JP2006342036A - 黒色ジルコニア焼結体、その原料粉末ならびにそれらの製造方法 - Google Patents

黒色ジルコニア焼結体、その原料粉末ならびにそれらの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の黒色ジルコニア焼結体は、JISZ8729において明度L10以上で、深みのある黒色でなく、焼結密度、焼結体強度、結晶相(単斜晶率)が各種部品の外装、装飾部品として用いるには十分ではなかった。
【解決手段】安定化剤が3〜4mol%、Fe、Co及びCrの全て又はいずれか1種以上を含んでなる複合酸化物が3重量%を越え6重量%以下、アルミナを6重量%未満、残りが酸化ジルコニウムからなる黒色ジルコニア焼結体用粉末の焼結によって得られる黒色ジルコニア焼結体は、明度が10未満、焼結密度99%以上、単斜晶率20%以下で、外装部品、装飾部品として用いた場合に優れた宝石調の外観が得られる。
【選択図】選択図なし

Description

本発明は、欠陥がなく、深みのある黒色を呈する宝石調の外観を有する黒色ジルコニア焼結体及びそれに用いる原料粉末に関するものである。黒色ジルコニア焼結体は、装飾部品(時計バンド、時計用外装部品、時計ケース、ブローチ、ネクタイピン、カフスボタン、ハンドバッグ金具部品等)、外装部品(携帯電話、家電製品、モバイル家電製品等)、半導体部品、構造部品等に使用される。
従来から着色したジルコニア焼結体、特に黒色のジルコニア焼結体が知られている。
例えば、C,Cr,Co,Cu,Er,Ho,Fe,Mn,Nb,Ni,Pr,Tm,Ti,V等の酸化物群と安定化剤を含む酸化ジルコニウムによる着色ジルコニア焼結体が提案されている。(例えば特許文献1参照)ジルコニア焼結体を単に黒色化するだけであればいかなる着色元素も使うことは可能であるが、用いる元素種類及びその添加量によって、焼結体の強度、色調が異なるという問題があった。
例えば、黒色のジルコニア焼結体として、Mnを必須の着色成分として用いることが報告されている。(例えば特許文献2参照)しかしMnを含む焼結体の黒色は青み、又は赤みがかった黒色、或いは黒に近い着色であり、明度Lを10未満とすることは困難であり、さらに十分な強度の焼結体も得られていなかった。
さらに、種々の着色剤を用いた着色ジルコニア焼結体において、明度Lが10〜50の黒色ジルコニア焼結体が報告されている。(例えば特許文献1、3参照)しかし、これらにおいてもJISZ8729法において明度Lが10未満の深みがある黒色は得られていなかった。焼結体を黒色化する方法として、還元焼結、還元HIP焼結する方法も提案されているが、還元による黒色化では、焼結体中に欠陥が生じやすく、明度Lが10未満も達成できていなかった。
ジルコニア焼結体を深みのある黒色にするためには、着色元素の添加量をある程度多く添加することが必要であるが、添加量が多くなると焼結密度が上がらず、焼結強度を維持することが困難であった。例えば、着色成分の酸化物添加量を3重量%以下において、抗折力が130kg/mm以上、或いは100kg/mm以上有する高強度着色ジルコニアの報告(特許文献4)において、着色成分であるCo、Fe等はジルコニアに3重量%を超えて添加すると、焼結性を阻害し、焼結体の機械強度が下がることが報告されている。
特開平10−81562号公報 特開平4−114964号公報 特開平8−310860号公報 特開平1−201074号公報
以上説明した通り、従来、種々の金属元素の添加、或いは還元焼結等によって黒色調のジルコニア焼結体を得ることは知られていたが、高密度かつ高強度で欠陥がなく、目視において赤み、青み、くすみがなく、光沢、高級感があり明度Lが10未満の深みのある黒色ジルコニア焼結体は得られていなかった。
本発明者らは、黒色ジルコニア焼結体について詳細に検討した結果、JISZ8729に規定された色彩パラメーターで明度Lが10未満であり、焼結密度99%以上、単斜晶率が20%以下の黒色ジルコニア焼結体では、深みのある黒色であり、目視において宝石調の外観が達成されることを見出した。特に黒色ジルコニア焼結体の宝石調の外観は、JISZ8729に規定された色彩パラメーターである色彩度a、色彩度bがそれぞれ−1<色彩度a<1、−1<色彩度b<1で、安定化剤、アルミナ、着色元素としてFe、Co及びCrをある限定された組成範囲で添加したジルコニアにおいて達成されることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明の黒色ジルコニア焼結体は、JISZ8729に規定された色彩パラメーターの明度Lが10未満、焼結密度が99%以上、単斜晶率が20%未満である。従来の黒色ジルコニア焼結体は、明度が10以上までのものであり、JISZ8729の評価において明度Lが10未満の深みのある黒色の焼結体は報告されていない。
本発明の焼結体は、黒色に赤み、青みのない高級感のある黒色という観点からJISZ8729に規定された色彩パラメーターの明度Lはさらに9未満であることが好ましい。一方、明度の下限は限定されないが、5以上、特に7以上が好ましい。
