JP2006311014A - 画像読取装置 - Google Patents

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Takeshi Kinoshita
武 木下
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Abstract

【課題】 読取り位置の背景色を切替えると共に、回転して原稿を搬送する背景ローラを備えた画像読取装置を提供する。
【解決手段】 原稿を読取る画像読取装置において、白基準データ取得時には読取り位置の背景色を白基準色となし、原稿搬送時には読取り位置の背景色を黒色となすと共に、回転して原稿を搬送する背景ローラと、白基準データ取得時には読取り位置の背景色を白基準色に切替え、原稿搬送時には読取り位置の背景色を黒色に切替えるように前記背景ローラを制御する制御手段とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特に、読取り機構にダメージを与えず、適正な読取りデータを取得することができる画像読取装置に関する。
CIS(Contact Image Sensor)を備えた画像読取装置においては、センサの読取り位置に白基準色のローラを配設して、白基準データ取得時にその白基準色面を読取り、読取って取得した白基準データをシェーディング補正に利用する。
読取り位置の背景色は、原稿搬送時でも白基準色であるため、例えば、両面に文書、画像等が印字され、厚みが薄い原稿を搬送しながら読取った場合、一方の面を読取ると、他方の面が透かした状態で写り込み、裏写りが発生する。
このような裏写りの問題を解消すべく、従来、センサの読取り位置に配設されたローラ(以下、背景ローラという)を白基準色面と黒色面とで切替えることができる構成にし、白基準データ取得時には背景色を白基準色に切替え、原稿搬送時には背景色を黒色に切替える画像読取装置が提案されている。
この画像読取装置は、背景色を白基準色に切替えることで、白基準データの取得を可能とし、背景色を黒色に切替えることで、裏写りを防止している(特許文献1参照)。
特開2003−348301号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、背景ローラは、センサの読取り位置の背景色を白基準色と黒色とに切替えるという目的を果たしてはいるが、原稿搬送時には、回転を停止した状態であるため、原稿を搬送するというローラが本来果たすべき目的を果たしていない。
そのため、搬送されてくる原稿が背景ローラに接触すると、静的な状態の背景ローラに、動的な状態の原稿が接触することとなり、背景ローラの周面やセンサのガラス面等の読取り機構にダメージを与えて傷を付け、付いた傷が読取りデータを毀損する。
そこで、上記問題に鑑み、読取り位置の背景色を切替えると共に、回転して原稿を搬送する背景ローラを備えた画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、原稿を読取る画像読取装置を前提としている。本発明は、白基準データ取得時には読取り位置の背景色を白基準色となし、原稿搬送時には読取り位置の背景色を黒色となすと共に、回転して原稿を搬送する背景ローラと、白基準データ取得時には読取り位置の背景色を白基準色に切替え、原稿搬送時には読取り位置の背景色を黒色に切替えるように前記背景ローラを制御する制御手段とを備えた構成としている。
このようにすれば、読取り位置の背景色を切替えると共に、回転して原稿を搬送する背景ローラを備えたため、読取り機構にダメージを与えず、適正な読取りデータを取得することができる。
なお、前記背景ローラは、円筒状の外側ローラに円筒状の内側ローラが挿嵌されてなり、前記外側ローラは、その周面の一部が軸方向全体に渡る黒色面と他の一部が軸方向全体に渡る透過面とで形成され、前記内側ローラは、その周面の一部が軸方向全体に渡る白基準色面と他の一部が軸方向全体に渡る黒色面とで形成された構成としてもよい。
また、前記制御手段は、白基準データ取得時には、前記外側ローラの透過面を読取り位置に付合させると共に、前記内側ローラの白基準色面を前記外側ローラの透過面の位置に付合させる構成としてもよい。
