JPH08130461A - 論理回路の駆動方法及び画像表示装置 - Google Patents

論理回路の駆動方法及び画像表示装置

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JPH08130461A
JPH08130461A JP6269967A JP26996794A JPH08130461A JP H08130461 A JPH08130461 A JP H08130461A JP 6269967 A JP6269967 A JP 6269967A JP 26996794 A JP26996794 A JP 26996794A JP H08130461 A JPH08130461 A JP H08130461A
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logic circuit
transistor
potential
driving
potential side
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JP6269967A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yoneda
裕 米田
Yasushi Kubota
靖 久保田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 論理回路の駆動方法において、オフ状態にあ
るトランジスタの貫通電流を低く抑えることができ、こ
れにより消費電力を低減するとともに、その出力振幅を
確保する。 【構成】 CMOS構成の論理回路を構成するn−ch
トランジスタをオフさせる電位VinLが、低電位側電源
EEより低い波形の入力信号10を用いて、該論理回路
を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路の駆動方法及
び画像表示装置に関し、特に絶縁基板上に形成された論
理回路の駆動法、及びその論理回路を用いた画像表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】絶縁基板上に形成された論理回路により
構成されたシステムの例として、ガラス基板上に形成さ
れた画像表示装置について説明する。
【0003】従来の画像表示装置の一つとして、アクテ
ィブマトリクス駆動方式のものが知られている。
【0004】図8はこの画像表示装置の構成を示すブロ
ック図である。図において、1はアクティブマトリクス
駆動方式の画像表示装置で、マトリクス状に配列された
複数の画素CELLを有する画素アレイ2と、画素の行
毎に設けられた複数の走査信号線GLを駆動する走査信
号線駆動回路(ゲートドライバ)GDと、画素の列毎に
設けられた複数のデータ信号線SLを駆動するデータ信
号線駆動回路(ソースドライバ)SDとから構成されて
いる。
【0005】上記画素アレイ2では、多数の走査信号線
GLと多数のデータ信号線SLとが交差するよう配置さ
れており、隣接する2つの走査信号線GLと、隣接する
2つのデータ信号線SLとで包囲された部分に画素CE
LLが配置されている。
【0006】データ信号線駆動回路SDは、タイミング
信号TIMに同期して、入力された映像信号DATAを
サンプリングし、必要に応じてこれを増幅し、各データ
信号線SLに書き込む働きをする。
【0007】走査信号線駆動回路GDは、タイミング信
号TIMに同期して、走査信号線GLを順次選択し、画
素CELL内にあるスイッチング素子の開閉を制御する
ことにより、各データ信号線SLに書き込まれた映像信
号(データ)を各画素CELLに書き込むとともに、各
画素CELLに書き込まれたデータを保持させる働きを
する。
【0008】図8に示す各画素CELLは、例えば液晶
表示装置では、図9に示すように、トランジスタからな
るスイッチング素子SWと、液晶容量CIおよび補助容
量Csよりなる画素容量によって構成される。この補助
容量Csは必要によって付加されるものである。
【0009】ここで、スイッチング素子であるトランジ
スタSWのドレインはデータ信号線SLに、そのソース
は画素容量の一方の電極に接続され、トランジスタSW
のゲートは走査信号線GLに接続されている。また画素
容量の他方の電極は全画素に共通の共通電極線に接続さ
れている。そして、各液晶容量CIに印加された電圧に
より、液晶の透過率または反射率が変調され、液晶表示
が行われる。
【0010】ところで、従来からのアクティブマトリク
