JP5025586B2 - 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿に光源からの光を照射して画像を読み取る画像読取装置、及び該画像読取装置を備える画像形成装置に関する。
キセノンランプなどの直管状の光源で原稿台に載置された原稿を照射して画像を読み取る画像読取装置がある。図13は従来の画像読取装置9の構造を模式的に示す縦断面図である。略長方形で横長の原稿台92の下方には、原稿台92に載置された原稿Aの読取位置Bの直下よりも原稿台92の長手方向の一側方に少し寄せて、前記長手方向の両側方と垂直をなすように直管状のキセノンランプ93を水平に設けてある。
キセノンランプ93は、管軸に対し略65°の開口角をなす出射窓93aを有し、出射窓93aから出射された光は、原稿Aを他側方の斜め上向きに照射する。出射窓93aから出射された光の一部は、キセノンランプ93の他側方に配されたリフレクタ94で反射され、原稿Aを一側方の斜め上向きに照射する。読取位置Bの直下には、原稿Aから下方に反射された光を更に一側方へ反射させるための第1ミラー95が、法線を鉛直上方から一側方へ45°傾けて配されている。
第1ミラー95の一側方には、第1ミラー95で直角に反射された光を中継するための第2ミラー96が、法線を鉛直下方から他側方へ45°傾けて配され、更に第2ミラー96の下方には、第2ミラーで中継された光を他側方に戻すための第3ミラー97が、法線を鉛直上方から他側方に45°傾けて設けられている。
第3ミラー97の他側方には、第3ミラー97で反射された光を集光するためのレンズ98が配され、レンズ98で集光された光は、レンズ98の他側方において、光電変換素子をキセノンランプ93の管軸方向に配列したCCD99上に結像するようにしてある。
画像読取装置9が原稿Aを読み取る場合、CCD99が、結像された画像を直線的に主走査して電気信号に変換し、図示しない増幅器が、変換された電気信号を増幅して出力する。また、キセノンランプ93、リフレクタ94及び第1ミラー95が、原稿台92に対して、前記主走査方向と水平面内で直交する副走査方向に、所定の速度vで相対移動するようにしてある。第2ミラー96及び第3ミラー97は、原稿台92に対して、前記副走査方向にv/2の速度で相対移動させる。
これにより、読取位置BからCCD99に至る光路の長さは常に一定となり、CCD99は、原稿Aを主走査及び副走査した画像を2次元的に読み取って電気信号に変換することができる。
ところで、原稿に切り貼り等による段差がある場合、原稿と原稿台との段差が大きい場合、及びブック原稿のように原稿面に綴じ部がある場合、光が照射された原稿の副走査方向の後方に前記段差の影が発生し、前記綴じ部で原稿からの反射光量が減少する傾向がある。
上述した従来の画像読取装置9にあっては、キセノンランプ93が原稿Aに直射光を照射する照度と、リフレクタ94が原稿Aにキセノンランプ93の反射光を照射する照度との比を、例えば6対4にすることにより、前記段差が大きい場合であっても、段差の影が発生することを抑制している。
特許文献1では、光源を読取位置の直下に配し、第1ミラーを光源の斜め上方又は斜め下方に配置することにより、リフレクタを備えない場合であっても、原稿の段差の影をなくす技術が開示されている。また、特許文献2では、ブック原稿の綴じ部を読み取る場合、主走査方向に平行に配列した複数の点光源の光量を増加させて反射光の光量を増す技術が開示されている。
特開平5−72641号公報 特開2002−314760号公報
しかしながら、従来の画像読取装置9に用いられている技術及び特許文献1に開示されている技術では、ブック原稿を読み取る場合に、原稿の綴じ部近辺が原稿台から浮き上がっているので照射される光量が不足し、原稿の一部が黒ずんで読み取られるという問題があった。また、特許文献2に開示された技術では、ブック原稿を読み取る場合に光源の消費電力が増大するという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、原稿を読み取った電気信号の増幅度を変化させることにより、光源の消費電力を増すことなく、原稿台から浮き上がった原稿が黒ずんで読み取られることを防止することが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置は、原稿を載置する原稿台と、該原稿台を通し前記原稿に対して光を照射する光源と、前記原稿からの反射光を電気信号に光電変換する変換部とを備える画像読取装置において、前記変換部は、光電変換素子を直線的に配列した光電変換器と、該光電変換器が変換した電気信号を増幅する増幅度可変の増幅器とを有し、前記光電変換器は、前記光電変換素子の配列順に電気信号に変換するように構成してあり、前記原稿台及び前記光源を前記光電変換素子の配列方向と直交する方向に相対移動させる手段と、前記光電変換器が変換した電気信号に基づいて、原稿に含まれている下地領域の下地レベルを検出する手段と、該手段が検出した下地レベルの階調値に対する白レベルの階調値の比により前記増幅器の増幅度を算出する手段と、該手段が算出した増幅度を前記相対移動の相対位置に対応付けて記憶する記憶手段とを備え、前記増幅器は、相対位置に対応付けられて前記記憶手段に記憶された内容で増幅度を更新するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、変換部が、原稿からの反射光を電気信号に変換して原稿の下地の光量を算出し、算出した光量の小/大に応じて、電気信号を増幅するときの増幅度を高/低させる。
