JP2001247453A - ソフトカプセル用皮膜及びソフトカプセル剤 - Google Patents

ソフトカプセル用皮膜及びソフトカプセル剤

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JP2001247453A
JP2001247453A JP2000064564A JP2000064564A JP2001247453A JP 2001247453 A JP2001247453 A JP 2001247453A JP 2000064564 A JP2000064564 A JP 2000064564A JP 2000064564 A JP2000064564 A JP 2000064564A JP 2001247453 A JP2001247453 A JP 2001247453A
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fat
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chondroitin sulfate
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Mariko Goto
真理子 後藤
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MARIN PHARM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】皮膜成分自体が薬効をも奏し得るソフトカプセ
ル剤を提供。 【解決手段】ゼラチンを主成分とし、更にコンドロイチ
ン硫酸及びその塩類から選ばれる少なくとも1種を含有
するソフトカプセル用皮膜;該皮膜で脂溶性成分及び/
又は油脂を被覆したソフトカプセル剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトカプセル用
皮膜及び該皮膜にて脂溶性物質及び/又は油脂を被覆し
てなるソフトカプセル剤、更に詳しくは、コンドロイチ
ン硫酸及びその塩類の少なくとも1種をソフトカプセル
用皮膜の成分として用いることにより、安定性、崩壊性
等に優れ、しかも該皮膜成分自体が薬効を発揮し得る、
新しいソフトカプセル剤に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】ソフトカプセル剤、殊にその
代表例であるゼラチンを皮膜成分とするソフトカプセル
剤は、ヒトの消化器内で容易に崩壊して内容薬剤を放出
できること、内容薬剤の酸素との接触による劣化等を防
止できること等から、脂溶性薬剤や脂溶性食品等の脂溶
性成分の製剤化技術として汎用されてきている。
【0003】特に、ソフトカプセル剤に充填、収容され
る成分としては、酸化されやすい脂溶性成分、例えば、
ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸
(EPA)、大豆レシチン、小麦胚芽油等が使用されて
いる。これらの脂溶性成分が充填されたソフトカプセル
剤は、一般に淡黄色乃至黄金色で透明の美しい外観が商
品価値の一つとなっている。
【0004】一方、従来より、コンドロイチン硫酸は、
関節炎、腰痛等の予防、改善等を目的として、主として
錠剤形態で使用されているが、近年の健康指向、自然指
向の高まりにつれて、コンドロイチン硫酸とソフトカプ
セルに充填される上記脂溶性成分とを同時に摂取する人
が増えてきている。
【0005】しかし、上記脂溶性成分が充填されたソフ
トカプセル剤とコンドロイチン硫酸の錠剤とをそれぞれ
別々に摂取するのは煩雑であるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記問題点を解決すべく、一つの製剤で、上記脂溶
性成分とコンドロイチン硫酸との双方が同時に摂取でき
る製剤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記ソフ
トカプセル剤形態の脂溶性成分と、コンドロイチン硫酸
との併用薬剤を提供することを目的として研究を重ね
た。
【0008】しかし、コンドロイチン硫酸は水溶性成分
であり、従来からソフトカプセル剤に充填されていた脂
溶性成分とは一般に混じり合わない。従って、コンドロ
イチン硫酸を該脂溶性成分に混合してソフトカプセルに
充填しても濁った状態を呈したり又は沈殿を生じ、脂溶
性成分充填ソフトカプセル剤の本来の美しい外観を損
ね、商品価値が著しく低いものとなってしまう。このよ
うな濁った状態又は沈殿を防止すべく界面活性剤を添加
することも考えられるが、界面活性剤は近年の天然指向
からみて不必要な成分であるから、むしろ使用しないこ
とが望まれる。従って、脂溶性成分とコンドロイチン硫
酸とを一つの製剤とすることは、不可能と思われた。
