JPS60153214A - デジタル型波形成形フイルタ - Google Patents

デジタル型波形成形フイルタ

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JPS60153214A
JPS60153214A JP929984A JP929984A JPS60153214A JP S60153214 A JPS60153214 A JP S60153214A JP 929984 A JP929984 A JP 929984A JP 929984 A JP929984 A JP 929984A JP S60153214 A JPS60153214 A JP S60153214A
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Toshikazu Ikenaga
池永 敏和
Isamu Misonoo
御園生 勇
Takehiko Yoshino
吉野 武彦
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/06Non-recursive filters
    • H03H17/0607Non-recursive filters comprising a ROM addressed by the input data signals

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、文字放送などに好適なデジタル型波形成形フ
ィルタに関する。更に詳述すれば、本発明は、例えば文
字放送送出器または測定用文字信号発生器における文字
信号送出スペクトルを高粘度、高安定かつ安価にて発生
させる場合などに好適なデジタル型波形成形フィルタに
関するものである。
近年、文字放送に関する研究が数多く行われている。か
かる文字放送において、文字信号は2 mNRZ信号と
してテレビジョンの映像信号(7)VBLi、m多重し
て伝送されるので、テレビジョン伝送系の特性の影響を
受けることになる。
上述した2値NRZ信号の信号品質評価パラメータとし
てアイ開口率およびアイ開口面積率が知られている。こ
こで、アイ開口率とは、パルス伝送信号のクロック周波
数に同期させて文字信号のパルス波形を数多く重ねたと
きにおけるrlJ レベルの定常値と「0」レベルの定
常値とのレベル差に対する、「1」レベルの最小値の波
形とrQJレヘルの最大値の波形のレベル差の割合をい
い、第1図において直線abの長さに対する直線efの
長さの比をさす。また、アイ開口面積率とは、アイ開口
面積の完全矩形パルス矩形面積に対する比をいい、第1
図において斜線部面積の矩形abedの面積に対する比
をさす。
そして、これらアイ開口率およびアイ開口面積率が共に
大きいことは、望ましい伝送系を示すことになる。かか
る観点からテレビ伝送系の特性を考慮した結果、第2図
に示すようなアイ開口率が95%以上あり、かつアイ開
口面積率が最大値をとる60%コサイン・ロールオフ特
性か文字信号送出スペクトルとして採用されている。文
字放送送出機または測定用文字信号発生器においては、
かかる特性を実現するために、従来から次に示す手段が
採られている。
従来から知られている第1の手段は、83図に示すよう
に文字信号発生器1から2値NRZ信号による文字信号
3を発生させ、これをLC型波形成形フィルタ2に導入
して60%コサインφロールオフ特性の文字信号4を得
るものであった。
かかる手段では、回路構成上、近イリ的にしか60%コ
サイン・ロールオフ特性を得ることができない。また、
温度特性の影響、フィルタ入力の2 (iaNRZ信号
が正確に50%デユーティ比にならないことなどの各点
を考慮すると、かかる方法では良好な精度および安定性
が得にくく、殊に伝送系によるスペクトルへの影響を調
べるための一基憎スベクトル発生回路としては不適であ
った。
従来から知られている第2の手段は、第4図に示すよう
に、文字信号発生器1から発生された2埴NRZ信号3
をシフトレジスタ5に導入し、シフトレジスタ5の各タ
ップ出力を)威哀器6を介してゲイン調整し、これを加
算器7によりアナログ的に加算し、もって波形成形をな
すものであった。
すなわち、いわゆるトランスバーサルフィルタと呼ばれ
る構成をとるものである。
上述した第2の手段によって波形成形をなし得る理由に
ついて、以下に説明していく。
まず、フィルタのインパルス応答について看及する。一
