JP2006522508A - 光通信システムにおける非線形効果の電気的領域補償 - Google Patents

光通信システムにおける非線形効果の電気的領域補償 Download PDF

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Abstract

非線形性誘起の信号歪みを、通信システムの電気/光変換および光リンクを介した伝送に先立ち、電気的領域において入力通信信号を処理することによって補償する。本発明によれば、通信システム中を伝送する光信号に加えられる非線形性誘起の信号歪みを実質的に緩和する補償演算子が決定される。その後、入力通信信号が補償演算子に入力されて、逆歪み電気信号を生成する。該逆歪み電気信号は、光源を変調するのに使用され、光通信システムを介した伝送のための対応する逆歪み光信号を生成する。こうした構成を用いることによって、光リンクの受信側で比較的歪みのない光信号が得られるように、光リンクによって加えられる任意の非線形性誘起の信号歪みを補償することができる。

Description

本発明は、光通信システムに関し、より具体的には、光通信システムにおける、4波混合、SPM、XPM、および光クロストークの電気的領域での補償に関する。
光通信システムは、典型的には、光導波路(すなわち、ファイバ)リンクによって接続された1対のネットワーク・ノードを含む。それぞれのネットワーク・ノード内では、通信信号が、信号再生および/またはルーティングのために電気信号に変換され、光リンクを介した別ノードへの送信のために光信号に変換される。ネットワーク・ノード間の光リンクは、典型的には、光増幅器によって相互接続された1つまたは複数(おそらくは、20以上)の(例えば、長さが40〜150kmの)光ファイバのスパン(span)を含む、複数の連結された光学的構成要素から構成される。
現在の光通信ネットワークでは、通常、長い伝送距離にわたって十分な信号対雑音比を維持し、それによって、許容可能な低さのビット誤り率(BER)を受信光信号において達成するために、光信号を高いパワー・レベルで伝送することが望ましい。しかしながら、従来の光ファイバは、高い光パワー・レベルにおいて非線形効果を呈する光伝送媒体を含んでおり、結果として、光信号を劣化させる。これらの非線形効果は、通常、光パワーの関数であるため、伝送パワー・レベルの増加は、システムの非線形性に起因する信号劣化を増進させやすい。非線形効果は、システムの光端部において、または光伝送媒体において、または光増幅器などの構成要素においても、同様に発生するおそれがある。光信号を伝送することができる最適なパワー・レベルは、典型的には、非線形性に起因する大きな劣化が回避される最大パワー・レベルとなる。システム内の様々な光学的構成要素の性能は、動作環境、使用期間、および構成要素の配置に応じて変化するので、最大パワー・レベルを設定する際には、安全上の余裕(マージン)が設けられる。その結果、光通信システムは、一般に、最適パワー・レベルより低いパワー・レベルで動作する。光学的な非線形効果についての詳細な説明は、Agrawal,Govind P.、「Nonlinear Fiber Optics」、第2版、Academic Press,Inc.、San Diego,CA、1995年(ISBN 0−12−045142−5)によって提供されている。
非線形プロセスを考察する際には、データ速度および光パワー・レベルが増加するにつれて増加し、これによってシステム性能および信号到達距離を制限することとなる、位相非線形性の効果(effect of phase non-linearity)が特に重要である。
位相非線形性は、ファイバ中に存在する光パワー間の複雑な相互作用、ファイバ媒体の屈折率、波長分割多重(WDM)のチャネル間隔、それぞれのチャネル内の信号の偏光状態、および、ファイバのゼロ分散波長に対するチャネル波長の近さ、の結果である。位相非線形性には、自己位相変調(SPM)、交差位相変調(XPM)、および変調不安定性(MI)が含まれ、これらはすべて、上記のAgrawalの4章および7章で詳しく説明されている。
図1aに示されるように、従来の光通信システムは、便宜的に、光リンク4によって隔てられた送信機2と受信機6によって表されることができる。当該技術分野でよく知られているように、リンク4は、例えば、光増幅器やチャネル等化器などの、アクティブな光デバイスによって分けられた複数の光ファイバのスパンを含むことができる。簡略化するため、これらの要素は図面に示されていない。リンク4を伝送する光信号に加えられる、自己位相変調(SPM)、交差位相変調(XPM)、変調不安定性(MI)、および4波混合を含む非線形効果に起因する信号歪みは、tのリンク複素非線形演算子T[E(t)]によって表される(すなわち、近似される)。ここで、T[]は演算子であり、E(t)を任意の光信号である。ボルテラ級数(Voltarra Series)などの既知の方法を、リンク演算子T[E(t)]を表すのに使用することができる。例えば、Volterra and Wiener、「Theories of Non−Linear Systems」、Martin & Schetzen、John Wiley & Sons、1980年を参照されたい。このリンク演算子T[E(t)]tは、例えば、上記のAgrawalで詳しく説明されているような既知の方法を使用して導出されることができる。T[E(t)]は、1つのチャネル中の光信号がその光信号自体に起因する歪みをこうむる1対1非線形効果、1つのチャネル中の光信号が2以上のチャネル中の光信号に起因する歪みをこうむる多対1非線形効果、および、多くのチャネル中の光信号が多くのチャネル中の光信号に起因する歪みをこうむる多対多非線形効果を、包含することができる。簡潔さのため、本発明は、1対1非線形効果の補償を専ら対象とする実施形態を参照しながら説明されるが、同じ原理が、本発明の範囲から逸脱することなく、多対1および多対多非線形効果にも適用し得ることは理解されよう。線形クロストークは、リンク4を介して受信機6に到着したWDM信号の近接配置されたチャネルを分離多重するのに使用されるチャネル・フィルタの帯域の有限性によるアーティファクトである。この帯域の有限性の結果、1つのチャネルの光信号パワーのいくらかが、隣接チャネルのフィルタを介して「リークする(漏れる)」。非線形クロストークは、上記のAgrawalで詳しく説明されているような、4波混合およびXPMなどのメカニズムを介して発生する。
動作において、電気入力信号x(t)8の形式の通信信号(または、ビット・ストリーム)は、従来の電気/光(E/O)変換器12によって、対応する光信号EIN(t)10に変換される。光信号EIN(t)10は、次に、従来のチャネル・マルチプレクサ16によって、WDM信号14に多重化される。WDM信号14は、光リンク4を伝送され、複素非線形リンク演算子T[]によって歪みを加えられ、歪んだWDM信号14aとして受信機6に到着する。受信機6内で、受信光チャネル信号EOUT(t)[=T[EIN(t)]]18は、従来のデマルチプレクサ20によって、歪んだWDM信号14aから分離多重され、従来の光/電気(O/E)変換器24によって、対応する電気出力信号y(t)22に変換される。
光通信システム内の非線形性を補償するために、様々な方法が提案されている。これらのシステムは、典型的には、C[]を演算子、E(t)を任意の入力光信号とすると、図1bにおいて補償演算子C[E(t)]によって表される1つまたは複数の補償器をリンク4に挿入することによって動作する。補償演算子C[E(t)]は、リンク4の性能を最適化するよう選択される。理想的には、補償演算子C[E(t)]は、リンク演算子T[E(t)]の逆数に等しく、その場合、T[C[E(t)]]=E(t)であり、T[]とC[]の合成の結果は、歪みのない受信信号EOUT(t)=T[C[EIN(t)]]となり、これは、元の光信号EIN(t)に正確に対応するものである。
