JP2006504628A - 生体活性のリン脂質含有成分を含有するマトリックス - Google Patents

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Abstract

本発明の対象は、ホスファチジルセリン5〜98質量%及びホスファチジルコリン1〜90質量%から成る、生体活性のリン脂質含有成分を含有するマトリックスである。更に、植物及び/又は動物由来の脂肪−成分、ロウ−成分、ポリアルコール−成分1〜94質量%及び/又はその他の生理学的に認容性の添加物が含有されていてよい。有利に、この関連において、持続的弾性を有する含水被覆を有し、かつ0.3〜20mmの全直径を有するマトリックスが得られる。前記マトリックスは殊に肉体的精神的な能力及び耐負荷能力の強化のために使用される。

Description

本発明の対象は、生体活性のリン脂質含有成分を含有するマトリックス並びに該マトリックスの使用である。
リン脂質の物質クラスとは、いわゆる両親媒特性、即ち親油特性と親水特性とを同時に有する複合脂質であり、これは特に水性媒体中での脂質二重層の形成を可能にする。
リン脂質(ホスファチドとも称する)は、リン酸が一方でスフィンゴシン基又はグリセリド基でエステル化され、もう一方がコリン、エタノールアミン、セリン、イノシトール又はグリセリンでエステル化されたホスホジエステルであると化学的にみなされる。ホスファチジルコリンはレシチンとしても公知であり、同時に、特殊なリン脂質の大きなグループに関してレシチンと命名されている。ホスファチジルセリン及びホスファチジルエタノールアミンは、ケファリンとも称される。
同様に、これらのグループに属するリソ(Lyso)−誘導体は、特殊なホスホリパーゼを用いる加水分解的分割により生じる。
リン脂質含有カプセルは従来技術から十分に公知であり、リン脂質を大抵は被覆物質として含有している。リン脂質を充填物、即ちカプセルコア中に装入する場合は、ここでリン脂質は大抵は僅かな割合で溶液媒介特性を有する配合助剤の役割を果たす。
その両親媒特性に基づき、リン脂質は公知のリポソーム及びトランスフェロソーム(Transferosome)の被覆物質としても利用される。これに関連して、リン脂質は特にその生体接着特性に基づいて粘膜適用の範囲で使用され、その際、リン脂質は殊に鼻腔及び口腔中に導入される。
リン脂質は化学変性形で使用されるが、しかしまた表面活性配合助剤(界面活性剤)としても使用される。
超音波を用いて、リン脂質を被覆物として有するベシクル(Visikel)を製造することも公知である。
日本国出願JP9147043号並びにEP−A493441号の記載から、レシチン被覆を有する特別な顆粒が公知である。特にステロイドを生体活性物質として含有する前記顆粒は、飼料添加物として使用される。
リソ−リン脂質は、WO87/04347号の記載によれば、疎水性生体活性物質のための可溶化剤として記載されている。
国際出願WO99/16419号及び同99/16421号には、ホスファチジルコリンのためのキャリアとして有機ハロゲン化合物を使用する、肺に機能する施与形が記載されている。
レシチンは、軟質ゼラチンカプセルに生体活性内容物として含有されており、KAL(登録商標)レシチンとして市販され、これは1200mgの大豆レシチンを含有している。しかし、この量のレシチンをカプセル中に収容できるようにするためには、センチメートルの範囲に接近しており、それによって限定されたコンプライアンスを生じさせるカプセルサイズを選択しなければならない。
ドイツ連邦共和国特許DE19917249号の記載から、ホスファチジルセリン(PS)及び又リン脂質の製造法は公知である。これに関連して、そのように得られたPS又は相応するPS−生成物は埋込により水性系中の硬質脂肪中で安定化され得る。しかしながら、該刊行物で成された提案は、特別なPSを内容物中に含有しなくてはならない軟質ゼラチンカプセルに限定されている。該刊行物に記載されている系は、確かに公知の通り加水分解に対して不安定なホスファチジルセリンを安定化するが、この配合物がカプセル化不可能であるという利点を有する。
殊に、別のレシチン及び/又は油状物との混合物中でのホスファチジルセリン及びホスファチジルコリンの配合物は、軟質カプセル中で十分に安定ではないことが証明されている。また、典型的にはいわゆるロータリー−ダイにより行われるカプセル化をもたらす技術的な要求に基づき、混合物(”ブレンド”)には、カプセル内容物の融点及び流動性に関して局限された制約が定められている。カプセル化処理の場合に支配的である加工温度も、カプセル被覆もしくはカプセル内容物の特性に対して大抵はマイナスの作用を及ぼす。
