JP2006343710A - 電圧制御方法、帯電装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 帯電ローラに印加する交流電圧を、第1交流電圧Vpp1を帯電ローラに印加したときに被帯電体たる感光体に流れた第1交流電流Ivpp1と、第2交流電圧Vpp2を帯電ローラに印加したときに感光体に流れた第2交流電流IVpp2と、予め設定された基準電流値Aとから、帯電体を均一に帯電することのできる帯電ローラに印加する交流電圧値(Vpp_aim)を設定する。
【選択図】 図8
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の電圧制御方法において、帯電手段の近傍に温度または/および湿度を検知する環境検知手段を用いて、環境の変動を検知し、環境の変動があったとき上記交流電圧値の設定を行うことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の電圧制御方法において、上記第1交流電圧Vpp1、第1交流電流値Ivpp1、上記第2交流電圧Vpp2及び第2交流電流値Ivpp2から、放電開始電圧Vthの2倍以上の交流電圧と帯電対象体に流れる交流電流との関係式を導出し、この導出した関係式に予め設定された帯電対象体を均一に帯電することのできる基準交流電流値Aを代入して、帯電手段に印加する交流電圧値を求めることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の電圧制御方法において、上記基準交流電流値Aは、上記環境検知手段の検知結果に基づいて、変更することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、被帯電体に対向配置される帯電部材を具備し、直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を該帯電部材に印加して被帯電体を帯電する帯電装置において、該被帯電体に流れる交流電流を検知する交流検知手段と、該帯電部材に直流電圧のみを印加して被帯電体へ放電を開始するときの電圧を放電開始電圧Vthとしたとき、この放電開始電圧Vthの2倍以上の第1交流電圧Vpp1を帯電部材に印加したときの該交流検知手段で検知される第1交流電流値Ivpp1と、放電開始電圧Vthの2倍以上の交流電圧であって該第1交流電圧Vpp1と異なる第2交流電圧vpp2を帯電部材に印加したときの該交流検知手段で検知される第2交流電流値Ivpp2とから、帯電部材に印加する交流電圧値を設定する電圧値設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の帯電装置において、上記第1交流電圧Vpp1、上記第1交流電流値Ivpp1、上記第2交流電圧Vpp2、上記第2交流電流値Ivpp2および予め設定された帯電対象体を均一に帯電することのできる基準交流電流値Aから、帯電部材に印加する交流電圧値を導出する演算手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の帯電装置において、上記帯電部材の近傍に温度または/および湿度を検知する環境検知手段を設け、上記基準交流電流値Aを該環境検知手段の検知結果に基づいて変更する変更手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、上記帯電部材の近傍に温度または/および湿度を検知する環境検知手段を設けた請求項5、6の帯電装置または請求項7の帯電装置において、該環境検知手段が環境の変動を検知したとき、上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行うことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項5乃至8いずれかの帯電装置において、上記基準交流電流値Aを記憶したIDチップを備え、上記演算手段は、該IDチップに記憶された基準交流電流値Aから、帯電部材に印加する交流電圧値を導出することを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、像担持体と、該像担持体を帯電する帯電装置とを有する画像形成装置において、該帯電装置として、請求項5乃至9いずれかの帯電装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の画像形成装置において、画像濃度を調整する画像濃度調整手段を有し、上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行ってから該画像濃度調整手段で画像濃度を調整することを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項