JP2007001903A - 線香およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 着火性に優れ、安全性に優れ、安価に製造でき、着火後に風が吹いてきても炎をあげて燃え出すことがなく、形状に違和感がなく、木炭紛を使用しなくても煙の少なくすることができる線香を製造する。
【解決手段】 原材料に助燃剤であるロジン等と遅燃材料である貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉、蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉等を加えて撹拌し、圧縮成型し裁断し乾燥させた後、線香1の先端全体に、助燃剤である不揮発性植物油、天然樹脂(ロジン、乳香、安息香)等をアルコール等に溶かした液を塗布し、その線香1を束ねて外周が環状に突出する配列で、通気孔2を設けた結束帯3もしくは包装紙4で結束帯3もしくは包装紙5が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装し、その線香束の先端部分を着火剤であるパラフィンとステアリン酸等を加熱溶融した液中に浸し、着火剤を付着させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は結束帯で結束された線香や包装紙あるいは短冊紙で包装された線香を結束帯や包装紙等を取らずに安全且つ容易に着火させて最後まで立ち消えすることなく燃焼させることができ、また、結束帯や包装紙等から線香を取り外して安全且つ容易に着火させ、最後まで立ち消えすることなく燃焼させることができるようにする技術に関する。
線香には、結束帯で結束した線香、結束帯で結束し包装紙で筒巻き状に包装した線香、短冊紙で包装した本巻き線香等がある。そして、これらの線香を使用するときに、結束帯や包装紙等を取り去ることなく火をつける場合と、結束帯や包装紙等から取り外した線香に火をつける場合とがあるが、結束帯や包装紙等で包装された束のままで火を付ける場合に、墓参りや寺院に参詣する人が自分でマッチ、ライター、練炭焜炉、火付け用のろうそく等で火をつけるにはかなりの労力を要する。そこで、大きな霊園や、人が多く参詣に訪れる寺院等では、線香に火をつける係りの人がいて、火のついた線香を墓参りや寺院に参詣する人に手渡ししている場合がある。そうした場合、線香に火をつけて手渡しする人の労力は計り知れず、夏の暑い季節や冬の寒い季節では身体に大きな負担があるといわれている。
こうした問題を解決するために、着火剤付きの線香が考案されている。そして、着火剤付き線香には、着火剤を付着させる方法で大きく分けて次の2通りが有る。
一つは、線香の中央部に着火剤を付着させる方法である(例えば、特許文献1、2参照。)。この方法で着火剤を付着させた線香は、線香束の燃焼原理からすれば全く逆の燃焼形態をとるものである。本来、線香束は周囲から燃焼していくものであり、線香束の中央部から燃焼させるのは無理がある。線香の中央部に着火剤を付着させる場合は、多量の着火剤を使用して火力を強くしないと着火しにくい。また、多量の着火剤を使用すると、着火時の温度が高くなり、炎が大きくなりすぎる恐れがある。
もう一つは、線香(線香束)の先端全体に着火剤を付着させて着火燃焼させる方法である(例えば、特許文献3参照。)。この場合の線香(線香束)は、先端全体に着火剤を付着させているため、着火剤の量が多くて、着火時の温度が高くなり、炎が大きくなりすぎる恐れがある。
また、線香(線香束)の先端全部に着火剤を付着させて着火燃焼させる方法の一つとして、線香の先端全部に助燃剤と着火剤と着火用紙を使用するものがある(例えば、特許文献4参照。)。この場合の線香(線香束)は、先端全体に助燃剤と着火剤と着火用紙を使用しているので、構造が複雑で初めて使用する際には使用方法がわかりにくい嫌いがある。
線香(線香束)の先端全体に着火剤を付着させた線香は、一見火付きが速いように思われるが、実際はそうではなく、着火剤全部が燃焼し終わらないうちに線香立てに線香を立てた場合、着火剤が線香に付着していることが却って燃焼を妨げる働きをなして線香の火の立ち消えを起こすことがある。そのため、こうした線香では、結束帯や包装紙等を取り外して着火剤に火をつけ、着火剤が全部燃焼し終わってから線香立てに線香を立てているのが現状である。
また、これら従来の着火剤付き線香は、製造過程が複雑で製造が容易でなく、製造費用が懸かりすぎて高価なものとなっていた。
また、従来の着火剤付き線香は、線香を着火して線香立てに立てた後、風が吹いてきたりすると炎をあげて燃え出すことがあった。
また、従来の着火剤付き線香は、線香の形状が通常の線香と異なるため違和感が有る。
