JPWO2009072197A1 - デジタルフィルタ、プリコーディング装置、送信システム - Google Patents

デジタルフィルタ、プリコーディング装置、送信システム Download PDF

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Abstract

デジタルフィルタのタップ係数振幅の分布パターンに係わらず、LUTデータ最大値を低く抑え、広範な歪補償範囲と回路規模低減を両立したデジタルフィルタ等を提供する。複数のルックアップテーブルの総和を出力とするデジタルフィルタであって、入力データ系列として入力されたデータ読み出しアドレスに対し該アドレスに記憶されたLUTデータを出力する複数のルックアップテーブル(6)と、前記複数のルックアップテーブルの出力の総和を出力する加算部(7)と、デジタルフィルタに時刻順に入力される前記入力データ系列の時間順序を予め設定された規則に従って入れ換え、前記複数のルックアップテーブルのアドレス長に分割して出力するインターリーブ部(3,4)と、を備えたデジタルフィルタ。

Description

この発明は、複数のルックアップテーブルで構成されたデジタルフィルタ、伝送路で生じる波形歪みを送信側で事前に補償または緩和する上記デジタルフィルタを使用したプリコーディング装置、さらにこのようなプリコーディング装置を備えた送信システムに関する。
伝送路の非線型歪を、送信側の電気領域に設置したデジタルフィルタで事前に補償する光送信システムにおいて、デジタルフィルタを複数のルックアップテーブル(LUT)を用いて構成する方式が知られている。たとえば下記特許文献1には、デジタルフィルタの入力データ系列を一連のNビット・ワードに変換し、各Nビット・ワードをデジタルフィルタを構成するLUTのデータ読み出しアドレスとし、LUTから読み出されたデータの総和をデジタルフィルタ出力とする方式が開示されている。
このような構成は、フィルタの高速動作が可能になるという利点があるものの、一方で、LUTのサイズがアドレス長に対して指数関数的に増加するために、タップ長の大きなデジタルフィルタの実現が困難といった問題がある。これに対して特許文献1では、タップ長よりも短いアドレス長を持つ複数のLUTを用い、各LUTにデジタルフィルタの部分応答を格納し、全てのLUTから読み出されたデータの総和をデジタルフィルタの出力とすることで、タップ長が長い場合における回路規模の大幅な増大を回避している。
ここで各LUTにデジタルフィルタの部分応答を格納するとは、デジタルフィルタ(FIR(Finite Impulse Response)型)の積和演算を複数に分割し、分割した個々の部分を別々のLUTに格納するという意味である。4タップのFIRフィルタを2個のLUTで実現する場合を例に説明すると、タップ値を[x1, x2, x3, x4]、タップ係数を[a1, a2, a3, a4]とすると、そのフィルタ応答(積和演算結果)はx1a1 + x2a2 + x3a3 + x4a4 となるが、これは(x1a1 + x2a2) + (x3a3 + x4a4)のように前半と後半の2つに分割することができる。それぞれの括弧の部分が部分応答になる。
特表2006−522508号公報
しかしながら、複数のLUTで構成される従来のデジタルフィルタでは、入力データ系列を一連のNビット・ワードに分割しているため、デジタルフィルタのタップ係数振幅(タップ係数の振幅絶対値)の大きいタップが、タップ上の限られた部分に集中している場合に、LUT総和出力の量子化精度を保証するために該当する個所のLUTが格納しているデータの量子化ビット数を大きくとらなければならない。一方で、あまり大きくないタップ係数振幅のタップがフィルタの一部に集中することなくタップ上に広範囲に分散している場合には、個々のLUTのデータ量子化ビット数は、タップ係数振幅の大きいタップが集中する場合に比べ短かくてもよいが、全てのLUTが同程度のデータ量子化ビット数を持つ必要がある。
図8、図9に光伝送路歪を補償するデジタルフィルタのタップ係数振幅の分布の例を示す。図8は光伝送路長が短い場合、図9は光伝送路長が長い場合の例であり、それぞれ横軸がフィルタタップ、縦軸がタップ係数値を示す。図8の例では、タップ係数の振幅絶対値が大きいタップがフィルタの中央付近に集中している。図9の例では、フィルタタップの全体にわたって、タップ係数の振幅絶対値が大きなタップ(但し図8の場合に比べて小さい)がフィルタの一部分に偏ることなく、比較的一様に分散している。図8と図9の両方の状況に対応可能なデジタルフィルタを複数のLUTを用いて構成する場合、歪補償対象である伝送路の長さによって、LUTの所要データビット幅が大きく変動する。