【0009】ところが、引き続く研究において、本発明
者らは、コンドロイチン硫酸が、従来よりソフトカプセ
ル皮膜成分として使用されてきているゼラチンと共に、
ソフトカプセル皮膜の成分として使用でき、しかも、こ
のコンドロイチン硫酸を配合したソフトカプセル用皮膜
は優れた皮膜性能等を有し、従って、これに上記脂溶性
成分を充填させると、従来のソフトカプセル剤と変わら
ぬ美しい外観を保持し、更に優れた皮膜性能を有する、
コンドロイチン硫酸と脂溶性成分とが同時に摂取可能な
改善されたソフトカプセル剤が得られるという事実を見
出した。本発明者らは、この知見を基礎とし、更に種々
の検討を加えて、本発明を完成するに至ったものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ゼラチ
ンを主成分とし、更にコンドロイチン硫酸及びその塩類
から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とす
るソフトカプセル用皮膜が提供される。
【0011】特に本発明によれば、コンドロイチン硫酸
及びその塩類から選ばれる少なくとも1種の含有量が、
ゼラチン100重量部に対して1〜20重量部である上
記ソフトカプセル用皮膜が提供される。
【0012】また、本発明によれば、上記ソフトカプセ
ル用皮膜で脂溶性成分及び/又は油脂を被覆したことを
特徴とするソフトカプセル剤が提供される。
【0013】特に本発明によれば、脂溶性成分及び油脂
が、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE(トコフェロ
ール)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキ
サエン酸(DHA)、スクアレン、深海鮫肝臓油及び魚
油から選ばれる少なくとも1種である上記ソフトカプセ
ル剤;脂溶性成分及び油脂が、深海鮫肝臓油である上記
ソフトカプセル剤が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明ソフトカプセル用皮膜は、
コンドロイチン硫酸(その塩類を含む、以下同じ)を含
有することに基づいて、それ自体でコンドロイチン硫酸
の機能、例えば生体防御、体調リズムの調節、関節痛、
神経痛、腰痛、骨粗鬆症、腎炎、心筋梗塞、白内障等の
各種疾患の予防と回復、免疫賦活、老化防止等の機能を
はたし得ると共に、カプセル用皮膜としての要求性能、
殊に優れた保存安定作用、内容物の抗酸化作用、皮膜崩
壊時間の遅延抑制作用、吸湿等による張り付き(付着)
の改善作用等を奏し得る。
【0015】従って、本発明皮膜の利用によれば、酸化
を受けやすい脂溶性薬剤や脂溶性食品素材等を容易に製
剤化でき、これによって、長期に亘って酸化劣化が防止
でき、内容薬剤本来の薬効等を充分に発現可能な、保存
安定性に優れたソフトカプセル剤を調製できる。
【0016】特に、脂溶性成分及び油脂として、深海鮫
肝臓油乃至深海鮫エキスを利用した本発明ソフトカプセ
ル剤は、該深海鮫肝臓油本来の酸素供給作用、血液浄化
作用、ホルモン基質の生成作用等に基づく薬理効果、例
えば肝臓疾患、胃腸疾患、ガン、糖尿病、心臓疾患、高
血圧等の予防及び治療効果を奏し得るに加えて、カプセ
ル皮膜成分としてのコンドロイチン硫酸による関節痛、
神経痛、骨粗鬆症、腎炎、白内障等の予防及び治療効果
をも奏し得、しかも之等それぞれの成分は、相互に悪影
響を与えることなく、むしろ相互に助長し合って、上記
効果を一層優れたものとする働きがある。
【0017】以下、本発明ソフトカプセル用皮膜及びこ
れを利用したソフトカプセル剤につき詳述する。
【0018】本発明ソフトカプセル用皮膜は、ゼラチン
を主成分とし、更にコンドロイチン硫酸及びその塩類か
ら選ばれる少なくとも1種を必須の皮膜成分として含有
することが重要である。ここで皮膜の主成分とするゼラ
チンは、従来より汎用されている各種のゼラチンのいず
れであってもよい。
【0019】また、上記ゼラチンと併用される皮膜成分
としてのコンドロイチン硫酸は、動物の結合組織及び軟
骨を中心に普遍的に分布しているムコ多糖類の一種であ
る。該コンドロイチン硫酸は、温血動物の骨疾患の治療
(例えば特開昭62−201825号参照)や、関節
痛、神経痛、腰痛等の各種疾患の予防と回復等に有効で
あることが知られている。本発明において、コンドロイ
チン硫酸としては、上記のように、従来より医薬分野で
慣用されている各種のものをいずれも利用することがで
きる。その代表例としては、日本薬局方外医薬品成分規
格に収載されているコンドロイチン硫酸ナトリウム及び
その同等品を挙げることができる。また、上記コンドロ
イチン硫酸は、コンドロイチン蛋白複合体等の形であっ
てもよい。該複合体の代表例としては、例えばマルハ株
式会社より販売されている食品用コンドロイチン「S.