これにより、反射光の光量の小/大に応じて、光から電気信号への変換率を高/低させる。
本発明にあっては、光電変換素子を直線的に配列した変換部の光電変換器が、光電変換素子の配列方向に主走査して電気信号に変換し、相対移動させる手段が、原稿台及び光源を前記主走査方向と直交する副走査方向に相対移動させる。そして、変換部の増幅度可変の増幅器が、光電変換器が変換した電気信号を前記相対移動の相対位置に応じた増幅度で増幅する。
これにより、例えば、主走査中は変換率を変化させず安定した光電変換を行うと共に、原稿の副走査方向の反射光の光量変化に追従して変換率を変化させる。
本発明にあっては、検出する手段が、光電変換器が変換した電気信号に基づいて、原稿に含まれている下地領域の下地レベルを検出する。そして、算出する手段が、検出された下地レベルに応じて増幅器の増幅度を算出し、記憶手段が、算出された増幅度を相対移動の相対位置に対応付けて記憶し、増幅器が、相対位置に対応付けられて記憶手段に記憶された内容で増幅度を更新する。
これにより、例えば、原稿の予備走査で下地レベルを検出したときは、本走査では、予備走査で検出された下地レベルに応じた増幅度により、原稿からの反射光を変換した電気信号を増幅する。
本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置は、前記光源は、前記原稿に対して垂直的に光を照射するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源から出射された光が、原稿台の真下から原稿に対して垂直的に入射する。
これにより、例えば、ブック原稿の綴じ部における反射光の光量が低下する度合いを軽減する。更に、原稿の段差の影の発生を抑止する。
本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置は、前記光源は、内部に発光部を有する直管体の周囲に、外部へ光を出射する四角形の出射窓を有する反射部を備えたキセノンランプであり、該キセノンランプの管軸及び前記出射窓の前記管軸に沿う方向の中心線を含む平面と、前記原稿台との交線が、前記光源の照射中心となるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源は、内部に発光部を有する直管状のキセノンランプであり、キセノンランプの周囲には、外部へ光を出射する四角形の出射窓を有する反射部を設けてある。更に、キセノンランプの管軸及び出射窓の管軸に沿う方向の中心線を含む平面と、原稿台とが交わる直線部分において、光源が原稿を照射する中心部を形成するようにしてある。
これにより、光源の発光中心から出射窓の中心を通過する光が原稿台を照射する位置を原稿の読取位置としたときは、照射される光量が最大となる位置で原稿を読み取ることができる。
本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置は、前記光源が相対移動する方向の一側に配されており、前記照射中心からの反射光を、前記相対移動の方向の他側へ前記原稿台と沿う方向に反射させるミラーを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光源が相対移動する方向の一方の側に配されたミラーが、照射中心からの反射光を前記相対移動の方向の他方の側へ原稿台と沿う方向に反射させる。
これにより、原稿の読取位置と原稿台の照射中心とを一致させると共に、光電変換器に至る光路の一部において原稿台と沿う方向に光を反射させる。
本発明によれば、原稿からの反射光を変換した電気信号より算出した光量の小/大に応じて、電気信号の増幅度を高/低させる。
これにより、反射光の光量の小/大に応じて、光から電気信号への変換率を高/低させる。従って、光源の消費電力を増すことなく、原稿台から浮き上がった原稿が黒ずんで読み取られることを防止することが可能となる。