ス型液晶表示装置では、画素トランジスタSWの基板材
料として、透明基板上に形成された非晶質シリコン薄膜
が用いられており、走査信号線駆動回路GDやデータ信
号線駆動回路SDは、該非晶質シリコン膜上ではなく、
それぞれ外付けICにより構成されている。
【0011】これに対して、近年、大画面化に伴う画素
トランジスタの駆動力向上や、駆動ICの実装コストの
低減等の要求から、多結晶シリコン薄膜上にモノリシッ
クに画素アレイと駆動回路とを形成する技術が報告され
ている。しかし、多結晶シリコン薄膜トランジスタで
は、単結晶シリコン基板上のトランジスタに比べて、キ
ャリアの移動度が約1桁小さいため、その駆動力は大き
く劣っている。このような特性の低いトランジスタ群で
駆動回路を構成すると、充分な書き込みができなくなる
恐れがある。以下、この点について、もう少し詳しく述
べる。
【0012】データ信号線の駆動方式としては、点順次
駆動方式と線順次駆動方式とがある。
【0013】点順次駆動方式では、図10に示すよう
に、映像入力信号線SIGに入力された映像信号を、シ
フト・レジスタSRの各段の出力パルスに同期させてサ
ンプリング・スイッチASを開閉することにより、デー
タ信号線SLに書き込む。ここで、SMPはサンプリン
グ回路であり、シフト・レジスタSRからの信号を増幅
するとともに、必要に応じて反転信号を生成するもので
ある。
【0014】この方式では、映像信号をデータ信号線S
Lに書き込む時間が、有効水平走査期間(水平走査期間
の約80%)のデータ線本数分の1しかないため、大画
面化に伴いデータ信号線の時定数(容量と抵抗の積)が
大きくなると、充分な書き込みができなくなり、表示品
位を損なう恐れがある。特に、前述のように駆動能力の
小さいトランジスタでサンプリング・スイッチASを構
成した場合には、上記時定数増大の影響が大きなものと
なる。
【0015】そこで、サンプリング・スイッチASを構
成するトランジスタのチャネル幅を大きくすることによ
って、書き込み能力を確保するようにしている。
【0016】これに対し、線順次駆動方式では、図11
に示すように、一旦、映像信号をWサンプリング容量C
saに蓄え、これを次の水平走査期間において、バッフ
ァ(オペアンプ)AMPを介してデータ信号線SLに出
力する。一般にサンプリング容量Csaはデータ信号線
SLの容量よりも小さいので、映像入力信号線SIGか
らの書き込みは短時間でよく、また、負荷の大きいデー
タ信号線への書き込みには水平走査期間があてられるの
で、データ信号線SLへの書き込みを充分に行うことが
でき、点順次駆動方式のような問題は少ない。
【0017】しかし、サンプリン容量Csaに保持され
た電荷の、サンプリング・スイッチAS1及びAS2で
のリーク電流による時間的な減少や、バッファAMPへ
の転送時における容量分割による電荷の減少の影響を抑
えるために、サンプリング容量Csaを増加させると、
点順次駆動方式の場合と同様な書き込み不足が生じる可
能性がある。この場合にも同様に、サンプリング・スイ
ッチAS1及びAS2を構成するトランジスタのチャネ
ル幅を大きくすることによって書き込み能力を確保する
ことになる。
【0018】次に、駆動回路の構成を、走査ドライバを
例に挙げてより詳しく説明する。このドライバは図12
に示すように、シフトレジスタ部,演算回路部,及びバ
ッファ回路により構成されているが、各回路部を構成す
る基本となる論理回路には、図2に示すインバータ回路
と、図3に示すクロックトインバータ回路が用いられて
いる。なお、図2(a),図3(a)は、上記各回路の
シンボルマーク、図2(b),図3(b)は、該各回路
の実際の回路構成を示している。
【0019】これらのインバータ回路は周知のごとく入
力信号の極性を反転する論理回路であり、CMOS構成
からなるインバータ回路においては、出力状態が遷移す
る短い間だけ、回路に貫通電流が流れ、定常時は、厳密
には非常にわずかなリーク電流は流れるがほとんど電流
が流れない。このため、上記CMOS構成のインバータ
回路は、回路の消費電力を非常に低く抑えることができ
るという特徴から、上述した画像表示装置をはじめとし
て、広く電子回路の単位構成要素として採用されてい
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
に、従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置では、
画素トランジスタSWの基板材料として、透明基板上に
