JP2003055239A - 免疫防御を刺激する組成物における少なくとも1種の酵母の少なくとも1種の抽出物の使用 - Google Patents

免疫防御を刺激する組成物における少なくとも1種の酵母の少なくとも1種の抽出物の使用

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 免疫系、特に皮膚の免疫系の、新規な免疫刺
激剤を提供する。 【解決手段】 少なくとも1種の酵母の少なくとも1種
の抽出物を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組成物自体又は該
組成物の調製における少なくとも1種の酵母の少なくと
も1種の抽出物の使用であって、該抽出物又は組成物が
免疫防御を刺激することを意図したものである使用に関
する。また本発明は、皮膚の免疫機能を制御するための
美容処理方法にも関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】免疫系
は、細胞の再生、活性化、及び分化を確実にする多数の
調節機構に支配され、正常なレベルの免疫能力に対して
必須である、特殊化細胞の集合を含む。免疫系の役割
は、病原性物質と自然発生腫瘍を除去するために自己と
非自己を識別することである。あらゆる細胞消耗、あら
ゆる免疫調節不良、又はあらゆる機能欠陥が、微生物の
攻撃及び新生物性プロセスに対してより過敏になり、非
自己に対する自己の識別機構の混乱によって特徴付けら
れる病理学的徴候の発現を促進する傾向にある。
【0003】皮膚は、身体の最も大きな器官を成し、免
疫防御系の主要な活性要素の一つとして認識されてい
る。3つのタイプの表皮細胞がこの系に関与している。
すなわち、ケラチノサイト、メラノサイト、及びランゲ
ルハンス細胞である。これらの細胞は皮膚にのみ見出さ
れ、免疫反応、特に抗原提示において重要な役割を果た
している。
【0004】健常な皮膚は、利用できる手段を用いて外
的攻撃から自身を防御することができる。しかし、皮膚
は、環境(特に微生物と汚染物質)、化学製品、及び照射
によって絶えず攻撃を受けている。特に、ランゲルハン
ス細胞は、紫外線照射の好ましい標的である。
【0005】これらの攻撃によって、免疫防御に対して
抑制効果が引き起こされ、病原性物質に対する抵抗が弱
まったり、ある種の癌の発病率が増加する。皮膚がその
免疫機能を果たすことを助けるためには、皮膚の免疫系
を調節する製品がかなりの価値を有している。
【0006】さらに免疫系、特に皮膚の免疫系が、時間
生物学的加齢によって弱まっていくことが知られてい
る。また、この弱化は光誘発性加齢によっても引き起こ
される。よって、免疫賦活効果は、皮膚の自然の防御性
を強化することにより、免疫機能、より詳細には、表皮
の免疫機能を再確立する。
【0007】よって、本発明の目的の一つは、新規な免
疫賦活剤、より詳細には皮膚の免疫系の刺激剤を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は予想しなかったことに、少なくとも1種の酵母
の少なくとも1種の抽出物を有効量適用すると、免疫防
御、特に皮膚の免疫防御を刺激することを見い出した。
抽出物の適用は、光誘発性加齢のプロセスにより免疫防
御が弱まっている場合に皮膚の免疫防御性を刺激するの
に特に効果的である。
【0009】よって、本発明の一主題は、組成物自体又
は該組成物の調製における少なくとも1種の酵母の少な
くとも1種の抽出物の使用であって、該抽出物又は組成
物が免疫防御、特に皮膚の免疫防御の刺激を意図したも
のである使用にある。すなわち、少なくとも1種の酵母
の少なくとも1種の抽出物を含んでなる、免疫防御、特
に皮膚の免疫防御の刺激を意図した薬剤にある。また本
発明の主題は、組成物自体又は該組成物の調製における
少なくとも1種の酵母の少なくとも1種の抽出物の使用
であって、該抽出物又は組成物が光誘発性加齢のプロセ
スにより弱化した免疫防御の刺激を意図したものである