C.P」(コンドロイチン硫酸をほぼ20重量%程度含
有する蛋白複合体)を挙げることができる。但し、S.
C.P.等のコンドロイチン蛋白複合体の形でコンドロ
イチン硫酸を利用する場合、その使用量は、含有される
コンドロイチン硫酸量に換算して決定するものとする。
【0020】また、上記コンドロイチン硫酸の塩には、
ナトリウム塩に限らず、カルシウム塩も包含される。
【0021】上記コンドロイチン硫酸の配合量は、ゼラ
チン100重量部に対して1〜20重量部程度、好まし
くは2〜10重量部程度、より好ましくは3〜6重量部
程度の範囲から選ばれる。コンドロイチン硫酸の配合量
が、あまりに少なすぎるとこれを配合したことに基づく
本発明所期の効果を奏し得ない。また、20重量部を越
えてあまりに多すぎると、カプセル成型時の接着度合
や、成型後の液漏れ等によって、歩留まりが低下するお
それがある。
【0022】本発明ソフトカプセル用皮膜は、上記ゼラ
チンとコンドロイチン硫酸とを含有することを必須とし
て、他は、通常のこの種ソフトカプセル用皮膜と同様
に、各種の添加剤成分を更に含有させることができる。
該添加剤成分としては、例えば抗酸化剤(トコフェロー
ル、レシチン、ホスファチジルエタノールアミン等)、
可塑剤(グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコ
ール等)、安定化剤(アミノ酸、界面活性剤、有機酸、
無機酸等)、防腐剤、着色剤、不透明化剤、着香料、矯
味剤、その他各種の糖類、糖アルコール類、多糖類、多
価アルコール類等を挙げることができる。これらの内で
はグリセリンの使用が好ましい。之等添加剤成分の配合
量は、従来のそれらの配合の場合に準じることができ
る。
【0023】本発明ソフトカプセル用皮膜は、上記必須
成分及び任意に含有させ得る添加剤成分を用いて、常法
に従い形成することができる。その一例を示すと、例え
ばゼラチン100重量部、コンドロイチン蛋白複合体3
0重量部(コンドロイチン硫酸含有量6重量部)及びグ
リセリン35重量部に水80重量部を加え、約60℃の
加温下に混合攪拌し、真空脱気して軟カプセル皮膜用溶
液を調製し、これを適当な軟カプセル剤充填機に仕込ん
で、軟カプセル剤を成形する方法を例示できる。
【0024】また、この皮膜形成は、内容物の封入と同
時にこれを行なうことができ、かくして本発明ソフトカ
プセル剤を得ることもできる。
【0025】以下、本発明ソフトカプセル剤及びその製
造につき詳述する。
【0026】本発明ソフトカプセル剤は、上記皮膜によ
り脂溶性成分及び/又は油脂を被覆することにより調製
される。ここで、脂溶性成分としては、従来より、健康
食品、医薬品等として知られている各種の脂溶性薬物、
脂溶性食品素材等のいずれでもよい。その具体例として
は、例えば以下のものを例示することができる。
【0027】例えば、ビタミンA類及び誘導体、ビタミ
ンD類、ビタミンE類及び誘導体(α−トコフェロー
ル、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−ト
コフェロール、α−トコトリエノール、β−トコトリエ
ノール、γ−トコトリエノール、δ−トコトリエノール
等)、ビタミンK類、γ−オリザノール、リノレン酸、
カロチン類、MCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)、大
豆油、小麦胚芽油、とうもろこし油、綿実油、オリーブ
油、ゴマ油、サフラワー油、ナタネ油、鮫肝油、鮫エキ
ス、リノール酸、γ−リノレン酸、ジホモ−γ−リノレ
ン酸、アラキドン酸、α−リノレン酸、エイコサペンタ
