JP2006339714A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006339714A
JP2006339714A JP2005158584A JP2005158584A JP2006339714A JP 2006339714 A JP2006339714 A JP 2006339714A JP 2005158584 A JP2005158584 A JP 2005158584A JP 2005158584 A JP2005158584 A JP 2005158584A JP 2006339714 A JP2006339714 A JP 2006339714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
image sensor
reading apparatus
white reference
image reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005158584A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tanaka
敬 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2005158584A priority Critical patent/JP2006339714A/ja
Publication of JP2006339714A publication Critical patent/JP2006339714A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】 適正な白基準データを取得することができると共に、装置の大型化を回避できる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 密着型イメージセンサにて構成される画像読取装置において、
前記密着型イメージセンサのガラス部を形成する液晶調光ガラスと、白基準データ取得時には前記液晶調光ガラスを白色にし、原稿読取りデータ取得時には前記液晶調光ガラスを透明にするように、前記液晶調光ガラスに電圧を印加する印加手段とを備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特に、密着型イメージセンサにて構成される画像読取装置に関する。
原稿を一回の搬送で表裏両面を読取る画像読取装置は、搬送される原稿の裏面側に対応させるように、密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)を配設したものである。
このような画像読取装置では、密着型イメージセンサの画素感度ばらつきや、光源、光学系の特性による明暗のばらつきを補正するために、白基準ローラ等を読取って得た白基準データをもとにシェーディング補正が行われている。
例えば、白基準ローラにゴミが無く、適正な白基準データが読み取れる場合は、正常にシェーディング補正が行えるが、白基準ローラにゴミが付着している場合には、密着型イメージセンサの画素の信号レベルがごみの影響で落ち込む。
この落ち込んだ信号レベルを白基準データとしてシェーディング補正を行うと、画素部分が縦筋となって画像劣化する。
このように、白基準ローラにゴミが付着している場合などは、そのゴミの影響を受ける密着型イメージセンサの信号レベルは常に落ち込んだ状態となり、回避困難な画像劣化の原因となる。
そこで、従来より、密着型イメージセンサと白基準ローラとが離間するような構成とし、密着型イメージセンサの原稿と当接する表面を露出可能にして、その表面の清掃やメンテナンスが容易にできるようにした画像読取装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−48184号公報
しかしながら、上述した従来の画像読取装置では、クリーニング機構を設ける必要があり、複雑化に伴う装置の大型化を招いていた。また、白基準ローラの位置精度が不良となり易いため、適正な白基準データを取得することが困難であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、適正な白基準データを取得することができると共に、装置の大型化を回避できる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、密着型イメージセンサにて構成される画像読取装置を前提としている。本発明は、前記密着型イメージセンサのガラス部を形成する液晶調光ガラスと、白基準データ取得時には前記液晶調光ガラスを白色にし、原稿読取りデータ取得時には前記液晶調光ガラスを透明にするように、前記液晶調光ガラスに電圧を印加する印加手段とを備えた構成としている。
このようにすれば、白基準データ取得時に密着型イメージセンサの原稿と当接する表面の汚れの影響を受けることがないと共に、白基準色面の位置精度を確保できるため、適正な白基準データを取得することができる。更に、クリーニング機構を別途設ける必要もないため、装置の大型化を回避できる。
白基準データ取得時に密着型イメージセンサの原稿と当接する表面の汚れの影響を受けることがないと共に、白基準色面の位置精度を確保できるため、適正な白基準データを取得することができる。更に、クリーニング機構を別途設ける必要もないため、装置の大型化を回避できる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における密着型イメージセンサ100にて構成される画像読取装置を示す概略図であり、図2は、本発明の実施の形態における密着型イメージセンサ100にて構成される画像読取装置の動作を示すフロー図である。
原稿トレイ101に載置された原稿は、原稿送り機構により1枚ずつ搬送され、1回の搬送で原稿の表裏両面が読取られる。