図10には光伝送路長とLUTデータ最大絶対値(振幅値)との関係を示す。図10に示すように、伝送路長が短い場合にはLUTデータ最大絶対値が大きくなるが、この理由は前述の通り、タップ係数値が大きいタップが一部のLUTに偏るためである。LUTデータビット長は、対応する光伝送路長の範囲においてLUTデータが取り得る最大値を基準に決定する必要があるため、図10の例では、たとえば伝送路長1以上に対応するためには、LUTデータビット長を8ビット以上にしなければならない。
そのため、同一の構成で様々な形態のタップ係数分布に対応したいときには、タップ係数振幅が集中する場合に合わせて個々のLUTのデータビット幅を大きめに取らなくてはならない。このため、LUT本体やLUT出力の総和を計算する加算部の回路規模が増大するという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、デジタルフィルタのタップ係数振幅の分布パターンに係わらず、LUTデータ最大値を低く抑えることによって回路規模の低減を可能にしたデジタルフィルタを提供することを目的とする。
さらにこのデジタルフィルタを使用して、LUTデータ最大値を低く抑えることによって、広範な歪補償範囲と回路規模低減を両立した、プリコーディング装置、送信システムを提供することを目的とする。
この発明は、複数のルックアップテーブルの総和を出力とするデジタルフィルタであって、入力データ系列として入力されたデータ読み出しアドレスに対し該アドレスに記憶されたLUTデータを出力する複数のルックアップテーブルと、前記複数のルックアップテーブルの出力の総和を出力する加算部と、デジタルフィルタに時刻順に入力される前記入力データ系列の時間順序を予め設定された規則に従って入れ換え、前記複数のルックアップテーブルのアドレス長に分割して出力するインターリーブ部と、を備えたことを特徴とするデジタルフィルタにある。
またこの発明は、上記デジタルフィルタを使用し、伝送路によって生じる波形歪を送信側において事前に補償または緩和するプリコーディング装置、さらにこのプリコーディング装置を使用した送信システムに関するものである。
この発明では、デジタルフィルタのタップ係数振幅の分布パターンに係わらずにLUTデータ最大値を低く抑えることができ、回路規模の低減が図れる。またこのデジタルフィルタを使用してプリコーディング装置、送信システムを構成することで、広範な歪補償範囲と回路規模低減を両立させることができる。
この発明の実施の形態1にかかるデジタルフィルタの構成図である。 この発明と従来における光伝送路長とLUTデータ最大絶対値の関係の比較の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1にかかるデジタルフィルタの他の例の構成図である。 この発明の実施の形態2にかかるプリコーディング装置の構成図である。 この発明の実施の形態2にかかるプリコーディング装置の他の例の構成図である。 この発明にかかる2段パイプラインの場合のプリコーディング装置の構成図である。 この発明の実施の形態3にかかる光送信システムの構成図である。 光伝送路長が短い場合の光伝送路歪を補償するデジタルフィルタのタップ係数振幅の分布の例を示す図である。 光伝送路長が長い場合の光伝送路歪を補償するデジタルフィルタのタップ係数振幅の分布の例を示す図である。 従来の光伝送路長とLUTデータ最大絶対値の関係を示す図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1にかかるデジタルフィルタの構成図である。このデジタルフィルタは後述するこの発明にかかるプリコーディング装置および光送信システムで使用される。図1において、デジタルフィルタ1は、入力データ系列2を入力とする直並列変換部3、インターリーバ4、複数のLUT6−1〜6−Nで構成されるルックアップテーブル部5、及びLUT6−1〜6−Nの出力を加算して出力信号8を出力するは加算部7が順に接続されている。またルックアップテーブル部5へLUTデータを変更するためのLUTデータ制御情報10を供給するLUTデータ制御部9を備える。なお、直並列変換部3とインターリーバ4でインターリーブ部を構成するものとする。
次に動作について説明する。デジタルフィルタ1の入力データ系列2はバイナリ系列である。この入力データ系列2は、直並列変換部3によって並列展開される。入力データ系列2がデジタルフィルタ1の1タップに相当するビット分のデータが更新されると、並列展開されたデータも更新される。直並列変換部3の出力はインターリーバ4に入力される。
