JP2006336576A - 槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部ダイヤフラムをその機能を損なうことなく、損傷から保護する。
【解決手段】吐出流が流通する噴流用通路57、弁収容部51及び噴孔58と、弁収容部51と下部オイル室52とを区画形成すると共に、弁収容部51内の圧力に応じて弁収容部51側に没入するように変形する下部ダイヤフラム48と、下部ダイヤフラム48の変形に連動して、オイルを介して、上部オイル室54内側へ没入するように変形する上部ダイヤフラム53と、弁収容部51に収容され、下部ダイヤフラム48の変形により噴孔58を閉じるボール弁49とを備える槽内攪拌装置4において、上部ダイヤフラム53を外方から覆う保護カバー47を備え、保護カバー47には、その内部と外部とを連通させる複数の連通孔47c、47c、…を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、水中ポンプに取り付けられ、水中ポンプ運転開始時に一定時間噴流を吐出して水槽内の攪拌を行う槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造に関するものである。
上記槽内攪拌装置は、水中ポンプ運転開始時に噴流を一定時間吐出して水槽内を攪拌するため、水槽内の砂、汚泥、浮遊油脂、スカム等を、続くポンプ運転によって排出することができる。よって、水槽内に砂や汚泥が滞留または堆積したり、浮遊油脂やスカムが槽壁等に固着することが抑制され、槽内攪拌装置によって槽内が洗浄される効果が得られる。
このような槽内攪拌装置として、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示された槽内攪拌装置は、上流端が水中ポンプに取り付けられる一方、下流端に流体を吐出する吐出部が設けられると共に、弁体を収容する弁収容部が途中に設けられた流通路と、上記弁収容部の外側に設けられ、作動流体が充填された流体収容部と、を備え、水中ポンプ運転開始時の流通路内の負圧によって、弁収容部と流体収容部とを区画する内部ダイヤフラムが弁収容部側に没入して、内部ダイヤフラム上に位置する弁体が押し上げられて流通路の吐出部を閉塞する。そして、流通路の吐出部が閉塞されると、流通路内は正圧となり、内部ダイヤフラムは元の通常状態に戻る。このとき、内部ダイヤフラムと共に流体収容部を構成する外部ダイヤフラムは、流体収容部内の作動流体を介して、内部ダイヤフラムの変形に連動して、変形する。
実開平11−86号公報
しかしながら、上述の従来の槽内攪拌装置では、弁収容部と流体収容部とを区画する内部ダイヤフラムは槽内攪拌装置のケーシング内に設置されているのに対し、流体収容部の一部を構成する外部ダイヤフラムは槽内攪拌装置のケーシングに取り付けられていて、水槽内に露出している。そして、この水槽内には、上述のとおり、砂や汚泥等の他に木片、プラスチック片、金属片、ガラス片等が異物が浮遊しているため、外部ダイヤフラムがこれらの異物によって損傷を受ける虞がある。
また、この槽内攪拌装置及び水中ポンプをメンテナンスする際に、外部に剥き出しになった外部ダイヤフラムが槽内の突起物に接触して損傷を受ける虞もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外部ダイヤフラムをその機能を損なうことなく、損傷から保護することにある。
本発明は、外部ダイヤフラムを覆うカバーを取り付けると共に、そのカバーに連通孔を設けて、外部ダイヤフラムを異物から保護しつつ、外部ダイヤフラムの変形を可能にしたものである。
第1の発明は、上流端から流体が流入して、下流端から該流体を吐出すると共に、その途中に弁収容部が設けられた流通路と、上記弁収容部の外側に設けられ、作動流体を収容する流体収容部と、上記弁収容部と上記流体収容部とを区画すると共に、上記流通路内の圧力に応じて、上記弁収容部内側に没入するように変形する内部ダイヤフラムと、上記流体収容部の一部を構成すると共に、上記内部ダイヤフラムが上記弁収容部内側への没入するときに、上記作動流体を介して上記流体収容部内側に没入するように変形する外部ダイヤフラムと、上記弁収容部に収容され、上記内部ダイヤフラムが上記弁収容部内側へ没入することによって上記流通路を閉塞する弁体と、を備える槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造が対象である。
