JP2007008190A - 車両用可動グリルシャッタ装置 - Google Patents

車両用可動グリルシャッタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 シャッタ装置の作動を長期にわたって安定的に維持することができる車両用可動グリルシャッタ装置を提供すること。
【解決手段】 フロントグリルとラジエータ11の間に、グリル開口部14、16より導入された空気をラジエータの前面に導入する空気流通路31,33を形成したダクト装置21,22を配置し、該ダクト装置に空気流通路を開閉するシャッタ装置25、26を設け、シャッタ装置は、ダクト装置の上方位置に回転可能に支持された回転軸41と、該回転軸に取付けられた羽根部材42を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フロントグリルのグリル開口部よりエンジンルーム内に流入される空気を遮断できるようにした車両用可動グリルシャッタ装置、特にシャッタ装置をダクト装置に取付けた車両用可動グリルシャッタ装置に関するものである。
一般に、車両前面部のフロントグリルには、エンジンルーム内に設置されたラジエータの前方に外気(空気)を導入するグリル開口部が設けられ、これによってラジエータの冷却水を冷却し、エンジンのオーバヒートを防止するようになっている。しかしながら、エンジンルーム内に導入される空気の抵抗によって、特に高速走行時において燃費効率を低下させる問題があり、また、冬季および連続した高速走行時においてはエンジンを過冷却する恐れがある。
このために従来、車速およびエンジン冷却水の温度に応じて、ラジエータグリルを開閉させるようにした開閉機構が、例えば、特許文献1あるいは特許文献2に記載されている。
特開昭58−30412号公報 実開昭58−25226号公報
上記した特許文献1あるいは特許文献2に記載のものでは、ラジエータグリルを開閉させるために、負圧式のアクチュエータや電磁ソレノイド等の駆動源を必要としていた。従って、空気抵抗の低減によって燃費を改善できても、駆動源の設置により車両重量が増大した分、燃費が悪くなる恐れがあり、燃費効果を十分に発揮できないことになる。また、従来のものでは、開閉機構に水等が作用しやすく、凍結によって作動不良を発生する恐れがあった。
本発明は、上述した従来の問題を解消するためになされたもので、シャッタ装置の作動を長期にわたって安定的に維持することができる可動グリルシャッタ装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、フロントグリルのグリル開口部よりエンジンルーム内のラジエータに空気を流入させるとともに、エンジンルーム内への空気の流入を遮断する開閉可能なシャッタ装置を備えた可動グリルシャッタ装置において、前記フロントグリルと前記ラジエータの間に、前記グリル開口部より導入された空気をラジエータの前面に導入する空気流通路の少なくとも一部を形成したダクト装置を配置し、該ダクト装置に前記シャッタ装置を開閉可能に設け、前記シャッタ装置は、前記ダクト装置の上方位置に回転可能に支持された回転軸と、該回転軸に取付けられた羽根部材を備えていることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記空気流通路は、第1空気流通領域と第2空気流通領域からなり、該第1空気流通領域が前記ダクト装置に形成され、前記シャッタ装置の羽根部材は、前記第1空気流通領域を開閉する羽根体と、前記第2空気流通領域を開閉する羽根体からなり、通常は前記第1空気流通領域が閉止されて前記第2空気流通領域が開口され、高速走行時に前記第1空気流通領域が開口されて前記第2空気流通領域が閉止されるようになっているものである。
請求項3に係る発明は、請求項2において、前記シャッタ装置の羽根部材は、第1空気流通領域および第2空気流通領域をそれぞれ開閉する大小の羽根体からなり、前記羽根部材の小羽根体は前記回転軸の第1の角度位置において前記第1空気流通領域を閉止するようになっており、前記羽根部材の大羽根体は前記回転軸の第2の角度位置において前記第2空気流通領域を閉止するようになっており、前記回転軸を通常小羽根体が前記第1空気流通領域を閉止する第1の角度位置に保持する付勢手段を備え、前記回転軸は前記大小の羽根体に作用する風圧により前記付勢手段の付勢力に抗して回動され前記大小の羽根体の何れか一方によって第1空気流通領域および第2空気流通領域の一方を閉止する状態に保持されるようになっているものである。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記ダクト装置を、前記ラジエータが設置された車体ボディ側に取付けたものである。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記ダクト装置を、フロントグリル側に取付けたものである。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記ダクト装置の上壁にはスリットが形成され、前記羽根部材は、前記スリットを介して前記ダクト装置の内部から外部に延出するように配置され、前記回転軸は、前記上壁の上側に配置されて前記羽根部材と接続されているものである。
