JP2006515339A5 - - Google Patents

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JP2006515339A5
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(式中、Xは、−R10C=CR10a−、−O−、−S−、−NR−、および−CHRからなる群より選択され;
は、−R10C=CR10a−、−O−、−S−、および−CHR−からなる群より選択され;
は、水素、ヒドロキシル、およびチオールからなる群より選択され;
上記フェニルおよび上記ヘテロアリール環は、ハロ、OR、NR、C(=O)Z、−X(C=O)Zによって場合により置換され、
10およびR10aは、水素、またはヒドロキシ、C1−6アルコキシ、チオール、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、ハロゲン、アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−3ジアルキルアミノ、アミノ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル、およびC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルからなる群より独立して選択された1または2個の置換基によって場合により置換されたC1−6アルキルからなる群より独立して選択される)によるヘテロアリール環である}であり;
は、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、(CH11または−(CH−O−(CH11であり;
ここで上記アルキル、上記アルケニル、上記アルキニル、および上記シクロアルキルは、−OH、−OR、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)q−C1−6アルキル、−SONR、または−SONHNHによって場合により置換され;
11は、フェニル、またはピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、およびチオフェンからなる群より選択されるヘテロアリール環であり、上記ヘテロアリール環および上記フェニルは、ハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキル、およびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換され;あるいはR11は、N[(CHWであり、ここでWは、NR、(CH、−N(C=O)Z、CHOR、CHRCHNHC(=O)Z、およびCHNRからなる群より選択され;
n、o、pおよびqは、以下で定義され、sは0または1であり;
、R、R、およびRは、(i)独立して扱われると、水素、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキルおよびC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルからなる群より選択され、または(ii)RおよびRの両方が同じ窒素原子に結合している場合、それらは、窒素と共にひとまとめに扱われてピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、またはモルホリンを形成してもよく
XおよびYは、独立してOまたはNRであり;
Zは、水素、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、NR13、C1−6アルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキルであり、ここでR13は、R、またはハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキルおよびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルであり;
nは、0〜3であり;
oおよびpは、独立して0〜4、o+p≦5であり;
qは、0〜2であり;
k、r1、およびr2は、独立して0〜4、そして5≧(r1+r2)≧2である〕化合物、およびその酸添加塩、水和物、および溶媒和物(ただしRが、(CH11であり、nが1であり、そしてR11が置換フェニルであるとき、Rは非置換フェニル以外であるという条件である)、式Iによる化合物の投与によりヒト免疫不全ウィルスが介在する疾患を処置する方法およびヒト免疫不全ウィルスが介在する疾患を処置するための、式Iによる化合物を含有する医薬組成物に関する。

Claims (4)

  1. 式I
    Figure 2006515339

    〔式中、Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、フェニル、およびベンジルからなる群より選択され、ここで上記フェニルおよび上記ベンジルは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルチオ、ニトロ、ハロゲン、およびシアノからなる群より独立して選択された1〜3個の置換基によって場合により置換され;
    は、ハロゲン、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、およびCONRからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルまたはピリジルであり;
    は、置換C1−6アルキル、置換C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、置換C3−6アルケニル、C3−7シクロアルキル、場合により置換されたC1−6アルコキシ、(CH、CH(OH)R、−(CH−O−(CH、NR、C(=Y)Z、−X(C=Y)ZまたはIIa−c;
    Figure 2006515339

    {式中、上記アルキル、上記C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、および上記アルケニルは、−OH、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、CN、−S(O)−C1−6アルキル;−SONR、−SONHNH
    または−NRSO−C1−6アルキルによって置換され;
    上記アルコキシは、−OH、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)q−C1−6アルキル;−SONRまたは−SONHNHによって場合により置換され;
    12は、水素、C1−6アルキル、または−C(=Y)Zであり;
    は、フェニルまたは式IIIa−IIIh:
    Figure 2006515339