エン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、ス
クアレン等及び之等の混合物。之等は、天然物であって
もまた合成品であってもよい。また、之等はその1種を
単独で用いる必要はなく、2種以上を併用することもで
きる。
【0028】上記の内でも、酸化を受けやすいものは、
特に本発明ソフトカプセル中への封入、充填に適してい
る。かかる好適な脂溶性成分及び油脂の一つの具体例と
しては、例えば深海鮫肝臓油(エキス)及びその主成分
であるスクアレン類を挙げることができる。上記スクア
レン類につき詳述すれば、スクアレンとは、2,6,1
0,15,19,23−ヘキサメチル−2,6,10,
14,18,22−テトラコス−ヘキサン又はスピナセ
ンと呼ばれる多不飽和化合物である。これは主に、アイ
ザメ、ユメザメ、ヘラツノザメ、カスミザメ等の深海鮫
の肝油中に豊富に含まれており、他に、オリーブ油、米
ぬか油、トウモロコシ油等の植物油や鶏肉、豚肉、一般
魚類等の動物油等にも微量含まれており、之等原料から
適宜採取することができる。特に上記深海鮫肝油から有
利に採取することができる(天然スクアレン)。また、
イソプレン等から合成することもできる(合成スクアレ
ン)。
【0029】スクアレン類には、上記スクアレンの完全
水素添加物であるスクアランや部分水素添加物も包含さ
れ、之等は適宜に混合して用いることができる。尚、上
記水素添加は、スクアレンを白金、コバルト、モリブデ
ン、ニッケル、之等の混合物等の金属触媒を用いて、常
法に従い水素添加することにより得られる。
【0030】深海鮫肝油から採取された深海鮫エキス
は、上記スクアレン類をその主成分として含有する以外
に、各種の不飽和脂肪酸成分(バルミチン酸、バルミト
レイン酸、オレイン酸、エイコサペンタエン酸、エルシ
ン酸、ドコサヘキサエン酸、ミリスチン酸、テトラコセ
ン酸等)を含んでいる。
【0031】上記スクアレン類及びこれを含む深海鮫肝
油乃至その抽出物(エキス)等は、性ホルモン、医薬
品、コレステロール等のステロイドの前駆体としてよく
知られており、従来より、健康食品、化粧品分野等にお
いて原材料として利用されてきている。
【0032】しかるに、上記スクアレン類は、体内で速
やかに吸収、消化及び代謝が進行し体内蓄積という問題
は少なく、また生体内にも存在する物質であるため人体
には無害である利点はあるが、分子内に6個のトランス
型二重結合を有する点より非常に酸化されやすく、その
安定化が問題となっていた。
【0033】上記スクアレン類等を脂溶性成分とする場
合、本発明によれば、前記特定のソフトカプセル用皮膜
の利用に基づいて、かかるスクアレン類等の安定化の問
題をほぼ完全に解消し得る利点がある。
【0034】本発明ソフトカプセル剤は、基本的には、
通常の方法、例えば平板法、ロータリーダイ法、シーム
レス法等に従って、内容物とする脂溶性成分及び/又は
油脂をカプセル用皮膜で被覆することにより製造でき
る。
【0035】上記ロータリーダイ法は、対向方向に回転
する一対の円筒形カプセル形成用金型間に2枚のソフト
カプセル用皮膜シートを供給して連続的にソフトカプセ
ルを製造する方法である(例えば特開平4−27352
号公報、特開平8−57022号公報等参照)。またシ
ームレス法は、二重又は三重構造のノズルの内側の吐出
口からカプセル内容物液を、また外側の吐出口からカプ
セル皮膜液をポンプ又は重力により一定速度で油液又は
気体中に吐出し、振動、衝撃、各液又は気体の流速差等
の物理的力により、吐出液を一定間隔で切断し、油液又
は気体とカプセル皮膜液との界面又は表面張力により、