それとは別に、線香には燃焼を遅くする遅燃剤を使用する場合があり、この場合の遅燃剤としては、水酸化アルミニウムと炭酸カルシウムがもっともよく知られている。そして、煙の少ない線香として、木炭紛、本粉、木紛、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、活性炭等を配合して水または熱水を加え撹拌し、撹拌された線香の原材料を圧縮成型し、裁断し、乾燥させる、といった方法で製造した線香が知られている。こうして出来上がった線香は煙の少ない線香になる。
しかし、従来の煙の少ない線香は、製造するのに木炭紛を使用するため、薫物線香に使用する漢薬香料を使用しても木炭紛の作用で香料の効果が薄くなってしまう欠点があった。
また、従来の煙の少ない線香は、結束線香または包装紙で包装された線香を結束帯、包装紙から取り出さずに線香の束のまま燃焼する際に、線香の立ち消えが起こることがあり、さらに、着火の際に異臭が生ずるという問題がある。
そして、いずれの場合でも、結束された線香の結束帯もしくは、包装された線香の包装紙の通気性が悪いと、線香が途中で立ち消えを起こすことがある。
実開平2−22333号公報 実開平3−70231号公報 特開平3−59326号公報 特開平10−218751号公報
このように、線香の中央部に着火剤を付着させる方法で製造した従来の着火剤付き線香は、多量の着火剤を使用して火力を強くしないと着火しにくく、着火時の温度が高くなり、炎が大きくなりすぎる恐れがある。
また、線香(線香束)の先端全体に着火剤を付着させる方法で製造した従来の着火剤付き線香の場合は、先端全体に着火剤を付着させているため、着火時の温度が高く、炎が大きくなりすぎる恐れがあり、また、特に、線香の先端全部に助燃剤と着火剤と着火用紙を使用するものは、構造が複雑で初めて使用する際には使用方法がわかりにくい嫌いがある。
また、線香(線香束)の先端全体に着火剤を付着させた線香は、着火剤全部が燃焼し終わらないうちに線香立てに線香を立てた場合に、線香の火の立ち消えを起こすことがある。
また、これら従来の着火剤付き線香は、製造過程が複雑で製造が容易でなく、製造費用が懸かりすぎて高価なものとなっていた。
また、従来の着火剤付き線香は、線香を着火して線香立てに立てた後、風が吹いてきたりすると炎をあげて燃え出すことがあった。
また、従来の着火剤付き線香は、線香の形状が通常の線香と異なるため違和感が有る。
また、従来の煙の少ない線香は、製造するのに木炭紛が必要であり、また、結束線香または包装紙で包装された線香を結束帯、包装紙から取り出さずに線香の束のまま燃焼する際に、線香の立ち消えが起こることがあり、さらに、着火の際に異臭が生ずるという問題がある。
また、いずれの場合でも、結束された線香の結束帯もしくは、包装された線香の包装紙の通気性が悪いと、線香が途中で立ち消えを起こすことがある。
本発明はこうした問題を解決すべく考案されたもので、着火性に優れ、着火剤を少量に抑えて安全で衛生的に製造でき、着火の際に異臭もなく着火後も安全性に優れ、製造が容易で安価に製造でき、着火後に風が吹いてきても炎をあげて燃え出すことがなく、線香の形状に違和感がなく、木炭紛を使用しなくても煙の少ない線香として製造できる線香およびその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の線香は、原材料に遅燃材料である貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉もしくは蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を混合した成分組成を有することを特徴とする。
このように、線香の原材料に遅燃材料である貝殻を高温で焼いた後(高温の炉で不純物を焼ききった後)粉末にした粉もしくは蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を混合したことにより、線香の着火後、風がふいてきても燃え出すことはない線香を製造できる。
また、遅燃剤として使用している貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉もしくは、蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉は、いずれも極めて細い穴もしくは管が無数にある組成をしていて、木炭紛と組成がよく似ているため、これらを適量加えることにより線香は細い穴もしくは細い管が無数にある組成物となり、酸素の供給がよくて火付きのよい線香となる。特に貝の灰を使用する場合は、木炭紛を使用せずに煙をいくぶんか抑えた薫物線香の製造が可能となる。
また、貝殻の焼結粉もしくは蛭石の焼結粉のうち1種類ないし2種類を使用することにより、従来煙の少ない線香の製造に欠かせなかった木炭粉を使用せずに煙の少ない薫物線香の製造が可能で、漢薬香料を使用しても香料の効果が薄くならず(保香性もよく)且つ煙の少ない線香の製造が可能となる。線香の他蚊取り線香にも火付きが好く煙が少ない線香として利用できる。