    (式中、Xは、−R10C=CR10a−、−O−、−S−、−NR−、および−CHRからなる群より選択され;
    は、−R10C=CR10a−、−O−、−S−、および−CHR−からなる群より選択され;
    は、水素、ヒドロキシル、およびチオールからなる群より選択され;
    10およびR10aは、水素、またはヒドロキシ、C1−6アルコキシ、チオール、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、ハロゲン、アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−3ジアルキルアミノ、アミノ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル、およびC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルからなる群より独立して選択された1または2個の置換基によって場合により置換されたC1−6アルキルからなる群より独立して選択される)によるヘテロアリール環であり;
    上記フェニルおよび上記ヘテロアリール環は、ハロ、−OR 、−NR 、−C(=O)Z、−X(C=O)Zによって場合により置換されている}であり;
    は、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、(CH11、または−(CH−O−(CH11であり;
    ここで上記アルキル、上記アルケニル、上記アルキニル、および上記シクロアルキルは、−OH、−OR、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)−C1−6アルキル、−SONR、または−SONHNHによって場合により置換され;
    11は、フェニル、またはピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、およびチオフェンからなる群より選択されるヘテロアリール環であり、上記ヘテロアリール環および上記フェニルは、ハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキル、およびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換され;あるいはR11は、N[(CHWであり、ここでWは、NR、(CH、N(C=O)Z、CHOR、CHR、CHNHC(=O)Z、およびCHNRからなる群より選択され;
    n、o、pおよびqは、以下で定義され、sは、0または1であり;
    、R、R、およびRは、(i)独立して扱われると、水素、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル、およびC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルからなる群より選択され、または(ii)RおよびRの両方が同じ窒素原子に結合している場合、それらは、窒素と共にひとまとめに扱われてピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、またはモルホリンを形成してもよく
    XおよびYは、独立してOまたはNRであり;
    Zは、水素、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、NR13、C1−6アルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキルであり、ここでR13は、R、またはハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキルおよびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルであり;
    nは、0〜3であり;
    oおよびpは、独立して0〜4、o+p≦5であり;
    qは、0〜2であり;
    k、r1、およびr2は、独立して0〜4、そして5≧(r1+r2)≧2である〕
    の化合物、およびその酸添加塩、水和物および溶媒和物(ただしRが(CH11であり、nが1であり、そしてR11が置換フェニルであるとき、Rは非置換フェニル以外であるという条件である)。
  2. HIV感染を治療する、またはHIV感染を予防する、あるいはAIDSもしくはARCを治療する医薬の調製のための、式I
    Figure 2006515339

    〔式中、Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、フェニル、およびベンジルからなる群より選択され、ここで上記フェニルおよび上記ベンジルは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルチオ、ニトロ、ハロゲン、およびシアノからなる群より独立して選択された1〜3個の置換基によって場合により置換され;
    は、ハロゲン、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、およびCONRからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルまたはピリジルであり;
    は、置換C1−6アルキル、置換C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、置換C3−6アルケニル、C3−7シクロアルキル、場合により置換されたC1−6アルコキシ、−(CH、CH(OH)R、−(CH−O−(CH、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、またはIIa−c;
    Figure 2006515339

    {式中、上記アルキル、上記C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、および上記アルケニルは、−OH、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、CN、−S(O)−C1−6アルキル;−SONR、−SONHNH
    または−NRSO−C1−6アルキルによって置換され;
    上記アルコキシは、−OH、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)q−C1−6アルキル;−SONRまたは−SONHNHによって場合により置換され;
    12は、水素、C1−6アルキル、または−C(=Y)Zであり;
    は、フェニル、または式IIIa−IIIh:
    Figure 2006515339

