JP2006520641A - シェービングシステム - Google Patents

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Abstract

シェービングサポート複合体は、角質除去素子または材料を有する。

Description

本発明は、シェービングシステムに関する。
ウェットシェービング式のシェービングシステムでは、肌を撫でるレイザーの摩擦抵抗、毛を切るのに必要な力、および予め存在する肌のダメージへの刺激などの要因が、シェービング時に不快感を与える。ウェット式シェービングシステムの利用により生じる不快感や他の問題は、シェービングサポート材を肌に適用することにより緩和される。シェービングサポート材は、シェービングの前後、またはシェービング中に利用される。
シェービング前および後に利用するシェービングサポート材には、多くの問題がある。シェービング前に利用するシェービングサポート材は、揮発し、あるいはレイザーを繰り返し動かすうちに利用場所から排除される。シェービング後に利用するシェービングサポート材は、シェービング中の肌には存在しないため、利用の時期が遅すぎて、必要な効果が得られない。さらに、シェービング前および後の両方で利用するシェービングサポート材では、シェービング過程に追加のステップが必要となる。
レイザーにシェービングサポート材を含む複合体を取り付けることによって、シェービングサポート材をレイザーに含ませることは、良く知られている。例えばロジャーズ(Rogers)らの米国特許第5,113,585号には、非水溶性マトリクス材料、水溶性シェービングサポートおよび低分子量放出促進剤を含む複合体が示されている。シェービング中に水分と接した場合、複合体から肌に向かって水溶性シェービングサポート材が送られる。放出促進剤は、水中に溶解し、複合体からの水溶性シェービングサポート材の放出を助長する。
米国特許第5,113,585号明細書
本発明は、全般に、肌との係合部を有するシェービングシステムに関し、この連動部は、シェービングサポートマトリクスおよび角質除去素子を有する。
ある態様では、本発明は、刃部と、シェービングサポート複合体を有する肌との係合部とを有するウエット式シェービングシステムに特徴がある。シェービングサポート複合体は、高分子(例えば水溶性高分子)およびシェービングサポート材を含有するシェービングサポートマトリクスを有する。シェービングサポート複合体は、さらに複数の角質除去素子を有し、この素子は、シェービングサポートマトリクスに埋設される。
別の態様では、本発明は、刃部と肌との係合部とを有するウェット式シェービングシステムに特徴がある。肌との係合部は、シェービングサポート複合体を有し、この複合部は、第1の高分子(例えば水溶性高分子)と、該第1の高分子に埋設された複数の角質除去素子とを有する第1の区画、および第2の高分子(例えば非水溶性高分子)を含む第2の区画を有する。第1の区画または第2の区画の少なくとも一方は、さらにシェービングサポート材を有する。
ある実施例では、第1の高分子および第2の高分子の少なくとも一方は、非水溶性である。ある場合には、第2の区画は、第2の高分子に埋設された複数の角質除去素子を有する。第1の区画と第2の区画の両方が、シェービングサポート材を有することも可能である。第1の区画が、シェービングサポート材を含んでも良い。第2の区画が、シェービングサポート材を含んでも良い。第1の区画は、第2の区画の上部に設置したり、第2の区画と水平方向に隣接させることも可能である。ある実施例では、第1および第2の区画は、異なる色である。第1の区画または第2の区画のうち少なくとも一方は、着色剤を含んでも良い。
別の態様では、本発明は、高分子、シェービングサポート材および複数の角質除去素子を含むシェービングサポートマトリクスを有するシェービングサポート複合体に特徴がある。角質除去素子は、シェービングサポートマトリクスに埋設される。
ある実施例では、高分子は、非水溶性である。
別の実施例では、本発明は、第1の高分子および第1の高分子に埋設された複数の角質除去素子を有する第1の区画と、第2の高分子を有する第2の区画とを有するシェービングサポート複合体に特徴がある。第1の区画または第2の区画の少なくとも一方は、さらにシェービングサポート材を含む。
ある実施例では、第1の高分子または第2の高分子の少なくとも一方は、非水溶性である。
別の態様では、本発明は、非水溶性高分子と、シェービングサポート材と、複数の角質除去素子とを有するシェービングサポート複合体に特徴がある。ある実施例では、シェービングサポート材および角質除去素子は、単一の層に設置される。ある場合には、シェービングサポート材は、非水溶性高分子の第1の部分に設置され、角質除去素子は非水溶性高分子の第2の部分に設置される。
別の態様では、本発明は、刃部および肌との係合部を有するウェット式シェービングシステムに特徴がある。ウェット式シェービングシステムの肌との係合部は、シェービングサポート複合体と角質除去材料(例えばメッシュまたはネット材料)を有する。シェービングサポート複合体は、高分子とシェービングサポート材を含むシェービングサポートマトリクスを有する。
ある実施例では、剥離材料は、シェービングサポートマトリクスの肌との係合部に埋設される。ある実施例では、シェービングサポートマトリクスは、剥離材料の上部に設置される。