請求項7に係る発明は、請求項6において、前記回転軸を回転可能に支持するブラケットを前記上壁に備え、前記ブラケットを前記ダクト装置と一体形成したものである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、フロントグリルとラジエータの間に、グリル開口部より導入された空気をラジエータの前面に導入する空気流通路を形成したダクト装置を配置し、ダクト装置に設けたシャッタ装置を、ダクト装置の上方位置に回転可能に支持された回転軸と、回転軸に取付けられた羽根部材とによって構成したので、グリル開口部より導入された空気はダクト装置に導かれてラジエータの前面位置まで滑らかに導かれ、これにより、エンジンルーム内で空気が澱んだり、乱流となって流れることを防止できることから、空気抵抗を効果的に低減でき、燃費を向上することができる。
しかも、ダクト内に万一水が浸入してきても、上方に設けられた回転軸を直撃することがないので、回転軸に付着した水による凍結によってシャッタ装置が作動不良を起こすことがなく、シャッタ装置の作動を長期にわたって安定的に維持することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明によれば、高速走行時に開口される第1空気流通領域より流入される空気をダクト装置によってラジエータの前面位置まで滑らかに導くようにしたので、特に高速走行時に、エンジンルーム内で空気が澱んだり、乱流となって流れることを防止でき、高速走行時の空気抵抗を効果的に低減でき、燃費を向上することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明によれば、シャッタ装置の羽根部材は、第1空気流通領域および第2空気流通領域をそれぞれ開閉する大小の羽根体からなり、回転軸は大小の羽根体に作用する風圧により付勢手段の付勢力に抗して回動され大小の羽根体の何れか一方によって第1空気流通領域および第2空気流通領域の一方を閉止する状態に保持されるようになっているので、シャッタ装置を開閉するための特別な駆動手段を不要にでき、これにより、可動グリルシャッタ装置を車両に装備しても、車両重量の増大を極力抑制でき、燃費効果を効果的に発揮することができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明によれば、ダクト装置を、ラジエータが設置された車体ボディ側に取付けたので、バンパーの組付け前にダクト装置を車体ボディに装着することができ、その組付性および作業性を向上することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明によれば、前記ダクト装置を、フロントグリル側に取付けたので、バンパーあるいはグリル意匠部の組付け前にダクト装置をバンパー等に装着することができ、バンパー等を車両に組付けるだけで可動グリルシャッタ装置を装着できるようになる。従って、柔軟結合部による接続が不要になるので、構成を簡素化できるとともに、組付性および作業性を一層向上することができる。
上記のように構成した請求項6に係る発明によれば、ダクト装置の上方外部に回転軸が位置するので、ダクト内に浸入した水の回転軸への付着をより一層低減できる。
上記のように構成した請求項7に係る発明によれば、ダクト装置とは別にブラケットを設ける場合に比べて、部品点数の低減を図れるとともに、羽根部材および回転軸をダクト装置に取付けてユニット化できるので、車両への組付け作業性を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は車両前部のエンジンルーム10内を示すもので、エンジンルーム10内には、エンジン冷却水を冷却するためのラジエータ11が配置され、ラジエータ11は車体ボディ12に取付けられている。ラジエータ11の前方上方に対応して、グリル意匠部13に開口された第1のグリル開口部14が配設され、また、ラジエータ11の前方上方に対応して、バンパー15に開口された第2のグリル開口部16が配設されている。ラジエータ11の前方には、第1のグリル開口部14と第2のグリル開口部16との間において、車体ボディ12に取付けられるバンパーリィンフォース17が配置され、バンパーリィンフォース17の前面には発泡体緩衝材18を介して樹脂からなるバンパー15の表皮部材19が取付けられている。