形成された非晶質シリコン薄膜が用いられ、走査信号線
駆動回路GDやデータ信号線駆動回路SDはそれぞれ外
付けICで構成されていたが、近年、大画面化に伴う画
素トランジスタの駆動力向上や、駆動ICの実装コスト
の低減等の要求から、多結晶シリコン薄膜上にモノリシ
ックに画素アレイと駆動回路を形成する手法が見いださ
れている。更に、より大画面化および低コスト化を目指
して、ガラスの歪み点(約600℃)以下のプロセス温
度で、素子をガラス基板上の多結晶シリコン薄膜上に形
成することも試みられている。
【0021】このガラス基板上の多結晶シリコン膜上に
形成されたTFT、特にプロセス温度が600℃以下の
低温プロセスと呼称されるプロセスにより形成されたT
FTは、キャリア移動度、S値等の諸特性が向上したも
のとなるとともに、そのVg−ISD特性が図4に示すよ
うに、マイナス側にシフトする傾向があり、このことは
「94セミコン関西」においても報告されている。
【0022】この図4に示す特性を見ると、特にn−c
hトランジスタでは、ゲート電位が0Vにおいてもトラ
ンジスタがOFFせずに、あるレベル以上の電流が流れ
ていることが分かる。このことは前述したインバータ回
路において、一つにはOFF側トランジスタの貫流電流
が大きく、回路構成をCMOS構成としたにもかかわら
ず常にあるレベル以上の電流が流れ消費電力の増大を招
来すること、そしてもう一つには出力のダイナミック範
囲が十分にとれないことを意味している。
【0023】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、オフ状態にあるトランジスタの貫通
電流を低く抑えることができ、これにより該トランジス
タで構成される回路の消費電力を低減できるとともに、
十分な出力振幅を確保することができる論理回路の駆動
方法及び画像表示装置を得ることが本発明の目的であ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係る論理回路
の駆動方法は、絶縁基板上に形成された、閾値の異なる
トランジスタを含む論理回路を駆動する方法であって、
該論理回路を構成する閾値の異なるトランジスタに共通
して供給する制御信号は、所定の閾値を持つトランジス
タをオフ状態とするオフ電位を、高電位側電源より高い
電位、あるいは低電位側電源より低い電位としたもので
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0025】この発明は、上記論理回路の駆動方法にお
いて、該論理回路を構成するトランジスタを、そのオン
期間の長さが、そのオフ期間の長さ以下となるよう駆動
し、該トランジスタのゲートには、そのオフ信号とし
て、高電位側電源より高い電位、あるいは低電位側電源
より低い電位を印加することが好ましい。
【0026】この発明は、上記論理回路の駆動方法にお
いて、複数の回路からなる回路群における論理回路を構
成する最もサイズの大きなトランジスタに、そのオフ信
号として、高電位側電源より高い電位、あるいは低電位
側電源より低い電位を印加することが好ましい。
【0027】この発明は、上記論理回路の駆動方法にお
いて、前記論理回路を形成するp−chトランジスタの
閾値Vtp、該論理回路を構成するn−chトランジス
タの閾値Vtn、高電位側電源の電圧VDD、及び低電
位側電源の電圧VEEと、オフ状態にあるp−chある
いはn−chトランジスタに入力されるオフ電位Vin
との関係は、 Vin≦VEE−Vtn あるいは、 Vin≧VDD−Vtp であることが好ましい。
【0028】この発明は、上記論理回路の駆動方法にお
いて、前記論理回路はクロックトインバータであり、前
記トランジスタに入力されるオフ電位は、該クロックト
インバータのクロック信号、あるいはクロック反転信号
のHレベル及びLレベルの一方であることが好ましい。
【0029】この発明に係る液晶表示装置は、絶縁基板
上に画像表示部、及び該画像表示部を駆動する回路群を
モノリシックに形成してなる画像表示装置であって、前
記画像表示部を駆動する回路群を、複数の論理回路を含
む構成とし、少なくともその一部の論理回路を、上述し
た論理回路の駆動方法のいずれかにより駆動するよう構
成したものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0030】この発明は、上記液晶表示装置において、
前記論理回路はシフトレジスタあるいはバッファである
ことが好ましい。
【0031】
【作用】本発明においては、論理回路を構成する閾値の