上述の態様には、いずれの場合にも、1または2以上の以下の特徴が含まれても良い。ある実施例では、角質除去素子は、果物の種、果物石、ナッツの殻、丸いまたは繊維状の植物素材、高分子、ミネラル成分、またはこれらの組み合わせである。ある場合には、角質除去素子は、丸いココナッツの殻、丸い杏の種、丸い桃の種、丸いオリーブの種、丸い胡桃の殻、丸いアーモンドの殻、丸いペカンの殻、丸いヘチマ、トウモロコシの粒、丸いオートミール、高分子ビードもしくは顆粒状高分子、ホホバワックスビード、米糠、シリカ、砂もしくは他の鉱物、軽石砂、粘土またはこれらの組み合わせである。角質除去素子は、マイクロカプセル化することができ、各マイクロカプセルは、外表面および内部空間を定める。ある場合には、マイクロカプセルの内部空間には、α−ヒドロキシ酸またはβ−ヒドロキシ酸のような化学的角質除去剤が含まれる。ある場合には、マイクロカプセルの外表面には、角質除去剤が含まれる。これとは別に、あるいはこれに加えて、マイクロカプセルの外表面には、シェービングサポート材が含まれる。シェービングサポート材は、ポリエチレン酸化物であっても良い。シェービングサポート材は、ビタミンE、アロエ、ベビーオイル、アボカドオイル、ブドウの種のオイルまたはオリーブアーモンドオイルであっても良い。ある実施例では、角質除去素子は、着色剤を含む。高分子は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアセタール、ポリカプロラクトン、ナイロン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリカーボネート、ポリウレタンおよび/またはエチレンビニルアセテート共重合体としても良い。シェービングサポート複合体は、さらに着色剤を含んでも良い。
実施例では、1または2以上の以下の特徴が含まれても良い。角質除去によって、肌の外観および肌触りが改善される。角質除去中に、肌に潤滑剤または保湿剤を与えることにより、例えば肌の敏感な部分に生じる可能性のある角質除去の不快感を、低減させ、解消させることができる。ユーザーは、角質除去とシェービングを同時に行えるため、スキンケアの時間は低減される。角質除去剤は、毛穴の直下で拘束されている毛を開放することを助長する。さらに、角質除去剤は、毛がレイザーの刃によって切断される直前に、毛の方向を整えることが好ましく、これにより密着した効果的なシェービングが可能となる。
本発明の他の特徴および利点は、以下の記述および図面、および特許請求の範囲の記載から明らかとなるであろう。
図1を参照すると、ウェット式シェービングシステム8は、米国特許第5,787,586号に示されている形式の脱着可能型シェービングカートリッジ10を有する。上記特許は、本願と同じ譲受人に譲渡されたものであり、ここでは参照文献として取り入れられている。図1のウェット式シェービングシステム8は、脱着可能型カートリッジを有し、ある実施例では、これはレイザーハンドルと一体化されたシェービングヘッドを有し、一つまたは複数の刃の切れ味が悪くなった場合、ユニットとしてレイザー全体が廃棄される。
シェービングカートリッジ10はハウジング16を有し、このハウジングは、3枚の刃18と、ガード20と、細長い差込部品形状のシェービングサポート複合体22とを保持する。シェービングサポート複合体は、カートリッジの後方にある開口に固定され、シェービングサポートマトリクス24と角質除去素子26を含んでいる。図1において、角質除去素子は、シェービングサポートマトリクスに埋設されている。使用されるマトリクス材料に応じて、角質除去素子は、シェービング中に、例えばマトリクスの摩耗によって複合体から放出され、あるいはシェービング中にその位置に留まる。
図2には、シェービングサポート複合体110が示されている。シェービングサポート複合体110は、潤滑性または保湿性シェービングサポートマトリクス112(例えばポリマー混合物)を有し、その中には角質除去素子114が埋設されている。角質除去素子114は、シェービングサポートマトリクス112全体に埋設される。
図3には、角質除去部226を備えるシェービングサポート複合体210を示す。角質除去部は、高分子マトリクス212と、マトリクスに埋設された角質除去素子216を含む。シェービングサポート複合体210は、さらに潤滑性または保湿性シェービングサポートマトリクス214を有するシェービングサポート材部分222を備える。角質除去部226は、シェービングサポートマトリクス214の上部に設置されるが、マトリクスの表面の一部は被覆されない。角質除去部226は、例えば近似的にシェービングサポートマトリクス214の表面の2/3を占める。従って、シェービング中に、シェービングサポートマトリクス214の露出表面を利用して、ユーザーの肌の方にシェービングサポート材を放出することができる。
角質除去部226は、例えば、いかなるシェービングサポート材も含まず、スチレンのような硬い分子からなるマトリクス中に設置された角質除去粒子を有し、シェービングサポートマトリクス214は、硬い高分子(同じ高分子または異なる高分子)のマトリクスおよびシェービングサポート材を含む。そのような場合、角質除去層は、シェービングサポートマトリクスと同じシェービングサポート材を含み、あるいは角質除去層とシェービングサポートマトリクスは、異なるシェービングサポート材を含む。角質除去部およびシェービングサポート材部分のマトリクス組成は、以下に詳細に示す。
図3Aおよび3Bでは、シェービングサポート材部分222は、縦に長く伸びた部分322と328を有する。さらに複合体210は、部分322と328をつなぐ接続部330を備え、この接続部は、追加的に、カートリッジの対になる受領部に複合体を固定する役割を有する。
部分322と328および接続部330は、部分226の露出表面を除く、全ての部分を取り囲み、部分226の保持が可能となる。部分322、226、328は、例えば長さが約1.20インチから1.35インチの間(より好ましくは約1.25インチから約1.275インチの間)にあり、幅が約0.07インチから約0.11インチの間(より好ましくは約0.085インチから約0.095インチの間)にある。各部分322、226、328は、例えば以降に示す非水溶性高分子のような高分子マトリクスを有する。各部分の非水溶性高分子は、他の部分の非水溶性高分子と相互に異なっても、同じであっても良い。また、各部分は、シェービングサポート材を含んでも良く、一方のシェービングサポート材は、他の部分のシェービングサポート材と異なっても、同じであっても良い。