例えば、共に譲渡された、2000年9月26日に発行の、「Transmission System with Cross−Phase Modulation Compensation」と題する米国特許第6124960号では、著しい交差位相変調が発生する振幅変調トラフィックを運ぶWDM送信システムについて説明されている。この場合、補償演算子C[E(t)]は、送信機(すなわち、チャネルMUXの上流)において、個々の光チャネルのそれぞれを、他のチャネルのそれぞれに適用される振幅変調のレプリカまたはローパス・フィルタリング済みのレプリカを用いて「プレチャープ(pre−chirping、事前チャープ)」することによって提供される。このように、チャネルのプレチャープを行うことで、ファイバ・リンクのXPM誘起のチャープに大きさがほぼ等しく、かつ向きが反対のチャープ(すなわち周波数シフト)が施される。個別チャネルのそれぞれのプレチャープを、その同じチャネルに適用される振幅変調のレプリカを用いて行うことで、自己位相変調(SPM)に対する補償を提供することもできる。
この手法の限界は、それぞれのチャネルを光ファイバ・リンク4に多重化する前の別個の工程として、プレチャープが施されることである。しかしながら、リンク4内では、XPM(およびSPM)誘起のチャープおよび関連する時間領域の信号歪みは、それらが分散およびリンク長の関数であるという点で、分散した効果である。結果として、この手法は、XPMおよびSPM誘起の周波数領域信号の歪みの補償を容易にするが、関連する時間領域の歪みを完全に補償することはできない。
共に譲渡された、2000年5月23日に発行の、「Equalization,Pulse Shaping and Regeneration of Optical Signals」と題する米国特許第6067180号では、補償演算子C[E(t)]が、インバウンド光信号から(SPMおよびXPMを含む)光歪みを除去するために受信機6で使用し得る光変調器によって提供される。この手法の限界は、光変調器が複雑で、従って高価になりやすく、また、高い挿入損失を招きやすいということである。この後者の問題は、受信機に到着した光信号の信号対雑音比がすでに低い長距離の光ネットワーク・リンクに対するこれらの変調器の望ましさ(desirability)を低下させる。
(SPMを含む)色分散の効果を十分補償するための手法が、「Exact Compensation for Both Chromatic Dispersion and Kerr Effect in a Transmission Fiber Using Optical Phase Conjugation」(Watanabe,S.他、Journal of Lightware Technology,Vol.14,No.3、1996年3月、243〜248ページ)に説明されている。この手法では、光ファイバ・リンクが、光位相共役器によって分けられる2つのファイバ区間に分割される。第1の区間は、分散性の高い媒質として設計され、その分散が、第2の区間の分散をミラーする。その結果、第1の区間を伝播する光信号に加えられる信号歪みは、第2の区間の信号歪みによって相殺される。実際には、補償演算子C[E(t)]は、第1の区間の分散プロファイル、および光位相共役器(optical phase conjugator)によって提供される。理論的には、第1の区間の分散プロファイルを、第2の区間の分散プロファイルを正確にミラーしたものにできれば、補償演算子C[E(t)]は、非線形演算子T[]の逆数となり、実質的に歪みのない信号(数1に示される)が、光ファイバ・リンクの受信機側に現れる。
Figure 2006522508
この手法には、数々の不都合な点がある。特に、第1のスパンは、(第1の区間の全体にわたって)その分散プロファイルが第2の区間の分散プロファイルを厳密にミラーするように設計しなければならない。これは、第1の区間を、その対応する第2のスパンに対して一意に設計しなければならないことを意味し、コストが劇的に増加する。さらに、既知の光位相共役器は、高価であり、光信号を減衰させ、雑音を導入する。理論的には、光位相共役器は、第1の区間のパワー・プロファイルおよび分散プロファイルが、第2の区間のパワー・プロファイルおよび分散プロファイルをミラーするように第1の区間を設計することによって、除去されることができる。しかしながら、第2の区間のパワー・プロファイルをミラーするには、第1の区間に、利得を有するファイバ・スパンと損失を有する増幅器を設ける必要があるので、この解決策は、光学的領域で実施するのがきわめて困難である。
したがって、WDM光通信システムにおける非線形効果に起因する信号歪みを緩和するための費用対効果の優れた手法が、強く望まれている。
本発明の目的は、WDM光通信システムにおける非線形効果に起因する信号歪みを少なくとも部分的に補償するための方法および装置を提供することである。
この目的は、独立請求項で定義される本発明の特徴によって満たされる。本発明の付加的な任意選択の特徴は、従属請求項で定義される。
したがって、本発明の一つの側面は、光通信システムの非線形効果に起因する光信号歪みを補償するための方法を提供する。本発明によれば、光通信システム中を伝送する通信信号に加えられる非線形性誘起の信号歪みを実質的に緩和する補償演算子が決定される。その後、電気入力信号が補償演算子に入力されて、逆歪み電気信号を生成する。その後、該逆歪み電気信号を使用して光源を変調し、光通信システムを介して伝送するための、対応する逆歪み光信号を生成する。
一般に、補償演算子は、光リンク複素非線形演算子T[]の逆数である。その結果、逆歪み光信号が光リンクを伝播するとき、リンクの光非線形性は逆歪み光信号に作用することとなり、これにより、リンクの受信側に到着した光信号が、非線形性誘起の歪みを実質的にもたないようにする。
したがって、本発明の方法は、入力信号の電気/光(E/O)変換に先立ち、光リンクの送信側で、光非線形性誘起の信号歪みの補償を実施する。この構成は、受信機で用いられる検出のタイプ(すなわち、直接またはコヒーレント)とは無関係に、補償を効果的に実施することができるようになるので、特に有利である。
本発明は、通信システムの光リンクを介した伝送に先立ち、電気的領域で通信信号を処理することによって、非線形性誘起の歪みを補償する。通信信号のこの処理は、光リンク伝達関数の逆数である補償関数に従って管理される。この構成を用いることで、光リンクによって加えられる任意の非線形性誘起の信号歪みを、光リンクの受信側で比較的歪みのない光信号が得られるような方法で、補償することができる。
本発明のさらなる特徴および利点は、以下の詳細な説明を図面と併せて読むことにより明らかになるであろう。
図面全体にわたって、同様の特徴は同様の参照番号によって識別されることに留意されたい。
本発明は、光通信システムにおける非線形効果およびクロス・チャネル(cross channel)効果を補償するための方法およびシステムを提供する。本発明においては、「非線形効果およびクロス・チャネル効果」とは、自己位相変調(SPM)、交差位相変調(XPM)、変調不安定性(MI)、および4波混合などの位相非線形性に起因する信号歪みを意味するものと理解されたい。「クロス・チャネル効果」とは、光クロストークに起因する信号歪みを意味するものと理解されたい。図2は、本発明の方法による補償システムの主要要素および動作を概略的に示すブロック図である。
本発明によれば、リンク複素非線形演算子T[E(t)]に起因する信号歪みは、リンク4の性能を最適化する補償演算子C[E(t)]を導出し、その後、該求めた補償演算子C[E(t)]を使用して、電気的領域で入力信号x(t)に対し、予め逆歪みを施す(predistortion)ことによって、少なくとも部分的に補償される。リンク演算子T[E(t)]が複素数なので、補償演算子C[E(t)]も複素数になる。
