JP2003292411A - 角質除去用の化粧料 - Google Patents

角質除去用の化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角層除去効果を有しながらも、刺激発現が低
い化粧料を提供する。 【解決手段】 )尿素、α−ヒドロキシ酸及びその塩か
ら選択される1種又は2種以上をスクラブ用の化粧料に
含有させる。かかるスクラブ用の化粧料としては、更
に、スクラブ剤として、崩壊性粒子を含有することが好
ましい。該崩壊性粒子としては、ポリエチレンを造粒し
た顆粒が好ましく例示できる。60〜90重量%の(ポ
リ)グリセリン等の多価アルコールを含有することが好
ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料に関し、更
に詳細には、造粒物を含有する、スクラブ用の化粧料に
好適な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】スクラブ化粧料は、古くなった角層を除
去し、肌を美しくするための化粧料であり、角層を除去
するため、擦過用に、シリカなどの粉体、海草等の植物
体片、結晶性セルロースなどを含有している。即ち、こ
の様な比較的大きな粒子で皮膚上を擦過することによ
り、古くなった角層をこそげ落とす化粧料を総称してス
クラブ化粧料と言っている。このため、スクラブ化粧料
に於いては、使用中に皮膚と前記粒子の摩擦が生じるこ
とはさけがたく、この為スクラブという行為に於いて
は、皮膚に炎症などが生じることがあり、これをさける
技術の開発が望まれていた。
【0003】又、古くなった角質層などを、尿素やグリ
コール酸に代表されるαーヒドロキシ酸が軟化させる作
用を有することは知られていたが、これらの成分をスク
ラブ用の化粧料に含有させることは全く知られていなか
った。又、スクラブ用の化粧料に崩壊性粒子を含有させ
ることも全く為されていなかった。
【0004】一方、化粧料中に造粒物を含有させる技術
は既に知られている技術であり、色の異なる粉体などを
造粒して、顆粒とし、これを化粧料に含有させることは
既に行われていることであった。この様な化粧料に於い
ては、顆粒が使用時に崩壊して、顆粒内部の他の粉体が
現れ、化粧仕上がりに変化が出ることが知られている。
しかしながら、尿素やαーヒドロキシ酸等とともに、ス
クラブ用の化粧料に造粒物を含有させたり、ポリマーを
造粒して化粧料に含有させることも全く知られていなか
った。従って、この様な尿素、αーヒドロキシ酸或いは
その塩、造粒物を含有するスクラブ用の化粧料が角層を
除去する作用に優れながら、刺激発現が低いことも全く
知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、角層除去効果を有しながら
も、刺激発現が低い化粧料を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて本発明者ら
は、角層除去効果を有しながらも、刺激発現が低い化粧
料を求め、鋭意研究努力を重ねた結果、尿素、α−ヒド
ロキシ酸及びその塩から選択される1種又は2種以上を
含有することを特徴とする、スクラブ用の化粧料、更に
好ましくは、崩壊性粒子をも含有するスクラブ用の化粧
料にそのような特性を見いだし、発明を完成させるに至
った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するもので
ある。 (1)尿素、α−ヒドロキシ酸及びその塩から選択され
る1種又は2種以上を含有することを特徴とする、スク
ラブ用の化粧料。 (2)更に、スクラブ剤として、崩壊性粒子を含有する
ことを特徴とする、(1)に記載の化粧料。 (3)崩壊性粒子が、造粒物であることを特徴とする、
(1)又は(2)に記載の化粧料。 (4)崩壊性粒子がポリマーの造粒物であることを特徴
とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の化粧料。 (5)ポリマーがポリエチレンであることを特徴とす
る、(1)〜(4)何れか1項に記載の化粧料。 (6)ゲル状化粧料であることを特徴とする、(1)〜
(5)何れか1項に記載の化粧料。 (7)多価アルコールの含有量が、60〜90重量%で
あることを特徴とする、(1)〜(6)何れか1項に記
載の化粧料。 以下、本発明について、更に詳細に説明を加える。
【0007】(1)本発明のスクラブ用の化粧料の必須
