JP7210365B2 - ベーパライザおよびこれを備える流体供給装置 - Google Patents

ベーパライザおよびこれを備える流体供給装置 Download PDF

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Description

本開示は、ベーパライザおよびこれを備える流体供給装置に関する。
燃料タンク供給される液体LPGを気化し、気化LPGをエンジンに供給する燃料供給装置が知られている。そして、液体LPGの気化には、ベーパライザが用いられる。ベーパライザは、第1端から第2端に向かう第1方向に延びる外壁と、この外壁内において第1方向に流体が流れる気化部と、加熱部とを備える。
特許第4378698号公報
ベーパライザによる気化は、加熱部から受ける熱によって行なわれる。外壁および気化部は、稼動時に加熱により膨張し、その後(非稼動時)において収縮する。なお、非稼動時を基準にすれば、収縮ではなく、元の大きさに戻るということである。そして、流体供給装置においては、稼動、非稼動が繰り返されるものであることから、気化部を周方向において覆っている外壁は、優れた耐久性が求められる。
本開示は、このような事情を鑑みて案出されたものであり、耐久性に優れるベーパライザおよびこのベーパライザを備える流体供給装置を提供することを目的とする。
本開示のベーパライザは、第1端から第2端に向かう第1方向に延びる外壁と、該外壁内において前記第1方向に流体が流れる気化部と、加熱部と、を備え、前記外壁がセラミックスであるセラミックスからなる。
また、本開示の流体供給装置は、上記ベーパライザと、該ベーパライザの上流に位置する第1流路と、前記ベーパライザの下流に位置する第2流路と、を備える。
本開示のベーパライザは、耐久性に優れる。
また、本開示の流体供給装置は、耐久性に優れるベーパライザを備えることから、信頼性に優れる。
本開示のべーパライザの一例を示す、流体の流れる方向に沿った断面図である。 本開示のべーパライザの他の例を示す、流体の流れる方向に沿った断面図である。 本開示のべーパライザの他の例を示す、流体の流れる方向に沿った断面図である。 本開示のべーパライザの他の例を示す、流体の流れる方向に沿った断面図である。 本開示のべーパライザの他の例を示す、流体の流れる方向に沿った断面図である。 本開示の流体供給装置の一例を示す模式図である。
本開示のベーパライザについて、図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。図1~図5は、本開示のべーパライザの例を示す、流体の流れる方向に沿った断面図である。なお、流体の流路方向とは、矢印で図示した方向であり、図において下から上の方向である。また、以下において、流体の流れる方向に沿ったベーパライザの中心軸に近づく方が「内」、離れる方が「外」であり、部材の中に位置する場合は、「中」と記載して説明する。
本開示のベーパライザ10は、第1端から第2端に向かう第1方向に延びる外壁1と、外壁1内において第1方向に流体が流れる気化部2と、加熱部3とを備える。なお、図1において、第1端は下に位置し、第2端は上に位置し、下から上が流体の流れる方向であり、この方向が第1方向である。また、気化部2が位置する外壁1内とは、外壁1よりもベーパライザ10の中心軸の近くに位置するというものであり、気化部2における第1端および第2端は、外壁1が覆っていてもよいし、覆っていなくてもよい。言い換えれば、気化部2の外周方向を覆っているものであればよい。
また、加熱部3は、気化部2を加熱することができるものであればよい。そのため、図1、3に示すように、外壁1よりも外に位置するものであってもよいし、図2、4、5のように、外壁1の中に位置していてもよい。
そして、本開示のベーパライザ10は、外壁1がセラミックスである。これにより、本開示のベーパライザ10は、稼動時の膨張、非稼動時の収縮が繰り返しに耐え得る優れた耐久性を有する。ここで、セラミックスとしては、例えば、酸化アルミニウム質セラミックス、炭化珪素質セラミックス、コージェライト質セラミックス、窒化珪素質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスまたはムライト質セラミックス等が挙げられる。ここで、外壁1が炭化珪素質セラミックスであるときには、優れた耐久性に加えて、高い熱伝導率により、気化部2に効率よく熱を伝えることができる。
