JP2006337710A - アクティブマトリクス基板およびそれを用いた表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス基板およびそれを用いた表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アクティブマトリクス基板を用いる液晶表示装置を小型化する。
【解決手段】表示部600の一側に第1のゲートドライバ400を備え、他側に第2のゲートドライバ500を備える。第1のゲートドライバ400から出力される第1の走査信号GL1、GL3、・・・、GLm−1は、奇数行目のゲートバスラインを選択するとともに、第2のゲートドライバ500を動作させる。一方、第2のゲートドライバ500から出力される第2の走査信号GL2、GL4、・・・、GLmは、偶数行目のゲートバスラインを選択するとともに、第1のゲートドライバ400を動作させる。第1のゲートドライバ400内のバッファ回路43と第2のゲートドライバ500内のバッファ回路53とを表示部600の左右に千鳥配置し、各バッファ回路内のインバータ回路をソースバスラインの延びる方向に直列に接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、および表示装置等に用いられるアクティブマトリクス基板に関し、特にアクティブマトリクス基板上に形成される走査信号線駆動回路に関する。
図14は、従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成図である。この液晶表示装置は、表示制御回路200とソースドライバ300とゲートドライバ700と表示部600とを有している。表示部600には、互いに交差(直交)する複数(n本)のソースバスラインSL1〜SLnと複数(m本)のゲートバスラインGL1〜GLmとが設けられている。ソースバスラインSL1〜SLnとゲートバスラインGL1〜GLmとの交差点には、それぞれ画素形成部60が設けられている。ソースバスラインSL1〜SLnはソースドライバ300と接続され、ゲートバスラインGL1〜GLmはゲートドライバ700と接続されている。なお、ソースドライバ300とゲートドライバ700と表示部600とは、アクティブマトリクス基板100上に設けられている。
表示制御回路200は、画像信号DATと、表示部600に画像を表示するタイミングを制御するためのソーススタートパルス信号SPS、ソースクロック信号SCK、ソースクロック反転信号SCKB、ゲートスタートパルス信号GSP、ゲートクロック信号GCK、ゲートクロック反転信号GCKB、およびパルス幅制御信号PWCとを出力する。ソースドライバ300は、ソーススタートパルス信号SPS、ソースクロック信号SCK、ソースクロック反転信号SCKB、および画像信号DATを受け取り、表示部600を駆動するために、駆動用の映像信号を映像信号線SL1〜SLnに印加する。ゲートドライバ700は、各ゲートバスラインGL1〜GLmを1水平走査期間ずつ順次に選択するために、表示制御回路200から出力されるゲートスタートパルス信号GSP、ゲートクロック信号GCK、ゲートクロック反転信号GCKB、およびパルス幅制御信号PWCに基づいて、アクティブな走査信号の各ゲートバスラインGL1〜GLmへの印加を1垂直走査期間を周期として繰り返す。
図15は、このようなアクティブマトリクス型液晶表示装置のゲートドライバ700の詳細な構成を示すブロック図である。このゲートドライバ700には、シフトレジスタ70とバッファ回路群71とが含まれている。シフトレジスタ70には、D型フリップフロップ回路72とNAND回路73とNOR回路74とが、それぞれ(m+1)個ずつ設けられている。これにより、(m+1)段のシフトレジスタが形成されている。その(m+1)段のシフトレジスタのうちの2段目以降は、それぞれゲートバスラインGL1〜GLmと対応づけられるようにして設けられている。
ここで、シフトレジスタ70のx段目に含まれるD型フリップフロップ回路72、NAND回路73、およびNOR回路74の動作について説明する。D型フリップフロップ回路72は、ゲートクロック信号GCKとゲートクロック反転信号GCKBと(x−1)段目のD型フリップフロップ回路72からの出力信号Qx−2とを受け取り、出力信号Qx−1を出力する。なお、1段目のD型フリップフロップ回路72については、前段のD型フリップフロップ回路72からの出力信号Qx−2に代えて、ゲートスタートパルス信号GSPを受け取る。NAND回路73は、(x−1)段目のD型フリップフロップ回路72からの出力信号Qx−2とx段目のD型フリップフロップ回路72からの出力信号Qx−1とを受け取り、それらの否定論理積を示す信号NOUT_x−1を出力する。NOR回路74は、x段目のNAND回路73からの出力信号NOUT_x−1とパルス幅制御信号PWCとを受け取り、それらの否定論理和を示す信号を出力する。
バッファ回路群71には、ゲートバスラインGL1〜GLmに対応するようにして、m個のバッファ回路75が設けられている。各バッファ回路75には、直列に接続された2個のインバータ回路76、77が含まれている。これらのインバータ回路76、77は、入力された信号の論理レベルを反転させつつ、その信号の電流を増幅させる。
図16は、この液晶表示装置における信号波形図である。図16に示すように、表示制御回路200からゲートドライバ700に、ゲートスタートパルス信号GSP、ゲートクロック信号GCK、ゲートクロック反転信号GCKB、およびパルス幅制御信号PWCが与えられる。これにより、ゲートバスラインGL1〜GLmが1水平走査期間ずつ順次に選択される。なお、本説明においては、1行目からm行目のゲートバスラインとそれらの走査信号とは、同じ参照符号「GL1〜GLm」を用いる。
このような液晶表示装置において、従来、バッファ回路75のレイアウトは、図17に示すようなものであった。上述のとおり、各バッファ回路75には、それぞれ2個のインバータ回路76、77が含まれている。それら2個のインバータ回路76、77は、ソースバスラインSL1〜SLnの延びる方向に直列に接続されている。ところで、バッファ回路75は走査信号の駆動能力を高めるために設けられているが、バッファ回路75を構成するインバータ回路内のトランジスタのチャネル幅を大きくするほど走査信号の駆動能力は高められる。ところが、トランジスタのチャネル幅を大きくすると、ゲート容量が増大するため、走査信号に遅延が生じる。このため、バッファ回路75内に複数個のインバータ回路を直列に接続する場合には、シフトレジスタ70に最も近い位置に配置されているインバータ回路から順に約3倍程度ずつチャネル幅が大きくなるように構成されることがある。上述のような液晶表示装置においては、例えば、インバータ回路77内のトランジスタのチャネル幅W2は、インバータ回路76内のトランジスタのチャネル幅W1の約3倍となっている。
このような液晶表示装置に関して、近年、表示画像の高精細化が強く要求されている。そのため、表示部600内により多くの画素を形成する必要性が高まっている。しかしながら、バッファ回路75の構成を図17に示すようなものにした場合、ゲートバスライン間の距離WPが大きくなるため、容易に高精細化を実現することができない。
そこで、図18に示すように、バッファ回路75内の2個のインバータ回路76a、77aをゲートバスラインGL1〜GLmの延びる方向に直列に接続する構成が提案されている。この構成によれば、図17に示す構成と比べて、ゲートバスライン間の距離WPを小さくすることができる。ところが、液晶表示装置を携帯電話等の電子機器に適用する場合、ユーザの要望等により、ゲートバスラインGL1〜GLmの延びる方向については、一般的に電子機器の中心位置と表示部600の中心位置とが一致するような構成とされる。図18に示すような構成の場合、ゲートバスラインGL1〜GLmの延びる方向についてのバッファ回路75の幅WBが大きくなる。このため、図19に示すように、参照符号7で示す領域のような無駄な領域が大きくなる。
そこで、図20に示すように、表示部600の左右両側にゲートドライバを備える構成の液晶表示装置が提案されている。この液晶表示装置は、表示制御回路200とソースドライバ300と第1のゲートドライバ800と第2のゲートドライバ900と表示部600とを備えている。第1のゲートドライバ800には、第1のシフトレジスタ80と第1のバッファ回路群81とが含まれている。第2のゲートドライバ900には、第2のシフトレジスタ90と第2のバッファ回路群91とが含まれている。
表示制御回路200は、画像信号DATと、表示部600に画像を表示するタイミングを制御するためのソーススタートパルス信号SPS、ソースクロック信号SCK、ソースクロック反転信号SCKB、第1のゲートスタートパルス信号GSP1、第1のゲートクロック信号GCK1、第1のゲートクロック反転信号GCKB1、第1のパルス幅制御信号PWC1、第2のゲートスタートパルス信号GSP2、第2のゲートクロック信号GCK2、第2のゲートクロック反転信号GCKB2、および第2のパルス幅制御信号PWC2とを出力する。第1のゲートドライバ800は、表示制御回路200から出力される第1のゲートスタートパルス信号GSP1、第1のゲートクロック信号GCK1、第1のゲートクロック反転信号GCKB1、および第1のパルス幅制御信号PWC1に基づいて、奇数行目のゲートバスラインG1、G3、・・・、Gm−1を順次に選択する。第2のゲートドライバ900は、表示制御回路200から出力される第2のゲートスタートパルス信号GSP2、第2のゲートクロック信号GCK2、第2のゲートクロック反転信号GCKB2、および第2のパルス幅制御信号PWC2に基づいて、偶数行目のゲートバスラインG2、G4、・・・、Gmを順次に選択する。