以下、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置をデジタル複合機に適用した実施の形態について詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタル複合機を模式的に示す正面断面図である。図中100はデジタル複合機であり、デジタル複合機100は、上面に透明ガラスからなる原稿台92が設けられた本発明に係る画像読取装置9を上部に有する本体装置110を備え、本体装置110の上側に、原稿台92上で原稿を搬送する自動原稿処理装置120を備える。自動原稿処理装置120は、画像読取装置9と連結する図示しないヒンジによって、図の矢印Mの方向に回動自在に構成されており、原稿台92の上側を開放して原稿を手置きすることができるようになっている。
本体装置110の略中心部には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の画像データに対応した画像の潜像を夫々形成する画像形成部として、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4及び帯電器5を各4系統備え、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
露光ユニット1は、レーザ出射部、レーザ光を走査するポリゴンミラー、及びポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を各感光体ドラム3へ導くための反射ミラー等の光学要素を有するレーザスキャニングユニット(LSU)である。
露光ユニットとしては、発光素子をアレイ状に並べたEL又はLED書込みヘッドを用いてもよい。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるものであり、本実施の形態では、チャージャ型の帯電器が使用されている。チャージャ型の帯電器の他、接触式のローラ型またはブラシ型の帯電器を用いてもよい。
露光ユニット1は、画像データに応じてレーザ光を出射することにより、帯電された感光体ドラム3を露光して静電潜像を形成させる。現像器2は、感光体ドラム3上に形成された静電潜像に4色(Y、M、C、K)のトナーを供給してトナー像に顕像化する。クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去・回収するものである。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、感光体ドラム3に接触する位置に設けられた中間転写ベルト61と、夫々中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる中間転写ベルト駆動ローラ62、4つ(Y、M、C、K)の中間転写ローラ64及び中間転写ベルト従動ローラ63と、中間転写ベルトクリーニングユニット65とを備える。
中間転写ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されており、転写電極である中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、表面が導電性の弾性材(例えばEPDM、発泡ウレタン等)により覆われている。
本実施の形態では、転写電極をローラ形状としているが、ブラシ形状としてもよい。
中間転写ローラ64には、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧の転写バイアスが印加されている。各中間転写ローラ64は、夫々対応する感光体ドラム3上のトナー像を中間転写ベルト61に転写させるために、印加されている転写バイアスを中間転写ベルト61に与える。これにより、中間転写ベルト61上には、夫々の感光体ドラム3上に形成された各色のトナー像が順次転写されて積層され、カラーのトナー像(多色トナー像)が形成される。
画像形成部は、更に、中間転写ローラ64上の多色トナー像を記録用紙(シート)に転写する転写ローラ10を備える。転写ローラ10には、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加されており、転写ローラ10と中間転写ベルト駆動ローラ62とで中間転写ベルト61を挟持してある。転写ローラ10を金属等の硬質材料で構成した場合、中間転写ベルト駆動ローラ62は弾性ローラ等の軟質材料で構成する。これにより、転写ローラ10及び中間転写ベルト61は、所定のニップで圧接される。
後述する給紙カセット8から給紙されたシートは、転写ローラ10の位置まで搬送され、中間転写ベルト61の回転に伴って、転写ローラ10に印加されている高電圧が与えられる。これにより、中間転写ベルト61上の多色トナー像がシートに転写される。
一方、感光体ドラム3との接触により中間転写ベルト61に付着したトナー、及び転写ローラ10によってシートに転写されずに中間転写ベルト61上に残留したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、中間転写ベルト従動ローラ63の近傍に設けられた中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収される。