本発明の焼結体の密度は99%以上である。焼結密度が99%未満の焼結体では、焼結体表面に欠陥が残り易く、黒色ジルコニア焼結体の表面外観において問題がある。本発明の焼結体の焼結密度はさらに99.5%以上であることが好ましい(ここで、黒色ジルコニア焼結体の真密度は添加剤量によって変化するが概ね6.05g/cmである。)。
本発明の焼結体の単斜晶率は20%以下であるが、特に10%以下、さらに5%未満であることが好ましい。単斜晶率が20重量%を超える焼結体では焼結体表面に宝石調の外観が達成され難い。
本明細書において、単斜晶率とはX線回折により測定される回折線から、下式により算出される。
単斜晶率(%)=(Im(111)+Im(11−1))/(Im(111)+Im(11−1)+It(111))×100
ここで、Im(111)は単斜晶の(111)の回折線強度、Im(11−1)は単斜晶の(11−1)の回折強度、It(111)は正方晶の(111)の回折強度である。
本発明の黒色ジルコニア焼結体は、JISZ8729に規定された色彩パラメーターである色彩度a、色彩度bがそれぞれ−1<色彩度a<1、−1<色彩度b<1のものであることが好ましい。これらの色彩パラメーターを併せて満足することによって、特に宝石調の深みのある黒色が達成される。
本発明の焼結体は、特に焼結体表面の硬度が重要であり、ビッカース硬度が1100以上であることが好ましい。尚、本明細書におけるビッカース硬度とは、JISR1610に規定されているファインセラミックスのビッカース硬さ試験法によって測定することができる。これまで着色のないジルコニア焼結体、或いは他の着色元素を添加した色調の異なるジルコニア焼結体においてビッカース硬度が1100以上はあったが、本発明の色調の焼結体においてビッカース硬度1100以上はこれまで報告されていない。
本発明の焼結体は、例えば着色成分元素がFe、Co及びCrを含んでなり、なおかつ安定化剤が4mol%未満、アルミナ含有量が6重量%未満で達成できる。
Fe,Co及びCrは酸化物換算で3重量%以上6重量%未満の範囲が好ましい。3重量%未満では上記のJIS規格の数値を満足する深みのある黒色が達成し難く、6重量%以上では焼結密度、単斜晶率が本発明の範囲に入り難い。
本発明の焼結体で達成される黒色は、安定化剤、アルミナの添加量が上記の範囲で達成できる。安定化剤が多くなると、また、アルミナ含有量が増えると明度10未満は達成し難い。一方、アルミナを添加することによって焼結粒子の異常粒成長が抑制され、より高級感のある表面色調が達成できるため、少なくともアルミナは含むことが好ましい。
本発明の黒色ジルコニア焼結体は、安定化剤が3〜4mol%、着色成分としてFe及びCoまたはCrのいずれか1種以上を必須とする複合酸化物が3重量%以上6重量%未満、アルミナを6重量%未満、残りが酸化ジルコニウムからなる粉末を焼結することによって得られる。
安定化剤には特に限定はないが、イットリア、セリア、マグネシア、カルシア等が例示でき、色調の観点から特にイットリアが好ましい。安定化剤の添加量は3〜4mol%の範囲で、特に3〜3.5mol%が好ましい。3mol%未満では着色成分の添加の関係で安定化効果が十分でなく、4mol%を超えると安定化効果が頭打ちするだけでなく、本発明の明度、色調が得られ難く、強度の低下が起こり易い。
本発明の黒色ジルコニア焼結体の着色成分は、Fe及びCoまたはCrのいずれか1種以上を必須とする複合酸化物が3重量%以上6重量%未満であることが好ましい。
本発明では、Fe及びCoまたはCrのいずれか1種以上を必須とする複合酸化物が3重量%以上6重量%未満の極めて限定された範囲であることが好ましい。3重量%未満では、本発明の着色は得られ得られ難く、6重量%を超えると強度低下の問題が避けられない。
本発明では、これら以外の元素を本発明の効果を損なわない範囲でさらに添加することを妨げないが、添加される元素にはジルコニアの焼結体の色調に問題が生じるMn、Tiをその影響が出る範囲で含まないことが好ましい。例えばMnでは、黒色が赤み、青みを帯び易く、Tiでは色むらとなり易く、いずれも色調が本発明の範囲から外れやすい。
本発明ではこれらの着色成分の複合酸化物を用いることが好ましい。酸化物でなく例えば炭化物等を用いた場合、還元由来の黒色となり、明度が本発明の範囲から外れやすい。またFe、Co及びCrの酸化物を別々に添加した場合、焼結体が割れ易く、また本発明の色調、単斜晶率が本発明の範囲から外れ易い。
これらの着色元素の中でFe,Co,Cr間の比率は特に限定されないが、例えばFe、CoO及びCrで100とした場合に、Feは10重量%以上、CoOは50重量%未満、Crは50重量%未満の比率が例示できる。
本発明の焼結体は、アルミナを6重量%未満含み、特に0.2重量%から1.5重量%含むものが好ましい。ジルコニア焼結体にアルミナを添加することにより、粒成長が抑制され、よりつやのある黒色ジルコニア焼結体となる。
本発明の黒色ジルコニア焼結体の原料に用いる原料粉末における酸化ジルコニウム成分は、ジルコニウム塩水溶液の加水分解で得られるBET比表面積が5〜20m/gであり、かつ正方晶ジルコニアの割合が50%以上の酸化ジルコニウムであることが好ましい。加水分解法による酸化ジルコニウムにアルミナを添加した粉末では、特に焼結粒径が均一なものが得られ易く、黒色ジルコニア焼結体表面に特に優れた宝石調の外観が得られる。
