JP2011089945A - 非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法 - Google Patents

非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011089945A
JP2011089945A JP2009245179A JP2009245179A JP2011089945A JP 2011089945 A JP2011089945 A JP 2011089945A JP 2009245179 A JP2009245179 A JP 2009245179A JP 2009245179 A JP2009245179 A JP 2009245179A JP 2011089945 A JP2011089945 A JP 2011089945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
nonlinear
optical
nonlinear effect
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009245179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5375519B2 (ja
Inventor
Takahito Tanimura
崇仁 谷村
Hisao Nakajima
久雄 中島
Goji Hoshida
剛司 星田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009245179A priority Critical patent/JP5375519B2/ja
Priority to US12/910,955 priority patent/US8515277B2/en
Publication of JP2011089945A publication Critical patent/JP2011089945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5375519B2 publication Critical patent/JP5375519B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • H04B10/075Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
    • H04B10/079Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using measurements of the data signal
    • H04B10/0795Performance monitoring; Measurement of transmission parameters
    • H04B10/07953Monitoring or measuring OSNR, BER or Q

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】 非線形歪補償に用いることができる非線形歪を検出することができる非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法を提供する。
【解決手段】 非線形効果量検出回路は、光伝送路から受信された光信号を光電変換して得られた電気信号のエラー訂正数に基づいて信号品質を推定する第1推定部と、電気信号を識別する識別演算部の前後の信号に基づいて、非線形効果の影響が除外された信号品質を推定する第2推定部と、第1推定部および第2推定部が推定する信号品質の差分を求めることによって、非線形効果量を取得する非線形効果量取得部と、を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法に関する。
通信ネットワークにおいては、光ファイバを伝送路とした光通信が多く用いられている。近年のネットワークを流れる情報量の増大化に対応するため、光伝送システムの長距離化および大容量化が求められている。しかしながら、光伝送システムの伝送距離および伝送容量は、光ファイバ内の波形歪により制限されている。波形歪には、線形歪と非線形歪とがある。
線形歪には、波長分散、偏波モード分散等が含まれる。線形歪は、光ファイバを伝送した光信号を受信する光受信装置においてデジタルコヒーレント技術およびデジタル信号処理による等化技術、もしくは光学的補償技術を用いることによって補償することができる。非線形歪には、相互位相変調、自己位相変調等が含まれる。光受信装置での非線形歪の補償について、例えば非特許文献1に記載がある。
Kazuo Kikuchi, Optical Express 16, 889-896 (2008)
非特許文献1の技術によれば、光ファイバにおいて生じた非線形歪を光受信装置で補償することができる。しかしながら、非特許文献1の技術では、非線形歪を検出しているわけではない。その結果、非線形歪補償精度に限界がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、非線形歪補償に用いることができる非線形歪を検出することができる非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、明細書開示の非線形効果量検出回路は、光伝送路から受信された光信号を光電変換して得られた電気信号のエラー訂正数に基づいて信号品質を推定する第1推定部と、電気信号を識別する識別演算部の前後の信号に基づいて、非線形効果の影響が除外された信号品質を推定する第2推定部と、第1推定部および第2推定部が推定する信号品質の差分を求めることによって、非線形効果量を取得する非線形効果量取得部と、を備えるものである。
上記課題を解決するために、明細書開示の光受信機は、光伝送路から受信された光信号を光電変換して得られた電気信号のエラー訂正数に基づいて信号品質を推定する第1推定部と電気信号を識別する識別演算部の前後の信号に基づいて非線形効果の影響が除外された信号品質を推定する第2推定部と第1推定部および第2推定部が推定する信号品質の差分を求めることによって非線形効果量を取得する非線形効果量取得部とを備える非線形歪検出回路と、非線形歪検出回路によって検出された非線形歪が減少するように等化器を制御する制御器と、を備えるものである。