使用にある。すなわち、少なくとも1種の酵母の少なく
とも1種の抽出物を含んでなる、光誘発性加齢のプロセ
スにより弱化した免疫防御の刺激を意図した薬剤にあ
る。
【0010】本発明において、使用される酵母は真菌門
(Class Eumycota)、詳しくは半子嚢菌綱(order Hemiasc
omycetes)、さらに詳しくはエンドマイセターレス目(fa
milyEndomycetales)、さらにより詳しくはサッカロマイ
セターシア科(genus Saccharomycetaceae)からのもので
ある。サッカロマイセス属、好ましくはサッカロマイセ
ス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)の抽出物が
特に使用されうる。酵母は一般的な酵母培地(酵母抽出
物:10g/l、ペプシン消化獣肉ペプトン:7g/
l、グルコース:20g/l、水:適量)において培養
することにより調製される。培養の終わりに、酵母は機
械的に溶解され、次いで膜片を取り除くために濾過され
うる。上清は凍結乾燥されうる。
【0011】本発明で使用可能な酵母抽出物の量は明ら
かに所望する効果に依存し、よって広い範囲で変わりう
る。目安を述べると、上述の酵母抽出物は、組成物の全
重量に対して0.0001〜20%の量、好ましくは組
成物の全重量に対して0.001〜10%の量で使用す
ることができる。
【0012】本発明の組成物は化粧品又は皮膚科用途の
組成物でありうる。本発明において好ましくは、組成物
は化粧品用の組成物である。本発明の組成物は、局所又
は経口適用用に通常使用されるあらゆる提供形態とする
ことができる。本発明では、美容用途に使用される局所
適用組成物が好ましい。
【0013】局所適用に対しては、本発明の組成物は皮
膚と適合性のある媒体を含有する。これらの組成物は、
特に水性、アルコール性又は水性-アルコール性溶液、
ゲル、ゲル又はクリームの外観を有する油中水型又は水
中油型エマルション、マイクロエマルション、又はエア
ゾールの形態、あるいはイオン性及び/又は非イオン性
脂質を含有する小胞分散液の形態にすることができる。
これらの提供形態は、当該分野の一般的な方法に従って
調製される。これらの局所適用用組成物は、特に、顔、
首、手又はボディの、美容的又は医薬的保護、トリート
メント又は手入れ用組成物(例えば、デイクリーム、ナ
イトクリーム、抗日光用クリーム又はオイル、又はボデ
ィミルク)、メークアップ用組成物(例えばファンデーシ
ョン)又は人為的にサンタン状態にする組成物を構成す
ることができる。本発明の組成物の種々の成分の量は、
当該分野において一般的に使用され、その提供形態に適
した量である。
【0014】本発明の組成物がエマルションである場
合、エマルションが含有する脂肪物質の割合は、組成物
の全重量に対して5〜80重量%、好ましくは5〜50
重量%の範囲でありうる。エマルションの形態の組成物
に使用される脂肪物質及び乳化剤は、化粧品又は製薬の
分野で一般的に使用されているものから選択される。本
発明で使用可能な脂肪物質としては、鉱物性油(ワセリ
ン)、植物性油(カリテバターの液状留分)及びそれらの
水素化誘導体、動物性油、合成油(ペルヒドロスクワレ
ン)、シリコーン油(ポリジメチルシロキサン)及びフッ
化油を挙げることができる。また他の脂肪物質として
は、脂肪アルコール(セチルアルコール、ステアリルア
ルコール)、脂肪酸(ステアリン酸)及びロウ類が挙げら
れる。乳化剤は、組成物中に組成物の全重量に対して
0.3〜30重量%、好ましくは0.5〜30重量%の
範囲の割合で存在しうる。
【0015】また、既知の方法で、本発明の組成物は、
対応する分野で一般的なアジュバント、例えば親水性又
は親油性のゲル化剤、防腐剤、酸化防止剤、溶媒、香
料、フィラー、スクリーン剤及び染料をさらに含有して
もよい。またさらにこれらの組成物は親水性又は親油性
の活性剤を含有してもよい。これら種々のアジュバント
