って覆うと共に、コンクリートブロックの接続方向に対して展開できるような折り畳み部を有した第1シートと、折り畳み部の外面側を少なくとも覆う第2シートと、折り畳み部の内面側を少なくとも覆う第3シートとを備えたものである。
このように構成すると、第1シートの折り畳み部の外面側と内面側とは第2シートと第3シートとで覆われる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成において、第2シート及び第3シートは第1シートのほぼ全面を覆い、第2シートの伸び率は、第1シートの折り畳み部の折り畳み状態の解除が開始される時点の伸び率より小さく、第3シートの伸び率は、第1シートの折り畳み状態が完全に解除された後、第1シートが破断するまでの第1シートの伸び率より大きいものである。
このように構成すると、目地部の間隔が広がると、第2シート、第1シート及び第3シートの順で破断する。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明の構成において、第3シートの接続方向の両端部の各々は、第1シート及び第2シートの対応する端部の各々が露出しないように第2シートの内面側の所定範囲まで折り返されるものである。
このように構成すると、第1シート及び第2シートの端部が露出しない。
請求項9記載の発明は、請求項7記載の発明の構成において、第1シートの接続方向の両端部の各々と、第2シート及び第3シートの対応する端部の各々とが接合されたものである。
このように構成すると、第1シート、第2シート及び第3シートは端部において一体化する。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、折り畳み部の段部が第2シートにより覆われるため、第1シートによって折り畳み部による止水の信頼性が保持されると共に、第2シートによって段部による水の溜りと水流に対する抵抗とが低減される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、コンクリートブロックの移動に対して第1シート及び第2シートの各々に荷重が加わるため、止水構造体の強度が向上する。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、第1シートの端部が露出しないため、第1シートの端部の加工が不要となりコスト的に有利な構造となる。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、第1シートと第2シートとは端部において一体化するため、第1シートと第2シートとを個別に設置する必要がなくなり作業効率が向上する。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、第1シートの折り畳み状態が保持されるため、目地部の第1シートの取り付けが容易となり作業効率が向上する。
請求項6記載の発明は、第1シートの折り畳み部の外面側と内面側とが第2シートと第3シートとで覆われるため、第1シートによって折り畳み部による止水の信頼性が保持されると共に第2シートによって段部による水の溜りが低減され、更に、第3シートによって折り畳み部の第1シートの垂れが防止されるため第1シートの取り付けが容易となる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の効果に加えて、目地部の間隔が広がると、第2シート、第1シート及び第3シートの順で破断するため、止水効果がより向上する。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明の効果に加えて、第1シート及び第2シートの端部が露出しないので、第1シート及び第2シートの端部の加工が不要となるため、コスト的に有利な構造となる。
請求項9記載の発明は、請求項7記載の発明の効果に加えて、第1シート、第2シート及び第3シートは端部において一体化するため、第1シート、第2シート及び第3シートを個別に設置する必要がなくなり作業効率が向上する。
図1はこの発明の第1の実施の形態による止水構造体の概略構成を示した斜視図である。
図を参照して、断面がU字形状を有し上面が開放されたコンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bによって水路が構成されている。止水シート13と押え板14a,押え板14bとを含む止水構造体11が、隣接するコンクリートブロック16a及びコンクリートブロック16bの目地部17をその長手方向に沿って内側から覆うように取り付けられている。
図2は図1で示したII−IIラインの拡大断面図である。
これらの図を参照して、止水シート13は、コンクリートブロック16a,コンクリートブロック16b側に配置される第1シート19と第1シート19の外面側に配置される第2シート20とによって構成されている。第1シート19はこの実施の形態にあっては、ゴム等の弾性材からなるシートに繊維等の補強材を埋設した可撓性を有するシートから構成されており、目地部17に対応する部分を折り畳み、折り畳み部22を形成している。尚、折り畳み部22にあっては、折り畳み部分の重なり部分は両面テープや接着剤又は形状保持材により部分的に固定されている。このため、第1シート19単独のみを取り扱う際にも折り畳み部22の折り畳み状態が解除されないため、取り扱いが容易となる。尚、折り畳み部22の固定は、コンクリートブロック16への取付け後は不要となるため特に強固に固定する必要は無い。