請求項2に係る発明の線香は、請求項1に係る発明の線香の特徴に加えて、助燃剤である不揮発性植物油、木炭粉、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合した成分組成を有することを特徴とする。
この線香は上記請求項1に係る発明の線香の作用効果を奏する。そして、特にこの線香は、線香の原材料に燃焼しやすい助燃材料を少量加え、更に、遅燃材料(貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉、もしくは、蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉を1種類ないし2種類)を加えて撹拌することで、火付きのよい線香とすることができる。
請求項3に係る発明の線香は、請求項1または2に係る発明の線香を前提として、線香が束となり、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙で、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装され、線香束の先端外周の線香が環状に突出し、線香束の先端外周に着火剤が付着し、先端内側に助燃剤が付着したことを特徴とする。
この線香は上記請求項1または2に係る発明の線香と同様の作用効果を奏する。そして、この線香は、巻紙を取らずに1束の線香を使用する際、風のある日等でも線香の外周部の着火剤が付着した部分に火を付けることで、線香の先端外周部分が円状に火がつき、線香の先端全部に火が付かなくても線香をそのまま線香立てに立てることで除々に線香の先端全体に火が移って燃焼していき、最後までゆっくり燃焼する。その際、結束帯もしくは包装紙の通気孔から酸素が供給されて線香の燃焼が良く、線香の立ち消えや、風等が吹いてきて炎をあげて燃え出すことも無くて安全に使用できる。そして、着火の際異臭もなく、従来の線香と何ら形状も変わりなく違和感のない線香とすることができる。
請求項4に係る発明の線香は、請求項1または2に係る発明の線香を前提として、線香が束となり、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙で、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装され、線香束の先端外周に着火剤が付着し、先端部端面側に助燃剤が付着したことを特徴とする請求項1または2記載の線香。
この線香は上記請求項1または2に係る発明の線香と同様の作用効果を奏する。そして、この線香もまた、巻紙を取らずに1束の線香を使用する際、風のある日等でも線香の外周部の着火剤が付着した部分に火を付けることで、線香の先端外周部分が円状に火がつき、線香の先端全部に火が付かなくても線香をそのまま線香立てに立てることで除々に線香の先端全体に火が移って燃焼していき、最後までゆっくり燃焼する。その際、結束帯もしくは包装紙の通気孔から酸素が供給されて線香の燃焼が良く、線香の立ち消えや、風等が吹いてきて炎をあげて燃え出すことも無くて安全に使用できる。そして、着火の際異臭もなく、従来の線香と何ら形状も変わりなく違和感のない線香とすることができる。
請求項5に係る発明の線香は、請求項1または2に係る発明の線香を前提として、線香が束となり、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙で結束もしくは包装され、線香の先端外周に着火剤が付着し、線香先端部が削りとられ、もしくは助燃剤が付着したことを特徴とする。
この線香は上記請求項1または2に係る発明の線香と同様の作用効果を奏する。そして、この線香は、結束もしくは包装された線香を取り外して使用する際に、風のある日等でも線香の外周部の着火剤が付着した部分に火を付けることで、ゆっくり燃焼していき、途中で炎をあげて燃え出さない安全な線香となり、着火は早く、着火の際の異臭もなく、ゆっくり燃焼していくという理想的な効果が有る。また、従来の線香と何ら形状も変わりなく違和感のない線香とすることができる。
請求項6に係る発明の線香は、請求項3、4または5に係る発明の線香において、助燃剤として不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類が使用され、着火剤として、パラフィン、ステアリン酸、不揮発性植物油、乾性油の内の2種類または3種類が使用されたことを特徴とする。
こうした助燃剤および着火剤を使用することで、上記作用効果を顕著なものとすることができる。
請求項7に係る発明は線香の製造方法を提供するもので、原材料に貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉もしくは蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を加え、水もしくは熱水を加えて撹拌し、撹拌されたものを圧縮成型し、裁断し、乾燥させることを特徴とする。この方法は、上記請求項1〜6に係る発明の線香を製造するのに有効である。
