JP6816479B2 - グリルシャッタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、グリルシャッタ装置に関する。
従来、エンジンルームに取り込まれる空気の流量を調整するグリルシャッタ装置が周知である。
特許文献1のグリルシャッタ装置は、矩形枠状のフレームと、当該フレームに回転支持される可動フィンと、車両が衝突した際の荷重を吸収するために設けられるロアアブソーバとを備えている。フレームは、その下側部分を構成する下枠部が、ロアアブソーバの上面と滑らかに連続するように当該ロアアブソーバに取り付けられている。
特開2016−97890号公報
特許文献1のグリルシャッタは、フレームの上側部分を構成する上枠部において、上側のバンパリンフォースに取り付けられている。このため、フレームの枠面積、すなわち空気の流路が狭かった。
本発明の目的は、エンジンルームに取り込まれる空気の流路をより広く確保することができるグリルシャッタ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、グリルシャッタ装置は、車幅方向に延びる第1バンパリインフォースと、前記第1バンパリインフォースから前記車幅方向に対して交差する方向に延びる複数の支持部材を含み、これら前記複数の支持部材により支持されて、グリルからエンジンルームに取り込まれる空気の流量を調整するシャッタ機構とを備えるグリルシャッタ装置であって、前記シャッタ機構は、前記支持部材により回転可能に支持される可動フィンを備え、前記可動フィンの先端部には、弾性変形可能とされるシール部材が設けられ、前記可動フィンの回転軸から前記可動フィンに取り付けられた前記シール部材の先端までの間の距離は、前記第1バンパリインフォースまでの間の距離よりも長く、前記可動フィンの回転軸から前記シール部材を含まない前記可動フィンの先端部までの間の距離は、前記第1バンパリインフォースまでの間の距離よりも短く設定される
この構成によれば、第1バンパリインフォースは、支持部材の支持を通じてシャッタ機構を支持する。すなわち、このグリルシャッタ装置は、従来技術に採用されていたフレームの分、構成する部品数が少ない。このため、グリルからエンジンルームに取り込まれる空気の流路となる有効開口面積を、従来よりも広く確保することができる。
この構成によれば、弾性変形するシール部材により、第1バンパリインフォースと可動フィンとの間がシールされる。これにより、エンジンルームへの空気の流入が抑制されて、エンジンの冷却を弱めることができる。ひいては、エンジンの暖機運転に必要な時間が短くなる。
上記構成において、前記支持部材の前記第1バンパリインフォースとは反対側の端部は、車幅方向に延びる第2バンパリインフォースに接続されることが好ましい。
この構成によれば、2つのバンパリインフォースにより、車両前部における強度が高められるとともに、支持部材は、2つのバンパリインフォースにより協働で挟持されるので、支持部材の変位が生じにくい。したがって、シャッタ機構の動作も安定する。
上記構成において、前記支持部材の前記第1バンパリインフォースとは反対側の端部は、アブソーバに接続されることが好ましい。
この構成によれば、車両前部における衝突荷重を吸収することができるとともに、支持部材は、バンパリインフォースとアブソーバとの協働で挟持されるので、支持部材の変位が生じにくい。したがって、シャッタ機構の動作も安定する。
本発明のグリルシャッタ装置は、エンジンルームに取り込まれる空気の流路をより広く確保することができる。
グリルシャッタ装置が搭載された車両の概略構成を示す模式図。 グリルシャッタ装置の斜視図。 グリルシャッタ装置の正面図。 (a)はグリルシャッタ装置の全開状態を示す模式図、(b)はグリルシャッタ装置の開状態(全開状態と全閉状態との中間状態)を示す模式図、(c)はグリルシャッタ装置の全閉状態を示す模式図。 グリルシャッタ装置の別例を示す模式図。 グリルシャッタ装置の別例を示す斜視図。
以下、グリルシャッタ装置の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、車両1の前端部(同図中、左側の端部)には、車両前方の外部空間とフロントフード(ボンネット)3の下方に設けられたエンジンルーム4とを連通するグリル開口部5及びバンパ6が設けられている。詳述すると、車両1は、2つのグリル開口部5a,5b及び車幅方向に延びる2つのバンパ6a,6bを備え、下側に向かってグリル開口部5a、バンパ6a、グリル開口部5b、バンパ6bの順で交互に配置されている。また、これら各グリル開口部5a,5bの開口端には、それぞれ、車両1の前方意匠(フロントマスク)を構成するフロントグリル7(アッパグリル7a及びロアグリル7b)が設けられている。そして、バンパ6aとバンパ6bとの間に形成されたグリル開口部5b内には、当該グリル開口部5bからエンジンルーム4内に流れ込む空気の流量を制御可能なグリルシャッタ装置10が設けられている。