本明細書において、正方晶率とは粉末X線回折により測定される回折線から、下式により算出される。
正方晶率(%)=It(111)/(Im(111)+Im(11−1)+It(111))×100
ここで、Im(111)は単斜晶の(111)の回折線強度、Im(11−1)は単斜晶の(11−1)の回折強度、It(111)は正方晶の(111)の回折強度である。
本発明の焼結体は、上記の粉末を1300℃以上1450℃未満で焼結することによって得られる。焼結温度が1300℃未満では焼結密度が不十分で強度が低く、1450℃を超える温度では単斜晶が生成し易く、焼結体表面の外観に劣るものとなる。
焼結雰囲気には特に限定はないが、大気中焼結をはじめとした酸化雰囲気での焼結でよい。また必要に応じてHIP焼結等と組み合わせてもよい。
本発明の黒色ジルコニア焼結体の焼結は、焼結時の昇温速度を50℃/時を越える速度、特に100℃/時以上であることが好ましい。従来、難焼結性の添加元素を含む黒色ジルコニア焼結体は、焼結時に割れを抑制するために、低速の焼結速度が採用されていた。本発明の特定の組成では、従来とは異なる焼結条件を採用することにより、本発明の色調と密度、結晶相を兼ね備える黒色ジルコニア焼結体が得られる。
本発明の焼結体を外装部品、装飾用途に用いる場合には、研磨して用いることが好ましい。本発明の焼結体は単斜晶率が低く、研磨によって焼結体表面に欠陥が発生し難く、鏡面研磨することによってより宝石調の外観が得られる。
本発明の黒色ジルコニア焼結体は、深みのある黒色であり、なおかつ十分な強度を併せ持つため、各種部品の外装、装飾品に用いることにより宝石調の外観が得られる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を3.1重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例2
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.5mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を3.5重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例3
実施例2で得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1400℃で4時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例4
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を4.0重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例5
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を5.0重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例6
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.5mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を5.0重量%加え、更にAl試薬を0.75重量%添加し、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例7
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.5mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を5.0重量%加え、更にAl試薬を1.75重量%添加し、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例8
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を5.9重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例9
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.5mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe系の複合酸化物(Cr:Fe換算重量比=0.26:0.74)を3.5重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例10
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてFe-Co系の複合酸化物(Fe:CoO換算重量比=0.74:0.26)を3.1重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例11
