JP2019095722A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イメージセンサーに付着した汚れを除去し、中間転写ベルトにイメージセンサーを近接させることが可能な画像形成装置を提供すること。【解決手段】画像形成装置100において、イメージセンサーとしてのCIS6は読取位置P2と対向する透明部材62を含む。対向ローラー35は、透明部材62に中間転写ベルト3を近接させる近接位置と、中間転写ベルト3を前記近接位置よりも透明部材62から離間させる離間位置との間を移動可能である。清掃部8は、対向ローラー35が移動可能な第1移動方向D2とは異なる第2移動方向D3へ透明部材62から離間する初期位置と、対向ローラー35が前記離間位置に移動した場合における中間転写ベルト3及び透明部材62の間であって透明部材62と接触する清掃位置との間で移動可能であり、清掃位置P6に移動することにより透明部材62の汚れを除去する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、画像形成における作像条件を決定するために、中間転写ベルトに形成されるテストトナー像がイメージセンサーによりにより光学的に読み取られる。前記イメージセンサーとしては、コンタクトイメージセンサー(以下、CIS(Contact Image Sensor)という)が用いられることがある。前記CISの出力信号は、制御回路等において前記濃度検出用トナー像におけるトナー濃度の算出等に用いられる。前記CISは、具体的には、光源、レンズ、受光素子及び透明の検知窓等を有する。前記光源の出射光は前記検知窓を介して前記トナー像に照射され、前記トナー像からの反射光は前記検知窓を介して前記レンズに入光した後に前記受光素子に結像する。
また、前記検知窓がトナー等で汚れていると、前記制御回路が前記トナー濃度の正確な値を得ることができないおそれがある。他にも、前記制御回路がシェーディング補正を正確に行えないおそれがある。そのため、前記CISには、前記検知窓に汚れが付着することを防止するために、アクチュエータにより駆動され前記検知窓を開閉可能なシャッターが設けられている(例えば特許文献1を参照)。
特開2017−76031号公報
前記CISの許容焦点深度は、CCD方式のイメージセンサーの許容焦点深度よりも浅いため、前記CISは、前記中間転写ベルトと近接させる必要がある。しかし、従来の画像形成装置では、前記CISと前記中間転写ベルトの間に前記シャッターを配置するためのスペースが必要となる。そのため、前記CISを前記中間転写ベルトに近接させることは難しい。
本発明の目的は、イメージセンサーに付着した汚れを除去し、中間転写ベルトにイメージセンサーを近接させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、中間転写ベルトと、イメージセンサーと、対向ローラーと、清掃部と、を備える。前記中間転写ベルトは、無端状であって、第1外周面に形成されているトナー像を搬送する。前記イメージセンサーは、前記第1外周面において予め定められている読取位置と対向する位置に設けられている透明部材を含む。前記対向ローラーは、前記透明部材に前記第1外周面を近接させる近接位置と、前記近接位置よりも前記第1外周面を前記透明部材から離間させる離間位置との間を、前記中間転写ベルトの内周面と接触しつつ移動可能である。前記清掃部は、前記対向ローラーが移動可能な第1移動方向とは異なる第2移動方向へ前記透明部材から離間する初期位置と、前記対向ローラーが前記離間位置に移動した場合における前記中間転写ベルト及び前記透明部材の間であって前記透明部材と接触する清掃位置と、の間で移動可能であり、前記清掃位置に移動することにより前記透明部材の汚れを除去する。
本発明によれば、イメージセンサーに汚れが付着することを抑制しつつ、中間転写ベルトにイメージセンサーを近接させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
図1は、本発明の各実施形態に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 図2は、第1実施形態に係る画像形成装置の要部を示すとともに、コンタクトイメージセンサー及び清掃部の構成を示す模式図である。 図3は、図1に示される対向ローラーの近接位置を示す図である。 図4は、図1に示される対向ローラーの離間位置を示す図である。 図5は、図1に示される対向ローラー及びスペーサーの詳細な構成を示す模式図である。 図6は、図1に示される画像形成装置が備える駆動機構の模式的な構成を示す斜視図である。 図7は、図1に示される清掃部の詳細な構成及び初期位置を模式的に示す斜視図である。 図8は、図1に示される清掃部の清掃位置を示す図である。 図9は、図1に示される搬送機構の構成を模式的に示す上面図である。 図10は、図1に示される画像形成装置の制御ブロック図である。 図11は、第2実施形態に係る画像形成装置の要部を示すとともに、コンタクトイメージセンサー及び清掃部の構成を示す図である。 図12は、図11に示される画像形成装置の制御ブロック図である。 図13は、第3実施形態に係る画像形成装置が備える搬送機構の構成を模式的に示す斜視図である。 図14は、図13に示す清掃部の上下方向における清掃位置及び離間位置を示す図である。 図15は、図13に示される画像形成装置の制御ブロック図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[第1実施形態]
