JP2006527279A - パイプ反応器を用いるポリエステル化方法 - Google Patents

パイプ反応器を用いるポリエステル化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006527279A
JP2006527279A JP2006514954A JP2006514954A JP2006527279A JP 2006527279 A JP2006527279 A JP 2006527279A JP 2006514954 A JP2006514954 A JP 2006514954A JP 2006514954 A JP2006514954 A JP 2006514954A JP 2006527279 A JP2006527279 A JP 2006527279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
polyester
prepolyester
polyester oligomer
reactor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006514954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4938446B2 (ja
JP2006527279A5 (ja
Inventor
ロジャー ディブルーイン,ブルース
ギル ボナー,リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Chemical Co
Original Assignee
Eastman Chemical Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Chemical Co filed Critical Eastman Chemical Co
Publication of JP2006527279A publication Critical patent/JP2006527279A/ja
Publication of JP2006527279A5 publication Critical patent/JP2006527279A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4938446B2 publication Critical patent/JP4938446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Active legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/24Stationary reactors without moving elements inside
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/24Stationary reactors without moving elements inside
    • B01J19/2415Tubular reactors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/785Preparation processes characterised by the apparatus used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/81Preparation processes using solvents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/18Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
    • C08G63/181Acids containing aromatic rings
    • C08G63/183Terephthalic acids

Abstract

パイプ反応器を用いるポリエステル化方法及びそのための装置を提供する。特に、逆流又は順流方式で、更には層別流を含む形態で稼動させるエステル化パイプ反応器を含む方法および装置であることを特徴とする。