この上記のカプセル内容物としてのレシチンの不安定性の結果、所望の液体配合物の代わりに、せいぜい、適度にペースト状のブレンドをカプセル化することが出来るに過ぎない。
更に、リン脂質のカプセル化は一般的に大きな問題を引き起こし、それというのも、これは上記の通り乳化剤としても作用し、従ってカプセル化処理の間に迅速に未硬化(乾燥)の被覆と内容物との混合が生じるからである。それにより、カプセルは比較的短時間で透過性となり、カプセルは漏れを生じ、それによりもはや使用不可能である。
従って本発明のために、上記の従来技術の欠点を有しておらず、かつ経済的に是認し得る方法で配合することのできる、生体活性のリン脂質含有成分を含有するマトリックスを提供するという課題が設けられた。更に、マトリックス中に装入された生体活性のリン脂質−成分は、極めて多くの用途のために十分な安定性を、カプセル化状態においても有するはずであった。
上記課題は、生体活性成分として、ホスファチジルセリン(PS)5〜98質量%及びホスファチジルコリン(PC)1〜90質量%、及び更に、植物及び/又は動物由来の脂肪−成分、ロウ−成分、ポリアルコール成分の一連の少なくとも1種のその他の成分1〜94質量%、及びその他の生理学的に認容性の添加物を含有する相応するマトリックスにより解決される。
驚異的にも、本発明によるマトリックスにより、該マトリックス中に含有されているホスファチジルセリン−又はホスファチジルコリン−割合が、カプセル化されたレシチンの、通常はマイナスである加水分解もしくは全般的な分解に対して、極めて安定である点が際立っている。これは殊に、高粘度でかつ付加的にチキソトロピーの特性を有するブレンドの場合に非常に顕著である。従来、確かに高粘度のブレンドがレシチンをより安定にすることだけは公知であったが、しかしながらこの高粘度の混合物はもはやカプセル化が不可能であった(DE−OS19917249号を参照のこと)。これは殊に、ホスファチジルセリンがその他のリン脂質よりも著しくより安定性が低いことが公知であるだけに驚異的である。
該化合物は、主要な基(即ち、セリンもしくはコリン)の他に、sn−1もしくはsn−2の位置に、有利には、グリセリンのヒドロキシル基に結合したC〜C30−カルボン酸、特にC12〜C28−カルボン酸に由来する基をそれぞれ含有する。酸基は、直鎖又は分枝鎖、飽和又は単不飽和もしくは多重不飽和であってよい。特に有利な基は、酢酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、β−リノレン酸、エイコサペンタエン酸、エルカ酸、ネルボン酸、α−又はβ−エレオステアリン酸又はパリナリン酸の結合により形成される基である。パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、α−リノレン酸、アラキドン酸又はドコサヘキサエン酸の結合により形成される基は特に有利である。この場合、グリセリンの2つのなお使用可能なOH−基に結合した酸基は、同じか又は異なっていてよい。
ホスファチジルセリン及びホスファチジルコリンは、本発明による全マトリックスにおいて生体活性部分を表し;その他の成分は、全マトリックスに、その割合に基づき、その有利な特性を付与する。
”生体活性”という定義は、本発明に関連して、生体中で、吸収領域において、ホスファチジルセリン及びホスファチジルコリンが全マトリックスから放出される間か又は後に、輸送経路上で、又は目的部位で、生物学的作用を発揮するというような性質のホスファチジルセリン及びホスファチジルコリンの作用であると解釈され、このことは、通常はヒト及び獣医の分野での相応する薬剤にも当てはまる。この場合、上記の生体活性作用は、当然のことながら上記の2つのリン脂質に限定されるものではなく、全マトリックスに関与するその他の成分によっても発揮され得る。しかしながら、それらの生体活性作用は、本発明によるマトリックスのためにはそれ程重要ではない。
これに関連して、殊に、その生体活性成分がホスファチジルセリンを10〜40質量%及び殊に有利に15〜30質量%含有するマトリックスが殊に適当であることが判明した。同様に、その生体活性成分がホスファチジルコリンを2.0〜20質量%含有するマトリックスが殊に適当である。
可能な組成物の比較的幅広い多彩性から、特許請求されたマトリックスに関して、脂肪−成分10〜70質量%、殊に有利に20〜50質量%、及び/又はロウ−成分3〜30質量%、殊に有利に5〜20質量%、ポリアルコール−成分1〜30質量%、殊に有利に1〜20質量%、及び/又はその他の生理学的に認容性の添加物1.0〜5質量%から成る組成物が有利であることが判明した。