10または11の画像形成装置において、上記電圧値設定手段は、用紙ジャムが回復したときに行うことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項10乃至12いずれかの画像形成装置において、上記帯電部材は、上記像担持体とともに回転するものであって、該帯電部材の回転による表面の走行距離を検知する検知手段を設け、該帯電部材の走行距離が、所定の走行距離に達する毎に上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行うことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項10乃至13いずれかの画像形成装置において、装置の主電源がONにされたときに、上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行うことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項10乃至14いずれかの画像形成装置において、上記電圧値設定手段の実行を指示する電圧値設定実行指示手段を備え、該電圧値設定実行指示手段の実行指示に基づき、該電圧値設定手段を実行することを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、請求項10乃至15いずれかの画像形成装置において、上記帯電装置を交換する際に開かれるドアを備え、該ドアの開閉動作が行われたときに、上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行うことを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項10乃至16いずれかの画像形成装置において、像担持体と、少なくとも帯電装置とを有し、装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジを備え、該プロセスカートリッジには、上記基準交流電流値Aを記憶したIDチップが設けられており、該プロセスカートリッジのIDチップに記憶された基準交流電流値Aから、帯電部材に印加する交流電圧値を導出することを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、画像形成装置の本体に対して着脱可能に構成されるプロセスカートリッジにおいて、像担持体と、少なくとも請求項5乃至9いずれかの帯電装置とを一体に備えたことを特徴とするものである。
また、請求項19の発明は、画像形成装置の本体に対して着脱可能に構成されるプロセスカートリッジにおいて、像担持体と、少なくとも請求項5乃至8いずれかの帯電装置とを一体に備え、かつ、上記基準交流電流値Aを記憶したIDチップを備えたことを特徴とするものである。
ここで、図14は、交流電圧とこの交流電圧を帯電手段に印加したときの被帯電体に流れた交流電流との関係を示した図である。図14から、放電開始電圧Vthの2倍以上の交流電圧と、このとき被帯電体に流れる交流電流とは、比例の関係にあることがわかる。このため、第1交流電圧Vpp1を帯電手段に印加したときに被帯電体に流れた第1交流電流Ivpp1と、第2交流電圧Vpp2を帯電手段に印加したときに被帯電体に流れた第2交流電流IVpp2とから、放電開始電圧Vthの2倍以上の交流電圧とこのとき被帯電体に流れる交流電流との関係がわかる。よって、この関係から、所定の放電量が得られる交流電圧値を設定することができる。このように、交流電圧値の設定時に交流電圧と交流電流との関係を把握して、この把握した関係から交流電圧値を設定しているので、交流電圧値の設定時における帯電手段と被帯電体のギャップや帯電手段の抵抗値に応じた交流電圧値を設定することができる。その結果、設定された交流電圧値を帯電手段に印加すれば、所定の放電量を得ることができ、被帯電体を均一に帯電することができるとともに、放電による被帯電体の劣化を抑制することができる。また、2回、交流電流値を検知するだけで、所定の放電量が得られる交流電圧値を設定することができる。よって、従来のように、所定の放電量が得られる交流電圧値を設定するために何度も交流電流値を検知する必要がなくなり、短時間で交流電圧値を設定することができる。
感光体1の周りには、その表面移動方向に沿って、潜像を可視化してトナー像を形成する現像装置5、感光体1に潤滑剤を塗布する潤滑剤の塗布装置21、感光体1上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置7、感光体1を帯電させる帯電装置3の順に配置されている。
また、この潤滑剤の塗布装置21は、クリーニング装置7内にクリーニング手段であるクリーニングブレード7aと共に設けても良い。これによって、ブラシ状ローラ21aで感光体1を摺擦することでブラシに付着するトナーを潤滑剤成型体21b又はフリッカーで振り落としたトナーを容易に回収することができる。