請求項8に係る発明は線香の製造方法を提供するもので、原材料に不揮発性植物油、木炭粉、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合し、貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉もしくは蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を加え、水もしくは熱水を加えて撹拌し、撹拌されたものを圧縮成型し、裁断し、乾燥させることを特徴とする。この方法は、上記請求項1〜6に係る発明の線香を製造するのに有効である。
請求項9に係る発明の線香の製造方法は、請求項7または8に係る発明の線香の製造方法において、圧縮成型し、裁断し、乾燥させた後の線香の先端全体に助燃剤である不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合してアルコールに溶かした液を塗布し、再度乾燥させた線香を束ね、線香束の先端外周の線香が環状に突出する配列で、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙により、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装し、その後、先端部分を着火剤であるパラフィンとステアリン酸等を加熱溶融した液中に浸し、先端内側に助燃剤が付着した部分を残して着火剤を付着させることを特徴とする。この方法は、上記請求項3に係る発明の線香を製造するのに有効である。
請求項10に係る発明の線香の製造方法は、請求項7または8に係る発明の線香の製造方法において、圧縮成型し、裁断し、乾燥させた後の線香を束ね、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙により、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装し、その後、先端外周の先端端面から間隔を空けた所に着火剤であるパラフィンとステアリン酸等を加熱溶融した液を塗布して着火剤を付着させ、その後、更に線香束の先端部端面側に助燃剤である不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合してアルコールに溶かした液を塗布することを特徴とする。この方法は、上記請求項4に係る発明の線香を製造するのに有効である。
請求項11に係る発明の線香の製造方法は、請求項7または8に係る発明の線香の製造方法において、圧縮成型し、裁断し、乾燥させた後の線香の先端外周の先端端面から間隔を空けた所に着火剤であるパラフィンとステアリン酸等を加熱溶融した液を塗布して着火剤を付着させ、乾燥させ、先端から2mm程度を削り取った後、あるいは、更に線香先端部に、助燃剤である不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合してアルコールに溶かした液を塗布した後、線香を束ね、結束帯もしくは包装紙により結束もしくは包装することを特徴とする。この方法は、上記請求項5に係る発明の線香を製造するのに有効である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、着火性に優れ、着火剤を少量に抑えて安全で衛生的に製造でき、着火の際に異臭もなく着火後も安全性に優れ、製造が容易で安価に製造でき、着火後に風が吹いてきても炎をあげて燃え出すことがなく、線香の形状に違和感がなく、木炭紛を使用しなくても煙の少ない線香として製造できる線香およびその製造方法を提供することができる。
特に、請求項1に係る発明によれば、線香の原材料に遅燃材料である貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉もしくは蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を混合したことにより、線香の着火後、風がふいてきても燃え出すことはない線香とすることができ、また、酸素の供給がよくて火付きのよい線香とすることができ、特に貝の灰を使用する場合は、木炭紛を使用せずに煙をいくぶんか抑えた薫物線香の製造が可能となり、また、木炭粉を使用せずに煙の少ない薫物線香の製造が可能となる。ただし、木炭粉と貝の灰を混合することによっても煙の少ない火付きのよい線香の製造が可能である。
また、特に請求項2に係る発明によれば、線香の原材料に燃焼しやすい助燃材料を少量加え、更に、遅燃材料(貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉、もしくは、蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉を1種類ないし2種類)を加えて撹拌することで、火付きのよい線香とすることができる。
