JP2006522824A5 - - Google Patents

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  1. 式Iの化合物:
    Figure 2006522824
    またはその薬学的に受容可能な塩であって、
    式中、環Aは、
    (a)(i)−CHC(O)−Gおよび0〜1個のR6aまたは(ii)1〜2個のR6aにより置換された、ピリジニル環またはピリミジニル環、および
    (b)(i)−C(R、−W−G、または−G、(ii)0〜4個のR6b、および(iii)環の炭素原子上の0〜1個のオキソ基または環の硫黄原子上の0〜2個のオキソ基より置換された、モルホリニル環、ピペリジニル環、ピペラジニル環、ピロリジニル環、ピラニル環、テトラヒドロフラニル環、シクロヘキシル環、シクロペンチル環、またはチオモルホリニル環、
    から成る群から選択され、
    各R6aは独立して、C1〜6の脂肪族基、ハロ、アルコキシ、またはアミノから選択され、
    各R6bは独立して、C1〜3の脂肪族基、または−N(Rから選択され、および同一炭素原子上もしくは隣接炭素原子上の2個のR6bで、任意で介在する炭素原子と共にN、O、またはSから選択される1〜2個の環を構成するヘテロ原子を有する5〜6員環を形成し、
    Wは、−Q−、−Q−C(O)−、−C(R−C(R)(R12)−、または−C(R−[C(R)(R12)]−であって、
    Qは、−C(R−、または−C(RC(R−であり、
    Gは、−OH、−NR、−N(R)CONR、−N(R)SO(C1〜3の脂肪族基)、−N(R)COCF、−N(R)CO(C1〜6の脂肪族基)、−N(R)CO(ヘテロ環基)、−N(R)CO(ヘテロアリール基)、−N(R)CO(アリール基)、3〜7員環のヘテロ環、または5〜6員環のヘテロアリール基であって、Gのヘテロアリール基、アリール基、およびヘテロ環部分のそれぞれは任意で1〜3個のR10で置換され、
    は、水素、ハロ、C1〜3の脂肪族基、アミノ基、シアノ基、(C1〜3のアルキル)1〜2アミノ基、C1〜3のアルコキシ基、−CONH、−NHCOCF、または−CHNHであり、
    は、水素、ハロ、C1〜3の脂肪族基、−CFであり、
    は、水素、ハロ、C1〜6の脂肪族基、C1〜6のハロアルキル基、C1〜6のアルコキシ基、水酸基、アミノ基、シアノ基、または(C1〜6のアルキル)1〜2アミノ基であり、
    は、水素、3〜7員環のヘテロ環、またはC1〜6の脂肪族基であり、
    は、水素、C1〜6の脂肪族基、N、O、またはSから選択される1〜2個の環を構成するヘテロ原子を有する3〜7員環のヘテロ環であって、Rは任意でハロ、−OR、−CN、−SR、−S(O)、−S(O)N(R、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rで置換され、
    各Rは独立して、水素、もしくはC1〜4の脂肪族基から選択されるか、または同一の窒素原子上の二つのRが該窒素原子と共に5〜6員環のヘテロアリール環またはヘテロ環を形成し、
    各Rは独立して、C1〜4の脂肪族基から選択され、
    各Rは独立して、水素またはC1〜3の脂肪族基から選択され、
    各R10は独立して、オキソ基、−R11、−T−R11、または−V−T−R11から選択され、
    各R11は独立して、C1〜6の脂肪族基、ハロ、−S(O)N(R
    −OR、−CN、−SR、−S(O)、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rから選択され、
    Tは、直鎖状または分岐したC1〜4のアルキレン鎖であり、
    Vは、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−C(O)−、または−CO−であって、
    12は、水素またはアミノ酸側鎖である、
    化合物。
  2. 環Aが1〜2個のR6a基で置換された3−ピリジニル環または5−ピリミジニル環である、請求項1に記載の化合物。
  3. 式II−Cを有し、
    Figure 2006522824
    式中、
    YはNまたはCHであり、
    は、水素、ハロ、C1〜3の脂肪族基、アミノ基、シアノ基、(C1〜3のアルキル)1〜2アミノ基、C1〜3のアルコキシ基、−CONH、−NHCOCF、または−CHNHであり、
