JP2006348916A - ガスエンジン用燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスエンジン用燃料供給装置のベーパーライザでは,液化燃料の効率的な気化促進を図る他,不揮発成分の除去をも可能にする。
【解決手段】燃料ボンベ16から送出された液化燃料をガス化するベーパーライザ15と,このベーパーライザ15から送出されたガス化燃料の調圧を行うレギュレータ10と,このレギュレータ10から送出されたガス化燃料を空気と混合してガスエンジンEに供給するミキサ3とを備える,ガスエンジン用燃料供給装置において,ベーパーライザ15には,無数の連続気孔を持ったフィルタ材からなる気化促進部材24を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は,液化燃料供給源から送出された液化燃料をガス化するベーパーライザと,このベーパーライザから送出されたガス化燃料の調圧を行うレギュレータと,このレギュレータから送出されたガス化燃料を空気と混合してガスエンジンに供給するミキサとを備える,ガスエンジン用燃料供給装置の改良に関する。
かゝるガスエンジン用燃料供給装置は,特許文献1に開示されるように,既に知られている。
実公昭60−16760号公報
かゝるガスエンジン用燃料供給装置で扱う液化燃料,例えばプロパンガスやブタンガス等には有臭剤が混入されており,その有臭剤には微量の不揮発成分が含まれていることがあるため,従来のガスエンジン用燃料供給装置では,有臭剤に含まれる不揮発成分等を除去する専用の燃料フィルタを,ベーパーライザの他に燃料通路に介装する必要があり,したがって部品点数が多く,構造が比較的複雑であった。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,ベーパーライザでは,液化燃料の効率的な気化促進を図ることは勿論,不揮発成分の除去をも可能にした,構造簡単な前記ガスエンジン用燃料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,液化燃料供給源から送出された液化燃料をガス化するベーパーライザと,このベーパーライザから送出されたガス化燃料の調圧を行うレギュレータと,このレギュレータから送出されたガス化燃料を空気と混合してガスエンジンに供給するミキサとを備える,ガスエンジン用燃料供給装置において,前記ベーパーライザが,フィルタ材からなる気化促進部材を備えることを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記ベーパーライザが,前記気化促進部材を加熱する加熱手段を備えることを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記加熱手段を,気化促進部材に隣接すると共に,前記液化燃料供給源及び前記気化促進部材間を接続する燃料通路の一部となる通孔を有する熱伝導部材と,その通孔の部分で熱伝導部材を囲繞するように配置される環状の電気ヒータと,この電気ヒータを覆いながらそれを保持するように前記熱伝導部材に接合される保温カバーとで構成したことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記レギュレータのケーシングの端面に,該レギュレータの調圧弁及び前記液化燃料供給源間の燃料通路に介入する凹部を形成し,この凹部に前記気化促進部材を着脱可能に収納したことを第4の特徴とする。
尚,前記液化燃料供給源は,後述する本発明の実施例中の燃料ボンベ16に対応する。
本発明の第1の特徴によれば,液化燃料供給源から送出された液化燃料は,燃料フィルタ材からなる,気化促進部材の無数の連続気孔を通過することにより,気化促進部材と極めて広い面積で接触することになり,ガス化が効果的に促進される。しかもガス化燃料が気化促進部材の無数の気孔を通過する過程でその燃料の混在する不揮発成分を気孔壁に絡み付かせることにより除去することができる。こうして気化促進部材が燃料フィルタを兼用することになるから,部品点数を削減して構造の簡素化を図ることができる。
また本発明の第2の特徴によれば,加熱手段により気化促進部材に加熱することにより,気化促進部材の,液化燃料に対する気化促進機能を一層高めることができ,特にガスエンジンの低温始動及び運転時に有効である。その際,気化促進部材が液化燃料に対する極めて広い接触面積を有することから,液化燃料への熱伝性が良く,したがって加熱手段が気化促進部材に与える熱量は少なくて足り,経済的である。
さらに本発明の第3の特徴によれば,電気ヒータにより熱伝導部材を介して気化促進部材を効率良く加熱すると共に,保温カバーにより電気ヒータを保温することで,電気ヒータを効率良く加熱することができる。
通孔の部分で熱伝導部材を囲繞する環状の電気ヒータの熱は,上記通孔の内壁にも伝達することになり,気化促進部材の手前において通孔を通る液化燃料を加熱して,気化促進部材での液化燃料の気化を一層促進することができる。