図21は、第1のゲートドライバ800の詳細な構成を示すブロック図であり、図22は、第2のゲートドライバ900の詳細な構成を示すブロック図である。図21に示すように、第1のシフトレジスタ80には、奇数行目のゲートバスラインG1、G3、・・・、Gm−1に対応するようにして、D型フリップフロップ回路82とNAND回路83とNOR回路84とが設けられている。第1のバッファ回路群81には、奇数行目のゲートバスラインG1、G3、・・・、Gm−1に対応するようにして、バッファ回路85が設けられている。同様に、第2のシフトレジスタ90には、偶数行目のゲートバスラインG2、G4、・・・、Gmに対応するようにして、D型フリップフロップ回路92とNAND回路93とNOR回路94とが設けられている。第2のバッファ回路群91には、偶数行目のゲートバスラインG2、G4、・・・、Gmに対応するようにして、バッファ回路95が設けられている。このような構成において、図23に示すように、第1のゲートスタートパルス信号GSP1、第1のゲートクロック信号GCK1、第1のゲートクロック反転信号GCKB1、および第1のパルス幅制御信号PWC1が第1のゲートドライバ800に与えられ、第2のゲートスタートパルス信号GSP2、第2のゲートクロック信号GCK2、第2のゲートクロック反転信号GCKB2、および第2のパルス幅制御信号PWC2が第2のゲートドライバ900に与えられる。これにより、ゲートバスラインGL1〜GLmが1水平走査期間ずつ順次に選択される。
ここで、この液晶表示装置の第1のゲートドライバ800に含まれているバッファ回路85と第2のゲートドライバ900に含まれているバッファ回路95との位置関係について説明する。図24は、この液晶表示装置における第1のバッファ回路群81内のバッファ回路85と第2のバッファ回路群91内のバッファ回路95のレイアウトを示す図である。バッファ回路85とバッファ回路95とは、表示部600を挟んで千鳥状に配置されている。また、ソースバスラインSL1〜SLnの延びる方向に着目した場合、バッファ回路85とバッファ回路95とが重複する領域が存在している。例えば、図24において参照符号H1で示す領域については、表示部600の左側には1行目のゲートバスラインGL1に対応して設けられているバッファ回路85の一部が含まれており、表示部600の右側には2行目のゲートバスラインGL2に対応して設けられているバッファ回路95の一部が含まれている。バッファ回路85とバッファ回路95とをこのように配置することによって、表示部600の一側にのみバッファ回路が設けられている構成と比べて、走査信号線間の距離WPが短くなっている。
なお、表示部600の左右両側にゲートドライバを備える液晶表示装置の構成については、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2004−61670号公報
ところが、図20に示すような表示部600の両側にゲートドライバを備える構成にした場合、2個のゲートドライバをそれぞれ動作させる必要がある。このため、必要とされるクロック信号等の制御信号の数が増大し、回路規模が大きくなる。その結果、機器の額縁等のサイズが大きくなり、小型化が阻害される。
そこで、本発明は、アクティブマトリクス基板を用いる表示装置を小型化することを目的とする。
第1の発明は、表示装置のためのアクティブマトリクス基板であって、
表示すべき画像に基づく映像信号を伝達するための複数の映像信号線と、
前記複数の映像信号線と交差する複数の走査信号線と、
前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差部にそれぞれ対応してマトリクス状に配置された複数の画素形成部を含み前記画像を表示する表示部と、
前記表示部の一側に設けられ前記複数の走査信号線のうちの奇数行目の走査信号線を駆動する第1の走査信号線駆動回路であって、前記第1の走査信号線駆動回路の外部から与えられる複数の第2の次行駆動信号を受け取り、当該複数の第2の次行駆動信号に基づいて、前記奇数行目の走査信号線を駆動するための複数の第1の走査信号と当該駆動された奇数行目の走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための複数の第1の次行駆動信号とを出力する前記第1の走査信号線駆動回路と、
前記表示部の他側に設けられ前記複数の走査信号線のうちの偶数行目の走査信号線を駆動する第2の走査信号線駆動回路であって、前記第2の走査信号線駆動回路の外部から与えられる前記複数の第1の次行駆動信号を受け取り、当該複数の第1の次行駆動信号に基づいて、前記偶数行目の走査信号線を駆動するための複数の第2の走査信号と、当該駆動された偶数行目の走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための前記複数の第2の次行駆動信号とを出力する前記第2の走査信号線駆動回路と
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記第1の走査信号線駆動回路は、
前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線にオン/オフ状態に応じて前記第1の走査信号を出力する第1のスイッチ回路であって、前記奇数行目の走査信号線が駆動されるべき期間を示す第1の駆動信号を受け取り、オン状態の期間中には、前記第1の駆動信号を前記第1の走査信号として出力する前記第1のスイッチ回路と、
前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に対応づけられる前記第2の次行駆動信号に基づいて、対応する走査信号線に対応する第1のスイッチ回路をオン状態にするための第1の双安定回路とを含み、
前記第2の走査信号線駆動回路は、
前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線にオン/オフ状態に応じて前記第2の走査信号を出力する第2のスイッチ回路であって、前記偶数行目の走査信号線が駆動されるべき期間を示す第2の駆動信号を受け取り、オン状態の期間中には、前記第2の駆動信号を前記第2の走査信号として出力する前記第2のスイッチ回路と、
前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に対応づけられる前記第1の次行駆動信号に基づいて、対応する走査信号線に対応する第2のスイッチ回路をオン状態にするための第2の双安定回路とを含むことを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、
前記第1の双安定回路は、対応する走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に対応づけられる前記第2の次行駆動信号に基づいて、対応する走査信号線に対応する前記第1のスイッチ回路をオフ状態にし、
前記第2の双安定回路は、対応する走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に対応づけられる前記第1の次行駆動信号に基づいて、対応する走査信号線に対応する前記第2のスイッチ回路をオフ状態にすることを特徴とする。
第4の発明は、第2または第3の発明において、
前記第1の双安定回路と前記第2の双安定回路とは、セットリセット型のフリップフロップ回路であることを特徴とする。
第5の発明は、第1から第4までのいずれかの発明において、
前記第1の走査信号線駆動回路は、前記第1の次行駆動信号として、前記第1の走査信号を前記第2の走査信号線駆動回路に与え、
前記第2の走査信号線駆動回路は、前記第2の次行駆動信号として、前記第2の走査信号を前記第1の走査信号線駆動回路に与えることを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明において、
前記第1の走査信号線駆動回路は、
前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線にオン/オフ状態に応じて前記第1の走査信号を出力する第3のスイッチ回路であって、前記奇数行目の走査信号線が駆動されるべき期間を示す第1の駆動信号を受け取り、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に対応づけられる前記第2の次行駆動信号に基づいてオン状態となり、オン状態の期間中には、前記第1の駆動信号を前記第1の走査信号として出力する前記第3のスイッチ回路と、
前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に基づいて前記第1の次行駆動信号を出力する第3の双安定回路とを含み、
前記第2の走査信号線駆動回路は、
前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線にオン/オフ状態に応じて前記第2の走査信号を出力する第4のスイッチ回路であって、前記偶数行目の走査信号線が駆動されるべき期間を示す第2の駆動信号を受け取り、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に対応づけられる前記第1の次行駆動信号に基づいてオン状態となり、オン状態の期間中には、前記第2の駆動信号を前記第2の走査信号として出力する前記第4のスイッチ回路と、
前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に基づいて前記第2の次行駆動信号を出力する第4の双安定回路とを含むことを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、
前記第3の双安定回路は、対応する走査信号線の次々行の走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に基づいて、対応する走査信号線の次の行の走査信号線に前記第2の走査信号を出力するための前記第4のスイッチ回路がオフ状態となるように、前記第1の次行駆動信号を出力し、
前記第4の双安定回路は、対応する走査信号線の次々行の走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に基づいて、対応する走査信号線の次の行の走査信号線に前記第1の走査信号を出力するための前記第3のスイッチ回路がオフ状態となるように、前記第2の次行駆動信号を出力することを特徴とする。
第8の発明は、第6または第7の発明において、
前記第3の双安定回路と前記第4の双安定回路とは、セットリセット型のフリップフロップ回路であることを特徴とする。
第9の発明は、第1から第8までのいずれかの発明において、
前記第1の走査信号線駆動回路は、前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ前記第1の走査信号を増幅させる第1のバッファ回路を更に含み、
前記第2の走査信号線駆動回路は、前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ前記第2の走査信号を増幅させる第2のバッファ回路を更に含むことを特徴とする。