インターリーバ4は、並列展開された入力データ系列の順序を与えられた、すなわち予め設定された規則に従って入れ換えた結果を出力する。一例として、インターリーバ4が下記式(1)に示す順序入れ換え規則に従う場合の、インターリーバ4の
入力データ系列X={x(0), x(1), x(2), ..., x(ML-1)}と
出力データ系列Y={y(0), y(1), y(2), ..., y(ML-1)}
の関係を下記式(2)に示す。ただし式(1)においてa mod bは整数aを整数bで割ったときの剰余を表わし、[c]はcを超えない整数のうち、cに最も近いものを表わす。またLはデジタルフィルタのタップ長を、Mは変調多値数を表す。
y(i)=x(j), j=8・(i mod 8)+[i/8] 式(1)
X={x(0), x(1), x(2), ..., x(ML-1)}
Y={x(0), x(8), x(16), ..., x(1), x(9), x(17),...,x(ML-9), x(ML-1)}
式(2)
たとえばタップ長L=20、変調多値数M=2とすると、インターリーバ4の入力は
X={x(0), x(1), x(2), ..., x(39)}
となり、インターリーバ4の出力は
Y={x(0), x(8), x(16), x(24), x(32), x(1), x(9), ..., x(7), x(15), x(23), x(31), x(39)}
となる。LUT6−1の入力は{x(0), x(8), x(16), x(24), x(32)}、LUT6−8の入力は{x(7), x(15), x(23), x(31), x(39)}となる(LUTの個数は8個)。
ここで、M=2なので、次のデジタルフィルタ1の出力に対応するインターリーバ4の入力は2ビット進んだもの、すなわちX={x(2), x(3), ..., x(41)}となり、インターリーバ4の出力は
Y={x(2), x(10), x(18), x(26), x(34), x(3), x(11), ..., x(9), x(17), x(25), x(33), x(41)}
となる。同様にLUT6−1の入力は{x(2), x(10), x(18), x(26), x(34)}、LUT6−8の入力は{x(9), x(17), x(25), x(33), x(41)}となる。
また、通常のデジタルフィルタでは、情報ビット系列をシンボル値にマッピングしたものを入力信号としているが、この発明のようにLUTを用いる方式では、情報ビット系列そのものをフィルタ入力としている。この場合、LUTに格納するデータは、入力の情報ビット系列をシンボルにマッピングした結果の部分積和値となる。
デジタルフィルタのタップ長Lは、通常のデジタルフィルタにおいてシンボル数に換算したタップ長であり、変調多値数Mは、シンボルマッピングにおいて、1シンボルにマッピングされる情報ビット数である。デジタルフィルタのタップ長Lのシンボルに対して、LMビットの情報ビット入力が必要となる。
インターリーバ4の出力データ系列はルックアップテーブル部5に入力された後、LUT6−1〜6−Nのデータ読み出しアドレスに分割される。LUT6−1〜6−Nから読み出しアドレスに対応した記憶データが出力され、加算部7において加算され、デジタルフィルタ1の出力信号8となる。n番目のLUT6−nのアドレスビット長をA(n)とすると、LUTの個数Nとタップ長Lの関係は下記式(3)のようになる。
Figure 2009072197
次に、LUT6−1〜6−Nに格納されるデータの作成方法を説明する。LUT6−1〜6−Nには、インターリーバ4での順序入れ換え規則による変換に対応したデータが格納される。このデータはデジタルフィルタの部分積和値を量子化したものなので、格納データを作成する際には、まず部分積和値を求める。なお、デジタルフィルタの部分積和値とは前述の部分応答と同じ意味で、FIRの積和演算結果は複数の積和に分割できる。後述する式(5)の右辺の2つの積和項が部分積和値となる。LUT格納データの作成手順を以下に示す。
デジタルフィルタ1の入力データ系列2はバイナリデータなので、これを必要に応じてフィルタ入力信号の形式に変換(シンボルマッピング)する。タップ長L=16、変調多値数M=1、タップ係数C={c(0), c(1),..., c(15)}とした場合のデジタルフィルタ1の出力は、下記の式(4)のようになる。ただしS={s(0), s(1),..., s(15)}は入力データ系列をシンボルマッピングしたシンボル系列である。