ラジエータ11の前方には、第1のグリル開口部14より導入された空気をラジエータ11の前面上部に導入する第1のダクト装置21と、第2のグリル開口部16より導入された空気をラジエータ11の前面下部に導入する第2のダクト装置22が上下に併設され、これらダクト装置21、22はブラケット23、24を介して車体ボディ12にそれぞれ取付けられている。
第1および第2のダクト装置21、22には、グリル開口部14、16より流入した空気を遮断する第1および第2のシャッタ装置25,26がそれぞれ備えられている。以下、第2のシャッタ装置26を備えた第2のダクト装置22の構成を、図2〜図6に基づいて説明するが、第1のシャッタ装置25を備えた第1のダクト装置21も基本的には同じ構成であるため、同一構成については同一符号を付し、重複する説明は極力省略することにする。
下方に配置された第2のダクト装置22は、図2および図3に示すように、矩形状の比較的流通面積の小さな第1空気流通領域31を形成したダクト部材32と、このダクト部材32の側方に一体に取付けられ車幅方向に細長く延びた矩形状(長方形状)の流通面積の大きな第2空気流通領域33を形成した筐体枠34とによって構成されている。これら第1および第2空気流通領域31、33によって空気流通路を構成している。なお、第2空気流通領域33の側壁の一部は後述する羽根部材の回動を許容するために切り欠かれている。
ダクト部材32の先端は、前記第2のグリル開口部16に向けて開口され、後端は上下方向に拡大されてラジエータ11の下方右端に向けて開口されている。第1および第2空気流通領域31,33は水平方向に隣接され、第2のグリル開口部16より導入された空気が流通するようになっている。
シャッタ装置26は、ダクト部材32および筐体枠34の上部に回転可能に支持された回転軸41と、この回転軸41上に取付けられた大小の羽根体からなる羽根部材42を備えている。回転軸41の一端には第1空気流通領域31を開閉する横幅の小さな小羽根体43の一端が固定され、回転軸41の他端には第2空気流通領域33を開閉する横幅の大きな大羽根体44の一端が固定されている。
ダクト部材32の上壁32aは回転軸41の前方に存在していて、後方にはスリット32bが形成され、第1空気流通領域31の後部上方を開口している。ダクト部材32の側壁には回転軸41を回転可能に支持するブラケット32cが上壁32aより上方位置に設けられ、これによって回転軸41に取付けられた小羽根体43は、スリット32bを介してダクト部材32の内部から外部に延出するようになっている。ブラケット32cはダクト部材32と一体形成することによって、部品点数の低減を可能にでき、また、樹脂にて一体成形すれば製作も容易にできる。このように、小羽根体43および大羽根体44からなる羽根部材42ならびに回転軸41をダクト装置22に取付けてユニット化できるので、車両への組付け作業性を向上できる。
小羽根体43および大羽根体44は角度が90度異なる直交した関係に配置され、小羽根体43が鉛直な姿勢となる第1の角度位置と、大羽根体44が鉛直な姿勢となる第2の角度位置との間で羽根部材42は90度回動できるようになっている。羽根部材42の回動範囲を90度に規制するために、回転軸41に固設された当接部材45に当接する一対のストッパ46,47が筐体枠34に取付けられている。筐体枠34と羽根部材42(大羽根体44)との間には付勢手段をなす引張スプリング48が設けられ、引張スプリング48のばね力によって回転軸41は通常一方のストッパ46に当接部材45が当接する角度位置に保持されている。これによって、通常は小羽根体43によってダクト部材32に形成された第1空気流通領域31を閉止し、筐体枠34に形成した第2空気流通領域33を開口している。この状態において、小羽根体43に作用する風圧(空気圧力)により小羽根体43がラジエータ11側に向いた水平な角度位置に回動されると、大羽根体44は第2空気流通領域33を閉止する角度位置に回動される。
ダクト部材31の先端開口部には、図1に示すように、柔軟結合部51が取付けられ、柔軟結合部51の内周に第2のグリル開口部16に形成した開口端部16aが気密的に嵌合するようになっている。柔軟結合部51は、前後方向に伸縮可能でかつそれに直交する鉛直な面内で弾性変位可能な柔軟性をもつ蛇腹機能を有しており、バンパー15の組付け時の位置ずれを吸収しながらバンパー15とダクト部材31とを気密を保持して接続できるようにしている。これによって、第2の開口部16よりラジエータ11の前面下部に至る密閉された下部導入通路52を形成している。なお、柔軟結合部51としては、蛇腹状に形成する他、伸縮かつ変形可能なゴム材にて構成することもできる。
