JP2006343722A - 現像剤容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤容器の製造方法 - Google Patents

現像剤容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤容器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充填剤の充填量を厳しく管理することなく、シール部材と枠体との隙間の発生、及び充填剤のはみ出しを防ぐ。
【解決手段】端部シール82に凹部821を設け、凹部821とクリーニング枠体51とすくいシート80とによって囲まれた領域に充填シール剤を注入し、固化させる。充填シール剤の注入時は、バックアップ部材を、端部シール82とすくいシート80に当接させて、画像形成装置本体に装着した際の上方に位置する側から、充填シール剤をシート座面54に対して略垂直方向に注入させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、現像剤容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び現像剤容器の製造方法に関するものである。
電子写真プロセスを用いたプリンタ等の画像形成装置は、像担持体としての感光体ドラムを一様に帯電させ、該感光体ドラムへの選択的な露光によって潜像を形成する。そして、画像形成装置は、該潜像を現像剤であるトナーで顕在化し、該トナー像を記録媒体に転写する。更に、画像形成装置は、転写されたトナー像に熱や圧力を加える。これにより、該トナー像が記録媒体に定着させられる。これにより画像記録が行なわれる。
このような装置はトナー補給や各種プロセス手段のメンテナンスを伴う。そこで、このトナー補給作業やメンテナンスを容易にする手段として、プロセスカートリッジが実用化されている。ここで、プロセスカートリッジとは、前記感光体ドラム,及び、前記プロセス手段としての、帯電手段,現像手段,クリーニング部材等の内の少なくとも一つを枠体内にまとめてカートリッジ化したものである。
このようなプロセスカートリッジのクリーニング装置は、感光体ドラム、感光体ドラムを帯電させるための帯電ローラ(帯電手段)、感光体ドラム上に残った現像剤を感光体ドラムから掻きとるためのクリーニング部材、これらを支持するクリーニング枠体を有する。
前記クリーニング装置は、クリーニング枠体内に収容したトナーが枠体外に漏れることを防止する。そのために、クリーニング部材の端部に端部シール部材(シール部材)及びシート部材が配設されている。また、端部シール部材の形状誤差や組み立て時の貼り付け誤差によって生じる端部シール部材とクリーニング枠体の壁面との隙間を塞ぐために、充填シール剤(充填剤)が注入されている(特許文献1参照)。
このような構成をとることにより、トナーが枠体内から枠体の壁面と端部シール部材との隙間を通って枠体外へ漏れることを防止している。
特開2004−37637号公報
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、端部シール部材とクリーニング枠体の隙間を塞ぐための充填シール剤は、その充填量が少ない場合には、隙間を塞ぐことはできない。
逆に充填量が多い場合には、充填シール剤がシート部材を持ち上げることにより、シート部材と端部シール部材と充填シール剤との間に隙間を生じてしまう。
現像剤を収容する枠体において、この様な隙間が生じると、そこから現像剤が漏れ出すおそれがある。
これらの問題を防ぐため、従来は組み立て工程において充填シール剤の充填量を厳しく管理している。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、充填剤の充填量を厳しく管理することなく、現像剤が漏れるのを規制することを目的とする。
また、本発明の目的は、充填剤のはみ出しを抑制することにある。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
画像形成装置に用いられる現像剤容器において、
回転体と
現像剤を収納するための枠体と、
前記枠体に取り付けられ、前記回転体の長手方向端部において前記現像剤が前記枠体から漏れるのを規制するシール部材と、
前記枠体に取り付けられ、前記現像剤を前記枠体の内部へガイドするシート部材と、
前記枠体と前記シール部材との間に設けられ、前記シート部材に覆われた隙間と、
前記枠体に設けられ、前記隙間と連通している連通孔と、
前記現像剤が前記隙間から漏れるのを規制するために、前記連通孔から前記隙間に注入された充填剤と、
を有することを特徴とする。
また、
画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
像担持体と、
前記像担持体上に付着している現像剤を除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材によって除去された現像剤を収納するための枠体と、
前記枠体に取り付けられ、前記枠体の内部に収納された現像剤が前記枠体から漏れるのを規制するシール部材と、
前記枠体に取り付けられ、前記像担持体と接触して前記クリーニング部材によって除去された現像剤を前記枠体の内部へガイドするシート部材と、