第10の発明は、第9の発明において、
前記第1のバッファ回路と前記第2のバッファ回路とは、それぞれのドレイン端子が接続されるように前記複数の走査信号線の延びる方向に並べて配置されたN型MOSトランジスタとP型MOSトランジスタとからなる偶数個のインバータ回路であって、前記複数の映像信号線の延びる方向に直列に接続された前記偶数個のインバータ回路によって構成されていることを特徴とする。
第11の発明は、液晶表示装置であって、
第1から第10までのいずれかの発明に係るアクティブマトリクス基板を備えることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、表示部の一側に第1の走査信号線駆動回路が設けられ、表示部の他側に第2の走査信号線駆動回路が設けられている。第1の走査信号線駆動回路は、奇数行目の走査信号線を駆動するとともに、偶数行目の走査信号線を駆動させるための第1の次行駆動信号を第2の走査信号線駆動回路に与える。第2の走査信号線駆動回路は、偶数行目の走査信号線を駆動するとともに、奇数行目の走査信号線を駆動させるための第2の次行駆動信号を第1の走査信号線駆動回路に与える。これにより、第1の走査信号線駆動回路と第2の走査信号線駆動回路とは、互いに、他方から与えられた次行駆動信号に基づいて走査信号線を駆動することができる。このため、従来、走査信号線駆動回路を駆動するために必要とされていたクロック信号等を、表示制御回路から走査信号線駆動回路に与える必要がなくなる。その結果、回路規模が削減され、装置が小型化される。
上記第2の発明によれば、第1の走査信号線駆動回路には、奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応してフリップフロップ回路とスイッチ回路とが設けられ、第2の走査信号線駆動回路には、偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応してフリップフロップ回路とスイッチ回路とが設けられている。各フリップフロップ回路は、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための走査信号に基づいてスイッチ回路をオン状態にする。一方、スイッチ回路は、各走査信号線を駆動する期間を示す駆動信号を受け取り、オン状態の期間中には、当該駆動信号を走査信号として出力する。これにより、外部から走査信号線駆動回路に制御信号等を与えることなくスイッチ回路をオン状態にすることができ、スイッチ回路がオン状態の期間中には、当該スイッチ回路に与えられる駆動信号に基づいて、対応する走査信号線が駆動される。このため、上記第1の発明と同様、回路規模が削減され、装置が小型化される。
上記第3の発明によれば、各フリップフロップ回路は、対応する走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための走査信号と対応づけられる次行駆動信号に基づいて、スイッチ回路をオフ状態にする。このため、スイッチ回路をオフ状態にするために、外部から走査信号線駆動回路に制御信号等を与える必要がなくなる。
上記第4の発明によれば、第1のフリップフロップ回路と第2のフリップフロップ回路とは、セットリセット型のフリップフロップ回路である。このため、D型フリップフロップ回路よりも簡易な構成で実現することができる。
上記第5の発明によれば、走査信号線を駆動するための走査信号が、それぞれ、対応する走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための次行駆動信号として第1または第2の走査信号線駆動回路に与えられる。このため、走査信号線以外に、第1の走査信号線駆動回路と第2の走査信号線駆動回路とを接続するための信号線を備える必要がない。これにより、回路規模を更に削減することができ、装置をより小型化することが可能となる。
上記第6の発明によれば、第1の走査信号線駆動回路には、奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応してフリップフロップ回路とスイッチ回路とが設けられ、第2の走査信号線駆動回路には、偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応してフリップフロップ回路とスイッチ回路とが設けられている。各フリップフロップ回路は、対応する走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための次行駆動信号を出力する。スイッチ回路は、その次行駆動信号に基づいてオン状態にされる。スイッチ回路は、また、各走査信号線を駆動する期間を示す駆動信号を受け取り、オン状態の期間中には、当該駆動信号を走査信号として出力する。これにより、外部から走査信号線駆動回路に制御信号等を与えることなくスイッチ回路をオン状態にすることができ、スイッチ回路がオン状態の期間中には、当該スイッチ回路に与えられる駆動信号に基づいて、対応する走査信号線が駆動される。このため、上記第1の発明と同様、回路規模が削減され、装置が小型化される。
上記第7の発明によれば、各フリップフロップ回路は、対応する走査信号線の次々行の走査信号線を駆動するための走査信号に基づいて、スイッチ回路をオフ状態にする。このため、スイッチ回路をオフ状態にするために、外部から走査信号線駆動回路に制御信号等を与える必要がなくなる。
上記第8の発明によれば、第3のフリップフロップ回路と第4のフリップフロップ回路とは、セットリセット型のフリップフロップ回路である。このため、D型フリップフロップ回路よりも簡易な構成で実現することができる。
上記第9の発明によれば、第1の走査信号線駆動回路および第2の走査信号線駆動回路には、走査信号の電流を増幅するためのバッファ回路が設けられている。このため、走査信号の駆動能力が高められ、走査信号の遅延の発生が抑制される。これにより、表示上の不具合を引き起こすことなく、装置の小型化が実現される。
上記第10の発明によれば、第1の走査信号線駆動回路および第2の走査信号線駆動回路に含まれるバッファ回路は、映像信号線の延びる方向に直列に接続されたインバータ回路によって構成されている。また、第1の走査信号線駆動回路は表示部の一側に、第2の信号線駆動回路は表示部の他側に設けられている。このため、第1の走査信号線駆動回路に含まれるバッファ回路と第2の走査信号線駆動回路に含まれるバッファ回路とを千鳥状に配置することによって、走査信号線間の距離をより小さくすることができる。また、このアクティブマトリクス基板を備えた表示装置を携帯電話等の電子機器に適用する場合に、無駄な領域を削減しつつ、左右対称となるように表示部を当該電子機器に組み込むことが容易になる。これにより、容易に装置の小型化や狭額縁化が可能となる。
上記第11の発明によれば、アクティブマトリクス型の表示装置が小型化される。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
<1.第1の実施形態>
<1.1 液晶表示装置の全体構成および動作>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。この液晶表示装置は、表示制御回路200とソースドライバ(映像信号線駆動回路)300と第1のゲートドライバ(第1の走査信号線駆動回路)400と第2のゲートドライバ(第2の走査信号線駆動回路)500と表示部600とを備えている。第1のゲートドライバ400と第2のゲートドライバ500とは、図1に示すように、表示部600を挟むようにして設けられている。すなわち、第1のゲートドライバ400は表示部600の左側に設けられ、第2のゲートドライバ500は表示部600の右側に設けられている。なお、ソースドライバ300、第1のゲートドライバ400、第2のゲートドライバ500、および表示部600は、アクティブマトリクス基板100上に設けられている。
表示部600には、互いに交差(直交)する複数(n本)のソースバスライン(映像信号線)SL1〜SLnと複数(m本)のゲートバスライン(走査信号線)GL1〜GLmとが設けられている。ソースバスラインSL1〜SLnはソースドライバ300と接続されている。ゲートバスラインGL1〜GLmについては、第1のゲートドライバ400と第2のゲートドライバ500とに接続されている。また、表示部600には、ソースバスラインSL1〜SLnとゲートバスラインGL1〜GLmとの交差点にそれぞれ対応して設けられた複数個(m×n個)の画素形成部60が含まれている。
表示制御回路200は、画像信号DATと、表示部600に画像を表示するタイミングを制御するためのソーススタートパルス信号SPS、ソースクロック信号SCK、ソースクロック反転信号SCKB、ゲートスタートパルス信号GSP、第1の駆動信号としての第1のパルス幅制御信号PWC1、および第2の駆動信号としての第2のパルス幅制御信号PWC2とを出力する。
ソースドライバ300は、サンプリングパルス生成回路30とサンプリング回路31とを備えている。サンプリングパルス生成回路30は、表示制御回路200から出力されるスタートパルス信号SPSとソースクロック信号SCKとソースクロック反転信号SCKBとを受け取り、サンプリングパルスを出力する。サンプリング回路31は、サンプリングパルス生成回路30から出力されるサンプリングパルスに基づいて画像信号DATをサンプリングし、それを駆動用の映像信号としてソースバスラインSL1〜SLnに出力する。
第1のゲートドライバ400は、第1の走査信号生成回路群40と第1のバッファ回路群41とを備えている。第1の走査信号生成回路群40は、表示制御回路200から出力されるゲートスタートパルス信号GSPと第1のパルス幅制御信号PWC1とを受け取り、更に、第2のゲートドライバ500から出力される第2の次行駆動信号としての第2の走査信号GL2、GL4、・・・、GLmを受け取る。そして、それらの信号に基づいて、奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1を選択するための第1の走査信号GL1、GL3、・・・、GLm−1を出力する。
