JP2007007052A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球通路15を通過した遊技球が特定領域17を通過するか否かの予告報知を遊技球の動作を起因として行うことにより、第2種のパチンコ遊技機においての興趣である遊技球の動作による興趣をより一層増大させる。
【解決手段】
特定領域17へと繋がる球通路15上を通過する遊技球の通過速度を検出する速度検出手段を設け、速度検出手段の通過速度の検出結果に基づいて、球通路15を通過した遊技球が、特定領域17に入賞するか否かを遊技者に予告報知する構成とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技盤に遊技球を発射して遊技が行われる弾球遊技機に関するものである。
従来、いわゆる第2種と呼ばれる弾球遊技機としては、遊技盤面上に始動口、羽根により開閉する入球口を有する可変入賞装置、当該可変入賞装置内に特定領域を備えたものがある。この種の遊技機において、先ず、始動口に遊技球が入賞すると、可変入賞装置に設けられた羽根が所定秒数、所定回数開放し、可変入賞装置内に遊技球が入球可能となる。この開放期間中に可変入賞装内に入賞した遊技球が、可変入賞装置内の特定領域に入賞すると、遊技者に有利な特定遊技状態に移行する。特定遊技状態では、所定回数を上限とした羽根の連続開放(以下、ラウンドと称する。)を何回か実行する。所定回数ラウンド(最終ラウンド)以外のラウンドにおいて、可変入賞装置内の特定領域へ遊技球が入賞すると、ラウンドが継続し、所定回数ラウンド(最終ラウンド)以外のラウンドにおいて、可変入賞装置内の特定領域へ遊技球が入賞しなかった場合、又は所定回数のラウンドを実行し終えると、次のラウンドに移行せずに、特定遊技状態が終了する。
この種の弾球遊技機において、特許文献1に記載の発明が開示されている。特許文献1では、始動口内の遊技球の入賞に基づいて乱数を抽出し、前記抽出された乱数に基づいて、特定遊技状態中に実行される所定回数のラウンドのうち、特定領域に進入する確率が高い高確率ラウンドに制御するラウンド回数を決定し、始動口内に遊技球が入賞してから、可変入賞装置内の特定領域、又は特定領域以外の領域に遊技球が入賞するまでに、前記高確率ラウンドに制御するラウンド回数を遊技者に予告報知するものである。また、始動口内の遊技球の入賞に基づいて乱数を抽出し、前記抽出された乱数に基づいて、特定遊技状態が発生するときに実行されるラウンド数の上限回数を決定し、始動口内に遊技球が入賞してから、可変入賞装置内の特定領域、又は特定領域以外の領域に遊技球が入賞するまでに、実行されるラウンド数の上限回数を遊技者に予告報知するものである。
特開2004−154182
しかしながら、第2種のパチンコ遊技機において、可変入賞装置内に入賞した遊技球が特定領域に入賞するか否かの予告報知についての研究開発例はない。遊技球の動作を起因として、この予告報知を行うことは当業者にとり想到が困難である。
上記点に鑑み本発明は提案されたものであって、遊技球の動作との関連で、遊技球が特定領域に入賞するか否かを遊技者に予告報知する遊技機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため請求項1に記載の弾球遊技機は、遊技盤面上に設けられ遊技球が入球する入球口と、該入球口と連通する球通路と、該球通路を通過した遊技球が入球又は通過することで大当たり遊技を発生させる特定領域を備える可変入賞装置と、前記球通路の所定位置での前記遊技球の通過速度を検出する速度検出手段と、前記検出された通過速度に基づいて、前記所定位置を通過した遊技球が前記特定領域に入球するか否かの結果を予測し、該予測結果を遊技者に報知する報知手段と、を備え、前記速度検出手段は、前記球通路の第1の所定位置に配置される第1通過検出手段、及び、前記球通路の第2の所定位置に配置される第2通過検出手段で構成され、前記第1通過検出手段を遊技球が通過してから前記第2通過検出手段を通過するまでの時間と、前記第1所定位置から前記第2所定位置までの通過距離に基づいて、前記第2所定位置での通過速度を検出することを特徴とする。
とする。
「入球口」は、その上部に障害釘等の遊技部材が配置されたものであり、入球口に入球する遊技球の速度は、遊技部材への遊技球の当り具合により、入球の角度が相違し、これにより、ランダムに変化するものである。
「球通路」は、入球口から特定領域へと繋がる通路を指すものであり、その配置は可変入賞装置の内部、外部を問わない。
「速度検出手段」は、前記第1検出手段を遊技球が通過してから前記第2検出手段を通過するまでの時間を測定することにより、前記通過速度を検出することが好ましい。第1所定位置と第2所定位置とは所定通過距離(道のり)に設定されていることが好ましい。第1検出手段を通過してから第2検出手段を通過するまでの時間(秒数)が短ければ短いほど、通過速度が速く、第1検出手段を通過してから第2検出手段を通過するまでの時間(秒数)が長ければ長いほど、通過速度が遅いことになる。例えば、速度を検出する方法の1例として、第1検出手段通過から第2検出手段までの秒数が3secであり、所定通過距離が24cmであれば、速度は8cm/secと判定する等、遊技機内部で、具体的に数値化して遊技球の通過速度を検出する構成が考えられる。