波長分割多重(WDM)システムにおいて1対1、多対1、および多対多の非線形効果に対する補償を提供するために、ベクトル表記を用いて、すべてのチャネル信号を一緒に考察すれば便利である。したがって、すべてのチャネル入力信号は、入力ベクトル(数2で表される)として一括して参照されることができる。ここで、x(t,ω)は、i番目のWDMチャネルの入力信号である。
Figure 2006522508
同様の表記を、リンク4全体にわたって使用することができる。したがって、例えば、WDM信号は、数3のようなベクトルとして表されることができる。ここで、E(t,ω)は、i番目のWDMチャネルの光チャネル信号である。
Figure 2006522508
すべてのチャネル信号を一緒に参照するためのこの表記に従えば、リンク複素非線形演算子T[E(t)]および補償演算子C[E(t)]は共に、行列演算子となる。多対1および多対多の効果は、その後、リンク複素非線形演算子T[E(t)]のそれぞれの要素についての適切な値を計算することによって、容易に近似されることができ、補償演算子C[E(t)]は、例えば、リンク複素非線形演算子T[E(t)]の逆数を計算することによって、導出されることができる。本発明の説明を簡潔にするため、以下の説明は、単一チャネルに絞って行う。この場合、表現を簡潔にするため、ベクトルおよび行列表記は用いず、また、チャネル識別子(ω)を省略することも可能である。この説明は、直接には1対1非線形効果の場合に適用されるものであるが、ベクトルおよび行列表記、ならびにすべてのチャネルを一緒に取り扱う方法に戻すことによって、多対1および多対多の非線形効果にも対応し得るよう容易に拡張できることは、当業者であれば理解されよう。
図2に示されるように、補償プロセッサ26は、補償演算子C[E(t)]を使用して、それぞれのチャネル入力信号x(t)8を処理し、それによって、対応する逆歪み(predistorted)電気入力信号x(t)28を生成する。その後、逆歪み入力信号x(t)28は、E/O変換器12によって、対応する逆歪み光信号E IN(t)10aに変換され、WDM信号14に多重化され、光リンク4を介して受信機6に送信される。数学的には、逆歪み光信号E IN(t)10aは、図1の従来システムにおけるE/O変換器12によって生成される(歪みのない)チャネル光信号EIN(t)10に、数4に示すように関係付けることができる。
Figure 2006522508
受信機6内で、従来のデマルチプレクサ20が、リンク4を伝送してきたWDM信号14から、着信光信号E OUT(t)18aに多重分離する。その後、光/電気(O/E)変換器24が、光信号E OUT(t)18aを、対応する出力信号y(t)22aに変換する。図2に見ることができるように、受信された光信号E OUT(t)18aは、リンク非線形演算子T[E(t)]によって変更された逆歪み光信号E IN(t,ω)10aであり、よって以下の数5が成立する。
Figure 2006522508
理解されるように、補償演算子C[E(t)]によって導入される歪みが、リンク非線形演算子T[E(t)]によって導入される歪みを完全に相殺する場合、O/E変換器24が「見る」受信光信号E OUT(t)18aは、元の(歪みのない)光信号EIN(t)10(図1aおよび図1b)と実質的に同じである。
必要に応じて、リンク非線形演算子T[E(t)]は、(クロストークなどの)マルチプレクサ16およびデマルチプレクサ20の非線形効果、ならびに、E/O変換器12およびO/E変換器24の非線形効果を含むこともできる。この場合、補償演算子C[E(t)]は、これらの効果の効果的な補償をも同様に提供する。
こうして、本発明は、E/O変換および光リンク4を介した伝送に先立ち、電気的領域で、元の入力信号x(t)8に予め逆歪みを施すことによって、リンク4を伝送する光信号に加えられる歪みを補償する手法を提供する。歪み補償が電気的領域で達成されるので、実質的に任意の補償演算子C[E(t)]を実現することができ、それによって、比較的過酷な非線形効果およびクロス・チャネル効果であっても、それらの効果的な補償が容易になる。
理解されるように、補償演算子C[E(t)]は、様々な方法で定式化されることができる。典型的には、補償演算子C[E(t)]は、数6に示すように、リンク演算子T[E(t)]の逆数として定式化される。この場合、補償演算子C[E(t)]は、リンク演算子T[E(t)]と同じ項を含み、入力信号x(t)8の電気的領域での逆歪みを容易にする補償演算子C[E(t)]の「決定(算出)」は、C[E(t)]の各項の大きさを決定(算出)する問題となる。
Figure 2006522508
補償演算子C[E(t)]を求める実際的な解法が不可能な、極端な非線形効果およびクロス・チャネル効果を想像し得ることに留意されたい。さらに、補償の限度または程度は、補償プロセッサ26で実現される補償演算子C[E(t)]の定式化によって、本質的に制限されることを理解されたい。例えば、補償演算子C[E(t)]が、SPMだけを補償するよう定式化される場合を考える。この補償演算子C[E(t)]のパラメータを、SPMが正確に補償されるように決定することができるが、(XPM、MI、4波混合、およびクロストークなど)リンクのその他の効果に起因する信号歪みは、補償されずに残される。したがって、本開示においては、「非線形効果およびクロス・チャネル効果の補償」への言及は、補償演算子C[E(t)]の選択した定式化によって対応可能なそれらの効果を対象としていることを理解されたい。同様に、逆歪み光信号E IN(t)10aに作用するリンク4の非線形効果およびクロス・チャネル効果の結果として、リンク4の受信側で得られる「実質的に歪みのない光信号」への言及は、受信光信号E OUT(t)18aが、その実施形態で用いられる補償演算子C[E(t)]の具体的な定式化によって補償されるそれらの効果に起因する信号歪みを実質的にもたないことを意味することを理解されたい。
補償演算子C[E(t)]を決定するために、様々な方法を使用することができる。図2の例では、光リンク4の非線形効果およびクロス・チャネル効果を表す信号品質パラメータを検出するため、受信機6またはその近くにおけるWDM信号14および光信号E OUT(t)18aを(30で)監視する。好ましい実施形態では、信号品質パラメータは、対象とする波長帯域にわたるSPM、XPM、MI、4波混合、およびクロストークの直接測定を含む。SPM、XPM、MI、4波混合、およびクロストークを測定するための方法は、当該技術分野で知られている。これらのパラメータを、インストールされたネットワークにおいて測定するための方法は、例えば、米国特許第6128111号(Roberts他)、および共に譲渡された、「Monitoring Phase Non−Linearities In An Optical Communication System」と題する、同時係属中の米国特許出願第10/xxxxxx号に開示されている。したがって、例えば、1対のチャネル間のXPMは、第1のチャネルを介してプローブ信号を発信し、それと同時に、もう一方のチャネルを介してデータ信号E(t)を送信することによって、測定されることができる。該2つの信号は、リンク4を介して同時に伝播すると、チャネルAとチャネルNの間のXPMがテスト信号を生成し、これが、チャネルNを介して受信ノード4bによって受信される。受信したプローブ信号とテスト信号との相関から、リンクを伝送する信号トラフィックに加えられるXPM誘起の信号歪みをモデル化するXPM伝達関数を計算することができる。
XPMとSPMを生成する際のメカニズムが関連しているので、多くの場合、SPMは、XPMの関数として記述されることができる。その結果、任意の或る光通信システムにおいて、検出されたXPMからSPMを推定するためのルックアップテーブルを定義することができる。ルックアップテーブルを埋めるのに用いられるデータは、例えば、光通信システムのセットアップおよび運用時に得られた実験データに基づくことができる。必要であれば、光学的構成要素の機能の移行に対応するために光通信システムの保守時に得られた最新の実験データを用いて、ルックアップテーブルを更新することができる。