中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触するクリーニング部材としてクリーニングブレードが設けられており、クリーニングブレードが中間転写ベルト61と接触する部分は、中間転写ベルト61の裏側から中間転写ベルト従動ローラ43が支持している。
本体装置110の内底部であって露光ユニット1の下方には、画像形成に使用するシートを蓄積して給紙するための給紙カセット8が配されている。また、本体装置110の下部には、手差しシートを置くための手差し給紙カセット8bが一側方に突設されている。中間転写ベルトユニット6の上方には、画像が形成されて定着されたシートをフェイスダウンで載置する排紙トレイ14が設けられている。
給紙カセット8に収容されたシートは、給紙カセット8の一側方の端部に備えられたピックアップローラ11aにより1枚ずつ分離して給送され、露光ユニット1及び中間転写ベルトユニット6の一側方に配された略垂直形状の用紙搬送路S1に供給される。また、手差し給紙カセット8bに置かれたシートは、ピックアップローラ11bにより装置内部に取り込まれて用紙搬送路S1に供給される。用紙搬送路S1に供給されたシートは、シートの搬送を促進・補助するための搬送ローラ12aを経て転写ローラ10の下方に配されたレジストローラ13に到達する。レジストローラ13は、シートの先端と中間転写ベルト61上の多色トナー像の先端とが整合するタイミングで、シートを転写ローラ10へ搬送する。
転写されたシートは更に略垂直に搬送され、転写ローラ10の上側に設けられた定着ユニット7に到達する。定着ユニット7は、加熱ローラ71及び加圧ローラ72を備えており、図示しない温度検出器の検出値に基づいてヒータランプ等の加熱手段を制御することにより加熱ローラ71を所定の定着温度に保つと共に、多色トナー像が転写されたシートを加熱ローラ71と加圧ローラ72とに挟んで回転させ、加熱ローラ71の熱によりシート上に多色トナー像を熱定着させる。熱定着したシートは、定着ユニット7の出口近傍に設けられた搬送ローラ12bにより排出される。
定着ユニット7を通過したシートは、片面印刷要求の場合、排紙ローラ12bを通じて排紙トレイ14上にフェイスダウンで排出され、両面印刷要求の場合、排紙ローラ12bによりシートをチャックした後、排紙ローラ12bを逆回転させて両面原稿搬送路S3へと導かれ、搬送ローラ12c、12dにより再度レジストローラ13へ搬送される。そして、シートの裏面側に多色トナー像を転写及び熱定着させた後、排紙ローラ12bにより排紙トレイ14上に排出される。
図2は、本発明に係る画像読取装置9の構造を模式的に示す縦断面図である。略長方形で横長の原稿台92の下方には、原稿台92の長手方向と垂直をなすように、光を65°の開口角で上向きに照射する直管状のキセノンランプ93を水平に設けてある。キセノンランプ93の一側方の斜め下方には、キセノンランプ93に照射された原稿台92上の原稿Aからの反射光を、他側方へ反射させる第1ミラー95が配されている。第1ミラー95の他側方には、第1ミラー95で反射された光を中継するための第2ミラー96が、法線を鉛直下方から一側方へ45°傾けて配され、更に第2ミラー96の下方には、第2ミラーで中継された光を一側方に戻すための第3ミラー97が、法線を鉛直上方から一側方に45°傾けて設けられている。
図2において、キセノンランプ93から出射される光束が最大となる方向と原稿台92とが略直角をなすようにしてある。これにより、キセノンランプ93が原稿台92を略垂直に照射する位置で光量が最大となる。この場合、第1ミラー95の法線の傾きは、照射される光量が最大となる位置でCCD99が原稿を読み取れるように決定することが望ましい。本実施の形態では、前記光量が最大となる位置を読取位置Bとして、読取位置Bから一側方の斜め下方に出射された反射光を他側方の原稿台92と沿う方向に反射させるようにしてある。このため、第1ミラー95の法線は、鉛直上方から他側方へ45°より大きい角度で傾けてある。
図3は、それ自体公知のキセノンランプ93の内部構造を示す縦断面図である。キセノンランプ93の本体は、内部にキセノンガスを封入した直円管状のガラス管931であり、ガラス管931の内壁には、放電により発生した紫外線で励起されて可視光線を発する蛍光体を塗布して蛍光膜932を形成してある。ガラス管931の外壁には、キセノンランプ93内で放電を点弧させるためのトリガー電極933を貼り付けるように設けてあり、ガラス管931及びトリガー電極933の外周は、チューブ935によって保護された反射膜934で覆われている。
蛍光膜932、トリガー電極933及び反射膜934には、ガラス管931の管軸に沿う方向を長手方向として略四角形の出射窓93aを形成してあり、ガラス管931の内部で発光して反射膜934で反射された光が、出射窓93から所定の開口角で出射されるようになっている。