上記課題を解決するために、明細書開示の光伝送システムは、光伝送路から受信された光信号を光電変換して得られた電気信号のエラー訂正数に基づいて信号品質を推定する第1推定部と電気信号を識別する識別演算部の前後の信号に基づいて非線形効果の影響が除外された信号品質を推定する第2推定部と第1推定部および第2推定部が推定する信号品質の差分を求めることによって非線形効果量を取得する非線形効果量取得部とを備える非線形歪検出回路と、非線形歪検出回路によって検出された非線形歪が減少するように等化器を制御する制御器とを備える光受信機と、光伝送路を経由して光受信機に信号を送信する光送信機と、を備えるものである。
上記課題を解決するために、明細書開示の非線形歪検出方法は、光伝送路から受信された光信号を光電変換して得られた電気信号のエラー訂正数に基づいて信号品質を推定する第1推定ステップと、電気信号を識別する識別演算部の前後の信号に基づいて非線形効果の影響が除外された信号品質を推定する第2推定ステップと、第1推定ステップおよび第2推定ステップにおいて推定される信号品質の差分を求めることによって非線形効果量を取得する非線形効果量取得ステップと、を含むものである。
明細書開示の非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法によれば、非線形歪補償に用いることができる非線形歪を検出することができる。
光伝送システムを説明するための図である。 光受信機のブロック図である。 等化器の構成例を説明するためのブロック図である。 非線形効果モニタのブロック図である。 制御器による制御の一例を説明するためのフローチャートである。 非線形効果モニタによって検出される非線形効果モニタ量と実際の信号品質劣化量との関係についてのシミュレーション結果について説明するための図である。 非線形効果モニの検出結果に基づいて制御器が等化器を制御した場合の信号品質について説明するための図である。 受信信号の信号配置点近辺での広がりについて説明するための図である。 実施例2に係る光受信機のブロック図である。 実施例3に係る光受信機のブロック図である。 実施例4に係る光受信機のブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1は、光伝送システム100を説明するための図である。図1を参照して、光伝送システム100は、光送信機101、縦続された複数の伝送スパン102を有する光伝送路、および光受信機103を含む。光送信機101は、電気信号に基づいて変調した光信号を光伝送路に出力する。初段の伝送スパン102は、光送信機101から光信号を受信する。この光信号は、途中の複数段の伝送スパン102を経由する。最後段の伝送スパン102は、光受信機103に光信号を送信する。光受信機103は、光信号を電気信号に変換して電気信号を出力する。
各伝送スパン102は、伝送路104、光増幅器105、および波長分散補償モジュール106を備えている。伝送路104は、例えば、光ファイバである。光増幅器105は、例えば、希土類添加光ファイバ増幅器、ラマン増幅器等であり、伝送路104において減衰した光信号を増幅する。波長分散補償モジュール106は、伝送路104において生じた波長分散を補償する。
図2(a)および図2(b)は、光受信機103のブロック図である。図2(a)を参照して、光受信機103は、コヒーレント光フロントエンド部10、アナログ/デジタルコンバータ20、主信号処理部30、非線形効果モニタ40、および制御器50を含む。図2(b)を参照して、コヒーレント光フロントエンド部10は、光部品と電子部品とが集積化されたものであり、偏波制御部11、90°ハイブリッド12、2つの光電変換器(O/E)13、および局発光発信器14を含む。
光受信機103が受信した光信号は、偏波制御部11に入力される。本実施例に適用可能な光信号の変調方式は、特に限定されるものではない。光信号として、例えば、mPSK信号を用いる。偏波制御部11は、光信号から所望の偏光方向の光信号を出力する。90°ハイブリッド12は、局発光発信器14の発振信号に基づいて検波し、位相が互いに90°異なるI相信号およびQ相信号を出力する。
一方の光電変換器13は、I相信号を電気信号に変換して一方のアナログ/デジタルコンバータ20に対して出力する。他方の光電変換器13は、Q相信号を電気信号に変換して他方のアナログ/デジタルコンバータ20に対して出力する。アナログ/デジタルコンバータ20は、受信したアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。デジタル電気信号に変換されたI相信号およびQ相信号は、主信号処理部30に入力される。
主信号処理部30は、等化器31、副等化器32、搬送波位相復元部33、識別演算部34、およびエラー訂正演算部35を備える。等化器31は、線形光波形歪および非線形光波形歪を補償する。
図3は、等化器31の構成例を説明するためのブロック図である。図3を参照して、等化器31は、複数の線形歪補償部301および複数の非線形歪補償部302を有する。1つの線形歪補償部301と1つの非線形歪補償部302とは対であり、1つの歪補償部303を形成する。なお、線形歪補償部301および非線形歪補償部302のいずれが前段であっても後段であってもよい。等化器31は、複数の歪補償部303が縦続接続された構成を有する。したがって、等化器31においては、線形歪補償部301と非線形歪補償部302とが交互に配置されている。その結果、等化器31は、入力された信号に対して線形歪補償と非線形歪補償とを交互に行って、歪補償した信号を出力する。
副等化器32は、等化器31で補償できなかった小さい歪を補償し、歪補償した信号を搬送波位相復元部33に送信する。搬送波位相復元部33は、受信した信号の位相差を検出して復元し、識別演算部34に送信する。識別演算部34は、搬送波位相復元部33から受信した信号をしきい値と比較することにより、シンボルごとに信号を識別する。エラー訂正演算部35は、エラーが起こったときに判定できる冗長部分と実際のデータとを比較して、エラーが起こっている場合にはエラー訂正する。
