JP4159791B2 - なめらかなゲル状化粧料 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料に関し、更に詳細には、造粒物を含有する、ゲル状化粧料に好適な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
スクラブ化粧料は、古くなった角層を除去し、肌を美しくするための化粧料であり、角層を除去するため、擦過用に、シリカなどの粉体、海草等の植物体片、結晶性セルロースなどを含有している。即ち、この様な比較的大きな粒子で皮膚上を擦過することにより、古くなった角層をこそげ落とす化粧料を総称してスクラブ化粧料と言っている。このため、スクラブ化粧料に於いては、使用中に皮膚と前記粒子の摩擦が生じることはさけがたく、この為スクラブという行為に於いては、皮膚に炎症などが生じることがあり、これをさける技術の開発が望まれていた。
【0003】
一方、シリコーン類が、摩擦の大きい2物質間の擦過に於いて、前記摩擦係数を著しく軽減する作用を有することは既に知られていることであるが、通常はこの様な摩擦係数の低下に伴って、摩擦によって生じる、表面剥離などの前記2物質間の相互構造変化は少なくなる。従って、ゲル状化粧料の様に、化粧料を介した、顔の皮膚と手指の摩擦により、角質層を刮げ取るための化粧料に於いては、シリコーンなどの存在により摩擦係数を落とすと、実質的な化粧料の効果も損なわれると考えられており、ゲル状化粧料にシリコーンを含有させる試みは為されていなかった。
【0004】
一方、化粧料中に造粒物を含有させる技術は既に知られている技術であり、色の異なる粉体などを造粒して、顆粒とし、これを化粧料に含有させることは既に行われていることであった。この様な化粧料に於いては、顆粒が使用時に崩壊して、顆粒内部の他の粉体が現れ、化粧仕上がりに変化が出ることが知られている。しかしながら、尿素やαーヒドロキシ酸等とともに、ゲル状化粧料に造粒物を含有させたり、ポリマーを造粒して化粧料に含有させることも全く知られていなかった。従って、この様な尿素、αーヒドロキシ酸或いはその塩、造粒物を含有するゲル状化粧料が角層を除去する作用に優れながら、刺激発現が低いことも全く知られていなかった。
【0005】
他方、多価アルコールを60〜90重量%含有するゲル状化粧料であって、シリコーンを含有することを特徴とする、ゲル状化粧料は知られていなかったし、更に崩壊性粒子を含有するゲル状化粧料も知られておらず、従って、かかる構成を取る化粧料が、優れたスクラブ効果を有するにもかかわらず、安全性に優れることも全く知られていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、角層除去効果を有しながらも、刺激発現が低い化粧料を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、角層除去効果を有しながらも、刺激発現が低い化粧料を求め、鋭意研究努力を重ねた結果、多価アルコールを60〜90重量%含有するゲル状化粧料であって、シリコーンを含有することを特徴とする、ゲル状化粧料にそのような特性を見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
[1]1)60〜90重量%の多価アルコール、2)シリコーン、及び3)崩壊性粒子を含有するスクラブ用の化粧料であって、前記崩壊性粒子が下記a)〜d)全てを満たすことを特徴とする、スクラブ用のゲル状化粧料。
a)ポリエチレン及び/又はシリコーンエラストマーの造粒物である
b)結合剤を含まない
c)10メッシュ・パス、50メッシュ・オンの粒度である
d)グラッド造粒で造粒されたものである
以下、本発明について更に詳細に説明を加える。
【0008】
【発明の実施の形態】
(1)本発明のゲル状化粧料の必須成分である多価アルコール
本発明のゲル状化粧料は、化粧料全量に対して60〜90重量%、更に好ましくは70〜90重量%の多価アルコールを含有することを特徴とする。かかる多価アルコールとしては、、1,3−ブタンジオール、プロピレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオールなどが好ましく例示でき、これらは唯一種を含有することもできるし、二種以上を組み合わせて含有させることもできる。特に好ましい形態は、多価アルコールの構成において、グリセリンの割合が全多価アルコール量に対して90%以上であり、さらに好ましくは、92%以上である。これは多価アルコール中に占めるグリセリンの割合が少なすぎると、後記の必須成分であるシリコーンの溶状が好ましくなくなるからである。