角質除去素子216は、研磨粒子を含んでも良く、例えば丸い果物の種および石(例えば、杏、桃、アボカドまたはオリーブの種や石)、丸いナッツの殻(例えば胡桃、アーモンド、ココナッツまたはペカンの殻)、丸いまたは繊維状の植物素材(例えば、ヘチマ、とうもろこしの粒、オートミール)、高分子ビードもしくは顆粒状高分子(例えば、ポリスチレンビード、ポリエチレンビード)、ホホバワックスビード、米糠、シリカ、ミネラル、顆粒状ミネラル成分(例えば砂、軽石の砂)、粘土またはこれらの組み合わせがある。角質除去素子は可溶性であっても良い。角質除去素子は、ユーザーの肌と最初に接するときは研磨剤として、その後水分あるいはシェービングクリームおよびジェルと接した際には溶解するような材料(例えば海塩)としても良い。ある実施例では、角質除去素子は、(例えば肌との接触で損耗するような)生体崩壊性であっても良い。
これとは別に、あるいはこれに加えて、角質除去素子216は、α−またはβ−ヒドロキシ酸のような化学的角質除去剤を含んでも良い(例えばクエン酸、乳酸、グリコール酸、酒石酸)。そのような場合、化学的角質除去剤は、マイクロカプセル中に収容されても良く、このマイクロカプセルがシェービング中に壊れることにより、角質除去剤が放出される。この場合、一般にはシェービング中に摩耗し、あるいは溶解するマトリクス材料を用いることが好ましい。これにより新しいマイクロカプセルが出現して、中身が放出された古いマイクロカプセルと置換されるからである。好適なマイクロカプセルは、約50μm以下から約1000μmの寸法範囲にある。マイクロカプセルは、押出処理中、または成形処理中に、例えば熱感受性酸が分解することを防ぐことにより、角質除去剤を保護することが可能である。
通常、角質除去素子は、好適な硬度、粗さおよび/またはシェービング中に、角質除去素子が、肌から古くなった剥離物を除去するのに十分な粘着性を有する。角質除去素子は、シェービング中に崩壊しない程度に十分に硬くされ、あるいは必要に応じて軟らかくされる。
角質除去素子は、径が約2μmから約1000μmの間(例えば約200μmから500μmの間)の粒子としても良く、アスペクト比は、約1から約2の間(すなわち球乃至長円)にしても良い。角質除去素子は、粉末状ヘチマ繊維のような繊維形状であっても良く、この場合角質除去素子は、2よりも大きなアスペクト比を持つ。ある実施例では、シェービングサポート複合体の角質除去素子は、通常均一な寸法である。別の実施例では、シェービングサポート複合体の角質除去素子は、異なる寸法である。
シェービングサポート複合体は、約5%から約90%の間の角質除去素子(例えば約10%から約60%の間の角質除去素子、約10%の角質除去素子)を含む。これらの百分率は、角質除去素子と、角質除去素子が設置される高分子マトリクス(高分子および追加のシェービングサポート材および他の添加物)の全重量に基づいて、重量単位で示したものである。従って、例えば40%の角質除去素子を含む複合体では、高分子マトリクスは60%となり、この高分子マトリクスは、例えば非水溶性高分子、または水溶性高分子と非水溶性高分子の混合物と、1または2以上のシェービングサポート材と、追加の他の添加物とを含む。
図1に示すシェービングサポートマトリクス24は、非水溶性高分子(例えば、高成形性ポリスチレンまたはポリプロピレンのような非水溶性高分子)とシェービングサポート材を有する。図1に示す実施例では、角質除去素子とシェービングサポート材は、ともに単一の構成体に含まれ、すなわち角質除去素子は、シェービングサポート材を含むマトリクス内に設置される。シェービングサポート材は、長期にわたって放出することができる。シェービングサポート材を長期にわたって放出するシェービングサポート複合体は、例えば米国特許第6,442,839号に示されており、その内容は、本願の参照文献として取り入れられている。以下に示すように、角質除去剤も長期間、放出することができる。シェービングサポートマトリクス24は非水溶性高分子を含むが、ある実施例では、シェービングサポート複合体のシェービングサポートマトリクスは、いかなる非水溶性高分子も含まない。例えばシェービングサポートマトリクスは、実質的にシェービングサポート材で形成され、実質的に非水溶性高分子を含まないようにすることができる。
例えば上述の図3に示すような、分離した角質除去部および潤滑部を備える実施例では、角質除去素子が埋設されたマトリクスは、潤滑部に比べて低量のシェービングサポート材を含み、あるいは必要であれば、完全にシェービングサポート材を含まないようにすることができる。非水溶性マトリクス中のシェービングサポート材の存在は、マトリクスを弱める傾向にあり、摩耗が容易に生じ易い。従って角質除去部のマトリクス内のシェービングサポート材を低減または除去することにより、通常、角質除去部がより長期間、角質除去素子を保有するようにできる。角質除去素子は、シェービング中に放出されることが好ましく、次にシェービングサポート材が角質除去部に取り込まれ、角質除去素子がより容易に摩耗するようになる。ある実施例では、シェービングサポートマトリクス(例えば、シェービングサポートマトリクスの角質除去部)は磨耗性を高めるように改良される。例えば、ポリスチレンおよび/またはポリエチレン酸化物(例えばPOLYOXポリマー)を含むシェービングサポートマトリクスに、ポリカプロラクトンを添加して、シェービングサポートマトリクスの磨耗性を高めることができる。これとは別に、あるいはこれに加えて、本質的に摩耗しやすいマトリクス材料中に、角質除去素子を埋設することもできる。例えば、1または2以上の硬石鹸またはワックスを含むシェービングサポートマトリクス中に、角質除去素子を埋設することができる。シェービングサポートマトリクスは、実質的に硬石鹸および/またはワックスで構成され、非水溶性高分子は含まない。