「報知手段」の予測結果の信頼度は、必ずしも100パーセントでなくても良い。即ち、予測した結果が外れても良く、予測結果の信頼度が一定以上の確率であれば良い。この信頼度は、遊技機の設計毎に適宜設定することが可能とする。
請求項2に記載の弾球遊技機は、遊技盤面上に設けられ遊技球が入球する入球口と、該入球口と連通する球通路と、該球通路を通過した遊技球が入球又は通過することで大当たり遊技を発生させる特定領域を備える可変入賞装置と、前記球通路の所定位置での前記遊技球の通過速度を検出する速度検出手段と、前記検出された通過速度に基づいて、前記所定位置を通過した遊技球が前記特定領域に入球するか否かの結果を予測し、該予測結果を遊技者に報知する報知手段と、を備え、前記速度検出手段が前記入球口に近い上流側に配置されることを特徴とする。
請求項3に記載の弾球遊技機は、前記球通路が複数の球通路に分岐した後に合流する球通路構造を備える。
「複数の球通路」は、この複数の球通路のうち、いずれの球通路を遊技球が通過するか否かにより、遊技球の通過速度を異ならせるようにすると好適である。例えば、複数の球通路の各々の経路がそれぞれ曲線を有し、当該曲線の曲がり具合により、それぞれの通過速度を異ならせるようにすることが考えられる(図6参照)。
請求項4に記載の弾球遊技機は、請求項3に記載の弾球遊技機において、前記入球口に入球し前記球通路に入った遊技球が、前記複数の球通路のいずれを通過するかを判定する通過経路検出手段を備える。
請求項4の発明によれば、通過経路検出手段により、複数の球通路のうち、いずれの球通路を遊技球が通過したか否かを判定することで、遊技球が特定領域に入球するか否かを予測することが考えられる。
請求項5の発明は、前記所定の位置と前記特定領域の間に障害物が設置され、前記障害物を通過した遊技球が特定領域へ入球又は通過する。
「障害物」は球通路を通過した遊技球が特定領域に入賞するか否かに影響を与えるものであり、可動物でも固定物でもいずれでもよい。
請求項1の発明によれば、速度検出手段で遊技球の通過速度を検出し、通過速度の検出結果を基に、遊技球が特定領域に入賞するか否かを予測するので、遊技球の動作を起因として、球通路を通過した遊技球が特定領域に入賞するか否かを遊技者に予告報知することが出来る。これにより、第2種のパチンコ遊技機において、核となる興趣である遊技球の動作による興趣をより一層増大させることができる。即ち、球通路内の遊技球の通過速度により、報知内容、遊技結果(大当たりが発生するか否か)等が異なるものとなるので、遊技者が遊技盤面上の遊技球により注視することになる。
請求項2の発明によれば、前記速度検出手段が前記入球口に近い上流側に配置されることで、報知手段による予告をより早く行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、球通路を複数設け、この複数の球通路のうち、いずれの球通路を遊技球が通過するか否かにより、遊技球の通過速度を異ならせることで、どの球通路に遊技球が通過するか否かで報知内容、遊技結果が異なるものとなるので、遊技者が遊技盤面上の遊技球により注目することになり、遊技球の動作による興趣を一層増大させることができる。
請求項4の発明によれば、複数の球通路のうち、いずれの球通路を遊技球が通過したかを検出する通過経路検出手段を設け、通過経路検出手段の結果に基づいて、遊技球が特定領域に入球するか否かを予測し、遊技者に報知することにより、この複数の球通路のうち、いずれの球通路を遊技球が通過するか否かにより、報知内容、遊技結果が異なるものとなるので、遊技球の動作による興趣をより一層増大させることができる。
請求項5記載の発明によれば、遊技球が障害物を克服する様子に遊技者が一喜一憂し、より遊技の興趣が高まる。
以下に、本発明の好適な各実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、実施形態1のパチンコ機1は、大きくは長方形の外枠2と前面枠3とからなり、外枠2の左隣に公知のプリペイドカードユニット4が設けられている。前面枠3は、左端上下のヒンジ5により外枠2に対し回動可能に取り付けられている。
前面枠3の下方には上皿6が設けられ、この上皿6の上面に貸出釦7、精算釦8及び残高表示部9が設けられている。プリペイドカードユニット4のカード口10にプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部9に表示され、貸出釦7を押下すると遊技球の貸出しが実行され上皿6の払い出し口より遊技球が排出される。
上皿6の前面枠3下部には、下皿12が設けられ、下皿12の右側には発射ハンドル13が取り付けられている。この発射ハンドル13の外周には、図示しない回動リングが擁され、これを時計方向に回動すれば遊技球を遊技盤11上に発射することができる。上皿6と下皿12とは連結されていて、上皿6が遊技球で満杯状態になれば下皿12に遊技球を誘導するよう構成されている。