実施例2で得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1350℃で2時間焼結した。その後、1300℃でHIP処理を行った。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
実施例12
実施例2で得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。その後、1300℃でHIP処理を行った。
得られた焼結体の性能評価結果を表1に示した。
比較例1
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を2.9重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表2に示した。
比較例2
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を6.2重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表2に示した。
比較例3
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてCr-Fe-Co系の複合酸化物(Cr:Fe:CoO換算重量比=0.25:0.5:0.25)を6.0重量%加え、更にAl試薬を5.75重量%添加し、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表2に示した。
比較例4
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてFe(試薬)を単独で3.2重量%、CoO(試薬)を単独で0.7重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体は割れが生じた。性能評価結果を表2に示した。
比較例5
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてFe(試薬)を単独で3.2重量%、Cr(試薬)を単独で0.7重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体は割れが生じた。性能評価結果を表2に示した。
比較例6
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてFe(試薬)を0.7重量%、MnO(試薬)を1.3重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体の性能評価結果を表2に示した。
比較例7
東ソー株式会社製ジルコニア粉末(イットリア3.0mol%、Al0.25wt%、BET比表面積は6m/g)を用い、着色剤としてFe(試薬)を0.7重量%、CoO(試薬)を1.0重量%、MnO(試薬)を2.0重量%加え、ボールミルで湿式混合した後乾燥して混合粉末を得た。
得られた混合粉末を一軸成形圧700kg/cmで成形し成形体を得た。得られた成形体は、電気炉で昇温速度100℃/時、大気中1450℃で2時間焼結した。
得られた焼結体は割れが生じた。性能評価結果を表2に示した。
Figure 2006342036
Figure 2006342036

Claims (9)

  1. JISZ8729に規定された色彩パラメーターの明度Lが10未満、焼結密度が99%以上、単斜晶率が20%以下である黒色ジルコニア焼結体。
  2. JISZ8729に規定された色彩パラメーターである色彩度a、色彩度bがそれぞれ−1<色彩度a<1、−1<色彩度b<1である請求項1に記載の焼結体。
  3. ビッカース硬度が1100以上である請求項1〜2に記載の焼結体。
  4. 着色元素がFe及びCoまたはCrのいずれか1種以上を含んでなり、なおかつ安定化剤が4mol%未満、アルミナ含有量が6重量%未満である請求1〜3に記載の焼結体。
  5. 着色元素がFe、Co及びCrを含んでなり、なおかつ安定化剤が4mol%未満、アルミナ含有量が6重量%未満である請求1〜3に記載の焼結体。
  6. 安定化剤が3〜4mol%、Fe及びCoまたはCrのいずれか1種以上を含んでなる複合酸化物が3重量%を越え6重量%以下、アルミナを6重量%未満、残りが酸化ジルコニウムからなる黒色ジルコニア焼結体用粉末。
  7. 安定化剤が3〜4mol%、Fe、Co及びCrを含んでなる複合酸化物が3重量%を越え6重量%以下、アルミナを6重量%未満、残りが酸化ジルコニウムからなる黒色ジルコニア焼結体用粉末。
  8. 酸化ジルコニウムが、ジルコニウム塩水溶液の加水分解で得られるBET比表面積が5〜20m/gであり、かつ正方晶ジルコニアの割合が50%以上の酸化ジルコニウムである請求項6〜請求項7に記載の粉末。
  9. 1300℃以上1450℃未満で請求項6〜請求項8に記載の粉末を焼結する請求項1〜5に記載の黒色ジルコニア焼結体の製造方法。
JP2005170848A 2005-06-10 2005-06-10 黒色ジルコニア焼結体、その原料粉末ならびにそれらの製造方法 Expired - Fee Related JP5158298B2 (ja)

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