Description

本発明は、パイプ反応器を用いるポリエステル化方法及びその装置に関する。より詳細には、本発明は、逆流又は順流モードで、特に層別流を含む形態で稼動するエステル化パイプ反応器を含むエステル化方法及びその装置に関する。
ポリエステルの製造ビジネスが益々競業的になるにつれて、代替方法が強く望まれてきている。本発明と関係のある背景技術は、本件と関連する米国特許出願に提示され、それは、Bruce Roger DeBruin の発明になる「パイプ反応器を用いるポリエステル化法」の名称で、同日に出願されている。
その他の米国特許出願も、Bruce Roger DeBruin 及び Daniel Lee Martin 等の発明者によって、「パイプ反応器を用いるポリエステル化法」なる名称で、本件と同日に出願されている。
更に、関連するケースとして、米国特許出願第10/013,318号が2001年12月7日に、及び米国特許出願第60/254,040号が2000年12月7日に出願されている。
本発明では、パイプ反応器を用いたポリエステル化方法を提供することを目的とする。更に、本発明では、パイプ反応器を用いたポリエステル化法の装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、入口及び出口を有し、その入口から出口に向かうパイプ内の流れが、全てが垂直ではなくまた全てが水平でもない流路を流れるように構成されたパイプを含むエステル化パイプ反応器を準備し、次いで、エステル化の反応条件下で、出口に向かってパイプ内を流れる一種以上の反応体を反応させてプレポリエステルを生成させることを含む、プレポリエステルの製造方法が提供される。
また、本発明によれば、当該パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として逆流(出口の方が入口より高い)であるが、全てが垂直な流路ではなく、かつ、この流路が一般的には更に非順流で、非垂直であるように構成されている、同様の方法が提供される。
更に、本発明によれば、層別流がパイプ内で見られるこれらの方法が提供される。
同様に、本発明によれば、前述したいずれかの方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで、重縮合反応条件化で、当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを反応させてポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させることを含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、当該パイプが、入口から出口に向かう流れが全体として順流(出口が入口より低い)であるが、全てが垂直な流路ではなく、かつ、この流路が更に一般的には非逆流で、非垂直であるように構成されている、前記したものに相当する方法が提供される。
更にまた、本発明によれば、前記した方法に対応する装置が提供される。
以下の本明細書及び特許請求の範囲では、特に指示がない限り、用語「ポリエステル」は、広義の意味で用いられ、100個を超えるエステル結合(ポリエーテルエステル、ポリエステルアミド及びポリエーテルエステルアミドのような「単独重合」又は「純」ポリエステルからなる誘導体の場合には、100個を超える相当する結合)を含むポリマーを示す。同様に、ポリエステルモノマーは1〜2個のかかる結合、ポリエステルダイマーは3〜4個のかかる結合、ポリエステルトリマーは5〜6個のかかる結合、及びポリエステルオリゴマーは7〜100個のかかる結合を有することになる。プレポリエステルは、ポリエステルモノマー、ダイマー、トリマー、オリゴマー及びそれらの組み合わせを示す。
簡単にするため、ポリエステル化方法は、以下の本明細書及び特許請求の範囲で用いられるときは、特に指示がない限り、プレポリエステルの製造方法を含むものと解される。
本発明による方法には、入口及び出口を有し、その入口から出口に向かうパイプ内の流れが、全てが垂直ではなくまた全てが水平でもない流路を流れるように構成されたパイプを含むエステル化パイプ反応器を準備し、次いで、エステル化の反応条件下で、出口に向かってパイプ内を流れる一種以上の反応体を反応させてプレポリエステルを生成させることを含む、プレポリエステルの製造方法が含まれる。
より詳細には、当該パイプは、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として逆流(出口の方が入口より高い)であるが、全てが垂直な流路ではなく、かつ、この流路が更に一般的には非順流で、非垂直であるように構成されている。更に、当該パイプは、実質的に空であり、これには、実質的に、機械的又は構造的内包物が無い(勿論、反応体なども含まれない)。このパイプは、以下の本明細書及び特許請求の範囲の文脈において、空洞であると解されるべきである。
簡単に言えば、エステル化は、以下の本明細書及び特許請求の範囲を通じて、その通常の意味のみならず、同様に、エステル交換も含まれると解されるべきである。
また、本発明による方法には、前述したプレポリエステルの製造方法のいずれか(各工程)を行うこと、次いで、重縮合反応の条件下で、当該プレポリエステル及び選択的な他の反応体を反応させてポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させることを含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法も含まれる。この最後に述べた重縮合反応条件下で反応させる工程は、重縮合パイプ反応器又は他のタイプの重縮合用の反応器内で行ってよい。
本発明による方法の一部として行う反応は、通常、水蒸気(及び多分他のタイプの蒸気)を発生し、これは、取り除かれないと、製品の収率が大きく減退してしまう。よって、本発明の方法には、更に、パイプ内から蒸気を取り除くことが含まれる。
通常は、所定のスペース限界が製造部位に存するので、当該パイプは、蛇行していること、つまり、少なくとも1個のベンドを有することが好都合である。これにしたがって、パイプの好ましい配列の一つが、図1に示されている。パイプ5は、ベンドで連結された数個の水平ゾーンを有する。
本発明の方法に含まれる反応系には、一種以上の反応体を含む溶解度の問題がある。例えば、テレフタル酸は、エチレングリコールには極めて溶解しにくく、そのため、その二種を反応させてポリエチレングリコールを得ることを難しくさせている。よって、本発明の方法では、更に、可溶化剤をパイプ中に加えてもよい。本発明の目的のためには、一般に、可溶化剤は、一種以上の反応体を他の又は当該反応混合物に一層溶解させ易くしているので、この関連で(可溶化剤と関連して)、反応体は、ポリエステルモノマー用の先駆体となれるもののみであると考えられている(可溶化剤は、かかる先駆体ではないので)。好適な可溶化剤には、ポリエステルモノマー、ダイマー及び/又はトリマーを含むもの、ポリエステルオリゴマーを含むもの、ポリエステルを含むもの、塩素化芳香族炭化水素(例えば、トリクロロベンゼン)及びフェノールと塩素化炭化水素(例えば、テトラクロロエタン)の混合物、テトラヒドロフラン又はジメチルスルホキシドのような有機溶媒を含むもの、並びにこれらの組み合わせを含むものが含まれる。ポリエステルオリゴマー、特に当該方法で作られるタイプのかかる剤が、屡、好ましい。これらの剤は、パイプに添加する前に反応体と混合されても、あるいは別途、一度に又は部分的にパイプに添加されてもよい。いずれにしても、反応体(本発明では、ポリエステルモノマー先駆体)と混合される場合には、当該可溶化剤は、かかる反応体のいずれよりも少量の混合物であるべきと考えられている。
多くの異なるタイプの反応体又は反応体の混合物が、本発明の方法によるポリエステル及びプレポリエステルの生成に用いられてよく、このタイプの反応体又は反応体混合物には、ジカルボン酸(以下、ジ酸と短縮される)、ジオール、ジエステル、ヒドロキシエステル、カルボン酸エステル(以下、酸エステルと短縮される)、ヒドロキシカルボン酸(ヒドロキシ酸と短縮される)又はそれらの組み合わせが含まれる。トリカルボン酸及び他のかかる多官能物質のような関連物質も、使用することが可能である。この関係では、酸には、対応するモノ、ジ又はより高次の塩が含まれる、と理解されなければならない。勿論、生成されるプレポリエステル及びポリエステルが、同様に、反応体自体であってもよい。
より特定の関連する反応体又は反応体混合物には、好ましくは8〜14個の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸、好ましくは4〜12個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、又は好ましくは8〜12個の炭素原子を有する脂環式のジカルボン酸が含まれる。かかるものには、テレフタル酸、フタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキサンジ酢酸、ジフェニル−4,4'−ジカルボン酸、ジフェニル−3,4'−ジカルボン酸、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、ジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、及びこれらの混合物などが含まれる。当該酸成分は、そのエステル、例えばジメチルフタレートを用いて実行してもよい。