Figure 2009072197
インターリーバ4の入力系列{x(0), x(1), x(2), x(3), x(4), x(5), x(6), x(7), x(8), x(9), x(10), x(11), x(12), x(13), x(14), x(15)}に対してインターリーバ4の出力系列が{x(0), x(2), x(4), x(6), x(8), x(10), x(12), x(14), x(1), x(3), x(5), x(7), x(9), x(11), x(13), x(15)}となる場合、デジタルフィルタ1の出力は下記の式(5)の右辺に示すように部分積和値に分解される。
Figure 2009072197
式(5)の右辺第1項、第2項それぞれについて、sの取り得る全ての組み合わせに対する部分積和値を計算し、そのときのsに対応するxをLUTのアドレスとし、また部分積和値を量子化した値をアドレスに対応するデータとする。なお、上述の説明ではタップ長16、LUTの個数2、またLUTのアドレスビット長を8とした場合の例を示したが、これらの値を変更した場合でも、上述の説明に準じた形で部分積和値を計算し、LUTデータを生成すればよい。またインターリーバ4における順序入れ換え規則を変更した場合も同様である。
すなわち、M=1より、入力系列X={x(0),...,x(15)}がシンボル系列S={s(0),...,s(15)}にマッピングされる。ここでXはビット系列(0,1)であるが、シンボル系列は一般に複素数となる。デジタルフィルタ出力(フィルタ応答)はΣc(n)s(n)=c(0)s(0) + c(1)s(1) + c(2)s(2) + c(3)s(3) + c(4)s(4) + c(5)s(5) + c(6)s(6) + c(7)s(7) + c(8)s(8) + c(9)s(9) + c(10)s(10) + c(11)s(11) + c(12)s(12) + c(13)s(13) + c(14)s(14) + c(15)s(15)となる。しかしこれは以下のように2つの部分積和に分解することができる([]内が部分積和)。
Σc(n)s(n) =
[c(0)s(0) + c(2)s(2) + c(4)s(4) + c(6)s(6) + c(8)s(8) + c(10)s(10) + c(12)s(12) + c(14)s(14)]
+ [c(1)s(1) + c(3)s(3) + c(5)s(5) + c(7)s(7) + c(9)s(9) + c(11)s(11) + c(13)s(13) + c(15)s(15)]
前半の部分応答に対応するLUTはそのシンボル系列S={s(0), s(2),...,s(14)}に対応する情報ビット系列X1={x(0), x(2), ..., x(14)}をリードアドレスとする。X1の取り得る全ての値に対応する部分積和を計算し、アドレスX1に対するLUT格納データ値とする。ここでX1の要素数が8なので、アドレスビット長も8bitとなる。後半の部分応答に対しても同様にLUTのデータを計算する。入力ビット系列Xはインターリーブされた後に2つのビット系列X1,X2に分割され、それぞれを前半、後半のLUTのアドレスビットとしてLUT出力を求める。そして2つのLUT出力が加算部7の入力となり、加算結果がデジタルフィルタ1の出力信号8となる。
上述の説明のように、入力データ系列2をインターリーバ4によって時間不連続の系列に変換した後にLUTアドレスビットに分割することによって、元のデジタルフィルタのタップ係数Cの分布や形状に依らずにLUT毎のデータ最大値を一様に低く抑えることが可能となり、その結果としてLUT6−1〜6−Nの容量や、加算部7の回路規模を従来のデジタルフィルタと比較して小さくすることができる。以下ではこの点に関して詳細を説明する。
図2に光伝送路長とLUTデータ最大絶対値(振幅値)の関係の一例を示す。図2において、横軸は光伝送路長、縦軸はデジタルフィルタを構成する複数のLUTに格納されるデータの中の最大絶対値を示す(タップ長64、LUT個数8)。そして図2中にはインターリーバ4による順序入れ換え処理を行った場合を実線A、行わない場合の値を破線Bで重ねてプロットしている。LUTのデータビット長は、図2に示す最大振幅値を表現可能な長さにする必要があるが、最大振幅値が大きい場合にはLUTデータビット長も大きく取らなければならないため、LUT6−1〜6−Nの容量や加算部7の回路規模が増大してしまう。