シャッタ装置23を備えた第1のダクト装置21についても、ダクト部材31の先端開口部に柔軟結合部53が取付けられ、この柔軟結合部53の内面上面にはボンネット周囲部材54から延長された壁55が接合され、内面下面にはバンパー15の上部壁15aが接合され、これによって、第1の開口部14よりラジエータ11の前面上部に至る密閉された上部導入通路56を形成している。
次に上記した実施の形態における動作について説明する。通常第1および第2のシャッタ装置25,26は付勢手段(引張スプリング)48の付勢力によって、小羽根体43が第1空気流通領域31を閉止し、大羽根体44が第2空気流通領域33を開口する第1の角度位置に保持されている。これにより、車両が走行すると、第1および第2のグリル開口部14、16より導入された空気は、第2空気流通領域33を介してエンジンルーム10内に流入され、この空気はラジエータ11の前面の広い範囲に作用してラジエータ11の放熱効果を高め、エンジン冷却水の温度上昇を抑制する。
車両の速度が上昇すると、小羽根体43に作用する空気圧力(空気抵抗)が増加し、その空気圧力による羽根回動力が付勢手段48の付勢力に打ち勝つと、羽根部材42が回転軸41を中心にして回動する。これにより、小羽根体43は第1空気流通領域31を徐々に開口状態に変化させ、一方、大羽根体44は第2空気流通領域33を徐々に閉止状態に変化させる。大羽根体44が閉止状態に近づくと、空気圧力は大羽根体44に作用して羽根部材42にはさらに大きな回動力が作用されるようになるため、羽根部材42は大羽根体44によって第2空気流通領域33を閉止する第2の角度位置まで回動され、その位置で当接部材45がストッパ47に当接して回動を規制される。
この結果、高速走行時においては、流通面積の大きな第2空気流通領域33が大羽根体44によって閉止されるため、エンジンルーム10内に流入される空気によって車両に作用する空気抵抗を減少させることができ、燃費を向上させることができる。また、高速走行時においても、小羽根体43が流通面積の小さな第1空気流通領域31を開口しているため、この第1空気流通領域31より空気をエンジンルーム10内に取り込むことができ、高速走行時におけるエンジンのオーバヒートを防止することができる。この場合、高速走行時においては低速ないしは中速走行時に比べてエンジンルーム10内に取り込まれる風量が多くなるため、小さな開口面積でもオーバヒートを防止するに十分な空気を導入できる。
このように高速走行時においては、グリル開口部14、16より多量の空気が導入され、第1空気流通領域31を通ってラジエータ11の前面に導かれるが、第1空気流通領域31を通る空気はダクト部材32に沿って流れ、エンジンルーム10内で澱んだり、乱流となって流れることがないので、高速走行時における空気抵抗を効果的に低減することができ、燃費を向上することができるようになる。なお、このとき回動した小羽根体43によって、ダクト部材32のスリット32bの一部が閉じられるため、空気の逃げを最小限に止めることができる。
しかも、回転軸41がダクト部材32の上方位置、好ましくはダクト部材32の上壁32aより上側に回転支持されているので、ダクト部材32内に万一水が浸入してきても、回転軸41が水に浸かることがない。従って、特に冬季や寒冷地において、回転軸41に付着した水分が凍結することによって、シャッタ装置25,26が作動不良を起こすこともなく、シャッタ装置25、26の作動を長期にわたって安定的に維持することができる。
なお、小羽根体43および大羽根体44によって第1および第2空気流通領域31、33の開閉が切替えられる車速領域は、空気圧力を受ける小羽根体43の受圧面積および付勢手段48の付勢力によって予め設定することが可能であり、また、付勢手段48の付勢力を調整できる構造にすれば、車両装着後に切替え時期を任意に変更することも可能である。
車両の速度が低下すると、大羽根体44にかかる空気圧力(空気抵抗)が減少し、その空気圧力による羽根回動力が付勢手段48の付勢力より下回ると、羽根部材42は付勢手段48の付勢力によって前記と逆方向に回動する。これにより、大羽根体44は第2空気流通領域33を徐々に開口状態に変化させるとともに、小羽根体43は第1空気流通領域31を徐々に閉止状態に変化させ、遂には、小羽根体43によって第1空気流通領域31を閉止する第1の角度位置に保持されるに至る。
ここで、羽根部材42が第1の角度位置から第2の角度位置に回動される車速と、第2の角度位置から第1の角度位置に復帰される車速は、空気圧力を受ける小羽根体43および大羽根体44の受圧面積が相違するために同じにはならずヒステリシスを生ずる。このヒステリシスは、ある車速領域を境に車両が増速、減速を繰り返しても、羽根部材42が復帰した後にすぐに再び回動を始めるといったハンチング的な挙動を抑えるうえで有効となる。
