JP2007069747A - 燃料タンク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 タンク内に多量の水が滞留している場合であっても、燃料の供給がより確実に行なわれる燃料タンク装置を提供する。
【解決手段】 燃料タンク装置は、底部22と、底部22から立ち上がる側部23とを有し、燃料タンク12内に設けられたサブカップ21と、底部22上の側部23に囲まれた空間に設置され、燃料ポンプ41に接続されたサクションフィルタ31とを備える。側部23は、その空間を、サクションフィルタ31が配置される主室28と、副室29とに区画する分離壁23nを含む。サクションフィルタ31の最大高さH1が、分離壁23nの高さH2よりも高い。
【選択図】 図2
【解決手段】 燃料タンク装置は、底部22と、底部22から立ち上がる側部23とを有し、燃料タンク12内に設けられたサブカップ21と、底部22上の側部23に囲まれた空間に設置され、燃料ポンプ41に接続されたサクションフィルタ31とを備える。側部23は、その空間を、サクションフィルタ31が配置される主室28と、副室29とに区画する分離壁23nを含む。サクションフィルタ31の最大高さH1が、分離壁23nの高さH2よりも高い。
【選択図】 図2
Description
この発明は、一般的には、燃料タンク装置に関し、より特定的には、燃料をフィルタ周辺に保持するためのサブカップが燃料タンク内に設けられた燃料タンク装置に関する。
従来の燃料タンク装置に関して、たとえば、特開平7−148405号公報には、フレームとの摩擦によるフィルタの摩耗を抑制することを目的とした燃料用フィルタが開示されている(特許文献1)。特許文献1では、燃料用フィルタが、燃料タンク内に配設されたチャンバ内に配置されており、吸込みパイプを介して燃料ポンプに接続されている。燃料ポンプを駆動させると、燃料タンク内の燃料が燃料用フィルタでろ過された後、吸込みパイプを通ってエンジンに送られる。
また、特開2003−28019号公報には、油水の分離機能を向上させることを目的とした燃料用フィルタ装置が開示されている(特許文献2)。
特開平7−148405号公報
特開2003−28019号公報
燃料タンク内の燃料には、給油口から浸入した水が混入したり、空気中に含まれる水蒸気が燃料タンク内で結露して混じったりする場合がある。このため、特許文献1に開示された燃料タンクでは、燃料に混入した水がエンジンに供給されないように燃料用フィルタが設けられている。
しかしながら、燃料タンクを搭載した車両が長期間に渡って停止し、水と燃料とが分離した際に、燃料に混入した水の量が多すぎると、燃料用フィルタが水位より低い位置に埋もれるおそれがある。この場合、エンジンに燃料を供給することができず、車両を再び始動させることができない。また、特許文献2に開示された燃料用フィルタ装置においても、同様の問題が生じるおそれがある。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、タンク内に多量の水が滞留している場合であっても、燃料の供給がより確実に行なわれる燃料タンク装置を提供することである。
この発明に従った燃料タンク装置は、底部と、底部から立ち上がる側部とを有し、燃料タンク内に設けられた容器と、底部上の側部に囲まれた空間に設置され、燃料ポンプに接続された燃料フィルタとを備える。燃料フィルタの最大高さが、側部の最小高さよりも高い。
このように構成された燃料タンク装置によれば、燃料タンク内で燃料と水とが分離すると、相対的に大きい密度を有する水が下層をなし、相対的に小さい密度を有する燃料が上層をなす。このとき、容器内に水が滞留する場合があっても、燃料フィルタが容器の側部よりも高い位置まで設けられているため、容器の上方にある燃料を燃料フィルタから燃料ポンプに吸引することができる。これにより、燃料タンク内における水の許容滞留量を増加させることができ、燃料タンク内の燃料をより確実に燃料フィルタから吸引することができる。
また、燃料タンク装置は、燃料フィルタを介して燃料ポンプから吐出される燃料の一部を、燃料タンク内に還流させる配管をさらに備える。側部は、空間を、燃料フィルタが配置される主室と、副室とに区画する分離壁を含む。副室には、配管内の燃料流れによって発生する負圧により、燃料タンクから燃料が移送される。副室に移送された燃料は、分離壁を越えて主室に流入する。好ましくは、燃料フィルタの最大高さが、分離壁の高さよりも高い。