又は活性剤の量は、化粧品又は製薬の分野において、一
般的に使用されている量、例えば、組成物の全重量に対
して0.01%〜20%である。これらのアジュバント
又は活性剤は、その性質に応じて、脂肪相、水相及び/
又は脂質小胞体中に導入されうる。
【0016】本発明の組成物が含有可能な活性剤として
は、シワ又は小ジワの処置に対して効果を有する活性
剤、特に角質溶解活性剤を挙げることができる。「角質
溶解」という用語は、落屑、剥脱(exfoliant)又はスク
ラブ特性を有する活性剤、又は角質層を柔軟にすること
のできる活性剤を意味する。本発明の組成物が含有可能
なシワ又は小ジワの処置に対する効果を有する活性剤と
しては、特にヒドロキシ酸及びレチノイド類を挙げるこ
とができる。
【0017】ヒドロキシ酸は、例えば直鎖状、分枝状又
は環状で、飽和又は不飽和であってよい、α-ヒドロキ
シ酸又はβ-ヒドロキシ酸である。さらに、炭素鎖中の
水素原子は、ハロゲン又はハロゲン化、アルキル、アシ
ル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル又はアルコキ
シ基で2〜18の炭素原子を有するもので置換されてい
てもよい。使用可能なヒドロキシ酸は、特にグリコール
酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、2-ヒドロキ
シアルカン酸、マンデル酸及びサリチル酸並びにそのア
ルキル化誘導体、例えば5-n-オクタノイルサリチル
酸、5-n-ドデカノイルサリチル酸、5-n-デカノイル
サリチル酸、5-n-オクチルサリチル酸、5-n-ヘプチ
ルオキシサリチル酸、又は4-n-ヘプチルオキシサリチ
ル酸、又は2-ヒドロキシ-3-メチル安息香酸又はそれ
らのアルコキシ誘導体、例えば2-ヒドロキシ-3-メト
キシ安息香酸である。
【0018】レチノイド類は、特にレチノイン酸(全ト
ランス又は13-シス)とその誘導体、レチノール(ビタミ
ンA)とそのエステル類、例えばレチニルパルミテー
ト、レチニルアセテート及びレチニルプロピオネート、
及びそれらの塩類であってよい。
【0019】本発明の組成物が含有可能な活性剤として
は、特に免疫系の保護をなす活性剤を挙げることができ
る。免疫系を保護可能な活性剤としては、特にフリーラ
ジカル除去活性剤、例えばプロビタミンAカロチノイ
ド、例えばβ-カロチン、非プロビタミンAカロチノイ
ド、例えばリコピン、ビタミンEとその誘導体及びビタ
ミンCとその誘導体を挙げることができる。また、本発
明の組成物が含有可能な活性剤としては、特にUV誘発
性のダメージから細胞外マトリックスのタンパク質を保
護する活性剤であるサンスクリーン剤、例えばUV誘発
性プロテアーゼのインヒビター(特にメタロプロテイナ
ーゼ1インヒビター)を挙げることができる。これらの
活性剤は、特に組成物の全重量に対して0.0001〜
5重量%の範囲の濃度で使用可能である。
【0020】本発明の組成物が経口用を意図したもので
ある場合には、それらはこの分野で一般的な提供形態、
例えば、錠剤、ゲルカプセル、飲用可能な製品、特にこ
のような適用のための通常の賦形剤中で、使用時に調製
される製品、シロップ、顆粒又は粉末である。
【0021】また本発明の主題は、上述した少なくとも
1種の酵母の抽出物を含有する組成物を局所的に適用し
又は摂取することからなる、皮膚の免疫防御を刺激する
ことを意図した美容処理方法にある。
【0022】
【実施例】以下の実施例及び組成物は、本発明を例証す
るものであって限定するものではない。組成物において
示した割合は、特に記載しない限りは重量パーセンテー
ジである。 実施例1:サッカロマイセス・セレビシエ抽出物の調
製:サッカロマイセス・セレビシエの菌株を、10g/
lの酵母抽出物、7g/lのペプシン消化獣肉ペプト
ン、20g/lのグルコース及び水を含有する培地中で
培養する。培養の終わりに、酵母を機械的に溶解し、次
いで0.22μmの篩いで濾過して膜片を取り除く。上