【0009】
(2)本発明のゲル状化粧料の必須成分であるシリコーン
本発明のゲル状化粧料は、必須成分としてシリコーンを含有することを特徴とする。かかるシリコーンとしては、通常化粧料で使用されているものであれば特段の限定を受けず利用することができ、例えば、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性メチルポリシロキサン、アクリル変性メチルポリシロキサン及び架橋型メチルポリシロキサンから選択される1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。かかる必須の成分のシリコーンとしては、1気圧、25℃の条件下で液体(流動性を呈する)ことが必要である。これらの内、特に好ましいものはジメチコンであり、低粘度(20センチストークス以下)のものを含むものが特に好ましく例示できる。これは、液体でなければ摩擦係数を下げることができないことがある為である。かかるシリコーンは唯一種を含有させることもできるし、二種以上を組み合わせて含有させることもできる。かかるシリコーンの好ましい含有量は、総量で化粧料全量に対して0.1〜10重量%が好ましく、更に好ましくは、0.5〜5重量%である。これは多すぎると溶状を損なう場合があり、少なすぎると効果を発揮しない場合があるからである。
【0010】
(3)本発明の化粧料の好ましい成分である崩壊性粒子
本発明の化粧料は、崩壊性粒子を好ましい成分として含有することを特徴とする。本発明の化粧料に言う崩壊性粒子とは、僅かな応力で容易に粒子が崩壊する粒子を意味し、僅かな応力としては、2つの指で擦る程度を好ましく例示できる。この様な粒子としては、細かい粒子を、結合剤の存在下造粒して得られる造粒物が好ましく例示できる。造粒物以外としては、緩い結合条件で成型した成型物を粉砕して得られる成型・粉砕物が好ましく例示できる。これらの内では、造粒物が特に好ましく例示できる。造粒は通常の方法に従って行えば良く、例えば、ステアリン酸アルミニウム等の結合剤とともに型に入れて加圧成型する方法、水などの揮発性の媒体とともに混練りし、これを型抜きしたり、押し出し造粒したり、グラッド造粒装置などで、攪拌しながらヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの結合剤の水溶液を噴霧する方法などが例示できる。又、それ自身が相互に付着性のある物質で、変形容易な柔らかい物質であれば、結合剤なしで、グラッド造粒して造粒物とすることもできる。柔らかさの指標としては鉛筆硬度でHで表面に傷が付く程度の柔らかさが好ましい。この様な材料としては、ポリエチレン、シリコーンエラストマー(但し、1気圧、25℃で固体乃至はゴム状)等が好ましく例示できる。かかる造粒物を作成するための成分としては、前記のポリエチレン、シリコーンエラストマー以外に、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂などのポリマーや結晶セルロース、乳糖、でんぷんなどが好ましく例示できる。これらの内、好ましいものは、ポリマーの造粒物であり、取り分けポリエチレンの造粒物である。ポリエチレンの造粒物の内では、結合剤を含有しない形態の造粒物が特に好ましい。本発明のゲル状化粧料に於いては、かかる造粒物はスクラブ剤としての機能を有する。かかる機能を発現するためには、前記粒物から選ばれる1種乃至は2種以上を、化粧料全量に対して総量で5〜30重量%含有することが好ましく、10〜20重量%含有することが更に好ましい。
【0011】
(製造例1)
次に示す手順に従って、造粒物を製造した。即ち、グラッド造粒装置に平均粒径30ミクロンのポリエチレン粉末を仕込み、高速回転で20分攪拌し、10メッシュ・パス、50メッシュ・オンの造粒物を集め、造粒物1とした。
【0012】
(製造例2)
次に示す手順に従って、造粒物を製造した。即ち、グラッド造粒装置に平均粒径50ミクロンのシリコーンエラストマーの粉末を仕込み、高速回転で20分攪拌し、10メッシュ・パス、50メッシュ・オンの造粒物を集め、造粒物2とした。
【0013】
(製造例3)
次に示す処方に従って、造粒物を製造した。即ち、成分をグラッド造粒装置に仕込み、中低速回転で混合しながら、20重量部の20%エタノール水溶液を噴霧して造粒した。造粒物を40℃で48時間送風乾燥し、10メッシュ・パス、50メッシュ・オンの造粒物を集め、造粒物3とした。