図1、図2、及び図3に示すように、グリルシャッタ装置10は、車両1の基礎骨格をなす図示しないフレームに固定される第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12と、これら2つのバンパリインフォースに支持されるシャッタ機構13とを備える。
第1バンパリインフォース11は、車幅方向に延びる四角筒状の部材であって、前方視においてバンパ6aに隠れるように当該バンパ6aの後方のエンジンルーム4内に設けられている。
第2バンパリインフォース12は、車幅方向に延びる四角筒状の部材であって、前方視においてバンパ6bに隠れるように当該バンパ6bの後方のエンジンルーム4内に設けられている。
これら第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12は、その車幅方向両端部よりも中央部が前方に位置するように緩やかに湾曲している。また、第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12は、互いに平行な位置関係とされている。
シャッタ機構13は、第1バンパリインフォース11と第2バンパリインフォース12との間において、これら2つのバンパリインフォースに支持されている。すなわち、シャッタ機構13は、ロアグリル7bの後方のグリル開口部5b内に位置している。
詳述すると、図2に示すように、シャッタ機構13は、支持部材21、可動フィン22、アクチュエータ23を備える。
支持部材21は、上下方向において互いに離間する第1バンパリインフォース11と第2バンパリインフォース12との間を繋ぐものであって、上下方向に延びる軸状部材である。支持部材21の上端部及び下端部の前縁部分には、支持部材21の軸方向外側(上方又は下方)に向かって延びる板状の取付部25が設けられている。なお、取付部25には、前後方向に貫通し、後述の締結具26が使用される貫通孔が設けられている。
支持部材21は、取付部25が第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12それぞれの前面沿うように配置される。そして、支持部材21は、ボルト−ナット等の締結具26を介して、第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12に取り付けられている。
なお、本例の支持部材21は、右支持部材21a、中支持部材21b、及び左支持部材21cの3つの総称である。これら右支持部材21a、中支持部材21b、及び左支持部材21cは、互いに等間隔に配置された状態で、第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12に取り付けられている。
可動フィン22は、車幅方向に延びる板状の羽根27と、当該羽根27の両端部に突設される円柱状の回転軸28とを有する。羽根27の両端部に突設される回転軸28は、互いの軸心が一致するように設けられている。なお、本例の回転軸28は、羽根27の板幅方向(図1における前後方向)の中央部に設けられている。
羽根27の車幅方向の寸法は、支持部材21同士の車幅方向における間の寸法よりも若干短く設定されている。また、回転軸28の先端部における車幅方向の寸法は、支持部材21同士の車幅方向における間の寸法よりも若干長く設定されている。また、可動フィン22一つ当たりの板幅方向の寸法は、第1バンパリインフォース11と第2バンパリインフォース12との間の寸法の半分程度に設定されている。
可動フィン22は、右支持部材21a及び中支持部材21bにより、これら両者の間で回転可能に軸支される第1フィン22a及び第2フィン22b、並びに中支持部材21b及び左支持部材21cにより、これら両者の間で回転可能に軸支される第3フィン22c及び第4フィン22dの総称である。
第1フィン22aは、第2フィン22bよりも上側に位置し、且つ、回転変位したとき、第1フィン22aの後縁部が、第2フィン22bの前縁部とオーバーラップするように、右支持部材21a及び中支持部材21bに軸支されている。
第3フィン22cは、第4フィン22dよりも上側に位置し、且つ、回転変位したとき、第3フィン22cの後縁部が、第4フィン22dの前縁部とオーバーラップするように、中支持部材21b及び左支持部材21cに軸支されている。
なお、第1フィン22a及び第3フィン22cにおいて、羽根27の前縁部には、板幅方向に延び、且つ弾性変形可能とされたシール部材29が取り付けられている。また、第2フィン22b及び第4フィン22dにおいて、羽根27の後縁部には、板幅方向に延び、且つ弾性変形可能とされたシール部材29が取り付けられている。なお、板幅方向におけるシール部材29の寸法は、第1フィン22aの後縁部と第2フィン22bの前縁部とがオーバーラップする寸法及び第3フィン22cの後縁部と第4フィン22dの前縁部とがオーバーラップする寸法よりも長く設定されている。