    (式中、Xは、R10C=CR10a、−O−、−S−、−NR−、および−CHRからなる群より選択され;
    は、R10C=CR10a、−O−、−S−、および−CHR−からなる群より選択され;
    は、水素、ヒドロキシル、およびチオールからなる群より選択され;
    10およびR10aは、水素、またはヒドロキシ、C1−6アルコキシ、チオール、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、ハロゲン、アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−3ジアルキルアミノ、アミノ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル、およびC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルからなる群より独立して選択された1または2個の置換基によって場合により置換されたC1−6アルキルからなる群より独立して選択される)によるヘテロアリール環であり;
    上記フェニル及び上記ヘテロアリール環は、ハロ、−OR、−NR、−C(=O)Z、−X(C=O)Zにより場合により置換されている}であり;
    は、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、−(CH11または−(CH−O−(CH11であり;
    ここで上記アルキル、上記アルケニル、上記アルキニル、および上記シクロアルキルは、−OH、−OR、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)q−C1−6アルキル、−SONR、または−SONHNHによって場合により置換され;
    11は、フェニル、またはピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、およびチオフェンからなる群より選択されるヘテロアリール環であり、上記ヘテロアリール環および上記フェニルは、ハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキルおよびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換され;あるいはR11は、N[(CHWであり、ここでWは、NR、(CH、−N(C=O)Z、CHOR、CHRCHNHC(=O)Z、およびCHNRからなる群より選択され;
    n、o、pおよびqは、以下で定義され、sは、0または1であり;
    、R、R、およびRは、(i)独立して扱われると、水素、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル、およびC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルからなる群より選択され、または(ii)RおよびRの両方が同じ窒素原子に結合している場合、それらは、窒素と共にひとまとめに扱われてピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、またはモルホリンを形成してもよく
    XおよびYは、独立して−O−または−NRであり;
    Zは、水素、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、NR13、C1−6アルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキルであり、ここでR13は、R、またはハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキルおよびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルであり;
    nは、0〜3であり;
    oおよびpは、独立して0〜4、o+p≦5であり;
    qは、0〜2であり;
    k、r1、およびr2は、独立して0〜4、そして5≧(r1+r2)≧2である〕
    の化合物、およびその酸添加塩、水和物、および溶媒和物(ただしRが、(CH11であり、nが1であり、そしてR11が置換フェニルであるとき、Rは非置換フェニル以外であるという条件である)の使用。
  3. ヒト免疫不全ウィルスが介在する疾患を処置するための、またはHIVを阻害するための単回または複数回の投与レジメンでの投与時に十分な、式I
    Figure 2006515339

    〔式中、Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、フェニル、およびベンジルからなる群より選択され、ここで上記フェニルおよび上記ベンジルは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルチオ、ニトロ、ハロゲン、およびシアノからなる群より独立して選択された1〜3個の置換基によって場合により置換され;
    は、ハロゲン、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、およびCONRからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルまたはピリジルであり;
    は、置換C1−6アルキル、置換C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、置換C3−6アルケニル、C3−7シクロアルキル、場合により置換されたC1−6アルコキシ、−(CH、−CH(OH)R、−(CH−O−(CH、NR、C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、またはIIa−c;
    Figure 2006515339

    {式中、上記アルキル、上記C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、および上記アルケニルは、−OH、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、CN、−S(O)−C1−6アルキル;−SONR、−SONHNH
    または−NRSO−C1−6アルキルによって置換され;
    上記アルコキシは、−OH、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)−C1−6アルキル;−SONRまたは−SONHNHによって場合により置換され;
    12は、水素、C1−6アルキル、または−C(=Y)Zであり;
    は、フェニルまたは式IIIa−IIIh:
    Figure 2006515339

    (式中、Xは、R10C=CR10a、−O−、−S−、−NR−、および−CHRからなる群より選択され;
    は、R10C=CR10a、−O−、−S−、および−CHR−からなる群より選択され;
    は、水素、ヒドロキシル、およびチオールからなる群より選択され;
    10およびR10aは、水素、またはヒドロキシ、C1−6アルコキシ、チオール、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、ハロゲン、アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−3ジアルキルアミノ、アミノ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル、およびC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルからなる群より独立して選択された1または2個の置換基によって場合により置換されたC1−6アルキルからなる群より独立して選択される)によるヘテロアリール環であり;
    上記フェニルおよび上記ヘテロアリール環は、ハロ、−OR、−N 、−C(=O)Z、−X(C=O)Zにより場合により置換されている}であり;
    は、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、−(CH11または−(CH−O−(CH11であり;
    ここで上記アルキル、上記アルケニル、上記アルキニル、および上記シクロアルキルは、−OH、−OR、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)−C1−6アルキル、−SONRまたは−SONHNHによって場合により置換され;
    11は、フェニル、またはピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、およびチオフェンからなる群より選択されるヘテロアリール環であり、上記ヘテロアリール環および上記フェニルは、ハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキル、およびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換され;あるいはR11は、N[(CHWであり、ここでWは、NR、(CH、−N(C=O)Z、CHOR、CHRCHNHC(=O)Z、およびCHNRからなる群より選択され;
    n、o、p、およびqは、以下で定義され、sは、0または1であり;
    、R、R、およびRは、(i)独立して扱われると、水素、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル、又はC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルであり、または(ii)RおよびRの両方が同じ窒素原子に結合している場合、それらは、窒素と共にひとまとめに扱われてピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、またはモルホリンを形成してもよく
    XおよびYは、独立してOまたはNRであり;
    Zは、水素、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、NR13、C1−6アルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキルであり、ここでR13は、R、またはハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキル、およびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルであり;
    nは、0〜3であり;
    oおよびpは、独立して0〜4、o+p≦5であり;
    qは、0〜2であり;
    k、r1、およびr2は、独立して0〜4、そして5≧(r1+r2)≧2である〕
    の化合物、およびその酸添加塩、水和物および溶媒和物(ただしRが、(CH11であり、nが1であり、そしてR11が置換フェニルであるとき、Rは非置換フェニル以外であるという条件である)の治療的有効量を、少なくとも1つの医薬的に許容される担体または希釈剤と混合して含む、医薬組成物。
  4. が、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、フェニル、およびベンジルからなる群より選択され、ここで上記フェニルおよび上記ベンジルは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルチオ、ニトロ、ハロゲン、およびシアノからなる群より独立して選択された1〜3個の置換基によって場合により置換され;
    が、ハロゲン、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、およびCONRからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルまたはピリジルであり;
    が、置換C1−6アルキル、置換C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、置換C3−6アルケニル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルコキシ、(CH、−(CH−O−(CH、NR、C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、またはIIa−c;
    Figure 2006515339

