JP3955395B2 - 着火し易い線香類及びその製造方法並びに線香着火剤 - Google Patents

着火し易い線香類及びその製造方法並びに線香着火剤 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は着火し易い線香類及びその製造方法並びにこれらの線香類の製造に使用される線香着火剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
線香は、均一で低粘度の基材としてのタブ粉(本粉)と、均一で高粘度の粘結度調整用タブ皮粉(ノリ粉)を基本構造材料とし、それに杉粉、漢薬系香料、ハーブ系香料、合成香料等を加えて混練、押出し、盆切り、乾燥等の工程を経て成品に仕上げられる。この場合、特に乾燥工程では40℃以上の加熱は香料の揮発のおそれがあるので避けなければならない。
【0003】
線香は本来の性質として、着火が早いことが好ましい反面、着火後はほぼ決まった時間帯内でゆっくり燃焼するのが理想とされ、このために易燃性と徐燃性という相反する条件を調和させなければならない。すなわち、粘結剤として使用されるタブ粉の量が少ないと線香はボウボウ燃え過ぎて危険であり、反対にタブ粉が多すぎると線香が立ち消えになり忌嫌われる。このため、粘結剤としてのタブ皮粉の添加量に工夫がなされているが、いずれにしても線香類は徐燃性、遅燃性であるため着火しにくく、炭火、ローソク、紙等の比較的強い火力で時間をかけてゆっくり着火させなければならなかった。しかし乍ら、このように強い火力を用い、また、着火に時間がかかるのは不便であり、特に野外ではこれによる難点が増大する。
【0004】
そこで、この着火性を改善するため、線香の一端に易燃剤、着火剤、助燃剤、着火促進剤等を塗布もしくは含浸させたり、あるいは燃え易い芯ものを挿入するなど、各種の対策が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、従来の上記対策はいずれも作業効率が悪く、満足な成果が得られていない。すなわち、固形型着火剤は破砕や剥離が発生し易く、液体型着火剤は線香素材への浸透による線香のボウボウ燃えを助長し、さらに化学合成着火剤の場合は有害ガスの発生などの問題がある。また、着火剤付与後に乾燥工程を必要とするものにあっては、線香の香料の揮発、発火などの新たな問題を引きおこす。このように、これまでは、マッチ1本で簡単に着火できるものは開発されていない。
【0006】
従って、本発明の第1の目的は、線香として必要な徐燃性、遅燃性を保持しながら、比較的弱い火力で安全に着火させることができる線香類を提供することにある。
【0007】
本発明の第2の目的は、上記の線香類を製造する方法を提供することにある。
【0008】
本発明の第3の目的は、上記の線香類及びその製造方法に使用される線香着火剤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、本発明の線香類は、線香単本の一端側、又は線香束の一端側の少なくとも中央部分に、加熱溶融した乾性油、加熱溶融した硬化油又は加熱溶融したパラフインワックスもしくはこれらの2種又は3種の混合物1〜99重量%好ましくは8〜15重量%にロジン99〜1重量%好ましくは92〜85重量%を混合した着火剤を付着させたことを特徴とする。
【0010】
上記第2の目的を達成するために、本発明の線香製造方法は、線香束の基端側中央部分を押し込むことにより先端側中央部分を突出させるとともに、加熱溶融した乾性油、加熱溶融した硬化油又は加熱溶融したパラフインワックスもしくはこれらの2種又は3種の混合物1〜99重量%好ましくは8〜15重量%にロジン99〜1重量%好ましくは92〜85重量%を加熱溶融状態で添加・混合した線香着火剤に、前記線香束の先端側中央突出部分をドブ浸けした後自然乾燥させることを特徴とする。
【0011】
上記第3の目的を達成するために、本発明の線香着火剤は、乾性油、硬化油又はパラフインワックス、もしくは、これらの2種又は3種の混合物を加熱溶融させた物質1〜99重量%好ましくは8〜15重量%にロジン99〜1重量%好ましくは92〜85重量%を混合してなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
本発明は前記のように、徐燃性、遅燃性の材質からなる線香の初期着火を容易にするために、線香単本又は線香束の一端側に後述する特殊の着火剤を付与してなるもので、図1は複数本の線香単本1をイソとよばれる紙帯2で束ねた線香束3の上端側に前記着火剤4を付与した実施形態を示している。
【0013】