非線形効果モニタ40は、光受信機103が受信した光信号の非線形光波形歪を検出する。非線形効果モニタ40の詳細は、後述する。制御器50は、非線形効果モニタ40によって検出された非線形光波形歪に基づいて、等化器31の線形歪補償部301および非線形歪補償部302を制御して非線形光波形歪を補償する。
主信号処理部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって構成される。なお、上記ASICには、アナログ/デジタルコンバータ20、非線形効果モニタ40、および制御器50の少なくともいずれかが含まれていてもよい。なお、ASICの代わりに、FPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)等を用いてもよい。
続いて、非線形効果モニタ40の詳細について説明する。図4は、非線形効果モニタ40のブロック図である。図4を参照して、非線形効果モニタ40は、第1推定部41、第2推定部42、および加算器43を備える。第1推定部41は、誤り訂正数/信号品質指標変換部401を備える。第2推定部42は、加算器402,408、2乗器403、平均化部404,407、遅延部405、乗算器406、および信号品質指標演算部409を備える。
加算器402には、搬送波位相復元部33と識別演算部34とから信号が入力される。ここで、搬送波位相復元部33に入力されるI相信号およびQ相信号は、下記式(1)で表される位相のスカラ量(0〜2π)で表すことができる。
+θ+n+δ (1)
:k番目シンボルの変調データ(例えば4値(0°〜270°))
θ:k番目シンボルの位相ノイズおよびオフセット
:k番目シンボルのホワイトガウシアンノイズ
δ:k番目シンボルの非線形ノイズ
搬送波位相復元部33は、上記式(1)から、信号処理によって推定された位相角を差し引いた信号を出力する。具体的には、推定された位相角をθ (est)と定義する。また、θ−θ (est)=Δθと表す。この場合、搬送波位相復元部33の出力信号は、下記式(2)で表すことができる。
+Δθ+n+δ (2)
識別演算部34は、変調データdを出力する。加算器402は、搬送波位相復元部33の出力値から識別演算部34の出力値を差し引いた信号出力する。したがって、加算器402の出力信号は、下記式(3)で表すことができる。
Δθ+n+δ (3)
2乗器403は、加算器402の出力値を2乗して平均化部404に対して出力する。2乗器403の出力信号は、下記式(4)で表すことができる。
Δθ +n +δ +2Δθ+2nδ+2Δθδ (4)
平均化部404は、2乗器403の出力信号の平均値を信号S1として加算器408に対して出力する。ここで、ホワイトガウシアンノイズnは、1シンボルごとに相関がない。したがって、複数シンボルにわたって平均値を算出すると、上記式(4)のうち、2Δθおよび2nδはゼロとみなすことができる。また、非線形ノイズδもランダムであるので、複数シンボルにわたって平均値を算出すると、上記式(4)のうち2Δθδもゼロとみなすことができる。
遅延部405は、2乗器403の出力信号を1シンボル遅延させて出力する。乗算器406は、加算器402の出力信号と遅延部405の出力信号との乗算結果を平均化部407に対して出力する。乗算器406の出力信号は、下記式(5)で表すことができる。
ΔθΔθk+1+nk+1+δδk+1+Δθk+1+Δθk+1+nδk+1+nk+1δ+Δθδk+1+Δθk+1δ (5)
平均化部407は、乗算器406の出力信号の平均値を信号S2として加算器408に対して出力する。ここで、上記と同様にホワイトガウシアンノイズnは1シンボルごとに相関がないので、複数シンボルにわたって平均値を算出すると、nk+1、Δθk+1、nδk+1、およびnk+1δはゼロとみなすことができる。また、非線形ノイズδもランダムであるので、複数シンボルにわたって平均値を算出すると、Δθ=Δθk+1と近似すれば、上記式(5)のうちΔθδk+1およびΔθk+1δもゼロとみなすことができる。なお、非線形ノイズδは、ランダムではあるが、複数シンボルにわたって相関を有するので、複数シンボルにわたって平均値を算出しても、上記式(5)のうちδδk+1はゼロにならないことがある。その結果、信号S1から信号S2を差し引いて出力する加算器408の出力信号は、下記式(6)で表すことができる。
S1−S2=average(n +δ −δδk+1) (6)
ここで、フレーム内の誤り訂正数から誤り率(BER:Bit Error Rate)を算出し、ノイズに起因する位相角の広がりaverage(n +δ )に換算することができる。上記式(6)から、ノイズに起因する位相角の広がりを差し引くことによって、average(δδk+1)が得られる。ここで、δk+1=δ+Δとし、average(Δ)=0とすると、average(δδk+1)=average(δ(δ+Δ))=average(δ +δΔ)=average(δ )となる。したがって、非線形効果の大きさに比例した量(以下、非線形効果モニタ量と称する。)を検出することができる。このように、ホワイトガウシアンノイズには1シンボルごとに相関がなくかつ非線形ノイズには数シンボルにわたって相関があることを利用することによって、非線形効果モニタ量を分離することができる。
本実施例においては、信号品質指標としてQ値を用いる。具体的には、誤り訂正数/信号品質指標変換部401は、BERをQ値に変換する。Q値は、√2erfc−1(2×BER)と表すことができる。信号品質指標演算部409は、加算器408の出力から信号品質指標(Q値)を演算する。この場合、Q=(1/2)×1/(S1−S2)と表すことができる。加算器43は、信号品質指標演算部409によって得られたQ値から誤り訂正数/信号品質指標変換部401によって得られたQ値を差し引く。それにより、非線形効果の大きさに比例した量を検出することができる。
本実施例によれば、識別演算部34の前後の信号と誤り訂正数とを用いて、非線形効果モニタ量を取得することができる。したがって、既存の光受信機の主信号処理部を用いて非線形効果モニタ量を取得することができる。