般にフィルタのインパルス応答とは、第5図に示すよう
にフィルタFLに眼位インパルスUPを入力したときの
フィルタ出力と定義される。ここで、入力信号x (t
)は第6図に示すように連続したインパルス列と考えら
れる。すなわち、時刻tにおけるインパルスは、x(t
)なる大きさをもっているものと考えられる。従って、
出力信号)(t)はこの連続したインパルス列の応答8
A〜9Dの和と考えられる。例えば、第6図において、
入力信号x(t)をフィルタFLに入力させた場合、時
刻toにおける出力>(to)は、 時刻t2におけるX(t2)の大きさを持つインパルス
の応答の時刻toにおけるレベルである1 同じく時刻t、 +tOおよび1−、での応答であるす
c、dなど、 過去から未来までの応答の和である。このようにして得
られる出力>(t)は次式で表される。
ここで、h (t)はフィルタFLのインパルス応答で
ある。
上式を周波数領域で表すと、 Y(ω)−H(ω)・ ×(ω) ・・・(2)なる式
で表されることが知られている。
ここで、 Y(ω)は)(t)の周波数領域での表現、
H(ω)はh (t)の周波数領域での表現、X(ω)
はx (t)の周波数領域での表現である。
さて、入力信号が2値NRZ信号であるものとすると、
文字多重信号の送出スdクトルは第7図に示すように、
2値NRZ信号の孤立“1“′パルスx(t)に対し、
60%コサイン−ロールオフΦスペクトル特性を有する
信号)(t)となるものであり、(2)式より H(ω)−Y(ω)/X(ω) ・・・(3)となるH
(ω)(第7図のH(ω)参照)を持つフィルタを構成
すればよいことになる。
次に、(1)式をx(t) 、 >(t)、h(t) 
i;=関する時間間隔Tごとの標本値列X (nT)、
 > (n7)。
h(nT)[以下これをX (n)、 > (n)、 
h (n)で表す]を用いて表現してみる。第8図は、
第6図に示す信号を標本値列x (n)、 > (n)
 、h(n)を用いて表現したものである。すなわち、
サンプリング時点nにおける出力)(n)は、 n+8の時点での入力(if x (n+8)の応答で
あるaと、 x (n+5) 、 x (n)およびx (n −7
)の応答であるす、cおよびdなど 過去から未来までの応答の和となり、次式により表現さ
れる。
」一式は、連続信号のフィルタ出力を表す(1)式に対
応している。そして、 Y(ω)の帯域をω1として(
第7図参照)T≦π/ω1なる条件を満たせば、標本値
系列>(n)から連続信号)(t)を復元し得ることが
標本化定理として知られている。そこで、この条件をみ
たす時間間隔Tにより第7図示のx(t)’[2値NR
Z信号コおよびh (t)[フィルタのインパルス応答
]を標本化しく第9図参照) 、 (4)式を適用すれ
ば、60%コサイン・ロールオフ命スペクトル信号)(
t)の標本値系列>(rl)(第9図参照)がめられる
ことになる。
更に、このh (n)はnが犬きくなるにつれてその値
が小ざくなるので、かかる性質を利用して(4)式を次
式のように近似する。
上式は第1O図に示される回路、すなわち第4図示の回
路の一部をデジタル化した回路によって実現される。こ
こで、10は1クロック遅延素子、11はBeみ出しク
ロック、12は乗算器、13はD/Aコンバータである
。そして、入力x (n)として2値NRZ信号が用い
られているので、1゛′または0”°の値しかとり得な
い。従って、lクロツタ遅延素子10をシフトレジスタ
に置き換えることができる。また、 Il/Aコンバー
タ13およ・びローパスフィルタ8は出力の標本値系列
>(n)から連続信゛号>(t)全復元する回路である
。このように第1゜図においては、乗算器12.加算器
7およびD/Aコンバータ13を用いているが、これら
の部分をアナログ回路で構成した回路が既述の第4図に
相当する。換言すれば、第4図に示す;成衰器6は、シ
フトレジスタ5の出力を抵抗分配する機能を果すもので
あり、第1O図における乗算器12の役割を果たしてい
る。また、第1O図示の係数h (n)の値は、第4図
示の減衰器6の抵抗値を調整して与えられることに相当
する。
しかし、これまで述べてきた第2の手段は、減衰器の温
度特性、アナログ加算精度により誤差が生じ、しかも、
60%コサイン・ロールオフ特性を得るためには減衰器
の調整が容易でなく、よって再現性および保守性が悪い
という欠点がみられる。
従来から知られている第3の手段は、第10図示の回路