異なるトランジスタに共通に、所定の閾値を持つトラン
ジスタをオフ状態とするオフ電位が、高電位側電源より
高い電位あるいは低電位側電源より低い電位である制御
信号を供給して上記論理回路を駆動するから、上記論理
回路を構成するn−chトランジスタあるいはp−ch
トランジスタがノーマリオン型の特性を有する場合に
も、オフ状態のトランジスタ内を流れる電流が大きく低
減されることとなる。つまり、論理回路を構成する閾値
の異なるトランジスタのうち、オフ状態にあるトランジ
スタの貫通電流を低く抑えることができる。このため、
該論理回路、ひいてはこれにより構成される画像表示装
置の消費電力を低く抑えることができるのみならず、回
路のダイナミック範囲を十分に確保することができ、電
源電圧を高くしなくとも回路を正常に動作させることが
可能となる。
【0032】また、そのオン期間の長さがそのオフ期間
の長さ以下となるよう駆動されるトランジスタに、その
オフ信号として、高電位側電源より高い電位、あるいは
低電位側電源より低い電位を印加するようにすることに
より、上記トランジスタからなる回路での消費電力をよ
り効果的に低減することができる。
【0033】また、論理回路を構成する最もサイズの大
きなトランジスタに、そのオフ信号として、高電位側電
源より高い電位、あるいは低電位側電源より低い電位を
印加するようにすることにより、上記と同様、論理回路
での消費電力をより効果的に低減することができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について、従来との比
較を交えて詳細に説明する。
【0035】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
による論理回路の駆動方法を説明するための信号波形図
であり、図において、10は論理回路に入力される本実
施例の駆動波形(実線)、11は従来の論理回路の駆動
波形(破線)を示している。
【0036】図2に示すCMOS構成のインバータ回路
では、周知の如く、入力信号がHレベルの時はn−ch
トランジスタQ2がオン、p−chトランジスタQ1が
オフし出力がLレベルになり、入力信号がLレベルの
時、n−chトランジスタQ2がオフ、p−chトラン
ジスタQ1がオンし出力がHレベルになる。
【0037】図4は、トランジスタの特性,つまりソー
ス・ドレイン電流ISDとゲート電圧Vgとの関係を示し
ている。
【0038】ここで、上記n−chトランジスタは、上
記低温プレセスで形成されたもので、その閾値Vth
が、図4に示すように負(Vth≦0)に、あるいはソ
ース・ドレイン電流ISDの最小となる点がΔVG だけマ
イナス側にシフトしたものとなっている。言い換えるな
ら、このトランジスタは、所謂ノーマリ・オン型であ
る。この場合、出力状態が遷移する時のみならず、トラ
ンジスタのゲートにオフ信号が印加されている時にも貫
通電流が流れる。例えば、n−chトランジスタの場
合、常に10μAの貫通電流が流れる。トランジスタの
オン期間とオフ期間の比を1:1、電源電圧を10Vと
すると、このトランジスタ部分で消費される電力は少な
くとも VDD×ID/2=50μW …(1) 以上になる。
【0039】そこで、このような特性を有するトランジ
スタを図1の実線で示す駆動波形、例えば入力信号の最
低電位(オフ電位)を、n−chトランジスタのオフ電
流が十分に小さくなる領域に設定すると、定常時の貫通
電流は十分無視できる値になる。即ち、貫通電流に起因
する消費電力の増加は、 VDD×ID/2=10×2×10-9/2=1×10-2μW …(2) となり、従来に比べて1/20000に抑えることがで
きる。
【0040】なお、シフトさせる入力信号の低電位側レ
ベル(n−chトランジスタをオフさせるレベル)とし
ては、必ずしも電流が最小の点でなくとも、ほぼ最小の
点にシフトさせてもよい。
【0041】また、上記入力信号の低電位側レベルを、
n−chトランジスタの閾値をVthとした時、低電源電
位VEEよりも|Vth|分低電位側にシフトしても良く、
この時、入力信号の低電位側レベルVinLは、 VinL=VEE−|Vtn| …(3) となる。
【0042】ところで、図1に示す本実施例の駆動波形
では、入力信号の高電位側レベルもΔVGだけ、高電位
側電源の電位VDDより低い方にシフトさせているが、高
電位側のシフト量と低電位側のシフト量は同一である必
要はなく、異なっていてもよい。極端に言えば、例え
ば、図5に示す駆動波形10aのように、入力信号の低
電位側レベル、即ち、貫通電流の低減に大きく寄与する