また、特に請求項3に係る発明によれば、巻紙を取らずに1束の線香を使用する際、風のある日等でも線香の外周部の着火剤が付着した部分に火を付けることで、線香の先端外周部分が円状に火がつき、線香の先端全部に火が付かなくても線香をそのまま線香立てに立てることで除々に線香の先端全体に火が移って燃焼していって、最後までゆっくり燃焼し、その際、結束帯もしくは包装紙の通気孔から酸素が供給されて線香の燃焼が良く、線香の立ち消えや、風等が吹いてきて炎をあげて燃え出すことも無くて安全に使用でき、着火の際異臭もなく、従来の線香と何ら形状も変わりなく違和感のない線香とすることができる。
また、特に請求項4に係る発明によれば、巻紙を取らずに1束の線香を使用する際、風のある日等でも線香の外周部の着火剤が付着した部分に火を付けることで、線香の先端外周部分が円状に火がつき、線香の先端全部に火が付かなくても線香をそのまま線香立てに立てることで除々に線香の先端全体に火が移って燃焼していって、最後までゆっくり燃焼し、その際、結束帯もしくは包装紙の通気孔から酸素が供給されて線香の燃焼が良く、線香の立ち消えや、風等が吹いてきて炎をあげて燃え出すことも無くて安全に使用でき、着火の際異臭もなく、従来の線香と何ら形状も変わりなく違和感のない線香とすることができる。
また、特に請求項5に係る発明によれば、結束もしくは包装された線香を取り外して使用する際に、風のある日等でも線香の外周部の着火剤が付着した部分に火を付けることで、着火は早く、着火後はゆっくり燃焼していき、途中で炎をあげて燃え出さない安全な線香となり、着火は早く、着火の際の異臭もなく、ゆっくり燃焼していくという理想的な効果が得られ、また、従来の線香と何ら形状も変わりなく違和感のない線香とすることができる。
また、特に請求項6に係る発明によれば、助燃剤として不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を使用し、着火剤として、パラフィン、ステアリン酸、不揮発性植物油、乾性油の内の2種類または3種類を使用することで、上記効果を顕著なものとすることができる。
そして、これら請求項1〜6に係る発明の線香は、請求項7〜11に係る発明の方法により、効率よく、且つ安全で衛生的に製造できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態の第1例)
図1は本発明の実施の形態の第1例の線香を示している。(a)は包装紙で包装した線香の正面図、(b)は結束帯で結束した線香の正面図、(c)は結束帯で結束した線香の先端部の一部破断正面図である。
この実施の形態は、結束帯や包装紙等を取らず束のまま使用する線香の場合である。この場合、線香の原材料に、燃焼しやすい助燃材料として杉粉、木紛、楡粉、たぶ粉、糊粉を少量加えるとともに、助燃剤としてロジン等を数%(重量)加え、更に、遅燃材料として、貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉(貝の灰)、もしくは、蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を、1〜25%(重量)加え、水もしくは熱水を加えて撹拌する。
そして、撹拌されたものを圧縮成型し、裁断し、乾燥させて線香とし、その乾燥した線香の先端全体に、助燃剤である不揮発性植物油、天然樹脂(ロジン、乳香、安息香)の内の1〜3種類を混合してアルコール等に溶かした液を塗布する。
そして、こうして出来た線香1を適量束ね、その線香束の外周となる線香1が一側先端に数ミリ(mm)長くなり環状に突出する配列で、通気孔2を設けた結束帯3もしくは包装紙4で、結束帯3もしくは包装紙5が線香束の先端部分にかからないよう結束し、もしくは包装する。
そして、その結束もしくは包装された線香束の外周が数ミリ(mm)長くなった先端部分を、着火剤であるパラフィンとステアリン酸等を加熱溶融した液中に浸し、着火剤を付着させる。
着火剤は、加熱溶融したパラフィン、ステアリン酸、不揮発性植物油、乾性油の内の1〜3種類と、天然樹脂(安息香、乳香)を混合したものである。
こうして、図1に示すように、線香1が束となり、通気孔2を設けた結束帯3もしくは包装紙4で、結束帯3もしくは包装紙4が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装され、線香束の先端外周の線香1が環状に突出し、線香束の先端外周に着火剤5が付着し、先端内側に助燃剤6が付着した線香(線香束)が得られる。
(実施の形態の第2例)
図2は本発明の実施の形態の第2例の線香を示している。(a)は包装紙で包装した線香の正面図、(b)は結束帯で結束した線香の正面図、(c)は結束帯で結束した線香の先端部の一部破断正面図である。