次に図2、3を用いて遊技盤11について説明する。本実施形態においては、第2種タイプのパチンコ機1を使用する。遊技盤11の外形はほぼ矩形であり、その前面には外レール11bと内レール11cとによって囲まれた略円形の遊技領域14が形成されている。なお、図示されていない遊技釘が遊技領域14の各所に植設されている。
遊技盤11には、遊技領域14の中央部に遊技球が入球可能な可変入賞装置20が配置されている。可変入賞装置20は、上位部の左右両端に球通路15への入口を開閉する可動翼片(羽根部材)20aを備え、可動翼片20aの後方には、遊技球が可変入賞装置20内に入球したことを検出する入球検出スイッチ(入球検出手段)20bを備えている。更に、可変入賞装置20上位部には、遊技球を球通路15に導くための入口となる取込口16を設けている。可動翼片20aが開くと、遊技球が取込口16に入球し、可動翼片20aが閉じていると、遊技球が取込口16に入球しない。
可変入賞装置20の中央部には、LCDパネルユニット(以下、「LCD」という。)21a等を有した画像表示装置(表示部)21が設けられ、画像表示装置21は可変入賞装置20の内部領域に配置されている。また、可変入賞装置20の下位部の左右両端部には、球通路15から遊技球を放出する放出口20dが設けられている。球通路15はプラスチック製の樋から構成されることが好ましく、球通路15内には、第1の所定位置である取込口16の下部の近くに第1検出スイッチ15a、及び、第2の所定位置であるステージ22への放出口20付近に第2検出スイッチ15bが設けられている。図2で点線に示した球通路15は可変入賞装置20から始まり、遊技領域14に延びだし、可変入賞装置20に戻るように曲成されており、また、第1検出スイッチ15a及び第2検出スイッチ15bは可変入賞装置20内に配置されている。球通路15は遊技者側から視認することが可能である。さらに、可変入賞装置20の下位部には、放出口20dから放出された遊技球が入賞するV入賞口(特定領域)17と、遊技球がV入賞口17に入賞する際の障害となる排出口22a、構造物22bとを有したステージ22が設けられている。
画像表示装置21の左右斜め下には、風車24が対をなして配置され、風車24の斜め上および下には一般入賞口25が配置されている。また、風車24下部には、遊技球が入球することにより可動翼片20aを開放させる一対の第1羽根作動口(第1始動口)26aが設けられ、2つの第1羽根作動口26aに挟まれる位置に第2羽根作動口(第2始動口)26bが設けられている。また、遊技領域14のうち内レール11cの最下部に対応する部分には、アウト穴27が開口している。尚、アウト穴27の左部には各種LED28が、遊技盤11面左右両端部には各種ランプ29が設けられている。
次に前述したパチンコ機1の電気的構成を図5のブロック図を用いて説明する。パチンコ機1の電気回路は、図示する通り、主制御基板39、画像制御基板21b、賞球制御基板40、発射制御基板41、音制御基板42、ランプ制御基板43等から構成されている。尚、この回路図には、信号の受け渡しを行うための所謂中継基板などは記載していない。
主制御基板39は、遊技制御プログラムを記憶したROM、演算等を行うCPU、演算等の作業領域として働くRAM等を内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、この他各基板又は各種スイッチ類および各種アクチュエータ類との入出力を行うための外部入出力回路も設けられている。
主制御基板39の入力側には、満タンスイッチ48a、補給スイッチ49a、タッチスイッチ13c、第1羽根作動口スイッチ26c、第2羽根作動口スイッチ26d、Vスイッチ17a、入球検出スイッチ20b、賞球払い出しスイッチ50a、第1検出スイッチ15a、第2検出スイッチ15bが接続されている。また、主制御基板39の出力側には、可変入賞口ソレノイド20e、外部接続端子装置51が接続されている。
満タンスイッチ48aは下皿12内、補給スイッチ49aは球タンク(図示略)内、タッチスイッチ13cは発射ハンドル13内、第1羽根作動口スイッチ26cは第1羽根作動口26a内、第2羽根作動口26dは第2羽根作動口26b内、Vスイッチ17aはV入賞口17内、入球検出スイッチ20bは可変入賞装置20内(可動翼片20aの後方)、第1検出スイッチ15aは球通路15内、第2検出スイッチ15dは放出口20d内に設けられている。
ここで、満タンスイッチ48aは下皿12内に遊技球が満タン状態になったことを、補給スイッチ49aは球タンク内に遊技球が存在しないことを、タッチスイッチ13cは発射ハンドル13に遊技者が接触していることを、第1羽根作動口スイッチ26c、第2羽根作動口スイッチ26d、Vスイッチ17a、入球検出スイッチ20bは第1羽根作動口26a、第2羽根作動口26b、V入賞口17、可変入賞装置20に夫々遊技球が入球したことを、第1検出スイッチ15aは球通路15を遊技球が通過したことを、及び第2検出スイッチ15bは放出口20dを遊技球が通過したことを、各々検出するためのものである。
また、主制御基板39の出力側に接続された可変入賞口ソレノイド20eは可動翼片20aに取り付けられている。可変入賞口ソレノイド20eは可動翼片20aを可動させるためのものである。
