JP2006328689A - ピボットヒンジ、ピボットヒンジの化粧カバーの取付構造 - Google Patents
ピボットヒンジ、ピボットヒンジの化粧カバーの取付構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 取付ネジを露出させずに化粧カバーを取り付けることができるピボットヒンジを提供する。
【解決手段】 ピボットヒンジ1のヒンジ主体3には、化粧カバー4で被覆される面の縁部に係合部51を両側方向に突設し、化粧カバー4には、カバー側部42の内面の両側に前記ヒンジ主体3の係合部51に被嵌させる凹部44を形成する。化粧カバー4をヒンジ主体3に被せ、化粧カバー4の凹部44をヒンジ主体3の係合部51に被嵌させる。化粧カバー4の内面の両側の凹部44はヒンジ主体3の両側の係合部51をヒンジ主体3の中心方向に挟持して、化粧カバー4はヒンジ主体3を挟持する状態となって、化粧カバー4はヒンジ主体3に取り付けられる。
【選択図】 図3
【解決手段】 ピボットヒンジ1のヒンジ主体3には、化粧カバー4で被覆される面の縁部に係合部51を両側方向に突設し、化粧カバー4には、カバー側部42の内面の両側に前記ヒンジ主体3の係合部51に被嵌させる凹部44を形成する。化粧カバー4をヒンジ主体3に被せ、化粧カバー4の凹部44をヒンジ主体3の係合部51に被嵌させる。化粧カバー4の内面の両側の凹部44はヒンジ主体3の両側の係合部51をヒンジ主体3の中心方向に挟持して、化粧カバー4はヒンジ主体3を挟持する状態となって、化粧カバー4はヒンジ主体3に取り付けられる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ピボットヒンジおよびピボットヒンジの化粧カバーの取付構造に関する。
ピボットおよび軸受けが開き戸の扉本体の厚み外に位置し、枠体に対して扉本体を開閉自在に取り付けるピボットヒンジは、扉本体または枠体に固定されるヒンジ基部と、前記ヒンジ基部から扉本体の厚み外の位置に延設されてピボットまたは軸受けが設けられるヒンジ主体と、ヒンジ主体を被覆する化粧カバーとを有している。
前記化粧カバーは、扉本体または枠体の外部に位置する前記ヒンジ主体を被覆して、ピボットヒンジの外観体裁を向上させる目的で設けられる。化粧カバーは、ヒンジ主体の上面部または下面部を被覆するカバー天部と、ヒンジ主体の側面部を被覆するカバー側部とを有しており、ヒンジ主体に被嵌される。ヒンジ主体の上面部または下面部のいずれを被覆するかは、ヒンジ主体が扉本体または枠体のどの位置に取り付けられるかによって決定される。すなわち、人の目線より高い位置に取り付けられるヒンジ主体には、人の目が届くヒンジ主体の下面部を被覆するように化粧カバーが設けられる。反対に、人の目線より低い位置に取り付けられるヒンジ主体には、人の目が届くヒンジ主体の上面部を被覆するように化粧カバーが設けられる。
従来の化粧カバーの取り付けは、ヒンジ主体の上面部または下面部にネジ孔を設け、化粧カバーのカバー天部には前記ネジ孔に対応する位置に透孔が設けられており、取付ネジを前記ネジ孔に螺合させて化粧カバーをヒンジ主体に取り付けていた(例えば、特許文献1参照。)。
また、取付ネジを用いずに化粧カバーをヒンジ主体に取り付けるピボットヒンジとして、ヒンジ主体の側面部に切欠部を設け、化粧カバーのカバー側部に前記切欠部に対応する突起部を設け、ヒンジ主体に化粧カバーを被嵌させるとともに、ヒンジ主体の切欠部に化粧カバーの突起部を嵌合させるピボットヒンジが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−246058号公報、図2
実公昭38−6281号公報
ところで近年、扉はデザイン性が重視されており、取付ネジが露出するとデザイン性を損なうため、取付ネジは極力目に付かない位置に設ける必要がある。しかし、化粧カバーの取付ネジがカバー天部に露出している上記従来のピボットヒンジの場合、扉本体の上部に設けられるヒンジ主体では、ヒンジ主体の下面部側に取付ネジが露出し、扉本体の下部に設けられるヒンジ主体では、ヒンジ主体の上面部側に取付ネジが露出するため、化粧カバーの取付ネジが人の目の届く目立つ位置に露出して、せっかくの扉のデザイン性を損なうという問題があった。
また、取付ネジを用いずに化粧カバーを取り付ける上記従来のピボットヒンジでは、ヒンジ主体に予め切欠部を形成しておく必要があるため、化粧カバーを取り付けるためのヒンジ主体の構造が複雑となり、加工にも手数がかかるという問題があった。