    は、水素、ハロ、C1〜3の脂肪族基、−CFであり、
    は、水素、ハロ、C1〜6の脂肪族基、C1〜6のハロアルキル基、C1〜6のアルコキシ基、水酸基、アミノ基、シアノ基、または(C1〜6のアルキル)1〜2アミノ基であり、
    6aは、C1〜6の脂肪族基またはハロから選択される、
    請求項2に記載の化合物。
  4. 6aがメチル基である、請求項3に記載の化合物。
  5. は、水素、メチル基、アミノ基、またはフルオロ基であり、
    は、水素またはハロであり、
    は、水素、ハロ、またはC1〜4のアルコキシ基である、
    請求項4に記載の化合物。
  6. YがCHである、請求項5に記載の化合物。
  7. YがNである、請求項5に記載の化合物。
  8. 環Aがモルホリニル環、ピペリジニル環、ピペラジニル環、ピロリジニル環、ピラニル環、テトラヒドロフラニル環、シクロヘキシル環、シクロペンチル環、またはチオモルホリニル環から選択され、環Aが(i)−C(Rまたは−W−G、(ii)0〜4個のR6b、および(iii)環の炭素原子上の0〜1個のオキソ基または環の硫黄原子上の0〜2個のオキソ基により置換されている、
    請求項1に記載の化合物。
  9. 前記環A上の−W−G置換基または−C(R置換基がβ−カルボリン部の結合部位に対してオルト位にある、請求項8に記載の化合物。
  10. 式III−Aの化合物:
    Figure 2006522824
    またはその薬学的に受容可能な塩であって、
    式中、環Aは0〜4個のR6bで置換され、
    各R6bは独立して、C1〜3の脂肪族基、または−N(R基から選択され、同一炭素原子上もしくは隣接炭素原子上の2個のR6bは、任意で介在する炭素原子と共にN、O、またはSから選択される1〜2個の環を構成するヘテロ原子を有する5〜6員環を形成し、
    Wは、−Q−、−Q−C(O)−、−C(R−C(R)(R12)−、または−C(R−[C(R)(R12)]−であり、
    Qは、−C(R−、または−C(RC(R−であり、
    Gは、−OH、−NR、−N(R)CONR、−N(R)SO(C1〜3の脂肪族基)、−N(R)COCF、−N(R)CO(C1〜6の脂肪族基)、−N(R)CO(ヘテロ環基)、−N(R)CO(ヘテロアリール基)、−N(R)CO(アリール基)、3〜7員環のヘテロ環、または5〜6員環のヘテロアリール基であって、Gのヘテロアリール部分、アリール部分、およびヘテロ環部分のそれぞれは任意で1〜3個のR10で置換され、
    は、水素、ハロ、C1〜3の脂肪族基、アミノ基、シアノ基、(C1〜3のアルキル)1〜2アミノ基、C1〜3のアルコキシ基、−CONH、−NHCOCF、または−CHNHであり、
    は、水素、ハロ、C1〜3の脂肪族基、−CFであり、
    は、水素、ハロ、C1〜6の脂肪族基、C1〜6のハロアルキル基、C1〜6のアルコキシ基、水酸基、アミノ基、シアノ基、または(C1〜6のアルキル)1〜2アミノ基であり、
    は、水素、5〜6員環のヘテロ環基、またはC1〜6の脂肪族基であり、
    は、水素、C1〜6の脂肪族基、またはN、O、もしくはSから選択される1〜2個の環を構成するヘテロ原子を有する5〜6員環のヘテロ環であって、Rは任意でハロ、−OR、−CN、−SR、−S(O)、−S(O)N(R、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rで置換され、
    各Rは独立して、水素、もしくはC1〜4の脂肪族基から選択されるか、または同一の窒素原子上の二つのRが該窒素原子と共に5〜6員環のヘテロアリール環またはヘテロ環を形成し、
    各Rは独立して、C1〜4の脂肪族基から選択され、
    各Rは独立して、水素またはC1〜3の脂肪族基から選択され、
    各R10は独立して、オキソ基、−R11、−T−R11、または−V−T−R11から選択され、
    各R11は独立して、C1〜6の脂肪族基、ハロ、−S(O)N(R
    −OR、−CN、−SR、−S(O)、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rから選択され、
    Tは、直鎖状または分岐したC1〜4のアルキレン鎖であり、