前記枠体と前記シール部材との間に設けられ、前記シート部材に覆われた隙間と、
前記枠体に設けられ、前記隙間と連通している連通孔と、
前記枠体の内部に収納された現像剤が前記隙間から漏れるのを規制するために、前記連通孔から前記隙間に注入された充填剤と、
を備えることを特徴とする。
また、
画像形成装置に用いられる現像剤容器の製造方法において、
i)連通孔を有して現像剤を収納するための枠体、を準備する枠体準備工程と、
ii)前記連通孔と連通する隙間を前記枠体との間に構成するように、シール部材を前記枠体に取り付けるシール部材取り付け工程と、
iii)前記隙間を覆うように、シート部材を前記枠体に取り付けるシート部材取り付け工程と、
iv)前記連通孔から前記隙間に充填剤を注入する充填剤注入工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、充填剤の充填量を厳しく管理することなく、現像剤が漏れるのを規制することができる。また、充填剤のはみ出しを抑制することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり
、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明は、現像剤容器、プロセスカートリッジおよびこれを用いた画像形成装置、現像剤容器の製造方法に関するものである。
ここで、例えば、画像形成装置の例として電子写真画像形成装置が挙げられる。電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体(記録用紙、OHPシート等)に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、現像剤容器とは、回転体としての像担持体又は現像ローラを有し、画像形成装置に用いられるものをいう。また、プロセスカートリッジとは、少なくともプロセス手段としてのクリーニング部材と、像担持体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。尚、プロセス手段としてクリーニング部材に加えて、更に少なくともプロセス手段としての、帯電手段または現像手段のいずれか一方を有していても良い。以下、説明する実施例は、像担持体としての電子写真感光体ドラムに加えてクリーニング部材、帯電手段、現像手段を一体に有している。
[多色画像形成装置の全体構成]
以下に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概要説明する。図1は、多色画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービームプリンタ(以下、画像形成装置本体という)100の全体構成を示す縦断面図である。
図1に示す画像形成装置本体100は、像担持体として垂直方向に並設された4個の電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムという)1(1a,1b,1c,1d)を備えている。
感光体ドラム1は、駆動手段(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、帯電手段2(2a,2b,2c,2d)、スキャナユニット3(3a,3b,3c,3d)、現像装置4(4a,4b,4c,4d)、クリーニング装置6(6a,6b,6c,6d)、静電転写装置5が配置されている。ここで、帯電手段2は、感光体ドラム1表面を均一に帯電する。また、スキャナユニット3は、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1に静電潜像を形成する。また、現像装置4は、静電潜像に現像剤(以下、トナーと称す)を付着させてトナー像として現像する。また、静電転写装置5は、感光体ドラム1上のトナー像を記録媒体Sに転写する。また、クリーニング装置6は、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去する。
ここで、感光体ドラム1,帯電手段2,現像装置4及びクリーニング装置6は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7を構成している。
以下、回転体としての感光体ドラム1から順に詳述する。
感光体ドラム1は、例えばアルミシリンダの外周面に感光層を設けて構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達される。これにより、感光体ドラム1は反時計周りに回転駆動される。
帯電手段2としては、接触帯電方式のものを使用することができる。帯電手段は、ローラ
状に形成された導電性ローラである。このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。本実施の形態においては、反転現像系を用いるもので、感光体ドラム1表面はマイナス極性に帯電されている。