また、潤滑剤は、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等を粉体にしたものやフッ素粒子を固形成形体に塗り込んで潤滑剤成形体としてもよい。
図3は、帯電ローラの断面図である。帯電ローラ3aは、円柱状を呈する導電性支持体としての芯金31と、芯金31の外周面上に一様の厚さで形成された抵抗調整層32と、抵抗調整層32の表面を被覆して後述のようにリークを防止する保護層33とを有する。
また、支持ローラ6dに張架された中間転写ベルト6aの部分には、二次転写ローラ6gが接触して配置されている。この中間転写ベルト6aと二次転写ローラ6gとの間には二次転写領域が形成され、この部分に、所定のタイミングで記録部材としての転写紙が送り込まれるようになっている。この転写紙は、露光装置4の図中下側にある給紙カセット9内に収容されており、ピックアップローラ10、レジストローラ対11等によって、二次転写領域まで搬送される。そして、中間転写ベルト6a上に重ね合わされたトナー像は、二次転写領域において、転写紙上に一括して転写される。この二次転写時には、二次転写ローラ6gに正極性のバイアスが印加され、これにより形成される転写電界によって中間転写ベルト6a上のトナー像が転写紙上に転写される。
このプロコン動作では、各色複数の階調パターンとしての濃度検知用パッチ(以下Pターンと略す)を、帯電バイアス、現像バイアスとを適当なタイミングで順次切り替えて中間転写ベルト6a上に作像する。支持ローラ6cの近傍における中間転写ベルト6aの外部に配置された光学的検知手段としての濃度検知センサによりこれらPパターンの出力電圧を検知する。その出力電圧を付着量変換アルゴリズム(粉体付着量変換方法)により付着量変換して、現在の現像能力を表す(現像γ、Vk)の算出を行い、この算出値に基づき、現像バイアス値及びトナー濃度制御目標値の変更をする制御を行っている。
図7は、ある帯電ローラ3aについて、ギャップを変更したときの感光体1へ流れるAC電流と、帯電ローラ3aに印加するAC電圧(ピーク間電圧)との関係を示すグラフである。図7の実線は、感光体1と帯電ローラ3aとのギャップが基準値GのときのAC電流とAC電圧との関係を示すものである。図7の点線は、感光体1と帯電ローラ3aとのギャップが基準値Gよりも大きくなったときのAC電流とAC電圧との関係を示すものである。図7の一点鎖線は、感光体1と帯電ローラ3aとのギャップを基準値Gよりも小さくなったときのAC電流とAC電圧との関係を示すものである。図7からわかるように、AC電圧の値が2倍のVthを境にAC電流とAC電圧の関係を示す直線の傾きが異なることがわかる。これは、AC電圧の値が2倍のVth以下のときは、帯電ローラ3aと感光体1とがコンデンサーのように働き、AC電圧の増加に対して感光体へ流れるAC電流値の増加量は少ないため傾きが寝る。一方、AC電圧の値が2倍のVth以上のときは、帯電ローラ3aと感光体1との間で放電が発生し、感光体へ流れるAC電流値が増加するため、傾きが立つためである。そして、図7に示すように、ギャップの変動により、2倍のVthは、大きく変動している。一方、2倍のVthときに感光体1へ流れるAC電流Ivthは、ギャップが変動しても大幅に変動することがない。このため、感光体1と帯電ローラ3aとのギャップが最大のときのAC電流Ivthと感光体1と帯電ローラ3aとのギャップが最小のときのAC電流Ivthとが大幅に異なることがない。よって、感光体1と帯電ローラ3aとのギャップが最小のとき、感光体1と帯電ローラ3aとのギャップが最大のときのAC電流Ivthとなるように電源のAC電圧を設定しても、感光体が劣化するほどの放電量となることなく、感光体1の表面を均一に帯電することができる。
図10は、本実施形態の電圧設定手段のブロック図である。図10に示すように、電圧設定手段は、制御手段101と、記憶手段102と、演算手段103と、電流検知手段313と、帯電装置3と、画像形成手段100とで構成されている。また、電圧設定手段は、環境検知手段105を備えていても良い。記憶手段102には、予め検知電圧(vpp)、基準電流値(A)が記憶されている。また、記憶手段102は、電流検知手段313で検知した検知電流(Ivpp)や演算手段103で導出された基準電圧値(Vpp_aim)等も記憶している。演算手段103は、検知電流(Ivpp)および検知電圧(vpp)から、2倍のVth以上のAC電圧とAC電流との関係式を演算して導出する機能を有している。また、導出された関係式と基準電圧値Aとから、基準電圧値(Vpp_aim)を演算して導出する機能も有している。制御手段101は、帯電装置3の帯電ローラ3aに印加する電圧値を制御する機能を有している。また、制御手段101は、画像形成手段100の感光体1の回転数を制御する機能も有している。