更に、より特定の反応体及び反応体混合物には、好ましくは6〜20個の炭素原子を有する脂環式ジオール、又は好ましくは3〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジオールが含まれる。かかるものには、エチレングリコール(EG)、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,4−シクロヘキサン−ジメタノール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−1,4−ジオール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、ネオペンチルグリコール、3−メチルペンタンジオール−(2,4)、2−メチルペンタンジオール−(1,4)、2,2,4−トリメチルペンタンジ−オール−(1,3)、2−エチルヘキサンジオールー−(1,3)、2,2−ジエチルプロパン−ジオール−(1,3)、ヘキサンジオール−(1,3)、1,4−ジ−(ヒドロキシエトキシ)−ベンゼン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパン、2,4−ジヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタン、2,2,4,4−テトラメチルシクロブタンジオール、2,2−ビス−(3−ヒドロキシエトキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロパン、イソソルビッド、ヒドロキノン、BDS−(2,2−(スルホニルビス)−4,1−フェニレンオキシ))ビス(エタノール)、及びこれらの混合物などが含まれる。プレポリエステル及びポリエステルは、前記タイプの一種以上のジオールから作られてよい。
いくつかの好ましいコモノマーには、テレフタル酸、ジメチルテレフタレート、イソフタル酸、ジメチルイソフタレート、ジメチル−2,6−ナフタレンジカルボキシレート、2,6−ナフタレンジカルボン酸、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−シクロヘキサン−ジメタノール(CHDM)、1,4−ブタンジオール、ポリテトラメチレングリコール、トランス−DMCD、(トランス−ジメチル−1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート)、トリメリット酸無水物、ジメチルシクロヘキサン−1,4−ジカルボキシレート、ジメチルデカリン−2,6−ジカルボキシレート、デカリンジメタノール、デカヒドロナフタレン−2,6−ジカルボキシレート、2,6−ジヒドロキシメチル−デカヒドロナフタレン、ヒドロキノン、ヒドロキシ安息香酸、及びこれらの混合物が含まれる。ヒドロキシ安息香酸のような二官能(末端が同じでないA−Bタイプの)コモノマーも、含まれてよい。
極めて重要ないくつかの特定の反応体または反応体混合物には、テレフタル酸(TPA;粗原料、精製された(PTA)又は中間のものが含まれると解されている)、ジメチルテレフタレート(DMT)、シクロヘキサンジメタノール(CHDM)、イソフタル酸(IPA)、エチレングリコール(EG)又はそれらの組み合わせが含まれる。
多くのタイプのポリエステルは、本発明の方法を用いて作られてよい。特に重要な二種は、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びPETG(CHDMで変性されたPET)である。
以下の明細書及び特許請求の範囲で述べる範囲は、特に全体の範囲を開示するものであって、単なる終点であると解してはならない。例えば、範囲0〜10の開示は、特に、2、2.5及び3.17、並びにその範囲に包含される全ての他の数を示すものであって、単に0及び10を示すものではないものと解されなければならない。更に、C1〜C5(1〜5個の炭素)の炭化水素の開示は、単に特定のC1及びC5の炭化水素ばかりでなく、C2、C3、及びC4の炭化水素を示すものであって、それが整数の範囲であることを明らかに意味しているものと、同様に、理解されなければならない。
パイプ反応器を用いるポリエステル化方法に関して極めて重要な一つの領域は、パイプ内での流れ形態の作用である。驚くことに、このエステル化パイプ反応器は、少なくとも一部を、層別流形態で稼動させることが望ましいと決まっていた。したがって、前記したように、本発明の方法には、(エステル化パイプ反応器の)パイプ内に層別流が見られるようにすることが含まれる。この目的に関して、層別流は、パイプ内での流れのパターンとして定義されてよく、そこでは液体が底に沿って流れ、蒸気が液−蒸気界面の上方を流れる。パイプ反応器は、ここでの開示に関して標準の工学的設計技術を適用することによって、この稼動基準と合致させるように、当業者により設計することができる。
本発明で考えられる系では、層別流がパイプ内に見られるようにする稼動は、二相、三相又はそれ以上の相の系を生じさせることである。
異なるパイプの設計を考えると、当該パイプにおけるある所定の割合又は区画では、送別流で稼動させることが望ましいといえる。必要なパラメータを決定するための算定は、本発明における開示を参考にして、当該分野での当業者が、標準的な工学的手段を用いて行ってよい。
共にパイプ内での(全体の)流路に対して直角に交わる当該パイプ内部における全断面積を横切るとして(断面積で)、0.15m/秒未満のパイプ内部での液体表面速度及び対応する3.0m/秒未満の蒸気表面速度を生じさせるように稼動するエステル化パイプ反応器は、多くの系では、少なくとも一部が送別流形態にあると考えられている。仮にそうでないとしても、そこに存在する形態は、許容できるものでなければならない。よって、本発明の方法には、前記したものが含まれ、パイプ内での(全体としての)流路に対して直角に交わる当該パイプ内部における全断面積を横切るとして(断面積で)、そこでの液体表面速度は、0.15m/秒未満(液体に関して好ましい範囲は、0.01〜0.15m/秒)であり、そして蒸気表面速度は3.0m/秒未満(蒸気に関して好ましい範囲は、0.01〜3.0m/秒、より好ましくは、0.6〜3.0m/秒)である。(勿論、各相は、ある地点で移動しなければならず、層別流でないこともある)。
異なるパイプの設計を考えると、当該パイプにおけるある所定の割合又は区画では、前記したような表面速度で稼動させることが望ましいといえる。必要なパラメータを決定するための算定は、本発明での開示を参考にした後で、当該分野での当業者が、標準的な工学的手段を用いて行ってよい。
本発明に関する分野で重要な二つのパラメータは、Baker プロットのパラメータ、Bx及びByである。これらは、以下のように定義される。
x=(GLλψ)/GG、無次元、
y=(GG/λ)、lb/(秒ft2)
式中、λ=(ρ'cρL')1/2 、ψ=(1/σ')(μ'L/(ρ'L)2)1/3 、GG=蒸気の質量速度、GL=液体の質量速度、μ'L=液体の粘度/水の粘度の比、無次元、ρ'c=蒸気の密度/空気の密度の比、無次元、ρL'=液体の密度/水の密度の比、無次元、σ'=液体の表面張力/水の表面張力の比、無次元、そして、空気及び水の特性は、20℃(68°F)、及び101.3kPa(14.7lbf/in2)下である。Perry の Chemical Engineering's Handbook(化学工学ハンドブック)、第6編、5〜40頁及び5〜41頁。
パイプ内での(全体としての)流路に対して直角に交わる当該パイプ内部における全断面積を横切る平均断面で(その横断面で)、Bxが4.0未満で、Byが2.0未満であるか、あるいはBxが4.0以上で、(log10y)が−0.677(log10)+0.700以下であるように稼動するエステル化パイプ反応器は、本発明で考えられる非常に多くの系で、少なくとも一部は送別流形態であるといえる。仮にそうでないとしても、そこに存在する形態は、許容できるものでなければならない。よって、本発明の方法には、前記したものが含まれ、パイプ内での(全体としての)流路に対して直角に交わる当該パイプ内部における全断面積を横切る平均断面で(その横断面で)、Bxが4.0未満で、Byが2.0未満であるか、あるいはBxが4.0以上で、(log10y)が−0.677(log10)+0.700以下である。
異なるパイプの設計を考えると、当該パイプにおけるある所定の割合又は区画では、前記したようなB及びBで稼動させることが望ましいといえる。必要なパラメータを決定するための算定は、本発明での開示を参考にした後で、当該分野での当業者が、標準的な工学的手段を用いて行ってよい。
また、本発明による方法では、前記したものに対応するものが含まれ、そこでは、当該パイプは、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として順流(出口の方が入口より低い)であるが、全てだ垂直な流路ではなく、かつ、かかる流路が更に一般的には非逆流で、非垂直であるように構成されている。
本発明による装置には、本発明の方法に対応するものが含まれる。特に、入口及び出口を有し、その入口から出口に向かうパイプ内の流れが、全てが垂直ではなくまた全てが水平でもない流路を流れるように構成され、かつそこをプレポリエステル生成反応体が出口に向かって通過するパイプを含むエステル化パイプ反応器を含んでなるプレポリエステルの製造装置が含まれる。
より詳細には、当該パイプは、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として逆流であるが、全てが垂直な流路ではなく、かつ、この流路が一般には非順流で、非垂直であるようにも構成されている。また、当該パイプは、(先に定義したように)実質的に空であってもよい。
また、本発明による装置には、前記した装置のいずれか及びパイプの出口に連結された重縮合反応器を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置が含まれ、この後者で述べた重縮合パイプ反応器は、重縮合パイプ反応器であるか、あるいは重縮合に好適な他のタイプのもののいずれであってもよい。
本発明の装置に関して、流体輸送路内に直接的に、あるいは(処理装置の橋架け片を介して)間接的に連結された手段が含まれてもよい。
前述したように、パイプ内から蒸気を取り除くことが、屡、大切である。そこで、本発明の装置には、更に、パイプに沿う少なくとも1ヶ所でパイプ内から蒸気を除くための手段が含まれてもよい。パイプに沿うこの箇所には、入口又は出口が含まれてもよい。パイプからの除去に加えてあるいはこれに代えて、蒸気を、一般には、重縮合の前に及び/又は重縮合時に、パイプの外に除いてもよい。かかる蒸気の除去手段には、蒸気解放器、ベント及び当業者に公知の他の装置が含まれる。Perry のケミカルエンジニアリングハンドブックを参照のこと。
また、前記したように、当該パイプは、蛇行していてもよい。
本発明装置の一変形では、出口以外の位置でパイプと連結されている可溶化剤(これは、所望の場合、反応体(本発明では、ポリエステルモノマーの先駆体)と混合されてもよい)を貯めるタンクを付加することが可能である。更に、入口よりも出口に近い位置のパイプを出口よりも入口に近い位置のパイプと連結する再循環ラインを設け、少なくとも、可溶化剤としての再循環を当該パイプに対してなすために採用することも可能である。同様に、出口以外の位置で、重縮合反応器からパイプへの流れのラインが、加えられてもよい。