このように構成された燃料タンク装置によれば、容器内の主室に水が滞留する場合があっても、分離壁の高さを越えた水は、副室に流入する。このため、主室に滞留する水の水位は、分離壁の高さ以下である。したがって、燃料フィルタを分離壁よりも高い位置まで設けることによって、分離壁の上方にある燃料を燃料フィルタから燃料ポンプに吸引することができる。
また好ましくは、燃料フィルタは、撥水性を有する。このように構成された燃料タンク装置によれば、燃料フィルタから吸引される水の量を低減させることができる。これにより、燃料が供給される機関をより確実に正常に作動させることができる。
以上説明したように、この発明に従えば、タンク内に多量の水が滞留している場合であっても、燃料の供給がより確実に行なわれる燃料タンク装置を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における燃料タンク装置を示す断面図である。図1を参照して、本実施の形態における燃料タンク装置10は、車両に搭載されており、車両の動力源であるエンジンに燃料を供給する。
図1は、この発明の実施の形態1における燃料タンク装置を示す断面図である。図1を参照して、本実施の形態における燃料タンク装置10は、車両に搭載されており、車両の動力源であるエンジンに燃料を供給する。
燃料タンク装置10は、底面12cを有し、開口部14が形成された燃料タンク12と、開口部14から燃料タンク12内に挿入され、底面12c上に設置されたサブカップ21と、サブカップ21内に設けられたサクションフィルタ31および燃料ポンプ41とを備える。燃料タンク12は、樹脂から形成されている。燃料タンク12は、鉄等の金属から形成されていても良い。
燃料タンク12には、タンク内に燃料を供給するための給油口17に連通する給油管が接続されている。燃料タンク12には、開口部14を塞ぐように蓋材13が設けられている。サブカップ21は、スプリング15を介して蓋材13に接続されている。サブカップ21は、スプリング15の弾性力によって底面12cに向けて付勢されている。これにより、サブカップ21は、燃料タンク12の変形に追従して、底面12c上に設置された状態を常時、維持する。
燃料タンク12内の燃料は、まずサブカップ21に移送されてからサクションフィルタ31に吸引される。このため、燃料タンク12内の燃料が残り少ない時に車両が傾いて、タンクの片隅に燃料が寄るような状況となっても、サブカップ21に移送された燃料を、サクションフィルタ31の周りに保持することができる。これにより、サクションフィルタ31でエア吸いが発生することを防止できる。
図2は、図1中の2点鎖線IIで囲まれた範囲を詳細に示す断面図である。図中には、図1中の燃料ポンプ41が稼動している時の燃料タンク装置が示されている。図3は、図2中のIII−III線上に沿った燃料タンク装置の断面図である。
図2および図3を参照して、サブカップ21は、底面12c上で延在する底部22と、底部22に連なる側部23とから構成されている。側部23は、底部22の周縁から鉛直上方向に立ち上がり、底部22上に空間を形成する側壁23mと、底部22の表面上から鉛直上方向に立ち上がり、側壁23mによって形成された空間を主室28と副室29とに区画する分離壁23nとからなる。
分離壁23nは、一定の高さH2を有する。高さH2は、底部22から測定した分離壁23nの鉛直方向の長さである。高さH2は、底部22からの側壁23mの高さよりも小さく、底部22からの側部23の高さのうち最小となる高さである。
サクションフィルタ31は、主室28内で底部22上に設置されている。サクションフィルタ31は、底部22に平行に延在し、さらに底部22上で折れ曲がって底部22から離間する方向に延びて形成されている。サクションフィルタ31は、底部22上から鉛直方向の上側に延びる部分を有する。
サクションフィルタ31は、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレンまたはポリエチレン等の水との接触角が90°以上の材質からなる撥水性の濾材により形成されている。燃料タンク12内の燃料には、給油時、図1中の給油口17から偶発的に水が浸入したり、燃料タンク12内の空気中に含まれる水蒸気が結露したりして、水が混入することがある。撥水性の濾材から形成されたサクションフィルタ31により、水がエンジンに供給されることを抑制できる。
