JP3051614U - グルコサミンとコンドロイチン硫酸の組合せによる骨関節炎の 改善に係わるカプセル化。 - Google Patents

グルコサミンとコンドロイチン硫酸の組合せによる骨関節炎の 改善に係わるカプセル化。

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JP3051614U
JP3051614U JP1998001757U JP175798U JP3051614U JP 3051614 U JP3051614 U JP 3051614U JP 1998001757 U JP1998001757 U JP 1998001757U JP 175798 U JP175798 U JP 175798U JP 3051614 U JP3051614 U JP 3051614U
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金嘉 窪田
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株式会社クレッセンドコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロ・アマ、年齢、性差を問わず、スポーツ選
手が厳しく激しい練習や試合の中で、長時間かけて徐々
に進行した骨関節の変形または損傷の治療と年齢ととも
にすり減ってきた関節軟骨の改善に、グルコサミンとコ
ンドロイチン硫酸複合物のカプセル化は、すばらしい効
果が期待できる栄養補助食品であります。 【解決手段】グルコサミンとコンドロイチン硫酸を組合
せて適量配合した複合物を、植物油脂で混ぜ合わせてカ
プセル化したことであります。関節軟骨は軟骨細胞と、
その間を埋めるマトリックスにより構成されています。
このマトリックスの中に、コラーゲンなどのタンパクと
ともにプロテオグリカンが含まれています。プロテオグ
リカンは糖タンパク質の代表的な物質で、軟骨にかかる
圧力に耐える機構に一役買っているのです。このプロテ
オグリカンの主な成分が、グルコサミンとコンドロイチ
ン硫酸であります。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、キトサンを構成する単糖で、食品添加物として認められているグル コサミンとムコ多糖の一種であるコンドロイチン硫酸を、カプセル化した複合物 を、経口投与することにより、関節軟骨の変形や摩擦の痛みそして骨関節炎の痛 みを軽減するのに役立ち、関節の軟骨組織の改善や骨関節炎による損傷を改善す るカプセル剤。
【0002】
【従来の技術】
関節症に対して現在行なわれている主な治療法として薬物療法、外科的治療、 減量、運動と休息、温熱療法、補助具の使用があげられます。その治療法の中で 最も多いのが薬物療法で、鎮痛剤、非ステロイド系抗炎症剤の服用やステロイド 剤やヒアルロン酸を関節に注入するものです。 それらの治療法は痛みを抑え、進行の速さを遅らせるだけで、根本的に回復す るものではありません。しかもステロイド剤は、副作用が問題とされております 。また運動は、適切な指導に基づいたプログラムで行なわないと、逆効果を招く ことがあり、年をとってからのダイエットには注意が必要です。現状では、関節 炎の治療に特効薬がありません。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、プロ・アマ・老若男女を問わず、激しい練習に励んでいたり、試合 に出場したりしているスポーツ選手に対して、関節軟骨の保護と変性または損傷 による強い痛みを伴う関節症の軽減や進行の阻止を可能にします。また、年々増 加をだどっている高齢者も、関節軟骨は年齢とともにすり減ってきます。そのた め各関節の軟骨は、変形や摩滅が生じてきます。長時間かけて徐々に進行するた め、痛みを感じたときは、起居の際や階段の上り下り、膝を曲げて座ったりする ことができなくなり、だんだん歩くことも困難になってきます。特に中高年の女 性や肥満者に多く発症する傾向があります。 このような関節症に大変有効な食品素材の組合せであるグルコサミンとコンド ロイチン硫酸により、スポーツ選手にたいする骨関節の予防や改善そして高齢者 の年齢による関節症に対して特効薬となることを確信いたします。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた本考案の手段は、グルコサミンとコンドロイ チン硫酸を組合せて適量配合した複合物を、植物油脂で混ぜ合わせてカプセル化 したことです。 関節軟骨は軟骨細胞と、その間を埋めるマトリックスにより構成されています 。このマトリックスの中に、コラーゲンなどのタンパクとともにプロテオグリカ ンが含まれています。プロテオグリカンは糖タンパク質の代表的な物質で、軟骨 にかかる圧力に耐える機構に一役買っているのです。 プロテオグリカンは、ヒアルロン酸を軸に、コンドロイチン硫酸やケラタン硫 酸、ヘパリン、ヘパラン硫酸、デルマタン硫酸といった、いわゆるグリコサミノ グリカンが結合したコアタンパク質の集合体で、関節軟骨の主要成分です。この グリコサミノグリカンを構成している主な成分がグルコサミンなのです。 グルコサミンは、キチンの加水分解物で、代表的な天然のアミノ糖です。動物 体内では、糖タンパク質の成分として軟骨や結合組織に広く分布しています。 コンドロイチン硫酸は動物の結合組織及び軟骨を中心に普遍的に分布している ムコ多糖の一種です。ムコ多糖は数百倍から数千倍の水をゼリー状にする力を有 し、私達の体液に独特の保水性、粘性、潤滑性を与え、栄養代謝の環境を整えま す。 グルコサミンは苦痛と骨関節炎による障害を減らし、コンドロイチン硫酸は病 気の進行を弱める役割をします。 グルコサミンとコンドロイチン硫酸は、弾力性があるため、打錠品、顆粒、粉 末、溶液にすることは製品化が難しく、植物油脂に混合させてカプセル化するこ とにより、製品化が可能になつたのです。