図2の破線Bで示すように、インターリーバ4による順序入れ換え処理を行わない場合には、光伝送路長が短い場合にLUTデータ最大振幅値が大きくなる。したがって、プリコーディング回路(デジタルフィルタ)を図2に示した全ての伝送路長に対応させたい場合には、LUTのデータビット長を8ビット以上(2の補数表現の場合)とする必要がある。
一方、図2の実線Aで示すように、この実施の形態のようにインターリーバ4によって入力データ系列の順序入れ換え処理を行うと、LUTデータの最大振幅値はほぼ一様となり、かつ従来と比べて低く抑えることができる。したがって、この実施の形態に示すプリコーディング回路を図2に示した全ての伝送路長に対応させる場合には、LUTのデータビット長は6ビットあれば充分であり、従来のプリコーディング装置と比較してLUT6−1〜6−Nや加算部7の回路規模を小さくすることが可能となる。
なお、この実施の形態1にかかるデジタルフィルタの説明では、インターリーバ4における順序入れ換え規則として式(1)を仮定したが、この発明における順序入れ換え規則はこれに限定されるものではなく、入力データ系列の順序を入れ換えるものであればどのような規則でも適用可能である。
インターリーバ4における適切な入れ換え順序、規則は、元となるタップ係数振幅絶対値の集中/分散具合に依存する。そのため、元のタップ係数を見た上で適切なインターリーブ規則を決める必要がある。上記の例のようにタップ中央付近に振幅の大きな係数が集中する場合は、タップの端と中央が適度に混在するようにLUTアドレスを形成できるような順序入れ換え規則にすればよい。
また図3に示すように直並列変換部(S/P)3とインターリーバ4の順番を入れ替えても実施可能である。例として2種類のインターリーバを示す。タップ長L=8、変調多値数M=1としてインターリーバ4の入力系列X={x(0), x(1), x(2), x(3), x(4), x(5), x(6), x(7)}に対して、出力{x(0), x(2), x(4), x(6), x(1), x(3), x(5), x(7)}又は出力{x(0), x(4), x(1), x(5), x(2), x(6), x(3), x(7)}とする。ビット系列の順序を入れ替えるという機能自体は変わらず、入力(IN)に対する出力(OUT)のマッピング規則が変わるだけである。
以上のように、この発明にかかるデジタルフィルタによれば、デジタルフィルタのタップ係数振幅値がタップの一部分に集中するような場合であっても、インターリーバによる入力データ系列の順序並べ替えの効果によってルックアップテーブル部の各LUTのデータビット長を低く抑えられるので、回路規模や消費電力の低減、動作速度の向上、等の効果が同時に得られる。
またこのデジタルフィルタを用いた後述するプリコーディング装置によれば、波形歪補償に関する広い伝送路長範囲での対応、回路規模や消費電力の低減、動作速度の向上、等の効果が同時に得られる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2にかかるプリコーディング装置の構成図である。このプリコーディング装置は上述のこの発明にかかるデジタルフィルタが使用されている。またこのプリコーディング装置は、後述するこの発明にかかる光送信システムで使用される。図中、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は基本的に同一符号で示す(以下同様)。図4のプリコーディング装置21において、デジタルフィルタ1−1〜1−4は送信データである入力データ系列11をそれぞれ入力する。デジタルフィルタ1−1〜1−4はそれぞれ上述のデジタルフィルタからなる。LUTデータ制御部9aは外部からの伝送路情報等からなる制御情報20に従ってデジタルフィルタ1−1〜1−4にLUTデータ制御情報13−1〜13−4をそれぞれ出力して制御を行い、LUTデータの変更を行う。ビット調整部14−1〜14−4はデジタルフィルタ1−1〜1−4の出力をそれぞれ入力しビット丸め(ビット長を所望の長さに調整する)等のビット長調整を行う。並直列変換部(P/S)15−1はビット調整部14−1、14−2の出力を並直列変換(交互に出力)してまとめ、並直列変換部(P/S)15−2はビット調整部14−3、14−4の出力を並直列変換してまとめる。並直列変換部(P/S)15−1の出力はデジタルアナログ変換器(DAC)16−1、アナログフィルタ17−1を介して直交変調部18へ送られる。並直列変換部(P/S)15−2の出力はデジタルアナログ変換器(DAC)16−2、アナログフィルタ17−2を介して直交変調部18へ送られる。直交変調部18ではこれらの信号の直交変調を行い出力信号19として出力する。なお、ビット調整部14−1〜14−4、並直列変換部(P/S)15−1,15−2、デジタルアナログ変換器(DAC)16−1,16−2、アナログフィルタ17−1,17−2および直交変調部18がデータ合成部を構成する。