図1において、画像形成装置100は、カラープリンター、ファクシミリ、コピー機、及び複合機等である。画像形成装置100は、画像形成ユニット1、露光装置2、中間転写ベルト3、二次転写ローラー4、定着装置5及び制御部10(図10を参照)等を備え、パーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力される画像データに基づき、電子写真方式による印刷処理を行う。
また、画像形成装置100は、作像条件決定処理、及びコンタクトイメージセンサー6(図2を参照)のシェーディング補正を行う。以下、コンタクトイメージセンサー6をCIS6と称する。前記作像条件決定処理は、次の印刷処理で用いられる各種作像条件(トナー供給量等)を決定する処理である。前記シェーディング補正は、CIS6(図2を参照)の輝度ムラ等の補正する処理である。なお、CIS6は、本発明におけるイメージセンサーに相当する。
画像形成ユニット1は、画像形成装置100の内部に左右方向D5に沿って並べて配置される複数色用の感光体ドラムを備える。前記複数色は、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックである。画像形成ユニット1は、前記感光体ドラムの周面に沿って配置される帯電部、現像部及び一次転写部等を備える。
前記印刷処理の場合、前記感光体ドラムは、対応する帯電部により帯電させられる。次に、前記感光体ドラムは、前記画像データに基づく光で露光装置2によって露光される。これにより、前記感光体ドラムには、前記複数色用の静電潜像が形成される。前記複数色用の静電潜像は、前記複数色のトナーで前記現像部により現像される。これにより、前記感光体ドラムには前記複数色のトナー像が形成される。前記印刷処理の場合、前記複数色のトナー像は、対応する一次転写部により中間転写ベルト3の外周面CS1における同一エリアに転写される。これにより、中間転写ベルト3の外周面CS1上にはカラートナー像が形成される。
前記作像条件決定処理の場合、前記複数色用の感光体ドラムには、前記トナー像に代えて、複数の濃度階調を有する濃度検出用トナー像が形成される。前記濃度検出用トナー像のそれぞれは、対応する一次転写部により、外周面CS1上において異なる場所に転写される。これにより、中間転写ベルト3の外周面CS1上には前記濃度検出用トナー像が形成される。なお、外周面CS1は本発明における第1外周面に相当する。また、前記カラートナー像又は前記濃度検出用トナー像は、本発明におけるトナー像に相当する。
画像形成装置100は、駆動ローラー31、従動ローラー32、2つの補助ローラー33,34及び対向ローラー35をさらに備える。
駆動ローラー31及び従動ローラー32は、画像形成ユニット1よりも上側の位置に設けられる。また、駆動ローラー31及び従動ローラー32は、画像形成ユニット1よりも右側及び左側の位置に設けられ、左右方向D5において対向する。
補助ローラー33,34は、画像形成装置100の上下方向D6において駆動ローラー31よりも下側の位置に設けられる。補助ローラー33は、駆動ローラー31よりも左側であって且つ画像形成ユニット1の前記一次転写部よりも右側の位置に設けられる。補助ローラー34は、従動ローラー32よりも右側であって且つ前記一次転写部よりも左側の位置に設けられる。補助ローラー33,34は、前記一次転写部と左右方向D5に沿って並置される。
対向ローラー35は、前記印刷処理及び前記作像条件決定処理では、駆動ローラー31よりも上側であって且つ左右方向D5において駆動ローラー31及び従動ローラー32の間の近接位置P3(図3を参照)に配置される。
中間転写ベルト3は、無端状ベルトであって、図1に示すように、駆動ローラー31、従動ローラー32、2つの補助ローラー33,34及び対向ローラー35に架け渡される。中間転写ベルト3は、駆動ローラー31の回転に伴い矢印D1で示す方向(以下、回転方向D1という)に回転する。これにより、中間転写ベルト3は、外周面CS1に形成されている前記カラートナー像又は前記濃度検出用トナー像を、回転方向D1の下流側へと搬送する。