切断部を球状とするソフトカプセルの製造法である(例
えば特開平7−196478号公報参照)。
【0036】上記ロータリーダイ法の一実施態様によれ
ば、該方法は、以下の如き充填物調合工程、皮膜調合工
程、カプセル充填工程、乾燥工程及び磨き工程を採用し
て実施される。 (1)充填物調合:内容物としての脂溶性物質をメディ
シンタンクに入れる。 (2)皮膜調合:メルティングタンクにソフトカプセル
用皮膜材料を加え、約80℃で加温溶解後、脱泡を行
い、粘度を調整して皮膜液とする。 (3)カプセル充填:調合された皮膜液及び内容物のそ
れぞれを入れたタンクを充填機の所定位置に吊り下げて
セットし、目的とするダイロールをセットした充填機に
てソフトカプセルを成形する。充填室の温度は20〜2
6℃、相対湿度は45〜60%に維持することが好まし
い。成形直後のソフトカプセルは、充填機に連結された
タンブラードライヤーに送り込まれ、回転させながら室
内条件と同様のクリーンエアーで、形の一時固定及び皮
膜中の水分の一時乾燥を約1〜2時間で行なう。 (4)乾燥:充填成形され、一時乾燥されたソフトカプ
セルを、乾燥板上に並べ、温度22〜28℃、相対湿度
35〜45%のドライエアーで12〜30時間かけて、
充填時約50%の含水率を約10%まで落とす。 (5)磨き:乾燥後、ソフトカプセルをタンブラーにて
磨きをかけて仕上げる。
【0037】また、シームレス法は、例えば次の如くし
て実施することができる。即ち、ソフトカプセル用皮膜
成分を充分に混和し、加温用ジャケット付タンク等で予
め60〜70℃に加温した温水中に攪拌しながら、少量
ずつ加え、均一に分散させる。更に、80〜98℃で攪
拌下に加温して溶解する。液の透明感、ダマの消失、溶
状の均質性を確認後、穏やかに攪拌しながら冷却する。
液温が50〜70℃に達した時点で、安定化剤等の添加
剤を必要に応じて添加、溶解させて、皮膜液を得る。次
いで、通常の方法(例えば特公昭36−3700号公報
参照)で目的とするシームレスカプセルを製造する。カ
プセル皮膜には必要により色素、保存剤などを添加する
ことができる。
【0038】前記いずれの方法を採用する場合にも、ソ
フトカプセル用皮膜とカプセル内容物との配合割合は、
任意に決定することができる。一般には、後者100重
量部に対して前者を20〜80重量部程度、好ましくは
30〜65重量部程度の範囲内とするのがよく、これに
より所望の皮膜厚さ及び大きさの本発明ソフトカプセル
剤を得ることができる。上記の如くして得られる本発明
ソフトカプセル剤の形状は、特に限定されるものではな
く、従来よりよく知られている各種のものでよい。これ
には例えばフットボール(oval)型、長楕円型、チューブ
型、球形、フィッシュ型、セルフカット型等が包含され
る。また、その大きさは特に制限されず、得られるカプ
セル剤の用途等を考慮して、当業者が任意に決定でき
る。
【0039】本発明ソフトカプセル剤は、以下のような
優れた性質を有している。 (1) 易溶解性で、水、胃液において容易に溶解し、長
期間の保存によっても、皮膜崩壊時間の遅延が極めて小
さい。 (2) 吸湿性が少なく、軟化しにくく、カプセル同志の
ハリツキが起こりにくい。(3) 内容物の酸化による劣
化が顕著に防止されている。 (4) 酸化されやすい物質を内容物とする場合も、その
生理的有効性と安全性を長期間維持できる。 (5) 天然資源利用による自然食品としての要望に合致
する、健康食品、栄養補助食品として有効なソフトカプ
セル剤を提供できる。
【0040】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、本
発明カプセル用皮膜及びカプセル剤の調製例を実施例と