好適な非水溶性高分子には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ブタジエン−スチレン共重合体(例えば、中充填および高充填ポリスチレン)、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリカプロラクトン、ナイロン、ポリウレタン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、エチレンビニルアセテート共重合体、およびポリプロピレン/ポリスチレン混合物のような混合物等がある。
一例として、シェービングサポートマトリクスは、ポリカプロラクトン(例えば重量比で5%)、ポリエチレン酸化物(例えば重量比で75%)およびポリスチレン(例えば重量比で20%)の混合物を含む。
上述のように、シェービングサポートマトリクスは、高分子と、シェービングサポート材と、任意の他の添加物とで構成される。シェービングサポートマトリクスは、重量比で約95%まで(例えば重量比で約5%、および重量比で約95%)の非水溶性高分子、および/または重量比で約5%から重量比で約95%の間(例えば重量比で約20%)のシェービングサポート材を含む。シェービングサポートマトリクスは、非水溶性高分子を有し、これは重量比で約5%から重量比で約85%の間であって、重量比で約5%から重量比で約50%の間であることが好ましく、重量比で約15%から重量比で約40%の間であることがより好ましく、重量比で約25%から重量比で約30%の間であることがさらに好ましい。従って、例えば約50%の高分子を含むシェービングサポートマトリクスは、約50%のシェービングサポート材を含む(さらに酸化防止剤および/または着色剤のような他の微量成分を含む)。ある実施例では、シェービングサポートマトリクスは、重量比で約65%から重量比で約80%の非水溶性高分子を含む。好適な非水溶性高分子は、ポリスチレンであって、Nova C2345ポリスチレンのような多目的ポリスチレン、あるいはBASF 495Fポリスチレンのような高充填ポリスチレン(すなわちポリスチレン−ブタジエン)が好ましい。シェービングサポートマトリクスは、十分な量の非水溶性高分子を含み、製造段階および使用段階において、適切な機械的強度を提供する。
ある実施例では、角質除去部のマトリクスはシェービングサポート材を含まず、マトリクスは、非水溶性高分子および他の所望の添加物で構成される。
好適なシェービングサポート材について以下に示す。
シェービングサポートマトリクスは、さらに通常のシェービング成分および複合成分を有しても良い。例えば、シェービングサポートマトリクスは、ポリエチレングリコールのような低分子量水溶性放出促進剤(例えば重量比で約1%から約10%の間)、着色剤、酸化防止剤および/または防腐剤を含んでも良い。水溶性放出促進剤は、米国特許第5,113,585号に示されており、本願の参照文献として取り入れられる。
着色剤がシェービングサポート複合体に含有されても良い。シェービングサポートマトリクスは、例えば重量比で約0.1%から約8.0%の間(例えば約0.5%から約4.0%の間)の着色剤を含む。ある実施例では、着色剤は、シェービングサポート複合体に含まれる角質除去素子の種類を表示するために使用される。例えば緑の着色剤は、角質除去素子としてアボカド石の顆粒の存在を表示するために用いられる。
好適なシェービングサポート材は、シェービング特性を高める物質を含む。シェービングサポート材は、例えばシェービングの快適性を向上する(例えば肌に潤滑性を与え、シェービング効率を向上し、ヒゲの調整、または肌の調整を行う)。一例として、シェービングサポート材は、ポリエチレン酸化物、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルイミダゾリンおよびポリヒドロキシエチルメタクリレートのような潤滑性水溶性高分子;ヒゲの柔軟化剤;シリコンオイル、ミネラルオイル、ベビーオイル、アボカドオイル、ブドウの種のオイルおよびオリーブアーモンドオイルのようなオイル;肌の治癒を促進し、あるいは肌の出血を抑制する物質;メンソール、ユージノール、オイカリプトール、サフロールおよびメチルサリチレートのようなエッセンシャルオイル;洗浄剤;非揮発性冷却剤;シクロデキストリンを有する肌鎮静剤の包含錯体;芳香剤;ビタミンE(ビタミンEアセテートのようなビタミンEの通常の形態を含む);ビタミンAおよびB−カロチン;果物抽出物または濃化物;パンテノールおよびアロエ;かゆみ止め/反対刺激剤;抗菌/角質溶解剤;抗炎症剤;およびアストリンゼンを含む。
シェービングサポート材が所望の効果を発揮するには、十分なシェービングサポート材が必要である。シェービングサポートマトリクスは、例えば重量比で約15%から約85%の間の潤滑性水溶性高分子を含む(例えば約20%から約80%の間であって、約40%から約75%の間であることが好ましい)。シェービングサポートマトリクスは、さらに、例えば重量比で約0.01%から約5.0%の間(例えば約0.05%から約1.0%の間)のビタミンE(またはビタミンEの一般形態)を含んでも良い。
好適な潤滑性水溶性高分子は、ポリエチレン酸化物である。好適なポリエチレン酸化物には、商標名POLYOX高分子(ダウケミカル社製)およびALKOX高分子(明成化学製、京都)で取引されているものがある。これらのポリエチレン酸化物は、分子量が約100,000から約600万の間にあることが好ましく、約300,000から約500万の間にあることがより好ましい。最も好適なポリエチレン酸化物は、平均分子量が約500万(例えばPOLYOX COAGULANT)の、約40%から約80%の間のポリエチレン酸化物と、平均分子量が約300,000(例えばPOLYOX WSR−N−750 高分子)の、約60%から約20%の間のポリエチレン酸化物の混合物を有する。ポリエチレン酸化物の混合物は、さらにPEG−100またはCarbowax 4600のような、重量比で約10%までの低分子量(すなわちMW<10,000)のポリエチレングリコールを含むことが好ましい。