代替的に、受信ノードに到着したデータ信号を監視して、分散(dispersion)による信号雑音の変動を検出することができる。これによって、XPMおよびSPM誘起の信号歪みがまとめて直接表示されるが、これらの効果を分離することはできない。
いくつかの光ネットワーキング機器は、高速アナログ/デジタル変換器(ADC)を利用して、データ回復およびシステム管理のために、受信データ・トラフィックを、対応するデジタル信号に変換する。これらのADCのサンプル・レートは、受信信号トラフィックについてナイキストの定理を満足するように選択されることができ、これは、完全な受信信号波形が、ADCによって生成されたデジタル・データ・ストリームから回復できることを意味する。その後、デジタル等化器や前方誤り訂正回路などの従来のデータ回復回路を使用して、デジタル・データ・ストリームからデータ・ビットを回復することができる。このような構成とすることで、ADCによって生成されたデジタル・データ・ストリームの連続した一連のデジタル・サンプルの形式で、サンプル・データを保存することが可能になる。このサンプル・データは、受信機のデータ回復回路によって回復された対応するデータ・ビットと相関されることができる。(保存されたADC出力によって表される)信号波形と、回復された対応するデータ・ビットとの比較は、信号歪みの直接的な尺度を提供し、分散およびSPMに起因する複素伝達関数を直接的に計算するのに用いられることができる。隣接チャネルどうしの(個々の保存されたADC出力によって表される)信号波形の比較は、クロストークなどのクロス・チャネル効果を直接的に示す。
上記の方法を、リンク4内の位相非線形性およびクロス・チャネル効果を評価するために、単独でまたは組み合わせて用いることができる。その後、この情報は、既知の方法を用いて、補償演算子C[E(t)]を求めるのに使用されることができる。
例えば、ビット誤り率、信号対雑音S/N比、信号分散の変動、またはアイ・クロージャ(eye closure (eyeの閉じ))などの他の信号品質パラメータを、非線形およびクロス・チャネル効果の代用として使用することもできる。信号品質パラメータはどれも、(32で示されるように)光リンク4内のWDM信号14をタップする(捕獲する)ことによって、(34で)分離多重された光チャネル信号E OUT(t)をタップすることによって、かつ/または(36で示されるように)O/E変換器24によって生成された出力信号y(t)22aを解析することによって得られる光信号に基づいて検出されることができる。その後、検出パラメータを最適化する補償演算子C[E(t)]を、既知の手法を用いて、(38で)決定論的および/または適応的に決定することができる。
補償演算子C[E(t)]を決定するために、他の方法を使用することもできる。例えば、米国特許第6124960号(Garth他)では、WDMシステムにおける任意の対の波長間のXPMに起因する伝達関数を計算する方法が教示されている。このXPM伝達関数は、XPMを補償するのに適した補償演算子C[E(t)]の成分値を決定するために使用されることができる。
代替的に、スプリット・ステップ・フーリエ(split-step Fourier)など、光ファイバ非線形伝播を計算するための既知の方法を用いて、光リンク4の仮想の(hypothetical)ミラー・イメージの光学的性能をシミュレートすることによって、補償演算子C[E(t)]を計算することができる。この場合、リンク4は、数7によって記述される。
Figure 2006522508
P(z)は、リンクに沿ったパワー・プロファイルである。リンク4の開始として、z=L/2と定め、リンクの終了として、z=Lと定める。その後、リンク4の仮想のミラー・イメージが、0≦z≦L/2に対して定められ、γ(z)=γ(L−z)なる特性を持つ。その後、逆歪み信号x(t)が、スパン中央のスペクトル・インバージョン(mid-span spectral inversion)を用いて、すなわち、入力信号x(t)をz=0からz=L/2までパルス伝播方程式(pulse propagation equation)を用いて伝播させた後、その結果の位相共役を求めることによって計算される。この計算に必要なパラメータは、ファイバ損失、ファイバ・タイプ、信号パワー・レベル、EDFAまたはラマン増幅(Raman amplification)、ならびに、リンク4の各ファイバ・スパンおよび増幅器に関する分散である。これらの値は、システムのインストール前(またはインストール中)に測定することができ、または、例えば、パワー・レベルを測定するための米国特許第5513029号の方法、分散を測定するための米国特許第6252692号の方法、ファイバ・タイプを決定するための米国特許出願第09/481691号の方法、分散ラマン増幅を測定するための米国特許出願第09/852777号の方法、およびPDLを測定するための米国特許出願第09/975985号の方法を用いて、システムによって測定することができる。
(38で)補償演算子C[E(t)]を求める機能ステップは、受信機6または送信機2と一緒に、またはその他の場所に配置し得るハードウェアとソフトウェアの任意の適切な組み合わせによって実現されることができることに留意されたい。検出パラメータが、非線形性の直接的な測定値または関連する伝達関数の計算値を含む実施形態では、非線形性誘起の信号歪み全体を最小に(および好ましくは除去)するように、補償演算子C[E(t)]を計算することができる。ビット誤り率および/またはアイ・クロージャを代用で使用する場合は、これらの値を最適化するように、補償演算子C[E(t)]を計算することができる。
上で述べたように、リンク演算子T[E(t)]が複素数なので、補償演算子も複素数になる。この場合、入力信号x(t)8の情報を増幅するのに加えて、発信光信号に微分位相遅延(differential phase delay)を加え得るように、E/O変換器12を設計しなければならない。様々な既知のE/O変換器が、この機能を提供することができる。図3の実施形態では、E/O変換器12は、2次元光変調器42に結合された狭帯域レーザなどの同調光源40として提供される。このような構成とすることで、光源40の出力の振幅および位相遅延を変調して、逆歪み光信号E IN(t)10aを発生させるように、2D変調器42を駆動することができる。例えば、マッハ−ツェンダ(Mach-Zehnder)変調器など、この機能を提供し得る様々な既知の2D光変調器が、当該技術分野で知られている。
一般に、補償プロセッサ26の設計は、補償演算子C[E(t)]の定式化、および、適切な制御信号がE/O変換器12に供給されるように逆歪み信号x(t)28を形式化しなければならないという要件、によって推進される。図3の実施形態では、2D変調器42は、逆歪み信号x(t)28の(44および46における)直交(例えば、同相および直角位相)の信号成分IおよびQの対によって制御される。したがって、補償プロセッサ26は、逆歪み信号x(t)28に必要な直交信号成分IおよびQを生成するように設計された1対の補償パス48を提供する。それぞれの補償パス48は、入力信号x(t)8を受信するとともに、補償演算子C[E(t)]の対応する成分を入力として受け入れる(一般に非線形の)デジタル・フィルタ50を含む。それぞれのデジタル・フィルタ50の出力は、対応する信号成分の連続的なデジタル値52のストリームであり、このストリームは、その後、それぞれのデジタル/アナログ変換器54を使用して、アナログ逆歪み信号x(t)28成分の対応する瞬時のレベルに変換されることができる。
理解されるように、補償プロセッサ26は、例えば、極座標のような、所望のフォーマットで逆歪み信号x(t)28の信号成分を生成するよう実現されることができる。この場合の唯一の制限は、補償プロセッサ26によって生成された信号に応じて適切な光成分を変調するために、適切な2D変調器42を提供しなければならないことである。