成分である尿素、α−ヒドロキシ酸 本発明のスクラブ用の化粧料は、尿素、α−ヒドロキシ
酸及びその塩から選ばれる1種乃至は2種以上を含有す
ることを特徴とする。α−ヒドロキシ酸としては、例え
ば、グリコール酸、乳酸などが好ましく例示でき、特に
グリコール酸が好ましい。その塩としては、生理的に許
容されるものであれば、特段の限定無く使用することが
でき、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ
金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金
属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、トリ
エチルアミン塩等の有機アミン塩類、リジン塩、アルギ
ニン塩等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示できる。
特に好ましいものは、トリエタノールアミン塩である。
本発明のスクラブ用の化粧料に於いては、これらの内の
唯一種を使用することもできるし、2種以上を組み合わ
せて使用することもできる。更に、尿素、α−ヒドロキ
シ酸及びその塩から選ばれる1種乃至は2種以上の好ま
しい例としては、尿素とグリコール酸及び/又はその塩
の組合せが特に好適に例示できる。好ましい組合せの重
量比としては、尿素:グリコール酸及びグリコール酸塩
をグリコール酸に換算したものの比が、20:1〜5:
1になるのが好適に例示できる。かかる、尿素、α−ヒ
ドロキシ酸及びその塩から選ばれる1種乃至は2種以上
の好ましい含有量は、総量で0.1〜10重量%であ
り、更に好ましくは0.5〜5重量%である。
【0008】(2)本発明のスクラブ用の化粧料 本発明のスクラブ用の化粧料は、前記尿素、α−ヒドロ
キシ酸及びその塩から選ばれるを1種乃至は2種以上を
含有することを特徴とする。本発明の化粧料としては、
スクラブ用の化粧料で知られている種類であれば特段の
限定無く適用でき、例えば、顔の顔用のスクラブ用の化
粧料や身体の皮膚保全、手入れ用のスクラブ用の化粧料
などが好ましく例示できる。特に好ましいのはエステテ
ィック用の化粧料であり、特にエステティック用の化粧
料でも身体に適用されるもの(ボディーケア用)が好ま
しい。これは、エステティックに於いては、スクラブ作
用は心地よいリラクゼーションをその摩擦刺激により発
現すると同時に、血流促進により疲労の原因となる老廃
物を速やかに脱離させ、新陳代謝を高めることができる
からである。この様なスクラブ作用を発現させる為に
は、前記の尿素、α−ヒドロキシ酸及びその塩から選ば
れる1種乃至は2種以上により、古くなった角層を軟化
させることが有用である。加えて、スクラブ剤として、
造粒物の様な崩壊性粒子を用いることにより、スクラブ
作用を発現しながら、更に、本発明の化粧料に言う崩壊
性粒子とは、僅かな応力で容易に粒子が崩壊する粒子を
意味し、僅かな応力としては、2つの指で擦る程度を好
ましく例示できる。この様な粒子としては、細かい粒子
を、結合剤の存在下造粒して得られる造粒物が好ましく
例示できる。造粒物以外としては、緩い結合条件で成型
した成型物を粉砕して得られる成型・粉砕物が好ましく
例示できる。これらの内では、造粒物が特に好ましく例
示できる。造粒は通常の方法に従って行えば良く、例え
ば、ステアリン酸アルミニウム等の結合剤とともに型に
入れて加圧成型する方法、水などの揮発性の媒体ととも
に混練りし、これを型抜きしたり、押し出し造粒した
り、グラッド造粒装置などで、攪拌しながらヒドロキシ
プロピルメチルセルロースなどの結合剤の水溶液を噴霧
する方法などが例示できる。又、それ自身が相互に付着
性のある物質で、変形容易な柔らかい物質であれば、結
合剤なしで、グラッド造粒して造粒物とすることもでき
る。柔らかさの指標としては鉛筆硬度でHで表面に傷が
付く程度の柔らかさが好ましい。この様な材料として
は、ポリエチレン、シリコーンエラストマー等が好まし
く例示できる。かかる造粒物を作成する、成分として
は、前記のポリエチレン、シリコーンエラストマー以外
に、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン
テレフタレート樹脂などのポリマーや結晶セルロース、
乳糖、でんぷんなどが好ましく例示できる。これらの
内、好ましいものは、ポリマーの造粒物であり、取り分
けポリエチレンの造粒物である。ポリエチレンの造粒物
の内では、結合剤を含有しない形態の造粒物が特に好ま