図1のシェービングカートリッジの刃の上部に示されている、シェービングサポート複合体22は、シェービングユニットと肌との接触部(例えばカートリッジ以外の部分)のいずれの箇所に設けられても良く、適切ないかなる寸法または形状にも加工製作できる。例えば、複合体は、本願の参照文献として取り入れられる米国特許第4,586,225号に示されているように、シェービングユニットに収容されても良い。
図4には、シェービングサポート複合体310を示す。この複合体は、本願の参照文献として取り入れられる米国特許第5,956,848号に示されているものと同様の形状である。シェービングサポート複合体310は、部分314と318および接続部319を有する。部分314と318は、非水溶性高分子とシェービングサポート材を含む。さらにシェービングサポート複合体310は、中央部316を有し、この部分は、角質除去素子320が埋設された高分子マトリクスを有する。中央部316の高分子マトリクスは、非水溶性高分子と、着色剤とを含み、さらに追加でシェービングサポート材および/または他の添加剤を含んでも良い。
ある実施例では、図4のように、角質除去素子は中央部316には含まれるが、部分314と318には含まれない。別の実施例では、部分314と318には、角質除去素子が含まれるが、中央部316には含まれない。さらに別の実施例では、部分314、316、および318は、全て角質除去素子を含む。ある場合には、部分314と318の一方に角質除去素子が含まれ、他の部分には含まれない。
シェービングサポート複合体は、射出成形法や押出成形法等の、いかなる適当な方法で加工製作しても良い。
一例として、シェービングサポート複合体は、例えば10トンの射出成形機(例えばVan Dorn 80)を用いて、射出成形法で形成される。射出成形処理を用いて、シェービングサポート複合体を成形することができ、これはシェービングカートリッジに取り付けられ、および/またはシェービングカートリッジと一体化されたシェービングサポート複合体が成形される。ある実施例では、融点は、約208゜Fから約360゜Fである。射出圧力は、約50psiから約800psiであり、および/またはサイクル時間は約50秒である。射出温度は、約100゜Fであり、および/または水温は約90゜Fである。射出速度は、約1mm/秒である。
別の例では、シェービングサポート複合体は、単一の押出処理で形成される。この場合、角質除去素子およびシェービングサポートマトリクス材料は、互いに混合され、同時に押し出され、研磨剤が潤滑性または保湿性マトリクス全体に分散されたシェービングサポート複合体が形成される。処理中に、角質除去素子は、重量比で約0.01%から重量比で約50%の間(例えば、重量比で約4%から重量比で約10%の間)で、押出機に搬送される。押出処理によって製作されるシェービングサポート複合体の連続ストランドは、インサートのサイズに切断され、レイザーカートリッジに取り付けられる。
熱感受性化学角質除去剤を押出処理に使用する場合、比較的低温で処理できるマトリクス材料(例えばポリエチレン)を用いることが好ましい。
あるいは、図2のシェービングサポート複合体は、高分子マトリクス成分のシートの押出法およびカレンダ法で製作しても良い。また機械的なプレス法によって、カレンダ処理中にあるいは処理後に、角質除去素子をシートに圧入しても良い。シートはその後、レイザーカートリッジに使用される寸法に切断される。
図2のシェービングサポート複合体を製作する別の処理では、角質除去素子を含有する高分子マトリクスを型に成形するステップが含まれる。そのような処理では、シェービングサポートマトリクス材料と角質除去素子が混合され、加熱されて溶融混合物が形成され、その後所望の形状の型に流し込まれる。次に得られたシェービングサポート複合体は、型から取り外され、シェービングカートリッジに取り付けられる。
図3乃至3Bのシェービングサポート複合体は、例えば同時押出処理によって形成される。同時押出処理装置は、通常2つの押出機を備え、これを用いてシェービングサポートマトリクス材料を有する角質除去素子を含む層が同時に押し出され、角質除去層が、シェービングサポートマトリクス層の上部に、あるいはシェービングサポートマトリクスと隣接するように設置される。
押出機は、同じまたは異なる温度で、同じまたは異なる速度で作動しても良い。各押出機のバレル温度は、約325゜Fから約375゜Fの3つの領域に設定され、金型/バレル接続部の第4のヒーターは、約375゜Fに設定され、金型の第5のヒーターは、約375゜Fから約400゜Fの範囲にされる。両材料は、ほぼ最終製品の寸法と形状にされて、金型ヘッドから排出される。最終寸法は、寸法合わせ/冷却装置によって定められ、この装置は、一連の形成ローラーを用いて、押出品を冷却しながら、最終製品の形状を形成する。シェービングサポート複合体は、通常、単位分あたり約50フィートの速度で押し出される。
冷却後に複合体は、適当な長さに切断され、レイザーカートリッジに取り付けられる。
(実施例1)
シェービングサポート複合体を単一の押出ストリップを有するように製作した。角質除去粒子は、全体に分散された。複合体は以下の組成であった。
Figure 2006520641
(実施例2)
同時押出シェービング複合体を、着色された角質除去ストリップ材料と、角質除去材を含まない白色系材料とで構成されるように製作した。この例では、角質除去部は、シェービングサポート材(Polyox)を含む。
Figure 2006520641
(その他の実施例)
別の実施も可能である。