図4は、E/O変換器12が、逆歪み光信号E IN(t)10aを任意の偏光(polariazation)で出力するよう設計された一実施形態を示すブロック図である。この場合、E/O変換器12は、1対の従来の2次元光変調器42に結合された狭帯域レーザなどの同調光源40として提供される。従来の光パワー分割器56が、光源40からの光を、1対のHE11モードに分割するよう動作し、1対のHE11モードのそれぞれは、対応する2D変調器42によって変調される。HE11モードの一方は、例えば、従来の4分の1波長複屈折板58を用いて、90°の偏光回転を施される。その後、変調されたHE11モードは、従来の偏波合成器(polarization combiner)60によって合成され、光リンク4に出力される。このような構成とすることで、それぞれの2D変調器42を独立に駆動して、対応する光モードの振幅および位相遅延を変調することができる。図3の実施形態のように、例えば、マッハ−ツェンダ変調器など、この機能を提供し得る様々な既知の2D光変調器が、当該技術分野で知られている。
上記の構成を用いた場合、図4の補償プロセッサ26は、HE11モードごとに独立した補償パス48を備える。それぞれの補償パス48は、逆歪み信号x(t)28の対応するモードの直交(IおよびQ)成分44および46を生成するため、1組の並列デジタル・フィルタ50および並列DAC54を備える。
それぞれのデジタル・フィルタ50を実現するために、直接型表現(direct form implementation)およびランダム・アクセス・メモリのルックアップテーブル(RAM LUT)など、様々な既知のタイプのデジタル・フィルタを用いることができる。いずれの場合でも、それぞれの補償パス48のデジタル・フィルタ50およびDAC54は、協働して、リンク非線形演算子T[E(t)]に起因する信号歪みを補償する逆歪み信号x(t)28を生成する。
図5aは、RAM LUT62を使用してデジタル・フィルタ50を実現する一実施形態を概略的に示す。この手法は、入力信号x(t)8が、連続するビットを明白に区別できる実質的に歪みのないバイナリ信号であるという事実を利用する。これにより、入力信号x(t)8をデジタル・フィルタリングする問題が、大幅に単純化される。
図5aに示されるように、入力信号x(t)8の連続するビットは、直列ビット・ストリームをNビット幅の並列ビット・ストリームに変換する直列/並列変換器(SPC)64(例えば、シフト・レジスタ)によってラッチされる。図5aに示す実施形態では、N=8であるが、必要に応じて、Nにその他の値を使用し得ることは理解されよう。その後、並列データ・ストリームを使用して、2のレジスタ(図示せず)を有するランダム・アクセス・メモリ(RAM)のルックアップテーブル62をアクセスする。
ルックアップテーブル62の各レジスタは、Nビットの一意の組について前もって計算されている、逆歪み信号x(t)28のそれぞれの成分(44、46)の瞬時のアナログ・レベルを表す少なくとも1つの対応するデジタル値を含む。したがって、(直列)入力信号x(t)8は、直列/並列変換器64によってラッチされると、逆歪み信号28の連続するデジタル値のストリーム52が、ルックアップテーブル62から出力される。その後、このデジタル値のストリーム52は、デジタル/アナログ変換器54を使用して、対応するアナログ信号成分44、46に変換されることができる。その後、アナログ逆歪み信号x(t)28は、上で説明したように、光変換器12によって、対応する逆歪み光信号E IN(t)10aに変換されることができる。
位相非線形性は、光入力信号EIN(t)の時間領域歪みの原因となるので、或る瞬間(t)におけるアナログ逆歪み入力信号x(t)28の瞬時レベルは、必然的に、当該の瞬間を含む時間窓内の入力信号x(t)のアナログ波形の関数となる。シンボル数で測られる時間窓の幅は、一般に、補償が施されるべき最大分散、光信号の帯域幅、および光信号のシンボル間隔の関数となる。
上の説明を続けると、ルックアップテーブル62に保存されるそれぞれの値は、計算された補償演算子C[E(t)]を、2の起こりうるNビット列のそれぞれに適用することによって、容易に計算されることができる、ということが分かる。それぞれのNビット列について、その後、計算されたルックアップテーブルの値は、該Nビット列によって索引づけされるRAMルックアップテーブル62のレジスタに保存される。このプロセスの結果、ルックアップテーブル62には、逆歪み信号28の事前計算された値がロードされ、これらの値は、入力データ信号x(t)の連続するビットが直列/並列変換器64によってラッチされるにつれ、順番にアクセスされる。
DAC54によるアナログ信号成分44、46の正確な生成を可能にするため、デジタル値52がRAM LUT62から出力される速度(レート)は、好ましくは、入力信号x(t)8について、スペクトル再生効果を備えるナイキストの定理を満足すべきである。そのためには通常、RAM LUT62は、入力信号x(t)のそれぞれのシンボルについて、逆歪み信号28の成分のデジタル値52を2つ以上出力する必要がある。こうして、例えば、デジタル値52は、入力信号x(t)8のデータ速度の2倍以上のクロック速度で、RAM LUT62からラッチされることができる。これは、(66で)Nビット列ごとに必要なデジタル値の組を計算し、該計算の結果としてのデジタル値の組を適切なレジスタに保存することによって、容易に達成されることができる。その結果、入力信号x(t)のそれぞれのビットが、SPC64によってラッチされるにつれ、一意のNビット列のそれぞれについて計算されたデジタル値のすべてが、適切な順番で、RAM LUT62から出力される。
上で述べたように、図5aの実施形態では、N=8であり、これは、システムが最大8シンボルにわたる時間領域歪みを補償することができることを意味する。長距離の光リンクの場合、はるかに多くのシンボル(例えば、最大76またはそれ以上)にわたる歪み補償が必要になり得る。原則として、RAM LUT62およびSPC64は、必要に応じて、所望のシンボル数にわたるように拡張されることができる。しかしながら、Nが増加するにつれて、RAM LUTのサイズは、(RAMが2のレジスタを含むので)指数関数的に増加し、その結果、RAM LUT62の製造コストが、深刻な問題となり始める。これらの制約は、線形化近似(linearizing approximation)を用いることによって、図5bに示すように、RAM LUT68を一連の2以上のより小さなRAMに分割することによって回避することができる。この場合、それぞれのRAM68は、逆歪み信号成分x(t)28の所望の数値52の対応する部分を記憶する。それぞれのRAM68からの出力は、(70で)従来の方式によりデジタル的に合算され、図5aの単一のRAM LUT62によって生成される「理想」値の許容可能な近似である数値52が生成される。このような構成とすることで、デジタル・フィルタ50は、適切な数のRAM68を提供するだけで、実質的に所望の数のシンボルにわたって、効果的な歪み補償を提供することができる。
多くの実用的な光リンク・トポロジでは、非線形効果に起因する信号の変動は、補償窓の中央部分に集中する。補償窓の端の方になると、信号のウォークオフ(walk-off)によって、非線形効果に起因する変動がランダム化される傾向にあるため、これらの変動は、線形雑音から区別できなくなる傾向にある。これによって、RAM LUT50のサイズおよび複雑さを低下させる機会が与えられることとなる。
したがって、図5bの実施形態は、図5cに示すように、SPC64の両端の(例えば、最初および最後の32ビットを受信する)RAM68bおよび68cを、線形加算ツリー(linear addition tree)72で置き換えることによって、変更されることができる。SPC64の中央にある(例えば、中央の12ビットを受信する)RAM68aは、そのまま保持されるので、補償窓の中央部分では、非線形効果の正確な補償が可能である。好ましくは、中央のRAM68aのサイズは最大にされる。線形加算ツリー72からのそれぞれの出力は、(74で)デジタル的に合算され、その後、(76で)中央のRAM68aからの出力にデジタル的に加算されて、逆歪み信号28の「理想」レベルの許容可能な近似である数値52を生成する。