画像表示装置21は、表示部としてのLCD21aと、該LCD21aを駆動制御する画像制御基板21bとから構成されており、LCD21aは、TFT基板、CF基板、画像信号に応じた所定の電圧を印加するコントローラ等からなる液晶パネル、およびバックライト等から構成されている。画像制御基板21bは、32ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成されている。
賞球制御基板40は、出力側に玉切モータ40aが接続され、またプリペイドカードユニット4およびCR精算表示装置40bが双方向通信可能に接続されている。
賞球制御基板40は、主制御基板39からの指令コマンドに従って玉切モータ40aを駆動制御して入賞があった場合に遊技者に賞球としての遊技球を払い出すと共に、前述したプリペイドカードユニット4およびCR精算表示装置40b等も制御するものであり、マイクロコンピュータを用いた論理演算回路として構成しても良いし、ディスクリートな回路として構成しても良い。
賞球制御基板40は主制御基板39からの指令に従って遊技球を払い出すが、入賞に対応した遊技球が払い出されているか否かの検知は主制御基板39で行われる。この遊技球が払い出されているか否かの検知は、主制御基板39および賞球制御基板40の双方で行っても良い。
発射制御基板41は、遊技者が操作する発射ハンドル13の回動量に応じて発射モータ41aを駆動制御するものであり、その他遊技者が発射停止スイッチ41bを押下したとき発射を停止させたり、発射ハンドル13に内蔵されたタッチスイッチ13cがオン状態のときタッチランプ13dを点灯させるためのものである。
音制御基板42は音源IC及びアンプ等から構成されており、主制御基板39の指令を受けてスピーカ42aを駆動制御するためのものである。
ランプ制御基板43は主としてトランジスタ等の駆動素子から構成されており、主制御基板39からの指令を受けて賞球および貸球の払出表示、当たり表示、球不足表示およびエラー表示等を行う各種LED28、各種ランプ29等を点灯報知させるためのものである。
上記遊技盤11の構成により、遊技球が第1,第2羽根作動口26a,26bに入球すると可動翼片20aの開放を所定時間(例えば第1羽根作動口26aに入球した場合には0.35秒、第2羽根作動口26bに入球した場合には0.65秒)、所定回数(例えば第1羽根作動口26aに入球した場合には1回、第2羽根作動口26bに入球した場合には2回)行うと同時に、賞球を所定個数(例えば5個)払い出し、V入賞口117が有効となる。ここで、第1羽根作動口26aに遊技球が連続して入球しても、最初の遊技球の入球による可動翼片20aの開放から所定期間を経過しなければ可動翼片20aの開放動作は行われない(ただし、賞球は払い出される)。
続いて、可動翼片20aの開放中に可変入賞装置20内に遊技球が入球したことを入球検出スイッチ20bが検出すると、賞球が所定個数(例えば10個)払い出される。そして、可変入賞装置20内に入球した遊技球は、取込口16から通路領域15を通過して、更に第1検出スイッチ15a、及び第2検出スイッチ15bを通過し、放出口20dからステージ22上に放出される。図4はステージ22の拡大正面図であり、図4に示すように、ステージ22上に放出された遊技球Pは、排出口22aにより可変入賞装置20内から遊技盤11面上に排出されるか、又は構造物22bを乗り越えて、V入賞口17に入賞する。ここで、球通路15を速い速度で通過し、放出口20dから勢い良く放出された遊技球Pほど、V入賞口17に入賞する確率が高くなっている。
遊技球がV入賞口17に入球した場合には大当たり遊技となる。ただし、遊技球が可変入賞装置20内に入球してから所定時間(有効期間)が経過して、V入賞口17が有効ではなくなった期間に、遊技球がV入賞口17に入球した場合には大当たり遊技とはならない。また、可変入賞装置20内に入球した遊技球が排出口22aから遊技盤11面上に排出された場合には、大当たり遊技になるまで上記開放動作を繰り返す。
ここで、大当たり遊技が発生すると、画像表示装置21上に大当り遊技の最大ラウンド数が報知される。また、大当たり遊技中における現時点でのラウンド数も画像表示装置21上にて報知される。本実施形態で採用する遊技機は、1,7,15ラウンドの振り分けタイプで、出現率はそれぞれ3分の1であり、いずれも最高15ラウンドまで継続が可能である。1ラウンドは、可動翼片20aが所定時間(例えば0.65秒)の開放を所定回数(例えば18回)行うか、または入球検出スイッチ20bが遊技球を10球検出するまで行う。
そして、ラウンド回数が15回行われると大当たり遊技は終了し通常遊技へ復帰する。また、各ラウンドのうち、最終ラウンド以外のラウンドで可動翼片20aが所定時間の開放を所定回数行うか、または入球検出スイッチ20bが遊技球を10球検出するまでに遊技球がV入賞口17に入球しなければ次ラウンドに移行せずに、大当たり遊技が終了する構成としてもよい。なお、大当たり遊技に払い出される出玉は約100〜1000個である。