このように、装置本体のドアが開閉されたときに、AC電圧の設定を行うことで、交換された画像形成ユニット2または帯電装置3に最適なAC電圧値を設定することができ、感光体1への放電量を適正値に保つことができる。また、画像形成ユニット2や帯電装置3が交換されていなくても、装置本体のドアの開閉の際に、最適なAC電圧が設定されるので、感光体1への放電量をより適正値に保つことができる。
図11は、AC電圧の設定の制御フローを示す図である。上記した電源ON時、ジャム復帰時、プロコン動作実行時など、所定のタイミングとなったら、AC電圧の設定をスタートする。まず、制御手段101は、感光体1を回転させると同時に、帯電ローラ3aに第1検知電圧Vpp1を印加する(S1)。第1検知電圧Vpp1を印加したら、AC電流検知手段313で感光体1に流れ込んできた電流値を検知して、制御手段101に入力する(S2)。制御手段101は、感光体4回転半分の検出されたAC電流から、最小電流値を検出して、この検出した最小電流値を第1検知電流Ivpp1として、記憶手段102に記憶する(S3〜4)。次に、帯電ローラ3aに第2検知電圧Vpp2を印加する(S5)。そして、AC電流検知手段313で検出した感光体ドラム4回転半分のAC電流から、最小電流値を検出して、第2検知電流Ivpp2として記憶手段102に記憶する(S6〜8)。
次に、AC電圧の設定の変形例について説明する。上述したように、環境が変動すると、帯電ローラと感光体とのギャップおよび抵抗値が変動するため、2倍のVthときに感光体1へ流れるAC電流Ivthにも変化が生じる。図12は、環境変動時の感光体に流れたAC電流と帯電ローラ3aに印加したAC電圧(ピーク間電圧)との関係を示す図である。図12に示すように、常湿常温環境(MM)下におけるAC電流値Ivthよりも、低温低湿環境(LL)下におけAC電流値Ivthの方が大きい。その結果、常湿常温環境(MM)下における基準電流値Aに基づき求められた基準電圧値Vpp_aimを帯電ローラに印加しても、低温低湿環境(LL)下では、帯電ローラ3aと感光体1とのギャップが大きい部分では感光体を均一に帯電できる放電量が得られない不具合を生じるおそれがある。このため、変形例における交流電圧(基準電圧Vpp_aim)の設定は、環境変動を検知して、その検知結果に基づき基準電流値Aを変更する変更手段を備えている。そして、変更された基準電流値Aに基づき交流電圧(基準電圧Vpp_aim)を設定する。上記変更手段は、図10の制御手段101と記憶手段102とで構成することができる。制御手段101が記憶手段102から環境検知手段105の検知結果に該当する基準電流値Aを記録手段102から読み出し変更することで、基準電流値Aが変更される。
以上、本実施形態の電圧制御方法によれば、帯電手段たる帯電装置の帯電ローラに印加する交流電圧を、第1検知電圧Vpp1を帯電ローラに印加したときに被帯電体たる感光体に流れた第1検知電流Ivpp1と、第2検知電圧Vpp2を帯電ローラに印加したときに感光体に流れた第2検知電流IVpp2とから設定する。これにより、所定の放電量が得られる交流電圧値に設定することができ、放電による感光体の劣化を抑制することができる。また、2回、交流電流値を検知するだけで、所定の放電量が得られる交流電圧値に設定することができる。よって、従来のように、所定の放電量が得られる交流電圧値を設定するために何度も交流電流値を検知する必要がなくなり、短時間で所定の放電量が得られる交流電圧値を設定することができる。
(2)
また、本実施形態の電圧制御方法によれば、帯電ローラの近傍に温度または/および湿度を検知する環境検知手段を設け、環境検知手段が環境の変動を検知したとき、上記交流電圧値の設定を行っている。高湿高温環境下では、帯電ローラが膨潤して、感光体とのギャップが狭まる。また、帯電ローラが吸湿して帯電ローラの抵抗値が下がる。よって、常温常湿環境下では所定の放電量が得られる基準電圧(Vpp_aim)であっても、高湿高温環境下では放電量が多くなり、感光体の寿命が短くなるおそれがある。また、低湿低温環境下では、帯電ローラ3aが乾燥して、抵抗値が高まる。このため、常温常湿環境下では所定の放電量が得られる基準電圧(Vpp_aim)であっても、高湿高温環境下では放電せずに、感光体表面を均一に帯電することができない。よって、環境変動があったときは、交流電圧の設定を行うことで、環境変動があっても、感光体への放電量を適正値に保つことができる。
(3)