図4は、キセノンランプ93及び原稿台92の相対位置を示す模式的な縦断面図である。出射窓93aの管軸Cに対する開口角αは、本実施の形態では65°である。出射窓93aの開口角αを二等分する平面と出射窓93aとが交わる直線をDとするとき、Dは出射窓93aの管軸Cに沿う方向の中心線であり、管軸Cから中心線Dに向かう方向の光束が最大となるようにしてある。これにより、管軸C及び中心線Dを含む平面と、原稿台92との交線が、キセノンランプ93の照射中心となる。
本実施の形態では、図2で説明したように光束が最大となる方向と原稿台92とが略垂直をなすようにしてあるため、照射中心と管軸Cとを含む平面と原稿台92とは略垂直をなす。従って、照射中心が読取位置Bと一致して、照射される光量が最大となる位置で原稿を読み取ることができる。
図5は、デジタル複合機100のうち、主に画像読取装置9の構成を示すブロック図である。デジタル複合機100は、制御の中枢であるCPU201、プログラム等の情報を記憶するROM202、及び一時的に発生した情報を記憶するRAM203を有する制御部20を備える。制御部20には、原稿からの反射光を電気信号に光電変換する変換部30と、原稿を副走査する原稿走査モータ制御部40と、キセノンランプ93及び第1から第3ミラー95、96、97からなる光学ユニットを副走査方向に移動させる光学ユニットモータ制御部50と、キセノンランプ93を点灯させるランプ電源93bとが接続されている。制御部20には、また、操作を受け付けるための操作パネル60及び操作のための情報を表示する表示部61が接続されている(図6参照)。
CPU201、ROM202及びRAM203は、互いにバス接続されており、CPU201は、ROM202に予め格納されている制御プログラムに従って、入出力、演算等の処理を実行する。
変換部30は、CCD99と、CCD99が光電変換した電気信号を増幅する増幅度可変の増幅器301と、増幅器301が増幅した信号をA/D変換するA/D変換器302とを備え、変換したRGBのデジタル信号を画像処理部70に与える。
画像処理部70は、A/D変換器302から与えられたRGBのデジタル信号に対し、光学ユニット及び変換部30で生じる各種の歪みを取り除く処理を行うシェーディング補正回路701と、シェーディング補正回路701が補正した信号をガンマ補正するガンマ補正回路702とを備える。ガンマ補正されたRGBのデジタル信号は、図示しない画像メモリに書き込まれる。
原稿走査モータ制御部40は、ドライバ401に自動原稿処理装置120の原稿走査駆動モータを駆動させて、原稿Aを原稿台92に対し副走査方向に移動させる。光学ユニットモータ制御部50は、原稿台92に原稿Aが手置きされた場合、ドライバ501に光学ユニット駆動モータ503を駆動させて、キセノンランプ93及び第1ミラー95を原稿Aに対し副走査方向に所定の速度vで移動させると共に、第2ミラー96及び第3ミラー97を副走査方向にv/2の速度で移動させる。
図6は、デジタル複合機100の操作パネル60の外観を示す説明図であり、図7は、使用者に原稿の種類を選択させるための原稿選択画面611である。操作パネル60は、コピーモードを選択するためのコピーキー601と、白黒又はカラーのコピーを夫々スタートさせるためのスタートキー602a及び602bと、タッチパネルを有して液晶からなる表示部61とを備える。
図8は、読取位置Bにおける光量に対する、読取位置Bから副走査方向(水平方向)へ離隔した位置における光量の比を例示するグラフである。図中横軸は、読取位置Bからの水平離隔距離(mm)であり、縦軸は光量比(%)である。グラフ中、四角印は本発明の場合であり、三角印は、読取位置Bにおける、キセノンランプ93及びリフレクタ94による照度の比を略6対4にした図13の従来例の場合を示す。水平離隔距離がプラス(又はマイナス)の場合、図13の従来例にあっては、リフレクタ94側(又はキセノンランプ93側)へ離隔していることを表す。
従来例の場合、プラス方向(又はマイナス方向)であるリフレクタ94側(又はキセノンランプ93側)への離隔に伴う光量比の低下は、リフレクタ94(又はキセノンランプ93)から照射される光量の低下によるものが支配的である。プラス方向で光量比が早い段階から低下するのは、キセノンランプ93よりもリフレクタ94から照射される光量の割合が小さいことに起因するものである。
一方、本発明の場合、副走査方向にプラス/マイナス1mm離隔した位置においても光量の低下は見られず、プラス/マイナス方向に対象的な安定した光量比が得られる。
図9は、読取位置Bから鉛直上方に離隔した位置における照度を例示するグラフである。図中横軸は、原稿台92からの垂直離隔距離(mm)であり、縦軸は照度(lx)である。グラフ中、四角印は本発明の場合であり、三角印は、読取位置Bにおける、キセノンランプ93及びリフレクタ94による照度の比を略6対4にした図13の従来例の場合を示す。