続いて、可変入賞装置20内に入球した遊技球の通過速度の検出、及び可変入賞装置20内に入球した遊技球がV入賞口17に入球するか否かの予測結果の報知について説明する。前述したように、可変入賞装置20内に入球した遊技球は、取込口16に入球し、更に球通路15を通過する。このとき、球通路15内の第1検出スイッチ15aを遊技球が通過してから、第2検出スイッチ15bを遊技球が通過するまでの時間を主制御基板39にて計測する。これにより、本実施形態においては、球通路15を遊技球が通過する通過速度を計測しているのである。尚、ここで計測しているのは、第2検出センサ15bを通過した時点での遊技球の通過速度である。第1検出スイッチ15aを遊技球が通過してから第2検出スイッチ15bを遊技球が通過する時間が短ければ短いほど、球通路15を遊技球が通過する通過速度は速いし、第1検出スイッチ15aを遊技球が通過してから第2検出スイッチ15bを遊技球が通過する時間が長いほど、球通路15を遊技球が通過する通過速度は遅いということになる。
そして、球通路15を遊技球が通過する速度により、放出口20dから放出された遊技球が、V入賞口17に入賞するのか、或いは、排出口22aにより可変入賞装置20内から排出されるのかを、一定の確率で予測し、画像表示装置21上で当該予測結果を報知する構成となっている。本実施形態においては、第1検出スイッチ15aを遊技球が通過してから第2検出スイッチ15bを遊技球が通過する時間までの時間が所定時間値より短ければ、遊技者がV入賞口17に入賞することを報知し、所定時間値以上の時間であれば、V入賞口17に入賞しないことを報知するように設定している。即ち、通過距離は同一であるので、球通路15を通過した遊技球が一定以上の通過速度であれば、V入賞口17に入賞することを予測し、それ以外は、V入賞口17に入賞しないと予測し、その予測結果を遊技者に対して報知するのである。この予測は、一定の確率で当たるものであれば良く、100パーセント達成される予測でなくても良い。予測結果が画像表示装置21上に表示されるタイミングとしては、遊技球が第2検出スイッチ15bを通過した直後とするのが好ましい。大当り報知としてはLCD21aに「入賞チャンス」、又は「大当り確率80%」などの表示を行うのが好ましい。
尚、本実施形態においては、第1検出スイッチ15a、及び第2検出スイッチ15bの2つの検出スイッチを用いて、遊技球の球通路15の通過速度を検出する構成としたが、これに限るわけではなく、球通路15上に第1検出スイッチ15aのみを設け、当該第1検出スイッチ15aを遊技球の速度を検出する速度検出センサとし、球通路15上を通過する遊技球の通過速度を検出する構成としても良い。この構成とすることで、遊技球が第1検出スイッチ15aを通過した直後に予測結果を画像表示装置21上にて報知することができるので、前記した2つの検出スイッチを設けた構成よりも早い段階で遊技者に予測結果を報知することが出来る。更に、本実施形態においては、画像表示装置21上で予測結果を報知する構成としたが、これに限定されるわけではなく、LED28、ランプ29等、更には音声での予測結果を報知する構成としても良い。
以上説明した本実施形態によれば、第1検出スイッチ15a,及び第2検出スイッチ15bで球通路15上を通過する遊技球の通過速度を検出し、当該通過速度の検出結果を基に、遊技球がV入賞口17に入球するか否かを予測するので、遊技球の動作を起因として、球通路15を通過した遊技球がV入賞口17を通過するか否かを遊技者に予告報知することが出来る。これにより、第2種のパチンコ遊技機1において、核となる興趣である遊技球の動作による興趣をより一層増大させることができる。即ち、球通路15内の遊技球の通過速度により、報知内容、遊技結果等が異なるものとなるので、遊技者が遊技盤11面上の遊技球により注視することになる。また、遊技者の技量により、V入賞口17に入賞させる確率を高めるのが難しい構成となっているので、全ての遊技者に平等なパチンコ遊技機1を提供することが出来る。
(実施形態2)
次に図6〜10を参照して実施形態2のパチンコ機101について説明する。実施形態1の構成要素に対応する本実施形態の構成要素の説明は、図中の符号を100番台として説明を援用する。
上記実施形態1では、可変入賞装置20に繋がる球通路15は一種類の通過経路として構成されているが、それに対して、本実施形態では、可変入賞装置120に繋がる球通路115が、各々異なる曲線経路を有した複数種類の通過経路、即ち、第1通過経路152,第2通過経路153,第3通過経路154に分岐された後に合流する構成となっている。また取込口116が1個である。さらに、大入賞口156が遊技領域114の上部に設置され、大入賞口156が開放すると、遊技球が入球し取込口116に入るように構成されている。また、大入賞口156、取込口116、第1通過経路151、第2通過経路152、第3通過経路153は、可変入賞装置120の領域外に設置されている。
図6,図7を用いて、本実施形態の遊技盤111,可変入賞装置120について説明する。遊技盤111の外形はほぼ矩形であり、その前面には外レール111bと内レール111cとによって囲まれた略円形の遊技領域114が形成されている。なお、図示されていない遊技釘が遊技領域114の各所に植設されている。