これら、4つの可動フィン22は、中支持部材21bに設けられる周知のリンク部材によって互いに連結されている。これにより、4つの可動フィン22は、一体的に回転変位する。
アクチュエータ23は、可動フィン22を回転駆動させるための駆動源であって、左支持部材21cに取り付けられている。
図4(a)、図4(b)、及び図4(c)の各図に示すように、アクチュエータ23が駆動することにより、可動フィン22が回転する。これにより、グリル開口部5bの開閉状態が切り替わり、外部からグリル開口部5bを通過してエンジンルーム4に至る空気の流量が調整される。
次に、グリルシャッタ装置10の作用及び効果について説明する。
図1、図2、及び図3に示すように、グリルシャッタ装置10は、第1バンパリインフォース11と第2バンパリインフォース12との間に、シャッタ機構13を備えて構成される。すなわち、シャッタ機構13を構成し、可動フィン22を回転可能に支持する支持部材21は、第1バンパリインフォース11と第2バンパリインフォース12との協働により支持されている。
これにより、本例のグリルシャッタ装置10は、従来技術に採用されていたフレームの分だけ、構成する部品数が少ない。このため、グリル開口部5bを介してエンジンルーム4に取り込まれる空気の流路となる有効開口面積が、従来よりも広い。
また、このグリルシャッタ装置10を採用する車両1は、第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12の2つのバンパリインフォースにより、車両前部における強度が高められている。
さらに、3つの支持部材21は、第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12により協働で挟持されている。このため、3つの支持部材21の変位が生じにくい。したがって、シャッタ機構13の動作も安定する。
なお、図4(a)、図4(b)、及び図4(c)に示すように、第1フィン22a及び第3フィン22cにおいて、羽根27の前縁部には、板幅方向に延び、且つ弾性変形可能とされたシール部材29が取り付けられている。また、第2フィン22b及び第4フィン22dにおいて、羽根27の後縁部には、板幅方向に延び、且つ弾性変形可能とされたシール部材29が取り付けられている。また、板幅方向におけるシール部材29の寸法は、第1フィン22aの後縁部と第2フィン22bの前縁部とがオーバーラップする寸法及び第3フィン22cの後縁部と第4フィン22dの前縁部とがオーバーラップする寸法よりも長く設定されている。
このように構成したことにより、図4(a)に示す羽根27の板幅方向が車両前後方向に沿う状態から、図4(b)に示す状態を経て、図4(c)に示す羽根27の板幅方向が車両上下方向に沿う状態へ可動フィン22が回転変位するとき、シール部材29が第1バンパリインフォース11の下面及び第2バンパリインフォース12の上面に接触する。この際、シール部材29は、弾性変形するため、第1フィン22a及び第3フィン22cの前縁部と第1バンパリインフォース11との間、並びに、第2フィン22b及び第4フィン22dの後縁部と第2バンパリインフォース12との間を、それぞれシールする。これにより、グリル開口部5bが閉塞されるので、グリル開口部5bを介してエンジンルーム4に取り込まれる空気が従来よりも抑制される。このため、図示しないエンジンを暖機運転する時間が短くなるなどの効果が得られる。
また、シール部材29により、可動フィン22自体の寸法に多少ばらつきがあっても、グリル開口部5bを閉塞することができるので、シャッタ機構13の製造、ひいてはグリルシャッタ装置10の製造も容易となる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態の車両1は、2つのバンパリインフォース、すなわち、第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12を有する車両であったが、アブソーバを備える車両もある。このようなアブソーバを有する車両に、グリルシャッタ装置を採用する場合、アブソーバをグリルシャッタ装置の構成に含ませてもよい。
例えば、図5及び図6に示すように、第1バンパリインフォース11とロアアブソーバ9との間にシャッタ機構13を設け、ロアアブソーバ9、第1バンパリインフォース11、及びシャッタ機構13により、グリルシャッタ装置10を構成してもよい。
このように構成すれば、ロアアブソーバ9により、車両前部における衝突荷重を吸収することができる。ロアアブソーバ9により、歩行者の足下(脛付近)がすくい上げられるので、歩行者の足下におけるダメージを抑制するという効果も有る。