二次転写ローラー4は、中間転写ベルト3を挟んで駆動ローラー31と対向して二次転写位置P1を形成する。前記印刷処理の場合、前記カラートナー像は、二次転写ローラー4により二次転写位置P1で前記シート上に転写される。その後、前記カラートナー像は、定着装置5により前記シート上に定着させられる。
図2に示されるように、対向ローラー35の上端UE1は、中間転写ベルト3の内周面IS1と接触する。中間転写ベルト3の外周面CS1のうち、上端UE1と上下方向D6において対向する部分は、読取位置P2として予め定められている。ここで、中間転写ベルト3の厚さをT1とすると、外周面CS1における読取位置P2の部分は、上端UE1から上方向へ厚さT1に相当する距離だけ離間することになる。前記作像条件決定処理では、中間転写ベルト3は、前記濃度検出用トナー像を、外周面CS1に担持しつつ、二次転写位置P1を通過し読取位置P2に向けて搬送する。なお、この時、二次転写ローラー4は、制御部10(図10を参照)により中間転写ベルト3から離間させられる。
画像形成装置100は、CIS6を、内部に備える。CIS6は、前記作像条件決定処理において、読取位置P2を通過する前記濃度検出用トナー像を光学的に読み取って、前記濃度検出用トナー像のトナー濃度に応じて電圧値が変化する検出信号を生成する。また、CIS6は、前記シェーディング補正において、後述の透明部材62の直下を通過する色基準部83の基準色を光学的に読み取り、前記基準色の濃度を電圧値で示す検出信号を出力する。CIS6は、前記検出信号を制御部10(図10を参照)に送信する。
CIS6は、図2に示すように、筐体61と、透明部材62と、光源ユニット63と、レンズアレイ64と、ラインイメージセンサー65、を備える。
筐体61は、前後方向D4に長い箱状の形状を有する。筐体61の前後方向D4における長さ(以下、前後方向サイズという)は、外周面CS1の前後方向サイズと概ね整合する。筐体61は、外周面CS1よりも上側の位置に配置されている。具体的には、筐体61の下端LE1は、前記印刷処理及び前記作像条件決定処理では、外周面CS1における読取位置P2の部分から第1離間距離C1だけ上方向に離間している。CIS6の許容焦点深度は、CCD(Charge Coupled Device)方式のイメージセンサーの許容焦点深度よりも浅いことから、第1離間距離C1は前記許容焦点深度の範囲内で予め定められている。具体的に、第1離間距離C1は、約0.3mm以上約0.5mm以下である。
筐体61には、光源ユニット63、レンズアレイ64及びラインイメージセンサー65が収容される収容空間R1が形成されている。筐体61の下端LE1の間は、収容空間R1と連通する開口になっている。前記開口は、上下方向D6からの平面視で前後方向D4に長い矩形形状を有する。
透明部材62は、樹脂又はガラス等で作製され、前記開口の全域を閉鎖する。透明部材62は、読取位置P2と対向する位置に設けられる。透明部材62は、平板状の形状を有し、上下方向D6において平行に対向する第1主面MS11及び第2主面MS12を有する。第2主面MS12の上下方向D6における位置(以下、上下方向位置という)は、下端LE1の上下方向位置と整合する。第2主面MS12は、前記作像条件決定処理では、第1離間距離C1だけ読取位置P2から上方向へ離間する。また、透明部材62の前後方向サイズは、外周面CS1の前後方向サイズと概ね整合する(図5を参照)。
ここで、図2において、読取位置P2を含み上下方向D6と平行な仮想面を光軸面AS1という。光源ユニット63は、収容空間R1において光軸面AS1よりも右側の位置に設けられ、前記作像条件決定処理又は前記シェーディング補正において読取位置P2の前端から後端に至る全域に線状光を、透明部材62を介して照射する。
レンズアレイ64は、屈折率分布型レンズアレイであって、収容空間R1において透明部材62及びラインイメージセンサー65の間に光軸面AS1に沿って設けられる。レンズアレイ64の前後方向サイズは、透明部材62の前後方向サイズと概ね整合する。レンズアレイ64には、読取位置P2からの反射光が透明部材62を介して入射される。入射光はレンズアレイ64の内部を伝搬した後、ラインイメージセンサー65に向けて出射される。
ラインイメージセンサー65は、収容空間R1において、レンズアレイ64よりも上側に配置され、前後方向D4に沿って配列される複数の受光素子を有する。前記複数の受光素子は、レンズアレイ64の出射光の結像位置に配置され、前記自身への入射光量に応じて電圧値が変化する検出信号を生成する。前記作像条件決定処理では、読取位置P2を前記濃度検出用トナー像が通過し、ラインイメージセンサー65は、前記濃度検出用トナー像からの反射光に基づき、トナー濃度に応じた変化する電圧値を含む前記検出信号を生成する。また、前記シェーディング補正では、透明部材62の直下を色基準部83が通過し、ラインイメージセンサー65は、色基準部83からの反射光に基づき、前記基準色の濃度を示す電圧値を含む前記検出信号を生成する。ラインイメージセンサー65は、前記検出信号を制御部10(図10を参照)に送信する。