本発明者は前記線香束3の先端側に付与する着火剤4の必要条件を検討したところ、理想的な線香着火剤はマッチ等の比較的弱い火力で着火する良好な易燃性を有するとともに、線香に付着させた後は、短時間で自然乾燥する乾燥性と、破砕、剥離などにより線香本体から離脱しない強い硬化性を併せ持たせる必要があることに到達した。
【0014】
本発明者は上記の条件を満たす線香着火剤を生成するべく種々研究の結果、加熱溶融した乾性油(すなわち、乾性油を加熱して生成されたボイル油)、加熱溶融した硬化油(硬化油を加熱して溶融状態にしたもの)、又は、加熱溶融したパラフインワックス(パラフインワックスを加熱して溶融状態にしたもの)のいずれか、もしくはこれらの2種又は3種を混合したものに、ロジンを混合して溶融状態にした着火剤を開発し、線香の着火剤として好適であることを見出した。
【0015】
前記の加熱溶融した乾性油、硬化油、及びパラフインワックスは各々良好な燃焼性を有するが、それ自体のみで線香着火剤として使用すると長時間自然乾燥させても触感として粘性が残り、また、加熱乾燥すると発火して火災発生の危険性がある。従って、加熱溶融した乾性油、硬化油又はパラフインワックスのみで生成した着火剤は自然乾燥に長時間を要する点と安全性の点で不都合がある。
【0016】
他方、松脂を蒸留精製して得たロジンは燃焼性があり、短時間で自然乾燥する性質があるが、これのみを着火剤として使用すると、硬化強度が脆弱なため線香本体から破砕、剥離して飛散してしまい、着火時に引火するおそれがある。
【0017】
そこで、本発明は加熱溶融した乾性油、硬化油、パラフインワックスなどの油脂分(以下、油脂分という)にロジンを混合することにより、前記油脂分の遅い乾燥特性を、ロジンの迅速乾燥性で補完するとともに、ロジンの破砕、剥離等の脆弱性を前記油脂分の柔軟性、粘性で補完しながら、両材質のもつ燃焼性、着火性を併せて利用する線香着火剤を得ることができたものである。
【0018】
前記油脂分とロジン分の混合比率と自然乾燥時間の相関関係は下記表1の通りである。
〔表1〕
【0019】
本発明による線香着火剤は、前記加熱溶融した乾性油、硬化油及び/又はパラフインワックスなどの油脂分1〜99重量%にロジン99〜1重量%を混合する広い範囲で使用できるものであるが、前記表1の自然乾燥時間と前記相互の補完性を考慮して適宜の混合比率にする。より好ましい混合比率の例としては油脂分8〜15重量%に対し、ロジン92〜85重量%があげられる。また、前記表1から換算して、例えば、8時間以内で自然乾燥させるには前記油脂分50〜1重量%とロジン50〜99重量%を混合すればよいことになる。
【0020】
また、前記乾性油、硬化油、パラフインワックスの加熱溶融温度、及びロジンを混合する際の加熱溶融温度は90℃〜140℃が好ましい。
【0021】
かくして、ボイル油にした乾性油;半乾性油や不乾性油に水素添加して得た硬化油;又はパラフインワックスもしくはこれらの2種又は3種を含む混合物1〜99重量%好ましくは8〜15重量%を90℃〜140℃に加熱するとともに、その中に松脂から蒸留精製したロジン99〜1重量%好ましくは92〜85重量%を加えながら加熱溶融状態に撹拌混合することにより、本発明の線香着火剤が得られる。この着火剤は、自然乾燥が可能で、破砕・剥離しにくく、且つ着火性が良好な純自然物の着火剤である。
【0022】
本発明の線香は線香単本又は線香束3の一端側に上記着火剤4をドブ浸け等の手段で付着してなるものであるが、この場合、線香束の直径が18mm未満程度のものは、図1のように一端側の全面に着火剤4を付与してもよいが、直径が18mmを超えるものは一端側の全面に着火剤4を付与すると燃える炎が大きくなり危険であるとともにコストも不必要に増加する。
【0023】
このため、線香束3の直径が18mmを超えるものについては図2のように線香束3の一端側の中央部分、好ましくは25%〜40%の面積にのみ着火剤を付与するのが望ましい。
【0024】
この場合、線香束3の一端面は通常、平坦であり、このような平坦面の中心部分のみを着火剤にドブ浸けするのは困難である。そこで、本発明は線香束3の一端側の中央部分5を突出させ、この突出部の先端を着火剤にドブ浸けするようにしており、これにより所望の中央部分のみに着火剤4を容易に付与することができる。
【0025】
図3は線香束3の一端側中央部分5を突出させるのに使用する金型6を示すもので、この金型6は上部が開口した有底円筒7の中央部に所望断面積の円柱突起8を形成してなり、線香束3の下部を有底円筒7に挿入し、線香束3の底部中央部分を円柱突起8に押しつけることにより、円柱突起8によって押し出された中央部分5の線香単体群が線香束3の一端側から突出するようになっている。
【0026】
〔実施例1〕