結晶セルロース 95重量部
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 5重量部
【0015】
(4)本発明のゲル状化粧料
本発明のゲル状化粧料は、上記必須の成分と好ましい成分とを含有することを特徴とする。本発明のゲル状化粧料は、スクラブ用の化粧料として好ましい。これは、摩擦係数が小さいにもかかわらず、優れたスクラブ効果を有するからである。本発明の化粧料としては、スクラブ用の化粧料で知られている種類であれば特段の限定無く適用でき、例えば、顔のスクラブ用の化粧料や身体の皮膚保全、手入れ用のスクラブ用の化粧料などが好ましく例示できる。特に好ましいのはエステティック用の化粧料であり、特にエステティック用の化粧料でも身体に適用されるもの(ボディーケア用)が好ましい。これは、エステティックに於いては、スクラブ作用は心地よいリラクゼーションをその摩擦刺激により発現すると同時に、血流促進により疲労の原因となる老廃物を速やかに脱離させ、新陳代謝を高めることができるからである。この様なスクラブ作用を発現させるスクラブ剤として、前記造粒物を用いることにより、スクラブ作用を発現しながら、刺激発現を抑制できる。本発明の化粧料に於いては、前記必須成分以外に、通常化粧料で使用される任意成分を含有することができる。かかる任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やセチルイソオクタネート等のエステル類、オリーブ油等のトリグリセライド類、オクタデシルアルコールやオレイルアルコール等の高級アルコール類、グリセリンや1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤類等が例示できる。特に好ましい態様としては、水の含有量が10重量%以下、更に好ましくは3重量%以下である構成を取ることである。これは前記の必須構成要素である多価アルコールを60〜90重量%含有することと相まって発熱剤形を構成する。この様な発熱剤形を取ることにより、塗布時の化粧料による感刺激を抑制し、リラクゼーション効果などを高めることができるためである。又、非イオン界面活性剤としては、ポリオキシブテンポリグリセリルアルキルエーテルを使用することが好ましく、ポリオキシエチレン付加型の非イオン界面活性剤は使用しないことが好ましい。これはポリオキシブテンポリグリセリルアルキルエーテルを使用するが、一過性の刺激を感じにくく、より高質なエステティック効果が得られるからである。更に、尿素や乳酸、グリコール酸などのヒドロキシカルボン酸などの皮膚軟化剤を含有することも、古い角質を除去できる点で好ましい。これはスクラブ効果を更に高めることができる。かかる皮膚軟化剤の好ましい含有量は、0.1〜3重量%である。本発明の化粧料は、この様な必須の成分と任意の成分とを常法に従って処理することにより、製造することができる。
【0016】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0017】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、本発明の化粧料を作成した。即ち、イ、ロの成分を80℃に加温して、イにロに徐々に加えて中和し、攪拌冷却してゲル状化粧料1を得た。
グリセリン 76 重量部
ジグリセリン 0.5重量部
1,3−ブタンジオール 0.5重量部
ベヘニルアルコール 0.1重量部
イソオクタン酸セチル 1.5重量部
ジメチコン(100CS) 1 重量部
ジメチコン(10CS) 1 重量部
造粒物1 14 重量部
尿素 1 重量部
グリコール酸 0.1重量部
カルボキシビニルポリマー 0.1重量部
「サンフレッシュST100」 0.2重量部
アクリル酸ジメチルジステアリル
アミンポリマー 0.1重量部
メチルシロキサン網状重合体 1.5重量部
ステアリン酸モノグリセライド 0.1重量部
ハイグリオールS26*1) 0.8重量部

水 1.4重量部
トリエタノールアミン 0.1重量部
*)ハイグリオールS26:ポリオキシブテンポリグリセリンステアリルエーテル
注1)ジメチコン(100CS)、ジメチコン(10CS)は何れも1気圧25℃で液体であり、メチルシロキサン網状重合体は固体である。
【0018】
<実施例2>