第2のゲートドライバ500は、第2の走査信号生成回路群50と第2のバッファ回路群51とを備えている。第2の走査信号生成回路群50は、表示制御回路200から出力される第2のパルス幅制御信号PWC2を受け取り、更に、第1のゲートドライバ400から出力される第1の次行駆動信号としての第1の走査信号GL1、GL3、・・・、GLm−1を受け取る。そして、それらの信号に基づいて、偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmを選択するための第2の走査信号GL2、GL4、・・・、GLmを出力する。
以上のように、奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1を選択するための第1の走査信号GL1、GL3、・・・、GLm−1が第1のゲートドライバ400から出力され、偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmを選択するための第2の走査信号GL2、GL4、・・・、GLmが第2のゲートドライバ500から出力される。これにより、各ゲートバスラインGL1〜GLmへのアクティブな走査信号の印加が1垂直走査期間を周期として繰り返される。
<1.2 ゲートドライバ>
<1.2.1 ゲートドライバの全体構成>
次に、本実施形態におけるゲートドライバの構成について説明する。本実施形態においては、上述したように、表示部600の左右両側にゲートドライバが設けられた構成となっている。図2は、本実施形態における要部の詳細な構成を示すブロック図である。図2に示すように、第1の走査信号生成回路群40には、複数個の走査信号生成回路(第1の走査信号生成回路)42が含まれており、第2の走査信号生成回路群50には、複数個の走査信号生成回路(第2の走査信号生成回路)52が含まれている。また、第1のバッファ回路群41には、複数個のバッファ回路(第1のバッファ回路)43が含まれており、第2のバッファ回路群51には、複数個のバッファ回路(第2のバッファ回路)53が含まれている。第1の走査信号生成回路42と第1のバッファ回路43とは、それぞれ奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1に対応して設けられている。第2の走査信号生成回路52と第2のバッファ回路53とは、それぞれ偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmに対応して設けられている。
第1の走査信号生成回路42には、第1のパルス幅制御信号PWC1が与えられ、第2の走査信号生成回路52には、第2のパルス幅制御信号PWC2が与えられる。1行目のゲートバスラインGL1に対応して設けられている第1の走査信号生成回路42には、さらに、ゲートスタートパルス信号GSPが与えられる。このような構成により、奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1については第1の走査信号生成回路群40から走査信号が与えられ、偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmについては第2の走査信号生成回路群50から走査信号が与えられる。
1行目のゲートバスラインGL1に対応する第1の走査信号生成回路42には、セットリセット型のフリップフロップ回路(第1のフリップフロップ回路)FF1とアナログスイッチ(第1のスイッチ回路)SW1とインバータ回路INV1とが含まれている。2行目以降のゲートバスラインGL2〜GLmに対応する第1の走査信号生成回路42および第2の走査信号生成回路52には、セットリセット型のフリップフロップ回路(第1または第2のフリップフロップ回路)FF2〜FFmとアナログスイッチ(第1または第2のスイッチ回路)SW2〜SWmとインバータ回路INV2〜INVm、INVS2〜INVSmとが含まれている。
1行目のゲートバスラインGL1に対応する第1のフリップフロップ回路FF1には、ゲートスタートパルス信号GSPと2行目のゲートバスラインGL2を選択するための第2の走査信号GL2とが与えられる。それらの信号に基づき、第1のフリップフロップ回路FF1は出力信号Q1を出力する。2行目以降のゲートバスラインGL2〜GLmに対応する第1または第2のフリップフロップ回路FF2〜FFmには、それぞれの行の前行のゲートバスラインを選択するための走査信号と、それぞれの行の次行のゲートバスラインを選択するための走査信号とが与えられる。それらの信号に基づき、第1または第2のフリップフロップ回路FF2〜FFmは出力信号Q2〜Qmを出力する。
奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1に対応する第1のスイッチ回路SW1、SW3、・・・、SWm−1は、第1のパルス幅制御信号PWC1と、第1のフリップフロップ回路FF1、FF3、・・・、FFm−1からの出力信号Q1、Q3、・・・、Qm−1とを受け取り、出力信号SRO1、SRO3、・・・、SROm−1を出力する。出力信号SRO1、SRO3、・・・、SROm−1は、インバータ回路INV1、INV3、・・・、INVm−1によって反転し、その反転後の信号が第1のバッファ回路43に与えられる。第1のバッファ回路43は、出力信号SRO1、SRO3、・・・、SROm−1の反転後の信号を受け取り、第1の走査信号GL1、GL3、・・・、GLm−1を出力する。
一方、偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmに対応する第2のスイッチ回路SW2、SW4、・・・、SWmは、第2のパルス幅制御信号PWC2と、第2のフリップフロップ回路FF2、FF4、・・・、FFmからの出力信号Q2、Q4、・・・、Qmとを受け取り、出力信号SRO2、SRO4、・・・、SROmを出力する。出力信号SRO2、SRO4、・・・、SROmは、インバータ回路INV2、INV4、・・・、INVmによって反転し、その反転後の信号が第2のバッファ回路53に与えられる。第2のバッファ回路53は、出力信号SRO2、SRO4、・・・、SROmの反転後の信号を受け取り、第2の走査信号GL2、GL4、・・・、GLmを出力する。
<1.2.2 フリップフロップ回路の構成および動作>
図3は、本実施形態における第1および第2の走査信号生成回路42、52に含まれているセットリセット型のフリップフロップ回路FF1〜FFmの具体的な構成を示す回路図である。各フリップフロップ回路には、3個のP型MOSトランジスタP1、P4、P5と、4個のN型MOSトランジスタN2、N3、N6、N7と、2個のインバータ回路INV01、INV02とが含まれている。
図3に示すように、P型MOSトランジスタP1とN型MOSトランジスタN2とN型MOSトランジスタN3とが直列に接続され、P型MOSトランジスタP4とP型MOSトランジスタP5とN型MOSトランジスタN6とN型MOSトランジスタN7とが直列に接続されている。P型MOSトランジスタP1およびP4のソース端子は電源VCCに接続され、N型MOSトランジスタN3およびN7のソース端子は接地されている。P型MOSトランジスタP1のドレイン端子とN型MOSトランジスタN2のドレイン端子とは接続され、P型MOSトランジスタP5のドレイン端子とN型MOSトランジスタN6のドレイン端子とは接続されている。
また、P型MOSトランジスタP1およびP5、N型MOSトランジスタN2およびN6のドレイン端子は、インバータ回路INV01の入力端子と接続されている。インバータ回路INV01とインバータ回路INV02とは直列に接続されており、それらの接続点はP型MOSトランジスタP5のゲート端子およびN型MOSトランジスタN6のゲート端子と接続されている。
このフリップフロップ回路に入力されるセット信号Sの反転信号は、P型MOSトランジスタP1、N型MOSトランジスタN3およびN7のゲート端子に与えられる。一方、リセット信号Rは、P型MOSトランジスタP4およびN型MOSトランジスタN2のゲート端子に与えられる。また、このフリップフロップ回路の外部には、インバータ回路INV02から出力信号Qが出力される。
上述のような構成において、リセット信号Rの論理レベルがローレベルである時にセット信号Sの反転信号の論理レベルがハイレベルからローレベルに変化すると、P型MOSトランジスタP1はオン状態になる。この時、N型MOSトランジスタN2はオフ状態であるので、インバータ回路INV01の入力端子に与えられる信号の論理レベルはハイレベルとなる。上述のようにインバータ回路INV01とインバータ回路INV02とは直列に接続されているので、この時、インバータ回路INV02から出力される出力信号Qの論理レベルはハイレベルとなる。また、リセット信号Rの論理レベルはローレベルであるのでP型MOSトランジスタP4はオン状態であり、インバータ回路INV01から出力される信号の論理レベルもローレベルであるので、P型MOSトランジスタP5はオン状態になる。従って、リセット信号Rの論理レベルがローレベルで維持されている期間中においては、セット信号Sの反転信号の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化しても、出力信号Qの論理レベルはハイレベルのまま維持される。
セット信号Sの反転信号の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化した後、リセット信号Rの論理レベルがローレベルからハイレベルに変化すると、P型MOSトランジスタP1およびP4はオフ状態になり、N型MOSトランジスタN2およびN3はオン状態になる。これにより、インバータ回路INV01の入力端子に与えられる信号の論理レベルはローレベルとなる。従って、インバータ回路INV02から出力される出力信号Qの論理レベルはローレベルとなる。また、セット信号Sの反転信号の論理レベルはハイレベルであるので、N型MOSトランジスタN7はオン状態であり、インバータ回路INV01から出力される信号の論理レベルもハイレベルであるので、N型MOSトランジスタN6もオン状態になる。従って、セット信号Sの反転信号の論理レベルがハイレベルで維持されている期間中においては、リセット信号Rの論理レベルがハイレベルからローレベルに変化しても、出力信号Qの論理レベルはローレベルのまま維持される。