透明部材62がトナー等で汚れていると、前記検出信号が前記基準色の濃度を正確に示さず、その結果、前記シェーディング補正を正確に行えないおそれがある。従来の画像形成装置では、本実施形態の透明部材62に相当する検知窓に汚れが付着することを防止するために、CISには、アクチュエータにより駆動され前記検知窓を開閉可能なシャッターが設けられている。
また、CIS6の許容焦点深度は、CCD方式のイメージセンサーの許容焦点深度よりも浅いため、中間転写ベルト3と近接させる必要がある。しかし、従来の画像形成装置では、前記CISと中間転写ベルトの間に前記シャッターを配置するためのスペースが必要となる。そのため、前記CISを前記中間転写ベルトに近接させることは難しい。
本実施形態では、CIS6に付着した汚れを除去し、中間転写ベルト3にCIS6を近接させることが可能な画像形成装置100を提供することを目的とする。
対向ローラー35は、内周面IS1と接触しつつ、予め定められている近接位置P3(図3を参照)及び離間位置P4(図4を参照)の間を予め定められている第1移動方向D2へ往復移動可能である。第1移動方向D2は上下方向D6と同方向である。近接位置P3は、図3に示されるように、対向ローラー35の可動範囲の上端位置であって、透明部材62に中間転写ベルト3の外周面CS1を近接させるための位置である。具体的に、近接位置P3は、透明部材62の第2主面MS12に対し下方向に、第1離間距離C1及び中間転写ベルト3の厚さT1を加えた距離だけ離間した、対向ローラー35が有する上端UE1の上下方向位置である。離間位置P4は、図4に示されるように、前記可動範囲の下端位置であって、近接位置P3よりも中間転写ベルト3の外周面CS1を透明部材62から下方向に離間させるための位置である。離間位置P4は、近接位置P3に対し、予め定められている第2離間距離C2だけ下方向に上端UE1が離間した位置である。第2離間距離C2は、清掃部8の上下方向D6におけるサイズ(以下、上下方向サイズという)T2に相当する距離よりも大きい。
対向ローラー35は、より詳細には、図5に示されるように、本体部351と、軸部352と、を備える。本体部351の前後方向サイズは、透明部材62の前後方向サイズよりも短く且つ中間転写ベルト3の前後方向サイズと整合する円筒形状を有する。本体部351の外周面CS2は、本発明における第2外周面に相当し、予め定められている外径φ1を有する。
軸部352は、本体部351における前端面FS1及び後端面RS1のそれぞれの中央から前後方向D4へ延出し、2個の軸受721により回転可能に支持される。
また、画像形成装置100は、2個のスペーサー71(図5を参照)、駆動機構72(図6を参照)と、を備える。
図4において、2個のスペーサー71は、前後方向D4において互いに対称な形状を有する。それゆえ、以下では、前側のスペーサー71についてのみ説明し、後側のスペーサー71の説明を控える。スペーサー71は、軸部352に挿通される円盤状の回転輪である。具体的に、スペーサー71は、前端面FS1及び前側の軸受721の間に介在する。スペーサー71の外周面CS3は、本発明における第3外周面に相当し、予め定められている外径φ2を有する。外径φ2は、外径φ1、中間転写ベルト3の厚さT1及び第1離間距離C1の合計値に整合する。対向ローラー35が近接位置P3に位置し、スペーサー71が透明部材62の第2主面MS12に当接した場合に、中間転写ベルト3の読取位置P2は、第2主面MS12に対し第1離間距離C1だけ離間する。
図6において、駆動機構72は、2個1対の軸受721に加え、2個1対のガイド部材722と、2個1対の偏心カム723と、を備える。なお、軸受721、ガイド部材722及び偏心カム723の各対は、前後方向D4において互いに対称である。それゆえ、以下では、前側の軸受721、ガイド部材722及び偏心カム723についてのみ説明し、後側の軸受721、ガイド部材722及び偏心カム723の説明を控える。
軸受721は、軸部352を回転可能に支持する。軸受721の外形は、前後方向D4、左右方向D5及び上下方向D6において予め定められているサイズを有する直方体状である。
ガイド部材722は、画像形成装置100のフレーム(図示せず)に設けられており、左右方向D5において互いに平行に対向する左側ガイド面GS1及び右側ガイド面GS2を有する。左側ガイド面GS1及び右側ガイド面GS2は、軸受721の左右方向D5におけるサイズに相当する距離だけ離間し、軸受721を左右方向D5から挟み込む。また、左側ガイド面GS1及び右側ガイド面GS2は、上下方向D6に移動可能な軸受721の左右方向D5への位置を規制する。