次に動作を説明する。LUTデータ制御部9aは、LUTデータ制御情報13−1〜13−4によりデジタルフィルタ1−1〜1−4のLUTデータの設定を行う。このときデジタルフィルタ1−1および1−3のLUTデータは、デジタルフィルタ1−1〜1−4からなるプリコーディングフィルタのタップ係数の奇数サンプルから上述の式(5)に従って計算された部分積和値の実部および虚部から生成される。一般に、積和項の中のc,sは共に複素数なので、部分積和値も複素数となる。またデジタルフィルタ1−2および1−4のLUTデータはプリコーディングフィルタのタップ係数の偶数サンプルから同様に生成される。
なお、プリコーディングフィルタのタップ係数は、プリコーディングによって補償する伝送路の特性や長さなどによって異なるので、LUTデータはそれらに応じて適宜計算し、データを入れ替える。この動作は、制御情報20によって外部より制御、指示される。ここでデジタルフィルタ1−1〜1−4は実施の形態1で示したデジタルフィルタであるので、この実施の形態に示すプリコーディング装置21は、様々な分布を持つ伝達関数を小さな回路規模や消費電力で補償することができる。
入力データ系列11はデジタルフィルタ1−1〜1−4に入力される。デジタルフィルタ1−1〜1−4の動作は、実施の形態1におけるデジタルフィルタ1と同様である。デジタルフィルタ1−1および1−2は、プリコーディングフィルタの実部のフィルタ応答を出力する。
デジタルフィルタ1−1〜1−4の出力信号には、そのビット長を後段のDAC16−1、16−2の量子化ビット数に合わせるためにビット調整部14−1および14−2においてビット丸め処理やビットシフト処理などが施される。その後、ビット調整部14−1、14−2の出力は並直列変換部15−1によって2倍オーバサンプルの実部出力信号に変換されてDAC16−1に入力される。
同様にしてビット調整部14−3、14−4の出力は並直列変換部15−2によって2倍オーバサンプルの虚部出力信号に変換されてDAC16−2に入力される。
これらの信号はDAC16−1、16−2においてデジタル−アナログ変換され、その後、アナログフィルタ17−1および17−2を通って直交変調部18への入力信号となる。直交変調部18では、プリコーディングされた複素信号を用いて変調処理を行い、出力信号19を出力する。
ここでは2倍オーバサンプル出力とするために偶数/奇数サンプルに分ける。4倍オーバサンプルの場合は、4n,4n+1,4n+2,4n+3の4種類のサンプルに分ける。オーバサンプル数の分だけデータを分ける必要がある。また、少なくとも2つずつのデジタルフィルタからなることは、この発明が複素数出力を前提としていることから、複素数を出力とする上での必須条件となる。
すなわち、図4を例に挙げて説明すると、デジタルフィルタ1−1は元のフィルタのタップ係数の奇数サンプルの実部に基づいた信号を出力するデジタルフィルタで、デジタルフィルタ1−2は偶数サンプルの実部に基づいた信号を出力するデジタルフィルタである。デジタルフィルタ1−1と1−2の出力はビット丸め処理又はビットシフト処理後、並直列変換によって2倍オーバサンプリング信号となる。並直列変換部15−1の出力は、2倍オーバサンプリング動作をするフィルタの出力の実部に相当する。同様に、デジタルフィルタ1−3,1−4の出力を並直列変換したものはフィルタ出力の虚部に相当する。そしてフィルタ出力の実部と虚部はDAC16−1、16−2、アナログフィルタ17−1、17−2でデジタル−アナログ変換された後、直交変調部18の入力となる。なお、デジタルフィルタ1−1、1−2、1−3、1−4は1倍オーバサンプリング動作をする。
なお、図4ではDAC16−1、DAC16−2が2倍オーバサンプリング動作の例を示したが、デジタルフィルタ1−1〜1−4およびビット調整部14−1〜14−4の並列数を増やすことで他のオーバサンプル比にも対応可能である。また、図4ではビット丸め等のビット長調整後に並直列変換を行う構成としたが、これは図5に示すように並直列変換の後段でビット調整部によるビット丸め処理等を行ってもよい。