このようにすれば、白基準データ取得時には、読取り位置の背景色を白基準色にすることができるため、適正な白基準データを取得することができる。
また、前記制御手段は、原稿搬送時には、前記外側ローラの透過面を読取り位置に付合させると共に、前記内側ローラの黒色面を前記外側ローラの透過面の位置に付合させた後、前記外側ローラを回転させる構成としてもよい。
このようにすれば、原稿搬送時には、読取り位置の背景色を黒色にすることができるため、適正な原稿読取りデータを取得することができる。
読取り位置の背景色を切替えると共に、回転して原稿を搬送する背景ローラを備えたため、読取り機構にダメージを与えず、適正な読取りデータを取得することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における画像読取装置100を示す概略図であり、図2は、本発明の実施の形態における画像読取装置100を示す概略機能ブロック図である。また、図3は、本発明の実施の形態における画像読取装置100の動作を示すフロー図である。
本発明の実施の形態における画像読取装置100は、円筒状の背景ローラ1が機枠に取付けられ、その上方に平行に隣接して機枠に直方体形状のCIS(Contact Image Sensor)2が取付けられている。
図4に示すように、上記CIS2の箱体2aの内部には、ランプ2b、セルフォックスレンズ2c、読取りセンサ2dを備え、上記ランプ2bで原稿を照射し、その反射光を上記セルフォックスレンズ2cで結像して、当該結像した反射光を読取りセンサ2dで読取る構成としている。
上記画像読取装置100は、上記CIS2の画素感度ばらつきや、光源、光学系の特性による明暗のばらつきを補正するために、背景ローラ1を読取って取得した白基準データをもとにシェーディング補正を行う。
図5、図6、図7に示すように、上記背景ローラ1は、円筒状の外側ローラ3に円筒状の内側ローラ4が挿嵌されてなり、当該外側ローラ3は、その周面の一部が軸方向全体に渡る黒色面3aと他の一部が軸方向全体に渡る透過面3bとで形成され、当該内側ローラ4は、その周面の一部が軸方向全体に渡る白基準色面4aと他の一部が軸方向全体に渡る黒色面4bとで形成している。
上記外側ローラ3は、上記透過面3bを読取り位置に付合させるホームポジションを有し、上記内側ローラ4は、上記白基準色面4aを読取り位置に付合させる白基準色ポジション、上記黒色面4bを読取り位置に付合させる黒色ポジションを有する。
上記外側ローラ3、内側ローラ4は、それぞれ別個に備えられる第1のステッピングモータ5、第2のステッピングモータ6によって駆動されて回転し、制御手段7の制御信号により、当該外側ローラ3をホームポジションに付合させ、当該内側ローラ4を白基準色ポジション、或いは黒色ポジションに付合させて、読取り位置の背景色を白基準色、或いは黒色に切替える。
上記外側ローラ3及び内側ローラ4をポジショニングする方法としては、ローラの端部側面のそれぞれのポジションに対応する位置に、それぞれのポジションに対応する色の付いた反射板8a、9a、9bを配設し、当該ローラの端部側面近傍の機枠に配設された第1の光センサ8が反射板8a、第2の光センサ9が反射板9a、9bの色を検知することで、ポジショニングを行う。
例えば、ホームポジションに対応する反射板8aの色を赤色とした場合、上記外側ローラ3が回転しているときに、上記第1の光センサ8が赤色を検知したら、当該外側ローラ3の回転を停止させて、ホームポジションに付合させる。
上記ホームポジションの場合と同様に、例えば、白基準色ポジションに対応する反射板9aの色を青色とした場合、上記内側ローラ4が回転しているときに、上記第2の光センサ9が青色を検知したら、当該内側ローラ4の回転を停止させて、白基準色ポジションに付合させる。
また、例えば、黒色ポジションに対応する反射板9bの色を緑色にした場合、上記内側ローラが回転しているときに、上記第2の光センサ9が緑色を検知したら、当該内側ローラ4の回転を停止させて、黒色ポジションに付合させる。なお、反射板の色は任意の色を各ポジションに対応させてよい。
以下では、図3に従って、上記構成の画像読取装置100の動作について説明する。
ユーザが、原稿を原稿台にセットし(S1)、スタートキー10を押下すると(S2)、制御手段7は、上記外側ローラ3をホームポジションに付合させると共に(S3)、上記内側ローラ4を白基準色ポジションに付合させる(S4)。