また、高湿高温環境下では、帯電ローラと感光体とのギャップが狭りギャップの抵抗値が下がると共に、帯電ローラの抵抗値が下がるので、常温常湿環境下よりも感光体へ電流が流れ易くなっている。このため、常温常湿環境下よりも交流電圧の増加に対して、感光体に流れる交流電流の増加量が多くなる。逆に、低温低湿環境下では、帯電ローラが乾燥して抵抗値が高くなるとともに、感光体と帯電ローラとのギャップが広がってギャップの抵抗値も高くなるので、感光体へ電流が流れ難くなっている。このため、常温常湿環境下よりも交流電圧の増加に対して、感光体に流れる交流電流の増加量が少なくなる。また、Vthも、先の表1で示したように、環境によって変動する。このように、環境変動によって、帯電ローラに印加する交流電圧と感光体に流れる交流電流との関係が異なってしまう。
本実施形態の電圧制御方法によれば、上記第1検知電圧Vpp1、第1検知電流値Ivpp1、上記第2検知電圧Vpp2、第2検知電流値Ivpp2から、放電開始電圧Vthの2倍以上の交流電圧と感光体に流れる交流電流との関係式を導出する。この導出した関係式に、予め設定された感光体を均一に帯電することのできる基準交流電流値Aを代入して、帯電ローラに印加する交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)を設定する。このように、本実施形態では、交流電圧設定時に帯電ローラに交流電圧を印加してそのとき検知された交流電流に基づき、交流電流と交流電圧との関係を導出している。このため、導出された交流電流と交流電圧との関係は、交流電圧設定時における環境下での交流電流と交流電圧との関係となっている。よって、この交流電流と交流電圧との関係と基準交流電流値Aとから求められた交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)値は、交流電圧設定時における環境下に対応した値となっている。このため、この交流電圧を帯電ローラに印加すれば、所定の放電量を得ることができ、感光体表面を均一に帯電できるとともに、感光体表面の劣化を抑制することができる。
(4)
環境(温度および湿度)が変動することで、帯電ローラの抵抗値の変動、ギャップ間の抵抗値の変動、ハーネスなどの外乱要因などにより、放電を開始するときに感光体表面に流れるAC電流値(IVth)が変動してしまう。その結果、予め設定しておいた基準電流値Aに基づき求められた交流電圧を帯電ローラ3aに印加しても、感光体へ放電しなかったり、必要以上の放電量となって感光体の劣化を早めてしまうおそれがある。しかし本実施形態においては、環境変動に応じて、基準交流電流値Aを変更するので、環境変動があっても所定の放電量が得られる交流電圧値を設定することができる。
(5)
また、本実施形態の帯電装置によれば、帯電部材たる帯電ローラに印加する交流電圧を、第1検知電圧Vpp1を帯電ローラに印加したときに被帯電体たる感光体に流れた第1検知電流Ivpp1と、第2検知電圧Vpp2を帯電ローラに印加したときに感光体に流れた第2検知電流IVpp2とから設定する。これにより、所定の放電量が得られる交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)を設定することができ、放電による感光体の劣化を抑制することができる。また、2回交流電流値を検知するだけで、所定の放電量が得られる交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)を設定することができる。よって、従来のように、所定の放電量が得られる交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)を設定するために何度も交流電流値を検知する必要がなくなり、短時間で交流電流値(基準電圧Vpp_aim)を設定することができる。
(6)
また、本実施形態の帯電装置によれば、上記第1検知電圧Vpp1、第1検知電流値Ivpp1、上記第2交流電圧Vpp2、第2交流電流値Ivpp2および予め設定された感光体を均一に帯電することのできる基準交流電流値Aから、帯電ローラに印加する交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)を求めている。具体的には、交流電圧設定時に検知された検知電流値とそのときの検知電圧とから、交流電圧設定時における交流電圧と交流電流との関係を把握する。これにより、交流電圧設定時の環境下における交流電圧と交流電流との関係を把握することができる。そして、この把握した交流電圧と交流電流との関係から、基準交流電流値Aが得られる交流電圧値を求めるので、交流電圧設定時の環境下における所定の放電量が得られる交流電圧値を正確に求めることができる。
(7)