さらに、3つの支持部材21は、第1バンパリインフォース11及びロアアブソーバ9により協働で挟持されている。このため、3つの支持部材21の変位が生じにくい。したがって、シャッタ機構13の動作も安定する。
なお、支持部材21は、ロアアブソーバ9に限らず、車両の図示しないフレーム等と第1バンパリインフォース11との間に支持されていればよい。
・上記実施形態において、シャッタ機構13は、少なくとも、第1バンパリインフォース11に支持されていればよい。すなわち、グリルシャッタ装置10は、第1バンパリインフォース11及びシャッタ機構13により構成されていてもよい。このように構成した場合でも、グリルシャッタ装置10は、従来と比較して、フレームが省略される分、有効開口面積が広いという効果を有する。
・上記実施形態において、支持部材21と第1バンパリインフォース11及び第2バンパリインフォース12との間は、締結具26により互いに固定されたが、これら両者の固定は、締結具26に限らない。圧入、スナップフィット、溶着、接着等、各種方法により、固定関係にあればよい。
・上記実施形態において、第1バンパリインフォース11とバンパアブソーバ50とを一体化させて、当該バンパアブソーバ50をバンパ6(アッパバンパ6a)と第1バンパリインフォース11との間に位置させてもよい。このように構成すれば、バンパアブソーバ50は、グリル開口部5の内部形状を規定する内壁部材として機能する。これにより、グリル開口部5から流れ込む空気の整流効果が期待できる。その結果、より高い通風性能を確保することができる。加えて、グリルシャッタ装置10と一体にバンパアブソーバ50を車両1に組み付けることが可能となるので、組み付け作業効率が上昇するという効果が得られる。
・上記実施形態において、グリルシャッタ装置10は、グリル開口部5bに設けられ、同グリル開口部5bを介してエンジンルーム4に流れ込む空気の量を調整するものであったが、グリル開口部5aに設けられ、同グリル開口部5aを介してエンジンルーム4に流れ込む空気の量を調整するものであってもよい。
・上記実施形態において、グリル開口部5は、1つであってもよい。したがって、グリルシャッタ装置10は、単一のグリル開口部5を有する車両にも適用することができる。
・上記実施形態において、支持部材21は、3つ設けられたが、2つ以上であれば適宜変更可能である。
・上記実施形態において、アクチュエータ23は、支持部材21のうち左支持部材21cに設けられたが、いずれの支持部材21に設けられてもよい。また、可動フィン22を駆動させることができれば、支持部材21に限らず、バンパリインフォースやアブソーバなどに設けられてもよい。
次に、上記実施形態及び上記別例より想起される技術的思想について記載する。
(イ)上記構成において、前記アブソーバは、ロアアブソーバであること。
1…車両、3…フロントフード、4…エンジンルーム、5,5a,5b…グリル開口部、6,6a,6b…バンパ、7,7a,7b…グリル、9…ロアアブソーバ、10…グリルシャッタ装置、11…第1バンパリインフォース、12…第2バンパリインフォース、13…シャッタ機構、21,21a,21b,21c…支持部材、22,22a,22b,22c,22d…可動フィン、23…アクチュエータ、25…取付部、26…締結具、27…羽根、28…回転軸、29…シール部材、50…バンパアブソーバ。

Claims (3)

  1. 車幅方向に延びる第1バンパリインフォースと、
    前記第1バンパリインフォースから前記車幅方向に対して交差する方向に延びる複数の支持部材を含み、これら前記複数の支持部材により支持されて、グリルからエンジンルームに取り込まれる空気の流量を調整するシャッタ機構とを備えるグリルシャッタ装置であって、
    前記シャッタ機構は、前記支持部材により回転可能に支持される可動フィンを備え、
    前記可動フィンの先端部には、弾性変形可能とされるシール部材が設けられ、
    前記可動フィンの回転軸から前記可動フィンに取り付けられた前記シール部材の先端までの間の距離は、前記第1バンパリインフォースまでの間の距離よりも長く、前記可動フィンの回転軸から前記シール部材を含まない前記可動フィンの先端部までの間の距離は、前記第1バンパリインフォースまでの間の距離よりも短く設定されるグリルシャッタ装置。
  2. 請求項1に記載のグリルシャッタ装置において、
    前記支持部材の前記第1バンパリインフォースとは反対側の端部は、車幅方向に延びる第2バンパリインフォースに接続されるグリルシャッタ装置。
  3. 請求項1に記載のグリルシャッタ装置において、
    前記支持部材の前記第1バンパリインフォースとは反対側の端部は、アブソーバに接続されるグリルシャッタ装置。
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