さらに前記保温カバーは,熱伝導部材に取り付けられて電気ヒータを支持する支持部材を兼ねるので,電気ヒータの支持構造を簡素化することができる。
さらにまた本発明の第4の特徴によれば,気化促進部材をケーシングの凹部から適時取り出して,洗浄とか新規部品との交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態を,図面に示す本発明の好適な実施例に基づき以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る燃料供給装置を備えるガスエンジンの燃料供給系統図,図2は本発明の第2実施例を示す,燃料供給装置のベーパーライザ部の縦断面図,図3は本発明の第3実施例を示す,図2との対応図,図4は本発明の第4実施例を示す,図2との対応図である。
先ず,図1に示す本発明の本発明の第1実施例より説明する。ガスエンジンEは,例えば発電機の駆動用に供される。このガスエンジンEには,その吸気ポート1に連通する吸気通路2を有するミキサ3が装着され,このミキサ3には,吸気通路2を通る吸入空気を濾過するエアクリーナ4が接続される。
ミキサ3は,吸気通路2を開閉するスロットル弁5と,このスロットル弁5の上流側で吸気通路2に開口する燃料ノズル6とが設けられており,その燃料ノズル6に連なる気化燃料導管8の上流端がレギュレータ10の燃料出口に設けられる第1ジョイント11に接続される。レギュレータ10の燃料入口側にはベーパーライザ15が設けられ,このベーパーライザ15の燃料入口に設けられる第2ジョイント12に,液化燃料(例えば液化ブタンガス)を充填した燃料ボンベ16から延出する液化燃料導管17の下流端が接続される。ベーパーライザ15は,燃料ボンベ16から送出された燃料をガス化させるものであり,レギュレータ10は,ベーパーライザ15から第1通路18を通して送られた高圧のガス化燃料を所定圧力まで減圧する1次調圧弁20と,この1次調圧弁20が第2通路19を通して送出したガス化燃料を大気圧に減圧する2次調圧弁21とをケーシング22に収容して構成され,2次調圧弁21で大気圧に調圧されたガス化燃料は,第1ジョイント11及び気化燃料導管8を通してミキサ3の燃料ノズル6に送出されるようになっており,前記第1及び第2通路18,19は,そのケーシング22の壁中に穿設される。
ケーシング22の一端面には,前記第1通路18の上流端が開口する,液化燃料導管17よりも大径の凹部23が形成され,この凹部23に無数の連続気孔を持ったフィルタ材(例えばメッシュ材,ハニカム材,焼結材等)で構成される気化促進部材24が着脱可能に収納される。そしてこの気化促進部材24の外面に隣接する熱伝導部材25がシール部材26を介してケーシング22の端面にボルト27により着脱可能に接合される。熱伝導部材25は,ケーシング22の端面に直接接合されて気化促進部材24に密接するフランジ部25aと,このフランジ部25aの外面から突出するボス部25bとからなっており,これらフランジ部25a及びボス部25bには,それらの中心部を貫通して内端を凹部23に開口する通孔28が設けられ,この通孔28の外端には前記第2ジョイント12が螺着される。またフランジ部25aの外端面には,ボス部25bを囲繞する環状の電気ヒータ31が密接配置されると共に,この電気ヒータ31を覆いつゝこれを保持する保温カバー32がビス33により接合される。この保温カバー32は断熱材で構成される。
熱伝導部材25と気化促進部材24との対向面間には,熱伝導部材25の通孔28が開口する空隙34が,また凹部23の内端面と気化促進部材24との間には,1次調圧弁20に至る第1通路18が開口する空隙35が設けられ,燃料が気化促進部材24を万遍なく通過するようになっている。
而して,上記電気ヒータ31,熱伝導部材25及び保温カバー32によって,ガスエンジンEの作動中に気化促進部材24を効率良く加熱する加熱手段30が構成される。また上記気化促進部材24,空隙34,35及び加熱手段30によって前記ベーパーライザ15が構成される。
次に,この実施例の作用について説明する。
ガスエンジンEの作動中,燃料ボンベ16から送出された高圧の液化燃料は,液化燃料導管17を経てベーパーライザ15に達し,それを通過する間にガス化し,そのガス化した燃料は,レギュレータ10の1次調圧弁20により所定圧力まで減圧され,更に2次調圧弁21により大気圧に調整された後,気化燃料導管8を経てミキサ3の燃料ノズル6に供給される。ミキサ3の吸気通路2では,燃料ノズル6からの噴霧燃料と,エアクリーナ4で濾過された空気との混合気が生成され,それがスロットル弁5により流量を制御されながら,ガスエンジンEに供給される。
