JP4186003B2 - 伸縮性可撓継手 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、たとえば上下水道や共同溝などの暗渠の両端部を伸縮かつ可撓性をもって連結し、地中からの出水が上記暗渠の内部に進入しようとするのを止水する伸縮性可撓継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、出水性の地中に上下水道や共同溝などを構築する際、その始端部に発進用立坑を形成し、この立坑壁の手前側に固定された環状の外枠体と、この外枠体の裏側に対向して固定された環状の内枠とを所定間隔を存して対向配設するとともに、上記各枠体の対向面に1対の筒状体をほぼ同心状に所定間隔を存して突設し、これら両筒状体の突合せ端部間に跨がって筒状の弾性シール部材を連結固定することにより、伸縮かつ可撓性をもって止水させることが行なわれている。
【0003】
従来、この伸縮性可撓継手として、たとえば特許第2557378号公報に開示されたものが知られている。
以下、同公報に開示された技術内容を図9,図10を参照しながら説明する。図9で示すように、可撓継手100は、たとえば四角断面を有する1対の環状碇着部材101をほぼ同心状に所定間隔を存して対向配設するとともに、上記各碇着部材の対向面に突設された筒状体101aの突合せ端部間に跨がって筒状の弾性シール部材102が配設され、このシール部材の両端部102aを固定部材103でもって連結固定される。
【0004】
上記シール部材102の両端部102aは、図10で示すように、その外端面102bに近づくにしたがって、その肉厚が増加する傾斜面102cを内周面に有し、これを上記筒状体101aとともに挟持する環状の押圧部材104の接合面にほぼ同様の傾斜面104aが形成されている。
上記構成において、たとえば水圧や土砂などの外圧Pが上記弾性シール部材102に付勢されると、このシール部材に張力Tが発生して引張られ、その両端部102aの肉厚部分は傾斜面102cに沿って狭い間隙方向へ移動し、そのシール性能が向上するなどの利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成によれば、筒状弾性シール部材102の中心軸に沿う方向aと、上記シール部材102に付勢される張力Tの作用線方向とのなす角度θが鋭角となり、上記a方向に付勢される分力Taが比較的に大きく、上記シール部材102がその挟持内端部である付け根部102dで剪断したり、挟持不能となってすっぽりと抜け落ちるという課題がある。
なお、図中、bは中心軸方向に沿う方向aに直交するシール部材102の直径方向を示す。
【0006】
従来、これを改善するため、図11で示すように、弾性シール部材102の両端部102aは金属板105や繊維からなる2叉状の補強部材102eで補強された可撓性継手が開示されている(特許第2623277号公報参照)。
しかしながら、この構成によれば、弾性シール部材102が高価となるなどの課題がある。
【0007】
さらに、従来、図12で示すように、可撓継手100は、弾性シール部材102の両端部102aをボルト103a,ナット103b,103cからなる締付部材103でもって押圧部材104を締め付けて連結固定したものが知られている(特開平2−85435号公報参照)。
この可撓継手100によれば、上記押圧部材104の突状部104bを支点として、他の突状部104cが上記シール部材102の付け根部102dを強力に押圧することにより、そのシール性能を高めることができる。
【0008】
しかしながら、上記構成においても、弾性シール部材102の中心軸に沿う方向aと、上記シール部材102に付勢される張力Tの作用線方向とのなす角度θが鋭角となり、上記a方向に付勢される分力Taが比較的に大きく、挟持不能となってすっぽりと抜け落ちるという課題がある。
また、これを防止するために、締付部材103の締付力を強めると、その付け根部102dで剪断したりするという課題がある。
【0009】
この発明は上記課題を解消するためになされたもので、この発明の1つの目的は、弾性シール部材がすっぽりと抜け落ちたり、剪断したりするおそれのない、優れたシール性能の伸縮性可撓継手を提供することにある。
この発明の他の目的は、簡単な構造で、安価な伸縮性可撓継手を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、組立施工が容易で、信頼性の高いシール性能を発揮する伸縮性可撓継手を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明による請求項1に記載の伸縮性可撓継手は、取付金具と、ほぼ同軸状に所定間隔を存して上記取付金具に固定された1対の筒状体と、これら両筒状体の突合せ端部間に跨がって両端開口部が内嵌された筒状の弾性シール部材と、このシール部材の両端開口部の内周面を押圧する平滑な外周面をもった筒状の押圧部材と、これら各押圧部材を上記筒状体に締め付け固定する締付部材と、上記各筒状体の突合せ端面に突設されて上記各筒状体の中心軸に沿う方向に直交する直径方向へ延びる環状のストッパ部材とを具備し、上記押圧部材で押圧された上記弾性シール部材の両端開口部における内端面を上記ストッパ部材の外端面に圧接させるように構成したことを特徴とする。