ここで、例えば、炭化珪素質セラミックスとは、セラミックスを構成する全成分100質量%のうち、炭化珪素を70質量%以上含有するものである。そして、外壁1の材質は、以下の方法により確認することができる。まず、X線回折装置(XRD)を用いて、外壁1を測定し、得られた2θ(2θは、回折角度である。)の値よりJCPDSカードを用いて同定を行なう。次に、蛍光X線分析装置(XRF)を用いて、含有成分の定量分析を行なう。そして、例えば、上記同定により炭化珪素の存在が確認され、XRFで測定した珪素(Si)の含有量から炭化珪素(SiC)に換算した値が70質量%以上であれば、炭化珪素質セラミックスである。なお、他のセラミックスに関しても、同じ方法で確認できる。
次に、気化部2は、図示における下が流体の入側であり、図示における上が流体の出側であり、入側から入った液体が、加熱部3からの熱によって気化され、出側から気体として排出する部位である。そのため、気化部2は、流体の流路を有するものである。なお、気化部2の幅(径)は1mm以上3mm以上であってもよい。
気化部2は、第1端を含む部位を第1部位2a、第2端を含む部位を第2部位2bとしたとき、第2部位2bにおける空隙率が、第1部位2aにおける空隙率よりも低くてもよい。上記構成を満たすときには、流体が気化部2と触れる面積、言い換えれば気化部2の
比表面積が、第1部位2aよりも第2部位2bの方が大きくなり、外壁1を通じて加熱部3から得られた熱の伝熱面積が増えることとなることから、気化効率に優れる。例えば、気化部2の第2部位2bの空隙率が、10%以上30%以下であれば、第1部位2aの空隙率は、第2部位2bの空隙率よりも大きければよい。
また、気化部2の第1部位2aの空隙の平均円相当径は1μm以上500μm以下、第2部位2bの空隙径は0.1μm以上10μm以下であってもよい。空隙の平均円相当径は、気化部2をベーパライザ10から切り出し、市販の画像解析ソフトを用いて、空隙を対象とした平均円相当径を算出することで求めることができる。
また、気化部2は、第1端から第2端に向かって空隙率が漸減していてもよい。ここで、漸減とは、気化部2を第1方向の長さにおいて3等分し、第1端を含む部位を第1部位2a、第2端を含む部位を第2部位2b、第1部位2aおよび第2部位2bの間の部位を第3部位2cとし、空隙率の値の関係が、第1部位2a>第3部位2c>第2部位2bの関係を満たすことをいう。上記構成を満たすときには、流体が液体から気体へと変化するに合わせて空隙率が変化し、流体の流れがスムーズになることから、さらに気化効率に優れる。
また、外壁2は、第2端における厚みが、第1端における厚みよりも薄くてもよい。この構成の一例を図3に示す。図3に示す外壁1aは、第2端における厚みが、第1端における厚みよりも薄い。このように、2端における厚みが、第1端における厚みよりも薄いときには、加熱部3を気化部2における第2端の方に近くなるように加熱部3を配置することができ、これにより、気化効率が向上する。
また、図4に示すように、気化部2を第1端から第2端に向かって径が大きい気化部2aと、外壁1を第1端から第2端に向かって内径が小さくなる外壁1bとの組み合わせであってもよい。このような組み合わせのベーパライザ13は、外壁1の外径が同じでありながら、優れた気化効率を備える。また、加熱部3が、外壁1bの中に位置する加熱部3aであるときには、搭載装置の配置効率にも優れる。
また、図5に示すベーパライザ14のように、加熱部3を複数有するものであってもよい。具体的には、外壁1の外に位置する加熱部3と、外壁1の中に位置する加熱部3aとを有するものであってもよい。そして、加熱部3aを第2端に近い位置に配置すれば、気化効率を向上させることができる。さらには、図示していないが、外壁1の中において、第1端の近くに位置する加熱部3a(以下においては加熱部3aaと記載する。)と、第2端の近くに位置する加熱部3a(以下においては加熱部3abと記載する。)とをそれぞれ設け、加熱部3aaと加熱部3abとの熱量を異ならせる構成としてもよい。
気化部2は、複数の金属粒子が網目状に繋がっているものであってもよい。言うまでもないが、気化部2における網目状部分が流体の流路である。ここで、金属の熱膨張係数は、セラミックスの熱膨張係数に比べて大きいものの、複数の金属粒子が網目状に繋がっているときには、熱による膨張量は小さい。そのため、このような構成を満たしているときには、セラミックスからなる外壁1と複数の金属粒子が網目状に繋がっている気化部2との熱膨張差が小さいことから、稼動時の膨張と非稼動時の収縮とが繰り返されても、外壁1に亀裂が生じにくいため、耐久性に優れる。
セラミックスの熱膨張係数は、一般的に、酸化アルミニウム質セラミックスが7.2ppm程度、炭化珪素質セラミックスが3.7ppm程度、コージェライト質セラミックスが1.5ppm程度、窒化珪素質セラミックスが2.8ppm程度、窒化アルミニウム質セラミックスが4.6ppm程度、ムライト質セラミックスが5.0ppm程度である。