そして、上記外部ダイヤフラムを外方から覆う保護カバー、をさらに備え、上記保護カバーは、その内部と外部とを連通させる1又は複数の連通孔を有するものとする。
上記の構成の場合、上記流通路内の圧力に応じて、上記弁収容部内側へ変形する内部ダイヤフラムに連動して、上記流体収容部内側へ変形する外部ダイヤフラムは、上記保護カバーによって覆われているため、水槽内を浮遊する木片や金属片等の異物や水槽内に流れ込む異物から保護され、該異物によって外部ダイヤフラムが損傷を受けることを防止することができる。また、槽内攪拌装置を点検等するために槽内から取り出す際に、外部ダイヤフラムは上記保護カバーによって覆われているため、槽内の突起部や角部から保護され、該突起部等によって外部ダイヤフラムが損傷を受けることを防止することができる。さらに、外部ダイヤフラムが変形することにより外部ダイヤフラムと保護カバーとで区画される空間の容積が変化するが、上記保護カバーは連通孔を有することによって、槽内の水や空気が連通孔を介して保護カバー内に自由に出入りするため、外部ダイヤフラムはその変形を規制されることなく、変形することができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記流体収容部は、上記弁収容部の下側に形成されて上記内部ダイヤフラムによって該弁収容部と区画される第1流体収容部と、該第1流体収容部に連通する第2流体収容部とを有し、上記第2流体収容部は、上記外部ダイヤフラムと、該外部ダイヤフラムを取り付けるケーシングによって形成され、上記保護カバーは、有底筒形状であって、上記外部ダイヤフラムを覆うように上記ケーシングに対して上方から取り付けられ、上記連通孔は、上記保護カバーの側面に設けられているものとする。
上記保護カバーを設ける構成の場合、上記外部ダイヤフラムの変形に合わせて、槽内の水や空気が上記連通孔を介して上記保護カバー内に出入りする際に、槽内の砂やスカム等の異物も水や空気と一緒に保護カバー内に入り込むことがある。そして、保護カバー内に一旦入り込んだ異物は、連通孔を介して保護カバーの外部に排出されるものもあれば、排出されずに保護カバー内に滞留するものもある。保護カバー内に異物が滞留したまま、外部ダイヤフラムの変形が繰り返されると、特に外部ダイヤフラムと保護カバーとの小さな隙間に入り込んだ異物は外部ダイヤフラムに損傷を与える虞がある。
そこで、第2の発明は、上記保護カバーを上記ケーシングに対して上方から取り付けると共に上記連通孔を保護カバーの側面に設けることによって、水槽内に浮遊する異物が沈殿する際に該異物が保護カバー内に入り難くいようにしている。その結果、保護カバー内に異物が入り込むことを抑制して、外部ダイヤフラムが異物から損傷を受けることを防止することができる。
第3の発明は、第2の発明において、上記外部ダイヤフラムは、上記保護カバーの内周面に沿って上記ケーシングから立ち上がる立ち上がり部と、該立ち上がり部の上端部に連続して設けられ且つ上記流体収容部内側に没入するように変形可能な変形可能部と、を有しており、上記立ち上がり部の上端部は、上記保護カバーの1又は複数の連通孔のうち、少なくとも1つの連通孔の下端部まで、又は少なくとも1つの連通孔と重なる位置まで延びているものとする。
上記の構成の場合、上記立ち上がり部を上記保護カバーの内周面に沿って立ち上がるように形成することによって、保護カバー内に入り込んだ異物が該立ち上がり部と保護カバーとの間に溜まることを防止することができる。このように、立ち上がり部を保護カバーの内部に沿って形成すると、保護カバー内に入り込んだ異物は立ち上がり部の上端部に溜まる虞があるが、立ち上がり部の上端部は少なくとも1つの連通孔の下端部、又は連通孔と重なる位置に位置するため、立ち上がり部の上端部に溜まった異物はやがて該連通孔から外部に排出されることになる。また、変形可能部に溜まった異物は、近くに位置する連通孔から排出されるか、該変形可能部が変形を繰り返すことによってやがて立ち上がり部の上端部まで落下し、立ち上がり部の上端部近傍に位置する上記連通孔から排出される。