また、本実施形態の帯電装置によれば、帯電ローラの近傍に温度または/および湿度を検知する環境検知手段を設け、環境検知手段が環境の変動を検知したとき、上記交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)の設定を行っている。高湿高温環境下では、帯電ローラが膨潤して、感光体とのギャップが狭まる。また、帯電ローラが吸湿して帯電ローラの抵抗値が下がる。よって、常温常湿環境下では所定の放電量が得られる交流電圧値であっても、高湿高温環境下では所定以上の放電量となり、感光体の寿命が短くなるおそれがある。また、低湿低温環境下では、帯電ローラが乾燥して、抵抗値が高まる。このため、常温常湿環境下では所定の放電量が得られる交流電圧値であっても、低湿低温環境下では放電を開始する電圧値(2vth)以下となり、感光体表面へ放電せずに、感光体表面を均一に帯電することができない。よって、環境に変動があったときは、交流電圧の設定を行い、その環境下において所定の放電量が得られる交流電圧値に変更することで、感光体への放電量が環境変動の影響を受けずに所定値に保たれ、感光体の寿命を延ばすことができる。
(8)
また、本実施形態の帯電装置によれば、上記基準交流電流値Aは、上記環境検知手段の検知結果に基づいて、変更する。環境(温度および湿度)の変動により、感光体へ放電を開始する電流値(IVth)が変動しても、それに応じて基準交流電流値Aの値を変動させているので、所定の放電量が得られる交流電圧値を正確に求めることができる。
(9)
また、本実施形態の帯電装置によれば、帯電装置にIDチップを設け、このIDチップにこの帯電装置の帯電ローラの抵抗値に対応した基準交流電流値Aを記憶する。そして、IDチップに記憶された基準交流電流値Aをを用いて、帯電ローラに印加する交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)の設定を行う。このように、帯電ローラの抵抗値に対応した基準交流電流値Aを用いて、帯電ローラに印加する交流電圧値(基準電圧Vpp_aim)の設定を行うことで、感光体を均一に帯電できるとともの放電量が多すぎて、感光体を劣化させてしまうのを抑制することができる。
(10)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記(5)〜(9)の特徴を備えた帯電装置を用いるので、濃度ムラのない良好な画像をえることができる。
(11)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、画像濃度を調整する画像濃度調整手段たるプロセスコントロール動作を有し、上記電圧値設定手段で交流電圧値たる基準電圧値Vpp_aimの設定を行ってからプロコン動作を行って画像濃度を調整する。プロコン動作は、感光体表面電位が均一に保たれていないと、精度の良い濃度制御を行うことができなくなる。よって、プロコン動作前に交流電圧設定を行って、感光体表面を均一に帯電できる交流電圧値に設定しておけば、精度の良い濃度制御を行うことができ、高品位な画像を得ることができる。
(12)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、用紙ジャムが回復したときに電圧値設定手段で基準電圧値Vpp_aimの設定を行う。ジャムが発生すると、感光体上の転写紙に転写されなかったトナー像がそのまま、転写残トナーとなる。このため、クリーニング装置の除去の許容量を超える大量の転写残トナーがクリーニング装置へ移動して、クリーニング装置で除去されなかった転写残トナーが帯電ローラと感光体とが対向する位置に移動する。このとき、転写残トナーが帯電ローラに付着して、帯電ローラの抵抗値が高くなり、ジャム前の交流電圧では感光体表面に放電せず、感光体表面を均一に帯電できなくなるおそれがある。しかし、ジャム回復時に交流電圧の設定を行うことで、転写残トナーが付着して抵抗値が高くなった帯電ローラで所定の放電量が得られる基準電圧値Vpp_aimに変更される。よって、ジャム回復後に濃度ムラなどの劣化した画像がプリントされるなどの不具合を抑制することができる。
(13)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、帯電ローラの走行距離が、所定の走行距離に達する毎に上記電圧値設定手段で、基準電圧値Vpp_aimの設定を行う。これにより、帯電ローラの経時使用で帯電ローラの表面の汚れたりして抵抗値が変化していても、感光体への放電量を適正値に保つことができる。
(14)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、装置の主電源がONにされたときに、上記電圧値設定手段で基準電圧値Vpp_aimの設定を行う。このように、装置の主電源がON時に基準電圧値Vpp_aimの設定を行うことで、主電源がOFFになる前の基準電圧値を記憶しておく必要がなくなる。よって、電源OFFになっても記憶が消えない不揮発性メモリに主電源がOFFになる前の基準電圧値を記憶しておく必要がなくなる。また、主電源ON時に帯電ローラの劣化状態に応じた基準電圧が設定されるため、帯電ローラの走行距離を電源OFFになっても記憶が消えない不揮発性メモリに記憶しておく必要がない。このため、不揮発性メモリに記憶する記憶容量を減らすことができ、抵コスト化を図ることができる。