しい。本発明のスクラブ用の化粧料に於いては、かかる
造粒物はスクラブ剤としての機能を有する。かかる機能
を発現するためには、前記増粒物から選ばれる1種乃至
は2種以上を、化粧料全量に対して総量で5〜30重量
%含有することが好ましく、10〜20重量%含有する
ことが更に好ましい。これらを尿素やαーヒドロキシ酸
に組み合わせて含有させることにより、刺激発現を更に
抑制できる。
【0009】(製造例1)次に示す手順に従って、造粒
物を製造した。即ち、グラッド造粒装置に平均粒径30
ミクロンのポリエチレン粉末を仕込み、高速回転で20
分攪拌し、10メッシュ・パス、50メッシュ・オンの
造粒物を集め、造粒物1とした。
【0010】(製造例2)次に示す手順に従って、造粒
物を製造した。即ち、グラッド造粒装置に平均粒径50
ミクロンのシリコーンエラストマーの粉末を仕込み、高
速回転で20分攪拌し、10メッシュ・パス、50メッ
シュ・オンの造粒物を集め、造粒物2とした。
【0011】(製造例3)次に示す処方に従って、造粒
物を製造した。即ち、成分をグラッド造粒装置に仕込
み、中低速回転で混合しながら、20重量部の20%エ
タノール水溶液を噴霧して造粒した。造粒物を40℃で
48時間送風乾燥し、10メッシュ・パス、50メッシ
ュ・オンの造粒物を集め、造粒物3とした。 結晶セルロース 95重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 5重量部
【0012】(製造例4)次に示す処方に従って、造粒
物を製造した。即ち、成分をグラッド造粒装置に仕込
み、中低速回転で混合しながら、20重量部の20%エ
タノール水溶液を噴霧して造粒した。造粒物を40℃で
48時間送風乾燥し、10メッシュ・パス、50メッシ
ュ・オンの造粒物を集め、造粒物3とした。 結晶セルロース 95重量部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 5重量部
【0013】本発明の化粧料に於いては、前記必須成分
以外に、通常化粧料で使用される任意成分を含有するこ
とができる。かかる任意成分としては、例えば、ワセリ
ンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素
類、ホホバ油やセチルイソオクタネート等のエステル
類、オリーブ油等のトリグリセライド類、オクタデシル
アルコールやオレイルアルコール等の高級アルコール
類、グリセリンや1,3−ブタンジオール、1,2−ペ
ンタンジオール、イソプレングリコール、ジプロピレン
グリコール等の多価アルコール類、非イオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界
面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐
剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤類等が例示できる。特に好
ましい態様としては、発熱タイプの非水ゲル剤形を用い
た形であり、具体的には、グリセリンやポリエチレング
リコール(平均分子量800以下)等の多価アルコール
を50重量%以上、更に好ましくは70重量%以上を含
有し、且つ、水の含有量が10重量%以下、更に好まし
くは3重量%以下である構成を取ることである。この様
な発熱剤形を取ることにより、塗布時の化粧料による霊
感刺激を抑制し、リラクゼーション効果などを高めるこ
とができるためである。又、非イオン界面活性剤として
は、ポリオキシブテンポリグリセリルアルキルエーテル
を使用することが好ましく、ポリオキシエチレン付加型
の非イオン界面活性剤は使用しないことが好ましい。こ
れはポリオキシブテンポリグリセリルアルキルエーテル
を使用するが、一過性の刺激を感じにくく、より高質な
エステティック効果が得られるからである。更に、尿素
や乳酸、グリコール酸などのヒドロキシカルボン酸など
の皮膚軟化剤を含有することも、古い角質を除去できる
点で好ましい。これはスクラブ効果を更に高めることが
できる。かかる皮膚軟化剤の好ましい含有量は、0.1
〜3重量%である。本発明の化粧料は、この様な必須の
成分と任意の成分とを常法に従って処理することによ
り、製造することができる。
【0014】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を行うが、本発明がかかる実施例にのみ限定