スキャナユニット3は、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9(9a,9b,9c,9d)に照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a,10b,10c,10d)を介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
現像装置4はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナーを夫々収納した現像剤容器46を有する。そして、現像剤容器46内に設けられたトナーを送り機構42によってトナー供給ローラ43へトナーが送り込まれる。また、トナー供給ローラ43は、図示時計方向に回転する。そして、トナー供給ローラ43は、現像ローラ40へのトナーの供給、感光体ドラム1への現像を行った後のトナーの現像ローラ40からのはぎ取りを行う。
回転体としての現像ローラ40へ供給されたトナーは、現像ローラ40外周に圧接された現像ブレード44によって図示時計方向に回転する現像ローラ40の外周に塗布され、且つ電荷を付与される。
そして静電潜像が形成された感光体ドラム1と対向した現像ローラ40に現像バイアスが印加される。これにより、静電潜像が現像される。
静電転写装置5には、すべての感光体ドラム1a,1b,1c,1dに対向し、接するように循環移動する静電転写ベルト(静電搬送ベルト)11が配設される。転写ベルト11には樹脂フィルムや、ゴム基層上に樹脂層が設けられた多層フィルム状部材が用いられている。この転写ベルト11は、駆動ローラ13、従動ローラ14a,14b、テンションローラ15に張架されている。そして、転写ベルト11は、図中左側の外周面に記録媒体Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に記録媒体Sを接触させるべく循環移動する。これにより、記録媒体Sは転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像を転写される。
この転写ベルト11の内側に当接し、4個の感光体ドラム1a,1b,1c,1dに対向した位置に転写ローラ12(12a,12b,12c,12d)が並設される。これら転写ローラ12には、転写時にプラス極性のバイアスが印加されて、プラス極性の電荷が転写ベルト11を介して記録媒体Sに印加される。このとき生じた電界により、感光体ドラム1に接触中の記録媒体Sに、感光体ドラム1上のマイナス極性のトナー像が転写される。
給送部16は、画像形成部に記録媒体Sを給送搬送するものであり、複数枚の記録媒体Sが給送カセット17に収納されている。画像形成時には給送ローラ18(半月ローラ)、レジストローラ19が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット17内の記録媒体Sを1枚毎分離給送する。それとともに、給送された記録媒体Sの先端はレジストローラ19に突き当たり一旦停止し、ループを形成する。その後、記録媒体Sは、転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期をとって、レジストローラ19によって転写ベルト11へと給送されていく。
定着部20は、記録媒体Sに転写された複数色のトナー画像を定着する。定着部20は、
回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して記録媒体Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bとを有する。
すなわち、感光体ドラム1上のトナー像を転写した記録媒体Sは定着部20を通過する際に加圧ローラ21bで搬送される。それとともに、加熱ローラ21aによって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が記録媒体S表面に定着される。
画像形成の動作としては、プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dが、印字タイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1a,1b,1c,1dが、反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応するスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動により、帯電ローラ2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与する。そして、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行う。これによって感光体ドラム1周面上に静電潜像が形成される。現像装置4内の現像ローラ40は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
その一方、最上流の感光体ドラム1周面上トナー像の先端が、転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくる。このタイミングで、その対向点に記録媒体Sの印字開始位置が一致するように、レジローラ19が回転を開始して記録媒体Sを転写ベルト11へ給送する。