(15)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、電圧値設定手段を実行する指示する電圧値設定実行指示手段を備え、電圧値設定実行指示手段の実行指示に基づき、電圧値設定手段を実行する。これにより、メンテナンス時など、良好に感光体を帯電することができる基準電圧値に設定したいときに、上記電圧値設定手段で基準電圧値に設定することができる。
(16)
また、帯電装置が交換されたときに基準電圧値Vpp_aimの設定を行わないと、所定量以上の放電が発生し、感光体を劣化させたり、放電することができずに感光体を均一に帯電させることができなかったりするおそれがある。本実施形態の画像形成装置によれば、装置本体のドアの開閉動作が行われたときに、上記電圧値設定手段で基準電圧値Vpp_aimの設定を行う。装置本体のドアの開閉が行われたときは、帯電装置の交換が行われた可能性があるので、装置本体のドアの開閉が行われたときに基準電圧値Vpp_aimの設定を行うことで、帯電装置が交換されていても、感光体へ所定量の放電量を確保することができる。
(17)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、感光体と、少なくとも帯電装置とを有したプロセスカートリッジに、プロセスカートリッジに内の帯電ローラの抵抗値と対応した基準交流電流値Aが記憶されたIDチップを設け、このIDチップに記憶された基準交流電流値Aから、帯電ローラに印加する基準電圧値Vpp_aimの設定を行う。これにより、帯電ローラの抵抗値に対応した帯電ローラに印加する基準電圧値Vpp_aimの設定を行うことができ、感光体へ所定量の放電量を確保することができる。
(18)
また、本実施形態のプロセスカートリッジによれば、帯電装置の交換などを容易に行うことができる。
(19)
また、本実施形態のプロセスカートリッジによれば、プロセスカートリッジ内の帯電ローラの抵抗値と対応した基準交流電流値Aが記憶されたIDチップを設けている。よって、プロセスカートリッジが交換されたときに、このIDチップに記憶されている基準交流電流値Aを用いて基準電圧値Vpp_aimの設定を行えば、帯電ローラの抵抗値に対応した帯電ローラに印加する基準電圧値Vpp_aimの設定を行うことができ、感光体へ所定量の放電量を確保することができる。
2 画像形成ユニット
3 帯電装置
4 露光装置
5 現像装置
6 転写装置
7 クリーニング装置
8 定着装置
9 給紙ユニット
10 ピックアップローラ
11 レジストローラ
12 排紙ローラ
21 塗布装置
311 AC出力回路
312 DC出力回路
313 AC電流検知回路
314 制御基板
Claims (19)
- 直流電圧に交流電圧を重畳して被帯電体表面に均一な帯電を施す帯電手段の電圧を制御する電圧制御方法において、
帯電手段に直流電圧のみを印加して被帯電体へ放電を開始するときの電圧を放電開始電圧Vthとしたとき、この放電開始電圧Vthの2倍以上の第1交流電圧Vpp1を帯電手段に印加したときの被帯電体に流れる第1交流電流値Ivpp1と、放電開始電圧Vthの2倍以上の交流電圧であって該第1交流電圧Vpp1と異なる第2交流電圧vpp2を帯電手段に印加したときの被帯電体に流れる第2交流電流値Ivpp2とから、帯電手段に印加する交流電圧値の設定を行うことを特徴する電圧制御方法。 - 請求項1の電圧制御方法において、
帯電手段の近傍に温度または/および湿度を検知する環境検知手段を用いて、環境の変動を検知し、環境の変動があったとき上記交流電圧値の設定を行うことを特徴とする電圧制御方法。 - 請求項1または2の電圧制御方法において、
上記第1交流電圧Vpp1、第1交流電流値Ivpp1、上記第2交流電圧Vpp2及び第2交流電流値Ivpp2から、放電開始電圧Vthの2倍以上の交流電圧と帯電対象体に流れる交流電流との関係式を導出し、この導出した関係式に予め設定された帯電対象体を均一に帯電することのできる基準交流電流値Aを代入して、帯電手段に印加する交流電圧値を求めることを特徴とする電圧制御方法。 - 請求項3の電圧制御方法において、
上記基準交流電流値Aは、上記環境検知手段の検知結果に基づいて、変更することを特徴とする電圧制御方法。 - 被帯電体に対向配置される帯電部材を具備し、直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を該帯電部材に印加して被帯電体を帯電する帯電装置において、
該被帯電体に流れる交流電流を検知する交流検知手段と、該帯電部材に直流電圧のみを印加して被帯電体へ放電を開始するときの電圧を放電開始電圧Vthとしたとき、この放電開始電圧Vthの2倍以上の第1交流電圧Vpp1を帯電部材に印加したときの該交流検知手段で検知される第1交流電流値Ivpp1と、放電開始電圧Vthの2倍以上の交流電圧であって該第1交流電圧Vpp1と異なる第2交流電圧vpp2を帯電部材に印加したときの該交流検知手段で検知される第2交流電流値Ivpp2とから、帯電部材に印加する交流電圧値を設定する電圧値設定手段とを備えたことを特徴とする帯電装置。 - 請求項5の帯電装置において、