    Vは、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−C(O)−、または−CO−であり、
    12は、水素またはアミノ酸側鎖である、
    化合物。
  11. 式(S)−III−Aを有し、
    Figure 2006522824
    式中、nは0〜4であり、R、R、R、W、G、およびR6bが請求項10に規定の通りである、請求項10に記載の化合物。
  12. は、水素、ハロ、メチル基、またはアミノ基であって、
    は、水素、メチル基、またはハロであって、
    は、水素、ハロ、アルコキシ基、または(C1〜6の脂肪族基)アミノ基であり、
    nは0〜2であって、
    6bはC1〜3の脂肪族基であって、
    Wは、−Q−、−Q−C(O)−、−C(R−C(R)(R12)−、または−C(R−[C(R)(R12)]−であって、
    Qは、−C(R−、または−C(RC(R−であり、
    Gは、−NR、−N(R)C(O)NR、−N(R)SO(C1〜3の脂肪族基)、−N(R)C(O)CF、−N(R)CO(C1〜6の脂肪族基)、−N(R)CO(ヘテロ環基)、−N(R)CO(ヘテロアリール基)、−N(R)CO(アリール基)、5〜6員環のヘテロ環、または5〜6員環のヘテロアリール基であって、Gのヘテロアリール部分、アリール部分、およびヘテロ環部分のそれぞれは任意で1〜3個のR10で置換され、
    は、水素、またはC1〜6の脂肪族基であり、
    は、水素、またはC1〜6の脂肪族基であり、この脂肪族基は任意でハロ、−OR、−CN、−SR、−S(O)、−S(O)N(R、−C
    (O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rで置換され、
    各Rは独立して、水素、もしくはC1〜4の脂肪族基から選択されるか、または同一の窒素原子上の二つのRが該窒素原子と共に5〜6員環のヘテロアリール環またはヘテロ環を形成し、
    各Rは独立して、C1〜4の脂肪族基から選択され、
    は水素であり、
    各R10は独立して、オキソ基、R11、T−R11、またはV−T−R11から選択され、
    各R11は独立して、C1〜6の脂肪族基、ハロ、−S(O)N(R
    −OR、−CN、−SR、−S(O)、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rから選択され、
    Tは、直鎖状または分岐したC1〜4のアルキレン鎖であり、
    Vは、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−C(O)−、または−CO−であって、
    12は、水素、C1〜6の脂肪族基、置換または無置換のフェニル基、または置換または無置換のベンジル基である、
    請求項11に記載の化合物。
  13. は、水素、メチル基、フルオロ基、またはアミノ基であり、
    は、クロロ基であり、
    は、水素、またはアルコキシ基であり、
    nは0または2であり、
    6bはメチル基であり、
    Wは、−Q−、−Q−C(O)−、または−C(R−C(R)(R12)−
    であり、
    Qは、−C(R−、または−C(RC(R−であり、
    Gは、−NR、−N(R)C(O)NR、−N(R)C(O)CF、−N(R)CO(C1〜6の脂肪族基)、−N(R)CO(ヘテロ環基)、−N(R)CO(ヘテロアリール基)、5〜6員環のヘテロ環、または5〜6員環のヘテロアリール基であって、Gのヘテロアリール部分、アリール部分、およびヘテロ環部分のそれぞれは任意で1〜3個のR10で置換され、
    は、水素、またはC1〜6の脂肪族基であり、
    は、水素、またはC1〜6の脂肪族基であり、
    各Rは独立して、水素、もしくはC1〜4の脂肪族基から選択されるか、または同一の窒素原子上の二つのRが該窒素原子と共に5〜6員環のヘテロアリール環またはヘテロ環を形成し、
    各Rは独立して、C1〜4の脂肪族基から選択され、
    は水素であり、
    各R10は独立して、オキソ基、R11、T−R11、またはV−T−R11から選択され、
    各R11は独立して、C1〜6の脂肪族基、ハロ、−S(O)N(R
    −OR、−CN、−SR、−S(O)、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rから選択され、