また、本発明の装置には、当該パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として順流であるが、全てが垂直な流路ではなく、かつ、かかる流路が更に一般には非逆流で、非垂直であるように構成されている前述したものに対応する装置が含まれる。
本発明によるこの最後に述べたクラスの装置に関して、一つの特に考慮すべきことは、パイプが蛇行しているときに、当該パイプの上方部分を、運転時の乾燥から保護することである。よって、本発明の装置には、少なくとも一つのベンドでパイプから蒸気を除くための手段、及び当該パイプが蛇行していて、あるベンドから効果的な距離に少なくとも一つの堰を有する手段を更に含む装置が含まれる。蒸気を除くための手段は、前記したとおりである。堰のための効果的な距離とは、パイプの上方部分が完全に乾燥することから保護することの目的を達成するための水力学的に効果的な距離のことである。これは、本明細書中の開示事項を検討した後に、標準の工学的方法を用いて、当業者が決定し得ることである。
図1には、本発明の装置並びに対応する方法が示されている。選択的なタンク1は、反応体と混合されることがある可溶化剤の貯蔵用である。それは、(存在する場合には)1Aによりエステル化パイプ反応器5のパイプに接続される。パイプの入口3は、新しい反応体が通常反応器に充填される場所であり、パイプ5を通る流れの基準点である。パイプ5は、数個の水平部分が逆流ベンドにより橋架けされ、そして入口3が高所のパイプ出口11の下方にあるような好ましい配置で示されている。稼動時に、反応体は、プレポリエステルを生成しながらパイプ5を通って流れる。先に説明したように、蒸気が蓄積すると反応系における生成物の収率に悪影響を及ぼすので、パイプ出口11の近くには、パイプにおける流れから蒸気を解放するための選択的な蒸気解放器7及び蒸気ライン7Aが示されている。パイプ5を通る流れは、パイプ出口11で離れる。選択的に、流れは、再循環ライン9を通って再循環されてよい。パイプ出口11からの流れは、選択的に、(存在する場合には)図示されるような重縮合パイプ反応器であってもよい重縮合反応器15に入る。選択的に、重縮合反応器15からのある流れは、ライン15Aを通ってパイプ5に送られてもよい。ライン9及び15Aを通る流れは、前述したように、可溶化剤として働いてもよい。
本発明について、以下の実施例によって更に説明するが、これらの実施例は、単に説明のためにのみ含まれるのであって、他に特に指示がない限り、本発明の技術的範囲を限定するものと解してはならない。実施例におけるいかなる表題も、便宜のためであって、制限するものと解してはならない。
実施例1
ASPEN模擬実験を用いて、エチレングリコール(EG)中での精製したテレフタル酸(PTA)のエステル化に係る商業規模のパイプ反応器に関して、典型的な容積とパイプ径を算定した。Polymers Plus 及びASPENのPET技術を備えたASPENプラスバージョン11.1を用いた。エステル化反応器は、プラグ流の反応器モデルに従う一連の5個のCSTR反応器モデルとして模擬実験した。模擬実験の結果、及び供給PTAに対する可溶化剤として出口から入口に再循環するポリエステルモノマーを用いるエステル化用の層別流パイプ反応器であって当該反応器長の末端でのみ水蒸気を除去した場合でのパイプ寸法を、表1に示す。
Figure 2006527279
実施例2
ASPEN模擬実験を用いて、エチレングリコール(EG)中での精製したテレフタル酸(PTA)のエステル化に係る商業規模のパイプ反応器に関して、典型的な容積とパイプ径を算定した。Polymers Plus 及びASPENのPET技術を備えたASPENプラスバージョン11.1を用いた。エステル化反応器は、プラグ流の反応器モデルに従う一連の5個のCSTR反応器モデルとして模擬実験した。模擬実験の結果、及び供給PTAに対する可溶化剤として出口から入口に再循環するポリエステルモノマーを用いてのエステル化用の層別流パイプ反応器のパイプ寸法を、表2に示す。この実施例では、当該反応器長の中間で行った単一水蒸気除去の場合での効率結果を示す。
Figure 2006527279
実施例3
ASPEN模擬実験を用いて、エチレングリコール(EG)中での精製したテレフタル酸(PTA)のエステル化に係る商業規模のパイプ反応器に関して、典型的な容積とパイプ径を算定した。Polymers Plus 及びASPENのPET技術を備えたASPENプラスバージョン11.1を用いた。エステル化反応器は、プラグ流の反応器モデルに従う一連の5個のCSTR反応器モデルとして模擬実験した。模擬実験の結果、及び供給PTAに対する可溶化剤として第一のパイプ反応器の出口から第一のパイプ反応器の入口に再循環するポリエステルモノマーを用いてのエステル化用の一連の層別流パイプ反応器のパイプ寸法を、表3に示す。この実施例では、単に溶解度の関係で要求されるものとしての再循環を用いての最適結果、及び出来るだけ再循環させないプラグ反応形態を用いての最適結果を示す。
Figure 2006527279
実施例4 実験室での模擬実験の比較
実験室規模の反応器
実験室規模のエステル化パイプ反応器を、実験室設定でのPTAとEGのエステル化を実証するために構築した。実験の単位装置は、電気自動記録装置によって加熱される664.75インチ長、0.5インチ径の18 BWGステンレス管製のパイプ反応器、パイプ反応器の出口から受け取って蒸気を除くための解放ゾーンとして働く攪拌機付受け器、受け器からの液体オリゴマーをパイプ反応器の入口にポンプ輸送で戻す再循環モノマーギアポンプ、及び原料を再循環ループに供給するPTA/EGペースト供給装置から成る。
反応器を、PTAベースのCHDMで変性(2.5重量%)した約96%転換率のオリゴマーを受け器(C−01)に装入し、このオリゴマーを再循環形式でパイプ反応器に装填することによって始動させた。当該オリゴマーを所定温度で再循環させた後に、PTA/EGペースト供給物を再循環流中に導入した。当該反応器が安定状態に到達した後に、サンプルを、生成物の生成速度と等しい速度でC−01から採取した。
これらのサンプルを、パイプ反応機内で起こっている反応の程度を決定するために、プロトンNMRによって転換率%を分析した。エステルに基づく転換率%は、トリフロロ酢酸無水物法を用いて、プロトンNMRによって決定した。
分析されるサンプルのmgは、クロロホルムと0.05%の、容積比で72/22/8のテトラメチルシラン(TMS)/トリフロロ酢酸/トリフルオロ酢酸無水物との1mLの溶媒混合物中に溶解させる。この混合物を50℃まで加熱し、分析されるサンプルが完全に溶解するまで撹拌する。
サンプル溶液の適当量を、5mmのNMRチューブに移送して、チューブを封鎖する。プロトンNMR信号を、64個の信号集積値の平均を用いて記録した。定量的なプロトンNMR信号を与え、また炭素13のNMR周波数を減結合する、600MHzのNMR及びNMRパルスシーケンスを用いたNMR信号を集積する。NMRスペクトルは、以下の領域及び算定値によるエステル基に対する酸根の転換率%を算定して正確な領域を測定することによって分析する。
TMSに関する以下の化学シフト点間の領域を測定し、当該式を用いて転換率%を算定する。
領域A=7.92ppm〜8.47ppm
領域B=5.01ppm〜4.82ppmと4.77ppmとの間の谷
領域C=4.82ppm〜4.74ppmと4.69ppmとの間の谷
慮域D=4.28ppmと4.18ppmとの間の谷〜4.10ppmと4.16ppmとの間の谷
領域E=4.10ppmと4.16ppmとの間の谷〜4.0ppmと4.08ppmとの間の谷
領域F=8.6ppm〜8.9ppm
領域G=7.55ppm〜7.8ppm
転換率%=100×(B+(0.5×C)+D+(0.5×E))/(A+F+G)
また、サンプルを、副反応の速度を決定するため、DEGの質量%に関してガスクロマトグラフによって分析した。滞留時間及び再循環比率の結果は、ペーストの供給速度を変えることによって分かる。実験室の試験からの結果を、以下の表4に示す。
Figure 2006527279
模擬実験の比較
この実施例では、ASPEN模擬実験を用いて、前記した実験室装置をシミュレートした。このケースでは、Polymers Plus 及びASPENのPET技術を備えたASPENプラスバージョン11.1を用いて、実施例1〜3に記載したものと同様の模擬実験の構成で模擬実験した。モデル実験の構成もソフトウェアも、実質的に実施例1〜3で用いたものと変わらなかった。実験室における異なる条件下での、PTAのオリゴマーへの溶解を正確にシミュレートするため、模擬実験に対して、時々、溶解速度論を加味することが必要であった。表5は、溶解速度論を加味しなかった模擬実験に関する実験室での三つの試験についての比較を示す。この模擬実験では、試験条件が結果的にこれらの試験時にPTAが完全に溶解しているときには、合理的な正確性を示すことが見出された。また、表5は、溶解速度論を加味した模擬実験に関する実験室での二つの実施例の試験についての比較を示す。溶解速度論を含むこの模擬実験では、これらの試験時に実験室規模のパイプ反応器の末端に遊離のPTAが存在するときには、測定された転化率が極めて一致している。この関連では、転化率は、反応器の出口で測定される際にエステル化されている液相中における反応性(ここでは、PTAを用いる場合の酸)の末端基の割合として定義される。
Figure 2006527279
Figure 2006527279
本明細書及び図面に記載し、あるいは示した特定の実施態様は、専ら、本発明を説明するためのものであると解されるべきであって、他に特に指示がない限り、以下の特許請求の範囲を限定する目的で存するものでないことが理解されるべきである。
本発明のポリエステル化方法及びその装置の典型的な実施態様を示す。
符号の説明
1 タンク(選択的)
1A タンクからパイプへのライン(選択的)
3 パイプ入口
5 エステル化パイプ反応器のパイプ
7 蒸気解放器(選択的)
7A 蒸気ライン(選択的)
9 再循環ライン(選択的)
11 パイプ出口
15 重縮合反応器(選択的であり、パイプ反応器として示す)
15A 重縮合反応器からパイプへのライン(選択的)