    {式中、上記アルキル、上記C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、および上記アルケニルは、−OH、−NR、−C(=Y)Z、X(C=Y)Z、CN、−S(O)−C1−6アルキル;−SONR、−SONHNH
    または−NRSO−C1−6アルキルによって置換され;
    上記アルコキシは、−OH、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)−C1−6アルキル;−SONR、または−SONHNHによって場合により置換され;
    12は、水素または−C(=Y)Zであり;
    は、フェニル、あるいは式IIIaまたはIIIb;
    Figure 2006515339

    (式中、Xは、−R10C=CR10a−、−O−、−S−、−NR−、および−CHRからなる群より選択され;
    は、−R10C=CR10a−、−O−、−S−、および−CHR−からなる群より選択され;
    は、水素、ヒドロキシルおよびチオールからなる群より選択され;
    10およびR10aは、水素、またはヒドロキシ、C1−6アルコキシ、チオール、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、ハロゲン、アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−3ジアルキルアミノ、アミノ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル、およびC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルからなる群より独立して選択された1または2個の置換基によって場合により置換されたC1−6アルキルからなる群より独立して選択される)によるヘテロアリール環であり;
    上記フェニルおよび上記ヘテロアリール環は、ハロ、−OR、−N 、−C(=O)Z、−X(C=O)Zにより場合により置換されてい}であり;
    が、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、−(CH11、または−(CH−O−(CH11であり;
    ここで上記アルキル、上記アルケニル、上記アルキニル、および上記シクロアルキルは、−OH、−OR、−NR、−C(=Y)Z、−X(C=Y)Z、−S(O)−C1−6アルキル、−SONR、または−SONHNHによって場合により置換され;
    11は、フェニル、またはピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロール、イミダゾール、ピラゾールからなる群より選択されるヘテロアリール環であり、上記ヘテロアリール環および上記フェニルは、ハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキルおよびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換され;あるいはR11は、N[(CHWであり、ここでWは、−NR−、−(CH−、−N(C=O)Z、CHOR、CHRCHNHC(=O)Z、およびCHNRからなる群より選択され;
    n、o、およびpは、以下で定義され、sは、0または1であり;
    、R、R、およびRは、(i)独立して扱われると、水素、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキル、C1−3アルキルアミノ−C1−3アルキル又はC1−3ジアルキルアミノ−C1−3アルキルであり、または(ii)RおよびRの両方が同じ窒素原子に結合している場合、それらは、窒素と共にひとまとめに扱われてピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、またはモルホリンを形成してもよく
    XおよびYは、独立してOまたはNRであり;
    Zは、C1−6アルコキシ、NR13、C1−6アルキル、C1−3アルコキシ−C1−3アルキルであり、ここでR13は、R、またはハロゲン、シアノ、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキルおよびC1−3アルコキシからなる群より独立して選択される1〜3個の基によって場合により置換されたフェニルであり;
    nは、0〜3であり;
    oおよびpは、独立して0〜4、o+p≦5であり;
    qは、0〜2であり;
    k、r1、およびr2は、独立して0〜4、そして5≧(r1+r2)≧2である、
    請求項1に記載の化合物、およびその酸添加塩、水和物、および溶媒和物(ただしRが(CH11であり、nが1であり、R11が置換フェニルであるとき、Rは非置換フェニル以外であるという条件である)。
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