本実施の形態では、サクションフィルタ31は、上記の材質からなる不織布を折り曲げ、不織布が重なり合った端部を熱溶着することによって形成されている。サクションフィルタ31は、その不織布が熱溶着された溶着部31dを有する。サクションフィルタ31は、高さH1を有する。高さH1は、底部22から測定したサクションフィルタ31の鉛直方向の長さである。高さH1は、サクションフィルタ31が燃料を吸引することが可能な部分の最大高さであり、溶着部31dを除いたサクションフィルタ31の高さである。サクションフィルタ31は、高さH1が分離壁23nの高さH2よりも大きくなるように形成されている。本実施の形態では、サクションフィルタ31の高さH1が、側壁23mの高さよりも小さい。
なお、高さH1およびH2の測定時の基準位置となる底部22は、車両搭載上、水平方向に延在している。しかし、これにかかわらず、高さH1と高さH2とは、同じ高さの基準位置からそれぞれ測定される。
サクションフィルタ31には、燃料ポンプ41が接続されている。燃料ポンプ41は、主室28に位置決めされている。燃料ポンプ41は、さらに、燃料流路44を介してエンジン18に接続されている。
サブカップ21には、副室29と燃料タンク12内との間を連通させる流入管26が設けられている。流入管26は、底部22上に設置されている。流入管26が副室29に開口する位置には、開閉自在なフラッパバルブ27が設けられている。フラッパバルブ27は、燃料タンク12から副室29に向けた燃料流れを許容し、副室29から燃料タンク12に向けた燃料流れを規制する。
フラッパバルブ27による流入管26のシールは厳密に行なわれていないため、燃料ポンプ41を長い期間、停止したままにしておくと、サブカップ21内の燃料が、流入管26を通って燃料タンク12内に移る。このため、燃料タンク12内の燃料が残り少ない時に、車両を傾いた状態で長期間、駐車したりすると、サクションフィルタ31が燃料から露出する場合がある。しかしながら、本実施の形態では、流入管26と隔てられた主室28にサクションフィルタ31が配置されているため、次の車両始動時に用いる燃料として主室28に溜められた燃料を、サクションフィルタ31の周りに確保することができる。
燃料タンク12内の流入管26に隣り合う位置には、ジェットポンプ47が設置されている。ジェットポンプ47は、リターン流路45を介して燃料流路44に接続されている。リターン流路45の経路上には、エンジン18に向かう燃料の圧力を一定に保つためのプレッシャレギュレータ46が設けられている。
燃料ポンプ41を稼動させると、サクションフィルタ31を介して燃料流路44に送られた燃料が、エンジン18に供給される。燃料流路44を通る燃料の一部は、リターン流路45を通って、ジェットポンプ47に送られる。このとき、リターン流路45からの燃料流れによってジェットポンプ47内に負圧が生じ、その負圧によって、燃料タンク12内の燃料がジェットポンプ47内に引き込まれる。燃料は、ジェットポンプ47から流入管26に向けて噴出され、副室29に流入する。副室29で分離壁23nの高さを越えた燃料は、主室28に流入する。このようにして主室28に溜まった燃料が、サクションフィルタ31に吸引される。
図4は、燃料ポンプが停止した時の燃料タンク装置を示す断面図である。図4を参照して、燃料ポンプを長い期間、停止したままにすると、サブカップ21内の燃料が、流入管26を通って徐々に燃料タンク12内に移るため、サブカップ21内の燃料の液面と、燃料タンク12内の燃料の液面とがほぼ等しくなる。一方、燃料タンク12内では、燃料に混入した水が、燃料から分離し、水が下層に、燃料が上層に集まる。
燃料タンク12内にある燃料は、サブカップ21の主室28内に集められ、その後、撥水性を有するサクションフィルタ31によってエンジン18への供給が遮られる。このため、燃料に混入する水の量が多いと、水と燃料とが分離した時に主室28内に溜まる水100の量が増大する。しかしながら、水100の水面101が分離壁23nの高さよりも高くなった場合には、水は、分離壁23nを越えて副室29内に流れ込み、さらに流入管26を通って燃料タンク12内の底面12c上に溜まる。このため、サブカップ21内に最も多く水が滞留した場合として、主室28内が水で満たされることが想定される。これに対して、本実施の形態では、サクションフィルタ31が分離壁23nよりも高い位置まで形成されているため、分離壁23nよりも高い位置にある燃料を、サクションフィルタ31から吸引することができる。