    Tは、直鎖状または分岐したC1〜4のアルキレン鎖であり、
    Vは、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−C(O)−、または−CO−であって、
    12は、水素、C1〜6の脂肪族基、フェニル基、またはベンジル基である、
    請求項12に記載の化合物。
  14. 式(S)−III−A’の化合物:
    Figure 2006522824
    またはその薬学的に受容可能な塩であって、式中、
    は、水素、メチル基、フルオロ基、またはアミノ基であり、
    は、クロロ基であって、
    は、水素、またはアルコキシ基あり、
    Wは、−Q−、−Q−C(O)−、または−C(R−C(R)(R12)−
    であり、
    Qは、−C(R−、または−C(RC(R−であり、
    Gは、−NR、−N(R)C(O)NR、−N(R)C(O)CF、−N(R)CO(C1〜6の脂肪族基)、−N(R)CO(ヘテロ環基)、−N(R)CO(ヘテロアリール基)、5〜6員環のヘテロ環、または5〜6員環のヘテロアリール基であり、Gのヘテロアリール部分、アリール部分、およびヘテロ環部分のそれぞれは任意で1〜3個のR10で置換され、
    は、水素、またはC1〜6の脂肪族基であり、
    は、水素、またはC1〜6の脂肪族基であって、
    各Rは独立して、水素、もしくはC1〜4の脂肪族基から選択されるか、または同一の窒素原子上の二つのRが該窒素原子と共に5〜6員環のヘテロアリール環またはヘテロ環を形成し、
    各Rは独立して、C1〜4の脂肪族基から選択され、
    は水素であり、
    各R10は独立して、オキソ基、R11、T−R11、またはV−T−R11から選択され、
    各R11は独立して、C1〜6の脂肪族基、ハロ、−S(O)N(R
    −OR、−CN、−SR、−S(O)、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rから選択され、
    Tは、直鎖状または分岐したC1〜4のアルキレン鎖であり、
    Vは、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−C(O)−、または−CO−であり、
    12は、水素、C1〜6の脂肪族基、フェニル基、またはベンジル基である、
    化合物。
  15. 式(S)−III−A−aを有する請求項14に記載の化合物であって、
    Figure 2006522824
    式中、
    は、水素、ハロ、メチル基、またはアミノ基であって、
    は、水素、メチル基、またはハロであって、
    は、水素、ハロ、アルコキシ基、または(C1〜6の脂肪族基)アミノ基であり、
    環Aは0〜2個のR6bで置換され、
    6bはC1〜3の脂肪族基であって、
    Qは、−C(R−、または−C(RC(R−であり、
    Gは、−NR、または置換もしくは無置換の5〜6員環のヘテロ環であって、
    は、水素、またはC1〜6の脂肪族基であり、
    は、水素、またはC1〜6の脂肪族基であって、該脂肪族基は任意でハロ、−OR、−CN、−SR、−S(O)、−S(O)N(R、−C
    (O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rで置換され、
    各Rは独立して、水素、もしくはC1〜4の脂肪族基から選択されるか、または同一の窒素原子上の二つのRが該窒素原子と共に5〜6員環のヘテロアリール環またはヘテロ環を形成し、
    各Rは独立して、C1〜4の脂肪族基から選択され、
    は独立して、水素またはC1〜3の脂肪族基から選択される、
    化合物。
  16. 次式:
    Figure 2006522824
    Figure 2006522824
    Figure 2006522824
    Figure 2006522824
    Figure 2006522824
    Figure 2006522824
    Figure 2006522824
    Figure 2006522824
    Figure 2006522824
    からなる群より選択される化合物。
  17. 請求項1の化合物および薬学的に受容可能なキャリアーを含む、薬学的組成物。