搬送される原稿の表面は、CCDセンサ102によって読取られる。すなわち、ランプ103で原稿の表面を照射し、その反射光がミラー104、105、106によってCCDセンサ102に導かれ、受光した光をCCDセンサ102で撮像することで読取る構成としている。
一方、搬送される原稿の裏面は、密着型イメージセンサ100によって読取られる。図3に示すように、密着型イメージセンサ100の筐体301は、直方体の形状をなして機枠に固定されており、筐体301内部にはランプ302、セルフォックスレンズ303、センサ304を備えている。
筐体301のガラス部は、液晶調光ガラス300にて形成し、ランプ302で原稿の裏面を照射し、その反射光をセルフォックスレンズ303で結像して、結像した反射光をセンサ304で撮像することで読取る構成としている。
液晶調光ガラス300は、その内面に透明電極を形成した一対の上ガラス基板と下ガラス基板を平行に配置して形成し、その間には封止部材で液晶物質を封止している。そして、透明電極から封止部材の外部にまで、引き出しパターンが形成され、印加手段310にて透明電極に電圧が印加される構成になっている。
この液晶物質は、電圧の印加オフ状態で透明で、電圧の印加状態で白濁して不透明となる液晶物質、或いは、電圧の印加オフ状態で白濁して不透明で、電圧の印加状態で透明となる物質を使用している。
前者の液晶物質は、電圧の印加オフ状態のときは透明であり、光の透過率はほぼ100%に近い状態を示す。そして、印加電圧を大きくしていくに従って、白濁し始めて透明性が徐々になくなり、所定の電圧の印加状態で完全に白濁して、光の透過率が最小になる。また、完全に白濁した状態では、光の反射率は最大になると共に、光の拡散効率も最大となる。
後者の液晶物質は、電圧の印加オフ状態のときは白濁状態を示し、このときの光の透過率は最小を示すと共に、光の反射率は最大を示す。印加電圧を大きくしていくに従って、白濁が薄れていき、所定の電圧の印加状態で透明になり、光の透過率はほぼ100%に近い状態になる。
本実施の形態においては、前者の液晶物質、すなわち、電圧の印加オフ状態で透明状態となり、所定の電圧の印加状態で白濁状態になる液晶物質を用いた。このような液晶物質としては、例えば、DSM(ダイナミックスキャッタリングモード液晶)がある。
なお、後者の液晶物質、すなわち、電圧の印加オフ状態で白濁状態となり、所定の電圧の印加状態で、透明になる液晶物質として、例えば、PNLCD(ポリマーネットワーク液晶)を使用してもよいのは勿論である。
以下では、本実施の形態における密着型イメージセンサ100にて構成される画像読取装置の原稿の裏面を読取る動作について説明する。
ユーザが原稿トレイ101に原稿を載置すると、原稿センサ110が原稿有りと検知し、原稿有りの旨を制御手段320に通知する。その通知を受けると、制御手段320は、印加手段310に印加オンの指示を通知する。
印加オンの指示の通知を受けると、印加手段310は、液晶調光ガラス300に所定の電圧を印加し(S201)、液晶調光ガラス300を完全に白濁させる。また、印加オンの指示と同時に、制御手段320は、ランプ302を点灯させる(S202)。
密着型イメージセンサ100は、白濁した液晶調光ガラス300をランプ302で照射し、セルフォックスレンズ303で結像して、結像した反射光をセンサ304で読取り、白基準データを取得する(S203)。取得した白基準データは、シェーディング手段330に保持される。
密着型イメージセンサ100がセンサ304にて白基準データを取得すると、シェーディング手段330は、取得した旨を制御手段320に通知する。取得した旨の通知を受けると、制御手段320は、印加手段310に印加オフの指示を通知する。
印加オフの指示の通知を受けると、印加手段310は、液晶調光ガラス300への電圧の印加をオフし(S204)、液晶調光ガラス300を完全に透明にする。また、印加オフの指示と同時に、制御手段320は、原稿送り手段340を作動させる。
密着型イメージセンサ100は、原稿送り手段340が1枚ずつ連続して搬送する原稿の裏面をランプ302で照射し、セルフォックスレンズ303で結像して、結像した反射光をセンサ304で読取り、1ページ分ずつ原稿読取りデータを取得する(S205)。取得した原稿読取りデータは、1ページ分ずつシェーディング手段330に転送される。
密着型イメージセンサ100がセンサ304にて1ページ分の原稿読取りデータを取得する度に、シェーディング手段330は、取得した旨を制御手段320に通知する。取得した旨の通知を受けると、制御手段320は、シェーディング手段330にシェーディング補正の実行指示を通知する。
シェーディング補正の実行指示が通知されると、シェーディング手段330は、先に取得した白基準データに基づいて、原稿読取りデータについて、1ページ分ずつシェーディング補正を実行する。
全ての原稿の搬送を終え、原稿センサ110が原稿無しと検知すると(S206)、原稿無しの旨を制御手段320に通知する。その通知を受けると、制御手段320は、所定時間経過後に原稿送り手段340の作動を停止させると共に、ランプ302を消灯させる(S207)。
このようにすれば、白基準データ取得時に密着型イメージセンサの原稿と当接する表面の汚れの影響を受けることがないと共に、白基準色面の位置精度を確保できるため、適正な白基準データを取得することができる。更に、クリーニング機構を別途設ける必要もないため、装置の大型化を回避できる。
なお、密着型イメージセンサ100のガラス部を液晶調光ガラス300にて形成したことで、密着型イメージセンサ100の直下に配設される背景ローラ107を白色にする必要がないため、背景ローラ107を黒色とすれば、原稿読取りデータ取得時における裏写りの防止も可能である。
上記実施の形態で説明した構成は、単に具体例を示すものであり、本願発明の技術的範囲を制限するものではない。本願の効果を奏する範囲において、任意の構成を採用することが可能である。