実施例1のゲル状化粧料1について、刺激発現抑制性をモルモット損傷皮膚モデルを使用して用いて検討した。即ち、ハートレー系モルモット(雄性300〜350g)1群6匹を用い、背部を剃毛した後、ガムテープで3回ストリッピングを行い、軽い炎症を起こさせ、24時間後炎症がおさまったのを確認した上で、ゲル状化粧料1を0.01g/cm2 の割合で塗布し、ガラス棒を用いて6回擦過を加えた。比較例1として、ジメチコン(100CS)、ジメチコン(10CS)を通常のエステル油剤であるホホバ油に置換したものを、対照例1として、グリセリンに置換したものを用いた。スクラブ後は、各化粧料は温水を湿らせたカット綿で拭き取り、拭き取り後24時間に皮膚反応をドレーズの基準に従って判定した。結果を表1に示す。これより、本発明のゲル状化粧料はスクラブ時の摩擦、刺激発現を抑制していることがわかる。
【0019】
【表1】
Figure 0004159791
【0020】
<実施例3〜5>
ジメチコンを他のシリコーンに換えて、実施例1と同様に操作し、化粧料2〜4を作成した。これを実施例2の手技に従って処理したところ、表2の結果を得た。他のシリコーンでも同様の効果があることがわかる。
グリセリン 76 重量部
ジグリセリン 0.5重量部
1,3−ブタンジオール 0.5重量部
ベヘニルアルコール 0.1重量部
イソオクタン酸セチル 1.5重量部
シリコーン** 2 重量部
造粒物1 14 重量部
尿素 1 重量部
グリコール酸 0.1重量部
カルボキシビニルポリマー 0.1重量部
「サンフレッシュST100」 0.2重量部
アクリル酸ジメチルジステアリル
アミンポリマー 0.1重量部
メチルシロキサン網状重合体 1.5重量部
ステアリン酸モノグリセライド 0.1重量部
ハイグリオールS26 0.8重量部

水 1.4重量部
トリエタノールアミン 0.1重量部
**表2に詳細を示す。
【0021】
【表2】
Figure 0004159791
【0022】
<実施例6および参考例1>実施例1と同様に、造粒物を変えてゲル状化粧料5および6を作成し、実施例2の手技で評価した。結果を出現例数で示す。これより本発明の化粧料は、何れの造粒物でも安全に使用できることがわかる。又、造粒物としては、ポリマーの造粒物が好ましく、ポリマーの内でも結合剤なしで融着するような物性のものが好ましく、ポリエチレンが特に好ましいことがわかる。

グリセリン 76 重量部
ジグリセリン 0.5重量部
1,3−ブタンジオール 0.5重量部
ベヘニルアルコール 0.1重量部
イソオクタン酸セチル 1.5重量部
ジメチコン(100CS) 1 重量部
ジメチコン(10CS) 1 重量部
造粒物** 14 重量部
尿素 1 重量部
グリコール酸 0.1重量部
カルボキシビニルポリマー 0.1重量部
「サンフレッシュST100」 0.2重量部
アクリル酸ジメチルジステアリルアミンポリマー 0.1重量部
メチルシロキサン網状重合体 1.5重量部
ステアリン酸モノグリセライド 0.1重量部
ハイグリオールS26 0.8重量部

水 1.4重量部
トリエタノールアミン 0.1重量部
**詳細は表3に示す。
【0023】
【表3】
Figure 0004159791
【0024】
<実施例9>上記ゲル状化粧料1〜及び比較例1について、そのスクラブ効果を、上腕内側部に水性接着剤の被膜を形成させたところを化粧料で擦過させることにより、どの程度の被膜が除去されるかで試験した。接着剤には薄い青色を青色1号の水溶液を入れることにより着色し、スクラブ後、水洗し、地肌との色差を色差計で測定した。結果を表4に示す。これより、本発明の化粧料はスクラブ効果があることが認められた。
【0025】
【表4】
Figure 0004159791
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、角層除去効果を有しながらも、刺激発現が低い化粧料を提供することができる。

Claims (1)

  1. 1)60〜90重量%の多価アルコール、2)シリコーン、及び3)崩壊性粒子を含有するスクラブ用の化粧料であって、
    前記崩壊性粒子が下記a)〜d)全てを満たすことを特徴とする、スクラブ用のゲル状化粧料。
    a)ポリエチレン及び/又はシリコーンエラストマーの造粒物である
    b)結合剤を含まない
    c)10メッシュ・パス、50メッシュ・オンの粒度である
    d)グラッド造粒で造粒されたものである
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