を全てデジタル回路により構成したものであり、第11
図に示すように、シフトレジスタ5の各タップ出力15
 [x (n十N) 〜x (n −N)] と各タッ
プ係数信号14 [h (−N)〜h(N) ] とを
それぞれデジタル乗算器16により乗算し、その結果を
デジタル加算器17を用いてデジタル的に加算し、次い
でD/Aコンバータ13.ローパスフィルタ8を介スこ
とにより、θO%コサイン#ロールオフ。スペクトル信
号4を得るものである。
この第3の手段は、第2の手段に比べて高精度、高安定
な出力が得られるものの、乗算器および加算器が多数必
要とされるためローコスト化。
小型化を図ることが困難であった。
本発明の目的は、上述の点に担み、簡略な構成にもjl
yらず良好な特性をギするようにしたデジタル型波形成
形フィルタを櫂供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明では2値信号を入
力とする遅延素子と、少なくとも1個の記憶素子と、D
/Aコンバータと、ローパスフィルタとを備え、その遅
延素子におけるタップ出力の5”ントハターンに対応す
る記憶素子のアドレスに、そのビットパターンに対応す
るフィルタ出力値を記憶させ入力2値信号に応じて記憶
素子から入力2値信号に対応したフィルタ出方値を選釈
して出力し、波形成形を行うよう構成する。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第12図は、本発明を適用したデジタル型波形成形フィ
ルタの第1実施例を示す。ここで18は読み出し専用メ
モリROMを示し、その他の番号1,3,5゜11.1
5.+3.8.4は既に述べたとおりである。
従来から知られている第3の手段として述べた第11図
において、破線で囲まれた部分は既述のよを具体的に回
路化したものである。ここで、入力x (n+N) −
x (n −N)は、”1”または°′O°°の値をと
り(入力信MX(t)が2(iQNRZ信号であるため
)、インパルス応答h(−N)〜h(N)は(3)式で
計算したH(ω)を特開軸で表現しく第7図のh(t)
参照)、それをT間隔で標本化したもの(第9図h (
n)参照)であるから、予め計算を行ってそれぞれ所定
の定数値とすることができる。これを考慮すれば、(5
)式は x (n+N) 、 x (n+N−1) 、 ・= 
、 x (n−N)のビットパターンにより)(n)が
一義的に決定されることを表していることになる。そこ
で、第12図に示すようにRO旧8を使用し、 x (n+N) 、 x (n+N−1) 、−・・、
 x (n−N)のビットパターンで示されるアドレス
に対し。
(5)式に基ついて計算した>(n)の値を予め書き込
んでおくことにより、第11図と等価な機能を果たす回
路が得られる。しかも、これにより必要とすべき素子数
は激減するという効果をもたらす。
ちなみに、第11図示の破線で囲まれた部分については
、乗算器か2N+1個、加算器は2N個、合せて4N+
1個の素子が必要であるが1本実施例の如き回路構成と
した場合には、ROMが1個で済むことになる。
次に、第12図示の本実施例において、ROMl8が必
要とする記憶容量を考察する。アドレスバスは2N+1
木であるので、■アドレスあたりMバイト2に寸1 構成とした場合には、このROM+8は2.XMパイト
の記憶容量と必要とする。従って、希望の波形を成形す
るためにタップ数を大きくしなければならない場合には
、非常に大きな容−賃なROMが必要となる。
そこで、次に記憶容量を減らすだめの改良について述べ
る。
既述の(5)式は、例えば次のように分解することがで
きる。
十N =看(ル)十人C弗つ −L式によれば、>(n)は x (n十N) 、 x (n+N−1) 、 x (
n)なるヒ゛・ントパターンにより一義的に決定される
>+(n)と、x (n−1) 、 x (n−2) 
、 −−−、x (n−N)なるビットパターンにより
一義的に決定される>2(n)との和であるということ
を意味している。そこで、第13図に示すようにROM
を2つに分け、一方のROMについては、 x (n+N) 、x (n+N−]) 、 ・−、x
 (n)のビットパターンで示されるアドレスに対して
>+(n)を記憶させておき、もう一方のROMについ
ては X (n−1) 、 x (n−2) 、 −・−、x
 (n−N)で示されるアドレスに対して>2(n)を
記憶させ、加算器17によりこれら読み出し出力を加算