この実施の形態は、結束帯や包装紙等を取らず束のまま使用する線香の場合である。この場合、線香の原材料に、燃焼しやすい助燃材料として杉粉、木紛、楡粉、たぶ粉、糊粉を少量加えるとともに、助燃剤としてロジン等を数%(重量)加え、更に、遅燃材料として、貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉(貝の灰)、もしくは、蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を、1〜25%(重量)加え、水もしくは熱水を加えて撹拌する。
そして、撹拌されたものを圧縮成型し、裁断し、乾燥させて線香とし、その乾燥した線香の先端から数ミリ(mm)の所に着火剤であるパラフィンとステアリン酸を加熱溶融した液を塗布して着火剤を付着させ、その後、線香を適量束ねて、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙で、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束し、もしくは包装する。その後、更に線香束の先端部端面側に、助燃剤である不揮発性植物油、天然樹脂(ロジン、乳香、安息香)の内の1〜3種類を混合してアルコール等に溶かした液を塗布する。
こうして、図2に示すように、線香1が束となり、通気孔2を設けた結束帯3もしくは包装紙4で、結束帯3もしくは包装紙4が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装され、線香束の先端外周に着火剤5が付着し、先端部端面側に助燃剤6が付着した線香(線香束)が得られる。
(実施の形態の第3例)
図3は本発明の実施の形態の第3例の線香を示している。(a)は包装紙で包装した線香の正面図、(b)は結束帯で結束した線香の正面図、(c)は結束帯で結束した線香の先端部の一部破断正面図、(d)は結束帯で結束した線香の変形例の先端部の一部破断正面図である。
この実施の形態は、結束もしくは包装された線香を取り外して使用する場合である。この場合、線香の原材料に、燃焼しやすい助燃材料として杉粉、木紛、楡粉、たぶ粉、糊粉を少量加えるとともに、助燃剤としてロジン等を数%(重量)加え、更に、遅燃材料として、貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉(貝の灰)、もしくは、蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を、1〜25%(重量)加え、水もしくは熱水を加えて撹拌する。
そして、撹拌されたものを圧縮成型し、裁断し、乾燥させて線香とし、その乾燥した線香の先端部分に、着火剤であるパラフィンとステアリン酸を加熱溶融した液を塗布して、先端から数mm(7mm程度)の所に着火剤を付着させ、乾燥させ、先端から2mm程度を削り取った後、あるいは、更に線香先端部に、助燃剤である天然樹脂(ロジン、安息香、乳香)の1〜3種を混合しアルコール等に溶かした液を塗布した後、線香を適量束ねて結束帯もしくは包装紙で結束し、もしくは包装する。
こうして、図3に示すように、線香1が束となり、結束帯3もしくは包装紙4で結束もしくは包装され、線香の先端外周に着火剤5が付着し、線香先端部が削りとられ(c)、もしくは助燃剤6が付着した線香(線香束)が得られる。
この場合、線香を束ねてその先端から幅5mm程の所に輪ゴムをつけ、その先端側の線香表面に助燃剤を付けて乾燥させた後、加熱溶融させた着火剤を付着させて乾燥させ、その後、先端表面を着火剤を付着させた外周部を残して円形状にけずり取り、その後、輪ゴムをはずし、結束帯もしくは包装紙で結束もしくは包装して仕上げるという工程を踏むとよい。そうすることにより、線香の先端外周部の着火剤が他の線香や結束体もしくは包装紙に付着しにくい構造にでき、仕上がりもきれいになる。
本発明の実施の形態の第1例を示すもので、(a)は包装紙で包装した線香の正面図、(b)は結束帯で結束した線香の正面図、(c)は結束帯で結束した線香の先端部の一部破断正面図である。 本発明の実施の形態の第2例を示すもので、(a)は包装紙で包装した線香の正面図、(b)は結束帯で結束した線香の正面図、(c)は結束帯で結束した線香の先端部の一部破断正面図である。 本発明の実施の形態の第3例を示すもので、(a)は包装紙で包装した線香の正面図、(b)は結束帯で結束した線香の正面図、(c)は結束帯で結束した線香の先端部の一部破断正面図、(d)は結束帯で結束した線香の変形例の先端部の一部破断正面図である。
符号の説明
1 線香
2 通気孔
3 結束帯
4 包装紙
5 着火剤
6 助燃剤

Claims (11)