以上のように、本実施形態においては、リセット信号Rの論理レベルがローレベルになっている期間中にセット信号Sの反転信号の論理レベルをハイレベルからローレベルに変化させることによって、出力信号Qの論理レベルをローレベルからハイレベルに変化させている。一方、セット信号Sの反転信号の論理レベルがハイレベルになっている期間中にリセット信号Rの論理レベルをローレベルからハイレベルに変化させることによって、出力信号Qの論理レベルをハイレベルからローレベルに変化させている。
なお、本実施形態においては、セット信号Sは、ゲートスタートパルス信号GSPまたは各フリップフロップ回路に対応するゲートバスラインの前行のゲートバスラインに与えられる走査信号に相当する。リセット信号Rは、各フリップフロップ回路に対応するゲートバスラインの次行のゲートバスラインに与えられる走査信号に相当する。出力信号Qは、アナログスイッチSW1〜SWmに与えられる出力信号Q1〜Qmに相当する。
<1.2.3 アナログスイッチの構成および動作>
図4は、本実施形態における第1および第2の走査信号生成回路42、52に含まれているアナログスイッチSW1〜SWmの具体的な構成を示す回路図である。各アナログスイッチには、P型MOSトランジスタP11とN型MOSトランジスタN11とからなるCMOSスイッチと、インバータ回路IV11と、P型MOSトランジスタP12とが含まれている。
図4に示すように、N型MOSトランジスタN11のゲート端子とインバータ回路IV11の入力端子とP型MOSトランジスタP12のゲート端子が接続されている。また、P型MOSトランジスタP11のゲート端子とインバータ回路IV11の出力端子とが接続されている。P型MOSトランジスタP12のドレイン端子は電源VCCに接続され、P型MOSトランジスタP12のソース端子はCMOSスイッチの出力端子に接続されている。外部からの入力信号SINはCMOSスイッチの入力端子に与えられ、外部からの制御信号SCTLはN型MOSトランジスタN11のゲート端子に与えられる。外部への出力信号SOUTは、CMOSスイッチの出力端子から出力される。
上述のような構成において、制御信号SCTLの論理レベルがローレベルである時には、P型MOSトランジスタP11のゲート端子とN型MOSトランジスタN11のゲート端子とは共にオフ状態になるので、CMOSスイッチは閉じた状態となる。この時、P型MOSトランジスタP12のゲート端子はオン状態になっている。従って、入力信号SINの論理レベルにかかわらず、出力信号SOUTの論理レベルはハイレベルとなる。
一方、制御信号SCTLの論理レベルがハイレベルである時には、P型MOSトランジスタP11のゲート端子とN型MOSトランジスタN11のゲート端子とは共にオン状態になるので、CMOSスイッチは開いた状態となる。この時、P型MOSトランジスタP12のゲート端子はオフ状態になっている。従って、出力信号SOUTの論理レベルは、入力信号SINの論理レベルと同じになる。
本実施形態においては、入力信号SINは、第1のパルス幅制御信号PWC1または第2のパルス幅制御信号PWC2に相当する。制御信号SCTLは、第1または第2のフリップフロップ回路FF1〜FFmから出力される出力信号Q1〜Qmに相当する。出力信号SOUTは、インバータ回路INV1〜INVmに与えられる信号SRO1〜SROmに相当する。
<1.2.4 バッファ回路>
次に、本実施形態におけるバッファ回路の構成について説明する。図2に示したように、各バッファ回路43、53には、直列に接続された2個のインバータ回路が含まれている。これらのインバータ回路は、入力された信号の論理レベルを反転させつつ、電流を増幅させる。図5は、インバータ回路の構成を示す回路図である。このインバータ回路は、直列に接続されたP型MOSトランジスタP21とN型MOSトランジスタN21とによって構成されている。P型MOSトランジスタP21のドレイン端子とN型MOSトランジスタN21のドレイン端子とが接続されている。また、P型MOSトランジスタP21のソース端子は電源VCCに接続され、N型MOSトランジスタN21のソース端子は接地されている。
上述のような構成において、このインバータ回路に与えられる入力信号INの論理レベルがハイレベルである時には、P型MOSトランジスタP21はオフ状態になり、N型MOSトランジスタN21はオン状態になるので、出力信号OUTの論理レベルはローレベルとなる。一方、入力信号INの論理レベルがローレベルである時には、P型MOSトランジスタP21はオン状態になり、N型MOSトランジスタN21はオフ状態になるので、出力信号OUTの論理レベルはハイレベルとなる。このようにして、インバータ回路によって、入力信号INの論理レベルが反転される。
図6は、本実施形態における第1および第2のバッファ回路43、53のレイアウトを示す図である。図6に示すように、各バッファ回路43、53について、2個のインバータ回路INVk1、INVk2(k=1、2、・・・、m)がソースバスラインSL1〜SLnの延びる方向に直列に接続されている。第1のバッファ回路43と第2のバッファ回路53との位置関係に着目すると、各バッファ回路が表示部600を挟んで千鳥状に配置されている。さらに、ソースバスラインSL1〜SLnの延びる方向に着目した場合、第1のバッファ回路43と第2のバッファ回路53とが重複する領域が存在している。例えば、図6において参照符号H1で示す領域については、表示部600の左側には1行目のゲートバスラインGL1に対応して設けられている第1のバッファ回路43の一部が含まれており、表示部600の右側には2行目のゲートバスラインGL2に対応して設けられている第2のバッファ回路53の一部が含まれている。
<1.3 駆動方法>
次に、図7を参照しつつ、本実施形態における駆動方法について説明する。表示制御回路200から出力されるゲートスタートパルス信号GSPの論理レベルがハイレベルからローレベルに変化すると、第1のフリップフロップ回路FF1のセット端子Sに与えられる信号の論理レベルがハイレベルからローレベルに変化する(時点t1)。これにより、第1のフリップフロップ回路FF1からの出力信号Q1の論理レベルが、ローレベルからハイレベルに変化する。その出力信号Q1の論理レベルは、次に第1のフリップフロップ回路FF1のリセット端子Rに論理レベルがハイレベルの信号が与えられるまで(時点t5まで)、ハイレベルのまま維持される。
上述のとおり、第1のフリップフロップ回路FF1からの出力信号Q1の論理レベルがハイレベルとなっている期間中には、第1のスイッチ回路SW1から出力される信号SRO1の論理レベルは、第1のパルス幅制御信号PWC1の論理レベルと同じになる。従って、時点t1からt5までの期間のうち、パルス幅制御信号PWC1の論理レベルがローレベルになっている期間についてのみ、信号SRO1の論理レベルがローレベルとなる。すなわち、時点t3から時点t4までの期間のみ、信号SRO1の論理レベルがローレベルとなる。その信号SRO1は、図2に示すように、直列に接続された3個のインバータ回路INV1、INV11、およびINV12に与えられる。従って、1行目のゲートバスラインGL1に対応して設けられているバッファ回路43から出力される第1の走査信号GL1の論理レベルは、時点t3から時点t4までの期間のみハイレベルとなる。
第1の走査信号GL1は、2行目のゲートバスラインGL2に対応して設けられている第2の走査信号生成回路52に含まれているインバータ回路INVS2に与えられる。このため、インバータ回路INVS2から出力されるセット信号S1の論理レベルは、第1の走査信号GL1の論理レベルとは反転したものとなる。従って、時点t3になると、第2のフリップフロップ回路FF2のセット端子Sに与えられるセット信号S1の論理レベルがハイレベルからローレベルに変化する。これにより、第2のフリップフロップ回路FF2からの出力信号Q2の論理レベルが、ローレベルからハイレベルに変化する。このように、第1の走査信号GL1は、1行目の走査信号線GL1を選択する機能に加え、2行目のゲートバスラインGL2に対応して設けられている第2の走査信号生成回路52内の第2のフリップフロップ回路FF2をセットする機能をも有している。
出力信号Q2の論理レベルがハイレベルとなっている状態は、次に第2のフリップフロップ回路FF2のリセット端子Rに論理レベルがハイレベルの信号が与えられるまで(時点t7まで)維持される。また、第2のフリップフロップ回路FF2からの出力信号Q2の論理レベルがハイレベルとなっている期間中には、第2のスイッチ回路SW2から出力される信号SRO2の論理レベルは第2のパルス幅制御信号PWC2の論理レベルと同じになる。従って、時点t3からt7までの期間のうち、パルス幅制御信号PWC2の論理レベルがローレベルになっている期間についてのみ、信号SRO2の論理レベルがローレベルとなる。すなわち、時点t5から時点t6までの期間のみ、信号SRO2の論理レベルがローレベルとなる。これにより、2行目のゲートバスラインGL2に対応して設けられている第2のバッファ回路53から出力される第2の走査信号GL2の論理レベルは、時点t5から時点t6までの期間のみハイレベルとなる。
第2の走査信号GL2は、3行目のゲートバスラインGL3に対応して設けられている第1の走査信号生成回路42に含まれているインバータ回路INVS3に与えられるとともに、1行目のゲートバスラインGL1に対応して設けられている第1の走査信号生成回路42に含まれている第1のフリップフロップ回路FF1のリセット端子Rにも与えられる。このため、第2の走査信号GL2の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化する時点t5に、第1のフリップフロップ回路FF1のリセット端子Rに与えられる信号の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化する。その結果、論理レベルがハイレベルとなっている状態が時点t1から継続していた信号Q1の論理レベルが、時点t5にローレベルとなる。このように、第2の走査信号GL2は、2行目のゲートバスラインGL2を選択する機能に加え、1行目のゲートバスラインGL1に対応して設けられている第1の走査信号生成回路42内の第1のフリップフロップ回路FF1をリセットする機能をも有している。さらに、第2の走査信号GL2は、上述した第1の走査信号GL1と同様、次の行のゲートバスライン(すなわち3行目のゲートバスラインGL3)に対応して設けられている第1の走査信号生成回路42内の第1のフリップフロップ回路FF3をセットする機能をも有している。