偏心カム723は、軸受721の下端面LS1と当接しており、制御部10(図10を参照)の制御下で前後方向D4に平行な偏心軸に対して、矢印D7で示す方向(以下、揺動方向D7という)に揺動することにより、軸受721を左側ガイド面GS1及び右側ガイド面GS2の間で上下方向D6へ移動させる。偏心カム723の長径及び短径は、前記偏心軸の上下方向位置、対向ローラー35の近接位置P3及び離間位置P4(図3を参照)等に基づき予め定められている。
画像形成装置100は、清掃部8(図2を参照)と、搬送機構9(図9を参照)と、を備える。
図2において、清掃部8は、画像形成装置100の内部に設けられ、透明部材62の第2主面MS12に付着した汚れを除去する。清掃部8は、基材81と、清掃部材82と、色基準部83と、カバー部84と、を備える。
基材81は、樹脂等で作製されており、図7に示すように、前後方向D4に長い板状形状を有する。基材81の前後方向サイズは、透明部材62の前後方向サイズよりも長い。
基材81は、第3主面MS21と、第4主面MS22と、を有する。第3主面MS21は、透明部材62の第2主面MS12に平行な平坦面である。第4主面MS22は、第3主面MS21よりも下方向において第3主面MS21と平行に対向する。なお、図7では、便宜上、CIS6の構成は透明部材62を除き省略されている。
また、基材81は、左側面MS23及び右側面MS24を有する。左側面MS23及び右側面MS24は、前後方向D4及び上下方向D6のそれぞれと平行な平坦面である。左側面MS23は、第3主面MS21及び第4主面MS22の左端同士を接続し、右側面MS24は、第3主面MS21及び第4主面MS22の右端同士を接続する。基材81には、搬送機構9のボールねじ92及びガイド部材94(図9を参照)が挿通されるねじ孔H1及び貫通孔H2が形成されている。ねじ孔H1及び貫通孔H2のそれぞれは、右側面MS24から左側面MS23まで左右方向D5に沿って貫通する。ねじ孔H1は、清掃部材82及び色基準部83よりも前側に形成される。また、貫通孔H2は、清掃部材82及び色基準部83よりも後側に形成される。また、ねじ孔H1の周面には、ボールねじ92が螺合するねじが形成されている。
清掃部材82及び色基準部83は、第3主面MS21において第2移動方向D3(後述)に沿って横並びに設けられ、前後方向D4に長い形状を有する。具体的に、清掃部材82及び色基準部83のそれぞれにおいて前端及び後端は、第3主面MS21の前端及び後端から後方及び前方に向かって予め定められている距離だけ離間している。また、清掃部材82及び色基準部83それぞれの前後方向サイズは、透明部材62の前後方向サイズと整合する。
清掃部材82は、植毛パイル又はフェルトであって、透明部材62の第2主面MS12と接触し、第2主面MS12に付着する汚れを除去する。清掃部材82は、後述の第2移動方向D3において色基準部83よりも透明部材62に近い側の位置に設けられている。具体的に、清掃部材82は、第3主面MS21において色基準部83に対し左側の位置に設けられている。
色基準部83において透明部材62と対向する表面は、予め定められている基準色を有する。前記基準色は、一定濃度を有するホワイト又はブラックである。基材81が前記基準色を有する樹脂から作製される場合には、色基準部83として、第3主面MS21において清掃部材82の右側の領域がそのまま用いられてもよい。また、色基準部83は、前記領域に前記基準色の塗料で塗られることで形成された膜であってもよい。
色基準部83は、第3主面MS21において清掃部材82の右側に設けられていることにより、清掃部材82が第2主面MS12から前記汚れを除去した後に、読取位置P2に到達することになる。これにより、前記シェーディング補正をより正確に行うことが可能となる。
カバー部84は、前記フレーム(図示せず)において、基材81に対して上方向に離れた位置に設けられる。カバー部84は、平板状の形状を有しており、清掃部材82及び色基準部83を覆う。これにより、清掃部8が初期位置P5にて待機している間に、清掃部材82及び色基準部83に汚れが付着することを防止することができる。
清掃部8は、予め定められている初期位置P5(図7を参照)及び清掃位置P6(図8を参照)の間で、第1移動方向D2(図1を参照)とは異なる第2移動方向D3へ往復移動可能である。第2移動方向D3は左右方向D5と同方向である。図7において、初期位置P5は、第2移動方向D3の一方(即ち右方向)へ、透明部材62の右端から予め定められている第3離間距離C3だけ離間する位置である。なお、初期位置P5は、第2移動方向D3に移動可能な清掃部8が画像形成装置100を構成する装置又は部材と干渉しない位置に定められる。清掃位置P6は、図8に示されるように、対向ローラー35が離間位置P4に移動した場合における中間転写ベルト3及び透明部材62の間であって、清掃部材82が透明部材62と接触する位置である。清掃位置P6は、より詳細には、透明部材62の第2主面MS12において、初期位置P5からみて清掃部材82が読取位置P2を右方向に超えた位置である。