【0011】
また、この発明による請求項1に記載の伸縮性可撓継手は、各筒状体における突合せ端部の内周面に中心軸まわりの環状溝を形成するとともに、この環状溝に上記弾性シール部材の両端開口部を嵌合し、上記両端開口部の内端面に圧接される上記ストッパ部材を上記環状溝の内周壁で構成した。
の伸縮性可撓継手。
【0012】
この発明による請求項2に記載の伸縮性可撓継手は、各筒状体の外周面にアンカーボルトを直径方向の外方へ延びて突設するとともに、上記筒状体の両端部に直径方向の内方へ延びて取付金具を形成する環状ブラケットを突設し、上記各アンカーボルトを立坑壁を形成するセメントブロックに埋設し、上記環状ブラケットおよび筒状体の外周面を上記各ブロックの内周面に接合させて固定されていることを特徴とする。
【0013】
この発明による請求項3に記載の伸縮性可撓継手は、各筒状体の突合せ端面に直径方向の外方および内方へ延びて取付金具を形成する環状ブラケットを突設し、上記内方へ延びる環状ブラケットの内方側端部を前記ストッパ部材としたことを特徴とする。
【0014】
【作用】
請求項1の発明によれば、弾性シール部材の両端開口部は、締付部材の締め付により、筒状体の突合せ端部と押圧部材とで挟持され、その抜け出し方向において、ストッパ部材に圧接されるから、外圧が上記弾性シール部材に付勢されて引張られた場合でも、すっぽりと抜け落ちるおそれがない。
また、シール部材の両端開口部とシール本体部との付け根部は、押圧部材の平滑な外周面に保持されて剪断するおそれがない。
さらに、上記シール部材に強大な外圧が付勢された場合、上記押圧部材でもって片持状に支持され、その撓み動作で張力を吸収し、上記付け根部の剪断を有効に防止することができる。
【0015】
また、請求項1の発明によれば、環状溝の形成で上記ストッパ部材を形成することにより、簡単な構造で、安価かつ組立性のよい伸縮性可撓継手を提供することができる。
請求項2および3の発明によれば、各筒状体の外周面にアンカーボルトを突設するとともに、上記筒状体の端部に前記取付金具を形成する環状ブラケットを突設し、上記各アンカーボルトをセメントブロックに埋設し、上記環状ブラケットおよび筒状体の外周面を上記各ブロックの内周面に接合させることにより、組立施工が容易で、信頼性の高いシール性能を発揮することができる。
【0016】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1はこの発明による可撓性伸縮継手の一例を発進用立坑壁に設置して示す概略的な縦断面図である。
同図において、伸縮継手1は、立坑壁Aの手前側に固定された環状の外枠体Bと、この外枠体の裏側に対向してセグメントブロックKの一端部に固定された環状の内枠体Cとを所定間隔を存して対向配設するとともに、上記各枠体B,Cの対向面に1対の筒状体Eをほぼ同心状に所定間隔を存して突設し、これら両筒状体Eにおける突合せ端部3の間に跨がって筒状の弾性シール部材Fを連結固定することにより、伸縮かつ可撓性をもって止水させることができるように構成されている。
【0017】
上記シール部材Fは、図2で示すように筒状の両端開口部2を厚肉に形成し、その両端開口部2の外周面2aを上記筒状体Eの突合せ端部3の内周面3aに圧接させるとともに、上記両端開口部2の内周面2bを筒状の押圧部材4における環状押圧片部4aの外周面4bに圧接させ、さらに、上記両端開口部2の内端面2cが上記筒状体Eの突合せ端部3に固定された環状のストッパ部材5の外端面5aに圧接されている。
【0018】
すなわち、上記押圧部材4は、上記シール部材Fにおける両端開口部2の内周面2bを押圧する環状押圧片部4aと、上記シール部材Fの両端開口部2における外端面2dに対向する環状ボス部4cとを一体形成するとともに、上記ボス部4cに形成された取付孔4dにボルト6aを挿通し、上記筒状体Eの突合せ端部3の内周面3aにねじ込み、かつ溶接された上記ボルト6aと、ナット6bからなる締付部材Gでもって固定されている。
【0019】
なお、上記押圧部材4の内周面側に対向して筒状の保護部材Hがほぼ同心状に配設され、この保護部材Hの一端部が他方の締付部材Gにおける長寸のボルト7aの先端部に他の1対のナット7b,7cでもって挟持固定されている。
また、上記筒状体Eの各突合せ端部3には他の筒状保護部材Jがほぼ同心状に外嵌されて固定されている。