3行目以降のゲートバスラインに与えられる走査信号についても、第2の走査信号GL2と同様に、ゲートバスラインを選択するとともに、前の行のゲートバスラインに対応して設けられている走査信号生成回路内のフリップフロップ回路をリセットし、次の行のゲートバスラインに対応して設けられている走査信号生成回路内のフリップフロップ回路をセットする。その結果、図7に示すように、従来と同様に所定の期間ずつゲートバスラインGL1〜GLmが1行ずつ順次に選択される。
<1.4 効果>
以上のように、本実施形態によると、表示部600の一側に奇数行目のゲートバスラインを選択するための第1のゲートドライバ400が設けられ、表示部600の他側に偶数行目のゲートバスラインを選択するための第2のゲートドライバ500が設けられている。第1のゲートドライバ400内には、奇数行目のゲートバスラインに対応するようにして第1の走査信号生成回路42と第1のバッファ回路43とが設けられ、第2のゲートドライバ500内には、偶数行目のゲートバスラインに対応するようにして第2の走査信号生成回路52と第2のバッファ回路53とが設けられている。各走査信号生成回路42、52には、表示制御回路200から送られる第1または第2のパルス幅制御信号PWC1またはPWC2と、前行のゲートバスラインを選択するための走査信号と、次行のゲートバスラインを選択するための走査信号とが与えられ、それらの信号に基づいて走査信号が生成される。このため、ゲートドライバ内のシフトレジスタを動作させるために従来必要とされていたクロック信号等が不要となる。これにより、ゲートドライバを動作させるためのクロック信号等の制御信号を削減しつつ、表示部600の両側に設けられたゲートドライバ(第1のゲートドライバ400および第2のゲートドライバ500)を従来と同様に動作させることができる。その結果、回路規模が削減され、装置が従来よりも小型化される。
また、表示部600の両側に設けられているゲートドライバ400、500内のバッファ回路43、53は、ソースバスラインSL1〜SLnの延びる方向に直列に接続された2個のインバータ回路によって構成されている。このため、この表示装置を携帯電話等の電子機器に適用する場合に、無駄な領域を削減しつつ、左右対称となるように表示部600を当該電子機器に組み込むことが容易になる。さらに、表示部600の一側に設けられた第1のバッファ回路43と他側に設けられた第2のバッファ回路53とは、ソースバスラインSL1〜SLnの延びる方向に着目した場合に、互いに重複した領域が生ずるように千鳥配置されている。このため、走査信号線間の距離WPをより小さくすることができ、より装置の小型化や狭額縁化が可能となる。
さらにまた、走査信号生成回路42、52に含まれているフリップフロップ回路FF1〜FFmは、セットリセット型のフリップフロップ回路である。このため、D型フリップフロップ回路よりも簡易な構成で実現することができる。
<2.第2の実施形態>
<2.1 液晶表示装置の全体構成および動作>
図8は、本発明の第2の実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。この液晶表示装置は、上記第1の実施形態と同様、表示制御回路200とソースドライバ(映像信号線駆動回路)300と第1のゲートドライバ(第1の走査信号線駆動回路)400と第2のゲートドライバ(第2の走査信号線駆動回路)500と表示部600とを備えている。第1の実施形態とは異なり、各ゲートバスラインGL1〜GLmに対応するようにして、第1の走査信号生成回路群40と第2の走査信号生成回路群50とを接続するための配線が設けられている。
第1の走査信号生成回路群40は、表示制御回路200から出力されるゲートスタートパルス信号GSP、第1のパルス幅制御信号PWC1に加え、第2のゲートドライバ500からの出力信号Q2、Q4、・・・、Qmを受け取る。そして、それらの信号に基づいて、奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1を選択するための第1の走査信号GL1、GL3、・・・、GLm−1と、第2の走査信号生成回路群50を動作させるための出力信号Q1、Q3、・・・、Qm−1とを出力する。
第2の走査信号生成回路群50は、表示制御回路200から出力される第2のパルス幅制御信号PWC2に加え、第1のゲートドライバ400からの出力信号Q1、Q3、・・・、Qm−1を受け取る。そして、それらの信号に基づいて、偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmを選択するための第2の走査信号GL2、GL4、・・・、GLmと、第1の走査信号生成回路群40を動作させるための出力信号Q2、Q4、・・・、Qmとを出力する。
第1の走査信号生成回路群40および第2の走査信号生成回路群50以外の構成要素の動作については、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
<2.2 ゲートドライバ>
次に、本実施形態におけるゲートドライバの構成について説明する。図9は、本実施形態における要部の詳細な構成を示すブロック図である。図9に示すように、第1の走査信号生成回路群40には、複数個の走査信号生成回路(第1の走査信号生成回路)44が含まれており、第2の走査信号生成回路群50には、複数個の走査信号生成回路(第2の走査信号生成回路)54が含まれている。第1の走査信号生成回路44は、それぞれ奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1に対応して設けられており、第2の走査信号生成回路54は、それぞれ偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmに対応して設けられている。
第1の走査信号生成回路44には、アナログスイッチ(第3のスイッチ回路)441とN型MOSトランジスタ442とセットリセット型のフリップフロップ回路(第3のフリップフロップ回路)443とインバータ回路444とが含まれている。同様に、第2の走査信号生成回路54には、アナログスイッチ(第4のスイッチ回路)541とN型MOSトランジスタ542とセットリセット型のフリップフロップ回路(第4のフリップフロップ回路)543とインバータ回路544とが含まれている。
1行目のゲートバスラインGL1に対応する第3のスイッチ回路441には、ゲートスタートパルス信号GSPと第1のパルス幅制御信号PWC1とが与えられる。また、1行目のゲートバスラインGL1に対応するN型MOSトランジスタ442のゲート端子には、ゲートスタートパルス信号GSPが与えられる。これにより、第3のスイッチ回路441からの出力信号は、N型MOSトランジスタ442のオン/オフ状態によって制御される。その第3のスイッチ回路441からの出力信号は、インバータ回路444によって反転し、その反転後の信号の電流がバッファ回路で増幅され、第1の走査信号GL1として出力される。
3行目以降の奇数行目のゲートバスラインGL3、・・・、GLm−1に対応する第3のスイッチ回路441には、それぞれの行の前行のゲートバスラインに対応して設けられている第2の走査信号生成回路54内の第4のフリップフロップ回路543からの出力信号Q2、Q4、・・・、Qmと第1のパルス幅制御信号PWC1とが与えられる。また、3行目以降の奇数行目のゲートバスラインGL3、・・・、GLm−1に対応するN型MOSトランジスタ442のゲート端子には、上記出力信号Q2、Q4、・・・、Qmがそれぞれ与えられる。これにより、第3のスイッチ回路441からの出力信号は、N型MOSトランジスタ442のオン/オフ状態によって制御される。その第3のスイッチ回路441からの出力信号は、インバータ回路444によって反転し、その反転後の信号の電流がバッファ回路で増幅され、第1の走査信号GL3、・・・、GLm−1として出力される。
奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1に対応する第3のフリップフロップ回路443は、第3のスイッチ回路441からの出力信号によってセットされ、それぞれの行の次々行のゲートバスラインを選択するための走査信号によってリセットされる。そして、第3のフリップフロップ回路443からは、出力信号Q1、Q3、・・・、Qm−1が出力される。
一方、偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmに対応する第4のスイッチ回路541には、それぞれの行の前行のゲートバスラインに対応して設けられている第1の走査信号生成回路44内の第3のフリップフロップ回路443からの出力信号Q1、Q3、・・・、Qm−1と第2のパルス幅制御信号PWC2とが与えられる。また、N型MOSトランジスタ542のゲート端子には、上記出力信号Q1、Q3、・・・、Qm−1が与えられる。これにより、第4のスイッチ回路541からの出力信号は、N型MOSトランジスタ542のオン/オフ状態によって制御される。その第4のスイッチ回路541からの出力信号は、インバータ回路544によって反転し、その反転後の信号の電流がバッファ回路で増幅され、第2の走査信号GL2、GL4、・・・、GLとして出力される。
偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmに対応する第4のフリップフロップ回路543は、第4のスイッチ回路541からの出力信号によってセットされ、それぞれの行の次々行のゲートバスラインを選択するための走査信号によってリセットされる。そして、第4のフリップフロップ回路543からは、出力信号Q2、Q4、・・・、Qmが出力される。
なお、第1および第2のバッファ回路群41、51に含まれているバッファ回路のレイアウトについては、上記第1の実施形態と同様である。すなわち、図6に示すように、各バッファ回路について、2個のインバータ回路が映像信号線SL1〜SLnの延びる方向に直列に接続されている。また、表示部600を挟んで、各バッファ回路が千鳥状に配置されている。
<2.3 駆動方法>