  18. 請求項16の化合物および薬学的に受容可能なキャリアーを含む、薬学的組成物。
  19. 療に有効な量の請求項1に記載の化合物を含む、IKK介在疾患治療するための組成物
  20. 前記疾患が炎症性疾患または免疫関連疾患である、請求項19に記載の組成物
  21. 前記疾患が、慢性関節リウマチ、喘息、乾癬、乾癬性関節炎、慢性閉塞性肺疾患、炎症性腸疾患、または多発性硬化症からなる群から選択される、請求項19に記載の組成物
  22. 前記疾患が癌である、請求項19に記載の組成物
  23. 前記癌が、リンパ腫、多発性骨髄腫、溶骨性骨転移、頭部または首の癌、肺癌、前立腺癌、あるいは膵臓癌からなる群から選択される、請求項22に記載の組成物
  24. 前記癌がリンパ腫である、請求項23に記載の組成物
  25. 求項1の化合物を含、IKKを阻害するための組成物
  26. 式3aの化合物であって、
    Figure 2006522824
    式中、
    13は、ハロ、OH、OR15、またはカルボン酸保護基であって、
    15は、脂肪族基、アリール基、ヘテロアリール基、アラルキル基、またはヘテロアラルキル基であり、
    14は、アミノ基保護基、水素、または−W−Gであって、
    Wは、−Q−、−Q−C(O)−、−C(R−C(R)(R12)−、または−C(R−[C(R)(R12)]−であって、
    Qは、−C(R−、または−C(RC(R−であり、
    Gは、−OH、−NR、−N(R)CONR、−N(R)SO(C1〜3の脂肪族基)、−N(R)COCF、−N(R)CO(C1〜3の脂肪族基)、−N(R)CO(ヘテロ環基)、−N(R)CO(ヘテロアリール基)、−N(R)CO(アリール基)、3〜7員環のヘテロ環、または5〜6員環のヘテロアリール基であって、Gのヘテロアリール部分、アリール部分、およびヘテロ環部分のそれぞれは任意で1〜3個のR10で置換され、
    は、水素、3〜7員環のヘテロ環基、またはC1〜6の脂肪族基であり、
    は、水素、C1〜6の脂肪族基、N、O、またはSから選択される1〜2個の環を構成するヘテロ原子を有する3〜7員環のヘテロ環であって、Rは任意でハロ、−OR、−CN、−SR、−S(O)、−S(O)N(R、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rで置換され、
    各Rは独立して、水素、もしくはC1〜4の脂肪族基から選択されるか、または同一の窒素原子上の二つのRは、該窒素原子と共に5〜6員環のヘテロアリール環またはヘテロ環を形成し、
    各Rは独立して、C1〜4の脂肪族基から選択され、
    各Rは独立して、水素またはC1〜3の脂肪族基から選択され、
    各R10は独立して、オキソ基、−R11、−T−R11、または−V−T−R11から選択され、
    各R11は独立して、C1〜6の脂肪族基、ハロ、−S(O)N(R
    −OR、−CN、−SR、−S(O)、−C(O)R、−CO、−N(R、−C(O)N(R、−N(R)C(O)R、−N(R)CO、または−N(R)C(O)N(Rから選択され、
    Tは、直鎖状または分岐したC1〜4のアルキレン鎖であり、
    Vは、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−C(O)−、または−CO−であり、
    12は、水素またはアミノ酸側鎖である、
    化合物。
  27. (S)−3aである、請求項26に記載の化合物。
  28. 式IVの化合物であって、
    Figure 2006522824
    式中、
    14は、アミノ保護基、または水素であって、
    は、水素、ハロ、C1〜3の脂肪族基、アミノ基、シアノ基、(C1〜3のアルキル基)1〜2アミノ基、C1〜3のアルコキシ基、−CONH、−NHCOCF、または−CHNHであり、
    は、水素、ハロ、C1〜3の脂肪族基、−CFであり、
    は、水素、ハロ、C1〜6の脂肪族基、C1〜6のハロアルキル基、C1〜6のアルコキシ基、水酸基、アミノ基、シアノ基、または(C1〜6のアルキル基)1〜2アミノ基である、
    化合物。
  29. (S)−IVである、請求項28に記載の化合物。
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