【0020】
つぎに、上記伸縮継手1の取付および施工方法について説明する。
まず、図1で示すように、立坑壁Aに突設されたボルト8を外枠体Bの対応する取付孔に挿通してナット9のねじ込みにて固定する。
上記外枠体Bの裏側に対向配置された環状の内枠体Cは、セグメントブロックKの端部10に挿通されたボルト11にナット12をねじ込んで固定され、上記各枠体B,Cの対向面に突設された筒状体Eの突合せ端部3の間に跨がって、筒状の弾性シール部材Fが連結固定される。
【0021】
すなわち、上記シール部材Fは、図2で示すように、その両端開口部2が筒状体Eの突合せ端部3と、これに内嵌された押圧部材4と、上記突合せ端部3の内端面3bに固定されたストッパ部材5とで囲まれた空間内に嵌入され、ボルト6aにナット6bをねじ込むことにより、締付部材Gでもって圧接状態で固定される。
その後、地山を掘削し、ほぼ同様の伸縮継手でもってシールしながら、到達用立坑壁(図示せず)に達する。
【0022】
上記構成によれば、弾性シール部材Fの両端開口部2は、締付部材Gの締め付により、筒状体Eの突合せ端部3と押圧部材4とで挟持されるとともに、その内端面2cがストッパ部材5の外端面5aに圧接されて、中心軸に沿う方向aにほぼ直角な直径方向bへ折曲され、たとえば水圧や土砂などの外圧Pが上記弾性シール部材2に付勢されて、張力Tが発生した場合、その両端開口部2とシール本体部2eとの付け根部2dに付勢される張力Tの作用線方向は、上記a方向に直交する直径方向bであるため、すっぽりと抜け落ちるおそれがない。
【0023】
つまり、上記構成によれば、弾性シール部材Fの両端開口部2は、締付部材Gの締め付けにより、筒状体Eの突合せ端部3と押圧部材4とで挟持されるとともに、その抜出し方向aがストッパ部材5で閉塞されているから、上記シール本体部2eに張力Tが発生して引張られた場合でも、上記付け根部2dに、従来の伸縮継手のような軸線方向aの分力Taの発生がなく、容易に抜け落ちるおそれがない。
【0024】
また、上記シール部材Fの両端開口部2とシール本体部2eとの付け根部2dは、上記押圧部材4における押圧片部4aの平滑な外周面4bに保持されているから、上記シール部材Fに付勢される外圧Pは上記押圧片部4aの内端面4eで受け止められて剪断するおそれがない。
さらに、上記シール部材Fに強大な外圧Pが付勢された場合、上記押圧片部4aがボス部4cにフランジ状にa方向へ突設されて片持支持されているから、上記シール部材Fに張力Tが発生して引張られると、b方向への撓み動作で上記張力Tを吸収し、上記付け根部2dの剪断を有効に防止することができる。
なお、上記付け根部2dの内端面4eにおける上方エッジ部に円弧状の曲率面を形成することにより、その剪断を一層有効に防止することができる。
【0025】
図3および図4はこの発明による伸縮継手1の異なる他の例を示す概略的な縦断面図で、各図で示すように、図2の構成と相異する点は、筒状体Eにおける突合せ端部3の内周面3aに環状溝14を形成し、この環状溝14に上記シール部材Fの両端開口部2を収納して、その内側壁14aでもってストッパ部材5を形成してもよい。
また、内方側保護部材Hは図4で示すように、締付部材Gで固定された押圧部材4に一体に突設された構成であってもよい。
これらの構成により、製造および組立作業が極めて容易かつ安価となる。
その他の構成および作用効果は前述の場合とほぼ同様であるから、同一もしくは相当部分に同一の符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0026】
図5ないし図8はこの発明による伸縮継手1の施工構造のそれぞれ異なる他の例を示す概略的な縦断面図である。
まず、図5で示すように、伸縮継手1における各筒状体Eの外周面にアンカーボルトJを溶接にて突設するとともに、上記各筒状体Eの両端部に直径方向bの外方へ延びる環状ブラケット20と、内方へ延びる環状ブラケット21とを突設し、上記各アンカーボルトJを立坑壁からなるセメントブロックAと、セグメントからなるセメントブロックKに埋設されている。
上記構成において、アンカーボルトJを各セグメントブロックA,Kに埋設した場合、直径方向bへ延びる各ブラケット20,21および筒状体Eの外周面が上記各ブロックA,Kに接合されて取付金具B1,B2,C1,C2の機能を達成し、上記筒状体Eを堅固に固定することができる。
したがって、上記伸縮継手1は簡単で堅固な施工構造であるとともに、その組立施工が容易であり、信頼性の高いシール性能を発揮することができる。
【0027】
上記施工構造において、ストッパ部材5は各筒状体Eにおける突合せ端部3の内周面に溶接にて固定されているけれども、図6で示すように、直径方向bの外方へ延びる環状ブラケット22を上記各筒状体Eと別体に構成し、その内方側端部22aを直径方向bの内方へ延びて突合せ端部3に固定することにより、簡単な構造でストッパ部材5を突設することができる。