図5に示すように、シェービングサポート複合体810は、部分812と814を有する。部分812と814は、図のように相互に隣接させても良く、あるいは一方の部分を他の部分の上部に部分的に設置することもできる。部分812は、高分子マトリクス813と、角質除去素子816を含む。部分814は、高分子マトリクス815と、角質除去素子818を含む。角質除去素子816は、角質除去素子818と同じ材料であっても、異なる材料であっても良い。部分812と814は、それぞれのシェービングサポート材を有しても良く、あるいは一方のみがシェービングサポート材を有しても良い。シェービングサポート材が各部分に含まれる場合、一方のシェービングサポート材は、他方のシェービングサポート材と同じであっても異なっても良い。
ある実施例では、シェービングサポート複合体は、2つの部分を有し、一つの部分は、実質的に他の部分の表面全面に設置される。例えば図6では、シェービングサポート複合体910は、第1の層912と、その下の第2の層914とを有する。シェービングサポート複合体910がレイザーカートリッジに設置された場合、層912が露出層(すなわち肌と接する層)となる。層912と914は、いずれもシェービングサポートマトリクスを含む。層912は、角質除去素子916を含む。層912は、ある着色剤(例えば緑の顔料または色素)を含み、層914は、別の異なる着色剤(例えば黄色の顔料または色素)を含む。ある場合には、層914は、さらに角質除去素子を含む。
角質除去素子は、例えば、保湿剤または芳香剤と組み合わせた保湿剤のような、シェービングサポート材を含有したマイクロカプセルにしても良い。マイクロカプセルは、使用時に壊れ、シェービングサポート材が放出される。ある実施例では、マイクロカプセルは、それ自体が角質除去素子として作用する。カプセル自体、あるいはカプセルが壊れた際に放出されるその内容物は、角質除去に適した寸法、形状または粗さとなっている。角質除去マイクロカプセルは、別の角質除去素子を有しても良い。マイクロカプセルは十分に厚い壁を持ち、例えば押出処理の間、マイクロカプセルには、酸素が侵入できない。例えばマイクロカプセルは、セルロースまたはポリウレタン系のものである。
ある実施例では、角質除去素子は、少なくとも一つの別のシェービングサポート材、例えばオイルまたはビタミン、によって被覆される。そのような場合、シェービングサポートマトリクスは、その中に水溶性潤滑剤(例えばポリオックス)を十分に含み、シェービング中に、シェービングサポート材がユーザーの肌に達するようにする必要がある。例えば角質除去粒子にオイルが塗布されている場合、粒子がストリップに留まり、オイルが肌に到達しない可能性がある。しかしながら水溶性潤滑剤が存在する場合は、角質除去粒子から移動したあらゆるオイルが、肌に到達し得る。
角質除去素子は、水溶性であっても、ある期間経過後にあるいは使用中に溶解するような、部分的な水溶性であっても良い。角質除去素子は着色されても良く、例えばユーザーに対してその成分を表示する。緑の角質除去素子は、ユーザーに対して、素子がビタミンEを含むことの合図となり、青の角質除去素子は、ラノリンを含むことの合図となる。
シェービングサポート複合体は、異なる種類のウェット式シェービングシステム(例えば異なる配置のシェービングシステム)にも利用できる。例えば図7には、シェービングシステム700が示されており、このシステムは、ハウジング703を備えるカートリッジ702と、キャップ704と、ガード706と、刃708とを有する。シェービングサポート複合体710は、シェービングサポートマトリクス712および角質除去素子714を含み、キャップ704と刃708との間に設置される。図8には、ウェット式シェービングシステム750を示すが、このシステムは、ハウジング753を備えるカートリッジ752と、刃754と、シェービングサポート複合体756とを有し、複合体には角質除去素子は含まれていない。ウェット式シェービングシステム750はさらに、2つのシェービングサポート複合体758と760を有し、これらの各々は、シェービングサポートマトリクス762と、角質除去素子764とを含む。ウェット式シェービングシステムは、ブラウン(Brown)らの米国特許第6,185,823号により詳しく示されており、本願の参照文献として取り入れられている。
シェービングサポート複合体は、レイザーカートリッジの異なる位置に設置しても良い。複合体は、ガード、キャップおよび/またはクリップ上に用いても良く、角質除去と潤滑性付与が同時に可能となる。シェービングサポート複合体は、(例えばシェービングサポート複合体を、カートリッジに装着および/または貼り付けて)ウェット式シェービングシステムに取り付けることができる。例えば、シェービングサポート複合体は、ストリップの形状にすることもでき、これは、例えばストリップをカートリッジに貼り付けて、あるいはストリップをカートリッジに装着して、レイザーカートリッジに取り付けることができる。ある実施例では、シェービングサポート複合体は、ハンドルを備えるカートリッジの一部に設置されて、カートリッジに接続される。
ある実施例では、ウェット式シェービングシステムのカートリッジハウジングの全てまたは一部は、シェービングサポート複合体で構成される。図9では、ウェット式シェービングシステム780は、ハウジング784を備えるカートリッジ782と、ガード786、788と、刃790と、シェービングサポート複合体792とを有し、この複合体は角質除去素子を含まない。カートリッジハウジング784は、シェービングサポートマトリクス794と、角質除去素子796とを有するシェービングサポート複合体で構成される。カートリッジハウジング784は、例えば射出成形処理によって構成される。