【0005】
【考案の実施の形態】 植物油脂と混合されてカプセル化されたグルコサミンとコンドロイチン硫酸複 合物は、その素材をできるだけ天然、自然な状態に維持し、かつその新鮮さを保 持でき、素材から商品化への加工工程において、添加物や熱・水・圧力・空気酸 化等の品質劣化要因の少ない商品形態に考慮しなければなりません。これ以外に 1日摂取量、体内吸収、食べやすさ、取り扱いやすさ、コスト、関係法規等の要 因も考慮しなければなりません。 この商品形態をカプセルに限定したのは、内容物の保護、特定成分の安定性保 持、味・臭いのマスキングにこれらの形態がすぐれていることが大きな理由であ る。
【0006】
【実施例】
1グルコサミンとコンドロイチン硫酸複合物のカプセルは、植物油脂とグルコ サミン・コンドロイチン硫酸複合物が、適量に混合されている2カプセル内溶液 であります。 3カプセル皮膜は、ゼラチンとグリセリンからなり、水分10%前後を含む弾力 性のある膜であります。カプセルの形状には、オバール型、オブロング型、ラウ ンド型が一般的でオバール型を採用しました。 オバール型で形成された1グルコサミンとコンドロイチン硫酸複合物のカプセ ルを、適切な容器に充填して製品化をしました。 1グルコサミンとコンドロイチン硫酸複合物のカプセルは、一錠に各々500 mg〜1,000mgが入っています。一日の服用は3錠とします。 1グルコサミンとコンドロイチン硫酸複合物のカプセルを、19才のプロテニ スプレヤーの女性に一日3錠を毎日服用してもらいました。この女性は、右肩の 関節の痛みを訴えており、病院で薬治療をしましたが完治せず、頭痛や胃のトラ ブルの副作用に悩まされました。そこで1グルコサミンとコンドロイチン硫酸複 合物のカプセルを3週間服用した結果完全に回復しました。現在、副作用も全く なく、テニスに専念しております。
【0007】
【考案の効果】 グルコサミンとコンドロイチン硫酸の複合物は、軟骨の衰えを遅らせ、変形し て傷んだ軟骨を再生する栄養補助食品です。原因は不明な点が多いのですが、年 をとるに従い軟骨成分の合成と分解のバランスが崩れ、合成能力が衰えてきます 。これに肥満や過度の機械的ストレス、性差などが要因として加わってくるため と見られます。 スポーツ選手は、幼いときから英才教育を受けている人が多く、野球のピッチ ャーは、肘や肩を壊すことが多く、スキー選手は、膝を壊す人が多くいます。 とくに、成長期に関節の変形または損傷によって、選手活動が充分できなくな る人達がたくさんいます。同じスポーツをし続けると、特定の関節に大きな圧力 がかかり、長い期間のうちに、軟骨に変形や摩滅が生じて、関節の損傷をきたし ます。症状は強い痛みを伴い、関節が動かなくなります。グルコサミンとコンド ロイチン硫酸の複合物は、この骨関節に大変有効な物質であり、関節の変形或は 損傷の治療を可能にします。
【図面の簡単な説明】
【図1】 グルコサミンとコンドロイチン硫酸複合物の
カプセル一部切欠斜視図。
【符号の説明】
1.グルコサミンとコンドロイチン硫酸複合物のカプセ
ル。 2.カプセル内溶液。 3.カプセル皮膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】グルコサミンとコンドロイチン硫酸を適量
    配合し、植物油脂と混合したカプセル化による骨関節炎
    の改善剤。
JP1998001757U 1998-02-19 1998-02-19 グルコサミンとコンドロイチン硫酸の組合せによる骨関節炎の 改善に係わるカプセル化。 Expired - Lifetime JP3051614U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001247453A (ja) * 2000-03-09 2001-09-11 Marin Pharm:Kk ソフトカプセル用皮膜及びソフトカプセル剤
JP2002539233A (ja) * 1999-03-22 2002-11-19 ヴィルバク リウマチ障害を一般投与によって予防または治療するための、コンドロイチン硫酸およびキトサンに基づく組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002539233A (ja) * 1999-03-22 2002-11-19 ヴィルバク リウマチ障害を一般投与によって予防または治療するための、コンドロイチン硫酸およびキトサンに基づく組成物
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