搬送機構9は、図9に示されるように、2個1対の軸受91と、ボールねじ92と、2個1対の支持部材93と、ガイド部材94と、を備える。
2個の軸受91は、前記フレーム(図示せず)において、清掃部材82よりも前側で、左右方向D5に互いに対向する位置に設けられている。右側の軸受91は、清掃部8の左右方向サイズに相当する距離以上、初期位置P5に対して右方向に離れた位置に設けられる。一方、左側の軸受91は、清掃位置P6に対して左方向に、清掃部8の左右方向サイズに相当する距離だけ離れた位置に設けられる。また、2個の軸受91には、ボールねじ92を回転可能に支持するために孔が形成されている。
ボールねじ92は、左右方向D5に長い棒状の形状を有する。ボールねじ92の周面には、非ねじ部SP1と、ねじ部SP2と、が設けられている。具体的に、非ねじ部SP1は、ねじが形成されていない部分である。非ねじ部SP1は、ボールねじ92の左右両端の近傍に設けられる。ねじ部SP2は、非ねじ部SP1の間であって、清掃部8のねじ孔H1に螺合するねじが形成されている部分である。ボールねじ92は、左右両側の非ねじ部SP1が軸受91により回転可能に支持される。また、ボールねじ92は、制御部10の制御下で、矢印D8で示す方向(以下、回転方向D8という)に回転する。
2個1対の支持部材93は、前記フレーム(図示せず)において、CIS6よりも後側で、左右方向D5において互いに対向する位置に設けられている。また、右側及び左側の支持部材93は、右側及び左側の軸受91と前後方向D4においてそれぞれ対向する。
ガイド部材94は、左右方向D5に長い棒状の形状を有する。また、ガイド部材94は、ボールねじ92と同じ左右方向サイズを有する。ガイド部材94は、清掃部8の貫通孔H2に挿通される。
ボールねじ92及びガイド部材94の上下方向位置は、清掃部材82が透明部材62の第2主面MS12と接触するよう予め定められている。
図10において、制御部10は、CPU、ROM、RAM及び不揮発性メモリー等を含む。前記CPUは、ROMに予め格納されているプログラムを、RAMを作業領域として使いながら実行する。制御部10は、前記プログラムを実行することにより、前記印刷処理、前記作像条件決定処理及び前記シェーディング補正のための対向ローラー35の位置及び清掃部8の位置を制御する。なお、制御部10は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はDSP(Digital Signal Processor)などの電子回路であってもよい。
前記印刷処理及び前記作像条件決定処理が行われている間、対向ローラー35は近接位置P3に位置し、清掃部8は初期位置P5に位置する。特に、前記作像条件決定処理において、CIS6からの前記検出信号に基づき、次の印刷処理で用いられる前記各種作像条件を決定する。
制御部10は、前記印刷処理又は前記作像条件決定処理の後に、前記シェーディング補正を行う。制御部10は、前記シェーディング補正を行う前に、対向ローラー35を離間位置P4に移動させた後に清掃部8を清掃位置P6に移動させ、その後、清掃部8を初期位置P5に移動させた後に対向ローラー35を近接位置P3に移動させる。
具体的に、制御部10は、対向ローラー35を離間位置P4に移動させるための第1制御信号を、第1駆動力生成部11(図10を参照)に出力する。第1駆動力生成部11は、モーター及びギヤー等を含み、前記第1制御信号に基づき、偏心カム723を揺動方向D7に揺動させる。これにより、対向ローラー35が近接位置P3から離間位置P4に移動し、その結果、中間転写ベルト3は、透明部材62の第2主面MS12から、清掃部8の上下方向サイズT2よりも大きい距離だけ離間する(図4を参照)。
その後、制御部10は、清掃部8を前記往復移動させるための第2制御信号を、第2駆動力生成部12(図10を参照)に出力する。第2駆動力生成部12は、モーター及びギヤーを含み、前記第2制御信号に基づき、ボールねじ92を回転方向D8に回転させる。これにより、清掃部8を初期位置P5及び清掃位置P6の間で往復移動させる(図7,図8を参照)。前記往復移動の間、清掃部8が清掃位置P6に移動することで、清掃部材82が透明部材62の第2主面MS12から汚れを除去し、色基準部83は第2主面MS12の真下を通過する(図8を参照)。前記シェーディング補正において、制御部10は、CIS6の光源ユニット63(図2を参照)から前記線状光を出射させる。CIS6は、読取位置P2を通過する色基準部83の基準色を光学的に読み取る。具体的に、ラインイメージセンサー65には、レンズアレイ64を介して、読取位置P2を通過する色基準部83からの反射光が入射される。ラインイメージセンサー65は、前記基準色の濃度を示す電圧値を含む前記検出信号を生成し、制御部10に送信する。制御部10は、CIS6により読み取られた前記基準色の画像(即ち、前記検出信号)に基づき前記シェーディング補正を行って、輝度ムラ等を補正するための補正データを作成する。