加算器43の出力結果は、制御器50に入力される。制御器50は、非線形効果モニタ40によって検出される非線形効果モニタ量が減少するように、等化器31を制御する。それにより、高精度に非線形歪を補償することができる。また、非線形効果モニタ40によって検出される非線形効果モニタ量が最小となるように等化器31を制御することによって、非線形歪を最大限に補償することができる。
なお、精度向上のため、誤り訂正数/信号品質指標変換部401は、誤り訂正数nがしきい値Nを超えるまで積算してもよい。この場合、平均化部404,407は、誤り訂正数nがしきい値Nを超えるまでの平均値を出力することが好ましい。
図5は、制御器50による制御の一例を説明するためのフローチャートである。図5を参照して、制御器50は、等化器31に初期値を設定する(ステップS1)。次に、制御器50は、非線形効果モニタ40から非線形効果モニタ量を取得する(ステップS2)。次いで、制御器50は、非線形効果モニタ量を少なくするパラメータ制御方向を推定する(ステップS3)。次に、制御器50は、等化器31のパラメータを、非線形効果モニタ量が少なくなるように制御する(ステップS4)。
次いで、制御器50は、非線形効果モニタ40の出力が規定値μよりも小さいか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5において「No」と判定された場合、制御器50は、ステップS2から再度実行する。ステップS5において「Yes」と判定された場合、制御器50は、フローチャートの実行を終了する。図5のフローチャートによれば、非線形効果モニタ40によって検出される非線形効果モニタ量を小さく制御することができる。それにより、非線形歪を補償することができる。
図6(a)および図6(b)は、非線形効果モニタ40によって検出される非線形効果モニタ量と実際の信号品質劣化量との関係についてのシミュレーション結果について説明するための図である。図6(a)において、横軸は実際の非線形効果量を示し、左側の縦軸は非線形効果モニタ40によって検出された非線形効果モニタ量を示し、右側の縦軸は信号品質劣化量を示す。図6(a)で説明されるように、実際の非線形効果量に対する非線形効果モニタ量と信号品質劣化量とはよく対応している。また、図6(b)で説明されるように、非線形効果モニタ量と信号品質劣化量とは、一対一の関係を維持する。
図7(a)および図7(b)は、非線形効果モニタ40の検出結果に基づいて制御器50が等化器31を制御した場合の信号品質について説明するための図である。図7(a)は非線形効果モニタ40の検出結果の推移を説明するための図であり、図7(b)は信号品質の推移を説明するための図である。図7(a)および図7(b)の横軸は非線形効果モニタ40の検出結果に基づく制御器50による非線形歪補償を開始してからの経過時間を示す。図7(a)の縦軸は非線形効果モニタ量を示し、図7(b)の縦軸は信号品質を示す。
図7(a)および図7(b)を参照して、時間の経過とともに、非線形効果モニタ量が減少するに従って信号品質が期待信号品質に収束されていることがわかる。以上のことから、本実施例に係る非線形効果モニタ40を用いることによって、非線形光波形歪を検出することができ、その検出結果に基づいて非線形歪を補償することができる。その結果、高精度に非線形歪を補償することができる。
なお、非線形効果モニタ40の算出速度を向上させるために、主信号処理部30に雑音を付加する機構が備わっていてもよい。また、エラー訂正演算部35が二段に分離している場合には、誤り訂正数は、一段目のデコーダから抽出してもよく、二段目のデコーダから抽出してもよく、双方の訂正数を統合して生成されたものでもよい。エラー訂正演算部35が二段に分離している例として、軟判定FECと硬判定FECとが連接された構成が挙げられる。
また、本実施例においては信号品質指標としてQ値を用いたが、それに限られない。例えば、受信信号の信号配置点近辺での広がりを用いてもよい。図8(a)は、受信信号の信号配置点近辺での広がりについて説明するための図である。図8(a)において、横軸はI相を示し、縦軸はQ相を示す。信号配置点は、4つの位相(π/4、3π/4、5π/4、7π/4)となり、信号配置点周りの受信信号の分布はガウス分布では以下の式(7)で表わされる。
Figure 2011089945
式(7)で表わされるように、信号配置点周りの揺らぎ量(信号品質)を表すパラメータはσである。「Theodre S. Rappaport, “Wireless Communications-principles & Practice”, Pearson Education, Inc, (1996).」によれば、揺らぎがXを超える確率(Q値−信号品質)は、下記式(8)〜式(10)で表わすことができる。なお、揺らぎXは、図8(b)で表わすことができる。
Figure 2011089945
さらに、最適な信号識別点Zを選択すれば、「山本杲也著、光ファイバ通信技術、日刊工業新聞社(1995)」により、Q値は、信号誤り率(BER)とQ=√2erfc−1(2×BER)との関係で結ばれる。したがって、信号配置点周りの揺らぎ、Q値、および信号誤り率は、本質的に同じものを示す別の指標として用いることができる。
図9(a)は、実施例2に係る光受信機103aのブロック図である。光受信機103aは、偏波ダイバシチ方式の光受信機である。図9(a)を参照して、光受信機103aは、コヒーレント光フロントエンド部10の代わりにコヒーレント光フロントエンド部10aを備える。
図9(b)は、コヒーレント光フロントエンド部10aのブロック図である。図9(b)を参照して、光信号は、偏波ビームスプリッタ15に入力される。偏波ビームスプリッタ15は、光信号を2つの偏光方向の光信号に分岐する。偏波ビームスプリッタ16は、局発光発信器14の発振光信号を2つの偏光方向の光信号に分岐する。90°ハイブリッド12、光電変換器13、およびアナログ/デジタルコンバータ20により、それぞれの偏波光信号がI相およびQ相のデジタル電気信号に変換され、主信号処理部30に入力される。
光受信機103aにおいては、実施例1に係る非線形効果モニタ40を偏波ごとに設けて偏波ごとの非線形効果モニタ量を取得することができる。それにより、高精度に非線形歪を補償することができる。
図10(a)は、実施例3に係る光受信機103bのブロック図である。光受信機103bは、セルフコヒーレント方式の光受信機である。図10(a)を参照して、光受信機103bは、コヒーレント光フロントエンド部10の代わりにコヒーレント光フロントエンド部10bを備え、主信号処理部30の代わりに主信号処理部30bを備える。