したがって、上記立ち上がり部を上記保護カバーの内周面に沿って立ち上がるように形成すると共に、立ち上がり部の上端部を少なくとも1つの連通孔の下端部まで、又は少なくとも1つの連通孔と重なる位置まで延びるように形成することによって、保護カバー内に入り込んだ異物が保護カバーから排出され易くして、保護カバーと外部ダイヤフラムとの間に溜り難くすることができる。その結果、外部ダイヤフラムが保護カバー内に入り込んだ異物によって損傷を受けることを防止することができる。
第4の発明は、第3の発明において、上記立ち上がり部は、上記変形可能部よりも変形し難く構成されているものとする。
上記の構成の場合、上記変形可能部が変形しても、上記立ち上がり部の変形が抑制され、上記立ち上がり部と上記保護カバーとの当接状態が可及的に維持される。その結果、保護カバー内に入り込んだ異物が保護カバーと立ち上がり部との間に溜まることをさらに防止することができ、その結果、外部ダイヤフラムが保護カバー内に入り込んだ異物によって損傷を受けることをさらに防止することができる。
本発明によれば、上記外部ダイヤフラムを覆い且つ連通孔を有する保護カバーを設けることによって、外部ダイヤフラムの、内部ダイヤフラムに連動した変形を阻害することなく、外部ダイヤフラムを水中の異物、槽内の突起部等から保護して、外部ダイヤフラムが損傷を受けることを防止することができ、外部ダイヤフラムの耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1において、1は下水中継ポンプ槽(以下、ポンプ槽という)、2は水中ポンプ本体3に槽内攪拌装置4が付設された槽内攪拌装置付き水中ポンプ装置(以下、水中ポンプ装置という)である。流入口5よりポンプ槽1内に流入した下水は、その水位が所定の運転レベル以上になると、水中ポンプ装置2の作動により、所定の停止レベルに水位が低下するまで固定排出管6から排出される。この水中ポンプ装置2の作動のために、ポンプ槽1内に運転用フロート7、停止用フロート8及び異常水位警報用フロート9が設けられ、ポンプ槽1の上方に制御盤10が設けられている。
水中ポンプ装置2は、下水中継ポンプ槽1のマンホール11よりガイドパイプ12を伝って槽内底部に降ろされ、着脱装置13により該下水中継ポンプ槽1に着脱自在に設置される。水中ポンプ装置2の昇降のためにマンホール11の蓋14と水中ポンプ本体3とが昇降用チェーン15によって連結されている。昇降用チェーン15は水中ポンプ装置2の重心を通る垂直線上で水中ポンプ本体3の頂面部に接続されている。着脱装置13は、水中ポンプ装置2をポンプ槽1内に固定された固定排出管6に結合するものであり、この結合により、水中ポンプ装置2は固定排出管6に支持される。
すなわち、図2に示すように、着脱装置13は、水中ポンプ装置2の水中ポンプ本体3の吐出部に設けられた着脱フランジ部16及びフック17と、固定排出管6の基端フランジ部18とによって構成されている。フック17は、着脱フランジ部16の上部との間に下方に開口した係合凹部を形成し、固定排出管6の基端フランジ部18の上部には当該係合凹部に嵌る係合部18aが形成されている。この係合凹部と係合部18aとの嵌合により、水中ポンプ装置2は固定排出管6に支持され、該水中ポンプ装置2の自重により着脱フランジ部16を固定排出管6の基端フランジ部18に押し当てるモーメントが働いて、両者は隙間なく接続される。フック17及び係合部18aの互いの当接面には、上記嵌合を案内するとともに、上記フランジ部16,18同士を密に接続するために、テーパが形成されている。
本実施形態の場合、水中ポンプ本体3の吐出部は、図3及び図4に示すように、水中ポンプ本体3のポンプケーシング3aより側方へ突出したケーシング側吐出部21と、槽内攪拌装置4と一体になった連結部22と、上記着脱フランジ部16を有する着脱用接続管23とによって構成されている。この着脱用接続管23に、上記着脱フランジ部16、並びにガイドパイプ12に摺動自在に係合するガイド24が設けられている。図5に示すように、ガイドパイプ12は2本あり、着脱用接続管23にはガイド24が2つ設けられている。
上記連結部22には、ケーシング側吐出部21の上方に向かって開口した吐出口25と、着脱用接続管23の下方へ向かって開口した流入口26とを結ぶように、図6に示す上下に貫通する連通孔27が形成されている。そうして、ケーシング側吐出部21の吐出口25のフランジ28と、着脱用接続管23の流入口26のフランジ29との間に上記連結部22が挟持されて、水中ポンプ本体3の吐出部が構成されている。