次に、制御部10は、対向ローラー35を近接位置P3に移動させるための第3制御信号を、第1駆動力生成部11に出力する。第1駆動力生成部11は、前記第3制御信号に基づき、偏心カム723を揺動方向D7に揺動させる。これにより、対向ローラー35が離間位置P4から近接位置P3に移動する(図3を参照)。
以下、本発明に係る第2実施形態及び第3実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2実施形態及び第3実施形態において、前記第1実施形態と同様の構成については同一参照符号を付与し、それぞれの説明を控える。
[第2実施形態]
画像形成装置100は、図11に示すように、清掃部8に色基準部83を備えず基材81上に清掃部材82のみを有する清掃部8を備える。また、画像形成装置100は、印加電圧に応じて自身の状態が透明状態及び前記基準色の状態の間で切り替わる調光部材13を透明部材62に備える。具体的に、調光部材13は、透明部材62の第1主面MS11において、読取位置P2と上方向において対向するように設けられる。
図12において、制御部10は、調光部材13に予め定められている電圧を印加することにより、調光部材13の状態を前記基準色の状態に切り替える。その後、制御部10は、CIS6から前記線状光を調光部材13に照射させる。CIS6は、調光部材13の前記基準色の画像を読み取る。具体的に、ラインイメージセンサー65には、レンズアレイ64を介して、調光部材13からの反射光が入射される。ラインイメージセンサー65は、前記基準色の濃度を示す前記検出信号を制御部10に送信する。制御部10は、CIS6により読み取られた前記基準色の画像に基づきシェーディング補正を行って、前記補正データを作成する。前記シェーディング補正が終了すると、制御部10は、調光部材13に予め定められている電圧を印加することにより、調光部材13の状態を前記無色の状態に設定する。
[第3実施形態]
画像形成装置100は、搬送機構9に代えて、制御部10の制御下で、清掃部8を上下動させることにより、清掃部8が清掃位置P6から初期位置P5に移動する間に清掃部材82を透明部材62から下方向へ離間させる搬送機構14を(図13を参照)備える。これにより、初期位置P5から清掃位置P6に移動中に清掃部材82が透明部材62から除去した汚れが透明部材62に再び付着することを防止することができる。
搬送機構14は、前述のボールねじ92及びガイド部材94に加え、前側基台141と、2個1対の軸受142と、2個1対の前側偏心カム143と、2個1対の前側ガイド部材144と、後側基台145と、2個1対の支持部材146と、2個1対の後側偏心カム147と、2個1対の後側ガイド部材148と、を備える。なお、図13では、便宜上、透明部材62の後寄りの部分は省略されている。
前側基台141は、前記フレーム(図示せず)において清掃部材82よりも前側の位置に設けられている。前側基台141は、左右方向D5において左側の軸受142の左端及び右側の軸受142の右端の間の距離よりも長い板状の形状を有する。
2個の軸受142及び2個1対の支持部材146は、前記フレーム(図示せず)に設けられていない点を除き、前述の2個の軸受91及び2個の支持部材93と同様である。
2個1対の前側偏心カム143は、互いに同じ形状を有しており、2個1対の軸受142と、前側基台141との間に設けられている。2個1対の前側偏心カム143は、制御部10(図15を参照)の制御下で前後方向D4に平行な偏心軸に対して、矢印D9で示す方向(以下、揺動方向D9という)に揺動する。これにより、2個1対の前側偏心カム143は、前側ガイド部材144の間で上下方向D6へ移動する。その結果、清掃部材82の前側は、図14に示されるように、上下方向D6において清掃位置P7及び離間位置P8の間で移動する。ここで、清掃位置P7は、清掃部材82が第2主面MS12と接触する位置である。離間位置P8は、清掃位置P7から下方向に予め定められて前側いる距離だけ離間した位置である。前記距離は、前側偏心カム143の長径及び短径の差に整合する。
また、2個1対の前側ガイド部材144は、前側基台141の両端から上方向に延出し、2個1対の軸受142が前後方向D4及び左右方向D5へと移動することを規制する。
後側基台145は、前記フレーム(図示せず)において清掃部材82よりも後側の位置に設けられている。後側基台145は、前後方向D4において前側基台141と対称な形状を有する。
2個1対の後側偏心カム147は、互いに同じ形状を有しており、2個1対の支持部材146と、後側基台145との間に設けられている。2個の後側偏心カム147は、前後方向D4において2個の前側偏心カム143と対称な形状を有し、制御部10(図15を参照)の制御下で揺動方向D9に揺動する。これにより、清掃部材82の後側が上下方向D6において清掃位置P7及び離間位置P8の間で移動する。
