JP6575055B2 - グリルシャッタ装置 - Google Patents

グリルシャッタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6575055B2
JP6575055B2 JP2014238095A JP2014238095A JP6575055B2 JP 6575055 B2 JP6575055 B2 JP 6575055B2 JP 2014238095 A JP2014238095 A JP 2014238095A JP 2014238095 A JP2014238095 A JP 2014238095A JP 6575055 B2 JP6575055 B2 JP 6575055B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
absorber
shutter device
grill
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014238095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016097890A (ja
Inventor
堀 健二
健二 堀
博貴 田中
博貴 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2014238095A priority Critical patent/JP6575055B2/ja
Publication of JP2016097890A publication Critical patent/JP2016097890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6575055B2 publication Critical patent/JP6575055B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、グリルシャッタ装置に関するものである。
従来、車体前部のグリル開口部に設けられたシャッタ機構の開閉動作に基づいて、そのグリル開口部からエンジンルーム内に流れ込む空気の流量を制御可能なグリルシャッタ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
即ち、例えば、高速走行時には、シャッタ機構を閉状態としてエンジンルーム内への空気の流入を制限することにより、その空力性能(例えば「Cd値」等)を向上させることができる。また、エンジン始動時には、そのラジエータに導入する流量を抑えることで、その暖機時間を短縮することができる。そして、エンジン温度が上昇傾向にある場合には、シャッタ機構を開状態としてエンジンルーム内に流れ込む流量を増やすことにより、そのエンジン温度を適切に管理することができる。
また、通常、このようなグリルシャッタ装置は、シャッタ機構を保持するフレームを備えている。そして、シャッタ機構の閉動作に基づいて、そのフレームの枠内を閉鎖する構成になっている。
実開昭58−139519号公報
しかしながら、多くの場合、グリル開口部の内部形状は、グリルシャッタ装置のフレーム形状に一致するものになっていない。更に、その配置スペースの寸法についてもまた、周辺部品の組付誤差を要因としたバラツキが存在する。このため、その開口面積の拡大、即ちフレームの拡大による通風性能の向上が難しいという問題があることから、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、より高い通風性能を確保することのできるグリルシャッタ装置を提供することにある。
上記課題を解決するグリルシャッタ装置は、車両のフロントグリルが設けられるグリル開口部よりも内側に配置されるフレームと、前記フレームの枠内に支持されたシャッタ機構と、前記フレームと一体に設けられてフロントグリルの内側に配置されることにより車両の衝突荷重を受けるアブソーバと、バンパリインフォースと、を備えたグリルシャッタ装置であって、車両幅方向に延びる前記フレームの幅方向両端部の側壁間には、該フレームの枠内に支持壁が設けられており、前記シャッタ機構は、各前記側壁及び前記支持壁に架け渡された状態で回動可能に軸支された可動フィンを備え、前記フレームは、前記支持壁の幅方向両側において前記アブソーバと一体に固定され、前記フレームは、前記支持壁の幅方向両側において前記バンパリインフォースに固定されており、前記フレームと前記バンパリインフォースとの固定箇所よりも車両幅方向外側には、前記フレームと前記アブソーバとの固定箇所がある
上記構成によれば、フレームに一体化されたアブソーバによって、グリル開口部の内部形状が規定されるようになる。即ち、グリル開口部の内部形状とフレーム形状との差異を埋めるシール部材が不要になる。その結果、フレームを拡大することができる。更に、配置スペースの寸法についてもまた、アブソーバがフレームに支持されることで、従来構造に見られるような車両の構造部材(例えば、クロスメンバ等)にアブソーバを固定する際の組付誤差によるバラツキを排除することができる。その結果、更にフレームを拡大することができる。そして、これにより、より大きな開口面積を確保して、シャッタ機構が開作動状態にある場合における通風性能を向上させることができる。
また、グリルシャッタ装置と一体にアブソーバを車両に組み付けることが可能になることで、作業効率を向上させることができる。そして、シール部材の削減による軽量化及び低コスト化を実現することができる
上記課題を解決するグリルシャッタ装置は、前記アブソーバは、バンパの下方側に配置されるロアアブソーバであることが好ましい。