次に図10を参照しつつ、本実施形態における駆動方法について説明する。まず、1行目のゲートバスラインGL1に対応する第1の走査信号生成回路44に着目する。表示制御回路200から出力されるゲートスタートパルス信号GSPの論理レベルがローレベルからハイレベルに変化すると、N型MOSトランジスタ442はオフ状態になる(時点t1)。この状態は時点t5まで継続するが、この期間中には、第3のスイッチ回路441からの出力信号の論理レベルは第1のパルス幅制御信号PWC1の論理レベルと同じになる。従って、時点t2になると、第3のスイッチ回路441からの出力信号の論理レベルはハイレベルからローレベルに変化する。これにより、第3のフリップフロップ回路443はセットされ、出力信号Q1の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化する。また、時点t2から時点t3までの期間中、第1のパルス幅制御信号PWC1の論理レベルがローレベルの状態が継続する。これにより、時点t2から時点t3の期間中、第1の走査信号GL1の論理レベルはハイレベルとなる。
次に、2行目のゲートバスラインGL2に対応する第2の走査信号生成回路54に着目する。上記出力信号Q1の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化すると、N型MOSトランジスタ542はオフ状態になる(時点t2)。この状態は時点t7まで継続するが、この期間中には、第4のスイッチ回路541からの出力信号の論理レベルは第2のパルス幅制御信号PWC2の論理レベルと同じになる。従って、時点t4になると、第4のスイッチ回路541からの出力信号の論理レベルはハイレベルからローレベルに変化する。これにより、第4のフリップフロップ回路543はセットされ、出力信号Q2の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化する。また、時点t4から時点t6までの期間中、第2のパルス幅制御信号PWC2の論理レベルがローレベルの状態が継続する。これにより、時点t4から時点t6の期間中、第2の走査信号GL2の論理レベルはハイレベルとなる。
次に、3行目のゲートバスラインGL3に対応する第1の走査信号生成回路44に着目する。上記出力信号Q2の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化すると、N型MOSトランジスタ442はオフ状態になる(時点t4)。この状態は時点t8まで継続するが、この期間中には、第3のスイッチ回路441からの出力信号の論理レベルは第1のパルス幅制御信号PWC1の論理レベルと同じになる。従って、時点t7になると、第3のスイッチ回路441からの出力信号の論理レベルはハイレベルからローレベルに変化する。これにより、第3のフリップフロップ回路443はセットされ、出力信号Q3の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化する。また、時点t7には、第1の走査信号GL3の論理レベルがローレベルからハイレベルに変化する。第1の走査信号GL3は、図9に示すように、1行目のゲートバスラインGL1に対応する第1の走査信号生成回路44内に設けられている第3のフリップフロップ回路443のリセット端子にも与えられる。従って、時点t7になると、1行目のゲートバスラインGL1に対応する第1の走査信号生成回路44内に設けられている第3のフリップフロップ回路443がリセットされ、出力信号Q1の論理レベルがハイレベルからローレベルに変化する。
以上のようにして、各ゲートバスラインGL1〜GLmに対応して設けられている第1および第2の走査信号生成回路44、54において、パルス幅制御信号(第1のパルス幅制御信号PWC1、第2のパルス幅制御信号PWC2)と、それぞれの前行のゲートバスラインに対応して設けられている第1の走査信号生成回路44内の第3のフリップフロップ回路443または第2の走査信号生成回路54内の第4のフリップフロップ回路543からの出力信号とに基づいて、第1または第2の走査信号GL1〜GLmと出力信号Q1〜Qmとが生成される。また、各ゲートバスラインGL1〜GLmに対応して設けられている第3または第4のフリップフロップ回路443、543は、それぞれ行の次々行のゲートバスラインを選択する走査信号によってリセットされる。このようにして、図10に示すように、従来と同様に所定の期間ずつゲートバスラインGL1〜GLmが1行ずつ順次に選択される。
<2.4 効果>
以上のように、本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、表示部600の一側に奇数行目のゲートバスラインGL1、GL3、・・・、GLm−1を選択するための第1のゲートドライバ400が設けられ、表示部600の他側に偶数行目のゲートバスラインGL2、GL4、・・・、GLmを選択するための第2のゲートドライバ500が設けられている。第1および第2のゲートドライバ400、500内の各走査信号生成回路44、54には、表示制御回路200から送られる第1または第2のパルス幅制御信号PWC1またはPWC2と、前行の走査信号生成回路内のフリップフロップ回路からの出力信号と、次々行の走査信号とが与えられる。そして、それらの信号に基づいて、各走査信号生成回路において第1または第2の走査信号GL1〜GLmが生成される。
このように、本実施形態においても、ゲートドライバ内のシフトレジスタを動作させるために従来必要とされていたクロック信号等が不要となる。これにより、ゲートドライバを動作させるためのクロック信号等の制御信号を削減しつつ、表示部600の両側に設けられたゲートドライバ(第1のゲートドライバ400および第2のゲートドライバ500)を動作させることができる。その結果、回路規模が削減され、装置の小型化が可能となる。
なお、本実施形態においては、第1のゲートドライバ400からの出力信号を第2のゲートドライバ500に与えるために、あるいは、第2のゲートドライバ500からの出力信号を第1のゲートドライバ400に与えるために、ゲートバスラインGL1〜GLmとは異なる信号線が用いられている。これについては、専用線を備えてもよいし、表示上の不具合等が生じないのであれば既存の信号線を用いてもよい。
また、上記第1の実施形態と同様に、表示部600の両側に設けられているゲートドライバ内のバッファ回路をソースバスラインSL1〜SLnの延びる方向に直列に接続された2個のインバータ回路によって構成することによって、走査信号線間の距離をより小さくすることができ、より装置の小型化や狭額縁化が可能となる。
<3.変形例>
次に変形例について説明する。図11は、変形例に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成図を示すブロック図である。上記各実施形態とは異なり、第1のゲートドライバ400および第2のゲートドライバ500には、バッファ回路が設けられていない。また、上記各実施形態と比べると、第1のゲートドライバ400および第2のゲートドライバ500を動作させるために表示制御回路200から出力される制御信号の数が多くなっている。
図12は、この液晶表示装置の要部の詳細な構成を示すブロック図である。本変形例においては、第1の走査信号生成回路45には、レベルシフタ451とセットリセット型のフリップフロップ回路452とインバータ回路453とが設けられている。同様に、第2の走査信号生成回路55には、レベルシフタ551とセットリセット型のフリップフロップ回路552とインバータ回路553とが設けられている。なお、本変形例においては、各走査信号生成回路45、55内のレベルシフタ451、551によって、表示制御回路200から第1または第2のゲートドライバ400、500に与えられる駆動電圧が高められている。
各走査信号生成回路45、55では、第1または第2のパルス幅制御信号PWC1、PWC2と、第1または第2のパルス制御反転信号PWCB1、PWCB2と、前行のゲートバスラインに対応する走査信号生成回路内のフリップフロップ回路からの出力信号とに基づいて、第1または第2の走査信号GL1〜GLmが生成される。また、各走査信号生成回路45、55内のフリップフロップ回路452、552は、次々行のゲートバスラインを選択するための走査信号によってリセットされる。なお、ゲートスタートパルス信号GSPについては、1行目のゲートバスラインGL1に対応する走査信号生成回路45に直接与えられるのではなく、レベルシフタLSを介して走査信号生成回路45に与えられる。
以上のような構成において、図13に示すように、第1のゲートドライバ400には、ゲートスタートパルス信号GSPと第1のパルス幅制御信号PWC1と第1のパルス幅制御反転信号PWCB1とが与えられ、第2のゲートドライバ500には、第2のパルス幅制御信号PWC1と第2のパルス幅制御反転信号PWCB2とが与えられる。これにより、上記各実施形態と同様、各ゲートバスラインGL1〜GLmが1水平走査期間ずつ順次に選択される。このように、本変形例によっても、回路規模が削減され、装置が小型化される。
<4.その他>
上記各実施形態においては、アクティブマトリクス型液晶表示装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、アクティブマトリクス型の有機EL表示装置にも適用することができる。
また、本発明は、ドライバモノリシック型の表示装置にもそれ以外の表示装置にも適用することができるが、ドライバモノリシック型の表示装置に好適である。
本発明の第1の実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態における要部の詳細な構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態におけるフリップフロップ回路の構成を示す回路図である。 上記第1の実施形態におけるアナログスイッチの構成を示す回路図である。 上記第1の実施形態におけるインバータ回路の構成を示す回路図である。 上記第1の実施形態におけるバッファ回路のレイアウトを示す図である。 上記第1の実施形態における信号波形図である。 本発明の第2の実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 上記第2の実施形態における要部の詳細な構成を示すブロック図である。 上記第2の実施形態における信号波形図である。 変形例に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 上記変形例における要部の詳細な構成を示すブロック図である。 上記変形例における信号波形図である。 従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 従来例におけるゲートドライバの詳細な構成を示すブロック図である。 従来例における信号波形図である。 従来例におけるバッファ回路のレイアウトを示す図である。 従来例の別の例におけるバッファ回路のレイアウトを示す図である。 従来例において、液晶表示装置を携帯電話等の電子機器に適用した場合について説明するための図である。 従来例において、ゲートドライバが表示部の左右両側にある場合の全体構成を示すブロック図である。 従来例において、ゲートドライバが表示部の左右両側にある場合の一側のゲートドライバの詳細な構成を示すブロック図である。 従来例において、ゲートドライバが表示部の左右両側にある場合の他側のゲートドライバの詳細な構成を示すブロック図である。 従来例において、ゲートドライバが表示部の左右両側にある場合の信号波形図である。 従来例において、ゲートドライバが表示部の左右両側にある場合のバッファ回路のレイアウトを示す図である。