Claims (107)

  1. 入口及び出口を有し、その入口から出口に向かうパイプ内の流れが、全てが垂直ではなくまた全てが水平でもない流路を流れるように構成されたパイプを含むエステル化パイプ反応器を準備し、次いで、
    エステル化の反応条件化で、出口に向かってパイプ内を流れる一種以上の反応体を反応させてプレポリエステルを生成させること、
    を含む、プレポリエステルの製造方法。
  2. 前記パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として逆流であるが、全てが垂直の流路ではないように構成されている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記パイプが実質的に空である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として逆流であるが、全てが垂直な流路ではなく、かつ、この流路が、一般には非順流で、非垂直であるように構成されている、請求項2に記載の方法。
  5. 前記パイプが実質的に空である、請求項4に記載の方法。
  6. 請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  7. 前記重縮合反応条件下での反応工程が、重縮合パイプ反応器内で実施される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記パイプ内から蒸気を取り除くことを更に含む、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  9. 請求項8に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  10. 前記パイプが蛇行している、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記パイプ中に可溶化剤を加えることを更に含む、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  12. 請求項11に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  13. 前記可溶化剤がポリエステルオリゴマーを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 請求項13に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  15. 前記プレポリエステルを生成させる反応体が、ジ酸、ジオール、ジエステル、ヒドロキシエステル、酸エステル、ヒドロキシ酸又はそれらの組み合わせを含む、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  16. 請求項15に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  17. 前記プレポリエステルを生成させる反応体が、TPA、DMT、CHDM、IPA、EG又はそれらの組み合わせを含む、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  18. 請求項17に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  19. 前記パイプ中にポリエステルオリゴマーを含む可溶化剤を加えることを更に含み、かつ前記プレポリエステルを生成させる反応体がTPA、DMT、CHDM、IPA、EG又はそれらの組み合わせを含む、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記パイプ中にポリエステルオリゴマーを含む可溶化剤を加えることを更に含み、かつ前記プレポリエステルを生成させる反応体がTPA、DMT、CHDM、IPA、EG又はそれらの組み合わせを含む、請求項8に記載の方法。
  21. 請求項19に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  22. 前記ポリエステルがPET又はPETGである、請求項6に記載の方法。
  23. 層別流がパイプ内に見られる、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  24. 請求項23に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  25. パイプ内の流路に対して直角のパイプ内部の全断面積を横切る液体の表面速度が0.01〜0.15m/秒であり、かつその蒸気表面速度が0.6〜3.0m/秒である、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  26. 請求項25に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  27. パイプ内の流路に対して直角のパイプ内部の全断面積を横切る、平均での、Bxが4.0未満であって、Byが2.0未満であるか、あるいはBxが4.0以上であって、(log10y)が−0.677(log10x)+0.700以下である、請求項2、3、4又は5のいずれか1項に記載の方法。
  28. 請求項27に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  29. 層別流がパイプ内に見られる、請求項19に記載の方法。
  30. 請求項29に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  31. 前記パイプが蛇行していて、層別流が当該パイプ内に見られる、請求項17に記載の方法。
  32. 前記パイプが蛇行していて、層別流が当該パイプ内に見られる、請求項20に記載の方法。
  33. 前記パイプが蛇行していて、層別流が当該パイプ内に見られる、請求項19に記載の方法。
  34. 前記重縮合反応条件下での反応工程が、重縮合パイプ反応器内で実施される、請求項33に記載の方法。
  35. 前記パイプが蛇行していて、層別流が当該パイプ内に見られ、前記重縮合反応条件下での反応工程が、重縮合パイプ反応器内で実施され、かつ前記ポリエステルがPETである請求項21に記載の方法。
  36. 前記パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として順流であるが、全てが垂直な流路ではない、請求項1に記載の方法。
  37. 前記パイプが実質的に空である、請求項36に記載の方法。
  38. 前記パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として順流であるが全てが垂直な流路ではなく、かつ、この流路が、一般には非逆流で、非垂直であるように構成されている、請求項36に記載の方法。
  39. 前記パイプが実質的に空である、請求項38に記載の方法。
  40. 請求項36又は37に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  41. 前記重縮合反応条件下での反応工程が、重縮合パイプ反応器内で実施される、請求項40に記載の方法。
  42. 請求項38又は39に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  43. 前記重縮合反応条件下での反応工程が、重縮合パイプ反応器内で実施される、請求項42に記載の方法。
  44. 前記パイプ内から蒸気を取り除くことを更に含む、請求項36、37、38又は39のいずれか1項に記載の方法。
  45. 請求項44に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  46. 少なくとも一つのベンドで前記パイプから蒸気を取り除くことを更に含み、当該パイプが蛇行していて、ベンドから効果的な距離に少なくとも一つの堰を有する、請求項36、37、38又は39のいずれか1項に記載の方法。
  47. 前記パイプ中に可溶化剤を加えることを更に含む、請求項36、37、38又は39のいずれか1項に記載の方法。
  48. 請求項47に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  49. 前記可溶化剤がポリエステルオリゴマーを含む、請求項47に記載の方法。
  50. 請求項49に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  51. 前記プレポリエステルを生成させる反応体が、ジ酸、ジオール、ジエステル、ヒドロキシエステル、酸エステル、ヒドロキシ酸又はそれらの組み合わせを含む、請求項36、37、38又は39のいずれか1項に記載の方法。
  52. 請求項51に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  53. 前記プレポリエステルを生成させる反応体が、TPA、DMT、CHDM、IPA、EG又はそれらの組み合わせを含む、請求項36、37、38又は39のいずれか1項に記載の方法。
  54. 請求項53に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  55. 前記パイプ中にポリエステルオリゴマーを含む可溶化剤を加えることを更に含み、かつ前記プレポリエステルを生成させる反応体がTPA、DMT、CHDM、IPA、EG又はそれらの組み合わせを含む、請求項36、37、38、39又は44のいずれか1項に記載の方法。
  56. 請求項55に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  57. 前記ポリエステルがPET又はPETGである、請求項40、41、42又は43のいずれか1項に記載の方法。
  58. 層別流がパイプ内に見られる、請求項36、37、38又は39のいずれか1項に記載の方法。
  59. 請求項55に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  60. パイプ内の流路に対して直角のパイプ内部の全断面積を横切る液体の表面速度が0.01〜0.15m/秒であり、かつその蒸気表面速度が0.6〜3.0m/秒である、請求項36、37、38又は39のいずれか1項に記載の方法。
  61. 請求項60に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  62. パイプ内の流路に対して直角のパイプ内部の全断面積を横切る、平均での、Bxが4.0未満であって、Byが2.0未満であるか、あるいはBxが4.0以上であって、(log10y)が−0.677(log10x)+0.700以下である、請求項36、37、38又は39のいずれか1項に記載の方法。
  63. 請求項62に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  64. 層別流がパイプ内に見られる、請求項55に記載の方法。
  65. 請求項64に記載の方法を行ってプレポリエステルを製造し、次いで
    当該プレポリエステルと選択的な他の反応体とを重縮合反応条件下で反応させて、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者を生成させること、
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造方法。
  66. 前記パイプが蛇行していて、層別流が当該パイプ内に見られる、請求項54又は55に記載の方法。
  67. 前記重縮合反応条件下での反応工程が、重縮合パイプ反応器内で実施される、請求項66に記載の方法。
  68. 前記パイプが蛇行していて、層別流が当該パイプ内に見られ、前記重縮合反応条件下での反応工程が、重縮合パイプ反応器内で実施され、かつ前記ポリエステルがPETである請求項56に記載の方法。
  69. 入口及び出口を有し、その入口から出口に向かうパイプ内の流れが、全てが垂直ではなくまた全てが水平でもない流路を流れるように構成されたパイプを含み、かつプレポリエステル生成反応体がその出口に向かって通過する、エステル化パイプ反応器を含んでなる、プレポリエステルの製造装置。
  70. 前記パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として逆流であるが、全てが垂直の流路ではないように構成されている、請求項69に記載の装置。
  71. 前記パイプが実質的に空である、請求項70に記載の装置。
  72. 前記パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として逆流であるが、全てが垂直の流路ではないように構成され、かつこの流路が一般には非順流で、非垂直でもある、請求項70に記載の装置。
  73. 前記パイプが実質的に空である、請求項72に記載の装置。
  74. 請求項70に記載の装置、及び
    前記パイプの出口に連結された重縮合反応器
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置。
  75. 前記重縮合反応器が重縮合パイプ反応器である、請求項74に記載の装置。
  76. 請求項71に記載の装置、及び
    前記パイプの出口に連結された重縮合反応器
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置。
  77. 前記重縮合反応器が重縮合パイプ反応器である、請求項76に記載の装置。
  78. 請求項72に記載の装置、及び
    前記パイプの出口に連結された重縮合反応器
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置。
  79. 前記重縮合反応器が重縮合パイプ反応器である、請求項78に記載の装置。
  80. 請求項73に記載の装置、及び
    前記パイプの出口に連結された重縮合反応器
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置。
  81. 前記重縮合反応器が重縮合パイプ反応器である、請求項80に記載の装置。
  82. 前記パイプに沿う少なくとも一箇所にパイプ内から蒸気を取り除く手段を更に含む、請求項72に記載の装置。
  83. 前記パイプに沿う少なくとも一箇所にパイプ内から蒸気を取り除く手段を更に含む、請求項73に記載の装置。
  84. 前記パイプが蛇行している、請求項70に記載の装置。
  85. 前記出口以外の箇所にパイプと連結された可溶化剤を貯めるタンクを更に含む、請求項72に記載の装置。
  86. 入口より出口に近い箇所のパイプを出口より入口に近い箇所のパイプと連結する再循環ラインを更に含む、請求項72に記載の装置。
  87. 前記出口以外の箇所に重縮合反応器からパイプへの流れラインを更に含む、請求項78に記載の装置。
  88. 前記パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として順流であるが、全てが垂直の流路ではないように構成されている、請求項69に記載の装置。
  89. 前記パイプが実質的に空である、請求項88に記載の装置。
  90. 前記パイプが、入口から出口に向かうパイプ内の流れが全体として順流であるが、全てが垂直の流路ではないように構成され、かつこの流路が一般には非逆流で、非垂直でもある、請求項88に記載の装置。
  91. 前記パイプが実質的に空である、請求項90に記載の装置。
  92. 請求項88に記載の装置、及び
    前記パイプの出口に連結された重縮合反応器
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置。
  93. 前記重縮合反応器が重縮合パイプ反応器である、請求項92に記載の装置。
  94. 請求項89に記載の装置、及び
    前記パイプの出口に連結された重縮合反応器
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置。
  95. 前記重縮合反応器が重縮合パイプ反応器である、請求項94に記載の装置。
  96. 請求項90に記載の装置、及び
    前記パイプの出口に連結された重縮合反応器
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置。
  97. 前記重縮合反応器が重縮合パイプ反応器である、請求項96に記載の装置。
  98. 請求項91に記載の装置、及び
    前記パイプの出口に連結された重縮合反応器
    を含む、ポリエステルオリゴマー、ポリエステル又はその両者の製造装置。
  99. 前記重縮合反応器が重縮合パイプ反応器である、請求項98に記載の装置。
  100. 前記パイプに沿う少なくとも一箇所にパイプ内から蒸気を取り除く手段を更に含む、請求項90に記載の装置。
  101. 前記パイプに沿う少なくとも一箇所にパイプ内から蒸気を取り除く手段を更に含む、請求項91に記載の装置。
  102. 少なくとも一つのベンドで前記パイプから蒸気を取り除く手段を更に含み、かつ当該パイプが蛇行していて、ベンドから効果的な距離に少なくとも一つの堰を有する、請求項88に記載の装置。
  103. 少なくとも一つのベンドで前記パイプから蒸気を取り除く手段を更に含み、かつ当該パイプが蛇行していて、ベンドから効果的な距離に少なくとも一つの堰を有する、請求項89に記載の装置。
  104. 少なくとも一つのベンドで前記パイプから蒸気を取り除く手段を更に含み、かつ当該パイプが蛇行していて、ベンドから効果的な距離に少なくとも一つの堰を有する、請求項90に記載の装置。
  105. 前記出口以外の箇所にパイプと連結された可溶化剤を貯めるタンクを更に含む、請求項90に記載の装置。
  106. 入口より出口に近い箇所のパイプを出口より入口に近い箇所のパイプと連結する再循環ラインを更に含む、請求項90に記載の装置。
  107. 前記出口以外の箇所に重縮合反応器からパイプへの流れラインを更に含む、請求項96に記載の装置。
JP2006514954A 2003-06-06 2004-05-26 パイプ反応器を用いるポリエステル化方法 Active JP4938446B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/456,309 US7135541B2 (en) 2003-06-06 2003-06-06 Polyester process using a pipe reactor
US10/456,309 2003-06-06
PCT/US2004/016465 WO2005000461A1 (en) 2003-06-06 2004-05-26 Polyester process using a pipe reactor