即ち、車両の構造部材にロアアブソーバを固定する従来構造の場合、そのロアアブソーバは、所謂片持ち状態で前方に突出して設けられることになる。このため、その組付誤差によるバラツキを予め大きく想定した上で、フレームの設計を行う必要性が生ずる。しかしながら、ロアアブソーバをグリルシャッタ装置のフレームと一体化し、そのフレームにより支持する構成を採用することで、上記のような組付誤差によるバラツキを排除することができる。従って、上記構成に適用することで、より顕著な効果を得ることができる。
上記課題を解決するグリルシャッタ装置は、前記ロアアブソーバは、樹脂を用いて中空状に形成されるとともに内側に複数の強化リブを有する。
上記課題を解決するグリルシャッタ装置は、前記フレーム及び前記アブソーバは、スナップフィットにより一体に固定されることが好ましい。
上記構成によれば、フレーム及びアブソーバを容易に一体化することができる。そして、これにより、作業効率を向上させることができる。
本発明によれば、より高い通風性能を確保することができる。
グリルシャッタ装置が搭載された車両の概略構成を示す模式図。 グリルシャッタ装置の斜視図。 グリルシャッタ装置の正面図。 グリルシャッタ装置の側面図。 グリルシャッタ装置を構成するフレーム及びロアアブソーバを示す分解斜視図。 フレームに設けられた連結突部の斜視図。 スナップフィットによるフレーム及びロアアブソーバの固定構造を示す断面図。
以下、グリルシャッタ装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1の前端部(同図中、左側の端部)には、車両前方の外部空間とフロントフード(ボンネット)3の下方に設けられたエンジンルーム4とを連通するグリル開口部5が形成されている。具体的には、本実施形態の車両1は、バンパ6の上方及び下方に形成された2つのグリル開口部5a,5bを備えている。また、これら各グリル開口部5a,5bの開口端には、それぞれ、車両1の前方意匠(フロントマスク)を構成するフロントグリル7(アッパグリル7a及びロアグリル7b)が設けられている。そして、そのバンパ6の下方に形成されたグリル開口部5b内には、当該グリル開口部5bからエンジンルーム4内に流れ込む空気の流量を制御可能なグリルシャッタ装置10が設けられている。
詳述すると、本実施形態のグリルシャッタ装置10は、グリル開口部内に配置されるフレーム11と、このフレーム11の枠内に支持されたシャッタ機構12と、このシャッタ機構12を駆動するアクチュエータ13と、を備えている。
図2〜図4に示すように、本実施形態のフレーム11は、車幅方向(図3中、左右方向)に延びる横長の略四角枠状に形成されている。また、シャッタ機構12は、フレーム11の枠内に複数の可動フィン14を整列配置することにより形成されている。尚、本実施形態のグリルシャッタ装置10において、アクチュエータ13は、フレーム11の側方(図3中、左側)に支持されている。更に、フレーム11の上枠部16には、固定用の締結フランジ16a,16bが設けられている。そして、図1に示すように、本実施形態のグリルシャッタ装置10は、そのフレーム11の上枠部16がバンパリインフォース17に固定されることにより、バンパ6下方のグリル開口部5b内に配置される構成になっている。
さらに詳述すると、図2及び図3に示すように、フレーム11の枠内には、その車幅方向における略中央部分に支持壁20が設けられている。そして、本実施形態のシャッタ機構12は、この支持壁20により区画された左右二つの流路21,22内において、それぞれ二列平行に設けられた複数の可動フィン14を備えている。
具体的には、図2〜図4に示すように、これらの各可動フィン14は、それぞれ、その回動軸14aがフレーム11の各側壁23,24及びこれに対向する上記支持壁20に架け渡された状態で回動可能に軸支されている。また、図4に示すように、これらの各可動フィン14は、リンク25を介して互いに連結されている。そして、本実施形態のアクチュエータ13は、その各回動軸14aを回転駆動することにより、シャッタ機構12を開閉動作させる構成になっている。
即ち、図1に示すように、本実施形態のシャッタ機構12は、グリル開口部5bから流れ込む空気の流入方向(図1中、左側から右側に向かう方向)に対して各可動フィン14が並行する状態となることにより開状態となる。また、空気の流入方向に対して各可動フィン14が交差する状態となることにより、そのフレーム11の枠内に形成された各流路21,22を閉鎖する閉状態となる。そして、本実施形態のグリルシャッタ装置10は、このようなシャッタ機構12の開閉動作に基づいて、そのグリル開口部5bからエンジンルーム4内に流れ込む空気の流量を制御することが可能となっている。
また、図1に示すように、本実施形態の車両1は、そのフロントグリル7の内側、バンパリインフォース17の下方となる位置に設けられたロアアブソーバ30が設けられている。具体的には、このロアアブソーバ30は、グリル開口部5bの下方となる位置において車幅方向に延設されている。そして、これより、その車両の衝突荷重を受ける構成となっている。
図1及び図3に示すように、本実施形態のロアアブソーバ30は、樹脂を用いて中空状に形成されている。また、ロアアブソーバ30内には、複数の強化リブ31が設けられている。具体的には、本実施形態のロアアブソーバ30は、その強化リブ31として、車両1に対する組付け状態において車両前後方向及び上下方向に延びる縦リブ31aと、車両前後方向及び車幅方向に延びる横リブ31bと、を備えている。そして、これにより、衝撃吸収機能を担保しつつ、軽量化及び高剛性化を図る構成になっている。