することにより第12図と等価な機能が実現される。
かくして、第13図は本発明の第2実施例を示すものと
いえる。
第13図示の回路は、第12図示の回路に比べてROM
数は2倍に増すが、同様に1アドレスあたりMバイト構
成と仮定した場合、必要とすべき記憶@都は、 )1を出力するROM ニアドレスバスはNi1木なの
N十人 で、2 XMバイト )2を出力するROM ニアドレスバスはN 禾す(7
)で、2 XMバイト となる。
従ッテ、合計2”’ X M + 2MX M = 2
fil(2+I) X M=2“X3X’Mバイトアン
奈む、と、ユなる。
さらに(5)式は、 1f(It)−ん(−N)刈17L−fM)−fん(−
Mf/)XC<−hW−+)′) の意味であるから、各項を任意に組み合せ、L個の部分
和として)(n)を表現すると、となる。ここで、ml
はそれぞれの部分和を構成する項の数を表わす。
そこで、それぞれの部分和をROM化し、もって第14
図示の回路構成とすれば、第12図および第13図に示
した回路と等価になる。かくして、第14図は本発明の
第3実施例を示すことになる。
本実施例では、必要とすべきROM L個、加算器(L
−1)<TIAであり、第12図示の第1実施例に比べ
(2L−2)個だけ素子数を多く必要とするが、RO)
lに必要とすべき記憶容量は 2“’XM千2°’XM+・・・+2””XMワくイト
となる。よって、Lおよびml’−mLの値を適格に選
択することにより、素子数を余分に増すことなく、RO
Mの記憶容量が非常に小さくて済む回路を構成できる。
次に、2値NRZ信号と標本化の周波数(第9図におい
て、1/Tのこと)との関係について説明する。第9図
に示した標本化周波数(1/T)は、既述の枠木化定理
を満足させるために、2値NRZ信号のクロック周波数
の3倍となるよう仮定して表示した例である。従って、
2値NRZ信号を標本化した場合には、2値NRZ信号
の°°1”および0″にそれぞれ対応して、x (n)
はl゛が3つ。
” o ”が3つ連続した値を持つことになる(第9図
のx (n)参照)。換言すれば、第12図〜第14図
に示した各実施例におけるシフトレジスタ5においては
、1°“または0゛が3個ずつ組になってシフトしてい
ることになる。この様子を示した波形図が第15図であ
る。
第15図は、フィルタに2値NRZ信号を入力した場合
のフィルタ出力の信号波形を、第8図の形式にノルづい
て表現した説明図である。すなわち、2伯NRZ信号の
パルス列を波形成形するためには、孤立パルス°′l゛
のフィルタ応答である60%コサイン・ロールオフ・ス
ペグトルを持つ信号(第15図の18〜23参照)を2
値NRZ信号のパルス列”l” 、”O’“に従って重
ね合せ、標本化定理を満足する時間間隔で出力すればよ
いことを本図が示している。例えば、第15図に示すよ
うに、5つの2値NRZ信号の重ね合せを考えてみる。
すると、本図より明らかな如く、時刻1o、1.および
t2における各々の出力は なる式で表わされる。ここで、>o、’>1および)2
はそれぞれ時刻 t。、tl および t2における波
形成形出力であり、また、5t−95は2値NRZ信号
の′1”’、”oooに対応して°゛1゛または0°’
cr+値をとる。a−2〜a2.b−z〜’12 +C
−、L〜 c2はそれぞれ時刻to、tlおよび t2
における、第15図示の信号19〜23の値である。
なお、第15図から、かかる本実施例は既述の標本化定
理を満足していることか明らかである。
第16図は、本発明の第4実施例を示すものであり、上
述のマトリクス演算を実現すべく構成したものである。
本図において、既に述べた如く、■は文字信号発生器、
5はシフトレジスタ、81〜S5はシフトレジスタの各
ビット出力、18はROM 、 +3はD/Aコンバー
ク、8はローパスフィルタ、4は60%コサイン・ロー
ルオフ・スペクトル信号を示している。
また、24は1/3分周カウンタであり、その173分
周パルス25はシフトレジスタ5をシフトするためのシ
フトパルスとして、また2木のカウンタ出力A0〜A1
はRO旧8のアドレスを指定するために用いる。そして
、文字発生器lから送出される2値NRZ信号の発生周
期をI/fc秒とした場合には、1/3カウンタ24に
導入する入力パルス27の周波数が3fcになり且つこ
れらの両信号が同期して送出されるよう予め構成してお
く。従って、ROM1Bへのアドレス指定は周波数3f
cをもって行われるに対し、シフトレジスタ5への2値