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006527279A true JP2006527279A (ja) 2006-11-30
JP2006527279A5 JP2006527279A5 (ja) 2007-05-17
JP4938446B2 JP4938446B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=33490133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006514954A Active JP4938446B2 (ja) 2003-06-06 2004-05-26 パイプ反応器を用いるポリエステル化方法

Country Status (17)

Country Link
US (1) US7135541B2 (ja)
EP (1) EP1631379B1 (ja)
JP (1) JP4938446B2 (ja)
KR (1) KR101130871B1 (ja)
CN (1) CN100512948C (ja)
AR (1) AR044620A1 (ja)
BR (1) BRPI0410976B1 (ja)
CA (1) CA2527018C (ja)
ES (1) ES2483899T3 (ja)
MX (1) MXPA05013165A (ja)
MY (1) MY141971A (ja)
PL (1) PL1631379T3 (ja)
PT (1) PT1631379E (ja)
RU (1) RU2342406C2 (ja)
SI (1) SI1631379T1 (ja)
TW (1) TWI351413B (ja)
WO (1) WO2005000461A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6906164B2 (en) 2000-12-07 2005-06-14 Eastman Chemical Company Polyester process using a pipe reactor
US7943094B2 (en) 2006-12-07 2011-05-17 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Polyester production system employing horizontally elongated esterification vessel
US7649109B2 (en) 2006-12-07 2010-01-19 Eastman Chemical Company Polyester production system employing recirculation of hot alcohol to esterification zone
US7863477B2 (en) 2007-03-08 2011-01-04 Eastman Chemical Company Polyester production system employing hot paste to esterification zone
US7842777B2 (en) 2007-07-12 2010-11-30 Eastman Chemical Company Sloped tubular reactor with divided flow
US7847053B2 (en) 2007-07-12 2010-12-07 Eastman Chemical Company Multi-level tubular reactor with oppositely extending segments
US7872090B2 (en) 2007-07-12 2011-01-18 Eastman Chemical Company Reactor system with optimized heating and phase separation
US7829653B2 (en) 2007-07-12 2010-11-09 Eastman Chemical Company Horizontal trayed reactor
US7858730B2 (en) 2007-07-12 2010-12-28 Eastman Chemical Company Multi-level tubular reactor with dual headers
US7868129B2 (en) 2007-07-12 2011-01-11 Eastman Chemical Company Sloped tubular reactor with spaced sequential trays
US7872089B2 (en) 2007-07-12 2011-01-18 Eastman Chemical Company Multi-level tubular reactor with internal tray
US7868130B2 (en) 2007-07-12 2011-01-11 Eastman Chemical Company Multi-level tubular reactor with vertically spaced segments
DE102009016819B4 (de) * 2009-04-09 2011-12-15 Carl Zeiss Optronics Gmbh Verfahren zur Detektion wenigstens eines Objekts und/oder wenigstens einer Objektgruppe, Computerprogramm, Computerprogammprodukt, Stereokameraeinrichtung, aktiv Strahlung aussendendes Bildsensorsystem und Überwachungsvorrichtung
CN112023852B (zh) * 2019-06-03 2023-05-09 中国石油化工股份有限公司 一种苯部分加氢制备环己烯的生产装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08268969A (ja) * 1995-02-21 1996-10-15 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> エステル化の方法
JP2000508009A (ja) * 1996-03-28 2000-06-27 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 重縮合反応装置および方法
WO2002046266A2 (en) * 2000-12-07 2002-06-13 Eastman Chemical Company Low cost polyester process using a pipe reactor
JP2006527281A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 イーストマン ケミカル カンパニー パイプ型反応器を用いるポリエステルプロセス