されないことは言うまでもない。
【0015】<実施例1>以下に示す処方に従って、本
発明の化粧料を作成した。即ち、イ、ロの成分を80℃
に加温して、イにロに徐々に加えて中和し、攪拌冷却し
てゲル状化粧料1を得た。 グリセリン 76 重量部 ジグリセリン 0.5重量部 1,3−ブタンジオール 0.5重量部 ベヘニルアルコール 0.1重量部 イソオクタン酸セチル 1.5重量部 ジメチコン(100CS) 1 重量部 ジメチコン(10CS) 1 重量部 造粒物1 14 重量部 尿素 1 重量部 グリコール酸 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 「サンフレッシュST100」 0.2重量部 アクリル酸ジメチルジステアリル アミンポリマー 0.1重量部 メチルシロキサン網状重合体 1.5重量部 ステアリン酸モノグリセライド 0.1重量部 ハイグリオールS26*1) 0.8重量部 ロ 水 1.4重量部 トリエタノールアミン 0.1重量部 *)ハイグリオールS26:ポリオキシブテンポリグリ
セリンステアリルエーテル
【0016】<実施例2>化粧料1について、刺激発現
抑制性をモルモット損傷皮膚モデルを使用して用いて検
討した。即ち、ハートレー系モルモット(雄性300〜
350g)1群6匹を用い、背部を剃毛した後、ガムテ
ープで3回ストリッピングを行い、軽い炎症を起こさ
せ、24時間後炎症がおさまったのを確認した上で、ゲ
ル状化粧料1を0.01g/cm2 の割合で塗布し、
ガラス棒を用いて6回擦過を加えた。比較例1として、
尿素及びグリコール酸をグリセリンに置換したものを用
いた。スクラブ後は、各化粧料は温水を湿らせたカット
綿で拭き取り、拭き取り後24時間に皮膚反応をドレー
ズの基準に従って判定した。結果を表1に示す。これよ
り、尿素とグリコール酸による角質軟化により、スクラ
ブ時の摩擦、刺激発現を抑制していることがわかる。 ドレーズの基準 ++:浮腫を伴う反応 +:紅斑を伴う反応 ±:微弱な紅斑を伴う反応 −:無反応
【0017】
【表1】
【0018】<実施例3>αーヒドロキシ酸を乳酸に換
えて、実施例1と同様に操作し、化粧料2を作成した。
これを実施例2の手技に従って処理したところ、微弱な
紅斑2例、無反応4例の結果を得た。乳酸でもグリコー
ル酸と同様の効果があること、及び、αーヒドロキシ酸
としてはグリコール酸が好ましいこともわかる。 グリセリン 76 重量部 ジグリセリン 0.5重量部 1,3−ブタンジオール 0.5重量部 ベヘニルアルコール 0.1重量部 イソオクタン酸セチル 1.5重量部 ジメチコン(100CS) 1 重量部 ジメチコン(10CS) 1 重量部 造粒物1 14 重量部 尿素 1 重量部 乳酸 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 「サンフレッシュST100」 0.2重量部 アクリル酸ジメチルジステアリル アミンポリマー 0.1重量部 メチルシロキサン網状重合体 1.5重量部 ステアリン酸モノグリセライド 0.1重量部 ハイグリオールS26 0.8重量部 ロ 水 1.4重量部 トリエタノールアミン 0.1重量部
【0019】<実施例4〜6>実施例1と同様に、造粒
物を変えてゲル状化粧料3〜5を作成し、実施例2の手
技で評価した。結果を出現例数で示す。これより本発明
の化粧料は、何れの造粒物でも安全に使用できることが
わかる。又、造粒物としては、ポリマーの造粒物が好ま
しく、ポリマーの内でも結合剤なしで融着するような物
性のものが好ましく、ポリエチレンが特に好ましいこと
がわかる。 グリセリン 76 重量部 ジグリセリン 0.5重量部 1,3−ブタンジオール 0.5重量部 ベヘニルアルコール 0.1重量部 イソオクタン酸セチル 1.5重量部 ジメチコン(100CS) 1 重量部 ジメチコン(10CS) 1 重量部 造粒物** 14 重量部 尿素 1 重量部 グリコール酸 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 「サンフレッシュST100」 0.2重量部 アクリル酸ジメチルジステアリル アミンポリマー 0.1重量部 メチルシロキサン網状重合体 1.5重量部 ステアリン酸モノグリセライド 0.1重量部 ハイグリオールS26 0.8重量部 ロ 水 1.4重量部 トリエタノールアミン 0.1重量部 **詳細は表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】<実施例7>上記ゲル状化粧料1〜6及び