また、外部からの制御情報20に従ってLUTデータ制御部9aがLUTデータ制御情報13−1〜13−4によりデジタルフィルタ1−1〜1−4のLUTデータの制御を行うことに関し、一例としてLUTデータ制御部9aは、伝送路の特性や長さに応じたLUTデータを予め保持、格納している。外部からの制御情報20は、伝送路の特性や長さに対応したインデックス信号からなり、LUTデータ制御部9aはインデックス信号に対応するLUTデータの内容を、LUTデータ制御情報13−1〜13−4により各デジタルフィルタ1−1〜1−4に伝送し、LUTの内容を更新する。LUTデータ制御部9aがLUTデータを保持しない場合は、実施の形態1で説明したようなLUTの計算をLUTデータ制御部9a内で行い、求められたLUTデータの内容を各デジタルフィルタ1−1〜1−4に送る。
また、回路の高速化のために、デジタルフィルタ部分を並列パイプライン動作させる場合であってもこの実施の形態の効果は同様に得られる。その場合は図4においてパイプライン段数分だけデジタルフィルタを増やすだけでよい。図6に2段パイプラインの場合のプリコーディング装置の構成図を示す。図6では、入力ビット系列Xから2つの系列X1、X2を生成する信号編集部30を備えると共に、2段パイプラインのためのデジタルフィルタ1−1〜1−8、ビット調整部14−1〜14−8、2つのビット調整部の出力を合成する並直列変換部(P/S)15a−1〜15a−4を備えている。他の部分は基本的に図4のものと同じである。L=16、M=1の場合、入力ビット系列X={x(0), x(1), ...,x(15), x(16)}から信号編集部30により2つの系列X1={x(0), x(1), ...,x(15)}とX2={x(1), ..., x(15), x(16)}を生成する。系列X1に対して系列X2は1シンボル分新しいデータとなる。系列X1、系列X2に対してそれぞれデジタルフィルタを用意する。3段、4段・・・とパイプライン段数が増える場合も同様に、デジタルフィルタ、ビット調整部、ビット調整部の出力を合成する並直列変換部を増やすことで対応可能である。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3にかかる光送信システムの構成図である。図7の光送信システムは、この発明によるプリコーディング装置21を光送信における伝送歪補償に適用した光送信システムである。そしてこのプリコーディング装置21にはこの発明によるデジタルフィルタが使用されている。図7において、光伝送路情報20aは図4の制御情報20に相当し、送信データ22は図4の入力データ系列11に相当する。そして光送信システムは、光伝送路情報20aに従って送信データ22に光伝送路24における波長分散歪などの伝送歪補償を行うプリコーディング装置21を設けた光送信器26、上記光伝送路24、光伝送路24を介して信号を受信する光受信器25を備えている。光送信器26のプリコーディング装置21における直交変調部(図4〜6参照)は、例えば出力側に電気−光変換部(図示省略)を含む光信号を出力するものからなる。また光受信器25の入力側には、光信号を電気信号に変換する光−電気変換部(図示省略)が備えられている。
次に、図7の光送信システムの動作を説明する。送信データ22はプリコーディング装置21に入力される。送信データ22はプリコーディング装置21においてシンボルマッピングされ、光伝送路24における伝送歪を補償するため、光伝送路情報20aに基いてプリコーディング処理され、光変調信号として出力される。プリコーディング装置21の出力信号は、光伝送路24によって伝送歪を受け、光受信器25によって復調処理が行われる。
プリコーディング装置21のデジタルフィルタ中のLUTは書き換え可能なメモリからなる。伝送中に速い頻度でLUTを更新することは想定されていないが、光伝送路24等の伝送経路の切り替えより伝送路歪みの量が変化した場合は、LUTを更新する。そのための光伝送路情報20aは、例えば外部に計測手段(図示省略)が別途あって、この計測手段から送られてくる。光伝送路情報20aとしては、例えば波長分散値と呼ばれる伝送路パラメータからなる。
このように、この発明にかかるプリコーディング装置及び光送信システムによれば、光通信などによる情報伝送において、幅広い伝送路歪を小さな回路規模、消費電力の回路で補償可能であり、伝送信号の品質の向上が可能となる。
なお上記各実施の形態では、光伝送の場合について説明したが、この発明はこれに限定されず、電波や電磁波を伝送媒体とする有線、無線による通信等、その他の種類の通信方式の装置にも適用可能であり相当の効果を奏する。
産業上の利用の可能性