符号の説明
40…第1の走査信号生成回路群
41…第1のバッファ回路群
42…第1の走査信号生成回路
43…バッファ回路
50…第2の走査信号生成回路群
51…第2のバッファ回路群
52…第2の走査信号生成回路
53…バッファ回路
100…アクティブマトリクス基板
200…表示制御回路
400…第1のゲートドライバ
500…第2のゲートドライバ
600…表示部
FF1〜FFm…セットリセット型フリップフロップ回路
GL1〜GLm…ゲートバスライン(走査信号線)
SL1〜SLn…ソースバスライン(映像信号線)
SW1〜SWm…アナログスイッチ
INV1〜INVm…インバータ回路
INV11〜INVm1…インバータ回路
INV12〜INVm2…インバータ回路

Claims (11)

  1. 表示装置のためのアクティブマトリクス基板であって、
    表示すべき画像に基づく映像信号を伝達するための複数の映像信号線と、
    前記複数の映像信号線と交差する複数の走査信号線と、
    前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差部にそれぞれ対応してマトリクス状に配置された複数の画素形成部を含み前記画像を表示する表示部と、
    前記表示部の一側に設けられ前記複数の走査信号線のうちの奇数行目の走査信号線を駆動する第1の走査信号線駆動回路であって、前記第1の走査信号線駆動回路の外部から与えられる複数の第2の次行駆動信号を受け取り、当該複数の第2の次行駆動信号に基づいて、前記奇数行目の走査信号線を駆動するための複数の第1の走査信号と当該駆動された奇数行目の走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための複数の第1の次行駆動信号とを出力する前記第1の走査信号線駆動回路と、
    前記表示部の他側に設けられ前記複数の走査信号線のうちの偶数行目の走査信号線を駆動する第2の走査信号線駆動回路であって、前記第2の走査信号線駆動回路の外部から与えられる前記複数の第1の次行駆動信号を受け取り、当該複数の第1の次行駆動信号に基づいて、前記偶数行目の走査信号線を駆動するための複数の第2の走査信号と、当該駆動された偶数行目の走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための前記複数の第2の次行駆動信号とを出力する前記第2の走査信号線駆動回路と
    を備えることを特徴とする、アクティブマトリクス基板。
  2. 前記第1の走査信号線駆動回路は、
    前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線にオン/オフ状態に応じて前記第1の走査信号を出力する第1のスイッチ回路であって、前記奇数行目の走査信号線が駆動されるべき期間を示す第1の駆動信号を受け取り、オン状態の期間中には、前記第1の駆動信号を前記第1の走査信号として出力する前記第1のスイッチ回路と、
    前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に対応づけられる前記第2の次行駆動信号に基づいて、対応する走査信号線に対応する第1のスイッチ回路をオン状態にするための第1の双安定回路とを含み、
    前記第2の走査信号線駆動回路は、
    前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線にオン/オフ状態に応じて前記第2の走査信号を出力する第2のスイッチ回路であって、前記偶数行目の走査信号線が駆動されるべき期間を示す第2の駆動信号を受け取り、オン状態の期間中には、前記第2の駆動信号を前記第2の走査信号として出力する前記第2のスイッチ回路と、
    前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に対応づけられる前記第1の次行駆動信号に基づいて、対応する走査信号線に対応する第2のスイッチ回路をオン状態にするための第2の双安定回路とを含むことを特徴とする、請求項1に記載のアクティブマトリクス基板。
  3. 前記第1の双安定回路は、対応する走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に対応づけられる前記第2の次行駆動信号に基づいて、対応する走査信号線に対応する前記第1のスイッチ回路をオフ状態にし、
    前記第2の双安定回路は、対応する走査信号線の次の行の走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に対応づけられる前記第1の次行駆動信号に基づいて、対応する走査信号線に対応する前記第2のスイッチ回路をオフ状態にすることを特徴とする、請求項2に記載のアクティブマトリクス基板。
  4. 前記第1の双安定回路と前記第2の双安定回路とは、セットリセット型のフリップフロップ回路であることを特徴とする、請求項2または3に記載のアクティブマトリクス基板。
  5. 前記第1の走査信号線駆動回路は、前記第1の次行駆動信号として、前記第1の走査信号を前記第2の走査信号線駆動回路に与え、
    前記第2の走査信号線駆動回路は、前記第2の次行駆動信号として、前記第2の走査信号を前記第1の走査信号線駆動回路に与えることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  6. 前記第1の走査信号線駆動回路は、
    前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線にオン/オフ状態に応じて前記第1の走査信号を出力する第3のスイッチ回路であって、前記奇数行目の走査信号線が駆動されるべき期間を示す第1の駆動信号を受け取り、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に対応づけられる前記第2の次行駆動信号に基づいてオン状態となり、オン状態の期間中には、前記第1の駆動信号を前記第1の走査信号として出力する前記第3のスイッチ回路と、
    前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に基づいて前記第1の次行駆動信号を出力する第3の双安定回路とを含み、
    前記第2の走査信号線駆動回路は、
    前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線にオン/オフ状態に応じて前記第2の走査信号を出力する第4のスイッチ回路であって、前記偶数行目の走査信号線が駆動されるべき期間を示す第2の駆動信号を受け取り、対応する走査信号線の前の行の走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に対応づけられる前記第1の次行駆動信号に基づいてオン状態となり、オン状態の期間中には、前記第2の駆動信号を前記第2の走査信号として出力する前記第4のスイッチ回路と、
    前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ、対応する走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に基づいて前記第2の次行駆動信号を出力する第4の双安定回路とを含むことを特徴とする、請求項1に記載のアクティブマトリクス基板。
  7. 前記第3の双安定回路は、対応する走査信号線の次々行の走査信号線を駆動するための前記第1の走査信号に基づいて、対応する走査信号線の次の行の走査信号線に前記第2の走査信号を出力するための前記第4のスイッチ回路がオフ状態となるように、前記第1の次行駆動信号を出力し、
    前記第4の双安定回路は、対応する走査信号線の次々行の走査信号線を駆動するための前記第2の走査信号に基づいて、対応する走査信号線の次の行の走査信号線に前記第1の走査信号を出力するための前記第3のスイッチ回路がオフ状態となるように、前記第2の次行駆動信号を出力することを特徴とする、請求項6に記載のアクティブマトリクス基板。
  8. 前記第3の双安定回路と前記第4の双安定回路とは、セットリセット型のフリップフロップ回路であることを特徴とする、請求項6または7に記載のアクティブマトリクス基板。
  9. 前記第1の走査信号線駆動回路は、前記奇数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ前記第1の走査信号を増幅させる第1のバッファ回路を更に含み、
    前記第2の走査信号線駆動回路は、前記偶数行目の走査信号線のそれぞれに対応して設けられ前記第2の走査信号を増幅させる第2のバッファ回路を更に含むことを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  10. 前記第1のバッファ回路と前記第2のバッファ回路とは、それぞれのドレイン端子が接続されるように前記複数の走査信号線の延びる方向に並べて配置されたN型MOSトランジスタとP型MOSトランジスタとからなる偶数個のインバータ回路であって、前記複数の映像信号線の延びる方向に直列に接続された前記偶数個のインバータ回路によって構成されていることを特徴とする、請求項9に記載のアクティブマトリクス基板。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板を備えることを特徴とする表示装置。
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