記録媒体Sは静電吸着ローラ22と転写ベルト11とによって挟み込まれるようにして転写ベルト11の外周に接触する。そして、転写ベルト11と吸着ローラ22との間に電圧が印加される。これにより、誘電体である記録媒体Sと転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起する。これにより、記録媒体が転写ベルト11の外周に静電吸着される。これにより、記録媒体Sは転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。
このように搬送されながら記録媒体Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写される。
4色のトナー像を転写された記録媒体Sは、ベルト駆動ローラ13の曲率により転写ベルト11から曲率分離され、定着部20に搬入される。記録媒体Sは、定着部20で上記トナー像を熱定着される。その後、記録媒体Sは、排出ローラ23によって、排出部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
[プロセスカートリッジの構成]
次に、本発明の一実施の形態に係るプロセスカートリッジについて図2及び図3により詳細に説明する。図2及び図3はトナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面および斜視図を示している。なお、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dは同一構成である。
プロセスカートリッジ7は、クリーナーユニット50と現像ユニット(現像装置)4とに分かれている。そして、クリーナーユニット50は、感光体ドラム1と帯電手段2とクリーニング手段(クリーニング装置6)とを備えている。また、現像ユニット4は、感光体ドラム1上の静電潜像を現像する現像手段としての現像ローラ40を有する。
現像剤容器としてのクリーナーユニット50は、少なくともトナーを収納する枠体(以下、クリーニング枠体という)51を有する。そして、感光体ドラム1が軸受部材31(31a,31b)を介してクリーニング枠体51に回動自在に取り付けられている。
感光体ドラム1の周上には、一次帯電手段2、クリーニング部材としてのクリーニングブレード60、可撓性シート部材80が設けられている。そして、一次帯電手段2は、感光体ドラム1の外周面に設けられた感光層を一様に帯電する。また、クリーニングブレード60は、転写後に感光体ドラム1上に残った現像剤(残留トナー)を除去する。
さらに、クリーニングブレード60によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナー(廃トナー)は、クリーニング枠体51の後方に設けられた廃トナー室55に納められる。
また、感光体ドラム1上の残留トナーは、可撓性シート部材80の感光体ドラム1と当接している箇所(ドラム当接部)を通ってクリーニングブレード60の位置まで到達する。そして、クリーニングブレード60によってドラム上から除去されたトナーは、クリーニング枠体51外に漏れないように可撓性シート部材80の当接条件を設定している。
現像ユニット4は、現像剤容器46を有する。現像剤容器46は、トナーを収納する現像枠体45a,45bと、回転体としての現像ローラ40と、を有する。また、現像枠体45a,45bには、感光体ドラム1と微少間隙を保持して図2に示す矢印Y方向に回転する現像ローラ40が設けられている。
現像枠体45a,45bは結合され(超音波溶着等により結合)、現像剤容器46となる。
現像ローラ40は軸受部材を介して回転自在に現像剤容器46に支持される。また、現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して図2に示す矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43と現像ブレード44がそれぞれ配置されている。さらに現像剤容器46内には収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
そして、現像ユニット4は、現像剤容器46の両端に設けた結合穴47,48とクリーニング枠体51の両端に設けた支持穴を合わせる。そして、クリーニング枠体51の両端からピン49が差し込まれる。これによって、現像ユニット4全体がクリーナーユニット50に対して揺動自在に支持された吊り構造となっている。
また、支持穴を中心に現像ローラ40が感光体ドラム1に接触するように加圧ばねによって現像ユニット4が常に付勢されている。現像時には、現像剤容器41内に収納されたトナーがトナー攪拌機構42によってトナー供給ローラ43へ搬送される。図2に示す矢印Y方向に回転するトナー供給ローラ43が、そのトナーを図2に示す矢印Z方向に回転する現像ローラ40との摺擦によって現像ローラ40に供給し、現像ローラ40上に担持させる。