更に、開き戸に既設されている従来のピボットヒンジについても、ヒンジ主体の形状はそのまま変更せず、部材の追加を行うことによって取付ネジが露出しないピボットヒンジに改造することが望まれていた。
そこで本発明は、取付ネジを露出させずに化粧カバーを取り付けることができるピボットヒンジの提供を第1の目的とする。
また、化粧カバーを取り付けるためのヒンジ主体の構造を簡単とし、加工にも手数がかからないピボットヒンジの提供を第2の目的とする。
更に、開き戸に既設されている従来のピボットヒンジであっても、ヒンジ主体の形状はそのまま変更せず、部材の追加を行うことによって取付ネジが露出しないピボットヒンジに改造することができるピボットヒンジの化粧カバーの取付構造の提供を第3の目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ピボットおよび軸受けが開き戸の扉本体の厚み外に位置し、枠体に対して扉本体を開閉自在に取り付けるピボットヒンジであって、
扉本体または枠体に固定されるヒンジ基部と、
前記ヒンジ基部から扉本体の厚み外の位置に延設されてピボットまたは軸受けが設けられるとともに、上面部または下面部のうち後記化粧カバーで被覆される面の縁部に係合部が両側方向に突設されるヒンジ主体と、
前記ヒンジ主体の上面部または下面部を被覆するカバー天部、ヒンジ主体の側面部を被覆するカバー側部、および前記カバー天部の内面の両側に形成されて前記ヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより前記両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持する凹部、を有する化粧カバーと、を備えた。
扉本体または枠体に固定されるヒンジ基部と、
前記ヒンジ基部から扉本体の厚み外の位置に延設されてピボットまたは軸受けが設けられるとともに、上面部または下面部のうち後記化粧カバーで被覆される面の縁部に係合部が両側方向に突設されるヒンジ主体と、
前記ヒンジ主体の上面部または下面部を被覆するカバー天部、ヒンジ主体の側面部を被覆するカバー側部、および前記カバー天部の内面の両側に形成されて前記ヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより前記両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持する凹部、を有する化粧カバーと、を備えた。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、化粧カバーのカバー側部の両側の内面に、カバー側部の内側方向に突出する凸部を設け、カバー天部の内面と前記凸部との間に凹部を形成した。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、凸部は、カバー側部の内側方向に突出する当接部を有するとともにカバー天部の内面と前記当接部との間に凹部を形成しており、前記凹部に被嵌されたヒンジ主体の両側のそれぞれの係合部をカバー天部の内面と前記当接部とで上下方向に挟持することとした。
請求項4に記載の発明では、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面に係合部材を取り付け、前記係合部材の縁部を前記面の縁部から突出させることにより、ヒンジ主体の両側に係合部を形成することとした。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面にネジ孔が形成され、係合部材は前記ネジ孔に螺合する取付ネジでヒンジ主体に取り付けられることとした。
請求項6に記載の発明では、ピボットおよび軸受けが開き戸の扉本体の厚み外に位置し、枠体に対して扉本体を開閉自在に取り付けるピボットヒンジの化粧カバーの取付構造であって、ピボットヒンジは、
扉本体または枠体に固定されるヒンジ基部と、
前記ヒンジ基部から扉本体の厚み外の位置に延設されてピボットまたは軸受けが設けられるとともに、上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面にネジ孔が形成され、係合部材は前記ネジ孔に螺合する取付ネジでヒンジ主体に取り付け、当該面の縁部に係合部が両側方向に突設されるヒンジ主体と、