図10(b)は、コヒーレント光フロントエンド部10bのブロック図である。図10(b)を参照して、光受信機103bに入力された光信号は、ビームスプリッタ17で2つに分岐される。一方の分岐光は、ビームスプリッタ18でさらに2つに分岐される。ビームスプリッタ18で分岐された光信号は、それぞれ遅延干渉計19に入力される。一方の遅延干渉計19は、光信号を自己遅延干渉させることによって、光信号に含まれるI相を抽出する。例えば、入力された信号を分岐して一方を1ビット遅延させて他方と干渉させることによって、I相を抽出することができる。他方の遅延干渉計19は、光信号を自己遅延干渉させることによって、光信号に含まれるQ相を抽出する。遅延干渉計19が出力した光信号は光電変換器13に入力される。
ビームスプリッタ17で分岐された光信号のうち他方は、遅延干渉計19を経由せずに光電変換器13に入力される。光電変換器13およびアナログ/デジタルコンバータ20の機能は実施例1と同様である。アナログ/デジタルコンバータ20が出力したデジタル電気信号は、主信号処理部30bに入力される。
主信号処理部30bは、等化器31の前段に電場再構築部36を備えるとともに、搬送波位相復元部33の代わりにMPSE(Multi Symbol Phase Estimation)部37を備える。電場再構築部36は、受信した信号情報から、受信した複素光電界を再構築する処理を行う。処理した信号をI相およびQ相の信号として、等化器31に対して出力する。等化器31および副等化器32は、入力された電気信号の歪補償を行い、歪補償を行った電気信号をMPSE部37に対して出力する。MPSE部37は、入力された信号の多値位相評価を行い、識別演算部34に対して出力する。
本実施例においても、識別演算部34の前後の信号と誤り訂正数とを用いて、実施例1と同様の方法に従って非線形効果モニタ量を取得することができる。それにより、高精度に非線形歪を補償することができる。
図11(a)は、実施例4に係る光受信機103cのブロック図である。光受信機103cは、偏波ダイバシチセルフコヒーレント方式の光受信機である。図11(a)を参照して、光受信機103cは、コヒーレント光フロントエンド部10の代わりにコヒーレント光フロントエンド部10cを備え、主信号処理部30の代わりに主信号処理部30cを備える。
図11(b)は、コヒーレント光フロントエンド部10cのブロック図である。図11(b)を参照して、光受信機103cに入力された光信号は、偏波ビームスプリッタ15で2つの偏波方向の光信号に分岐される。分岐された光信号は、それぞれ実施例3の遅延干渉計19、光電変換器13およびアナログ/デジタルコンバータ20で処理され、主信号処理部30cに入力される。
主信号処理部30cは、等化器31の前段に2つの電場再構築部36を備えるとともに、搬送波位相復元部33の代わりにMPSE部37を備える。偏波方向により2つに分岐された光信号に対応するデジタル電気信号は、それぞれ電場再構築部36に入力される。電場再構築部36は、実施例3と同様に複素光電界の再構築処理を行い、処理した信号を等化器31に対して出力する。その他の構成は実施例3と同様である。
本実施例においても、識別演算部34の前後の信号と誤り訂正数とを用いて、実施例1と同様の方法に従って非線形効果モニタ量を取得することができる。それにより、高精度に非線形歪を補償することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 コヒーレント光フロントエンド部
11 偏波制御部
12 90°ハイブリッド
13 光電変換器
14 局発光発信器
20 アナログ/デジタルコンバータ
30 主信号処理部
31 等化器
32 副等化器
33 搬送波位相復元部
34 識別演算部
35 エラー訂正演算部
40 非線形効果モニタ
41 第1推定部
42 第2推定部
43 加算器
50 制御器
100 光伝送システム
103 光受信機
401 誤り訂正数/信号品質指標変換部
402,408 加算器
403 2乗器
404,407 平均化部
405 遅延部
406 乗算器
409 信号品質指標演算部

Claims (10)

  1. 光伝送路から受信された光信号を光電変換して得られた電気信号のエラー訂正数に基づいて信号品質を推定する第1推定部と、
    前記電気信号を識別する識別演算部の前後の信号に基づいて、非線形効果の影響が除外された信号品質を推定する第2推定部と、
    前記第1推定部および前記第2推定部が推定する信号品質の差分を求めることによって、非線形効果量を取得する非線形効果量取得部と、を備えることを特徴とする非線形効果量検出回路。
  2. 前記第2推定部は、シンボルごとに相関がないノイズ成分を複数シンボルの平均化によって除外した信号を用いて、非線形効果の影響が除外された信号品質を推定することを特徴とする請求項1記載の非線形効果量検出回路。
  3. 前記第2推定部は、前記識別演算部の前の信号から後の信号を差し引いて得られる信号の2乗の平均値から、前記識別演算部の前の信号から後の信号を差し引いて得られる信号の隣り合うシンボルの乗算値の平均値を差し引くことによって、非線形効果の影響が除外された信号品質を推定することを特徴とする請求項1記載の非線形歪検出回路。
  4. 前記第1推定部および前記第2推定部は、信号品質としてQ値を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の非線形歪検出回路。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の非線形歪検出回路と、
    前記非線形歪検出回路によって検出された非線形歪が減少するように、等化器を制御する制御器と、を備えることを特徴とする光受信機。
  6. 請求項5に記載の光受信機と、
    光伝送路を経由して前記光受信機に信号を送信する光送信機と、を備えることを特徴とする光伝送システム。
  7. 光伝送路から受信された光信号を光電変換して得られた電気信号のエラー訂正数に基づいて信号品質を推定する第1推定ステップと、
    前記電気信号を識別する識別演算部の前後の信号に基づいて、非線形効果の影響が除外された信号品質を推定する第2推定ステップと、