図6は、補償プロセッサ26の代替実施形態の主要要素を示す。この実施形態は、光リンク4のスパンの光学的性能を、個々のスパン演算子T[]を一括して定義するカスケードされた関数を用いて、数学的に近似することができるという事実に依存している。この近似を使用すれば、線形フィルタ関数と非線形関数とがカスケードされた形をした演算子T[]を用いて、個々のスパン(i)の位相非線形性をモデル化することができる。この目的に使用可能な典型的な非線形フィルタ関数は、数8のように表される。
Figure 2006522508
ここで、Γは定数、Leffは、ファイバにおける非線形性の有効長(effective length)である。使用可能な単純な線形フィルタ関数は、スパンの損失および分散である。使用可能な単純な線形フィルタ関数は、数9のように表される。
Figure 2006522508
Gは、スパンの利得/損失、TF(t)は、スパンの分散を近似する線形トランスバーサル・フィルタ(linear transversal filter)である。理解されるように、様々なその他の既知の線形および非線形関数を用いて、当該技術分野で周知の方法により、スパンの性能を近似することができる。
リンク4のそれぞれのスパンに関する上記の数学的近似を使用すれば、線形および非線形フィルタをカスケードすることによって補償プロセッサ26を構成し、リンク4のカスケードされた非線形および線形関数を数学的にミラーすることができる。こうして、リンク4のそれぞれのスパンは、対応するスパン補償演算子C[]を実現する対応する線形/非線形フィルタ対によって表される。図6に見られるように、線形および非線形フィルタが、スパンを近似するのに使用される関数とは逆順に配置され、それぞれのフィルタは、対応する関数の逆数を実施する。この場合、それぞれのスパンのLeffは、あらかじめわかっており、そのため、上で説明した非線形および線形関数によって形成されるスパン演算子T[]について、対応するスパン補償演算子C[]の導出は、該スパンについての定数ΓLeff、G、およびTF(t)の計算を含む。
図1〜図6を参照しながら上で説明した実施形態では、補償プロセッサ26は、送信機2に配置され、E/O変換およびリンクを介した送信に先立ち、電気的領域において入力信号x(t)に予め逆歪みを施すことによって、位相非線形性の補償を実現する。理解されるように、受信機6において電気的領域補償を実現するために、直接的に類似した手法を使用することができる。図7は、本発明による補償プロセッサを含む受信機を概略的に示したブロック図である。
図7の受信機は、任意の偏光を有する着信光信号を検出および受信することができる、4次元コヒーレント受信機を利用する。したがって、偏光ビーム・スプリッタ78が、インバウンド光信号EOUT(t)を、(HおよびVと表記される)直交偏光モードに分割し、それぞれのモードはさらに、(H1、H2、V1、V2と表記される)成分の対に分割される。しかしながら、必要に応じて、偏光ビーム・スプリッタ78の上流で、偏光コントローラ(図示せず)を使用して、インバウンド光信号EOUT(t)の偏光を、偏光ビーム・スプリッタ78の主軸に位置合わせすることができる。その後、それぞれの光カプラ80が、光成分H1、H2、V1、V2を、対応するローカル発振器信号82と混合し、合成された光波84が、従来の光検出器86によって検出される。その後、結果としての中間周波数(IF)信号88は、従来のバンドパス・フィルタ90によってフィルタリングされ、対応する受信信号成分92が生成される。
図7に見られるように、受信機6aは、偏光モードH、Vごとに受信信号成分92を組にした対94の形で、受信信号EOUT(t)を生成する。それぞれの信号対94は、対応する偏光モードHおよびVの直交(例えば、直角位相)成分を提供し、したがって、受信信号EOUT(t)の偏光モードHおよびVを再構成するのに十分な情報を提供する。2つの受信された信号対94は、一緒に併せると、振幅、位相、および偏光に依存した内容をも含めて、受信信号EOUT(t)を完全に再構成するための情報を十分含んでいる。
補償プロセッサ26は、(スペクトル再生を含む)ナイキスト周波数で各信号成分92をサンプリングするため、個別のアナログ/デジタルA/D変換器96を含む。その後、デジタル・フィルタ98が、デジタル信号成分を処理して、(実質的に歪みのない)出力信号y(t)22を生成する。図4および図6を参照しながら上で説明した方法のどちらかを用いて、デジタル・フィルタ98を実現することができる。図6の方法の場合、スパン4を正確にミラーするために、線形および非線形フィルタ・ブロックを適切に順序づける必要がある。非線形シュレーディンガー方程式(non-linear Schrodinger equation)を実現するデジタル・フィルタ98を設計し、(仮想的に)スパン中央のスペクトル・インバージョンを実行することは、理論的には可能である。出力信号y(t)22の各連続するビットに対してシュレーディンガー方程式を再計算することによって、位相非線形性に起因する信号歪みを補償することができる。
上述した本発明の実施形態は、単に例示的なものである。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲の範囲によってのみ限定されるものとする。
従来の光通信システムの動作を概略的に示すブロック図。 従来の光通信システムの動作を概略的に示すブロック図。 本発明の一実施形態による補償システムの主要な要素および動作を概略的に示すブロック図。 図2の実施形態で使用可能な第1の補償プロセッサの主要な要素および動作を概略的に示すブロック図。 図2の実施形態で使用可能な第2の補償プロセッサの主要な要素および動作を概略的に示すブロック図。 図3および図4のデジタル・フィルタの代替実施形態を概略的に示すブロック図。 図3および図4のデジタル・フィルタの代替実施形態を概略的に示すブロック図。 図3および図4のデジタル・フィルタの代替実施形態を概略的に示すブロック図。 図2の実施形態で使用可能な第3の補償プロセッサの主要な要素および動作を概略的に示すブロック図。 本発明の一代替実施形態による補償システムの主要な要素および動作を概略的に示すブロック図。

Claims (48)

  1. 光通信システムの非線形効果に起因する光信号歪みを補償するための方法であって、
    前記光通信システム中を伝送する通信信号に加えられる非線形性誘起の信号歪みを実質的に緩和する補償演算子を決定するステップと、
    前記補償演算子を使用して電気入力信号を修正し、逆歪み電気信号を生成するステップと、
    前記逆歪み電気信号を使用して光源を変調し、前記光通信システムを介して伝送するための対応する逆歪み光信号を生成するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記補償演算子を決定する前記ステップは、
    前記非線形性誘起の信号歪みに関連する性能パラメータを測定するステップと、
    前記測定された性能パラメータを最適化する前記補償演算子の1つまたは複数のパラメータの値を計算するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記性能パラメータを測定する前記ステップは、
    交差位相変調と、
    自己位相変調と、
    変調不安定性と、
    クロストークと、のうちのいずれか1つまたは複数を測定するステップを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記電気入力信号を修正する前記ステップは、