適正な白基準データを取得することができると共に、装置の大型化を回避できるため、密着型イメージセンサにて構成される画像読取装置として有用である。
本発明の実施の形態における密着型イメージセンサにて構成される画像読取装置を示す概略図である。 本発明の実施の形態における密着型イメージセンサにて構成される画像読取装置の原稿の裏面を読取る動作を示すフロー図である。 本発明の実施の形態における密着型イメージセンサにて構成される画像読取装置を示す概略断面図である。
符号の説明
100 密着型イメージセンサ
101 原稿トレイ
102 CCDセンサ
103 ランプ
104 ミラー
105 ミラー
106 ミラー
107 背景ローラ
110 原稿センサ
300 液晶調光ガラス
301 筐体
302 ランプ
303 セルフォックスレンズ
304 センサ
310 印加手段
320 制御手段
330 シェーディング手段
340 原稿送り手段

Claims (1)

  1. 密着型イメージセンサにて構成される画像読取装置において、
    前記密着型イメージセンサのガラス部を形成する液晶調光ガラスと、
    白基準データ取得時には前記液晶調光ガラスを白色にし、原稿読取りデータ取得時には前記液晶調光ガラスを透明にするように、前記液晶調光ガラスに電圧を印加する印加手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
JP2005158584A 2005-05-31 2005-05-31 画像読取装置 Pending JP2006339714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005158584A JP2006339714A (ja) 2005-05-31 2005-05-31 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005158584A JP2006339714A (ja) 2005-05-31 2005-05-31 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006339714A true JP2006339714A (ja) 2006-12-14

Family

ID=37559925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005158584A Pending JP2006339714A (ja) 2005-05-31 2005-05-31 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006339714A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095722A (ja) * 2017-11-28 2019-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095722A (ja) * 2017-11-28 2019-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP7024354B2 (ja) 2017-11-28 2022-02-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008278318A (ja) 画像読み取り装置及びその制御方法
JP2010011297A (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム
JP2006339714A (ja) 画像読取装置
JP2008102350A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP4983733B2 (ja) 汚れ判定装置、画像読取装置、及び汚れ判定プログラム
JP5920733B2 (ja) 画像形成装置
JP2008187529A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4655546B2 (ja) フィルムホルダ及び画像読み取り装置
JP2007097143A (ja) マルチメディアイメージを捕捉するイメージシステム
JP5746844B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JPS6074765A (ja) 画像入力装置
JP2007068006A (ja) 画像読取装置
JP5797102B2 (ja) 画像読取装置
JP2006254250A (ja) 画像読み取り装置
JP2006313967A (ja) 画像処理装置
JP2006311014A (ja) 画像読取装置
JP2008187527A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2006211032A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2010183410A (ja) 画像読取装置
JP2005322956A (ja) 画像読取装置
JP2015192151A (ja) 画像読み取り装置、および画像処理装置
JP5025586B2 (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5868720B2 (ja) 画像読取装置、それを備えた画像形成装置および画像読取装置の制御方法
JPH04150661A (ja) 原稿読取装置
JP2005269353A (ja) 画像読取装置および画像読取方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091202