本発明の場合、キセノンランプ93からの直射光だけで原稿を照射しているため、読取位置における照度は、従来例の場合より3000lx以上高い照度が得られている。更に、本発明の場合は、図2で説明したように、原稿Aに対し略垂直に光を照射しているため、原稿台92から鉛直上方への離隔に伴って照度が低下する割合は、従来例の場合と比較してはるかに小さいことが示される。これにより、ブック原稿を読み取る場合に、綴じ部における反射光の光量の低下が緩和され、原稿の一部が黒ずんで読み取られる度合いが軽減される。
次に、デジタル複合機100が、原稿を読み取る具体的な動作について説明する。本実施の形態にあっては、ブック原稿Aの下地レベルを予備走査(プリスキャン)で検出し、本走査(本スキャン)では、プリスキャンで検出した下地レベルに応じて増幅器301の増幅度を更新しながらブック原稿Aを読み取るようにしている。
使用者が、原稿台92にブック原稿Aを綴じ部が主走査方向と略平行になるように載置し、コピーキー601を押下した場合、表示部61に原稿選択画面611が表示される。次いで、使用者が、表示部61のタッチパネルにより「ブック」を選択し、スタートキー602a又は602bを押下した場合、制御部20のCPU201は、ブック原稿Aの下地領域を読み取るためにプリスキャンを実行させる。
プリスキャンでは、キセノンランプ93が、ブック原稿Aに光を照射し、ブック原稿Aからの反射光が、第1から第3ミラー95、96、97及びレンズ98を介してCCD99上に結像する。また、光学ユニットモータ制御部50が、上述した光学ユニットを副走査方向に移動させる。CCD99は、結像された画像を直線的に主走査して電気信号に変換し、変換された電気信号は、増幅器301で増幅度を一定(本実施の形態では1)にして増幅され、A/D変換器302で白を最大階調とする0から255の256階調に変換される。CPU201は、A/D変換されたデジタル信号に基づいて、ブック原稿Aに含まれている下地領域の下地レベルの階調値を検出する。この場合、検出した下地レベルの階調値は、下地の光量に対応する。
図10は、ブック原稿Aの下地レベルの階調値が、副走査方向に変化する様子を模式的に示す説明図である。図中横軸は、副走査方向の相対的な距離であり、縦軸は階調値(0〜255)である。ブック原稿Aの原稿台92に密着している部分及び綴じ部における下地レベルの階調値は、本実施の形態では夫々220及び100であり、その間の原稿台92から浮き上がった部分では、階調値が徐々に変化する。
CPU201は、検出した下地レベルの階調値を、副走査方向の相対距離に対応付けてRAM203に記憶すると共に、本スキャンにおいて増幅器301に設定すべき増幅度を、副走査方向の相対距離に応じて算出し、前記相対距離に対応付けてRAM203に夫々記憶する。この場合の増幅度は、記憶した下地レベルの階調値の変化と相殺するような値に設定する。
本スキャンでは、プリスキャンのときに記憶した増幅度を、副走査方向の相対距離に応じて読み出し、読み出した内容で増幅器301の増幅度を更新する。
図11は、増幅器301の増幅度を、副走査方向に変化させる様子を模式的に示す説明図である。図中横軸は、副走査方向の相対的な距離であり、縦軸は増幅度である。ブック原稿Aの原稿台92に密着している部分での増幅度は、白レベルの階調値との比より1.16(=1.00×255/22)と算出され、綴じ部での増幅度は、2.55(=1.00×255/100)と算出される。また、その間の原稿台92から浮き上がった部分では、図10の階調値の変化に応じて増幅度を徐々に変化させる。
図12は、本発明の実施の形態に係るデジタル複合機100におけるCPU201の処理手順を示すフローチャートである。以下の処理は、ROM202に予め格納された制御プログラムに従って、CPU201により実行される。使用者が原稿台92にブック原稿Aを手置きし、操作パネル60のコピーキー601を押下した場合、CPU201が、画面611において「ブック」の選択を受け付けたときに、以下の処理をスタートさせる。
尚、光学ユニットは、副走査の初期位置にあり、増幅器301の増幅度は、1.00に設定してあるものとする。
CPU201は、操作パネル60のスタートキー601a又は601bが押下されたか否かを判定する(ステップS11)。押下されていないと判定した場合(ステップS11:NO)、CPU201は、押下されるまで待機する。押下されたと判定した場合(ステップS11:YES)、CPU201は、ランプ電源93bをオンして(ステップS12)キセノンランプ93を点灯させる。その後、CPU201は、光学ユニットモータ制御部50に対し、光学ユニットの副走査を開始させる(ステップS13)。