上記した第1の実施の形態においては、回転軸41上に1つずつの小羽根体43と大羽根体44を設けた羽根部材42の例で説明したが、左右方向(車幅方向)のバランスを考慮して、両端に小羽根体を、中央に大羽根体を左右対称に配置することもできる。そして、この場合には、両端に一対のダクト部材を配置し、その間に筐体枠を設けるようにすればよい。
上記した第1の実施の形態によれば、羽根部材42に作用する空気圧力を利用してシャッタ装置25,26を開閉させるようにしたので、シャッタ装置25、26を開閉するための特別な駆動手段を不要にすることができ、これにより、可動グリルシャッタ装置を車両に装備しても、車両重量の増大を極力抑制でき、燃費効果を有効に発揮することができるとともに、システム構成も不要となるので、コスト低減に寄与できる。
図7は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、第1の実施の形態と異なる点は、第1のシャッタ装置25,26を設けた第1および第2のダクト装置21,22をフロントグリル側に装着した点である。従って、以下においては相違点のみについて説明し、同一構成部分は同一部品に同一の参照番号を付して詳細な説明を省略する。
図7において、グリル意匠部13に開口した第1のグリル開口部14の後方に配置された第1のダクト装置21は、ブラケット57を介してグリル意匠部13に取付けられている。また、バンパー15に開口した第2のグリル開口部16の後方に配置された第2のダクト装置22は、ブラケット58を介してバンパー15に取付けられている。第1および第2のダクト装置21、22には、前述したと同様な構成の第1および第2のシャッタ装置25、26がそれぞれ設けられている。
ダクト装置21,22は、グリル意匠部13およびバンパー15が車両に組付けられる前に、シャッタ装置25,26を組込んだうえでグリル意匠部13およびバンパー15にそれぞれ取付けられ、グリル意匠部13およびバンパー15を車両に組付けるだけの操作で可動グリルシャッタ装置の装着が可能となる。
かかる第2の実施の形態によれば、グリル意匠部13およびバンパー15を車両に組付ける前に、シャッタ装置25,26を組込んだダクト装置21,22をグリル意匠部13およびバンパー15に取付けることができ、組付性および作業性を大幅に向上できるようになる。しかも、ダクト装置21,22をグリル意匠部13、バンパー15に設けたことにより、グリル意匠部13およびバンパー15とダクト装置21,22とを密閉的に接続する柔軟結合部(51、53)を不要にでき、構成の簡素化を可能にできるようになる。
図8は、本発明の第3の実施の形態を示すもので、羽根部材42を互いに受圧面積の異なる3種類の羽根体によって構成したものである。すなわち、図8に示すように、回転軸41には、第1空気流通領域Z1を開閉する横幅が最も小さな小羽根体61と、第3流入領域Z3を開閉する横幅が最も大きな大羽根体63と、第2流入領域Z2を開閉するその中間の横幅をもつ中羽根体62が、それぞれ90度ずつ角度位相を異にして設けられている。そして、通常は小羽根体61によって第1空気流通領域Z1のみを閉止し、車速の上昇によって小羽根体61に作用する空気圧力が上昇すると、羽根部材42を90度回動させて中羽根体62にて第2空気流通領域Z2を閉止させ、さらに車速が上昇して中羽根体62に作用する空気圧力が上昇すると、羽根部材42を90度回動させて大羽根体63にて第3空気流通領域Z3を閉止させる。なお、この第3の実施の形態においては、付勢手段として羽根部材42の回動に従って反発力(付勢力)を高める機構が必要となる。
上記した実施の形態においては、大小の羽根体43,44によって開閉される第1および第2空気流通領域31、33が相互に仕切られた構成となっているが、1つの連続した空気流通路とし、その空気流通路の各領域を大小の羽根体43,44によって開閉させるようにしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、グリル意匠部13およびバンパー15にそれぞれグリル開口部14、16を設け、これらグリル開口部14、16から導入される空気を2組のシャッタ装置25,26によって遮断できるようにした例について述べたが、グリル開口部をグリル意匠部13もしくはバンパー15のいずれか一方にのみ設けた車両については、当然のことながら空気流通領域およびそれを開閉するシャッタ装置はそれぞれ1組となる。