遊技盤111には、遊技領域114の中央部に可変入賞装置120が配置されている。この可変入賞装置120の上部には、大入賞口156を備えている。大入賞口156は、球通路115と繋がっており、大入賞口156内へと入球した遊技球は、取込口116、球通路115を通過してから、球通路115の出口である放出口120dから放出され、可変入賞装置120内へと入球する。球通路115内には、第1検出スイッチ115a、及び第2検出スイッチ115bが設けられている。第1検出スイッチ115aは、球通路115が分岐する手前の第1の位置に設置されている。第2球検出スイッチ115bは、球通路115が合流した後の第2の位置に設置されている。球通路115は、第1通過経路152,第2通過経路153,第3通過経路154の複数の経路から構成されており、大入賞口156から、球通路115内に入球した遊技球は、振分け部材、例えば、風車157により複数の経路のうち、いずれかの経路に振り分けられる。尚、この図6で点線に示した球通路115、第1検出スイッチ115a及び風車157は、可変入賞装置120を除いた遊技領域114の領域に配置されている。これらの点線部分は、遊技者側から視認することが可能である。
また、可変入賞装置20の中央部には、LCDパネルユニット(以下、「LCD」という。)121a等を有した画像表示装置(表示部)121が設けられ、可変入賞装置120の下位部の右端部には、球通路115から遊技球を放出する放出口120dが設けられている。さらに、可変入賞装置120の下位部には、放出口120dから放出された遊技球が入賞するV入賞口(特定領域)117と、遊技球がV入賞口117に入賞する際の障害物となる可動物158とを有したステージ122が設けられている。
ステージ122の左右には、一般入賞口125が配置されている。また、ステージ122の左右斜め下には、遊技球が入球することにより大入賞口156を開放させる一対の第1始動口126aが設けられ、2つの第1羽根作動口126aに挟まれる位置に第2始動口126bが設けられている。また、遊技領域114のうち内レール111cの最下部に対応する部分には、アウト穴127が開口している。尚、アウト穴127の左部には各種LED128が設けられている。
次に前述したパチンコ機101の電気的構成を図9のブロック図を用いて説明する。パチンコ機101の電気回路は、図示する通り、主制御基板39の入力側に、大入賞口スイッチ156aが接続されている。また、主制御基板39の出力側には、大入賞口ソレノイド156bが接続されている。大入賞口スイッチ156aは、大入賞口156内に遊技球が入球したことを検出するものであり、大入賞口ソレノイド156bは、大入賞口156を開放させるものである。電気回路のその他の構成については、概して、実施形態1と同様であるので、説明は割愛する。
上記遊技盤111の構成により、遊技球が第1,第2始動口126a,126bに入球すると大入賞口156の開放を所定時間(例えば第1始動口26aに入球した場合には0.35秒、第2始動口26bに入球した場合には0.65秒)、所定回数(例えば第1始動口126aに入球した場合には1回、第2始動口126bに入球した場合には2回)行うと同時に、賞球を所定個数(例えば5個)払い出し、V入賞口117が有効となる。ここで、第1始動口126aに遊技球が連続して入球しても、最初の遊技球の入球による大入賞口156の開放から所定期間を経過しなければ大入賞口156の開放動作は行われない(ただし、賞球は払い出される)。
続いて、大入賞口156の開放中に大入賞口156内に遊技球が入球したことを検出すると、賞球が所定個数(例えば10個)払い出される。そして、大入賞口156内に入球した遊技球は、通路領域115を通過して、第1検出スイッチ115aにより検知された後、風車157により、第1通過経路152,第2通過経路153,第3通過経路154のいずれかの経路に振り分けられる。第1通過経路152,第2通過経路153,第3通過経路154のうち、いずれかの経路を通過した遊技球は、第2検出スイッチ115bにより検知され、放出口120dからステージ122上に放出される。
図8はステージ122の拡大正面図であり、図8に示すように、ステージ122上に放出された遊技球Pは、V入賞口117に入賞するか、または可動物158により可変入賞装置20内から遊技盤111面上に排出される。可動物158は、図8に示すように、ここではバット形状であり、上下方向に揺動する構成となっており、遊技球Pをステージ122内から遊技盤111面へと排出し、V入賞口117へ入球するのを妨げる役割をする。より具体的には、可動物158の下方向から上方向の可動は、遊技球が第2検出スイッチ115bを検出されることに基づいた所定のタイミングで行われる。ここで、球通路115を速い速度で通過し、放出口120dから勢い良く放出された遊技球Pほど、可動物158が下方向から上方向に可動する前にV入賞口117に到達し、V入賞口117に入賞する確率が高くなっている。なお、可動物158は、第2検出スイッチ115bの検出に無関係に一定のタイミングで繰り返し行ってもよい。
遊技球がV入賞口117に入球した場合には大当たり遊技となる。ただし、遊技球が大入賞口156内に入球してから所定時間(有効期間)が経過して、V入賞口117が有効ではなくなった期間に、遊技球がV入賞口117に入球した場合には大当たり遊技とはならない。また、可変入賞装置120内に入球した遊技球が可動物158により遊技盤111面上に排出された場合には、大当たり遊技になるまで上記開放動作を繰り返す。