上記第1交流電圧Vpp1、上記第1交流電流値Ivpp1、上記第2交流電圧Vpp2、上記第2交流電流値Ivpp2および予め設定された帯電対象体を均一に帯電することのできる基準交流電流値Aから、帯電部材に印加する交流電圧値を導出する演算手段を備えたことを特徴とする帯電装置。 - 請求項6の帯電装置において、
上記帯電部材の近傍に温度または/および湿度を検知する環境検知手段を設け、上記基準交流電流値Aを該環境検知手段の検知結果に基づいて変更する変更手段を備えたことを特徴とする帯電装置。 - 上記帯電部材の近傍に温度または/および湿度を検知する環境検知手段を設けた請求項5、6の帯電装置または請求項7の帯電装置において、
該環境検知手段が環境の変動を検知したとき、上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行うことを特徴とする帯電装置。 - 請求項5乃至8いずれかの帯電装置において、
上記基準交流電流値Aを記憶したIDチップを備え、上記演算手段は、該IDチップに記憶された基準交流電流値Aから、帯電部材に印加する交流電圧値を導出することを特徴とする帯電装置。 - 像担持体と、該像担持体を帯電する帯電装置とを有する画像形成装置において、
該帯電装置として、請求項5乃至9いずれかの帯電装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10の画像形成装置において、
画像濃度を調整する画像濃度調整手段を有し、上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行ってから該画像濃度調整手段で画像濃度を調整することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10または11の画像形成装置において、
上記電圧値設定手段は、用紙ジャムが回復したときに行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10乃至12いずれかの画像形成装置において、
上記帯電部材は、上記像担持体とともに回転するものであって、該帯電部材の回転による表面の走行距離を検知する検知手段を設け、該帯電部材の走行距離が、所定の走行距離に達する毎に上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10乃至13いずれかの画像形成装置において、
装置の主電源がONにされたときに、上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10乃至14いずれかの画像形成装置において、
上記電圧値設定手段の実行を指示する電圧値設定実行指示手段を備え、該電圧値設定実行指示手段の実行指示に基づき、該電圧値設定手段を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10乃至15いずれかの画像形成装置において、
上記帯電装置を交換する際に開かれるドアを備え、該ドアの開閉動作が行われたときに、上記電圧値設定手段で交流電圧値の設定を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10乃至16いずれかの画像形成装置において、
像担持体と、少なくとも帯電装置とを有し、装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジを備え、該プロセスカートリッジには、上記基準交流電流値Aを記憶したIDチップが設けられており、該プロセスカートリッジのIDチップに記憶された基準交流電流値Aから、帯電部材に印加する交流電圧値を導出することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置の本体に対して着脱可能に構成されるプロセスカートリッジにおいて、
像担持体と、少なくとも請求項5乃至9いずれかの帯電装置とを一体に備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 画像形成装置の本体に対して着脱可能に構成されるプロセスカートリッジにおいて、
像担持体と、少なくとも請求項5乃至8いずれかの帯電装置とを一体に備え、かつ、上記基準交流電流値Aを記憶したIDチップを備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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