現像ローラ40上に担持されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴って現像ブレード44に至り、現像ブレード44がトナーを規制して所定のトナー薄層を形成し、所望の帯電電荷量を付与する。現像ローラ40上で薄層化されたトナーは、現像ローラ40の回転につれて、感光体ドラム1と現像ローラ40とが接近した現像部に搬送される。そして、前記トナーは、現像部において、図示しない電源から現像ローラ40に印加した現像バイアスにより、感光体ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着して、潜像を現像化する。潜像の現像化に寄与せずに現像ローラ40の表面に残留したトナーは、現像ローラ40の回転にともなって現像器内に戻され、トナー供給ローラ43との摺擦部で現像ローラ40から剥離、回収される。回収されたトナーは、トナー攪拌機構42により残りのトナーと撹拌混合される。
[画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱方法]
次に、画像形成装置本体100に対するプロセスカートリッジ7の着脱方法について、図4を用いて説明する。図4に示すように、画像形成装置本体100には前扉101が設けられていて、回動可能に設けられている。また、前扉101の奥には、転写装置5が回動可能に設けられている。これら前扉101、転写装置5が開いた状態で、プロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体100に対して着脱可能となる。プロセスカートリッジ7の両端部の感光体ドラム支持部近傍には把手部材90が設けられていて、カートリッジ着脱時には本体前扉側に突出している。
プロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体100内に設けられているガイドレール部(不図示)と、プロセスカートリッジ7に設けられた挿入ガイド部(不図示)とが係合することにより、画像形成装置本体100に対し着脱可能となる。
次に、本発明の実施例について図2、図5〜図14を用いて説明する。図5はクリーニング部材のクリーニング枠体51への組み付けを示す概略斜視図である。また、図6はクリーナーユニット50を示す概略斜視図である。また、図7は充填シール剤120の注入口を示す概略斜視図である。また、図8はクリーニング枠体51と端部シール82を示す概略斜視図である。また、図9はクリーニング枠体51と端部シール82を示す概略正面図である。また、図10は他の実施例のクリーニング枠体51と端部シール82を示す概略正面図、更に、図11はクリーニング枠体51と端部シール82と充填シール剤120を示す概略正面図である。これら図8〜11は、図6に示すB部に相当する。また、図12はクリーニング枠体51と端部シール82と充填シール剤120を示す概略断面図である。また、図13は注入形態(バックアップ部材130)を示す概略断面図である。また、図14は他の実施例の注入形態(バックアップ部材130)を示す概略断面図である。これら図12〜14は、図2に示すA部に相当する。
まずは、クリーナーユニット50の主要構成について、説明する。
図6に示すように、クリーナーユニット50は、クリーニング枠体51、クリーニングブレード60、シール部材としての端部シール82、可撓性のシート部材(以下、すくいシートという)80を有する。ここで、端部シール82は、感光体ドラム1の長手方向端部に設けられており、クリーニング枠体51からのトナー漏れを規制する。また、すくいシート80は、クリーニングブレード60によって、感光体ドラム1から除去した現像剤をクリーニング枠体51内へ導く(ガイドする)。
次に、クリーナーユニットの組み付け順序について説明する。
図5に示すように、まず、クリーニングブレード60が有する支持板金61は、クリーナーユニット50のケーシングであるクリーニング枠体51にタップタイトねじ65で固定される。支持板金61を固定するための固定部は、クリーニング枠体51の両端に位置する座面52,53である。その際、ねじ65は、支持板金61に設けられた穴部61q,61rを挿通して、座面52,53に設けられたねじ下穴部52c,53cにねじ込まれる。また、クリーニングブレード60を組み付ける前に、クリーニング枠体51の両端には、弾性ブレード部材62とクリーニング枠体51の隙間を塞ぐための弾性発泡シール部材(不図示)が貼り付けられている。
図5に示すように、クリーニングブレード60のX方向(枠体長手方向)の位置は、座面52に設けられている長手位置決めボス52bと、支持板金61の長丸穴61cとが嵌合
することで決まる。さらに、クリーニングブレード60のY方向(枠体短手方向)の位置は、座面52,53に設けられている角ボス52a,53aと、支持板金61の切り欠き部61a,61bとが嵌合して決まる。Z方向(高さ方向)の位置は、座面52,53の高さによって決定する。これらによって、感光体ドラム1に対するクリーニングブレード60の当接条件が決定する。
クリーニングブレード60を組み付け後、シール部材としての端部シール82をクリーニング枠体51に貼り付ける。
ここで、端部シール82は、弾性ブレード部材62のエッジ62aに、端部シール82の隅部82fが当接するように配設され(図8,9参照)る。そして、端部シール82と一体化された両面テープ(不図示)により、端部シール82はクリーニング枠体51に接着される(クリーニングブレード両端ともに同様)。
端部シール82を貼り付け後、シート部材としてのすくいシート80を貼り付ける。