清を凍結乾燥し、次いで3%の割合になるまで水に溶か
す。
【0023】実施例2:実施例1の抽出物の免疫防御を
刺激する能力の試験 この試験の目的は皮膚の免疫系に対するサッカロマイセ
ス・セレビシエ抽出物の防御活性を実証することにあ
る。この試験は形態観察と表皮に存在するランゲルハン
ス細胞の数の計測によって実施される。正常な(非照射
の)表皮では、ランゲルハンス細胞はわずかな数で、僅
かに樹枝状である。UV−B照射は表皮のランゲルハン
ス細胞を欠乏させ(真皮へ移動)、またこれらの細胞の
形態変化を引き起こす(それらは丸くなる)ことが知られ
ている。形成外科より得たヒト皮膚の外植片を1ウェル
当たり300μlの培地[DMEMICN 1233254、グルタミン
2mM ICN 1680149、 ペニシリン-ストレプトマイシン、1
00 IU/ml-100μg/ml ICN 1670249、10%ウシ胎仔血
清]を含む24ウェルのプレートで培養する。実施例1
の酵母抽出物を、培地中5%の濃度で該皮膚に適用す
る。次いで皮膚外植片にVilbert-Lourmatランプ(314
nmのUVBピーク)で照射する(UVB=6ジュール/
cm)。照射後24時間で、真皮を表皮から分離させ
る。次いで、抗CD1a抗体(ランゲルハンス細胞表面
標識)バルビオテック(Valbiotech)、F05を用いて、
供給者によって推奨されている方法に従って表皮を免疫
学的に標識する。
【0024】得られた結果は、以下のようなものであっ
た: 非照射で未処理の細胞:樹枝状の外観のランゲルハンス
細胞が多数; 照射した未処理細胞:丸い形状の少数のランゲルハンス
細胞; 照射した処理細胞:正常な非照射皮膚よりも少ないラン
ゲルハンス細胞の数であるが、照射した未処理皮膚より
も顕著に多い。非常に顕著な樹枝状形状の細胞。 これらの結果より、酵母抽出物は、日光照射の間、ラン
ゲルハンス細胞を保護することが分かる。明らかに、こ
れらの細胞は非照射の皮膚の表皮における数より少ない
が、それらは顕著に樹枝状の外観を有する。
【0025】実施例3:本発明を例証する処方物の実施
例。これらの組成物は種々の成分を単に混合することに
よって得た。 組成物1:フェイス用ミルク −流動ワセリン 7.0% −実施例1の抽出物 0.1% −モノステアリン酸グリセリル、ポリエチレン グリコールステアラート(100EO) 3.0% −カルボキシビニルポリマー 0.4% −ステアリルアルコール 0.7% −大豆タンパク質 3.0% −NaOH 0.4% −防腐剤 適量 −水 全体を100%にする量 この組成物はフェイス用ミルクの形態であり、良好な化
粧品特性と、柔軟で快適な使用感を有するものであっ
た。組成物のpHは約5.5であった。
【0026】 組成物2:ローション −実施例1の抽出物 0.001% −パルミチン酸2−エチルヘキシル 10.0% −シクロペンタジメチルシロキサン 20.0% −ブチレングリコール 5.0% −防腐剤 適量 −水 全体を100%にする量 界面活性剤を含有しないこのローションにより皮膚の落
屑が促進された。
【0027】 組成物3:ミルク −パルミチン酸オクチル 35.0% −グリセロール 2.0% −実施例1の抽出物 0.5% −C10-C30アクリラート/アクリル酸アルキ ルの架橋したポリマー 0.1% −トリエタノールアミン 0.1% −小麦アミノ酸 1.0% −防腐剤 適量 −水 全体を100%にする量 界面活性剤を含有しない得られたミルクは、良好な化粧
品特性を有するものであった。
【0028】 組成物4:フェイス用ゲル −グリセロール 10.0% −実施例1の抽出物 1.0% −ココアンホ二酢酸二ナトリウム 1.00g −防腐剤 適量 −水 全体を100%にする量 得られたゲルは、良好な化粧品特性を有するものであっ
た。