さらに、上記した実施の形態においては、羽根部材42を空気圧力を利用して回動させ、空気流通領域31、33を開閉させるようにしたが、本発明はそのような構成に限定されるものではなく、羽根部材42を回動するための駆動手段を別途設けて、羽根部材42を車速および(あるいは)エンジン冷却水温度に応じて開閉させるものにも適用可能である。
そして、駆動手段によって羽根部材を回動させる形態においては、2つ以上の羽根体によって空気流通領域(空気流通路)をそれぞれ開閉することは必ずしも必要ではなく、少なくとも1つの羽根部材によって空気流通路の全部もしくは一部を開閉させるようにしてもよく、ダクト装置は、空気流通路の全部もしくは一部を形成するものであればよい。
本発明の第1の実施の形態を示す車両用可動グリルシャッタ装置の概要図である。 図1におけるシャッタ装置を備えたダクト装置を示す斜視図である。 図2のA方向から見た図である。 図3のB−B線に沿って切断した断面図である。 図3の作動状態を示す図である。 図5のC−C線に沿って切断した断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す車両用可動グリルシャッタ装置の概要図である。 本発明の第3の実施の形態を示す羽根部材を示す図である。
符号の説明
10…エンジンルーム、11…ラジエータ、12…車体ボディ、13…グリル意匠部、14、16…グリル開口部、15…バンパー、17…バンパーリィンフォース、21、22…ダクト装置、25、26…シャッタ装置、31…第1空気流通領域、32…ダクト部材、32a…上壁、32b…スリット、32c…ブラケット、33…第2空気流通領域、34…筐体枠、41…回転軸、42…羽根部材、43…小羽根体、44…大羽根体、46、47…ストッパ、48…付勢手段(引張スプリング)、51、53…柔軟結合部。

Claims (7)

  1. フロントグリルのグリル開口部よりエンジンルーム内のラジエータに空気を流入させるとともに、エンジンルーム内への空気の流入を遮断する開閉可能なシャッタ装置を備えた可動グリルシャッタ装置において、前記フロントグリルと前記ラジエータの間に、前記グリル開口部より導入された空気をラジエータの前面に導入する空気流通路の少なくとも一部を形成したダクト装置を配置し、該ダクト装置に前記シャッタ装置を開閉可能に設け、前記シャッタ装置は、前記ダクト装置の上方位置に回転可能に支持された回転軸と、該回転軸に取付けられた羽根部材を備えていることを特徴とする車両用可動グリルシャッタ装置。
  2. 請求項1において、前記空気流通路は、第1空気流通領域と第2空気流通領域からなり、該第1空気流通領域が前記ダクト装置に形成され、前記シャッタ装置の羽根部材は、前記第1空気流通領域を開閉する羽根体と、前記第2空気流通領域を開閉する羽根体からなり、通常は前記第1空気流通領域が閉止されて前記第2空気流通領域が開口され、高速走行時に前記第1空気流通領域が開口されて前記第2空気流通領域が閉止されるようになっている車両用可動グリルシャッタ装置。
  3. 請求項2において、前記シャッタ装置の羽根部材は、第1空気流通領域および第2空気流通領域をそれぞれ開閉する大小の羽根体からなり、前記羽根部材の小羽根体は前記回転軸の第1の角度位置において前記第1空気流通領域を閉止するようになっており、前記羽根部材の大羽根体は前記回転軸の第2の角度位置において前記第2空気流通領域を閉止するようになっており、前記回転軸を通常小羽根体が前記第1空気流通領域を閉止する第1の角度位置に保持する付勢手段を備え、前記回転軸は前記大小の羽根体に作用する風圧により前記付勢手段の付勢力に抗して回動され前記大小の羽根体の何れか一方によって第1空気流通領域および第2空気流通領域の一方を閉止する状態に保持されるようになっている車両用可動グリルシャッタ装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記ダクト装置を、前記ラジエータが設置された車体ボディ側に取付けてなる車両用可動グリルシャッタ装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記ダクト装置を、フロントグリル側に取付けてなる車両用可動グリルシャッタ装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記ダクト装置の上壁にはスリットが形成され、前記羽根部材は、前記スリットを介して前記ダクト装置の内部から外部に延出するように配置され、前記回転軸は、前記上壁の上側に配置されて前記羽根部材と接続されている車両用可動グリルシャッタ装置。
  7. 請求項6において、前記回転軸を回転可能に支持するブラケットを前記上壁に備え、前記ブラケットを前記ダクト装置と一体形成した車両用可動グリルシャッタ装置。
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