まず、クリーニング枠体51の配設部(配設面)としてのシート座面54に、両面テープ81を貼り付ける。その後、すくいシート80は、両面テープ81の上に貼り付けられる(図12参照)。これによって、すくいシート80は隙間dを覆う。本実施例での両面テープ81は幅1.5〜2.5mmとしている。尚、本実施例においては、クリーニング枠体51に、端部シール82及びすくいシート80、クリーニングブレード60が取り付けられているが、クリーニング枠体51は一体でなくても良い。即ち、端部シール82が取り付けられる枠体と、すくいシート80が取り付けられる枠体と、クリーニングブレード60が取り付けられる枠体は、別枠体であっても良い。本実施例においては、一体で有る場合と別枠体で有る場合とを総称してクリーニング枠体51と称す。
そして、接着及びシール機能を有する充填剤(充填材)としての充填シール剤120が、端部シール82、クリーニング枠体51、すくいシート80に隙間無く接するように、注入される(図12参照)。これによって、端部シール82の形状誤差や貼り付け誤差によって生じる、クリーニング枠体51におけるシート座面54の壁54aと端部シール82の隙間dを塞ぐことができる。本実施例における充填シール剤120は、熱可塑性エラストマーを採用しているが、速乾性のシリコーン接着シール剤や、紫外線硬化型ボンドでも構わない。
次に、充填シール剤の注入位置について、説明する。
図8,図9に示すように、端部シール82は、壁面82a,82b,82cから構成される凹部821を有している。そして、充填シール剤120は、図11に示すように、凹部821と、シート座面54の所定面としての壁54aと、の間の隙間dに注入される。ここで、隙間dは、すくいシート80によって覆われている。言い換えると、凹部821と壁54aとすくいシート80とによって囲まれた領域は、充填剤を収納するための充填剤収納領域である。尚、感光体ドラム1がクリーニング枠体51に取り付けられた際には、すくいシート80を基準として、隙間dは、感光体ドラム1の逆側に位置する。また、所定面としての壁54aは、配設部(配設面)としてのシート座面54に略直交するように設けられている。
本実施例では、シート座面54の幅が3mm程度しかない。そのため、両面テープ81の貼り付け誤差等を考慮すると、シート座面幅を長手全域で確保することが望まれる。よって、シート座面54に設けられた凹面54bを極力小さくし、凹面54b以外の壁54a(ストレート部)と、端部シール82の凹部821との間で間隙)を構成している。
そして、本実施例では、凹部821の位置を、すくいシート80の先端80aと、壁54aとの間(すくいシート80の一部とクリーニング枠体51との間に挟まれる部分)にしている。これにより、充填シール剤120の粘着力(接着力)を利用することができ、剥離強度を大きくすることができる。これによって、端部シール82の反発力によるすくいシート80の剥がれを防止することができる。即ち、本実施例の構成を採用して、剥離強度を大きくすることにより、シート座面54に貼り付ける両面テープ81の幅を小さくすることができる。
なお、シート座面54に凹面54bを設けることなく、図10に示すように、シート座面54の壁54aを、長手全域において、全くのストレートにしてもよい。
さらに、本実施例では、凹部821の両端に、端部シール82の壁面82dとシート座面54の壁54aによって生じる隙間aを設けている。また、端部シール82の壁面82a,82eとシート座面54の凹部54bとの間に各々隙間b,cを設けている。これらの隙間a,b,cは、充填シール剤のバッファーである(図11参照)。これにより、充填シール剤120の充填量の規格を緩和し、組立性を向上させることができる。また、クリーニング枠体51と端部シール82との隙間の発生、すくいシート80からの充填シール剤120のはみ出しを防止することができる。
また、クリーニング枠体51に設けられた連通孔57の空間もバッファーとしての機能を果たす。また、図7に示すように連通孔57の両端にリブ57a,57bを設ける。これにより、リブ57a,57bで囲まれた溜め部としての領域Rをバッファーとすることができる。
本実施例では、充填口である連通孔57は長丸穴形状をしているが、形状を限定する必要はない。尚、連通孔57は隙間dと連通している。また、連通孔57は、隙間dを基準としてすくいシート80とは逆側に位置するように、設けられている。
次に、充填シール剤の注入方法について説明する。
充填シール剤120は、画像形成装置本体100に装着されたときの上方に位置する側から連通孔57から注入される。図13に示すように、プロセスカートリッジ7において、感光体ドラム1が装着される場合と略同じ位置に、感光体ドラム1と略同一径を有するバックアップ部材130を、両端の端部シール82の位置に配設する。そして、端部シール82を圧縮させた状態にして、シート座面54に対して略垂直(鉛直)方向における上方から充填シール剤120を注入する。即ち、すくいシート80を隙間dの下方に位置させた状態で、充填シール剤120が連通孔57に注入される。
このとき、端部シール82は、2.5〜4.5mmの厚みが1.5〜2.5mmに圧縮される。