前記ヒンジ主体の上面部または下面部を被覆するカバー天部、ヒンジ主体の側面部を被覆するカバー側部、および前記カバー天部の内面の両側に形成されて前記ヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより前記両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持する凹部、を有する化粧カバーと、
を備えており、
化粧カバーをヒンジ主体に被せ、化粧カバーの内面の両側に形成された凹部をヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより、化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持し、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持することを特徴とするピボットヒンジの化粧カバーの取付構造とした。
扉本体または枠体に固定されるヒンジ基部と、
前記ヒンジ基部から扉本体の厚み外の位置に延設されてピボットまたは軸受けが設けられるとともに、上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面にネジ孔が形成され、係合部材は前記ネジ孔に螺合する取付ネジでヒンジ主体に取り付け、当該面の縁部に係合部が両側方向に突設されるヒンジ主体と、
前記ヒンジ主体の上面部または下面部を被覆するカバー天部、ヒンジ主体の側面部を被覆するカバー側部、および前記カバー天部の内面の両側に形成されて前記ヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより前記両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持する凹部、を有する化粧カバーと、
を備えており、
化粧カバーをヒンジ主体に被せ、化粧カバーの内面の両側に形成された凹部をヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより、化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持し、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持することを特徴とするピボットヒンジの化粧カバーの取付構造とした。
(作用)
従って、請求項1に記載の発明では、化粧カバーをヒンジ主体に被せ、化粧カバーの内面の両側に形成された凹部をヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させる。化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持するため、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバーはヒンジ主体に取り付けられる。そして、化粧カバーのカバー天部はヒンジ主体の上面部または下面部を被覆し、化粧カバーのカバー側部はヒンジ主体の側面部を被覆する。
従って、請求項1に記載の発明では、化粧カバーをヒンジ主体に被せ、化粧カバーの内面の両側に形成された凹部をヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させる。化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持するため、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバーはヒンジ主体に取り付けられる。そして、化粧カバーのカバー天部はヒンジ主体の上面部または下面部を被覆し、化粧カバーのカバー側部はヒンジ主体の側面部を被覆する。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、化粧カバーのカバー側部の両側の内面に、カバー側部の内側方向に突出する凸部を設けることにより、カバー天部の内面と前記凸部との間にヒンジ主体の係合部を挟持する凹部を形成する。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、凸部は、カバー側部の内側方向に突出する当接部を有するとともにカバー天部の内面と前記当接部との間に凹部を形成する。化粧カバーをヒンジ主体に被せ、化粧カバーの内面の両側に形成された凹部をヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させると、化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持するため、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となる。また、凹部は、カバー天部の内面と前記当接部とで、前記凹部に被嵌されたヒンジ主体の両側のそれぞれの係合部を上下方向に挟持する。