即ち、本実施形態の車両1は、前方衝突時、このロアアブソーバ30が衝突荷重を吸収することで、その衝突体を保護する構造になっている。更に、このロアアブソーバ30は、衝突体が歩行者である場合に、その脚部をすくい上げる機能を有している(所謂足払い機能)。そして、これにより、車両1下部への潜り込みを抑えて高い安全性を確保することが可能となっている。
さらに詳述すると、図2〜図5に示すように、本実施形態のグリルシャッタ装置10は、フレーム11と一体に設けられた上記ロアアブソーバ30を備えている。そして、フレーム11がバンパリインフォース17に固定されることにより、そのフレーム11に支持されたロアアブソーバ30がグリル開口部5bの下方に配置される構成になっている。
詳述すると、図5〜図7に示すように、本実施形態のグリルシャッタ装置10において、フレーム11の下枠部32には、前方側に突出する複数の連結突部33が設けられている。また、ロアアブソーバ30の後端部30aには、これらの各連結突部33に対応した複数の連結凹部34が形成されている。そして、本実施形態のグリルシャッタ装置10は、そのロアアブソーバ30側の各連結凹部34内にフレーム11側の各連結突部33が挿入されることにより、これらフレーム11及びロアアブソーバ30が一体に固定される構成になっている。
さらに詳述すると、図6及び図7に示すように、フレーム11側の各連結突部33は、ロアアブソーバ30側の各連結凹部34内に挿入されることにより当該各連結凹部34に嵌合する本体部35と、この本体部35とともに各連結凹部34内に挿入される可撓性を有したアーム部36と、を備えている。そして、そのアーム部36の先端には、各連結凹部34内に形成された係合凹部37に係合する係合突部38が形成されている。
本実施形態では、各連結凹部34内の係合凹部37は、その各連結凹部34とロアアブソーバ30の上面30sとを連通する貫通孔39により形成されている。また、各連結突部33には、その本体部35を上下方向に貫通する孔部40が形成されている。そして、アーム部36は、その係合突部38が上方に突出する状態で、この孔部40内に設けられている。
即ち、図7に示すように、フレーム11側の各連結突部33は、そのアーム部36の先端側が下方に撓められた状態でロアアブソーバ30側の各連結凹部34内に挿入される。また、このアーム部36は、その先端に設けられた係合突部38が連結凹部34の係合凹部37内に挿入される位置において弾力的に復元する。そして、本実施形態のグリルシャッタ装置10は、これにより形成されるスナップフィット41によって、そのフレーム11とロアアブソーバ30とが脱離不能に固定される構成になっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ロアアブソーバ30をグリルシャッタ装置10のフレーム11と一体化することにより、そのロアアブソーバ30によって、グリル開口部5bにおける下方側の内部形状が規定されるようになる。即ち、グリル開口部5bの内部形状とフレーム形状との差異を埋めるシール部材が不要になる。その結果、フレーム11を拡大することができる。更に、配置スペースの寸法についてもまた、ロアアブソーバ30がフレーム11に支持されることで、従来構造に見られるような車両1の構造部材(例えば、クロスメンバ等)にロアアブソーバ30を固定する際の組付誤差によるバラツキを排除することができる。その結果、フレーム11を更に拡大することができる。そして、これにより、より大きな開口面積を確保して、シャッタ機構12が開作動状態にある場合における通風性能を向上させることができる。
特に、前方に突出して設けられるロアアブソーバ30の場合、当該ロアアブソーバ30を車両の構造部材に固定する従来構造では、そのロアアブソーバ30が所謂片持ち状態で支持されることになる。このため、その組付誤差によるバラツキを予め大きく想定した上で、フレーム11の設計を行う必要性が生ずる。しかしながら、ロアアブソーバ30をグリルシャッタ装置10のフレーム11と一体化し、そのフレーム11により支持する構成を採用することで、上記のような組付誤差によるバラツキを排除することができる。そして、これにより、より顕著な効果を得ることができる。
また、グリルシャッタ装置10と一体にロアアブソーバ30を車両1に組み付けることが可能になることで、作業効率を向上させることができる。そして、シール部材の削減による軽量化及び低コスト化を実現することができる。加えて、グリル開口部5bから流れ込む空気の整流効果が期待できる。
(2)フレーム11及びロアアブソーバ30は、スナップフィット41により一体に固定される。これにより、フレーム11及びロアアブソーバ30を容易に一体化することができる。その結果、その作業効率を向上させることができる。
(3)フレーム11は、バンパリインフォース17に固定される。これにより、安定的に、そのフレーム11に支持されたロアアブソーバ30をバンパ6の下方側に配置することができる。
(4)ロアアブソーバ30は、樹脂を用いて中空状に形成されるとともに、内側に複数の強化リブ31を有する。このような構成を採用することで、衝撃吸収機能を確保しつつ、軽量化及び高剛性化を図ることができる。そして、これにより、そのロアアブソーバ30(若しくはその一部分)を、例えば、車両のクロスメンバ(No.2)等、車両の構造部材として機能させることができるようになる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、グリル開口部5から流れ込む空気は、フロントフード(ボンネット)3の下方に設けられたエンジンルーム4に取り入れられることとした。しかし、その空気の取り入れ先は、必ずしもエンジンルーム4でなくともよい。即ち、例えば、ラジエータのような熱交換器の収容室等、グリル開口部5から流れ込む空気が導入される空間があればよく、車体の後部又は中央にエンジンが配置された車両、或いは電気自動車等、車室よりも前方の車体内空間にエンジンが搭載されていない車両に適用してもよい。