側の電位のみシフトさせても良い。
【0043】以上は、n−chトランジスタがノーマリ
・オン型の特性を持つ場合について説明したが、これと
は逆に、p−chトランジスタがノーマリ・オン型の特
性を持つ場合にも上記と同様のことが言える。
【0044】例えば、上で説明した(3)式は、p−c
hトランジスタの閾値をVtp、高電源電位をVDD、入力
信号の高電位側レベル(p−chトランジスタをオフさ
せるレベル)をVinHとすると、 VinH=VDD+|Vtp| …(4) となる。
【0045】また、トランジスタのVG−IDS特性は、
図6に示すように、n−chトランジスタのものとp−
chトランジスタのものとがペアとなって並行してシフ
トするのが一般的である。これを考慮すると、例えば、
inLが(3)式で表される値をとる時、つまり、図1
5に示すようにn−chトランジスタがノーマリオン型
の特性を持つ場合には、VinHは、 VinH=VDD−|Vtn| …(5) とし、一方、VinHが(4)式で表される値をとる時、
つまり、図16に示すようにp−chトランジスタがノ
ーマリオン型の特性を持つ場合には、入力信号の低電位
側レベルVinL(n−chトランジスタをオフさせるレ
ベル)は、 VinL=VEE+|Vtp| …(6) とするのが好ましい。この場合、ロジック回路、ここで
はインバータ回路へ入力する信号を処理する回路の電源
電圧を上げる必要が無く、言い換えるなら、消費電力の
増加を回避でき、より効果がある。
【0046】なお、トランジスタの特性は、上記図示し
た特性に留まらず、他の特性、例えば、Vtn≦0V、
或は、Vtp≧0Vではないが、Vg=0Vである程度
の電流の流れるものや、トランジスタのオフ領域が深く
なるにつれてオフ電流が増加するものでも、上述したト
ランジスタの制御信号のレベルをシフトさせる方法を、
適宜変更して応用できる。
【0047】例えば、トランジスタが図15、図16で
示した特性を有する場合には、入力信号のレベルは上記
(3)〜(6)式で示した値を採っても良いが、この他
の値、例えば、入力信号の低電位側レベルが、n−ch
トランジスタのオフ電流がほぼ最低となる値、即ち、 VinL=VEE−Vmin …(7) 或は、入力信号の高電位側レベルが、p−chトランジ
スタのオフ電流がほぼ最低となる値、即ち、 VinH=VDD+Vmip …(8) とすると、より余分な電流を抑えることができる。
【0048】このように、本実施例では、該論理回路を
構成するトランジスタに、高電位側電源より高い電位、
あるいは低電位側電源より低い電位を印加して該トラン
ジスタをオフ状態とするよう、論理回路を駆動するの
で、上記論理回路を構成するn−chトランジスタある
いはp−chトランジスタがノーマリオン型の特性を有
する場合にも、オフ状態のトランジスタ内を流れる電流
が大きく低減されることとなる。つまり、論理回路を構
成するトランジスタのうち、オフ状態にあるトランジス
タの貫通電流を低く抑えることができる。このため、該
論理回路の消費電力を低く抑えることができるのみなら
ず、回路のダイナミック範囲を十分に確保することがで
き、電源電圧を高くしなくとも回路を正常に動作させる
ことが可能となる。
【0049】なお、この実施例では、1つの論理回路、
即ちインバータからなる論理回路について説明したが、
本発明は、インバータのみならず、他の論理回路、例え
ばAND、NAND、OR、NOR、ExclusiveORを
初めとする論理素子、さらには複数の論理素子からなる
論理回路にも適用できることは言うまでもない。
【0050】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
として、複数の論理素子が直列に接続された、クロック
同期型の論理素子を含む論理回路を駆動する方法につい
て説明する。
【0051】この実施例の論理回路の駆動方法は非常に
有用なものであり、以下詳述する。
【0052】図3は、クロック同期型の論理素子の例と
して、いわゆるクロックトインバータの一例を、図7は
クロックトインバータを含む論理回路の例としてシフト
レジスタを示している。
【0053】クロックトインバータは、周知のごとく、
クロック信号に同期して反転動作を行うインバータであ
る。
【0054】図7に示すシフトレジスタを構成するn−
chトランジスタが、例えば図4に示す静特性、つまり
ノーマリオン型の特性を有する場合、従来の駆動法のよ
うに、シフトレジスタを、電源電圧と同レベルの駆動信
号により駆動すると、該駆動信号がLレベルになって