本発明において本質的な生体活性成分であるホスファチジルセリン及びホスファチジルコリンの他に、マトリックスは、脂肪成分として有利に、精製脂肪、硬化脂肪及び/又は分別脂肪、及び殊に、オメガ−3及び/又はオメガ−6脂肪酸に富むもの、例えばドコサヘキサエン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸及び共役リノレン酸、遊離脂肪酸、殊にオメガ−3及びオメガ−6脂肪酸、ロウ成分として有利に、蜜ロウ、カンデリラロウ、セラック、パラフィン、モノ−又はジグリセリド、並びに、ポリアルコール成分として有利に、ポリエチレングリコール、ポリソルベート、ポリグリセリンエステル、糖エステル又はソルビタンエステルを含有してよい。マトリックスは有利に、トコフェロール及びその誘導体、トコトリエノール及びその誘導体、ポリコサノール及びその誘導体、誘導化形でもあるビタミン、例えばビタミンC及びE、アミノ酸、殊に必須アミノ酸、分枝鎖アミノ酸及び非タンパク質性(nicht proteinogen)アミノ酸、例えばテアニン、アミノ酸誘導体、例えばクレアチン、タウリン、カルニチン、フィトステリン及びその誘導体、(ポリ)−フェノール系化合物及びその誘導体、例えばカテコール、フェノール酸、例えば没食子酸、ヒドロキシ桂皮酸、クマリン、(イソ−)フラボノイド、例えばクエルセチン又はゲニステイン、リグナン及びリグニン、並びにタンニン、サポニン、モノ−、セスキ−及びジ−テルペン、カロチノイド、例えばβ−カロチン、ルテイン又はリコピン、グルコシノレート、バラスト物質、例えば非デンプン多糖類、植物及び/又は動物由来の抽出物、生理活性タンパク質、例えばラクトフェリン及びグリコマクロペプチド、リン脂質及び糖脂質、例えばスフィンゴシン又は(フィト−)スフィンゴミエリン及び/又は鉱物成分、しかし又その他の適当な生体活性成分を含有してもよく、これは本発明を同様に考慮している。
ホスファチジルセリン及びホスファチジルコリンの本発明による安定化は、殊に他のマトリックス成分により生じ、この他のマトリックス成分は、全マトリックス(即ち、PS/PC並びにその他の成分から成る)が室温で固体であり、しかも、ある範囲において、脂肪(トリグリセリド)を使用する場合にはDSCで測定可能なトリグリセリドの固体の割合が23℃で>80%であるように選択されている。更に、成分は有利に、全マトリックスが剪断希釈(Scherverduennung)の特性を示すように選択され、これは、トリグリセリドが、固体の、従って溶融されていないトリグリセリドの十分に高い割合を有する場合に、例えば脂肪とロウ(例えば蜜ロウ)とからの組合せの有利な使用により、マトリックス中のPC/PSと一緒に達成することができる。この場合、有利なマトリックス成分は、50%を上回る飽和脂肪酸の割合を有し、かつ、有利に主に存在するトリグリセリド種が4種以下存在する。ここでは、パーム核油と蜜ロウとを一緒に使用することが殊に有利であることが明らかとなった。
従って、当業者は、以下1)DSCにより測定可能なトリグリセリドの固体割合が23℃で>80%であること、及び2)飽和脂肪酸の割合が50%を上回ること、という基準をもとに、本発明における適当なマトリックスを容易に選択することができる。
本発明のもう1つの実施態様において、ホスファチジルセリン及びホスファチジルコリンの安定化は、ポリアルコール成分を含有するマトリックスの使用により行われる。マトリックスは全体的にほぼ液体であってよく、その際、殊にグリセリンはポリアルコール成分として添加されている。前記の実施態様において、従来のレシチン−マトリックスの欠点を克服することができる。レシチン−マトリックスにおいて、含水量はマトリックスの強度の親油特性のために常に僅かであり、存在する水はマトリックス中で自由に動くのではなく、極性の主要な基に結合されており、これらが水和されるか又は主要な基が加水分解される。それにより、慣用のマトリックス中でのリン脂質(即ちPCもしくはPS)の不安定性は制限される。極性物質としてのポリアルコール成分、例えばグリセリンの本発明による添加により、水は主要な基から排除され、それによりリン脂質の加水分解が回避又は少なくとも遅延される。
従って本発明によれば、有利に、マトリックスは、PS及びPCの他に、更に少なくとも1種の脂肪成分、更に有利に脂肪成分及びロウ成分を含有し、もう1つの実施態様において、有利に少なくとも1種のポリアルコール成分を含有する。
本発明によれば、完全なカプセル化の現れを可能にする物質、並びに、高い安定性と低い剪断応力を有するマトリックスを提供する物質が、マトリックス材料として殊に適当である。