【0029】 組成物5:水で洗浄するためのゲル −ブチレングリコール 7.0% −ラウロイルサルコシンナトリウム 4.0% −実施例1の抽出物 0.005% −トリエタノールアミン 0.8% −カーボマー 0.5% −防腐剤 適量 −水 全体を100%にする量 得られたゲルは、良好な化粧品特性を有するものであっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リヨネル ブルトン フランス国 78000 ヴェルサイユ,リュ ドゥ サトリ, 14 Fターム(参考) 4C083 AA031 AA032 AB032 AC012 AC072 AC122 AC352 AC402 AC422 AC542 AC642 AC662 AD092 AD172 AD412 CC04 CC05 DD33 DD41 EE12 EE13 4C087 AA01 AA02 BC11 BC12 MA63 NA14 ZA89 ZB09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の酵母の少なくとも1種
    の抽出物を含んでなる、免疫防御の刺激を意図した薬
    剤。
  2. 【請求項2】 少なくとも1種の酵母の少なくとも1種
    の抽出物を含んでなる、皮膚の免疫防御の刺激を意図し
    た薬剤。
  3. 【請求項3】 少なくとも1種の酵母の少なくとも1種
    の抽出物を含んでなる、光誘発性加齢のプロセスにより
    弱化した免疫防御の刺激を意図した薬剤。
  4. 【請求項4】 抽出物が真菌門の酵母の抽出物であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の薬剤。
  5. 【請求項5】 抽出物が、半子嚢菌綱の酵母の抽出物で
    あることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載の薬剤。
  6. 【請求項6】 抽出物が、エンドマイセターレス目の酵
    母の抽出物であることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれか1項に記載の薬剤。
  7. 【請求項7】 抽出物が、サッカロマイセターシア科の
    酵母の抽出物であることを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載の薬剤。
  8. 【請求項8】 抽出物が、サッカロマイセス・セレビシ
    エ種の酵母の抽出物であることを特徴とする請求項1な
    いし7のいずれか1項に記載の薬剤。
  9. 【請求項9】 前記酵母抽出物が組成物にその全重量に
    対して0.0001〜20%の量で使用されることを特
    徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の薬
    剤。
  10. 【請求項10】 前記酵母抽出物が組成物にその全重量
    に対して0.001〜10%の量で使用されることを特
    徴とする請求項9に記載の薬剤。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10に記載の少なくと
    も1種の酵母の抽出物の有効量を含有する化粧品用組成
    物を局所的に適用するか、又は摂取することからなる、
    皮膚の免疫防御の刺激を意図した美容処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006520641A (ja) * 2003-03-18 2006-09-14 ザ ジレット カンパニー シェービングシステム
JP2007117083A (ja) * 2005-09-30 2007-05-17 Global Technology:Kk 動物用免疫活性調整剤、及びその調整剤を含有する動物用飼料
CN105748400A (zh) * 2016-04-25 2016-07-13 广州市暨生元生物科技有限公司 一种酵母多肽冻干粉面膜组合及其制作方法

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