も、n−chトランジスタが十分オフしないことにな
る。この結果、例えばシフトレジスタの出力波形は、そ
の振幅が入力信号よりも小さいものとなり、また、場合
によってはシフトレジスタが動作しなくなる。
【0055】そこで、上記シフトレジスタを駆動するク
ロック信号及びクロックバー信号として、そのLレベル
が、低電位側電源の電圧レベルより、所定電圧だけ低電
位側にシフトしたものを用いることにより、上記クロッ
ク信号がLレベルになったときには、n−chトランジ
スタが十分オフすることとなる。これによりシフトレジ
スタの動作は正常に行われることとなる。
【0056】なお、上述した信号レベルをシフトさせる
方法を、シフトレジスタの初段の信号入力Vinにのみ
適用すれば、シフトレジスタの初段のクロックトインバ
ータについてのみ動作特性の改善を図ることができる。
【0057】このように本実施例においても、シフトレ
ジスタを構成するトランジスタに、低電位側電源より低
い電位を印加して該トランジスタをオフ状態とするよう
にしているので、該シフトレジスタを構成するn−ch
トランジスタが上記のようにノーマリオン型の特性を有
する場合にも、オフ状態のトランジスタ内を流れる電流
が大きく低減されることとなる。これによりシフトレジ
スタでの消費電力を低く抑えることができるのみなら
ず、シフトレジスタの出力のダイナミック範囲を十分に
確保することができる。
【0058】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
として、絶縁基板上に構成した論理回路を含むシステム
について説明する。
【0059】以下、ガラス基板上に、画素部と共にドラ
イバをはじめとする各種回路をモノリシックに形成した
画像表示装置、より具体的には、液晶表示装置を例にと
り説明する。
【0060】図8は、ドライバをモノリシックに搭載し
た液晶表示装置の構成例を示している。この装置の構
成、動作については、前述の通りであり、その詳細は省
略する。
【0061】このように構成された液晶表示装置におい
て、ゲートドライバやソースドライバのシフトレジスタ
部を構成するクロックトインバータのクロック入力信号
を、前述のように貫通電流を小さくなるような波形とす
る。
【0062】つまり、上記クロック信号及びクロックバ
ー信号として、そのLレベルが、低電位側電源の電圧レ
ベルより、所定電圧だけ低電位側にシフトしたものを用
いる。これにより、上記シフトレジスタ部を構成するト
ランジスタの特性が、マイナス側にシフトしていても、
上記クロック信号あるいはクロックバー信号がLレベル
になったときには、n−chトランジスタが十分オフす
ることとなる。
【0063】具体的には、インバータ1個当りの貫通電
流は小さいが、この種のインバータは、例えばシフトレ
ジスタ1段当り2個設けられており、1000H×15
00Vクラスのパネルでは、その数は約5000とな
り、上記貫通電流は非常に大きくなる。なお、液晶表示
装置には、シフトレジスタ以外にも回路サイズの大きい
ものがあるが、これについてもシフトレジスタと同様の
ことが言える。
【0064】ここで、シフトレジスタを構成するインバ
ータをすべてクロックトインバータにすると、全てのイ
ンバータの貫通電流を抑えることができ、より効果があ
るが、回路規模が増大するという不具合もある。
【0065】これを回避する1つの手法としては、貫通
電流の低減に大きく寄与するトランジスタ、即ち、サイ
ズの大きなトランジスタ、或は、オフ期間の長いトラン
ジスタをクロックトインバータとするのがよい。
【0066】例えば、図12に示すゲートドライバの出
力波形は図13に示すようにオフ期間が圧倒的に長く、
もしここで、最終段のバッファのn−chトランジスタ
の特性が図4に示すような特性である場合、最終段バッ
ファのみをクロックトインバータとしても非常に効果が
ある。これは、ゲートドライバのみならず、ソースドラ
イバにも適用できることはいうまでもない。
【0067】また、入力信号のレベルを必ずしもシフト
させなくとも、図14に示すように、バッファの電源電
位をシフトさせてもよい。この場合、シフトさせるバッ
ファは最終段のみでなくともよく、更に述べるならシフ
ト電位も複数存在してもよい。
【0068】なお、特公平6−44397号公報におい
ては、薄膜トランジスタからなるいわゆるクロックトイ
ンバータ回路からなるシフトレジスタの駆動法におい
て、クロック信号の正のピーク電位を、該シフトレジス
タに供給される正の電源電位より高く、該クロック信号
の負のピーク電位を、該シフトレジスタに供給される負