図6に示すように、上記連結部22は、槽内攪拌装置4のケーシング30より側方へ突出し、この連結部22の槽内攪拌装置4とは反対側に、当該水中ポンプ装置の重量バランスを最適にするカウンタウェイト31が設けられている。本実施形態では、ケーシング30と連結部22とは一体に形成されている。
カウンタウェイト31について説明するに、図5に示すように、水中ポンプ本体3の重心Gは着脱フランジ部16の軸線L上若しくはその近傍に配置され、槽内攪拌装置4は着脱フランジ部16の側方に配置されている。このような配置の場合、槽内攪拌装置4による回転モーメントが着脱フランジ部16の軸線Lまわりに働き、それは、着脱フランジ部16が固定排出管6の基端フランジ部18に対して回転してずれる力となる。
そこで、カウンタウェイト31は、着脱フランジ部16の軸線Lを間において槽内攪拌装置4の反対側に、該槽内攪拌装置4に釣り合わすために、つまり、着脱フランジ部16の軸線Lまわりに働く回転モーメントを小さくするために、さらには略零にするために配置されている。
槽内攪拌装置4について説明するに、これは、水中ポンプ装置2の運転開始時、水中ポンプ本体3の吐出流の一部又は全部を槽内に吐出させるものである。そのケーシング30は、図6に示すように、上記連結部22と一体になったケーシング本体45と、その下側に結合されたダイヤフラムカバー46とからなり、ケーシング本体45の上側に保護カバー47が設けられている。
ケーシング本体45とダイヤフラムカバー46とからなるケーシング30内は、内部ダイヤフラムとしての下部ダイヤフラム48によって、上側の、ボール弁49を収容する弁収容部51と、下側の、作動流体としてのオイルを収容する下部オイル室52とに区画形成されている。下部ダイヤフラム48はその周縁部がケーシング本体45とダイヤフラムカバー46とに挟持されている。
また、ケーシング本体45には、弁収容部51と連結部22の連通孔27とを連通させる噴流用通路57と、噴孔58とが弁収容部51を挟んで相対向するように形成されている。この噴流用通路57が、水中ポンプ本体3の吐出流を弁収容部51に流入させる流入口57aを形成している。また噴孔58が、弁収容部51に流入した吐出流をポンプ槽1内に吐出させるための流出口58aを形成している。この流出口58aには弁座59が形成され、ケーシング本体45の噴孔58の出口側にはノズル61が取付けられている。これら噴流用通路57、弁収容部51、噴孔58によって流通路が構成される。
さらに、ケーシング本体45の上部には、上方に開口する上部オイル室ケーシング45aが形成され、この上部オイル室ケーシング45aの開口周縁部にはフランジ部45bが形成されている。このフランジ部45bと保護カバー47との間に外部ダイヤフラムとしての上部ダイヤフラム53が挟持されて、該上部オイル室ケーシング45aと上部ダイヤフラム53とによって上部オイル室54が形成されている。この保護カバー47によって上部ダイヤフラム53が保護される。
上部ダイヤフラム53及び保護カバー47の構造についてさらに詳しく説明すると、上部ダイヤフラム53は、図6に示すように、環状のフランジ部53aと、このフランジ部53aの内周縁部から上方に立ち上がる立ち上がり部53bと、この立ち上がり部53bの上端部に連続して設けられ、有底のベローズ形状をした変形可能部53cと、を有する。フランジ部53aの上面(後述する保護カバー47のフランジ部47bと当接する面)の内周側には、後述するフランジ部47bの係合凸部47dと係合する係合凹部53dが内周縁に沿って形成されている。また、立ち上がり部53bは、変形可能部53cよりも厚肉に形成されていて変形し難くなっている。
また、保護カバー47は、図6に示すように、有底筒形状のカバー本体47aと、このカバー本体47aの開口端の周縁部に形成されたフランジ部47bとを有している。このカバー本体47aの側面には、保護カバー47の内部と外部を連通させる連通孔47c、47c、…が、周方向に並んで複数形成されている。この連通孔47c、47c、…は、カバー本体47aの上端から下端まで延びて形成されている。また、フランジ部47bの下面(上記上部ダイヤフラム53のフランジ部53aと当接する面)の内周側には、上記係合凹部53dと係合する係合凸部47dが内周縁に沿って形成されている。