請求項4に記載の発明では、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面に係合部材を取り付け、前記係合部材の縁部を前記面の縁部から突出させることにより、ヒンジ主体の両側に係合部を形成する。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面にネジ孔が形成され、係合部材は前記ネジ孔に螺合する取付ネジでヒンジ主体に取り付けられる。前記係合部材の縁部を前記面の縁部から突出させることにより、ヒンジ主体の両側に係合部が形成される。
請求項6に記載の発明では、扉に既設されているピボットヒンジが、化粧カバーの外面に取付ネジが露出したピボットヒンジであっても、ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆されている面にネジ孔を有していれば、まず、既設の化粧カバーを除去し、次に係合部材を前記ネジ孔に螺合する取付ネジでヒンジ主体に取り付けて、当該面の縁部に係合部が両側方向に突設されるヒンジ主体とする。そして、カバー天部の内面の両側に凹部を形成した新たな化粧カバーをヒンジ主体に被せ、化粧カバーの内面の両側に形成された凹部をヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより、化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持し、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバーはヒンジ主体に取り付けられる。
請求項1から5に記載の発明によれば、化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持するため、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバーはヒンジ主体に取り付けられる。よって、化粧カバーの外面に取付ネジを露出させずに化粧カバーを取り付けることができ、外観体裁が良好となり、扉のデザイン性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、化粧カバーのカバー側部の両側の内面に、カバー側部の内側方向に突出する凸部を設けることにより、カバー天部の内面と前記凸部との間にヒンジ主体の係合部を挟持する凹部が形成される。化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持するため、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバーはヒンジ主体に取り付けられる。
請求項3に記載の発明によれば、凸部は、カバー側部の内側方向に突出する当接部を有するとともにカバー天部の内面と前記当接部との間に凹部を形成する。化粧カバーをヒンジ主体に被せ、化粧カバーの内面の両側に形成された凹部をヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させると、化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持して化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となり、また、前記凹部に被嵌されたヒンジ主体の両側のそれぞれの係合部は、カバー天部の内面と前記当接部とで上下方向に挟持されるため、化粧カバーはヒンジ主体に取り付けられる。
請求項4に記載の発明によれば、ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面に係合部材を取り付け、前記係合部材の縁部を前記面の縁部から突出させることにより、ヒンジ主体の両側に係合部が形成される。化粧カバーの内面の両側の凹部でヒンジ主体の両側の係合部を挟持し、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバーはヒンジ主体に取り付けられる。