ところで,ベーパーライザ15には,レギュレータ10のケーシング22の端面に形成されて液化燃料導管17及び1次調圧弁20の間を連通する凹部23に収納される,無数の連続気孔を持つ気化促進部材24が設けられているので,液化燃料導管17を通過した液化燃料は,この気化促進部材24の無数の連続気孔を通過することになり,したがって液化燃料は,気化促進部材24と極めて広い面積で接触することでガス化が効果的に促進される。しかもガス化燃料が気化促進部材24を通過する過程でその燃料に混在する不揮発成分は,気化促進部材24の無数の微細な気孔壁に絡み付みつくことで捕捉され,1次調圧弁20への移行が阻止される。こうして気化促進部材24は,燃料フィルタを兼用するので,部品点数の削減を果たし,装置の構造の簡素化を図ることができる。
特に,前記凹部23は,液化燃料導管17より大径に形成されるので,それに大容量の気化促進部材24を収納することができて,液化燃料の気化促進とフィルタ機能をより効果的に高めることができる。
またベーパーライザ15では,気化促進部材24に熱伝導部材25を挟んで電気ヒータ31を隣接させたので,ガスエンジンEの運転中,電気ヒータ31に通電して熱伝導部材25を効率よく加熱し,その熱伝導部材25により気化促進部材24を一様に加熱して,気化促進部材24の気化促進機能を一層高めることができ,特にガスエンジンEの低温始動及び運転時に有効である。その際,気化促進部材24が液化燃料に対する極めて広い接触面積を有することから,液化燃料への熱伝導性が良く,気化促進部材24に与える熱量は少なくて足り,したがって電気ヒータ31の消費電力を少なく抑えることができる。
しかも電気ヒータ31は,これを熱伝導部材25に支持する保温カバー32で被覆したので,電気ヒータ31の熱効率を高めると共に,電気ヒータ31の支持構造を簡素化することができる。
さらに電気ヒータ31は,液化燃料が通る通孔28を囲繞するように環状に形成されるので,電気ヒータ31の熱は通孔28の内壁にも伝達することになり,気化促進部材24の手前において通孔28を通る液化燃料を加熱して,気化促進部材24における液化燃料の気化を一層促進することができる。
また熱伝導部材25をケーシング22から取り外せば,凹部23から気化促進部材24を簡単に取り出すことができるので,適時これを取り出して洗浄とか,新規の気化促進部材24との交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
またレギュレータ10のケーシング22が,気化促進部材24を収納する凹部23を持つことで,気化促進部材24の専用の収納ケースを廃止することができ,構造の簡素化を図ることができる。
次に,図2に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例は,ベーパーライザ15の構成においてのみ前実施例と相違する。即ちレギュレータ10のケーシング22の一端面には,電気ヒータ31を収容したヒータハウジング40が,気化促進部材24を収納した凹部23を閉じるようにシール部材26を介して着脱可能に接合される。このヒータハウジング40は,その一側壁に気化促進部材24に接する熱伝導板40aを備え,他の側壁は断熱材で構成される。このヒータハウジング40の一端に設けられた,電気ヒータ31のための入口41はねじ栓42により閉鎖される。
一方,レギュレータ10のケーシング22には,気化促進部材24に指向して凹部23に開口する通孔28と,この通孔28に連なる第2ジョイント12とが設けられ,この第2ジョイント12に前実施例と同様に液化燃料導管17が接続される。凹部23の内周面と気化促進部材24との間には,上記通孔28が開口する環状の空隙34が設けられる。
その他の構成は前実施例と同様であるので,図2中,前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
この第2実施例においても,前実施例と同様に,燃料ボンベ16から液化燃料導管17を通して送出された液化燃料は,気化促進部材24で効果的にガス化された後,1次調圧弁20へと移行し,その燃料中の不揮発成分は気化促進部材24のフィルタ機能により除去される。また気化促進部材24は,電気ヒータ31により熱伝導板40aを介して加熱されることで,その気化促進機能を高めることができる。またヒータハウジング40をレギュレータ10のケーシング22から取り外して凹部23を開放することにより,気化促進部材24を凹部23から適時取り出して,その洗浄や新規部品との交換等のメンテナンスを行うことができる。
次に,図3に示す本発明の第3実施例について説明する。
この第3実施例も,ベーパーライザ15の構成においてのみ前記第1実施例と相違する。即ち,ベーパーライザ15の気化促進部材24は円筒状に形成されてレギュレータ10のケーシング22の凹部23に嵌装され,この気化促進部材24の内周側に,電気ヒータ31を収容してケーシング22に着脱可能に取り付けられるヒータハウジング50が嵌装される。このヒータハウジング50は,電気ヒータ31を収容して気化促進部材24に接する,熱伝導性で有底円筒状のハウジング本体50aと,中心部に入口51を有してケーシング22にシール部材26を介して着脱可能に取り付けられる断熱性のフランジ部50bとからなっている。入口51はねじ栓52で閉鎖される。