気化部2が、複数の金属粒子が網目状に繋がっているものであるとき、金属粒子の材質は、例えば、SUSまたは銅等である。なお、SUSの一般的な熱膨張係数は、例えばSUS430であれば、10.4ppm程度であり、銅の一般的な熱膨張係数は16.7ppm程度である。なお、重複するが、熱膨張係数の値では、セラミックスと金属では異なっているものの、複数の金属粒子が網目状に繋がっているときには、熱による膨張量は小さく、外壁1の内周を圧迫する力(応力)は小さい。
金属粒子の形状は、球状または針状であってもよい。ここで、金属粒子の大きさは、金属粒子が球状であるときには、直径が0.5μm以上200μm以下であってもよい。金属粒子が針状であるときには、直径が1μm以上50μm以下、長さが100μm以上5mm以下であってもよい。
そして、気化部2が、複数の金属粒子が網目状に繋がっているとき、気化部2の空隙率は、例えば、アルキメデス法を用いて測定することができる。
また、気化部2が、複数の金属粒子が網目状に繋がっているとき、外壁1および気化部2の間には、接合層を有するものであってもよい。このような構成を満たすときには、接合層により金属粒子が外壁1から剥がれにくくなり、外壁1と金属粒子との熱膨張係数差に起因して発生する応力を接合層が緩和し、外壁1に亀裂が生じにくくなる。
接合層は、金属およびガラスのいずれかであってもよい。ここで、金属としては、例えば、ニッケル、白金または銅等であり、ガラスとしては、例えば、ホウ硅酸系ガラスまたは珪酸系ガラス等であればよい。また、接合層の平均厚みは、例えば、0.01μm以上10μm以下である。
また、気化部2は、セラミック多孔体であってもよい。ここで、セラミック多孔体とは、多孔質のセラミックスのことである。気化部2がセラミック多孔体であるときには、不揮発成分の吸着により、排出される気体において不揮発成分が少ないため、気体が燃料となるものであるとき燃焼効率に優れる。
また、気化部2が、セラミック多孔体であるとき、外壁1と同じセラミックスであってもよい。ここで、同じセラミックスとは、材質が同じということである、具体的には、外壁1が炭化珪素質セラミックスであるとき、セラミック多孔体も炭化珪素質セラミックスであれば、同じということである。さらには、含有成分および含有量までも近いものであるときには、熱膨張係数が近似することから、稼動時の膨張の際に、気化部2に亀裂が生じにくいため、気化部2も耐久性に優れる。
次に、本開示の流体供給装置について、図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。図6は、本開示の流体供給装置の一例を示す模式図である。なお、この図においては、図2に示すベーパライザ11を備える例として説明する。
本開示の流体供給装置20は、ベーパライザ11と、ベーパライザ11の上流に位置する第1流路15と、ベーパライザ11の下流に位置する第2流路16と、を備える。なお、第1流路15は、さらに上流に位置する液体タンクに繋がっている。また、第2流路16は、さらに下流において気体を燃料として燃焼するエンジンに繋がるものである。
本開示の流体供給装置20は、耐久性に優れるベーパライザを備えることから、長期間に亘る使用に耐え得るものであるため、信頼性に優れる。
次に、本開示のベーパライザの製造方法の一例について説明する。
まず、主成分となる原料(酸化アルミニウム、炭化珪素等)の粉末に、焼結助剤、バインダおよび溶媒等を添加して適宜混合して、スラリーを作製する。次に、積層により外壁となる形状とする場合には、上記スラリーを用いて、ドクターブレード法によりグリーンシートを形成し、金型による打ち抜きやレーザー加工を施すことにより所望形状のシートとする。または、上記スラリーを噴霧乾燥して、造粒された顆粒を得た後、この顆粒を圧延することでグリーンシートを形成し、金型による打ち抜きやレーザー加工を施すことにより所望形状のシートとする。
次に、得られたシートを積層することによって、気化部が位置することとなる貫通孔を有する成形体を得る。なお、外壁の中に、加熱部領域を設けるときには、所望のシートに加熱部領域の一部となる部分を形成し、積層することによって加熱部領域を形成すればよい。
また、気化部が位置することとなる貫通孔を有する外壁となる成形体を得るのであれば、上記顆粒をゴム型に充填し、水圧により等方的に加圧(冷間等方圧加圧法:CIP法)することにより、ブロック状の成形体を形成し、切削加工により所望形状としてもよい。
そして、得られた成形体を焼成することにより、外壁を得ることができる。
次に、SUSまたは銅等からなる複数の金属粒子を水に混合した混合液を準備する。そして、外壁における貫通孔の一方の開口部に水が通るフィルターを設けた後、貫通孔の他方の開口部から圧力をかけながら混合液を流し込む。その後、乾燥させることで、外壁の貫通孔内に複数の金属粒子が残った状態となる。