ここで、大当たり遊技が発生すると、画像表示装置121上に大当り遊技の最大ラウンド数が報知される。また、大当たり遊技中における現時点でのラウンド数も画像表示装置121上にて報知される。本実施形態で採用する遊技機は、1,7,15ラウンドの振り分けタイプで、出現率はそれぞれ3分の1であり、いずれも最高15ラウンドまで継続が可能である。1ラウンドは、大入賞口156が所定時間(例えば0.65秒)の開放を所定回数(例えば18回)行うか、または大入賞口156が遊技球を10球検出するまで行う。
そして、ラウンド回数が15回行われると大当たり遊技は終了し通常遊技へ復帰する。また、各ラウンドのうち、最終ラウンド以外のラウンドで大入賞口156が所定時間の開放を所定回数行うか、または大入賞口156内に遊技球を10球入球するまでに遊技球がV入賞口117に入球しなければ次ラウンドに移行せずに、大当たり遊技が終了する構成としてもよい。なお、大当たり遊技に払い出される出玉は約100〜1000個である。
次に、球通路115内の遊技球の通過速度の検出、及び可変入賞装置120内に入球した遊技球がV入賞口117に入球するか否かの予測結果の報知について説明する。前述したように、大入賞口156内に入球した遊技球は、先ず、球通路115を通過する。このとき、球通路115内の第1検出スイッチ115aを遊技球が通過してから、第2検出スイッチ115bを遊技球が通過するまでの時間を主制御基板139にて計測する。これにより、第1球検出スイッチ115aから第2球検出スイッチ115bまでの通過距離を割り算することで、第2球検出スイッチ115bを遊技球が通過する通過速度を計測しているのである。尚、ここで計測しているのは、第2検出センサ115bを通過した時点での遊技球の通過速度である。本実施形態では、各々の経路の曲線の角度や通過距離を異ならせているので、通過経路152、153、154の経路毎に通過速度を異ならせている。
本実施形態においては、球通路115を遊技球が通過する速度により、放出口120dから放出された遊技球が、V入賞口117に入賞するのか、或いは、可動物158により可変入賞装置120内から排出されるのかを、一定の確率で予測し、画像表示装置121上で当該予測結果を報知する構成となっている。本実施形態においては、第1検出スイッチ115aを遊技球が通過してから第2検出スイッチ115bを遊技球が通過する時間までの時間と距離によって計算された通過速度が所定速度よりも早ければ、遊技者がV入賞口117に入賞することを報知し、所定速度より遅ければ、V入賞口117に入賞しないことを報知するように設定している。この予測は、一定の信頼度で当たるものであれば良く、100パーセントの信頼度で達成される予測でなくても良い。予測結果が画像表示装置121上に表示されるタイミングとしては、遊技球が第2検出スイッチ115bを通過した直後とするのが好ましい。
以上説明した実施形態2によれば、以上説明した本実施形態によれば、第1検出スイッチ115a,及び第2検出スイッチ115bで球通路115上を通過する遊技球の通過速度を検出し、当該通過速度の検出結果を基に、遊技球がV入賞口117に入球するか否かを予測するので、遊技球の動作を起因として、球通路115を通過した遊技球がV入賞口117を通過するか否かを遊技者に予告報知することが出来る。これにより、第2種のパチンコ遊技機101において、核となる興趣である遊技球の動作による興趣をより一層増大させることができる。即ち、球通路115内の遊技球の通過速度により、報知内容、遊技結果等が異なるものとなるので、遊技者が遊技盤111面上の遊技球により注視することになる。また、遊技者の技量により、V入賞口117に入賞させる確率を高めるのが難しい構成となっているので、全ての遊技者に平等なパチンコ遊技機101を提供することが出来る。
更に、球通路115が、第1通過経路152,第2通過経路153,及び第3通過経路154の複数種類の異なる曲線を持つ通過経路を設けているので、一種類の通過経路のみを設けている構成より、球通路115を通過する遊技球の通過速度に変化を持たせることが出来る。また、複数の通過経路のうち、いずれの通過経路を遊技球が通過するか否かにより、遊技球の通過速度が異なり、これにより、どの通過経路に遊技球が通過するか否かで報知内容、遊技結果が異なるものとなるので、遊技球の動作による興趣をより一層増大させることができる。
実施形態2においては、第1検出スイッチ115a、及び第2検出スイッチ115bの2つの検出スイッチを用いて、遊技球の球通路115の通過速度を検出する構成としたが、これに限るわけではなく、図10に示す通りの構成でもよい。即ち、障害物である風車257の下流の通過経路252〜254のそれぞれに第1検出スイッチ215a、第3検出スイッチ215c、第4検出スイッチ215dを設け、検出精度を高めることで、予測の正確性を高めてもよい。更に、本実施形態においては、画像表示装置121上で予測結果を報知する構成としたが、これに限定されるわけではなく、LED128等で予測結果を報知する構成としても良い。LED128で予測結果を報知する構成とした場合には、例えば、遊技者がV入賞口117に入賞することを報知する際には遊技盤111面上の左側のLED128を点灯し、V入賞口117に入賞しないことを報知する際には右側のLED128を点灯することが考えられる。