なお、バックアップ部材130の形状は、円形状である必要はない。即ち、図14に示すように、角部を有する形状で、角部を端部シール82の凹部821と、すくいシート80の先端80aの間に当接させる構成でも良い。しかし、バックアップ部材130を円形状にすることにより、すくいシート80や端部シール82に対する負荷を軽減することができる。
そして、感光体ドラム1を、両端の端部シール82に接触させて、クリーニング枠体51に取り付ける。この際、すくいシート80の一部は端部シール82と感光体ドラム1の
間に位置している(図9、図13参照)。
尚、本実施例においては、バックアップ部材130を使用して、充填シール剤120の感
光体ドラム1への付着防止を保障している。しかし、感光体ドラム1自体をバックアップのために使ってもよい。この場合、バックアップ部材130を使用する必要がなくなり、クリーナーユニット50の製造工程を少なくすることができる。
本実施例によれば、連通孔57から充填される充填シール剤120は、端部シール82の凹部821と、凹部821に対向するクリーニング枠体51の壁54aとの隙間に充填される。そのため、充填シール剤120の流動経路を規制することができる。従って、充填シール剤120が端部シール82やすくいシート80の外側へはみ出したりすることを防止することができる。
さらに、バックアップ部材130を当接させることや、凹部821と壁54aとの隙間以外の隙間、連通孔57の高さ、連通孔57の注入側付近のバッファー等により、充填量が多い場合でも、凹部821と壁54aとの隙間にしっかりと充填される。このとき、充填シール剤120が、すくいシート80を持ち上げることは無く、クリーニング枠体51と端部シール82の隙間を確実に塞ぐことができる。
このように、充填シール剤120の充填量を厳しく管理することなく、クリーニング枠体51と端部シール82の隙間を確実に塞ぐことができる。また、充填シール剤120が端部シール82やすくいシート80の外側へはみ出したりすることを防止することが可能となる。
また、前述した実施例では、凹部821の位置を、すくいシート80先端と、凹部821に対向するクリーニング枠体51の面(壁54a)との間にしている。これにより、充填シール剤120の粘着力を利用している。即ち、本実施例によれば、端部シール82の反発力に耐えることができ、すくいシート80の剥離強度を確保することができる。これによって、すくいシート80をクリーニング枠体51に貼り付ける両面テープの幅を小さくすることができる。
尚、本発明は、クリーニングユニットに限られず現像ユニットに適用しても良い。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す概略断面図。 本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジを示す概略断面図。 本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジを示す概略斜視図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置本体のプロセスカートリッジ装着時を示す概略斜視図。 本発明の実施例に係るクリーニング部材の枠体への組み付けを示す概略斜視図。 本発明の実施例に係るクリーニング装置を示す概略斜視図。 本発明の実施例に係る充填シール剤の注入口を示す概略斜視図。 本発明の実施例に係るクリーニング枠体と端部シールを示す概略斜視図。 本発明の実施例に係るクリーニング枠体と端部シールを示す概略正面図(実施例1)。 本発明の実施例に係るクリーニング枠体と端部シールを示す概略正面図(他の実施例)。 本発明の実施例に係るクリーニング枠体と端部シールと充填シール剤を示す概略正面図。 本発明の実施例に係るクリーニング枠体と端部シールと充填シール剤を示す概略断面図。 本発明の実施例に係る注入形態(バックアップ部材)を示す概略断面図。 本発明の他の実施例に係る注入形態(バックアップ部材)を示す概略断面図。
符号の説明
1(1a,1b,1c,1d) 感光体ドラム
2(2a,2b,2c,2d) 帯電手段(帯電ローラ)
3(3a,3b,3c,3d) スキャナユニット
4(4a,4b,4c,4d) 現像装置(現像ユニット)
5 静電転写手段
6(6a,6b,6c,6d) クリーニング装置
7(7a,7b,7c,7d) プロセスカートリッジ
9 ポリゴンミラー
10 結像レンズ
11 静電転写ベルト
12 転写ローラ
13 駆動ローラ
14a,14b 従動ローラ
15 テンションローラ
16 給送部
17 給送カセット
18 給送ローラ
19 レジストローラ
20 定着部
21a 加熱ローラ
21b 加圧ローラ
22 静電吸着ローラ
23 排出ローラ
24 排出部
30 軸受部材
40(40a,40b,40c,40d) 現像ローラ
42 トナー送り機構
43 トナー供給ローラ
44 現像ブレード
45a,45b 現像枠体
46 現像剤容器
47,48 結合穴
49 ピン
50 クリーナーユニット
51 クリーニング枠体
52,53 座面
52a,53a 角ボス
52b 長手位置決めボス
52c,53c ねじ下穴
54 シート座面
54a 壁面
54b 凹部
55 廃トナー容器
57 連通孔
57a,57b リブ
60 クリーニングブレード
61 支持板金
61a,61b 切り欠き部
61c 長丸穴
61q,61r 穴部
62 弾性ブレード部材