そして、上記上部ダイヤフラム53のフランジ部53aを保護カバー47のフランジ部47bと上部オイル室ケーシング45aのフランジ部45bとで挟持するように、保護カバー47及び上部ダイヤフラム53を上部オイル室ケーシング45aに取り付ける(図6参照)。このとき、上部ダイヤフラム53の立ち上がり部53bは、保護カバー47の内周面に沿うように、即ち、立ち上がり部53bは保護カバー47の内周面と当接した状態で取り付けられる。また、立ち上がり部53bは、保護カバー47の連通孔47c、47c、…の下端と同じ高さまで立ち上がっている。そして、保護カバー47の係合凸部47dと上部ダイヤフラム53の係合凹部53dとが係合することによって保護カバー47のフランジ部47bと上部ダイヤフラム53のフランジ部53aとの間での周方向への相対的な変位が規制される。また、立ち上がり部53bが変形可能部53cよりも変形し難く形成されているため、変形可能部53cが変形を繰り返しても、立ち上がり部53bの変形が抑制され、立ち上がり部53bは保護カバーの内周面に当接した状態で維持される。
上記下部オイル室52と上部オイル室54とは、ケーシング本体45及びダイヤフラムカバー46に形成されたオイル通路55によって連通し、ダイヤフラムカバー46にオイル通路55のオイル流量を絞る調整弁56が取付けられている。これら下部オイル室52、上部オイル室54及びオイル通路55によって流体収容部が構成され、作動流体としてのオイルが収容されている。
上記ダイヤフラムカバー46は、ケーシング30の底面を構成し、この底面は下部ダイヤフラム48を底面に沿わせて収めるべく下方へ吐出した凸曲面状に形成されている。そうして、該底壁の周囲に、当該槽内攪拌装置4を平坦面上で自立させる3本の脚部62が設けられている。
そして、上記3本の脚部62のうちの1つの脚部62の内側には、該脚部62の上部と凸曲面状底壁との間に亘って延びる下方へ膨出した膨出部が形成され、当該脚部62と膨出部とによって上記調整弁56の取付部63が形成されている。すなわち、当該脚部62の外面から膨出部へ延びる調整弁取付孔が形成され、該取付孔に調整弁56が差し込まれている。
このように構成された上記槽内攪拌装置4の作動について説明すると、ポンプ始動前は、図6の実線で示すように、ボール弁49が弁収容部51の下方にあって噴孔58は開の状態にある。この状態で水中ポンプ本体3を始動すると、ポンプケーシング3aから下水の一部が連結部22の連通孔27より弁収容部51に流入し、ノズル61から下水中継ポンプ槽1内へ吐出する。これにより、槽内の砂、汚泥、浮遊油脂、スカム等は、上記噴流によって攪拌され、固定排出管6から排出される。このため、水槽内に砂や汚泥が滞留ないしは堆積したり、浮遊油脂やスカムが槽壁等に固着することが抑制される。
そして、弁収容部51を下水が通過することにより該弁収容部51に負圧が発生し、この負圧によって下部ダイヤフラム48が弁収容部51内側に没入するように上昇する。そして、下部ダイヤフラム48の上昇によってオイルが上部オイル室54から下部オイル室52に移動するとともに、上部ダイヤフラム53が上部オイル室54内側に没入するように下降する。こうして、下部ダイヤフラム48が上昇することにより、ボール弁49が持ち上がり始める(図6の二点鎖線参照)。
運転開始から約20〜50秒経過すると、下部ダイヤフラム48は上方に突出した状態になり、ボール弁49は下部ダイヤフラム48に押し上げられ弁座59に当接して噴孔58を閉じる(図6の一点鎖線参照)。これにより、ノズル61からの下水の吐出は停止し、下水は連結部22の連通孔27より着脱用接続管23を通って固定排出管6へ流れるようになる。一方、弁収容部51内は、ボール弁49が弁座59に押し当てられた状態で正圧になり、下部ダイヤフラム48に押し下げる方向の力が作用するため、上部ダイヤフラム53、下部ダイヤフラム48及びオイルはポンプ始動前の状態に戻る。ポンプ作動が停止すると、ボール弁49は弁座59から離脱して下部ダイヤフラム48の上に落ちる。
このように、本実施形態では、上述の如く上部ダイヤフラム53を外方から覆うように保護カバー47を取り付けたことにより、上部ダイヤフラム53が槽内に浮遊する砂、汚泥、浮遊油脂、スカム等の異物から損傷を受けることを防止することができる。それに加えて、上部ダイヤフラム53は、水中ポンプ装置2を点検等のために槽内から取り出す際に、槽内に浮遊する大きなゴミやポンプステーションを構成する部材の内、特に、突起部や角部との衝突から保護され、かかるゴミや突出する部材から上部ダイヤフラム53が損傷を受けることを防止することができる。これらの結果、上部ダイヤフラム53の耐久性を向上させることができる。