Family Cites Families (129)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2905707A (en) 1959-09-22 Production of bis
US2361717A (en) 1940-09-12 1944-10-31 Du Pont Process for making polyamides
US2753249A (en) 1950-10-06 1956-07-03 Exxon Research Engineering Co Catalytic polymerization apparatus
US2709642A (en) 1951-12-03 1955-05-31 Exxon Research Engineering Co Chemical reactor
US2973341A (en) 1956-01-25 1961-02-28 Glanzstoff Ag Continuous process for production of a polyethylene terephthalate condensate
NL108873C (ja) 1957-01-17
US2829153A (en) 1957-03-04 1958-04-01 Du Pont Continuous ester interchange process
NL96710C (ja) 1957-09-28
US3254965A (en) 1958-11-28 1966-06-07 Phillips Petroleum Co Polymerization control apparatus
US3113843A (en) 1959-01-27 1963-12-10 Du Pont Apparatus for separating a vapor from a viscous material such as molten polymer
US3192184A (en) 1959-03-19 1965-06-29 Du Pont Prepolymerization process
NL255414A (ja) * 1959-08-31
US3052711A (en) 1960-04-20 1962-09-04 Du Pont Production of di(beta-hydroxyethyl) terephthalate
US3110547A (en) 1961-07-26 1963-11-12 Du Pont Polymerization process
US3161710A (en) 1961-07-27 1964-12-15 Du Pont Polymerization process for polyester films
GB988548A (en) 1961-08-30 1965-04-07 Goodyear Tire & Rubber Method for preparing polyester resins
BE634031A (ja) 1962-06-23
NL130338C (ja) 1963-06-11 1900-01-01
US3241926A (en) 1963-11-15 1966-03-22 Monsanto Co Apparatus for continuously polycondensing polymethylene glycol esters of aromatic dicarboxylic acids
IL23644A (en) 1964-06-01 1969-12-31 Monsanto Co Process and apparatus for recovery of glycols
DE1240286B (de) 1965-01-02 1967-05-11 Basf Ag Verfahren zur kontinuierlichen Emulsions-polymerisation olefinisch ungesaettigter Verbindungen
NL131998C (ja) 1965-06-09
US3442868A (en) 1965-07-20 1969-05-06 Teijin Ltd Novel process for the preparation of polyester
CH487345A (de) 1965-11-11 1970-03-15 Karl Fischer App Und Rohrleitu Verfahren zur Förderung eines dampfförmigen Stoffes und Anwendung dieses Verfahrens
US3496220A (en) 1966-04-04 1970-02-17 Mobil Oil Corp Esterification process
GB1111815A (en) * 1966-04-22 1968-05-01 Ici Ltd Polyester preparation
CH465875A (de) 1966-09-16 1968-11-30 Inventa Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Polyestern
US3590072A (en) 1966-11-18 1971-06-29 Monsanto Co Method for direct esterification of terephthalic acid with ethylene glycol
NL6717446A (ja) 1966-12-30 1968-07-01
US3487049A (en) 1967-01-04 1969-12-30 Du Pont Process for producing polyethylene terephthalate
US3522214A (en) 1967-04-13 1970-07-28 Mobil Oil Corp Process and apparatus for polymerizing liquids
US3595846A (en) 1967-05-02 1971-07-27 Michelin & Cie Continuous chemical reactions
US3497743A (en) * 1967-06-16 1970-02-24 United Aircraft Corp Annular multiple beam contoured cathode device
US3496146A (en) 1967-08-23 1970-02-17 Du Pont Preparation of glycol terephthalate linear polyester by direct esterification of terephthalic acid
US4020049A (en) * 1967-09-14 1977-04-26 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for preparing polyester resin
US3551396A (en) 1968-01-05 1970-12-29 Gulf Oil Canada Ltd Continuous vinyl polymerization process
NL6809754A (ja) 1968-04-11 1969-10-14
US3609125A (en) 1968-04-24 1971-09-28 Asahi Chemical Ind Polyesterification process and apparatus
FR1583867A (ja) 1968-05-15 1969-12-05
US3590070A (en) * 1968-06-03 1971-06-29 Celanese Corp Recycle of terephthalic acid in the production of a bis(2-hydroxyalkyl) terephthalate
US3651125A (en) 1968-08-12 1972-03-21 Eastman Kodak Co Continuous method for formation of a liquid monomer for a condensation polymer
US3646102A (en) 1968-08-28 1972-02-29 Idemitsu Kosan Co Method for continuously preparing polycarbonate oligomer
NL160174C (nl) 1968-12-12 1979-10-15 Snia Viscosa Inrichting voor het volumetrisch afvoeren van een viskeuze vloeistof uit een ruimte voor het continu behandelen van polymeren.
CH521400A (de) 1969-01-24 1972-04-15 Inventa Ag Verfahren und Vorrichtung zur kontinuierlichen Herstellung von Polylactamen
US3697579A (en) 1969-09-18 1972-10-10 Allied Chem Method of esterifying a polycarboxylic acid with a glycol
US3689461A (en) 1969-09-18 1972-09-05 Allied Chem Process for the preparation of linear condensation polyesters
BE759208A (fr) 1969-11-22 1971-05-21 Basf Ag Procede de preparation continue de
US3644096A (en) 1970-03-30 1972-02-22 Eastman Kodak Co Apparatus for use in a continuous flow reaction for producing a monomer and/or a protopolymer
US3684459A (en) 1970-08-20 1972-08-15 Phillips Fibers Corp Plug metered evaporative reaction tube
NL7016364A (ja) * 1970-10-21 1972-04-25
GB1380266A (en) 1971-05-21 1975-01-08 Agfa Gevaert Process for the semi-continuous preparation of high-molecular weight linear polyesters
DE2145761C3 (de) 1971-09-14 1978-06-15 Davy International Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Einführung pulverförmiger Terephthalsäure in ein Reaktionsgemisch aus teilweise mit Diolen veresterter Terephthalsäure
US3740267A (en) 1971-09-22 1973-06-19 Allied Chem Method of cleaning apparatus used in processing polyethylene terephthalate
US3819585A (en) 1971-09-30 1974-06-25 Monsanto Co Polyester esterification under two different pressures
GB1395551A (en) * 1971-12-29 1975-05-29 Kanebo Ltd Method of producing polyesters
DE2227091A1 (de) 1972-06-03 1973-12-13 Davy Ashmore Ag Verfahren zur herstellung von hochpolymeren, insbesondere spinnfaehigen, polyestermassen
US4100142A (en) * 1972-09-13 1978-07-11 Fiber Industries, Inc. Polyester process and product
GB1474524A (ja) * 1973-07-06 1977-05-25
US3927983A (en) 1973-09-19 1975-12-23 Monsanto Co Continuous staged isobaric stirred polymerization apparatus
GB1486409A (en) * 1973-11-06 1977-09-21 Agfa Gevaert Process for the preparation of high-molecular weight polyesters
CA1024294A (en) 1974-02-27 1978-01-10 Baden M. Pinney Control in preparing polyamides by continuous polymerization
US4077945A (en) * 1974-03-23 1978-03-07 Zimmer Aktiengesellschaft Process for making linear polyesters from ethylene glycol and terephthalic acid
DE2443566A1 (de) 1974-09-12 1976-04-01 Basf Ag Verfahren zum kontinuierlichen herstellen von polyamiden
DE2504258A1 (de) 1975-02-01 1976-08-05 Dynamit Nobel Ag Verfahren und apparatur zur herstellung von oligomeren alkylenterephthalaten
DE2514116C3 (de) 1975-03-29 1983-03-17 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von linearen, hochmolekularen Polybutylenterephthalaten
JPS51127031A (en) * 1975-04-23 1976-11-05 Fuji Photo Film Co Ltd Preparation of polyethylene terephthalate
US4028307A (en) * 1975-05-30 1977-06-07 Fiber Industries, Inc. Preparation of polyesters using salts of substituted quaternary ammonium bases
US4118582A (en) 1975-10-28 1978-10-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Purification of spent ethylene glycol
DE2559290B2 (de) * 1975-12-31 1979-08-02 Davy International Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von hochmolekularem PoIyäthylenterephthalat
US4079046A (en) * 1976-06-03 1978-03-14 Monsanto Company, St. Louis, Missouri Multiple polyesterification process
JPS52150496A (en) 1976-06-09 1977-12-14 Mitsubishi Gas Chem Co Inc Preparation of polycaronate oligomers
US4046718A (en) * 1976-06-17 1977-09-06 The Dow Chemical Company Polymerization method employing tubular reactor
US4089888A (en) * 1976-07-12 1978-05-16 Idemitsu Petrochemical Co. Ltd. Method for producing a polycarbonate oligomer
US4097468A (en) * 1977-03-15 1978-06-27 Allied Chemical Corporation Process for preparing polyesters
US4146729A (en) 1977-04-07 1979-03-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing poly(ethylene terephthalate)
US4110316A (en) 1977-04-14 1978-08-29 E. I. Du Pont De Nemours And Company Improved process for preparing poly(ethylene terephthalate)
DE2719967A1 (de) * 1977-05-04 1978-11-09 Bayer Ag Kontinuierliches verfahren zur durchfuehrung von stofftransportbedingten reaktionen
GB1558910A (en) 1977-05-04 1980-01-09 Bayer Ag Continuous process for the production of polybutylene terephthalates
IT1097584B (it) 1977-08-24 1985-08-31 Basf Ag Processo ed apparecchio per la preparazione di poliesteri macronolecolari linerai
US4365078A (en) 1977-12-16 1982-12-21 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for charging dry terephthalic acid into a reactor
US4230818A (en) 1979-03-01 1980-10-28 The Goodyear Tire & Rubber Company Reduction of glycol ethers in polyesters
US4254246A (en) 1979-03-26 1981-03-03 Davy International Ag Column system process for polyester plants
US4238593B1 (en) * 1979-06-12 1994-03-22 Goodyear Tire & Rubber Method for production of a high molecular weight polyester prepared from a prepolymer polyester having an optional carboxyl content
US4223124A (en) 1979-06-22 1980-09-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Method for producing polyesters containing low amounts of ether by-products
JPS5645704A (en) 1979-09-21 1981-04-25 Hitachi Ltd Method and apparatus for removal of volatile substances from high-viscous substance
US4452956A (en) * 1979-11-09 1984-06-05 Union Carbide Corporation Discrete spiral flow imparting device
US4289871A (en) 1980-03-27 1981-09-15 Allied Chemical Corporation Method to increase reactor capacity for polycondensation of polyesters
JPS57101A (en) 1980-06-04 1982-01-05 Mitsui Petrochem Ind Ltd Method and apparatus for polymerization
DE3025574A1 (de) 1980-07-05 1982-02-04 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur herstellung von polyestern
DE3047474C2 (de) * 1980-12-17 1983-05-11 Didier Engineering Gmbh, 4300 Essen Verfahren und Vorrichtung zur kontinuierlichen Herstellung von Polyestern
US4499226A (en) * 1981-03-20 1985-02-12 The Goodyear Tire & Rubber Company High clarity colorless polyesters
US4346193A (en) 1981-05-04 1982-08-24 Atlantic Richfield Company Continuous process for making star-block copolymers
US4410750A (en) 1981-12-14 1983-10-18 Exxon Research And Engineering Co. Preparation of linear olefin products
US4542196A (en) 1982-09-24 1985-09-17 Cosden Technology, Inc. Process for producing styrenic/alkenylnitrile copolymers
US4550149A (en) 1982-09-24 1985-10-29 Cosden Technology, Inc. Process for producing styrenic/alkenylnitrile copolymers
US4551309A (en) 1982-09-24 1985-11-05 Cosden Technology, Inc. Apparatus for producing styrenic/alkenylnitrile copolymers
US4548788A (en) 1982-09-24 1985-10-22 Cosden Technology, Inc. Apparatus for producing styrenic/alkenylnitrile copolymers
US4551510A (en) 1982-09-24 1985-11-05 Cosden Technology, Inc. Process for producing styrenic/alkenylnitrile copolymers
US4440924A (en) * 1982-10-05 1984-04-03 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Process for production of polyester
US4554343A (en) 1984-11-23 1985-11-19 Eastman Kodak Company Process for the production of high molecular weight polyester
US5413861A (en) * 1988-10-17 1995-05-09 Dextor Corporation Semiconductor device encapsulated with a flame retardant epoxy molding compound
US5162488A (en) * 1989-05-22 1992-11-10 Hoechst Celanese Corporation Catalyst system and process for preparing polyethylene terephthalate
FR2660663B1 (fr) * 1990-04-05 1993-05-21 Rhone Poulenc Fibres Procede pour l'obtention de polyterephtalate d'ethylene modifie, fibres exemptes de boulochage issues du polymere ainsi modifie.
KR940009419B1 (ko) * 1991-02-07 1994-10-13 한국과학기술연구원 색조가 우수한 폴리에스테르의 제조방법
EP0501543B1 (en) * 1991-02-28 1998-05-20 Agfa-Gevaert N.V. Process for the production of polyesters with increased electroconductivity
DE69214686T2 (de) * 1991-02-28 1997-06-05 Agfa Gevaert Nv Verfahren zur Herstellung von Polyestern mit verbesserter thermooxydativer Stabilität
JPH05222180A (ja) * 1992-02-17 1993-08-31 Fuji Photo Film Co Ltd ポリエステルの製造法
US5650536A (en) * 1992-12-17 1997-07-22 Exxon Chemical Patents Inc. Continuous process for production of functionalized olefins
US5385773A (en) * 1993-04-27 1995-01-31 Eastman Chemical Company Copolyester of cyclohexanenedimethanol and process for producing such polyester
US5340907A (en) * 1993-06-28 1994-08-23 Eastman Chemical Company Copolyester of cyclohexanedimethanol and process for producing such polyester
US5411665A (en) * 1993-07-20 1995-05-02 Scraggs; Charles R. Methods for reducing and separating emulsions and homogeneous components from contaminated water
US5599900A (en) * 1993-10-18 1997-02-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyesters production process
CA2139061C (en) * 1993-12-28 1998-12-08 Mitsui Chemicals, Inc. Process for preparing polyester
JPH08283394A (ja) * 1995-04-10 1996-10-29 Mitsui Petrochem Ind Ltd ポリエチレンテレフタレートの製造方法
US5898058A (en) * 1996-05-20 1999-04-27 Wellman, Inc. Method of post-polymerization stabilization of high activity catalysts in continuous polyethylene terephthalate production
DE19634450A1 (de) * 1996-08-26 1998-03-05 Basf Ag Vorrichtung zur kontinuierlichen Durchführung chemischer Reaktionen
US5922828A (en) * 1996-09-03 1999-07-13 Hoechst Celanese Corp. Process for producing polyethylene terephthalate using a specific catalyst stabilizer system
JP3836228B2 (ja) * 1996-12-26 2006-10-25 三井化学株式会社 分離流による重合方法
US6103859A (en) * 1997-04-09 2000-08-15 Eastman Chemical Company Late addition of supplemental ethylene glycol in the preparation of copolyesters
TW482790B (en) * 1997-05-06 2002-04-11 Teijin Ltd Method for continuous production of polyester
KR100348238B1 (ko) * 1998-02-27 2002-08-09 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 신규 폴리에스테르 및 그의 제조방법
US6113997A (en) * 1998-05-26 2000-09-05 Shell Oil Company Process to prepare a polyester resin
US6252034B1 (en) * 1998-06-04 2001-06-26 Teljin Limited Process for producing a polycarbonate resin
FR2780986B1 (fr) * 1998-07-10 2000-09-29 Electrolyse L Procede de transformation de structures chimiques dans un fluide sous pression et en temperature et dispositif pour sa mise en oeuvre
US6339031B1 (en) * 1998-12-29 2002-01-15 Seng C. Tan Microcellular carbon foams and microcellular C/C composites fabricated therefrom
US6623643B2 (en) * 1999-11-19 2003-09-23 Microtek Medical Holdings, Inc. Process for treatment of aqueous environments containing a water soluble polymer
US6359106B1 (en) * 2000-03-09 2002-03-19 Hitachi, Ltd. Production process and production apparatus for polybutylene terephthalate
CN100441575C (zh) * 2000-08-11 2008-12-10 株式会社吴羽 环状酯的制备方法以及精制方法
DE10224883B4 (de) * 2001-07-27 2010-07-29 Heidelberger Druckmaschinen Ag Trockenstation und Verfahren zum Trocknen von bedruckten Bogen