    前記第1推定ステップおよび前記第2推定ステップにおいて推定される信号品質の差分を求めることによって、非線形効果量を取得する非線形効果量取得ステップと、を含むことを特徴とする非線形効果量検出方法。
  8. 前記第2推定ステップは、シンボルごとに相関がないノイズ成分を複数シンボルの平均化によって除外した信号を用いて、非線形効果の影響が除外された信号品質を推定するステップであることを特徴とする請求項7記載の非線形効果量検出方法。
  9. 前記第2推定ステップは、前記識別演算部の前の信号から後の信号を差し引いて得られる信号の2乗の平均値から、前記識別演算部の前の信号から後の信号を差し引いて得られる信号の隣り合うシンボルの乗算値の平均値を差し引くことによって、非線形効果の影響が除外された信号品質を推定するステップであることを特徴とする請求項7記載の非線形歪検出方法。
  10. 前記第1推定ステップおよび前記第2推定ステップにおいて、信号品質としてQ値を用いることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の非線形歪検出方法。
JP2009245179A 2009-10-26 2009-10-26 非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法 Active JP5375519B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245179A JP5375519B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法
US12/910,955 US8515277B2 (en) 2009-10-26 2010-10-25 Nonlinear distortion detecting circuit, optical receiver, optical transmission system, and method for detecting nonlinear distortion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245179A JP5375519B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011089945A true JP2011089945A (ja) 2011-05-06
JP5375519B2 JP5375519B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=43898530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009245179A Active JP5375519B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8515277B2 (ja)
JP (1) JP5375519B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013514692A (ja) * 2009-12-18 2013-04-25 アルカテル−ルーセント コヒーレント光システムにおける非線形障害監視および緩和のためのキャリア位相推定器
JP2013526152A (ja) * 2010-04-16 2013-06-20 アルカテル−ルーセント 光伝送システムの電子非線形性補償
JP2015056753A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 富士通株式会社 非線形歪み補償装置及び方法並びに光受信器
US9667347B2 (en) 2013-09-11 2017-05-30 Fujitsu Limited Optical transmitter, optical receiver, method of compensating non-linear distortion, and communication apparatus
JP2019180091A (ja) * 2019-06-07 2019-10-17 富士通株式会社 受信装置及び受信方法
US11146332B1 (en) 2020-03-27 2021-10-12 Fujitsu Limited Transmission line monitoring device and transmission line monitoring method
JP2022526847A (ja) * 2019-04-12 2022-05-26 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド 高速ビット誤り率(ber)統計値に基づく光学性能監視

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9294190B2 (en) * 2010-11-08 2016-03-22 Ben-Gurion University Of The Negev, Research And Development Authority Low cost direct modulation and coherent detection optical OFDM
US9300406B2 (en) 2012-08-06 2016-03-29 Skorpios Technologies, Inc. Method and system for the monolithic integration of circuits for monitoring and control of RF signals
CN104253650B (zh) * 2013-06-27 2016-12-28 富士通株式会社 信道内非线性损伤的估计装置及方法
US9673911B2 (en) * 2014-05-13 2017-06-06 Infinera Corporation Tracking nonlinear cross-phase modulation noise and linewidth induced jitter in coherent optical fiber communication links