請求項5に記載の発明によれば、ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面にネジ孔が形成され、係合部材は前記ネジ孔に螺合する取付ネジでヒンジ主体に取り付けられる。前記係合部材の縁部を前記面の縁部から突出させることにより、ヒンジ主体の両側に係合部が形成される。化粧カバーの内面の両側の凹部でヒンジ主体の両側の係合部を挟持し、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバーはヒンジ主体に取り付けられる。
請求項6に記載の発明によれば、扉に既設されているピボットヒンジが、化粧カバーの外面に取付ネジが露出したピボットヒンジであっても、ヒンジ主体の形状はそのまま変更せず、係合部材を取り付け、カバー側部の内面の両側に凹部を形成した新たな化粧カバーを取り付けることにより、取付ネジが露出しないピボットヒンジに改造することができる。
本発明を具体化した実施形態について図1から図12に従って説明する。尚、以下の説明において上下方向とは、ピボットヒンジ1を扉に取り付けた状態における上下方向とする。
本発明の実施例1に係るピボットヒンジ1を図1に示す。11は扉本体61の上部に設けられる扉側上ヒンジ、12は扉本体61の下部に設けられる扉側下ヒンジ、13は前記扉側上ヒンジ11に対応する位置であって枠体62の上部に設けられる枠側上ヒンジ、14は前記扉側下ヒンジ12に対応する位置であって枠体62の下部に設けられる枠側下ヒンジである。ピボットヒンジ1は前記扉側上ヒンジ11、扉側下ヒンジ12、枠側上ヒンジ13、枠側下ヒンジ14から構成される。ピボットヒンジ1は、図2に示すように、ピボット35が開き戸6の扉本体61の厚み外に位置し、枠体62に対して扉本体61を開閉自在に取り付ける。扉本体61に設けられる前記扉側上ヒンジ11と前記扉側下ヒンジ12は、それぞれ扉本体61に固定されるヒンジ基部2を有し、枠体62に設けられる前記枠側上ヒンジ13と前記枠側下ヒンジ14は、それぞれ枠体62に固定されるヒンジ基部2を有する。また、扉側上ヒンジ11と枠側下ヒンジ14はそれぞれピボット35が設けられるヒンジ主体3を有し、枠側上ヒンジ13と扉側下ヒンジ12はそれぞれ軸受け36が設けられるヒンジ主体3を有する。
図1に示すように、実施例1に係るピボットヒンジ1では、前記扉側上ヒンジ11、扉側下ヒンジ12および枠側上ヒンジ13のヒンジ主体3に化粧カバー4が取り付けられる。これらの化粧カバー4の取り付けには共通する部分があるため、以下では扉側下ヒンジ12を中心に説明すると、扉側下ヒンジ12は、図3に示すように、ヒンジ基部2、ヒンジ主体3、化粧カバー4、および係合部材5を有している。
図3に示すように、前記ヒンジ基部2は、扉本体61の下部に固定される金属製の厚板の部分である(図2参照)。ヒンジ基部2は扉本体61の内部に収容され、ボルトで固定される。ヒンジ基部2は扉本体61の内部に収容されて固定されるため、外部に露出しない部分である。
図3に示すように、前記ヒンジ主体3は、前記ヒンジ基部2から連続して扉本体61の厚み外の位置に延設され、軸受け36が設けられる部分である。ヒンジ主体3は、前記ヒンジ基部2と同様、金属製の厚板からなる。ヒンジ主体3は上面部31、下面部32および側面部33を有する。上面部31と下面部32の先端部は、軸受け36の形状と略同心である半円形である。上面部31と下面部32は、先端部の幅が広く、ヒンジ基部2に接近するに従って幅は漸次狭くなっている。上面部31には、係合部材5を取り付けるためのネジ孔34が設けられている。
図4に示すように、扉側下ヒンジ12の上面部31には係合部材5が設けられる。係合部材5は、ヒンジ主体3に係合部51を形成するための部材である。係合部材5は、ステンレスの薄板状部材で形成される。図3に示すように、係合部材5には、前記ヒンジ主体3の上面部31に設けられたネジ孔34に対応する位置に透孔53が形成されている。取付ネジ52を前記透孔53に通し、前記上面部31のネジ孔34に螺合させて係合部材5が上面部31に取り付けられる。係合部材5は、先端部は半円形状であり、前記上面部31の先端部の半円形状よりやや大きく、係合部材5をヒンジ主体3の上面部31に取り付けた状態では、ヒンジ主体3の上面部31の縁部から突出する形状である。また、係合部材5の半円形状の部分から後端部にかけては、両側の縁部が略平行に形成されている。図6に示すように、係合部材5をヒンジ主体3の上面部31に取り付けた状態では、係合部材5の縁部が上面部31の縁部より両側方向に突出する形状である。係合部材5のうちヒンジ主体3の上面部31の縁部から突出する部分が係合部51となる。