この発明の実施の形態1における燃料タンク装置10は、底部22と、底部22から立ち上がる側部23とを有し、燃料タンク12内に設けられた容器としてのサブカップ21と、底部22上の側部23に囲まれた空間に設置され、燃料ポンプ41に接続された燃料フィルタとしてのサクションフィルタ31とを備える。サクションフィルタ31の最大高さH1が、側部23の最小高さH2よりも高い。
燃料タンク装置10は、サクションフィルタ31を介して燃料ポンプ41から吐出される燃料の一部を、燃料タンク12内に還流させる配管としてのリターン流路45をさらに備える。側部23は、空間を、サクションフィルタ31が配置される主室28と、主室28に隣り合う副室29とに区画する分離壁23nを含む。副室29には、リターン流路45内の燃料流れによって発生する負圧により、燃料タンク12から燃料が移送される。副室29に移送された燃料は、分離壁23nを越えて主室28に流入する。サクションフィルタ31の最大高さH1が、分離壁23nの高さH2よりも高い。
このように構成された、この発明の実施の形態1における燃料タンク装置10によれば、長期間停車し、その後再びエンジン18を始動させる時に、より確実にエンジン18に燃料を供給することができる。これにより、エンジンの不調や停止を招くことなく、車両を正常に走行させ始めることができる。
なお、本実施の形態では、燃料タンク12が平面状に延在する底面12cを有する場合について説明したが、燃料タンク12は、プロペラシャフトを避けるように鞍型に形成されていても良い。また、プレッシャレギュレータ46が設けられたリターン流路45とは別に燃料流路44から分岐する流路を設け、その流路にジェットポンプ47を配置しても良い。
(実施の形態2)
図5は、この発明の実施の形態2における燃料タンク装置を示す断面図である。図5は、実施の形態1における図4に対応する図である。本実施の形態における燃料タンク装置は、実施の形態1における燃料タンク装置10と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図5は、この発明の実施の形態2における燃料タンク装置を示す断面図である。図5は、実施の形態1における図4に対応する図である。本実施の形態における燃料タンク装置は、実施の形態1における燃料タンク装置10と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図5を参照して、本実施の形態では、図2中の分離壁23nが設けられておらず、実施の形態1における側部23が側壁23mのみから構成されている。側壁23mは、一定の高さH3を有する。高さH3は、底部22から測定した側壁23mの鉛直方向の長さである。サクションフィルタ31は、高さH1が側壁23mの高さH2よりも大きくなるように形成されている。
このように構成された、この発明の実施の形態2における燃料タンク装置によれば、燃料タンク12内の燃料に混入する水の量が多く、仮にサブカップ21内が水100で満たされる場合があっても、サブカップ21よりも高い位置にある燃料をサクションフィルタ31から吸引することができる。これにより、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 燃料タンク装置、12 燃料タンク、21 サブカップ、22 底部、23 側部、23n 分離壁、28 主室、29 副室、31 サクションフィルタ、41 燃料ポンプ、45 リターン配管。
Claims (3)
- 底部と、前記底部から立ち上がる側部とを有し、燃料タンク内に設けられた容器と、
前記底部上の前記側部に囲まれた空間に設置され、燃料ポンプに接続された燃料フィルタとを備え、
前記燃料フィルタの最大高さが、前記側部の最小高さよりも高い、燃料タンク装置。 - 前記燃料フィルタを介して前記燃料ポンプから吐出される燃料の一部を、前記燃料タンク内に還流させる配管をさらに備え、
前記側部は、前記空間を、前記燃料フィルタが配置される主室と、副室とに区画する分離壁を含み、
前記副室には、前記配管内の燃料流れによって発生する負圧により、前記燃料タンクから燃料が移送され、前記副室に移送された燃料は、前記分離壁を越えて前記主室に流入し、
前記燃料フィルタの最大高さが、前記分離壁の高さよりも高い、請求項1に記載の燃料タンク装置。 - 前記燃料フィルタは、撥水性を有する、請求項1または2に記載の燃料タンク装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080716 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090209 |