    有限インパルス応答(FIR)フィルタと、
    ルックアップテーブル(LUT)と、のうちのいずれか1つを使用して、前記電気入力信号をデジタル・フィルタリングするステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記電気入力信号を修正する前記ステップは、
    前記光通信システムのスパンのそれぞれに関連付けられたカスケードされたデジタル・フィルタ・ブロック対によって、前記電気入力信号をデジタル・フィルタリングするステップを含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記電気入力信号をデジタル・フィルタリングする前記ステップは、
    前記電気入力信号および前記補償関数に基づいて、前記逆歪み信号の連続した数値を計算するステップと、
    前記連続した数値のそれぞれを、前記逆歪み信号の対応するアナログ値に変換するステップと、
    を含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記逆歪み信号は、2以上の直交成分によって表され、
    前記逆歪み信号の連続した数値を計算する前記ステップは、それぞれの該成分の連続した対応値を計算するステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記電気入力信号は、実質的に歪みのないバイナリ信号であり、
    前記逆歪み信号の連続した数値を計算する前記ステップは、
    1組の所定のNビット列のそれぞれに対応する前記逆歪み信号の数値を計算するステップと、
    前記計算された数値を、ルックアップテーブルに記憶するステップと、
    前記バイナリ信号を用いて、前記ルックアップテーブルから、前記逆歪み信号の複数の連続した数値を抽出するステップと、
    を含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記1組の所定のNビット列は、すべての起こりうるNビット列を包含する、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記逆歪み信号の複数の連続した数値を抽出する前記ステップは、
    前記バイナリ信号を、一連のNビット・ワードに変換するステップと、
    前記Nビット・ワードのそれぞれを、前記ルックアップテーブルの対応するレジスタをアクセスするためのインデックス値として使用するステップと、
    を含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記逆歪み信号の複数の連続した数値を抽出する前記ステップは、
    前記Nビット・ワードのそれぞれについて、前記逆歪み信号の少なくとも1つの数値を抽出するステップを含む、
    請求項10に記載の方法。
  12. それぞれの前記列内のビット数Nは、
    前記光通信システムの予想される最大分散と、
    前記ルックアップテーブルの予想される応答時間と、のうちのいずれか1つまたは複数に基づく、
    請求項8に記載の方法。
  13. 前記逆歪み信号の数値を計算する前記ステップと、前記計算された数値をルックアップテーブルに記憶するステップとが、所定の時間間隔で繰り返される、
    請求項8に記載の方法。
  14. 光通信システムの非線形効果に起因する光信号歪みを補償するための補償システムであって、
    前記光通信システム中を伝送する通信信号に加えられる非線形性誘起の信号歪みを実質的に緩和する補償演算子を決定するよう適合されたプロセッサと、
    前記補償演算子を使用して電気入力信号を修正し、逆歪み電気信号を生成する補償プロセッサと、
    前記逆歪み電気信号を使用して光源を変調し、前記光通信システムを介して伝送するための対応する逆歪み光信号を生成する光変調器と、
    を備える補償システム。
  15. 前記プロセッサは、前記補償プロセッサに対してリモートに実現される、
    請求項14に記載の補償システム。
  16. 前記プロセッサは、
    前記非線形性誘起の信号歪みに関する性能パラメータを測定するための検出器と、
    前記測定された性能パラメータを最適化する前記補償演算子の1つまたは複数のパラメータの値を計算する計算エンジンと、
    を含む、請求項14に記載の補償システム。
  17. 前記検出器は、
    交差位相変調と、
    自己位相変調と、
    変調不安定性と、
    クロストークと、のうちのいずれか1つまたは複数を測定するよう適合される、
    請求項16に記載の補償システム。
  18. 前記補償プロセッサは、
    前記補償演算子を使用して前記電気入力信号をフィルタリングし、前記逆歪み信号の一連の連続した数値を生成するデジタル・フィルタと、
    前記連続した数値のそれぞれを、前記逆歪み信号の対応するアナログ値に変換するデジタル/アナログ変換器と、
    を含む、請求項14に記載の補償システム。
  19. 前記デジタル・フィルタは、前記光通信システムのスパンのそれぞれに関連付けられたカスケードされたデジタル・フィルタ・ブロック対を含む、
    請求項18に記載の補償システム。
  20. 前記デジタル・フィルタは、
    有限インパルス応答(FIR)フィルタと、
    ルックアップテーブル(LUT)と、のうちのいずれか1つを含む、
    請求項18に記載の補償システム。
  21. 前記ルックアップテーブルは、
    前記電気入力信号を、一連の連続したNビット・ワードに変換する直列/並列変換器(SPC)と、
    前記SPCから、前記Nビット・ワードのそれぞれを受信するよう結合されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)であって、前記逆歪み信号の複数の数値を記憶し、前記SPCからの前記Nビット・ワードに基づいて選択された1つの数値を出力するよう適合されたRAMと、
    を含む、請求項20に記載の補償システム。
  22. 前記RAMは、
    複数の並列RAMと、
    前記RAMのそれぞれの出力をデジタル的に合算して、前記逆歪み信号の連続した数値の生成するデジタル加算器と、
    を含む、請求項21に記載の補償システム。
  23. 前記ルックアップテーブルは、
    前記電気入力信号を、一連の連続したNビット・ワードに変換する直列/並列変換器(SPC)と、
    前記SPCから、前記Nビット・ワードのそれぞれの中央部分を受信するよう結合されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)であって、前記逆歪み信号の複数の数値を記憶し、前記Nビット・ワードの前記受信された中央部分に基づいて選択された1つの数値を出力するよう適合されたRAMと、
    前記SPCからの前記Nビット・ワードのそれぞれの終端部分をデジタル的に合算するための線形加算器ツリーと、
    前記線形加算器ツリーの出力をデジタル的に合算するための第1のデジタル加算器と、
    前記第1のデジタル加算器および前記RAMの出力をデジタル的に合算して、前記逆歪み信号の連続した数値のそれぞれを生成するための第2のデジタル加算器と、
    を含む、請求項20に記載の補償システム。
  24. 前記逆歪み信号は、2以上の直交成分によって表され、
    前記ルックアップテーブルは、それぞれの該成分を生成するための対応するルックアップテーブルを含む、
    請求項20に記載の補償システム。
  25. 前記逆歪み信号の少なくとも1つの数値が、それぞれの前記Nビット・ワードについて、前記ルックアップテーブルから抽出される、
    請求項20に記載の補償システム。
  26. それぞれの前記Nビット・ワード内のビット数(N)は、
    前記光通信システムの予想される最大分散と、