上記のように白基準色ポジションに付合した内側ローラ4の白基準色面4aを上記CIS2が読取り、白基準データを取得すると(S5)、上記制御手段7は、上記内側ローラ4を黒色ポジションに付合させた後(S6)、上記外側ローラ3を回転させる。
上記のように外側ローラ3を回転させることで、読取り位置の背景色を黒色にしたまま、上記外側ローラ3が原稿を搬送し(S7)、上記CIS2が搬送される原稿を読取り、原稿読取りデータを取得した後(S8)、シェーディング補正を行う(S9)。
このようにすれば、読取り位置の背景色を切替えると共に、回転して原稿を搬送する背景ローラを備えたため、読取り機構にダメージを与えず、適正な読取りデータを取得することができる。
更に、白基準データ取得時には、読取り位置の背景色を白基準色にすることができるため、適正な白基準データを取得することができる。
加えて、原稿搬送時には、読取り位置の背景色を黒色にすることができるため、適正な原稿読取りデータを取得することができる。
なお、上記実施の形態では、反射板と光センサにて位置を検知して、ポジショニングを実現する構成で説明したが、これに限らず、接触センサにて位置を検知して、ポジショニングを実現する構成としてもよいし、ローラの回転角度から位置を算出して、ポジショニングを実現する構成としてもよい。
上記実施の形態で説明した構成は、単に具体例を示すものであり、本願発明の技術的範囲を制限するものではない。本願の効果を奏する範囲において、任意の構成を採用することが可能である。
このようにすれば、読取り位置の背景色を切替えると共に、回転して原稿を搬送する背景ローラを備えたため、読取り機構にダメージを与えず、適正な読取りデータを取得することができる画像読取装置として有用である。
本発明の実施の形態における画像読取装置を示す概略図である。 本発明の実施の形態における画像読取装置を示す概略機能ブロック図である。 本発明の実施の形態における画像読取装置の動作を示すフロー図である。 読取り機構を示す概略拡大図である。 背景ローラを示す概略斜視図である。 背景ローラを示す概略断面図である。 背景ローラを示す概略A−A'断面図である。
符号の説明
1 背景ローラ
2 CIS
2a 箱体
2b ランプ
2c セルフォックスレンズ
2d 読取りセンサ
3 外側ローラ
3a 黒色面
3b 透過面
4 内側ローラ
4a 白基準色面
4b 黒色面
5 第1のステッピングモータ
6 第2のステッピングモータ
7 制御手段
8 第1の光センサ
8a 反射板
9 第2の光センサ
9a 反射板
9b 反射板
10 スタートキー
100 画像読取装置

Claims (4)

  1. 原稿を読取る画像読取装置において、
    白基準データ取得時には読取り位置の背景色を白基準色となし、原稿搬送時には読取り位置の背景色を黒色となすと共に、回転して原稿を搬送する背景ローラと、
    白基準データ取得時には読取り位置の背景色を白基準色に切替え、原稿搬送時には読取り位置の背景色を黒色に切替えるように前記背景ローラを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記背景ローラは、円筒状の外側ローラに円筒状の内側ローラが挿嵌されてなり、前記外側ローラは、その周面の一部が軸方向全体に渡る黒色面と他の一部が軸方向全体に渡る透過面とで形成され、前記内側ローラは、その周面の一部が軸方向全体に渡る白基準色面と他の一部が軸方向全体に渡る黒色面とで形成された請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記制御手段は、白基準データ取得時には、前記外側ローラの透過面を読取り位置に付合させると共に、前記内側ローラの白基準色面を前記外側ローラの透過面の位置に付合させる請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記制御手段は、原稿搬送時には、前記外側ローラの透過面を読取り位置に付合させると共に、前記内側ローラの黒色面を前記外側ローラの透過面の位置に付合させた後、前記外側ローラを回転させる請求項2記載の画像読取装置。
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