次に、外壁を加熱するか、外壁に超音波振動を与えることにより、金属粒子同士を接合させ、複数の金属粒子が網目状に繋がっている気化部を形成することができる。なお、金属粒子に電気を流すことで、金属粒子同士を接合させることもできる。
また、外壁および気化部の間に接合層を形成するには、接合層を金属で構成する場合、貫通孔を有する外壁を得た後、無電解めっきにより、金属からなる接合層を貫通孔の内壁に形成する。接合層をガラスで構成する場合には、ガラスを主成分としたペーストを貫通孔に流し込むことで貫通孔の内壁にペーストを塗布した後、乾燥または熱処理を行なうことで、ガラスからなる接合層を貫通孔の内壁に形成する。
そして、外壁における貫通孔の一方の開口部に水が通るフィルターを設けた後、貫通孔の他方の開口部から圧力をかけながら混合液を流し込み、乾燥させる。その後、外壁を加熱するか、外壁に超音波振動を与えることにより、金属粒子同士と金属粒子および接合層とを接合させ、貫通孔の内壁に接する接合層を有する電極を備えた電極内蔵構造体を得る。なお、接合層を金属で構成する場合には、接合層に電気を流すことで、金属粒子同士と金属粒子および接合層とを接合させることもできる。
また、気化部をセラミック多孔体で形成するときには、セラミック多孔体成形体を形成し、外壁となる成形体における貫通孔にセラミック多孔体を嵌めた後、もしくは、得られたシートを積層することによって、気化部が位置することとなる溝を有する成形体を得てから、その溝に対しセラミック多孔成形体を配置するか、セラミックス原料の濃度を調整したスラリーをディスペンサなどで塗布し、シートを被せるように積層した後、焼成すればよい。
そして、加熱部を外壁の外に設けるときには、加熱部となるヒータを用意し、気化部と、気化部の外周に外壁を備える外にヒータを配置すればよい。
また、外壁の中に加熱部を設けるときには、外壁となる成形体に設けておいた加熱部領域に相当する、焼成後における穴に、加熱部となるヒータを挿入すればよい。さらには、外壁となる成形体に設けておいた加熱部領域に、ヒータとすることができるペーストを流し込み、乾燥の後に外壁となる成形体とともに焼成することによって、加熱部であるヒータを設けてもよい。なお、外壁となる成形体と同時焼成でなくとも、外壁となる成形体に設けておいた加熱部領域に相当する、焼成後における穴に、ペーストを流し込み、乾燥および熱処理することで加熱部であるヒータを設けてもよい。
また、本開示の流体供給装置は、所望の大きさの管状の部材を用意し、ベーパライザの気化部の上流および下流において繋がるように、上記部材を取り付けることにより、形成することができる。
なお、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
1:外壁
2:気化部
3:加熱部
10~14:ベーパライザ
15:第1流路
16:第2流路
20:流体供給装置

Claims (9)

  1. 第1端から第2端に向かう第1方向に延びる外壁と、該外壁内において前記第1方向に流体が流れる気化部と、加熱部と、を備え、
    前記外壁がセラミックスであり、
    前記外壁は、前記第2端における厚みが、前記第1端における厚みよりも薄い、ベーパライザ。
  2. 前記気化部は、前記第1端を含む部位を第1部位、前記第2端を含む部位を第2部位としたとき、該第2部位における空隙率が、前記第1部位における空隙率よりも低い、請求項1に記載のベーパライザ。
  3. 前記気化部は、前記第1端から前記第2端に向かって空隙率が漸減している、請求項1または請求項2に記載のベーパライザ。
  4. 前記気化部が、複数の金属粒子が網目状に繋がっている、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載のベーパライザ。
  5. 前記外壁および前記気化部の間に接合層を有する、請求項に記載のベーパライザ。
  6. 前記接合層は、金属またはガラスからなる、請求項に記載のベーパライザ。
  7. 前記気化部が、セラミック多孔体である、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載のベーパライザ。
  8. 前記セラミック多孔体が、前記外壁と同じセラミックスである、請求項に記載のベーパライザ。
  9. 請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載のベーパライザと、
    該ベーパライザの上流に位置する第1流路と、
    前記ベーパライザの下流に位置する第2流路と、を備える流体供給装置。
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