一方,ケーシング22の凹部23の内端面とハウジング本体50aとの間には,気化促進部材24に囲繞される空隙35が設けられ,この空隙35に1次調圧弁20に至る第1通路18が開口する。
その他の構成は,前記第1実施例と同様であるので,図3中,第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
而して,この第3実施例によれば,前記第2実施例と同様の作用効果を達成することができる。
最後に,図4に示す本発明の第4実施例について説明する。
この第4実施例も,ベーパーライザ15の構成においてのみ前記第1実施例と相違する。即ち,ベーパーライザ15の気化促進部材24は,レギュレータ10のケーシング22に着脱可能に取り付けられるヒータハウジング60に収納される。即ち,ヒータハウジング60は,ケーシング22側の一端を開放した熱伝導性の内筒60aと,この内筒60aの一端に連結すると共に,それを囲繞する断熱性の外筒60bとで構成され,内筒60a内には気化促進部材24が収納され,また内筒60a及び外筒60b間に円筒状の電気ヒータ31が収容されると共に,この電気ヒータ31を抑えるカバー61が外筒60bの端面に固着される。外筒60bの,内筒60aとの連結部は,シール部材26を介してケーシング22の端面に着脱可能に取り付けられ,その端面には,1次調圧弁20に至る第1通路18が気化促進部材24の一端面に指向するように開口する。また内筒60aには,気化促進部材24の他端面に向かって開口する通孔28と,この通孔28に連なると共に,前記液化燃料導管17が接続される第2ジョイント12とが設けられる。
その他の構成は,前記第1実施例と同様であるので,図4中,第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
而して,この第4実施例によれば,気化促進部材24及び電気ヒータ31を小組立体として構成することができるので,組立性が良好となる。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,レギュレータ10においては,取り扱う液化燃料の種類によって単一の調圧弁により大気圧まで減圧することも可能である。
本発明の第1実施例に係る燃料供給装置を備えるガスエンジンの燃料供給系統図。 本発明の第2実施例を示す,燃料供給装置のベーパーライザ部の縦断面図。 本発明の第3実施例を示す,図2との対応図。 本発明の第4実施例を示す,図2との対応図。
符号の説明
E・・・・・ガスエンジン
3・・・・・ミキサ
10・・・・レギュレータ
15・・・・ベーパーライザ
16・・・・液化燃料供給源(燃料ボンベ)
20,21・・調圧弁(1次,2次調圧弁)
22・・・・ケーシング
23・・・・凹部
24・・・・気化促進部材
25・・・・熱伝導部材
28・・・・通孔
30・・・・加熱手段
31・・・・電気ヒータ
32・・・・保温カバー

Claims (4)

  1. 液化燃料供給源(16)から送出された液化燃料をガス化するベーパーライザ(15)と,このベーパーライザ(15)から送出されたガス化燃料の調圧を行うレギュレータ(10)と,このレギュレータ(10)から送出されたガス化燃料を空気と混合してガスエンジン(E)に供給するミキサ(3)とを備える,ガスエンジン用燃料供給装置において,
    前記ベーパーライザ(15)が,フィルタ材からなる気化促進部材(24)を備えることを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
  2. 請求項1記載のガスエンジン用燃料供給装置において,
    前記ベーパーライザ(15)が,前記気化促進部材(24)を加熱する加熱手段(30)を備えることを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
  3. 請求項2記載のガスエンジン用燃料供給装置において,
    前記加熱手段(30)を,気化促進部材(24)に隣接すると共に,前記液化燃料供給源(16)及び前記気化促進部材(24)間を接続する燃料通路の一部となる通孔(28)を有する熱伝導部材(25)と,その通孔(28)の部分で熱伝導部材(25)を囲繞するように配置される環状の電気ヒータ(31)と,この電気ヒータ(31)を覆いながらそれを保持するように前記熱伝導部材(25)に接合される保温カバー(32)とで構成したことを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のガスエンジン用燃料供給装置において,
    前記レギュレータ(10)のケーシング(22)の端面に,該レギュレータ(10)の調圧弁(20,21)及び前記液化燃料供給源(16)間の燃料通路に介入する凹部(23)を形成し,この凹部(23)に前記気化促進部材(24)を着脱可能に収納したことを特徴とする,ガスエンジン用燃料供給装置。
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