US9735886B2 (en) * 2014-09-02 2017-08-15 Technion Research And Development Foundation Ltd. Self-coherent robust spectrally efficient optical transmission systems
KR101539196B1 (ko) * 2015-01-19 2015-07-24 연세대학교 산학협력단 코히어런트 광통신 시스템의 수신 장치 및 방법
JP6593003B2 (ja) * 2015-07-21 2019-10-23 富士通株式会社 光送信装置、伝送システム、及び伝送方法
CN108011702B (zh) * 2016-10-28 2021-04-09 华为技术有限公司 一种数据的传输、接收方法及系统
US10263724B2 (en) * 2017-01-30 2019-04-16 Roshmere, Inc. Wavelength-division multiplexing using shared process information
US10742328B2 (en) * 2017-10-09 2020-08-11 Infinera Corporation Individually routable digital subcarriers
KR102331100B1 (ko) 2017-12-11 2021-11-26 한국전자통신연구원 반복 추정에 기반한 자기간섭신호 추정 방법 및 이를 위한 장치
US10819441B2 (en) * 2018-07-19 2020-10-27 Nokia Solutions And Networks Oy Adaptive digital filtering in an optical receiver
US11309959B2 (en) 2020-06-02 2022-04-19 Nokia Solutions And Networks Oy Direct-detection optical receiver capable of signal-to-signal beat interference cancellation
US11611393B1 (en) * 2021-09-08 2023-03-21 Subcom, Llc Spatially resolved monitoring of cable perturbations using multichannel information

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003218794A (ja) * 2002-01-23 2003-07-31 Kddi Submarine Cable Systems Inc 光受信装置
WO2004095740A1 (ja) * 2003-04-23 2004-11-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 光受信装置および光伝送システム
JP2006522508A (ja) * 2003-04-03 2006-09-28 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 光通信システムにおける非線形効果の電気的領域補償
JP2009239555A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Fujitsu Ltd 光伝送システム
JP2010050578A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Fujitsu Ltd 歪補償器、光受信装置およびそれらの制御方法並びに光伝送システム
JP2010057016A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Fujitsu Ltd 光受信機の電力供給制御方法、並びに、デジタル信号処理回路および光受信機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7583755B2 (en) * 2005-08-12 2009-09-01 Ati Technologies, Inc. Systems, methods, and apparatus for mitigation of nonlinear distortion
CN101326749A (zh) * 2005-12-20 2008-12-17 中兴通讯股份有限公司 自适应色散补偿装置及方法
WO2008074085A1 (en) * 2006-12-20 2008-06-26 Ofidium Pty Ltd Non-linearity compensation in an optical transmission
CN101207445A (zh) * 2006-12-21 2008-06-25 华为技术有限公司 一种色散补偿方法和光纤传输系统

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003218794A (ja) * 2002-01-23 2003-07-31 Kddi Submarine Cable Systems Inc 光受信装置
JP2006522508A (ja) * 2003-04-03 2006-09-28 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 光通信システムにおける非線形効果の電気的領域補償
WO2004095740A1 (ja) * 2003-04-23 2004-11-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 光受信装置および光伝送システム
JP2009239555A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Fujitsu Ltd 光伝送システム
JP2010050578A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Fujitsu Ltd 歪補償器、光受信装置およびそれらの制御方法並びに光伝送システム