【0028】
また、図7で示すように、各筒状体Eにおける突合せ端部3の対向端部を直径方向bの内方へ延びる環状ブラケット23を上記各筒状体Eと一体に折曲形成することにより、ストッパ部材5を容易に突設することができる。
さらに、図3で説明したように、筒状体Eにおける突合せ端部3の内周面に環状溝14を形成し、その内側壁14aでもってストッパ部材5を形成した場合、図8で示すように、直径方向bの内方へ延びる環状ブラケット24を上記各筒状体Eの他端部に溶接にて固定することにより、前述の場合とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、弾住シール部材がすっぽりと抜け落ちたり、剪断したりするおそれのない、優れたシール性能の伸縮性可撓継手を提供することができる。
また、請求項2の発明によれば、簡単な構造で安価な伸縮性可撓継手を提供することができる。
さらに、 請求項3および4の発明によれば、組立施工が容易で、信頼性の高いシール性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による可撓性伸縮継手の一例を発進用立坑壁に設置して示す概略的な縦断面図である。
【図2】 同伸縮継手の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図3】 同伸縮継手の他の例を示す概略的な縦断面図である。
【図4】 同伸縮継手の異なる他の例を示す概略的な縦断面図である。
【図5】 同伸縮継手の施工構造の一例を示す概略的な縦断面図である。
【図6】 同伸縮継手の施工構造の他の例を示す概略的縦断面図である。
【図7】 同伸縮継手の施工構造の異なる他の例を示す概略的な縦断面図である。
【図8】 同伸縮継手の施工構造のさらに異なる他の例を示す概略的な縦断面図である。
【図9】 従来の伸縮継手の一例を示す概略的な縦断面図である。
【図10】 同伸縮継手の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図11】 従来の伸縮継手の他の例を示す要部の概略縦断面図である。
【図12】 従来の伸縮継手の異なる他の例を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
A セメントブロック(立坑壁)
B 外枠体(取付金具)
C 内枠体(取付金具)
E 筒状体
F 弾性シール部材
G 締付部材
J アンカーボルト
K セメントブロック(セグメント)
a 中心軸に沿う方向
b 直径方向
2 両端開口部
2b 内周面
2c 内端面
3 突合せ端部
3a 内周面
3b 突合せ端面
4 押圧部材
4b 外周面
5 ストッパ部材
5a 外端面
14 環状溝
14a 内周壁
20 環状ブラケット
21 環状ブラケット
22 環状ブラケット
22a 内方側端部
23 環状ブラケット
24 環状ブラケット
Claims (3)
- 1対の取付金具と、ほぼ同軸状に所定間隔を存して上記各取付金具に固定された1対の筒状体と、これら両筒状体の突合せ端部間に跨がって両端開口部が内嵌された筒状の弾性シール部材と、このシール部材の両端開口部の内周面を押圧する平滑な外周面をもった筒状の押圧部材と、これら各押圧部材を上記筒状体に締め付け固定する締付部材と、上記各筒状体の突合せ端面に突設されて上記各筒状体の中心軸に沿う方向に直交する直径方向へ延びる環状のストッパ部材とを具備し、上記押圧部材で押圧された上記弾性シール部材の両端開口部における内端面を上記ストッパ部材の外端面に圧接させるように構成し、上記各筒状体における突合せ端部の内周面に中心軸まわりの環状溝を形成するとともに、この環状溝に上記弾性シール部材の両端開口部を嵌合し、上記両端開口部の内端面に圧接される上記ストッパ部材を上記環状溝の内周壁で構成したことを特徴とする伸縮性可撓継手。
- 上記各筒状体の外周面にアンカーボルトを直径方向の外方へ延びて突設するとともに、上記筒状体の両端部に直径方向の内方へ延びて取付金具を形成する環状ブラケットを突設し、上記各アンカーボルトを立坑壁を形成するセメントブロックに埋設し、上記環状ブラケットおよび筒状体の外周面を上記各ブロックの内周面に接合させて固定されていることを特徴とする請求項1に記載の伸縮性可撓継手。
- 上記各筒状体の突合せ端面に直径方向の外方および内方へ延びて取付金具を形成する環状ブラケットを突設し、上記内方へ延びる環状ブラケットの内方側端部を前記ストッパ部材としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の伸縮性可撓継手。
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