次いで、CPU201は、A/D変換器302の出力を読み出し、それ自体公知のアルゴリズム(例えば、読取信号中の最大値レベルを下地レベルとするもの)によって、前記出力からブック原稿Aに含まれている下地領域の下地レベルの階調値を検出する(ステップS14)。そして、CPU201は、検出した下地レベルの階調値を、そのときの副走査方向の相対距離に対応付けてRAM203に記憶する(ステップS15)。
CPU201は、RAM203に記憶した下地レベルの階調値に対する白レベルの階調値(=255)との比より増幅度を算出し(ステップS16)、算出した増幅度を前記相対距離に対応付けてRAM203に記憶する(ステップS17)。その後、CPU201は、光学ユニットが副走査方向の端位置に達したか否かを判定する(ステップS18)。端位置に達していないと判定した場合(ステップS18:NO)、CPU201は、処理をステップS14に戻す。
端位置に達したと判定した場合(ステップS18:YES)、CPU201は、ランプ電源93bをオフして(ステップS19)キセノンランプ93を消灯させると共に、光学ユニットモータ制御部50に対し、光学ユニットを副走査方向とは逆に駆動させる(ステップS20)。その後、CPU201は、光学ユニットが副走査の初期位置に戻ったか否かを判定する(ステップS21)。初期位置に戻っていないと判定した場合(ステップS21:NO)、CPU201は、光学ユニットが初期位置に戻るまで待機する。
光学ユニットが初期位置に戻ったと判定した場合(ステップS21:YES)、CPU201は、再びランプ電源93bをオンして(ステップS22)キセノンランプ93を点灯させると共に、光学ユニットモータ制御部50に対し、光学ユニットの副走査を開始させる(ステップS23)。その後、CPU201は、そのときの副走査方向の相対距離に応じて、RAM203から増幅度を読み出し(ステップS24)、読み出した内容で増幅器301の増幅度を更新する(ステップS25)。
次いで、CPU201は、光学ユニットが副走査方向の端位置に達したか否かを判定する(ステップS26)。端位置に達していないと判定した場合(ステップS26:NO)、CPU201は、処理をステップS24に戻す。端位置に達したと判定した場合(ステップS26:YES)、CPU201は、ランプ電源93bをオフして(ステップS27)キセノンランプ93を消灯させると共に、光学ユニットモータ制御部50に対し、光学ユニットの副走査を停止させて(ステップS28)処理を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、変換部が、原稿からの反射光を電気信号に変換し、変換した電気信号をA/D変換したデジタル信号より、原稿の下地レベルを下地の光量に対応するものとして算出する。そして、変換部が、算出した下地レベルの小/大に応じて、増幅器の増幅度を高/低させる。
これにより、反射光の光量の小/大に応じて、光から電気信号への変換率を高/低させる。従って、光源の消費電力を増すことなく、原稿台から浮き上がった原稿が黒ずんで読み取られることを防止することが可能となる。
また、光電変換素子を直線的に配列したCCDが、光電変換素子の配列方向に主走査して電気信号に変換し、CPU及び光学ユニットモータ制御部が、キセノンランプを含む光学ユニットを原稿台に対して主走査方向と直交する副走査方向に移動させる。そして、変換部の増幅度可変の増幅器が、CCDが変換した電気信号を、副走査方向の相対距離に応じて算出・記憶された増幅度で増幅する。
従って、主走査中は安定した増幅度により増幅された電気信号が得られると共に、原稿の副走査方向の反射光の光量変化に追従して増幅度が調整された電気信号を得ることができる。
更にまた、CPUが、プリスキャンのときにCCDが変換した電気信号に基づいて、原稿に含まれている下地領域の下地レベルの階調値を公知のアルゴリズムによって検出する。そして、CPUが、検出した下地レベルの階調値に応じて増幅器の増幅度を算出し、算出した増幅度を副走査方向の相対距離に対応付けてRAMに記憶させ、本スキャンのときにRAMに記憶された内容で増幅器に増幅度を更新させる。
従って、原稿からの反射光を変換した電気信号を、例えば、プリスキャンで正確に検出した下地レベルに応じた増幅度で増幅することにより、下地レベルの高低に依存しない、振幅の揃った電気信号を得ることができる。
更にまた、キセノンランプから出射された光が、原稿台の真下から原稿に対して略垂直に入射する。
従って、ブック原稿の綴じ部が黒ずんで読み取られる度合いを軽減することができると共に、段差の影をなくして原稿を読み取ることができる。
更にまた、光源が直管状のキセノンランプであり、キセノンランプの周囲には、外部へ光を出射する略四角形の出射窓を有する反射膜を設けてある。更に、キセノンランプの管軸及び出射窓の管軸に沿う方向の中心線を含む平面と、原稿台とが交わる直線部分において、光源が原稿を照射する照射中心を形成するようにしてある。
従って、照射中心を原稿の読取位置としたときは、照射される光量が最大となる位置で原稿を読み取ることができる。