して挙げ、次いで本発明カプセル剤の試験例を挙げる
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0041】
【実施例1】ソフトカプセル用皮膜の調製 (1) ゼラチン100重量部に、グリセリン35重量部
及びコンドロイチン硫酸を含むコンドロイチン蛋白複合
体(マルハ株式会社製、商品名「S.C.P」(食品用
コンドロイチン))15又は30重量部(コンドロイチ
ン硫酸換算で3又は6重量部)を添加し、80℃の水浴
上で溶解、混和した。この混和液を流動パラフィンを塗
布したトレーに2mm厚程度に広げ、24時間室温で乾
燥して、本発明ソフトカプセル用皮膜を調製した。
【0042】
【実施例2】ソフトカプセル剤の調製 (1) ゼラチン100重量部に、濃グリセリン35重量
部及び水80重量部を添加し、これに実施例1で用いた
と同一のコンドロイチン蛋白複合体30重量部を添加し
て、実施例1と同様にして、皮膜液(混和液)を調製し
た。
【0043】カプセル内容物として、深海鮫エキス「マ
リンゴールド」(株式会社マリンファーム製)を使用し
て、ロータリーダイ法により、窒素気流下でOVAL
NO5型の本発明ソフトカプセル剤を調製した。
【0044】カプセル平均重量450mg/カプセル
(n=10、以下この項において同じ)、内容物の平均
重量300mg/カプセル、平均皮膜重量150mg/
カプセル(内容物100重量部に対して50重量部)で
あった。 (2) コンドロイチン蛋白複合体の配合量を15重量部
とする以外は、上記(1)と同様にして、カプセル平均重
量450mg/カプセル(n=10、以下この項におい
て同じ)、内容物平均重量300mg/カプセル及び平
均皮膜重量150mg/カプセル(内容物100重量部
に対して約50重量部)の、淡黄色透明OVAL NO
5型の本発明ソフトカプセルを調製した。
【0045】
【比較例1】比較ソフトカプセル剤の調製 実施例2においてコンドロイチン蛋白複合体を用いない
以外は同様にして、淡黄色透明OVAL NO5型の比
較カプセル剤を調製した。
【0046】
【実施例3】ソフトカプセル剤の調製 コンドロイチン硫酸を含むコンドロイチン蛋白複合体の
配合量を15重量部として、実施例2の(1)と同様にし
て、カプセル平均重量500mg/カプセル(n=1
0、以下この項において同じ)、内容物平均重量300
mg/カプセル及び平均皮膜重量200mg/カプセル
(内容物100重量部に対して約66重量部)の、淡黄
色透明フィッシュ型ソフトカプセルを調製した。
【0047】
【試験例1】カプセル剤の性能試験(カプセルの崩壊性
に関する試験) ガラス製サンプル瓶(6号規格)に水10mlを採り、
実施例2の(1)及び(2)並びに比較例1で調製した各カプ
セル剤(サンプル)を水中に浸し、プラスチック栓で蓋
をして、40℃の条件で8週間に亘って保存した。
【0048】上記試験開始前のサンプル及び4週間保存
後及び8週間保存後に取り出した各サンプルについて、
その外観を目視観察すると共に、日本薬局方一般試験法
崩壊試験法に準じて、水中におけるカプセルの開口時
間及び崩壊時間を測定した。
【0049】得られた結果を下記表1に示す。尚、開口
時間は各サンプル毎に6個を同時に試験し最初のサンプ
ルが開口する時間で表示した。また、崩壊時間は各サン
プルにつき6回同一試験を繰り返して得られた値(全サ
ンプルが完全に溶解するまでの試験開始からの経過時
間、但し30秒単位で表示、尚、試験開始60分経過後
も全サンプルが完全に溶解しない場合は、不溶化膜が残
ると表示)の範囲にて表示した。
【0050】
【表1】