ある実施例では、図10乃至12のように、シェービングサポート複合体は、通常のウェッジ形状である。ウェッジには、シェービングカートリッジが、例えば貼り付けにより取り付けられる。図10では、ウェッジ形状のシェービングサポート複合体410は、縦長の部分412、414、418を有し、各部分は、縦長の露出表面を有する。シェービングサポート複合体410はさらに、接続部420を有する。部分412、414、418は、それぞれ、シェービングサポートマトリクス(すなわち非水溶性高分子およびシェービングサポート材)を有する。各部分のシェービングサポートマトリクスは、他の部分と相互に異なっていても、同じであっても良い。図10では、部分414は、角質除去素子422を含む。
図11では、シェービングサポート複合体510は、2つの縦長部512と514を有する。部分514は、角質除去素子516を含む。部分512と514は、それぞれシェービングサポートマトリクスを有する。
図12では、シェービングサポート複合体610は、シェービングサポートマトリクス612と、角質除去素子614を含む。
上述の図3Aの実施例では、少なくとも一つの部分322、328、330は、シェービングサポート材を有するが、別の方法として、シェービングサポート材は、角質除去部226にのみ設置され、部分322、328、330には、シェービングサポート材は実質的に設置されない。
別の実施例では、シェービングサポート複合体は、角質除去素子を有し、調節が可能である。(例えばシェービングサポート材を含むシェービングサポートマトリクスを有する)調節が可能な角質除去体は、例えば2003年12月10日に出願された、「シェービングシステム」という米国特許出願第10/732,555号に示されており、これは本願の参照文献として取り入れられている。
ある実施例では、シェービングサポート複合体は、角質除去材料を有し、さらにあるいはこれとは別に、角質除去素子を有する。例えば、シェービングサポート複合体は、(ポリスチレンのような非水溶性高分子と、ポリエチレン酸化物のようなシェービングサポート材を有する)シェービングサポートマトリクスを有し、このマトリクスは、角質除去材料を覆うように形成される。角質除去材料は、例えば(ナイロンネットのような)メッシュもしくはネット状材料、および/または(硬スポンジあるいは洗浄パッド成分のような)織物もしくは織られていない材料である。これとは別に、あるいはこれに加えて、角質除去材料は、シェービングサポート複合体の肌との係合部に埋設されても良い。
シェービングサポート複合体を有するレイザーユニットの実施例の側面図である。 シェービングサポート複合体の実施例の上面図である。 シェービングサポート複合体の実施例の上面図である。 図3のシェービングサポート複合体の側面図である。 図3Aのシェービングサポート複合体の断面図である。 シェービングサポート複合体の実施例の側面図である。 シェービングサポート複合体の実施例の上面図である。 シェービングサポート複合体の実施例の側面図である。 シェービングサポート複合体を有するレイザーユニットの実施例の側面図である。 複数のシェービングサポート複合体を有するレイザーユニットの実施例の側面図である。 シェービングサポート複合体を有するレイザーユニットの実施例の側面図である。 シェービングサポート複合体の実施例の側面図である。 シェービングサポート複合体の実施例の側面図である。 シェービングサポート複合体の実施例の側面図である。

Claims (36)

  1. 刃部、ならびに
    シェービングサポート複合体を有する肌との係合部であって、前記シェービングサポート複合体は、
    高分子およびシェービングサポート材を有するシェービングサポートマトリクスと、
    該シェービングサポートマトリクスに埋設された複数の角質除去素子と、
    を有する、肌との係合部、
    を有するウェット式シェービングシステム。
  2. 前記高分子は、非水溶性高分子を含むことを特徴とする請求項1に記載のウェット式シェービングシステム。
  3. 前記高分子は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアセタール、ナイロン、ポリカプロラクトン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリカーボネート、ポリウレタンおよびエチレンビニルアセテート共重合体からなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載のウェット式シェービングシステム。
  4. 前記シェービングサポート複合体は、さらに着色剤を有することを特徴とする請求項1に記載のウェット式シェービングシステム。
  5. 刃部、ならびに
    シェービングサポート複合体を有する肌との係合部であって、前記シェービングサポート複合体は、
    第1の高分子と、該第1の高分子中に埋設された複数の角質除去素子とを含む第1の区画、および
    第2の高分子を有する第2の区画、
    を有する、肌との係合部、
    を有し、少なくとも前記第1の区画と第2の区画の一方は、さらにシェービングサポート材を有することを特徴とするウェット式シェービングシステム。
  6. 前記角質除去素子は、果物の種、果物石、ナッツの殻、丸いまたは繊維状の植物素材、高分子およびミネラル成分からなる群から選択される成分を含むことを特徴とする請求項1または5に記載のウェット式シェービングシステム。
  7. 前記角質除去素子は、丸いココナッツの殻、丸い杏の種、丸い桃の種、丸いオリーブの種、丸い胡桃の殻、丸いアーモンドの殻、丸いペカンの殻、丸いヘチマ、とうもろこしの粒、丸いオートミール、高分子ビードまたは顆粒状高分子、ホホバワックスビード、米糠、シリカ、砂または他の鉱物、軽石砂、粘土およびこれらの組み合わせからなる群から選択される成分を含むことを特徴とする請求項1または5に記載のウェット式シェービングシステム。
  8. 前記角質除去素子は、マイクロカプセルを含み、各マイクロカプセルは、外部表面と内部空間を定めることを特徴とする請求項1または5に記載のウェット式シェービングシステム。