また、弁収容部51内の圧力に応じて上部ダイヤフラム53が収縮・膨張することにより上部ダイヤフラム53と保護カバー47とで区画される空間の容積が変化するが、上記保護カバー47には連通孔47c、47c、…が形成されているため、槽内の下水が連通孔47c、47c、…を介して保護カバー47内に自由に出入りし、上部ダイヤフラム53はその変形を規制されることがない。つまり、連通孔47c、47c、…を設けた保護カバー47を取り付けることによって、上部ダイヤフラム53の変形機能を損なうことなく、上部ダイヤフラム53を保護することができる。
さらに、保護カバー47に連通孔47c、47c、…を形成すると、上部ダイヤフラム53の変形に合わせて保護カバー47内に出入りする下水と一緒に、槽内に浮遊する砂、汚泥、浮遊油脂、スカム等の異物が保護カバー47内に入り込む場合がある。そこで、上部ダイヤフラム53に、保護カバー47の内周面に沿って立ち上がる立ち上がり部53bを設けると共に、この立ち上がり部53bを連通孔47c、47c、…の下端まで延ばして形成することによって、保護カバー47内に侵入した異物が保護カバー47と上部ダイヤフラム53の立ち上がり部53bとの隙間に入り込むことを防止することができると共に、立ち上がり部53bの上部に溜まった異物を連通孔47c、47c、…から容易に排出することができる。さらに、上部ダイヤフラム53の立ち上がり部53bを変形可能部53cよりも肉厚にして変形し難く形成することによって、変形可能部53cが収縮・膨張を繰り返しても、立ち上がり部53bと保護カバー47の内周面との当接状態が維持されるため、上述の保護カバー47からの異物の排出をより確実に行うことができる。尚、立ち上がり部53bを変形可能部53cよりも硬質の材料により形成することによって、立ち上がり部53bが変形可能部53cよりも変形し難いようにしてもよい。さらに、保護カバー47の係合凸部47dと上部ダイヤフラム53の係合凹部53dとが係合することによって保護カバー47のフランジ部47bと上部ダイヤフラム53のフランジ部53aとが周方向へ相対変位することを規制されるため、立ち上がり部53bと保護カバー47の内周面との当接状態がより維持される。
また、水中ポンプ本体3が非運転時などの、槽内の下水が攪拌されていないときには、槽内の異物が沈殿していくが、保護カバー47の連通孔47c、47c、…を、保護カバー47の側面に設けることによって、沈殿する異物が保護カバー47内に入り込むことを抑制することができる。
尚、上記実施形態では、下部オイル室52と上部オイル室54とをオイル通路55で連通させることによって流体収容部を構成しているが、下部オイル室52と上部オイル室54とに分割せず、1つのオイル室を形成するようにしてもよい。かかる構成の場合には、下部ダイヤフラム48は上述の如く弁収容部51の下側に設けられるとして、上部ダイヤフラム53は、オイル室の一部を区画するように設ければ任意の場所に設けることができる。つまり、下部ダイヤフラム48の変形に応じてオイル室内で移動するオイルの移動を吸収できるように上部ダイヤフラム53が設けられていればよい。
また、上記上部ダイヤフラム53の立ち上がり部53bは、保護カバー47の連通孔47c、47c、…の下端と同じ高さまで立ち上がっているが、これに限られるものではない。立ち上がり部53bの高さは、少なくとも1つの連通孔47cの上端より低く下端以上の高さであればよく、即ち、立ち上がり部53bの上端が、連通孔47cの下端と同じ高さに位置するか、又は連通孔47cの貫通方向に見て、連通孔47cと重なる位置に位置すればよい。かかる構成であれば、立ち上がり部53bの上端部に溜まった異物を連通孔47cから容易に排出することができる。
さらに、上記上部ダイヤフラム53及び保護カバー47は、上部オイル室ケーシング45aに対して上方から取り付けられる構成でなくてもよい。つまり、上記上部ダイヤフラム53及び保護カバー47を、上部オイル室ケーシング45aに対して側方又は下方から取り付ける構成であってもよい。かかる構成であっても、上部ダイヤフラム53の変形を阻害することなく、保護カバー47によって異物等から損傷を受けることを防止することができる。