図5に示すように、化粧カバー4は、前記ヒンジ主体3を被覆する部材である。化粧カバー4は、ステンレスの薄板状部材で形成される。図3に示すように、化粧カバー4は、カバー天部41と、カバー側部42とを有している。前記カバー天部41は、ヒンジ主体3の上面部31を被覆する部分であり、前記カバー側部42は、ヒンジ主体3の側面部33を被覆する部分である。図5に示すように、カバー天部41は、先端部は前記係合部材5の半円形状と略同じ大きさの半円形状である。また、カバー天部41の半円形状の部分から後端部にかけては、前記係合部材5の縁部(係合部51)の幅と略同じ幅を有している。カバー側部42は、前記カバー天部41の縁部に立設されており、カバー天部41の先端部ではカバー天部41に沿った半円形状である。カバー天部41の半円形状の部分から後端部にかけては、カバー天部41に沿った形状であり、一方のカバー側部42と他方のカバー側部42との間隔は、前記係合部材5の幅より僅かに狭くしている。カバー側部42の上下方向の高さは、ヒンジ主体3の側面部33を被覆しうる高さを有している。化粧カバー4の後端部はカバー側部42を形成せず、ヒンジ主体3に被嵌させるための開口部となっている。
図7に示すように、前記カバー側部42の内面には、凸部43が設けられる。凸部43は、カバー側部42の内側方向に突出する部分であり、カバー天部41の内面との間に凹部44を形成する部材である。凸部43はステンレスの薄板状部材であり、カバー側部42の両側の内面にスポット溶接手段等で取り付けて形成される。図4に示すように、凸部材45の平面方向の取り付け位置は、カバー側部42の内面側の略対向する位置である。
カバー天部41の内面と凸部43との間に形成される凹部44は、図8に示すように、化粧カバー4をヒンジ主体3に被せた状態で、ヒンジ主体3の両側の係合部51に被嵌させることにより、前記両側の係合部51をヒンジ主体3の中心方向に挟持する部分である。凹部44の上下方向の高さは前記ヒンジ主体3の係合部51の厚みよりやや大とし、凹部44が係合部51に被嵌するようにする。一方のカバー側部42と他方のカバー側部42との間隔を、前記係合部材5の縁部(係合部51)の幅より僅かに狭くしているため、一方の凹部44と他方の凹部44との間隔は、係合部51の幅より僅かに狭くなっている。
次に、扉の施工時等において、本実施例に係るピボットヒンジ1のヒンジ主体3に化粧カバー4を取り付ける場合について説明する。まず、図4の状態から、化粧カバー4を後端部からヒンジ主体3に被せていく。図8に示すように、カバー側部42の内面の両側に形成された凹部44は、ヒンジ主体3の両側の係合部51に被嵌させる。一方の側の凹部44と他方の側の凹部44との間隔は、係合部51の幅より僅かに狭くしているため、ヒンジ主体3の両側の係合部51は、化粧カバー4の内面の両側の凹部44に圧接し、係合部51は僅かに弾性変形を生じる。化粧カバー4の凹部44はヒンジ主体3の係合部51をヒンジ主体3の中心方向に挟持し、化粧カバー4はヒンジ主体3をヒンジ主体3の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバー4はヒンジ主体3に取り付けられる。
また、図5に示すように、カバー天部41は、先端部は前記係合部材5の半円形状と略同じ大きさの半円形状であり、カバー側部42は、先端部ではカバー天部41に沿った半円形状であるため、ヒンジ主体3に化粧カバー4を被嵌させると、カバー側部42の凹部44の形成された部分にだけでなく、カバー側部42の先端部にもヒンジ主体3の係合部51が当接する。これにより、ヒンジ主体3に対して化粧カバー4の位置がずれにくくなり、化粧カバー4をヒンジ主体3に確実に取り付けることができる。
また、図8に示すように、化粧カバー4の内面側に対向して設けた凸部43の間隔は、ヒンジ主体3の係合部51の幅より狭くなっているため、ヒンジ主体3に化粧カバー4を被嵌させると、凸部43は、ヒンジ主体3の係合部51の下部に当接し、化粧カバー4がヒンジ主体3の上方向に抜脱することを阻止する抜け止めとなる。
実施例1によれば、以下の効果を有する。
化粧カバー4をヒンジ主体3に被せ、化粧カバー4の内面の両側に形成された凹部44をヒンジ主体3の両側の係合部51に被嵌させることにより、化粧カバー4の内面の両側の凹部44はヒンジ主体3の両側の係合部51をヒンジ主体3の中心方向に挟持するため、化粧カバー4はヒンジ主体3をヒンジ主体3の中心方向に向けて挟持する状態となって、化粧カバー4はヒンジ主体3に取り付けられる。化粧カバー4の外面に取付ネジ52を露出させずに化粧カバー4を取り付けることができるため、外観体裁が良好となり、扉のデザイン性を向上させることができる。