有利な実施態様において、特許請求されたマトリックスは持続的弾性をも有し得る含水被覆を有する。
この場合、有利にゼラチン、グリセリン、糖(−アルコール)、デンプン、多糖類及びそれらの混合物から成る被覆は、全被覆に対して1.0〜10.0質量%の含水量を有するのが有利である。この場合、被覆のための糖アルコールとして殊に有利にソルビトールが該当し、多糖類成分として、カラゲナン、アルギネート及び/又はペクチンが該当する。最後に、本発明は、マトリックスの被覆が、その他の添加剤として、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、食品に適当な着色剤、有色顔料及び/又はタルクを含有することも予定している。
生体活性成分と被覆材料を構成する物質クラスとの組成に依存して、本発明による全マトリックスの製品品質に関して、被覆と生体活性成分がどのような質量割合で存在するかは重要であり得る。この場合、殊に、1:0.25〜10.0、殊に有利に1:1〜5.0である被覆対生体活性成分の質量割合が殊に適当であることが判明した。
当然のことながら、マトリックスの全直径も各用途に応じたものであり、該全直径は本発明によれば殊に0.3〜20mmであるのが有利である。
マトリックス自体の他に、本発明の方法は該マトリックスの使用をも特許請求し、その際、該マトリックス中に含有されている成分に基づき、殊に、精神的又は/及び肉体的耐負荷能力及び能力の強化、高められた血清コレステリン−濃度の予防、健康の促進又は/及び維持、並びに極めて一般的に健全の改善が重要である。
従って、本発明によるマトリックスを用いて、経済的に是認し得る方法で製造することができ、公知の別の配合物とは異なり、顕著な酸化安定性及び加水分解安定性を示すホスファチジルセリン及びホスファチジルコリンの配合物が見出された。従って、本発明によるマトリックスは、従来は両立が不可能であった2つの特徴、即ち、カプセル化が可能であること、及び、この場合に同時に十分な安定性を示すことを結び付ける。前記の組合せは、特に、チキソトロピー特性又は剪断希釈特性を有するマトリックスにおいて顕著である。しかしながらこれらは、ペースト状でかつニュートン挙動を示すマトリックス形の場合にも生じる。
以下の実施例により、本発明による生体活性のリン脂質含有成分を含有するマトリックスの前記の利点が明らかとなる。
実施例
実施例1:
硬質マトリックスは、生体活性成分として、ホスファチジルセリン20質量%及びホスファチジルコリン15質量%を含有していた。その他の成分は、それぞれ、ホスファチジルイノシトール3質量%及びホスファチジルエタノールアミン2質量%、精製大豆油、異なる融点の2種の部分硬化大豆油から成る混合物38質量%、並びに蜜ロウ3質量%、ビタミンE及びD、トコトリエノール及びβ−カロチンから成る混合物2質量%であった。100%までの残りは、典型的なレシチン随伴物質、例えば糖脂質、フィトステリン及びオリゴ糖から成る。
この場合、2つの生体活性成分は、3〜8mmの直径を有するペレットとして存在するマトリックス中に均等に分配されている。
実施例2:
硬質マトリックスは、生体活性成分として、ホスファチジルセリン20質量%及びホスファチジルコリン5質量%及びホスファチジルイノシトール4質量%を含有していた。その他の成分は、それぞれ、ホスファチジルエタノールアミン6質量%及びホスファチジン酸2質量%、パーム核油45質量%及び蜜ロウ5質量%並びにビタミンE0.2%であった。100%までの残りは、典型的なレシチン随伴物質、例えば糖脂質、フィトステリン及びオリゴ糖から成る。
実施例3:
硬質マトリックスは、生体活性成分として、ホスファチジルセリン30質量%及びホスファチジルコリン4質量%及びホスファチジルイノシトール2質量%を含有していた。その他の成分は、それぞれ、ホスファチジルエタノールアミン4質量%及びホスファチジン酸1質量%、パーム核油45質量%及び蜜ロウ5質量%、並びにビタミンE0.2%であった。100%までの残りは、典型的なレシチン随伴物質、例えば糖脂質、フィトステリン及びオリゴ糖から成る。
リン脂質の安定性:
第1表は、例示的な、軟質ゼラチンカプセル中にカプセル化された、加水分解に極めて敏感なホスファチジルセリン(PS)に関して、本発明によるマトリックス中へのリン脂質の埋込により、とりわけ、加水分解に対する安定効果が生じることを示す。
比較として、カプセル化可能性に関して標準−ロータリー−ダイ法により最適化されている、従来技術に相応する標準調製物中の2種類のリン脂質含有レシチンを使用した。レシチンをカプセル化された形で室温(23℃)で貯蔵した。