JP2010057016A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Fujitsu Ltd 光受信機の電力供給制御方法、並びに、デジタル信号処理回路および光受信機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013514692A (ja) * 2009-12-18 2013-04-25 アルカテル−ルーセント コヒーレント光システムにおける非線形障害監視および緩和のためのキャリア位相推定器
JP2013526152A (ja) * 2010-04-16 2013-06-20 アルカテル−ルーセント 光伝送システムの電子非線形性補償
JP2015056753A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 富士通株式会社 非線形歪み補償装置及び方法並びに光受信器
US9667347B2 (en) 2013-09-11 2017-05-30 Fujitsu Limited Optical transmitter, optical receiver, method of compensating non-linear distortion, and communication apparatus
JP2022526847A (ja) * 2019-04-12 2022-05-26 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド 高速ビット誤り率(ber)統計値に基づく光学性能監視
JP7278411B2 (ja) 2019-04-12 2023-05-19 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド 高速ビット誤り率(ber)統計値に基づく光学性能監視
JP2019180091A (ja) * 2019-06-07 2019-10-17 富士通株式会社 受信装置及び受信方法
US11146332B1 (en) 2020-03-27 2021-10-12 Fujitsu Limited Transmission line monitoring device and transmission line monitoring method

Also Published As

Publication number Publication date
US8515277B2 (en) 2013-08-20
JP5375519B2 (ja) 2013-12-25
US20110097075A1 (en) 2011-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5375519B2 (ja) 非線形歪検出回路、光受信機、光伝送システム、および非線形歪検出方法
EP3432488B1 (en) Transmission characteristic compensation device, transmission characteristic compensation method, and communication device
JP5238881B2 (ja) コヒーレント受信機における適応非線形補償
EP2129011A1 (en) Monitor circuit for monitoring property of optical fiber transmission line and quality of optical signal
JP5561500B2 (ja) デジタル受信機及びそれを用いた光通信システム
US11750298B2 (en) Frequency deviation compensation scheme and frequency deviation compensation method
JP5287516B2 (ja) デジタルコヒーレント光受信器
JP6206487B2 (ja) 信号処理装置及び信号処理方法
WO2014155775A1 (ja) 信号処理装置、光通信システム、及び信号処理方法
US9270383B2 (en) Frequency and phase compensation for modulation formats using multiple sub-carriers
US9143265B2 (en) Optical polarization multilevel signal receiving apparatus, optical polarization multilevel signal transmitting apparatus, and optical polarization multilevel signal transmission apparatus
US9712252B2 (en) Adaptive equalizer with coefficients determined using groups of symbols to compensate for nonlinear distortions in optical fiber communications
US9432128B2 (en) Receiver for optical transmission system
CN104509054B (zh) 数字信号处理装置
JP2013038815A (ja) 光ファイバ伝送路の特性および光信号の品質をモニタするモニタ回路
JP6116001B2 (ja) 光送信装置及び光受信装置
Lei et al. A CD adaptive monitoring and compensation method based on the average of the autocorrelation matrix eigenvalue
JP2013038814A (ja) 光ファイバ伝送路の特性および光信号の品質をモニタするモニタ回路及び光受信器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5375519

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150