キリ油120gを100℃±10℃で4時間加熱撹拌しながら空気を吹込み、ある程度重合しボイル油化し、その後に同じく100℃±10℃で加熱しながら880gの精製ロジンを徐々に添加し加熱撹拌して本発明の着火剤を調製した。この着火剤に直径16mmの線香束の一端をドブ浸けして付着させた後、常温で90分で乾燥硬化させて本発明の線香を得た。
【0027】
〔実施例2〕
アマニ油100g(10重量%)を90℃±5℃で4時間加熱撹拌しながら空気を吹込み、ある程度重合しボイル油化し、その後に同じく90℃±5℃で加熱しながら900g(90重量%)の精製ロジンを徐々に添加し加熱撹拌して本発明の着火剤を調製した。この着火剤に直径18mmの線香束の一端をドブ浸けして付着させた後、常温で60分で乾燥硬化させて本発明の線香を得た。
【0028】
〔実施例3〕
キリ油8重量%を100℃±10℃で4時間加熱撹拌しながら空気を吹込み、ある程度重合しボイル油化し、その後に同じく100℃±10℃で加熱しながら92重量%の精製ロジンを徐々に添加し加熱撹拌して本発明の着火剤を調製した。この着火剤を直径18mmの線香束の一端に2mmの深さでドブ浸けして取り出し、放置して常温で自然乾燥すると、線香束に付着させた着火剤は30分で乾燥硬化した。この線香束を着火剤付着側を下にして60cmの高さから落下させても、付着した着火剤は破砕・剥離しなかった。また、この線香の着火剤付着部にマッチ又はライターで点火したところ、20秒前後の短い時間で着火し、線香束に燃え移った。
【0029】
〔実施例4〕
直径27mmの線香束をイソ掛けした後、図3に示す直径15mm、高さ8mmの円柱形とが一体化したような金型6を用いて、線香束のほぼ中心部を金型6の円柱突起8に押しつけ、線香束中心部が反対側の一端に直径約15〜17mm、高さ8mmの突起部を形成した。
次いで、線香束の円柱突起8の先端部から3〜4mmを、実施例3で調製した着火剤にドブ浸けして取り出した後、常温で下に放置したところ、線香束の着火剤は30分で乾燥硬化した。その線香束の着火剤付着側を下にし、60cmの高さから落下させても、付着した着火剤は破砕・剥離しなかった。また、マッチ又はライターで点火したら、20秒前後の短い時間で着火し、突出部から線香束端部に燃え移った。
【0030】
【効果】
本発明は、油脂分とロジン分を混合して線香着火剤を調製したことにより、油脂分の欠点である遅い乾燥性と燃えすぎがロジンの速乾性によって補完されるとともに、ロジンの脆弱性が油脂分の粘着性で補完される。従って、短時間の自然乾燥ができ、硬化強度があり、しかも着火性が良く、燃えすぎない理想的な着火剤が得られる。
【0031】
また、本発明の着火剤は純天然の物質で生成されているので、燃焼により有害な化学物質が発生することがなく安全である。
【0032】
本発明の線香類は上記着火剤を一端側に付着してあるので着火性が良く、マッチやライターで容易に着火させることができるとともに、燃えすぎや有害物質の発生がなく安全である。
【0033】
線香束の一端側中央部分を突出させて着火剤にドブ浸けすることにより、簡単な方法で線香束の一端側の必要な部分のみに着火剤を付着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による線香束の斜視図
【図2】 本発明の他の実施例による線香束の斜視図
【図3】 本発明の線香製造方法に使用する金型
【符号の説明】
1…線香単本
2…紙帯
3…線香束
4…着火剤
5…中央部分
6…金型
7…有底円筒
8…円柱突起
【表1】
Figure 0003955395

Claims (3)

  1. 線香単本の一端側、又は線香束の一端側の少なくとも中央部分に、加熱溶融した乾性油、加熱溶融した硬化油又は加熱溶融したパラフインワックスもしくはこれらの2種又は3種の混合物1〜99重量%にロジン99〜1重量%を加熱溶融状態に混合してなる着火剤を付着させたことを特徴とする着火し易い線香類
  2. 線香束の基端側中央部分を押し込むことにより先端側中央部分を突出させるとともに、加熱溶融した乾性油、加熱溶融した硬化油又は加熱溶融したパラフインワックスもしくはこれらの2種又は3種の混合物1〜99重量%にロジン99〜1重量%を加熱溶融状態に混合してなる状態の線香着火剤に、前記線香束の先端側中央突出部分をドブ浸けした後、自然乾燥させることを特徴とする着火し易い線香類の製造方法
  3. 加熱溶融した乾性油、硬化油又はパラフインワックス、もしくはこれらの2種又は3種の混合物1〜99重量%にロジン99〜1重量%を混合してなる線香着火剤
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