JPH07297995A - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JPH07297995A
JPH07297995A JP6084617A JP8461794A JPH07297995A JP H07297995 A JPH07297995 A JP H07297995A JP 6084617 A JP6084617 A JP 6084617A JP 8461794 A JP8461794 A JP 8461794A JP H07297995 A JPH07297995 A JP H07297995A
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Yujiro Iida
勇次郎 飯田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立て時に部品の寸法精度を考慮せず、ま
た位置調整作業を行う必要のない読取装置を提供する。 【構成】 読取装置1に設けられた段付き形状の読取ロ
ーラ3は、密着イメージセンサ2と所定間隙をもって対
向している。読取ローラ3の両端部には、密着イメージ
センサ2の用紙通過領域外に当接する当接部3aが形成
されている。両当接部3aの外周面はテフロン等でコー
ティングされている。読取ローラ3のシャフト3bの両
端部に固定された軸受4a、4bは、スプリング12に
より矢印D方向に押し付けられている。読取装置1内に
搬送された用紙9は読取ローラ3と接触し、これにより
読み取りの焦点が合わせられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体に記録されている
情報を読取部で読み取る読取装置において、読取部から
所定間隙をもって配設され、搬送される媒体が接触する
媒体支持部材の位置合わせに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置や光学式文字読取装置
等には、媒体に記録されている情報を読み取る読取装置
が設けられている。読取装置は、例えば媒体に光を照射
して媒体に記録されている情報を光学的に読み取る読取
部と、この読取部と対向する媒体支持部材を有している
ものがある。媒体支持部材は、読取部と接触して負荷を
発生させないように、読取部から所定間隙をもって配設
されている。そして、この所定間隙内に搬送手段により
媒体が搬送されると、媒体上の読取位置と読取部の読取
位置との焦点が合わせられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の読取装置では、
読取部と媒体支持部材との間に所定間隙を設けて、読取
部と媒体支持部材との接触による負荷の発生を防いでい
るが、この所定間隙を一定に確保するには、各部品の寸
法精度を上げると共に、部品取付け時に位置調整作業を
行う必要があり、組み立て工数が増大してしまうという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、読取部から所定間隙をもって配設した媒
体支持部材に、読取部の媒体通過領域外部分に当接する
当接部を形成したものである。
【0005】
【作用】組み立て時、媒体支持部材の当接部を読取部に
当接させて媒体支持部材を読取装置に取り付けると、媒
体支持部材と読取部との間に所定間隙が形成される。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。なお各図面に共通する要素には同一の
符号を付す。図1は本発明に係る実施例の読取装置を示
す概略斜視図であり、図2は実施例の当接部の当接状態
を示す概略構成図である。また、図3は実施例の用紙の
搬送状態を示す説明図である。
【0007】ファクシミリ装置に設けられる読取装置1
は、図1に示すように読取部である密着イメージセンサ
2、媒体支持部材であるゴム製の読取ローラ3、及び読
取ローラ3を回転自在に支持するフレーム6を有してい
る。密着イメージセンサ2はブラケット5を介してフレ
ーム6にネジ7で固定されている。密着イメージセンサ
2は、図2に示すように読取ローラ3と対向する位置に
防塵用のガラス板2aが嵌め込まれ、内部に用紙9に光
を照射するLED2b、用紙9から反射した光を集光す
る正立等倍結像レンズ2c、及び正立等倍結像レンズ2
cを通過した光を光電変換する光電変換素子2dを有し
ている。
【0008】読取ローラ3は段付き形状になっており、
読取ローラ3の両端部には当接部3aが形成されてい
る。この当接部3aは、密着イメージセンサ2の用紙通
過領域外のガラス板2aに当接する。両当接部3aの外
周面は例えばテフロン等のふっ素樹脂でコーティングさ
れている。読取ローラ3のシャフト3bは金属製であ
り、両端部には軸受4a、4bが固定されており、これ
ら軸受4a、4bはフレーム6に形成された切り欠き6
aに嵌め込まれている。軸受4a、4bは、上方に設け
られたスプリング12により切り欠き6aの底側(矢印
D方向)に押し付けられている。各スプリング12は読
取装置1に取り付けられている。また、軸受4b側のシ
ャフト3bの端部にはギア8が取り付けられている。ギ
ア8は図示せぬモータのギアに連結されている。
【0009】密着イメージセンサ2と読取ローラ3との
間の用紙通過領域内には、図2に示す所定間隙Bが形成
されており、用紙9はこの所定間隙Bを搬送される。用
紙9がこの所定間隙B内にあれば、用紙上の読取位置と
密着イメージセンサ2の読取位置との焦点を合わせるこ
とができるようになっている。用紙9は、図3に示すよ
うに読取装置1の搬送路に配設された一対の搬送ローラ
10に挟持搬送されるようになっている。各搬送ローラ
10の一方はフィードローラ10aであり、他方はピン
チローラ10bになっている。各フィードローラ10a
はモータに連結されており、各ピンチローラ10bには
それぞれスプリング11が設けられフィードローラ10
aと圧接している。各スプリング11は読取装置1に取
り付けられている。
【0010】次に、実施例の読取ローラ3の取り付け動
作を同じく図1、図2に基づいて説明する。ブラケット
5を介して読取装置1のフレーム6に密着イメージセン
サ2を固定した後、読取ローラ3の両当接部3aを密着
イメージセンサ2のガラス板2aに当接させると共に、
軸受4a、4bをフレーム6の切り欠き6aにそれぞれ
嵌め込む。そして、スプリング12により軸受4a、4
bを切り欠き6aの底に押し付ける。以上により、当接
部3aを除く読取ローラ3の外周面は密着イメージセン
サ2のガラス板2aから所定間隙Bをもって取り付けら
れる。
【0011】次に用紙9の搬送動作を説明する。モータ
を駆動して、フィードローラ10a及び読取ローラ3を