の電源電位よりも低くする駆動法が開示されている。
【0069】ところがこの公報記載の技術は、クロック
信号のシフトによりシフトレジスタの動作速度をあげる
ものであり、一方、本発明は、論理回路を構成するトラ
ンジスタに、高電位側電源より高い電位、あるいは低電
位側電源より低い電位を印加して該トランジスタをオフ
状態とするよう該論理回路を駆動し、これによりオフ状
態にあるトランジスタの貫通電流を低く抑えることがで
きるものであり、両者は、その構成、効果が明確に異な
るものである。
【0070】更に述べるなら、上記公報記載の技術のよ
うに、シフトレジスタのクロック信号の電位を、本来、
該シフトレジスタに対して設定されている電源電圧範囲
よりも拡大することは、クロック信号をシフトレジスタ
に供給する部位の電力消費の増加を避けられないもので
ある。
【0071】また、特公平6−70879号公報には、
インバータ回路と、クロック信号に基づいて該インバー
タ回路に電源電圧を供給する薄膜トランジスタとを有す
るシフトレジスタ回路において、クロック信号線にバイ
アス手段を接続し、上記インバータ回路に電源電圧を供
給する薄膜トランジスタのOFF時のリーク電流が最小
となるよう、上記バイアス手段によりOFF時のゲート
電圧を調整するようにしたものが示されている。
【0072】しかしながら、この公報記載の技術は、ダ
イナミックシフトレジスタの下限周波数を支配するもの
が、ゲート電位をクロック信号線から供給される薄膜ト
ランジスタのオフリーク電流であることから、このオフ
リーク電流を低減してシフトレジスタの動作周波数帯域
の拡大及び消費電流の低減を図るため、クロック信号線
に、DCバイアスを調整する手段を付加したものであ
る。
【0073】これに対し、本発明は、クロック信号線の
H/L電位をこれが所定の電位になるよう制御すること
により、周辺回路をも含めた消費電力の削減と出力振幅
の確保を狙ったものであり、本発明では、論理回路を構
成する閾値の異なるトランジスタに共通して、所定の閾
値を持つトランジスタをオフ状態とするオフ電位が、高
電位側電源より高い電位あるいは低電位側電源より低い
電位である制御信号を印加して上記論理回路を駆動する
ようにしている。つまり、本発明では、トランジスタを
オフ状態とするオフ電位が調整される信号は、異なる閾
値を持つトランジスタに共通して供給されるものであ
り、この公報記載のもののように、閾値が同一のトラン
ジスタのゲートに印加される信号のオフレベルを調整す
るものとは、その構成が明確に異なるものである。この
ため、この公報記載の技術では、CMOS構成のインバ
ータ等において、オフ状態のトランジスタの貫通電流を
低減する構成を簡単に実現できるものではない。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、論理回
路を構成する閾値の異なるトランジスタに共通に、所定
の閾値を持つトランジスタをオフ状態とするオフ電位
が、高電位側電源より高い電位あるいは低電位側電源よ
り低い電位である制御信号を供給して上記論理回路を駆
動するので、該論理回路を構成する閾値の異なるトラン
ジスタのうち、オフ状態にあるトランジスタの貫通電流
を低く抑えることができ、これにより該トランジスタで
構成される回路の消費電力を低減できるとともに、十分
な出力振幅を確保することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による論理回路の駆動方
法を説明するための信号波形図である。
【図2】本発明の論理回路の駆動方法が適用されるイン
バータ回路を示す図である。
【図3】本発明の論理回路の駆動方法が適用されるクロ
ックトインバータを説明するための図である。
【図4】低温プロセスにより形成されたTFTのVg−
SD特性を示す図である。
【図5】上記第1実施例の論理回路の駆動波形の変形例
を示す信号波形図である。
【図6】トランジスタのVg−ISD特性がシフトする様
子を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例として、クロックトイン
バータを含む論理回路であるシフトレジスタを駆動する
方法を説明するための図である。
【図8】本発明の第3の実施例及び従来例の説明に用い
る、アクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置の構
成図である。
【図9】該液晶表示装置における画素の構成を示す図で
ある。
【図10】点順次駆動方式を説明するための図である。