NRZ信号の取り込みは周波数fcをもって行われる。
ここで、ROMl8には、シフトレジスタ5の蓄)hデ
ータ(Sl−S5)および1/3カウンタ出力A、 、
A、によって形成されるビットパターンに対応する各ア
ドレスに対して、それぞれ(8)式記載の>o、>1お
よび>2の値を記憶させておく。
よッテ、ROM18からは1/3カウンタ出力Ao 、
Atのアドレス変化に応じて、)。、>1および)2が
逐次読み出されることになる(読み出し周期は1/3f
c )。その後、シフトレジスタ5に新たナル2偵NR
Z信号が1ビ・ントだけ取り込まれ、再び新たな>o、
>+および>2が逐次読み出される。
以下、同様な動作が繰返される。かかる動作を第1実施
例(第12図参照)の動作と対比した場合には、時刻t
0.t1およびt2において>o、’Jr1および>2
を第12図示のROM18からそ凡ぞれ読み出すことに
対応している。
第17図は、本発明の第5実施例を示す。本実施例にお
いては、RO旧8を3つに分割し、81〜S5のビット
パターンに対応するアドレスに対して出力)。、>1お
よび>2をそれぞれ別々のROMに記憶させておき、デ
ータセレクタ26を用いて>0゜>1および>2を順次
出力する。ここで、出力の切り替えは、読み出しクロッ
ク11に同期して行われる。
次に、第5実施例(第17図参照)において必要とされ
るROM容量と、第1¥施例(第12図参照)および第
2実施例(第13図参照)にお、いて必要とされるRO
M容量とを比較してみる。いま説明の便宜上、第12図
示の総タップ数(すなわち、シフトしジスタの出力水a
)をJ、1アトレースにつきMバイトのROMを使用す
るものと仮定すると、第5実施例(第17図参照)の場
合: Ml実施例と同程度の精度を得るために必要なシフトレ
ジスタのタップ数は、第1実施例におけるシフトレジス
タのタップ数の1/3で済む(第15図参照)。従って
、N/3木のアドレスバスを持つ3 ROMを3個必要とし、3つ合せて2 X3XMバイト
が必要となる。
第1実施例(第12図参照)の場合ニ アドレスバスは3本必要であり、ROMの記憶容量ゴ は2 XM/<イトとなる。
第2実施例(第13図参照)の場合ニ アドレスバスJ/2本のROMが2個必要となるの7.
2つ合ヤーC2≠X2XMバイトが必要となる。
以上より明らかな如く、第5実施例において必要とされ
るROM容量は、Jが太きなるにつれ、第1実施例およ
び第2実施例と比較して格段に少なくて済むことがわか
る。第4実施例(第18図参照)についても同様である
。換言すれば、素子数、コスト、必要なROM容量など
を考慮した場合には、第4および第5実施例が他の実−
施例と比較してより優れた回路となっている。
さらに、上述したROMをRAMに置き換え、もって蓄
積データを随時書き換えることにより、さまざまなスペ
クトルを持つ波形の成形を容易に行うことができる。
最後に、本発明の効果について述べる。
まず、第1実施例(第12図参照)では、シフトレジス
タの出力ビツトパターンにより規定されるアドレスに対
し、対応する出方)(n)の値を記憶させたROMを使
用することにより、従来がら知られている回路に比べて
波形成形部を簡素、安価にすることができる。
次に、第2実施例(第13図参照)および第3実施例(
第14図参照)では、ROMを分割することにより、簡
略な波形成形部の構成を維持したまま、より小容量のR
OMを用いた構成が可能となる。
さらに、孤立パルス°゛lパの出力である60%コサイ
ン舎ロールオフ・スペクトル信号の重ね合せにより波形
成形をなし得るという点に着目して、第4実施例(第1
6図参照)および第5実施例(第17図参照)を構成し
た。かかる実施例は、第1〜第3実施例と比較して素子
数、コス)、ROM容量など総合的な観点からよりすぐ
れている。
このように、本発明によれば、デジタル型波形成形フィ
ルタの構成をより簡易化することができるという効果が
得られる。
また、本発明に係るデジタル型波形成形フィルタによれ
ば、安定性および文字信号送出スペクトル等の精度につ
いて、LC型波形成形フィルタやアナログ型トランスへ
−サルフィルタに比べて格段に向上した特性を得ること
ができる。
なお、簡易な回路によりデジタルデータを任意のスペク
トルを持つ波形に成形することができるという本発明の
特性を利用して、本発明を種々なデジタルデータ伝送分
野に応用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はアイ開口率を説明する線図、 第2図はアイ開口率とアイ開口面積率との関係を示す線