矢印C方向に回転させる。フィードローラ10aの回転
によりピンチローラ10bが回転し、これにより所定間
隙Bに用紙9が搬送される。この時、用紙9は当接部3
aを除く読取ローラ3の外周面に接触する。読取ローラ
3は回転しているので、用紙10の先頭部は読取ローラ
3に突き当たり引っ掛かってしまうことはない。この
時、スプリング12の押し付け力により当接部3aはガ
ラス面2aに押し付けられて回転するが、当接部3aに
コーティングを施すことにより摩擦係数が小さくなり、
負荷にはならない。
【0012】上記実施例によれば、密着イメージセンサ
2に接触する当接部3aを読取ローラ3に設けたことに
より所定間隙Bを設定する際、各部品の寸法精度を考慮
する必要はなく、当接部3aの段差の仕上げ加工のみで
通常±0.05mmの精度を得ることができる。従っ
て、ブラケット5による調整作業も必要無い。
【0013】次に上記実施例の変形例を図1〜図3、図
4に基づいて説明する。図4は変形例の読取ローラを示
す概略構成図である。図4に示す読取ローラ30は、図
1の読取装置1に設けられた読取ローラ3の代わりに読
取装置1に取り付けられる。読取ローラ30の金属製の
シャフト30bの外周面には、ゴム製のローラ部30c
と、摩擦係数の小さい樹脂で別に形成した当接部30a
が取り付けられている。この当接部30aは密着イメー
ジセンサ2のガラス面2aに当接する。当接部30aが
ガラス面2aに当接した状態で、ローラ部30cはガラ
ス面2aと所定間隙Bをもって対向する。その他の構造
は上記実施例と同様である。
【0014】次に上記構造の変形例の読取ローラの取り
付け動作を説明する。
【0015】シャフト30bにローラ部30cを取り付
け、ローラ部30cの両端側から当接部30aを取り付
ける。この後、ブラケット5を介して読取装置1のフレ
ーム6に密着イメージセンサ2を固定し、両当接部30
aを密着イメージセンサ2のガラス板2aに当接させる
と共に、軸受4a、4bをフレーム6の切り欠き6aに
それぞれ嵌め込む。そして、スプリング12により軸受
4a、4bを切り欠き6aの底に押し付ける。以上によ
り、ローラ部30cの外周面はガラス板2aから所定間
隙Bをもって取り付けられる。
【0016】搬送動作は上記実施例と同様であるので説
明は省略する。
【0017】上記変形例では密着イメージセンサ2に接
触する当接部30aを読取ローラ30に設けたことによ
り所定間隙Bを設定する際、各部品の寸法精度を考慮す
る必要はなく、当接部30aに仕上げ加工を施すだけで
よい。従って、上記実施例と同様ブラケット5による調
整作業も必要無い。また、この変形例では当接部30a
が別部材であり、後から取り付けられるものであるの
で、読取ローラ30の製造時、サイズの合う当接部30
aに付け替え自在である。また、使用中に当接部30a
が磨耗してしまった場合は、当接部30aのみを取り替
えればよく、読取ローラ30全体を取り替えなくても済
む。
【0018】上記実施例及び変形例ではファクシミリ装
置に適用した例で説明したが、密着イメージセンサを使
用する読取装置においても適用可能である。また、当接
部にコーティングを施す、或いは当接部を樹脂で形成す
ることにより、密着イメージセンサとの摩擦係数を小さ
くしているが、密着イメージセンサ側にコーティングを
施す、またはローラやベアリング等を設けて当接部との
摩擦係数を小さくするようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
読取部から所定間隙をもって配設した媒体支持部材に、
読取部の媒体通過領域外部分に当接する当接部を形成す
ることにより、媒体支持部材の当接部を読取部に当接さ
せるだけで、媒体支持部材と読取部との間に所定間隙が
形成できるようになった。従って、各部品の寸法精度を
上げる必要もなく、部品の組み立て時に位置調整作業を
行う必要も無くなり組み立て工数が減少し、この結果、
安価な装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の読取装置を示す概略斜視
図である。
【図2】実施例の当接部の当接状態を示す概略構成図で
ある。
【図3】実施例の用紙の搬送状態を示す説明図である。
【図4】変形例の読取ローラを示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 読取装置 2 密着イメージセンサ 3、30 読取ローラ 3a、30a 当接部 9 用紙 12 スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取部から所定間隙をもって媒体支持部
    材を配設し、媒体を媒体支持部材に接触させてこの所定
    間隙内を搬送し、媒体に記録されている情報を読み取る
    読取装置において、 読取部の媒体通過領域外部分に当接する当接部を媒体支
    持部材に形成したことを特徴とする読取装置。
  2. 【請求項2】 読取面の媒体通過領域外部分に前記当接
    部を押し付けるスプリングを設けた請求項1記載の読取
    装置。
  3. 【請求項3】 当接部を含む媒体支持部材は、段付き形
    状の回転自在なローラである請求項1または請求項2記
    載の読取装置。
  4. 【請求項4】 当接部を樹脂でコーティングした請求項
    1、請求項2、または請求項3記載の読取装置。
  5. 【請求項5】 当接部を樹脂で形成した請求項1、請求
    項2、または請求項3記載の読取装置。
JP08461794A 1994-04-22 1994-04-22 読取装置 Expired - Lifetime JP3208250B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7869103B2 (en) 2004-05-27 2011-01-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device configuration for an image reading unit and a document holder
JP2019095722A (ja) * 2017-11-28 2019-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7869103B2 (en) 2004-05-27 2011-01-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device configuration for an image reading unit and a document holder
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