実施例1〜3は上記の本発明による3つの実施例であり、実施例4〜6は比較例である。
Figure 2006504628

Claims (13)

  1. 生体活性のリン脂質含有成分を含有するマトリックスにおいて、前記マトリックスが、生体活性成分として、ホスファチジルセリン(PS)5〜98質量%、及びホスファチジルコリン(PC)1〜90質量%、及び更に、植物及び/又は動物由来の脂肪−成分、ロウ−成分、ポリアルコール成分の一連の少なくとも1種のその他の成分1〜94質量%、及びその他の生理学的に認容性の添加物を含有していることを特徴とする、生体活性のリン脂質含有成分を含有するマトリックス。
  2. 生体活性成分が、ホスファチジルセリンを10〜40質量%及び殊に有利に15〜30質量%含有する、請求項1記載のマトリックス。
  3. 生体活性成分がホスファチジルコリンを2.0〜20質量%含有する、請求項1又は2記載のマトリックス。
  4. 脂肪−成分10〜70質量%、殊に有利に20〜50質量%、及び/又はロウ−成分3〜30質量%、殊に有利に5〜20質量%、及び/又はポリアルコール−成分1〜30質量%、殊に有利に2〜20質量%、及び/又はその他の生理学的に認容性の添加物1〜5質量を含有する、請求項1から3までのいずれか1項記載のマトリックス。
  5. マトリックス中に、精製脂肪、硬化脂肪及び/又は分別脂肪、及び殊に、オメガ−3及び/又はオメガ−6脂肪酸に富むもの、例えばドコサヘキサエン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸及び共役リノレン酸、遊離脂肪酸、殊にオメガ−3及びオメガ−6脂肪酸、蜜ロウ、カンデリラロウ、セラック、パラフィン、モノ−又はジグリセリド、ポリエチレングリコール、ポリソルベート、ポリグリセリンエステル、糖エステル又はソルビタンエステル、トコフェロール及びその誘導体、トコトリエノール及びその誘導体、ポリコサノール及びその誘導体、誘導化形でもあるビタミン、例えばビタミンC及びE、アミノ酸、殊に必須アミノ酸、分枝鎖アミノ酸及び非タンパク質性アミノ酸、例えばテアニン、アミノ酸−誘導体、例えばクレアチン、タウリン、カルニチン、フィトステリン及びその誘導体、(ポリ)−フェノール系化合物及びその誘導体、例えばカテコール、フェノール酸、例えば没食子酸、ヒドロキシ桂皮酸、クマリン、(イソ−)フラボノイド、例えばクエルセチン又はゲニステイン、リグナン及びリグニン、並びにタンニン、サポニン、モノ−、セスキ−及びジ−テルペン、カロチノイド、例えばβ−カロチン、ルテイン又はリコピン、グルコシノレート、バラスト物質、例えば非デンプン多糖類、植物及び/又は動物由来の抽出物、生理活性タンパク質、例えばラクトフェリン及びグリコマクロペプチド、リン脂質及び糖脂質、例えばスフィンゴシン又は(フィト−)スフィンゴミエリン及び/又は鉱物成分が含有されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のマトリックス。
  6. 含水被覆を有する、請求項1から5までのいずれか1項記載のマトリックス。
  7. 被覆が、全被覆に対して1.0〜10.0質量%の含水量を有する、請求項6記載のマトリックス。
  8. 被覆が、ゼラチン、グリセリン、糖(−アルコール)、デンプン、多糖類及びそれらの混合物から成る、請求項6又は7記載のマトリックス。
  9. 被覆が、糖アルコールとしてソルビトールを含有し、多糖類としてカラゲナン、アルギネート及び/又はペクチンを含有する、請求項8記載のマトリックス。
  10. 被覆が、その他の添加剤として二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、食品に適当な着色剤、有色顔料及び/又はタルクを含有する、請求項7から9までのいずれか1項記載のマトリックス。
  11. 被覆対生体活性成分の質量割合が、1:0.25〜10.0、殊に有利に1:1〜5.0である、請求項1から9までのいずれか1項記載のマトリックス。
  12. マトリックスの全直径が0.3〜20mmである、請求項1から11までのいずれか1項記載のマトリックス。
  13. 精神的又は/及び肉体的耐負荷能力及び能力の強化のための、健全の改善のための、健康の促進又は/及び維持のための、並びに高められた血清コレステリン−濃度の予防のための、請求項1から12までのいずれか1項記載のマトリックスの使用。
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