62a エッジ部
65 ねじ
80 可撓性シート部材(すくいシート)
80a 先端
81 両面テープ
82 端部シール
82a,82b,82c,82d,82e 壁面
82f 隅部
821 凹部
90 カートリッジ把手
100 画像形成装置本体
101 前扉
120 充填シール剤
130 バックアップ部材
a,b,c,d 隙間
R バッファー
S 記録媒体

Claims (13)

  1. 画像形成装置に用いられる現像剤容器において、
    回転体と、
    現像剤を収納するための枠体と、
    前記枠体に取り付けられ、前記現像剤が前記枠体から漏れるのを規制するシール部材と、
    前記枠体に取り付けられ、前記回転体と接触して前記現像剤を前記枠体の内部へガイドするシート部材と、
    前記枠体と前記シール部材との間に設けられ、前記シート部材に覆われた隙間と、
    前記枠体に設けられ、前記隙間と連通している連通孔と、
    前記現像剤が前記隙間から漏れるのを規制するために、前記連通孔から前記隙間に注入された充填剤と、
    を備えることを特徴とする現像剤容器。
  2. 前記連通孔は、前記隙間を基準として、前記シート部材とは逆側に位置することを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  3. 前記充填剤が前記連通孔から溢れた場合に、溢れた充填剤を溜める溜め部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤容器。
  4. 前記シート部材を前記隙間の下方に位置させた状態で、前記充填剤が前記連通孔に注入されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の現像剤容器。
  5. 画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    像担持体と、
    前記像担持体上に付着している現像剤を除去するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材によって除去された現像剤を収納するための枠体と、
    前記枠体に取り付けられ、前記枠体の内部に収納された現像剤が前記枠体から漏れるのを規制するシール部材と、
    前記枠体に取り付けられ、前記像担持体と接触して前記クリーニング部材によって除去された現像剤を前記枠体の内部へガイドするシート部材と、
    前記枠体と前記シール部材との間に設けられ、前記シート部材に覆われた隙間と、
    前記枠体に設けられ、前記隙間と連通している連通孔と、
    前記枠体の内部に収納された現像剤が前記隙間から漏れるのを規制するために、前記連通孔から前記隙間に注入された充填剤と、
    を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 前記連通孔は、前記隙間を基準として、前記像担持体が設けられた側とは逆側に位置することを特徴とする請求項5に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記充填剤が前記連通孔から溢れた場合に、溢れた充填剤を溜める溜め部を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記シート部材を前記隙間の下方に位置させた状態で、前記充填剤が前記連通孔に注入されたことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジを着脱可能に備え、記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  10. 画像形成装置に用いられる現像剤容器の製造方法において、
    i)連通孔を有して現像剤を収納するための枠体、を準備する枠体準備工程と、
    ii)前記連通孔と連通する隙間を前記枠体との間に構成するように、シール部材を前記枠体に取り付けるシール部材取り付け工程と、
    iii)前記隙間を覆うように、シート部材を前記枠体に取り付けるシート部材取り付け工程と、
    iv)前記連通孔から前記隙間に充填剤を注入する充填剤注入工程と、
    を有することを特徴とする現像剤容器の製造方法。
  11. 更に、前記シート部材取り付け工程の後であって、前記充填剤注入工程の前に、バックアップ部材を前記シート部材に接触させるバックアップ部材接触工程を備えることを特徴とする請求項10に記載の現像剤容器の製造方法。
  12. 前記充填剤注入工程において、
    前記連通孔は、前記隙間を基準として、前記シート部材が位置する側とは逆側に位置しており、前記連通孔から前記隙間に前記充填剤を注入することを特徴とする請求項10又は11に記載の現像剤容器の製造方法。
  13. 前記充填剤注入工程において、
    前記シート部材を前記隙間の下方に位置させた状態で、前記連通孔から前記連通孔に前記充填剤を注入することを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の現像剤容器の製造方法。
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