比較例1について、そのスクラブ効果を、上腕内側部に
水性接着剤の被膜を形成させたところを化粧料で擦過さ
せることにより、どの程度の被膜が除去されるかで試験
した。接着剤には薄い青色を青色1号の水溶液を入れる
ことにより着色し、スクラブ後、水洗し、地肌との色差
を色差計で測定した。結果を表3に示す。これより、本
発明の化粧料はスクラブ効果があることが認められた。
【0022】
【表3】
【0023】<実施例8>ゲル状化粧料6について、そ
のスクラブ用の化粧料を使用テストを通じて調べた。敏
感肌を自覚しているパネラーと普通肌を自覚しているパ
ネラーをそれぞれ10名ずつ集めて、ゲル状化粧料6を
1日1回、14日間連続使用してもらった。この間、肌
に異常を認めた場合には、直ちにテストをやめ、脱落例
とする旨も伝えておいた。終了後、全日程使用した人に
はアンケートを実施して、化粧料をスコア5:非常によ
い、スコア4:良い、スコア3:やや良い、スコア2:
やや悪い、スコア1:悪いの基準で評価をしてもらっ
た。結果は普通肌群、敏感肌群ともに脱落例0で、評価
は表4の通りであった。これより、本発明の化粧料は敏
感肌の人にも使用できるスクラブ用の化粧料であること
がわかる。
【0024】
【表4】
【0025】<実施例9>ゲル状化粧料1、比較例1を
用いて、エステティックを施術してもらい、施術前後、
唾液中のプラステロン硫酸ナトリウムの量を標識(ヨー
ド)抗体法によって比較した。比較は、沈殿したコンプ
レックスを集め、放射強度の比(術後/術前×100)
として求めた。被施術者は同一人物(1名)で施術者も
同一人物(1名)で日を変えて、化粧料を変え評価を行
った。プラステロン硫酸の量以外に、施術者にも評価し
てもらった。(評価基準;スコア5:非常によい、スコ
ア4:良い、スコア3:やや良い、スコア2:やや悪
い、スコア1:悪い)結果を表5に示す。これより、本
発明の化粧料は心地よさを具現化するとともに、施術者
から見ても使い心地の良いものであることがわかる。
【0026】
【表5】
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、角層除去効果を有しな
がらも、刺激発現が低い化粧料を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC072 AC111 AC122 AC182 AC301 AC302 AC352 AC422 AC542 AC681 AC682 AD021 AD022 AD092 AD112 AD132 AD152 AD262 AD282 BB25 BB26 CC02 CC22 DD27 DD41 EE05 EE06 EE10 EE12 FF01 FF05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尿素、α−ヒドロキシ酸及びその塩から
    選択される1種又は2種以上を含有することを特徴とす
    る、スクラブ用の化粧料。
  2. 【請求項2】 更に、スクラブ剤として、崩壊性粒子を
    含有することを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 崩壊性粒子が、造粒物であることを特徴
    とする、請求項1又は2に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 崩壊性粒子がポリマーの造粒物であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧
    料。
  5. 【請求項5】 ポリマーがポリエチレンであることを特
    徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 ゲル状化粧料であることを特徴とする、
    請求項1〜5何れか1項に記載の化粧料。
  7. 【請求項7】 多価アルコールの含有量が、60〜90
    重量%であることを特徴とする、請求項1〜6何れか1
    項に記載の化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017218436A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社マンダム 皮膚用化粧料

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