    前記ルックアップテーブルの予想される応答時間と、のうちのいずれか1つまたは複数に基づく、
    請求項20に記載の補償システム。
  27. 光通信システムの非線形効果に起因する光信号歪みを補償するための歪み補償器であって、
    所定の補償演算子を使用して電気入力信号を修正し、逆歪み電気信号を生成する補償プロセッサであって、前記逆歪み電気信号を使用する光源の変調により、前記光通信システムを介して伝送するための対応する逆歪み光信号が生成される、補償プロセッサを備える、
    歪み補償器。
  28. 前記所定の補償演算子は、前記光通信システムの非線形効果に起因する光信号歪みを少なくとも部分的に補償するよう計算される、
    請求項27に記載の歪み補償器。
  29. 前記補償プロセッサは、
    前記補償演算子を使用して前記電気入力信号をフィルタリングし、前記逆歪み信号の一連の連続した数値を生成するデジタル・フィルタと、
    前記連続した数値のそれぞれを、前記逆歪み信号の対応するアナログ値に変換するデジタル/アナログ変換器と、
    を含む、請求項27に記載の歪み補償器。
  30. 前記デジタル・フィルタは、前記光通信システムのスパンのそれぞれに関連付けられたカスケードされたデジタル・フィルタ・ブロック対を含む、
    請求項29に記載の歪み補償器。
  31. 前記デジタル・フィルタは、
    有限インパルス応答(FIR)フィルタと、
    ルックアップテーブル(LUT)と、のうちのいずれか1つを含む、
    請求項29に記載の歪み補償器。
  32. 前記ルックアップテーブルは、
    前記電気入力信号を、一連の連続したNビット・ワードに変換する直列/並列変換器(SPC)と、
    前記SPCから、前記Nビット・ワードのそれぞれを受信するよう結合されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)であって、前記逆歪み信号の複数の数値を記憶し、前記SPCからの前記Nビット・ワードに基づいて選択された1つの数値を出力するよう適合されたRAMと、
    を含む、請求項31に記載の歪み補償器。
  33. 前記RAMは、
    複数の並列RAMと、
    それぞれの前記RAMの出力をデジタル的に合算して、前記逆歪み信号の連続した数値のそれぞれを生成するデジタル加算器と、
    を含む、請求項32に記載の歪み補償器。
  34. 前記ルックアップテーブルは、
    前記電気入力信号を、一連の連続したNビット・ワードに変換する直列/並列変換器(SPC)と、
    前記SPCから、それぞれの前記Nビット・ワードの中央部分を受信するよう結合されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)であって、前記逆歪み信号の複数の数値を記憶し、前記Nビット・ワードの前記受信された中央部分に基づいて選択された1つの数値を出力するよう適合されたRAMと、
    前記SPCからの前記Nビット・ワードのそれぞれの終端部分をデジタル的に合算する線形加算器ツリーと、
    前記線形加算器ツリーの出力をデジタル的に合算する第1のデジタル加算器と、
    前記第1のデジタル加算器および前記RAMの出力をデジタル的に合算して、前記逆歪み信号の連続した数値のそれぞれを生成する第2のデジタル加算器と、
    を含む、請求項31に記載の歪み補償器。
  35. 前記逆歪み信号は、2以上の直交成分によって表され、
    前記ルックアップテーブルは、それぞれの該成分を生成するためのルックアップテーブルを含む、
    請求項31に記載の歪み補償器。
  36. 前記逆歪み信号の少なくとも1つの数値は、前記Nビット・ワードのそれぞれについて、前記ルックアップテーブルから抽出される、
    請求項31に記載の歪み補償器。
  37. それぞれの前記Nビット・ワード内のビット数(N)は、
    前記光通信システムの予想される最大分散と、
    前記ルックアップテーブルの予想される応答時間と、のうちのいずれか1つまたは複数に基づく、
    請求項31に記載の歪み補償器。
  38. 光通信システムの非線形効果に起因する光信号歪みを補償するための方法であって、
    前記光通信システム中を伝送する通信信号に加えられる非線形性誘起の信号歪みを実質的に緩和する補償演算子を決定するステップと、
    前記光通信システムを介して受信した歪み光信号を検出して、対応する歪み電気信号を生成するステップと、
    前記補償演算子を使用して前記歪み電気信号を修正し、実質的に歪みのない電気出力信号を生成するステップと、
    を含む方法。
  39. 前記補償演算子を決定する前記ステップは、
    前記非線形性誘起の信号歪みに関する性能パラメータを測定するステップと、
    前記測定された性能パラメータを最適化する前記補償演算子の1つまたは複数のパラメータの値を計算するステップと、
    を含む、請求項38に記載の方法。
  40. 前記性能パラメータを測定する前記ステップは、
    交差位相変調と、
    自己位相変調と、
    変調不安定性と、
    クロストークと、のうちのいずれか1つまたは複数を測定するステップを含む、
    請求項39に記載の方法。
  41. 前記歪み電気信号を修正する前記ステップは、
    高速フーリエ変換(FFT)フィルタと、
    有限インパルス応答(FIR)フィルタと、
    無限インパルス応答(IIR)フィルタと、
    ルックアップテーブル(LUT)と、のうちのいずれか1つを使用して、前記歪み電気信号をデジタル・フィルタリングするステップを含む、
    請求項38に記載の方法。
  42. 前記歪み電気信号を修正する前記ステップは、前記光通信システムのスパンのそれぞれに関連付けられたカスケードされたデジタル・フィルタ・ブロック対によって、前記歪み電気信号をデジタル・フィルタリングするステップを含む、
    請求項41に記載の方法。
  43. 前記歪み電気信号をデジタル・フィルタリングする前記ステップは、
    前記歪み電気信号を、対応するNビットのデジタル歪み信号に変換するステップと、
    前記デジタル歪み信号と前記補償関数とに基づいて、前記実質的に歪みのない出力信号の連続した数値を計算するステップと、
    を含む、請求項41に記載の方法。
  44. 前記実質的に歪みのない出力信号の連続した数値を計算する前記ステップは、前記実質的に歪みのない出力信号のビットのそれぞれについて、シュレーディンガー方程式を再計算するステップを含む、
    請求項43に記載の方法。
  45. 前記実質的に歪みのない出力信号の連続した数値を計算する前記ステップは、
    1組の所定のNビット・ワードのそれぞれについて、前記実質的に歪みのない出力信号の数値を計算するステップと、
    前記計算された数値のそれぞれを、ルックアップテーブルに記憶するステップと、
    前記デジタル歪み信号を用いて、前記ルックアップテーブルから、前記実質的に歪みのない出力信号の複数の連続した数値を抽出するステップと、
    を含む、請求項43に記載の方法。
  46. 前記1組の所定のNビット・ワードは、すべての起こりうるNビット列を包含する、
    請求項45に記載の方法。
  47. 前記実質的に歪みのない出力信号の複数の連続した数値を抽出する前記ステップは、前記デジタル歪み信号のNビット・ワードのそれぞれを、前記ルックアップテーブルの対応するレジスタをアクセスするためのインデックス値として使用するステップと、
    を含む、請求項45に記載の方法。
  48. 前記逆歪み信号の複数の連続した数値を抽出する前記ステップは、それぞれの前記Nビット・ワードについて、前記逆歪み信号の少なくとも1つの数値を抽出するステップを含む、
    請求項47に記載の方法。
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