  1. 原材料に遅燃材料である貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉もしくは蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を混合した成分組成を有することを特徴とする線香。
  2. 助燃剤である不揮発性植物油、木炭粉、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合した成分組成を有することを特徴とする請求項1記載の線香。
  3. 線香が束となり、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙で、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装され、線香束の先端外周の線香が環状に突出し、線香束の先端外周に着火剤が付着し、先端内側に助燃剤が付着したことを特徴とする請求項1または2記載の線香。
  4. 線香が束となり、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙で、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装され、線香束の先端外周に着火剤が付着し、先端部端面側に助燃剤が付着したことを特徴とする請求項1または2記載の線香。
  5. 線香が束となり、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙で結束もしくは包装され、線香の先端外周に着火剤が付着し、線香先端部が削りとられ、もしくは助燃剤が付着したことを特徴とする請求項1または2記載の線香。
  6. 助燃剤として不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類が使用され、着火剤として、パラフィン、ステアリン酸、不揮発性植物油、乾性油の内の2種類または3種類が使用されたことを特徴とする請求項3、4または5記載の線香。
  7. 原材料に貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉もしくは蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を加え、水もしくは熱水を加えて撹拌し、撹拌されたものを圧縮成型し、裁断し、乾燥させることを特徴とする線香の製造方法。
  8. 原材料に不揮発性植物油、木炭粉、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合し、貝殻を高温で焼いた後粉末にした粉もしくは蛭石を高温で焼いた後粉末にした粉の1種類もしくは2種類を加え、水もしくは熱水を加えて撹拌し、撹拌されたものを圧縮成型し、裁断し、乾燥させることを特徴とする線香の製造方法。
  9. 圧縮成型し、裁断し、乾燥させた後の線香の先端全体に助燃剤である不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合してアルコールに溶かした液を塗布し、再度乾燥させた線香を束ね、線香束の先端外周の線香が環状に突出する配列で、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙により、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装し、その後、先端部分を着火剤であるパラフィンとステアリン酸等を加熱溶融した液中に浸し、先端内側に助燃剤が付着した部分を残して着火剤を付着させることを特徴とする請求項7または8記載の線香の製造方法。
  10. 圧縮成型し、裁断し、乾燥させた後の線香を束ね、通気孔を設けた結束帯もしくは包装紙により、結束帯もしくは包装紙が線香束の先端部分にかからないよう結束もしくは包装し、その後、先端外周の先端端面から間隔を空けた所に着火剤であるパラフィンとステアリン酸等を加熱溶融した液を塗布して着火剤を付着させ、その後、更に線香束の先端部端面側に助燃剤である不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合してアルコールに溶かした液を塗布することを特徴とする請求項7または8記載の線香の製造方法。
  11. 圧縮成型し、裁断し、乾燥させた後の線香の先端外周の先端端面から間隔を空けた所に着火剤であるパラフィンとステアリン酸等を加熱溶融した液を塗布して着火剤を付着させ、乾燥させ、先端から2mm程度を削り取った後、あるいは、更に線香先端部に、助燃剤である不揮発性植物油、ロジン、乳香、安息香の内の1〜3種類を混合してアルコールに溶かした液を塗布した後、線香を束ね、結束帯もしくは包装紙により結束もしくは包装することを特徴とする請求項7または8記載の線香の製造方法。
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