・上記実施形態では、シャッタ機構12は、各可動フィン14の回動に基づいて開閉動作することとした。しかし、これに限らず、シャッタ機構の形態については、このような所謂回動式の他、例えば、所謂スライド式、或いはその可動体が揺動するもの等であってもよい。
・上記実施形態では、フレーム11は、横長の略四角枠状に形成されることとしたが、その形状はこれに限るものではない。そして、ロアアブソーバ30の素材や形状等についてもまた、任意に変更してもよい。
・上記実施形態では、フレーム11及びロアアブソーバ30は、スナップフィット41により一体に固定されることとしたが、例えば、締結等、その両者の固定方法は、必ずしもこれに限るものではない。そして、例えば、樹脂成型等により両者が一体に形成される構成であってもよい。
・また、上記実施形態では、ロアアブソーバ30をフレーム11と一体化したが、バンパアブソーバ(アッパアブソーバ)50をフレーム11と一体化する構成、或いは、これらの両アブソーバ(30,50)の双方をフレーム11と一体化する構成としてもよい。
即ち、バンパアブソーバ50をグリルシャッタ装置10のフレーム11と一体化することで、そのバンパアブソーバ50、例えばフレーム11に対する連結部位等がグリル開口部5の内部形状を規定する内壁部材として機能する。そして、これにより、グリル開口部5の内部形状とフレーム形状との差異を埋めるシール部材が不要になることで、そのフレーム11を拡大することができる。更に、グリル開口部5から流れ込む空気の整流効果が期待できる。その結果、より高い通風性能を確保することができる。加えて、グリルシャッタ装置10と一体にバンパアブソーバ50を車両に組付け可能になることによる作業効率の向上、及びシール部材の削減による軽量化及び低コスト化を実現することができる。
・上記実施形態では、バンパ6よりも下方に形成されたグリル開口部5b内に設けられたグリルシャッタ装置10に具体化した。しかし、これに限らず、バンパ6の上方に形成されたグリル開口部5a内に形成されるグリルシャッタ装置10に適用してもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を効果とともに記載する。
(イ)前記フレームは、前記バンパリインフォースに固定されること、を特徴とするグリルシャッタ装置。これにより、安定的に、そのフレームに支持されたロアアブソーバをバンパの下方側に配置することができる。
(ロ)前記ロアアブソーバは、樹脂を用いて中空状に形成されるとともに内側に複数の強化リブを有すること、を特徴とするグリルシャッタ装置。これにより、その衝撃吸収機能を担保しつつ、軽量化及び高剛性化を図ることができる。
(ハ)前記アブソーバは、バンパアブソーバであること、を特徴とするグリルシャッタ装置。
1…車両、4…エンジンルーム、5(5a,5b)…グリル開口部、6…バンパ、7…フロントグリル、10…グリルシャッタ装置、11…フレーム、12…シャッタ機構、14…可動フィン、14a…回動軸、16…上枠部、16a,16b…締結フランジ、17…バンパリインフォース、21,22…流路、30…ロアアブソーバ、31…強化リブ、31a…縦リブ、31b…横リブ、32…下枠部、33…連結突部、34…連結凹部、41…スナップフィット、50…バンパアブソーバ。

Claims (4)

  1. 車両のフロントグリルが設けられるグリル開口部よりも内側に配置されるフレームと、
    前記フレームの枠内に支持されたシャッタ機構と、
    前記フレームと一体に設けられてフロントグリルの内側に配置されることにより車両の衝突荷重を受けるアブソーバと、
    バンパリインフォースと、
    を備えたグリルシャッタ装置であって、
    車両幅方向に延びる前記フレームの幅方向両端部の側壁間には、該フレームの枠内に支持壁が設けられており、
    前記シャッタ機構は、各前記側壁及び前記支持壁に架け渡された状態で回動可能に軸支された可動フィンを備え、
    前記フレームは、前記支持壁の幅方向両側において前記アブソーバと一体に固定され
    前記フレームは、前記支持壁の幅方向両側において前記バンパリインフォースに固定されており、
    前記フレームと前記バンパリインフォースとの固定箇所よりも車両幅方向外側には、前記フレームと前記アブソーバとの固定箇所がある
    グリルシャッタ装置。
  2. 請求項1に記載のグリルシャッタ装置において、
    前記アブソーバは、バンパの下方側に配置されるロアアブソーバであること、
    を特徴とするグリルシャッタ装置。
  3. 請求項に記載のグリルシャッタ装置において、
    前記ロアアブソーバは、樹脂を用いて中空状に形成されるとともに内側に複数の強化リブを有すること、
    を特徴とするグリルシャッタ装置。
  4. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載のグリルシャッタ装置において、
    前記フレーム及び前記アブソーバは、スナップフィットにより一体に固定されること、
    を特徴とするグリルシャッタ装置。