【0051】表1より、コンドロイチン硫酸を利用して
得られた本発明カプセル剤は、コンドロイチン硫酸を使
用しなかった比較カプセル剤に比して、8週間の保存後
においても、溶解性が顕著に改善されており、崩壊時間
の経時的遅延も少なく、長期安定性に優れたものである
ことが明らかである。
【0052】
【試験例2】カプセル剤の性能試験(カプセルの付着性
に関する試験) 実施例2の(1)及び(2)並びに比較例1で調製した各カプ
セル剤(サンプル)20個ずつをガラス製サンプル瓶
(10号規格)に入れ、瓶口を開口した状態で、30
℃、100%RHの恒温恒湿槽中で、24時間保存し、
6時間毎にサンプルの付着性を下記基準により判定し
た。 判定基準: −:ケーキングなし(軽い衝撃で容易にばらける) +:軽度のケーキング(軽い衝撃では若干ばらけにく
い) ++:中程度のケーキング(軽い衝撃では塊が目立つ) +++:重度のケーキング(衝撃を受けても各カプセル
はばらけない) 結果を下記表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】表2より、比較例1で調製した比較品に比
べて、実施例2の(1)及び(2)で調製した本発明品は、い
ずれも明らかに滑走性(バラツキ易さ)に優れており、
この傾向は、コンドロイチン蛋白複合体(コンドロイチ
ン硫酸)の配合量が多いほど顕著であることが判った。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/59 A61K 31/59 31/726 31/726 35/60 35/60 101 101 47/42 47/42 A61P 3/02 A61P 3/02 19/02 19/02 43/00 107 43/00 107 Fターム(参考) 4C076 AA56 AA58 BB01 CC09 CC21 CC22 CC23 EE42 FF36 FF63 4C086 AA01 AA02 BA09 DA14 EA26 MA03 MA05 MA37 MA52 ZA96 ZC21 ZC23 4C087 AA01 AA02 BB29 BB30 MA02 MA37 MA52 NA03 ZA96 ZC21 ZC23 4C206 AA01 AA02 BA02 CA09 DB09 MA03 MA05 MA57 MA72 ZA96 ZC21 ZC23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼラチンを主成分とし、更にコンドロイ
    チン硫酸及びその塩類から選ばれる少なくとも1種を含
    有することを特徴とするソフトカプセル用皮膜。
  2. 【請求項2】 コンドロイチン硫酸及びその塩類から選
    ばれる少なくとも1種の含有量が、ゼラチン100重量
    部に対して1〜20重量部である請求項1に記載のソフ
    トカプセル用皮膜。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のソフトカプセル
    用皮膜で脂溶性成分及び/又は油脂を被覆したことを特
    徴とするソフトカプセル剤。
  4. 【請求項4】脂溶性成分及び油脂が、ビタミンA、ビタ
    ミンD、ビタミンE、エイコサペンタエン酸、ドコサヘ
    キサエン酸、スクアレン、深海鮫肝臓油及び魚油から選
    ばれる少なくとも1種である請求項3に記載のソフトカ
    プセル剤。
  5. 【請求項5】脂溶性成分及び油脂が、深海鮫肝臓油であ
    る請求項4に記載のソフトカプセル剤。
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