さらにまた、上記実施形態では水中ポンプ装置2の作動のためにフロート7〜9を利用した水位センサを採用しているが、槽内攪拌装置4を使用する水槽ではフロートが水流で振り回されることから、誤検出を避けるために、気泡式等の圧力式センサを使用することがより望ましい。
本発明の実施形態を示す全体構成図である。 同実施形態の水中ポンプ装置の水槽内での設置状態を示す一部省略した側面図である。 同水中ポンプ装置の吐出部を示す一部断面にして分解した側面図である。 同水中ポンプ装置の正面図である。 同水中ポンプ装置の平面図である。 同水中ポンプ装置の槽内攪拌装置を示す一部省略した断面図である。
符号の説明
4 槽内攪拌装置
45a 上部オイル室ケーシング(ケーシング)
47 保護カバー
47c 連通孔
48 下部ダイヤフラム(内部ダイヤフラム)
49 ボール弁(弁体)
51 弁収容部(弁収容部、流通路)
52 下部オイル室(第1流体収容部)
53 上部ダイヤフラム(外部ダイヤフラム)
53b 立ち上がり部
53c 変形可能部
54 上部オイル室(第2流体収容部)
55 オイル通路(流体収容部)
57 噴流用通路(流通路)
58 噴孔(流通路)

Claims (4)

  1. 上流端から流体が流入して、下流端から該流体を吐出すると共に、その途中に弁収容部が設けられた流通路と、
    上記弁収容部の外側に設けられ、作動流体を収容する流体収容部と、
    上記弁収容部と上記流体収容部とを区画すると共に、上記流通路内の圧力に応じて、上記弁収容部内側に没入するように変形する内部ダイヤフラムと、
    上記流体収容部の一部を構成すると共に、上記内部ダイヤフラムが上記弁収容部内側への没入するときに、上記作動流体を介して上記流体収容部内側に没入するように変形する外部ダイヤフラムと、
    上記弁収容部に収容され、上記内部ダイヤフラムが上記弁収容部内側へ没入することによって上記流通路を閉塞する弁体と、を備える槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造であって、
    上記外部ダイヤフラムを外方から覆う保護カバー、をさらに備え、
    上記保護カバーは、その内部と外部とを連通させる1又は複数の連通孔を有することを特徴とする槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造。
  2. 請求項1に記載の槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造において、
    上記流体収容部は、上記弁収容部の下側に形成されて上記内部ダイヤフラムによって該弁収容部と区画される第1流体収容部と、該第1流体収容部に連通する第2流体収容部とを有し、
    上記第2流体収容部は、上記外部ダイヤフラムと、該外部ダイヤフラムを取り付けるケーシングによって形成され、
    上記保護カバーは、有底筒形状であって、上記外部ダイヤフラムを覆うように上記ケーシングに対して上方から取り付けられ、
    上記連通孔は、上記保護カバーの側面に設けられていることを特徴とする槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造。
  3. 請求項2に記載の槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造において、
    上記外部ダイヤフラムは、上記保護カバーの内周面に沿って上記ケーシングから立ち上がる立ち上がり部と、該立ち上がり部の上端部に連続して設けられ且つ上記流体収容部内側に没入するように変形可能な変形可能部と、を有しており、
    上記立ち上がり部の上端部は、上記保護カバーの1又は複数の連通孔のうち、少なくとも1つの連通孔の下端部まで、又は少なくとも1つの連通孔と重なる位置まで延びていることを特徴とする槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造。
  4. 請求項3に記載の槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造において、
    上記立ち上がり部は、上記変形可能部よりも変形し難く構成されていることを特徴とする槽内攪拌装置の外部ダイヤフラムの保護構造。
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