図、 第3図および第4図は従来技術による波形成形手段を示
すブロック図、 第5図ないし第9図は波形成形の原理を説明する線図、 第10図および第11図は従来技術による別の波形成形
手段を示すブロック図、 第12図は本発明の第1実施例を示すブロック図、 第13図は本発明の第2実施例を示すブロック図、 第14図は本発明の第3実施例を示すブロック図、 第15図は本発明の詳細な説明する線図、第16図は本
発明の第4¥施例を示すブロック図、 第17図は未発明の第5実施例を示すブロック図である
。 ■・・・文字信号発生器、 2・・・波形成形フィルタ、 3・・・2値NRZ信号、 4・・・60%コサインQロールオフΦスペクトル信号
、 5・・・シフトレジスタ、 6・・・;戚衰器、 7・・・加算器、 8・・・ローパスフィルタ、 8A〜8D・・・インパルス応答波形、10・・・1ク
ロツク遅延素子、 11・・・読み出しクロック、 12・・・乗算器、 13・・・D/Aコンバータ、 14・・・タップ係数信号[左よりh(−N)。 h (−N十1)、・・・ 、h (N) ] 、15
・・・タップ出力[左よりx (n+N) 。 x (n+N−1) 、 ・−、x (n−N)1.1
6・・・デジタル乗算器、 17・・・デジタル加算器、 1日・・・ROM、 19〜23・・・60%コサイン・ロールオフ・スペク
トル信号、 24・・弓/3分周カウンタ、 25・・弓/3分周パルス、 26・・・データセレクタ。 特許出願人 日 本放送協会 第1図 −2−1012 時間t/T 第2図 0.3 0,40,50,60.7 Q8 0,9 1
.0千1’JH糸抜 第3図 2 第4図 / 84 第11図 第12図 1 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)2値信号を人力とする遅延素子と、少なくとも1個
    の記・[0素子と、D/Aコンバータと、ローパスフィ
    ルタとを(+ifiえ、その遅延素子におけるクンブ出
    力のビットパターンに対応する前記記憶素子のアドレス
    に、そのビ・ントパターンに対応するフィルタ出力値を
    記憶させ入力2値信号に応じて前記記憶素子から前記入
    力2値信号に対応した前記フィルタ出力値を撰択して出
    力し、波形成形を行うようにしたことを4’+徴とする
    デジタル型波形成形フィルタ。 ?)特許請求の範囲第1項記載のデジタル型波形成形フ
    ィルタ1こおいて、前記入力2値信号のクロック周期T
    により前記遅延素子を遅延させ、前記遅延素子における
    タップ出力のビットパターンに対応する前記記+f!素
    子のアドレスに、そのピッI・パターンに対応したフィ
    ルタ出力値を複数個記憶させ、前記人力2仙信号に対応
    した前記フィルi出力値を前記記憶素子から、時間間隔
    Tにつきネ(数個順次に読み出すことにより、波形成形
    を行うようにしたことを特徴とするデジタル型波形成形
    フィルタ。 3)特許請求の範囲第1Jn記載のデジタル型波形成形
    フィルタにおいて、1個の記憶素子を設け、前記入力2
    伯イG号におけるクロック周期Tの2倍以−にのクロッ
    ク周期T′によりriii記遅延素子を遅延させ、前記
    遅延素子におけるタップ出力のビットパターンに対応す
    る前記記憶素子のアドレスに、そのピッI・パターンに
    対応したフィルタ出力値を1個記憶させ、入力2仙信号
    に対応した前記フィルタ出力値を前記記憶素子から前記
    クロック周期T′で読み出すことにより波形成形を行う
    ようにしたことを特徴と干るデジタル型波形成形フィル
    タ。 4)特許請求の範囲第3項記載のデジタル型波形成形フ
    ィルタにおいて、少なくとも2個以上の記憶素子と1個
    以上の加算器とを備え、前記遅延素子のタップ出力を複
    数個に分割し、それぞれのビ・ントパターンに対応した
    フィルタ出力値をそれぞれの記憶素子に記憶させ、前記
    入力2値<=号に対応したそれぞれの記憶素子からの前
    記フィルタ出力値を加算することにより波形成形を行i
    Kうにしたことを特徴とするデジタル型波形成形フィル
    タ。 (以下、余白)
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