JP2014238095A 2014-11-25 2014-11-25 グリルシャッタ装置 Active JP6575055B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014238095A JP6575055B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 グリルシャッタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014238095A JP6575055B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 グリルシャッタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016097890A JP2016097890A (ja) 2016-05-30
JP6575055B2 true JP6575055B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=56076778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014238095A Active JP6575055B2 (ja) 2014-11-25 2014-11-25 グリルシャッタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6575055B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6816479B2 (ja) * 2016-12-01 2021-01-20 アイシン精機株式会社 グリルシャッタ装置
JP2019104449A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 トヨタ自動車株式会社 車両用グリルシャッター
US10933819B2 (en) 2018-04-20 2021-03-02 Moriroku Technology Company, Ltd. Member assembly
JP6873091B2 (ja) * 2018-04-20 2021-05-19 森六テクノロジー株式会社 部材集合体
JP7136034B2 (ja) 2019-07-29 2022-09-13 トヨタ自動車株式会社 グリルシャッタ取付構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3285189B2 (ja) * 1996-01-19 2002-05-27 スズキ株式会社 グリルの取付構造
JP5169443B2 (ja) * 2008-04-25 2013-03-27 トヨタ車体株式会社 車両用バンパのグリル取付構造
JP2012166766A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Toyota Motor Corp 車両前部構造
JP5470431B1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-16 富士重工業株式会社 開口調整装置の取付構造
JP5910561B2 (ja) * 2013-03-29 2016-04-27 マツダ株式会社 車両のグリルシャッタ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016097890A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6575055B2 (ja) グリルシャッタ装置
JP5853801B2 (ja) グリルシャッタ装置
JP5513470B2 (ja) グリルシャッタ装置
JP4678500B2 (ja) 車両用可動グリルシャッタ装置
JP4678499B2 (ja) 可動グリルシャッタ装置
JP6816479B2 (ja) グリルシャッタ装置
US20140216834A1 (en) Active grille shutter assembly
JP6809805B2 (ja) ラジエータ装置を備えた自動車
JP5911346B2 (ja) 車両用グリルシャッタ及び車両用グリルシャッタ用フラップ
JP6455559B2 (ja) 自動車のグリルシャッタ取付構造
KR20130007831A (ko) 자동차의 에어플랩 장치
JP6863239B2 (ja) 車両前部構造
JP5890720B2 (ja) 可変ダクト支持構造
JP6015513B2 (ja) 冷却構造
JP2007245920A (ja) 自動車の前部構造
JP6879175B2 (ja) グリルシャッタ装置
JP5974959B2 (ja) 車両のグリルシャッタ構造
JP2012250681A (ja) 自動車のカウルルーバ
KR101576889B1 (ko) 보행자 보호형 액티브 에어 플랩
JP2020196368A (ja) フロントエンド構造
JP2019104449A (ja) 車両用グリルシャッター
JP7286390B2 (ja) 車両用の空気吹き出し装置
JP2019104466A (ja) 車両用シャッター装置
JP2014181023A (ja) 車体前部構造
JP6332346B2 (ja) エンジンルームの走行風排出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190805

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6575055

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151