この発明にかかるデジタルフィルタ、プリコーディング装置、光送信システムは多種の分野に適用可能である。
この発明は、複数のルックアップテーブルの総和を出力とするデジタルフィルタであって、入力データ系列として入力されたデータ読み出しアドレスに対し該アドレスに記憶されたLUTデータを出力する複数のルックアップテーブルと、前記複数のルックアップテーブルの出力の総和を出力する加算部と、デジタルフィルタに時刻順に入力される前記入力データ系列の時間順序を規則に従って入れ換え、前記複数のルックアップテーブルのアドレス長に分割して出力するインターリーブ部と、前記複数のルックアップテーブルの決定結果に応じて前記インターリーブ部の前記規則を変更する手段と、を備えたことを特徴とするデジタルフィルタにある。
またこの発明は、上記デジタルフィルタを使用し、伝送路によって生じる波形歪を送信側において事前に補償または緩和するプリコーディング装置、さらにこのプリコーディング装置を使用した送信システムに関するものである。

Claims (7)

  1. 複数のルックアップテーブルの総和を出力とするデジタルフィルタであって、
    入力データ系列として入力されたデータ読み出しアドレスに対し該アドレスに記憶されたLUTデータを出力する複数のルックアップテーブルと、
    前記複数のルックアップテーブルの出力の総和を出力する加算部と、
    デジタルフィルタに時刻順に入力される前記入力データ系列の時間順序を予め設定された規則に従って入れ換え、前記複数のルックアップテーブルのアドレス長に分割して出力するインターリーブ部と、
    を備えたことを特徴とするデジタルフィルタ。
  2. 前記複数のルックアップテーブルにLUTデータを変更するためのLUTデータ制御情報を供給するLUTデータ制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のデジタルフィルタ。
  3. 伝送路によって生じる波形歪を送信側において事前に補償または緩和するプリコーディング装置であって、
    それぞれに、入力データ系列として入力されたデータ読み出しアドレスに対し該アドレスに記憶されたLUTデータを出力する複数のルックアップテーブルの出力の総和を加算部で求め出力信号とし、さらに時刻順に入力される前記入力データ系列の時間順序を予め設定された規則に従って入れ換えて前記複数のルックアップテーブルのアドレス長に分割して出力するインターリーブ部を設けた複数のデジタルフィルタと、
    前記複数のデジタルフィルタの出力データを組み合わせてプリコーディングされた出力信号を出力するデータ合成部と、
    を備えたことを特徴とするプリコーディング装置。
  4. 外部からの伝送路情報に基づき各デジタルフィルタのそれぞれのルックアップテーブルにLUTデータを変更するためのLUTデータ制御情報を出力するLUTデータ制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載のプリコーディング装置。
  5. 伝送路と、前記伝送路を伝送させる送信データの前記伝送路によって生じる波形歪を送信側において事前に補償または緩和するプリコーディング装置を設けた送信器と、を備えた送信システムであって、
    前記プリコーディング装置が、
    それぞれに、送信データである入力データ系列として入力されたデータ読み出しアドレスに対し該アドレスに記憶されたLUTデータを出力する複数のルックアップテーブルの出力の総和を加算部で求め出力信号とし、さらに時刻順に入力される前記入力データ系列の時間順序を予め設定された規則に従って入れ換えて前記複数のルックアップテーブルのアドレス長に分割して出力するインターリーブ部を含む複数のデジタルフィルタと、
    前記複数のデジタルフィルタの出力データを組み合わせてプリコーディングされた出力信号を出力するデータ合成部と、
    を備えたことを特徴とする送信システム。
  6. 前記プリコーディング装置が、外部からの伝送路情報に基づき各デジタルフィルタのそれぞれのルックアップテーブルにLUTデータを変更するためのLUTデータ制御情報を出力するLUTデータ制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の送信システム。
  7. 前記伝送路が光伝送路であり、光伝送路における波長分散歪を補償対象とすることを特徴とする請求項5又は6に記載の送信システム。
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