また実施形態2においては、、第1検出スイッチ115a、及び第2検出スイッチ115bの2つの検出スイッチを用いて、遊技球の球通路115の通過速度を検出する構成としたが、これに限るわけではなく、図11に示す通りの構成でもよい。即ち、第2通過経路353,第3通過経路354の各々の通過経路に第3検出スイッチ315c及び第4検出スイッチ315dを設け、当該検出スイッチ315c〜315dに遊技球の経路の相違を特定し、通過経路を検出する機能を持たせ、球通路315上を通過する遊技球の通過速度に加えて通過経路を検出する構成としても良い。この構成とすることで、複数の通過経路のうち、いずれの通過通路を遊技球が通過するか否かにより、より精密な予告報知をすることも出来る。
更に、実施形態2において、第1通過経路152、第2通過経路153、第3通過経路154に分岐した後、合流させているが、これは合流させずに通過経路が分岐されたままで、ステージ122に個別に入るようにしても良い。この場合、第2検出手段315bを各経路に対応する放出口の個々に設けることが必要となる。
以上の実施形態は、本発明の態様を実施するに当たって、本発明者により採用された技術の代表例である。これら技術は本発明の実施のための好ましい実施形態の例示であること、また、本技術分野に属する者は、本発明の開示に鑑みて、本発明の精神及び意図された要旨から離れることなく多数の改変・追加等が可能である。
本発明を採用した実施形態1のパチンコ機1を示す外観斜視図である。 実施形態1に係わる遊技盤11の正面図である。 実施形態1に係わる可変入賞装置20の拡大正面図である。 実施形態1に係わるステージ22の拡大正面図である。 実施形態1に係わる電気回路を示すブロック図である。 実施形態2に係わる遊技盤111の正面図である。 実施形態2に係わる可変入賞装置120、大入賞口156等の拡大正面図である。 実施形態2に係わるステージ122の拡大正面図である。 実施形態2に係わる電気回路を示すブロック図である。 実施形態2の変形例に係わる可変入賞装置220、大入賞口256等の拡大正面図である。 実施形態2の変形例に係わる可変入賞装置320、大入賞口356等の拡大正面図である。
符号の説明
1,101…パチンコ機 11,111…遊技盤 15a,115a…第1検出スイッチ
15,115…球通路 15a,115a…第1検出スイッチ
15b,115b…第2検出スイッチ 17,117…V入賞口
20,120…可変入賞装置 20a…可動翼片 21,121…画像表示装置
22,122…ステージ 26a,126a…第1羽根作動口(第1始動口)
26b,126b…第2羽根作動口(第2始動口) 152…第1通過経路
153…第2通過経路 154…第3通過経路 156…大入賞口
158…可動物

Claims (5)

  1. 遊技盤面上に設けられ遊技球が入球する入球口と、
    該入球口と連通する球通路と、
    該球通路を通過した遊技球が入球又は通過することで大当たり遊技を発生させる特定領域を備える可変入賞装置と、
    前記球通路の所定位置での前記遊技球の通過速度を検出する速度検出手段と、
    前記検出された通過速度に基づいて、前記所定位置を通過した遊技球が前記特定領域に入球するか否かの結果を予測し、該予測結果を遊技者に報知する報知手段と、を備え、
    前記速度検出手段は、前記球通路の第1の所定位置に配置される第1通過検出手段、及び、前記球通路の第2の所定位置に配置される第2通過検出手段で構成され、
    前記第1通過検出手段を遊技球が通過してから前記第2通過検出手段を通過するまでの時間と、前記第1所定位置から前記第2所定位置までの通過距離に基づいて、前記第2所定位置での通過速度を検出することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技盤面上に設けられ遊技球が入球する入球口と、
    該入球口と連通する球通路と、
    該球通路を通過した遊技球が入球又は通過することで大当たり遊技を発生させる特定領域を備える可変入賞装置と、
    前記球通路の所定位置での前記遊技球の通過速度を検出する速度検出手段と、
    前記検出された通過速度に基づいて、前記所定位置を通過した遊技球が、前記特定領域に入球するか否かの結果を予測し、該予測結果を遊技者に報知する報知手段と、を備え、
    前記速度検出手段が前記入球口に近い上流側に配置されることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 前記球通路が複数の球通路に分岐した後に合流する球通路構造を備える請求項1又は2の弾球遊技機。
  4. 請求項3に記載の弾球遊技機において、
    前記入球口に入球し前記球通路に入った遊技球が、前記複数の球通路のいずれを通過するかを判定する通過経路検出手段を備える弾球遊技機。
  5. 前記所定の位置と前記特定領域の間に障害物が設置され、前記障害物を通過した遊技球が特定領域へ入球又は通過する請求項1乃至4いずれかの弾球遊技機。
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