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08268969A (ja) * 1995-02-21 1996-10-15 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> エステル化の方法
JP2000508009A (ja) * 1996-03-28 2000-06-27 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 重縮合反応装置および方法
WO2002046266A2 (en) * 2000-12-07 2002-06-13 Eastman Chemical Company Low cost polyester process using a pipe reactor
WO2002046267A2 (en) * 2000-12-07 2002-06-13 Eastman Chemical Company Introduction of components into polyester manufacturing process through recirculation
JP2006527281A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 イーストマン ケミカル カンパニー パイプ型反応器を用いるポリエステルプロセス

Also Published As

Publication number Publication date
CA2527018A1 (en) 2005-01-06
TW200505958A (en) 2005-02-16
KR20060012660A (ko) 2006-02-08
TWI351413B (en) 2011-11-01
MY141971A (en) 2010-08-16
BRPI0410976A (pt) 2006-07-04
WO2005000461A1 (en) 2005-01-06
JP4938446B2 (ja) 2012-05-23
MXPA05013165A (es) 2006-03-17
CN100512948C (zh) 2009-07-15
CN1802203A (zh) 2006-07-12
BRPI0410976B1 (pt) 2015-10-13
KR101130871B1 (ko) 2012-03-28
RU2005141581A (ru) 2006-05-27
RU2342406C2 (ru) 2008-12-27
PT1631379E (pt) 2014-07-29
EP1631379B1 (en) 2014-05-14
US7135541B2 (en) 2006-11-14
PL1631379T3 (pl) 2014-10-31
EP1631379A1 (en) 2006-03-08
ES2483899T3 (es) 2014-08-08
CA2527018C (en) 2008-08-19
AR044620A1 (es) 2005-09-21
US20040249111A1 (en) 2004-12-09
SI1631379T1 (sl) 2014-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5411179B2 (ja) パイプ型反応器を用いるポリエステルプロセス
JP4938446B2 (ja) パイプ反応器を用いるポリエステル化方法
RU2478423C2 (ru) Реакторное устройство с оптимизированным нагреванием и разделением фаз
KR101521310B1 (ko) 이격된 연속 트레이를 갖는 경사진 관형 반응기
TWI436821B (zh) 具有垂直間隔段之多階式管狀反應器
TW200914122A (en) Multi-level tubular reactor with internal tray
US7858730B2 (en) Multi-level tubular reactor with dual headers
RU2478424C2 (ru) Горизонтальный тарельчатый реактор
TH35756A (th) เครื่องมือและกระบวนการที่ใช้ในปฏิกิริยาการควบแน่นของการเกิดโพลีเมอร์
TH20077B (th) เครื่องมือและกระบวนการที่ใช้ในปฏิกิริยาการควบแน่นของการเกิดโพลีเมอร์
BRPI0808057B1 (pt) &#34; processo para a produção de poliéster &#34;.

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070322

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110526

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4938446

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250