また、2個1対の後側ガイド部材148は、後側基台145の左右方向D5における両端から上方向に延出し、2個1対の支持部材146が前後方向D4及び左右方向D5へと移動することを規制する。
制御部10は、対向ローラー35が近接位置P3から離間位置P4を移動させた後、に移動し、清掃部8を左右方向D5において初期位置P5から清掃位置P6へと移動させる。その後、制御部10は、清掃部8を前記上下動させるための第4制御信号を、第3駆動力生成部15(図15を参照)に出力する。第3駆動力生成部15は、モーター及びギヤーを含み、前記第4制御信号に基づき、前側偏心カム143及び後側偏心カム147を揺動方向D9に揺動させる(図14を参照)。これにより、清掃部8は、清掃位置P7から離間位置P8に下方向に移動する。その後、制御部10は、清掃部8の左右方向D5において清掃位置P6から初期位置P5に移動させる。その後、制御部10はさらに、清掃部8を前記上下動させるための第4制御信号を、第3駆動力生成部15(図15を参照)に出力し、これにより、清掃部8を上下方向D6において離間位置P8から清掃位置P7に移動させる。
100 画像形成装置
3 中間転写ベルト
6 コンタクトイメージセンサー
62 透明部材
35 対向ローラー
351 本体部
352 軸部
71 スペーサー
8 清掃部
82 清掃部材
83 色基準部
10 制御部
13 調光部材

Claims (6)

  1. 第1外周面に形成されているトナー像を搬送する無端状の中間転写ベルトと、
    前記第1外周面において予め定められている読取位置と対向する位置に設けられている透明部材を含むイメージセンサーと、
    前記透明部材に前記第1外周面を近接させる近接位置と、前記近接位置よりも前記第1外周面を前記透明部材から離間させる離間位置との間を、前記中間転写ベルトの内周面と接触しつつ移動可能な対向ローラーと、
    前記対向ローラーが移動可能な第1移動方向とは異なる第2移動方向へ前記透明部材から離間する初期位置と、前記対向ローラーが前記離間位置に移動した場合における前記中間転写ベルト及び前記透明部材の間であって前記透明部材と接触する清掃位置と、の間で移動可能であり、前記清掃位置に移動することにより前記透明部材の汚れを除去する清掃部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記イメージセンサーのシェーディング補正を行う前に、前記対向ローラーを前記離間位置に移動させた後に前記前記清掃部を前記清掃位置に移動させ、その後、前記清掃部を前記初期位置に移動させた後に前記対向ローラーを前記近接位置に移動させる制御部、
    を更に備える、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記清掃部は、前記透明部材と接触して前記透明部材の汚れを除去する清掃部材と、前記透明部材と対向する表面が予め定められている基準色を有する色基準部と、を含み、
    前記イメージセンサーは、前記色基準部の前記基準色を読み取り、
    前記制御部は、前記イメージセンサーにより読み取られた前記基準色に基づき、前記シェーディング補正を行う、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記清掃部材は、前記第2移動方向において前記色基準部よりも前記透明部材に近い側の位置に設けられている、
    を含む、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記透明部材に設けられ、印加電圧に応じて自身の状態が透明状態と予め定められている基準色の状態とで切り替わる調光部材、を備え、
    前記制御部は、前記印加電圧を前記調光部材に印加して前記調光部材の状態を前記基準色の状態に切り替え、前記イメージセンサーにより読み取られた前記基準色の画像に基づき前記シェーディング補正を行う、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記対向ローラーは、予め定められている外径を有する第2外周面を有する本体部と、前記本体部の両端面から延出する軸部とを、含み、
    前記軸部に設けられ、前記中間転写ベルトの厚さ以上の距離だけ前記第2外周面から離間する第3外周面を有し、前記対向ローラーが前記近接位置に位置する場合に前記透明部材に当接する2つのスペーサー、
    を備える請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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