  9. 前記マイクロカプセルの内部空間には、化学的角質除去剤が設置されていることを特徴とする請求項8に記載のウェット式シェービングシステム。
  10. 前記化学的角質除去剤は、α−ヒドロキシ酸を含むことを特徴とする請求項9に記載のウェット式シェービングシステム。
  11. 前記化学的角質除去剤は、β−ヒドロキシ酸を含むことを特徴とする請求項9に記載のウェット式シェービングシステム。
  12. 前記マイクロカプセルの外部表面は、角質除去剤を有することを特徴とする請求項1または5に記載のウェット式シェービングシステム。
  13. 前記シェービングサポート材は、ポリエチレン酸化物を含むことを特徴とする請求項1または5に記載のウェット式シェービングシステム。
  14. 前記シェービングサポート材は、ビタミンE、アロエ、ベビーオイル、アボカドオイル、ブドウの種のオイルおよびオリーブアーモンドオイルからなる群から選択される成分を有することを特徴とする請求項1または5に記載のウェット式シェービングシステム。
  15. 前記角質除去素子は、着色剤を含むことを特徴とする請求項1または5に記載のウェット式シェービングシステム。
  16. 前記第1および第2の高分子の少なくとも一方は、非水溶性高分子を含むことを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  17. 前記第2の区画は、第2の高分子に埋設された複数の角質除去素子を有することを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  18. 第1の区画と第2の区画はいずれも、シェービングサポート材を有することを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  19. 前記第1の区画は、シェービングサポート材を有することを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  20. 前記第2の区画は、シェービングサポート材を有することを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  21. 前記第1および第2の非水溶性高分子の少なくとも一方は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアセタール、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体およびエチレンビニルアセテート共重合体からなる群から選択されることを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  22. 前記第1の区画は、前記第2の区画の上部に設置されることを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  23. 前記第1の区画は、前記第2の区画に水平方向に隣接して設置されることを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  24. 前記第1および第2の区画は、異なる色であることを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  25. 第1および第2の区画の少なくとも一方は、さらに着色剤を含むことを特徴とする請求項5に記載のウェット式シェービングシステム。
  26. 高分子と、シェービングサポート材と、複数の角質除去素子とを有するシェービングサポートマトリクスを有するシェービングサポート複合体であって、前記角質除去素子は、前記シェービングサポートマトリクス中に埋設されていることを特徴とするシェービングサポート複合体。
  27. 前記高分子は、非水溶性高分子を含むことを特徴とする請求項26に記載のシェービングサポート複合体。
  28. 第1の高分子と、該第1の高分子に埋設された複数の角質除去素子とを含む第1の区画、および
    第2の高分子を含む第2の区画、
    を有するシェービングサポート複合体であって、
    第1の区画と第2の区画の少なくとも一方は、さらにシェービングサポート材を有することを特徴とするシェービングサポート複合体。
  29. 前記第1および第2の高分子の少なくとも一方は、非水溶性高分子を含むことを特徴とする請求項28に記載のシェービングサポート複合体。
  30. 非水溶性高分子と、シェービングサポート材と、複数の角質除去素子と、を有するシェービングサポート複合体。
  31. 前記シェービングサポート材および角質除去素子は、単一の層内に設置されることを特徴とする請求項30に記載のシェービングサポート複合体。
  32. 前記シェービングサポート材は、前記非水溶性高分子の第1の部分に設置され、前記各質除去成分は、前記非水溶性高分子の第2の部分に設置されることを特徴とする請求項30に記載のシェービングサポート複合体。
  33. 刃部、ならびに
    シェービングサポート複合体を有する肌との係合部であって、前記シェービングサポート複合体は、
    高分子およびシェービングサポート材を有するシェービングサポートマトリクスと、角質除去材料と、
    を有する、肌との係合部、
    を有するウェット式シェービングシステム。
  34. 前記角質除去材料は、メッシュまたはネット状の材料を含むことを特徴とする請求項33に記載のウェット式シェービングシステム。
  35. 前記角質除去材料は、前記シェービングサポートマトリクスの肌との係合部に埋設されることを特徴とする請求項33に記載のウェット式シェービングシステム。
  36. 前記シェービングサポートマトリクスは、前記角質除去材料を覆うように設置されることを特徴とする請求項33に記載のウェット式シェービングシステム。
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