【図11】線順次駆動方式を説明するための図である。
【図12】上記液晶表示装置のゲートドライバの構成を
示す図である。
【図13】該ゲートドライバの出力波形を示す図であ
る。
【図14】上記ゲートドライバを構成するバッファの1
つの電源電位をシフトさせた状態を示す図である。
【図15】n−chトランジスタがノーマリオン型の特
性を持つようシフトした、トランジスタのVg−IDS
性を示す図である。
【図16】p−chトランジスタがノーマリオン型の特
性を持つようシフトした、トランジスタのVg−IDS
性を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2 画素部 10、10a 本実施例の論理回路の駆動波形 GD ゲートドライバ(走査信号線駆動回路) SD ソースドライバ(データ信号線駆動回路) VDD 高電位側電源の電位 VEE 低電位側電源の電位 VinL n−chトランジスタのオフ信号の電位 VinH p−chトランジスタのオフ信号の電位 Vtn n−chトランジスタの閾値 Vtp p−chトランジスタの閾値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 5/02 L 17/687

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に形成された、高電位側電源
    と低電位側電源の間に接続された、閾値の異なるトラン
    ジスタを含む論理回路を駆動する方法であって、 該論理回路を構成する閾値の異なるトランジスタに共通
    して供給する制御信号は、 所定の閾値を持つトランジスタをオフ状態とするオフ電
    位を、高電位側電源より高い電位、あるいは低電位側電
    源より低い電位としたものである論理回路の駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の論理回路の駆動方法にお
    いて、 該論理回路を構成するトランジスタを、そのオン期間の
    長さが、そのオフ期間の長さ以下となるよう駆動し、 該トランジスタのゲートには、そのオフ信号として、高
    電位側電源より高い電位、あるいは低電位側電源より低
    い電位を印加する論理回路の駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の論理回路の駆動
    方法において、 前記論理回路は、複数の回路からなる回路群を構成して
    いるものであり、 該論理回路を構成する最もサイズの大きなトランジスタ
    に、そのオフ信号として、高電位側電源より高い電位、
    あるいは低電位側電源より低い電位を印加する論理回路
    の駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の論
    理回路の駆動方法において、 前記論理回路を形成するp−chトランジスタの閾値V
    tp、該論理回路を構成するn−chトランジスタの閾
    値Vtn、高電位側電源の電圧VDD、及び低電位側電
    源の電圧VEEと、オフ状態にある該p−chあるいは
    n−chトランジスタに入力されるオフ信号の電位Vi
    nとの関係は、 Vin≦VEE−Vtn 、あるいは Vin≧VDD−Vtp である論理回路の駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の論
    理回路の駆動方法において、 前記論理回路はクロックトインバータであり、 前記トランジスタに入力されるオフ信号は、該クロック
    トインバータのクロック信号、あるいはクロック反転信
    号のHレベル及びLレベルの一方である論理回路の駆動
    方法。
  6. 【請求項6】 絶縁基板上に画像表示部、及び該画像表
    示部を駆動する回路群をモノリシックに形成してなる画
    像表示装置であって、 前記画像表示部を駆動する回路群を、複数の論理回路を
    含む構成とし、 少なくともその一部の論理回路を、請求項1ないし5の
    いずれかに記載の論理回路の駆動方法により駆動するよ
    う構成した画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記論理回路はシフトレジスタあるいは
    バッファである請求項6に記載の画像表示装置。
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