第2シート20はこの実施の形態にあっては、ゴム等の弾性材からなるシートに繊維等の補強材を埋設した可撓性を有するシートにより構成されている。ここで第2シート20の伸び率は、第1シート19の折り畳み部22の折り畳み状態の解除が開始される時点の伸び率より小さくなるように設定されている。コンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bの接続方向における第2シート20の両端部の各々は、これに対応する第1シート19の端部が露出しないように第1シート19の内面側の所定範囲まで折り返され、折り返し部27a,折り返し部27bを構成している。
取り付け時にあっては、第1シート19の折り畳み部22が目地部17に対応する位置となるように設置し、その全面を第2シート20で覆うようにして止水シート13を配置する。即ち、止水シート13は目地部17を介してコンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bに掛け渡すようにして配置されることになる。
折り返し部27a,折り返し部27bとコンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bとの間には、止水ゴム24a,止水ゴム24bが配置される。止水ゴム24aはゴム等の弾性体により形成され、帯形状を有している。そして、その両端部は断面が円形状を有しており、この両端部の円形状部分が折り返し部27aの下面とコンクリートブロック16aの内面との間に位置するように配置される。止水ゴム24bも同様に構成され、同様に配置されるが、これらの上面及び下面には止水材25a,止水材25bが充填される。
一方、第2シート20の両端部側の上面には鉄板等の剛性体よりなる押え板14a,押え板14bが配置されている。
尚、コンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bには、アンカーボルト31a,アンカーボルト31bが目地部17の長手方向に所定間隔で取り付けられている。そしてアンカーボルト31a,アンカーボルト31bに対して、止水ゴム24a,止水ゴム24b、止水シート13の両端部側及び押え板14a,押え板14bがそれぞれ貫通するようにして取り付けられる。この状態でアンカーボルト31a,アンカーボルト31bに対してワッシャー33a,ワッシャー33bを介してナット32a,ナット32bが取り付けられる。ナット32a,ナット32bを締め付けることによって止水ゴム24a,止水ゴム24bの各々が押圧されることになり、止水シート13の内部と外部とがシールされることになる。このようにして水路を流れる水が目地部17を介して外部に漏水することがないように構成されている。
この実施の形態による止水構造体11にあっては、第1シート19の折り畳み部22が第2シート20によって覆われているため、従来例で示したような大きな段部が外部に表れない。従って、スムーズな水流が期待され、水流が停止した状態にあっても折り畳み部22の周りに水等が溜る虞が軽減する。
次に、この止水構造体11において地震等によって目地部17の間隔が広がった場合の変化について説明する。
地震等によって目地部17の間隔が広がろうとすると、上述の第1シート19と第2シート20の各々の伸び率の関係から、まずその力の大部分は第2シート20に対して引張力として生じることになる。そして第2シート20の破断強度以上の荷重が加わると、第2シート20が破断するが、目地部17側には第1シート19が存在しているため、止水構造体11による止水性能は維持されている。
更に目地部17の間隔が広がると、第1シート19の折り畳み部22における折り畳み状態が解除され、第1シート19はスムーズにこの変化に追随することになる。第1シート19が破断されるまで止水効果が発揮されるため、止水構造体11の信頼性がより向上する。
尚、上述のように第1シート19の両端部は第2シート20の折り返しによって覆われているため、その端部が露出することはない。従って、その内部に補強材等を埋設している第1シート19にあっては通常必要な端部の加工が不要となり、コスト的に有利な構造となる。
又、アンカーボルト31a,アンカーボルト31bは3層のシートを貫通した状態となるため、止水構造体11の取り付け強度が向上することになる。
更に、上記の実施の形態にあっては止水シート13の両端部において第2シート20を折り返す構造としている。これに代えて第1シート19及び第2シート20の両端部において相互に接合することによりこれらを一体化しても良い。このように構成すると、止水シート13を構成するシートを個別に設置する必要がなく、全体を一体として取り付けることができるため作業性がより向上する。
図3はこの発明の第2の実施の形態による止水構造体の概略構造を示した断面図であって、先の実施の形態による図2に対応した図である。
この実施の形態にあっては、先の実施の形態との相違点を中心として説明する。
図を参照して、この実施の形態にあっては、第1シート19のコンクリートブロック16a,コンクリートブロック16b側にその全面を覆うようにゴム等の弾性材よりなる第3シート35が配置され、第1シート19と第2シート20とを併せて止水シート13を構成している。第3シート35の両端部は第1シート19の両端部の上面側に折り返され、折り返し部36a,折り返し部36bが形成されている。これによって第1シート19及び第2シート20の両端部は露出しないため、これらの端部の加工が不要となる。
止水ゴム24a,止水ゴム24bは第3シート35の両端部の下面とコンクリートブロック16a,コンクリートブロック16bの内面との間に設置されている。第1シート19の折り畳み部22はその下面が第3シート35によって覆われるため、先の実施の形態のように折り畳み部を保持するために相互に接着剤等で固定する必要はない。
ここで止水シート13を構成する第1シート19、第2シート20及び第3シート35の伸び率について説明する。