更にまた、光学ユニットが相対移動する方向の一方の側に配された第1ミラーが、照射中心からの反射光を前記相対移動の方向の他方の側へ原稿台と沿う方向に反射させる。
従って、照射中心における原稿からの反射光を、第1ミラーを経てCCDに導くことができる。
尚、本実施の形態にあっては、ブック原稿の読み取りに際し、原稿を載置した原稿台を本体装置に対して固定し、キセノンランプを含む光学ユニットを副走査方向に移動させているが、ブック原稿を載置した原稿台を副走査方向に移動させてもよい。
また、増幅器の増幅度は、検出した下地レベルの階調度に対する白レベルの階調度(255)の比より算出しているが、検出した下地レベルの階調値に対する、原稿が原稿台に密着している部分の下地レベルの階調値の比より算出してもよい。
更にまた、プリスキャンにより下地レベルを検出しているが、下地レベルを検出するときに使用する増幅度固定の増幅器と、下地レベルを検出する間に発生するデジタル信号を記憶するバッファメモリと、デジタル信号の切り替え器とを更に備えて、プリスキャンをなくしてもよい。
本発明の実施の形態に係るデジタル複合機を模式的に示す正面断面図である。 本発明に係る画像読取装置の構造を模式的に示す縦断面図である。 それ自体公知のキセノンランプの内部構造を示す縦断面図である。 キセノンランプ及び原稿台の相対位置を示す模式的な縦断面図である。 デジタル複合機のうち、主に画像読取装置の構成を示すブロック図である。 デジタル複合機の操作パネルの外観を示す説明図である。 使用者に原稿の種類を選択させるための原稿選択画面である。 読取位置における光量に対する、読取位置から副走査方向(水平方向)へ離隔した位置における光量の比を例示するグラフである。 読取位置から鉛直上方に離隔した位置における照度を例示するグラフである。 ブック原稿の下地レベルの階調値が、副走査方向に変化する様子を模式的に示す説明図である。 増幅器の増幅度を、副走査方向に変化させる様子を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るデジタル複合機におけるCPUの処理手順を示すフローチャートである。 従来の画像読取装置の構造を模式的に示す縦断面図である。
符号の説明
9 画像読取装置
20 制御部
30 変換部
92 原稿台
93 キセノンランプ(光源)
95 第1ミラー(ミラー)
99 CCD(光電変換器)
100 デジタル複合機
110 本体装置
120 自動原稿処理装置
202 ROM
203 RAM
301 増幅器

Claims (5)

  1. 原稿を載置する原稿台と、該原稿台を通し前記原稿に対して光を照射する光源と、前記原稿からの反射光を電気信号に光電変換する変換部とを備える画像読取装置において、
    前記変換部は、光電変換素子を直線的に配列した光電変換器と、該光電変換器が変換した電気信号を増幅する増幅度可変の増幅器とを有し、
    前記光電変換器は、前記光電変換素子の配列順に電気信号に変換するように構成してあり、
    前記原稿台及び前記光源を前記光電変換素子の配列方向と直交する方向に相対移動させる手段と、
    前記光電変換器が変換した電気信号に基づいて、原稿に含まれている下地領域の下地レベルを検出する手段と、
    該手段が検出した下地レベルの階調値に対する白レベルの階調値の比により前記増幅器の増幅度を算出する手段と、
    該手段が算出した増幅度を前記相対移動の相対位置に対応付けて記憶する記憶手段とを備え、
    前記増幅器は、相対位置に対応付けられて前記記憶手段に記憶された内容で増幅度を更新するように構成してあること
    を特徴とする画像読取装置。
  2. 前記光源は、前記原稿に対して垂直的に光を照射するように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記光源は、内部に発光部を有する直管体の周囲に、外部へ光を出射する四角形の出射窓を有する反射部を備えたキセノンランプであり、
    該キセノンランプの管軸及び前記出射窓の前記管軸に沿う方向の中心線を含む平面と、前記原稿台との交線が、前記光源の照射中心となるように構成してあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記光源が相対移動する方向の一側に配されており、前記照射中心からの反射光を、前記相対移動の方向の他側へ前記原稿台と沿う方向に反射させるミラーを備えることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  5. 請求項1からまでの何れか1項に記載の画像読取装置が読み取った電気信号に基づいて画像を形成するように構成してあることを特徴とする画像形成装置。
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