第2シート20の伸び率は、第1シート19の折り畳み部22の折り畳み状態の解除が開始される時点の第1シート19の伸び率より小さく設定されている。又、第3シート35の伸び率は、第1シート19の折り畳み状態が完全に解除された後第1シート19が破断するまでの第1シート19の伸び率より大きく設定されている。
次に地震等によって目地部17の間隔が広がったような場合の止水構造体11の動作について説明する。
目地部17の間隔が広がり始めると、まず第2シート20が主な抵抗となりこれに張力が生じる。更に目地部17の間隔が広がると第2シートが破断し、次に第1シート19の折り畳み部22の折り畳み状態が解除され第1シート19が展開されることになる。更に目地部17の間隔が広がり第1シート19が破断した状態になっても、第3シート35の伸び率によって第3シート35が存在する。これによって止水構造体11の止水効果は維持されることになり、その信頼性が向上する。又、止水シート13の両端部はアンカーボルト31a,アンカーボルト31bに対してシートの4層構造で取り付けられることになり、止水シート13の取り付け状態がより安定する。
尚、上記の第2の実施の形態にあっては止水シート13の両端部において第3シート35を折り返す構造としている。これに代えて第1シート19、第2シート20及び第3シート35の両端部において相互に接合することによりこれらを一体化しても良い。このように構成すると、止水シート13を構成するシートを個別に設置する必要がなく、全体を一体として取り付けることができるため作業性がより向上する。
尚、上記の各実施の形態では、第2シートは第1シートの前面を覆っているが、必ずしもその必要は無く、少なくとも折り畳み部を覆っていれば良い。
又、上記の各実施の形態では、第1シートの折り畳み状態が両面テープ等で保持されているが、保持せずに取り付け時に第1シートを折り畳むようにしても良い。
更に、上記の第2の実施の形態では、第3シートは第1シートを前面覆っているが、必ずしもその必要は無く、少なくとも折り畳み部を覆っていれば良い。
更に、上記の各実施の形態では、第2シートの伸び率は第1シートの折り畳み部の折り畳み状態の解除が開始された時点の伸び率より小さく設定されているが、第1シートのこの伸び率以上であっても良い。
更に、上記の第2の実施の形態では、第3シートの伸び率は第1シートの折り畳み部の折り畳み状態が完全に解除された後、第1シートが破断するまでの第1シートの伸び率より大きく設定されているが、第1シートのこの伸び率以下であっても良い。
更に、上記の各実施の形態では、第2シート又は第3シートはその両端部が折り返されているが、この折り返しは必ずしも必要なものではない。
この発明の第1の実施の形態による止水構造体の取り付け状態を示した斜視図である。 図1で示したII−IIラインの拡大断面図である。 この発明の第2の実施の形態による止水構造体の取り付け状態を示した図であって、第1の実施の形態による図2に対応した断面図である。 従来の止水構造体の概略構造を示した断面図である。 図4で示した止水構造体の問題点を説明するための断面図である。
符号の説明
11…止水構造体
16…コンクリートブロック
17…目地部
19…第1シート
20…第2シート
22…折り畳み部
27…折り返し部
35…第3シート
36…折り返し部
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (9)

  1. 隣接するコンクリートブロックの目地部を止水するための止水構造体であって、
    前記目地部をその長手方向に沿って覆うと共に、前記コンクリートブロックの接続方向に対して展開できるような折り畳み部を有した第1シートと、
    前記折り畳み部の外面側を少なくとも覆う第2シートとを備えた、止水構造体。
  2. 前記第2シートは前記第1シートのほぼ全面を覆い、前記第1シートと前記第2シートとは、前記コンクリートブロックの各々に一体的に固定される、請求項1記載の止水構造体。
  3. 前記第2シートの前記接続方向の両端部の各々は、前記第1シートの対応する端部が露出しないように前記第1シートの内面側の所定範囲まで折り返される、請求項2記載の止水構造体。
  4. 前記第2シートの前記接続方向の両端部の各々と前記第1シートの対応する端部とが接合された、請求項2記載の止水構造体。
  5. 前記第1シートは、前記折り畳み部における折り畳み状態が保持されるように折り畳まれる、請求項1から請求項4のいずれかに記載の止水構造体。
  6. 隣接するコンクリートブロックの目地部を止水するための止水構造体であって、
    前記目地部をその長手方向に沿って覆うと共に、前記コンクリートブロックの接続方向に対して展開できるような折り畳み部を有した第1シートと、
    前記折り畳み部の外面側を少なくとも覆う第2シートと、
    前記折り畳み部の内面側を少なくとも覆う第3シートとを備えた、止水構造体。
  7. 前記第2シート及び前記第3シートは、前記第1シートのほぼ全面を覆い、
    前記第2シートの伸び率は、前記第1シートの前記折り畳み部の折り畳み状態の解除が開始される時点の伸び率より小さく、
    前記第3シートの伸び率は、前記第1シートの前記折り畳み状態が完全に解消された後、前記第1シートが破断するまでの前記第1シートの伸び率より大きい、請求項6記載の止水構造体。
  8. 前記第3シートの前記接続方向の両端部の各々は、前記第1シート及び前記第2シートの対応する端部の各々が露出しないように前記第2シートの外面側の所定範囲まで折り返される、請求項7記載の止水構造体。
  9. 前記第1シートの前記接続方向の両端部の各々と前記第2シート及び前記第3シートの対応する端部の各々とが接合された、請求項7記載の止水構造体。
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