ヒンジ主体3に予め切欠部等を形成しておく必要がないため、化粧カバー4を取り付けるためのヒンジ主体3の構造が簡単となり、加工も容易である。
ピボットヒンジ1の回転部分に注油する場合など、ヒンジ主体3から化粧カバー4を外す必要がある場合は、化粧カバー4をヒンジ主体3から引き抜くようにして外すことができる。化粧カバー4が取付ネジ52で取り付けられている従来のピボットヒンジ1のように、化粧カバー4の着脱の際に取付ネジ52を外したり、締めたりする必要がなく、化粧カバー4の着脱を迅速に行うことができる。
次に実施例2について説明する。実施例2では、化粧カバー4の内面に取り付けられる凸部43に当接部45を形成している点が、前記実施例1と異なっている。実施例1と同一部分は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
前記凸部43は、図9に示すように、当接部45と固定部46とを有する断面略L字形の部材である。前記当接部45は、カバー側部42の内側方向に突出し、カバー天部41の内面との間に凹部44を形成する部分であり、自由端側が前記固定部46に対してやや上方に向くように屈曲している。また、固定部46は、カバー側部42の内面に凸部43を取り付けるための部分である。凸部43はステンレスの薄板状部材であり、カバー側部42の両側の内面にスポット溶接手段等で取り付ける。取り付け位置は、当接部45の自由端側とカバー天部41との間に形成される凹部44の上下方向の高さが、係合部51の厚さよりやや小となるように取り付ける。凸部43の平面方向の取り付け位置は、カバー側部42の内面側の略対向する位置である。
次に、実施例2に係るピボットヒンジ1のヒンジ主体3に化粧カバー4を取り付ける場合について説明する。図10に示すように、化粧カバー4をヒンジ主体3に被せ、化粧カバー4の内面の両側に形成された凹部44をヒンジ主体3の両側の係合部51に被嵌させると、実施例1と同様に、化粧カバー4の内面の両側の凹部44はヒンジ主体3の両側の係合部51をヒンジ主体3の中心方向に挟持し、化粧カバー4はヒンジ主体3をヒンジ主体3の中心方向に向けて挟持した状態となる。また、凹部44の上下方向の高さを係合部51の厚さよりやや小となるようにしているため、凹部44を係合部51に被嵌させると、凸部43の当接部45および固定部46が弾性変形し、被嵌されたヒンジ主体3の係合部51をカバー天部41と当接部45とで上下方向に挟持する。従って、化粧カバー4は、ヒンジ主体3の係合部51をヒンジ主体3の中心方向に挟持するとともに、係合部51を上下方向に挟持し、化粧カバー4はヒンジ主体3に取り付けられる。
実施例2によれば、化粧カバー4は、ヒンジ主体3の係合部51をヒンジ主体3の中心方向に挟持するとともに、係合部51を上下方向に挟持するため、化粧カバー4は、ヒンジ主体3に確実に取り付けられる。
また、化粧カバー4をヒンジ主体3に被せ、化粧カバー4の凹部44をヒンジ主体3の係合部51に被嵌させた場合、当接部45および固定部46が弾性変形するため、軽い力で化粧カバー4の凹部44をヒンジ主体3の係合部51に被嵌させることができ、しかも化粧カバー4をヒンジ主体3に確実に取り付けることができる。
尚、上記説明では、凸部43の当接部45は、自由端側が固定部46に対してやや上方に向くように屈曲しているが、これに限定されず、図11に示すように、自由端側が固定部46に対して直角、あるいはやや下方に向くようにしてもよい。この場合は、当接部45の固定端側が係合部51に当接して係合部51を挟持する。また、凸部43の素材はステンレスを用いたが、これに限定されず、合成樹脂素材など係合部51を挟持するのに十分な弾性を有する素材を用いて形成してもよい。
次に、扉に既設されているピボットヒンジが、化粧カバーの外面に取付ネジが露出したピボットヒンジである場合に、このピボットヒンジを改造して、化粧カバーの外面に取付ネジを露出させずに化粧カバーを取り付けたピボットヒンジとする場合について説明する。このような改造を行うためには、ピボットヒンジは、ヒンジ主体3の上面部31または下面部32のうち化粧カバー4で被覆されている面にネジ孔34を有していることが必要である(図3参照)。
改造は、まず、既設の化粧カバーを取り付けている取付ネジを外し、ヒンジ主体3から既設の化粧カバーを除去する。次に係合部材5を前記ネジ孔34に螺合する取付ネジ52で取り付けて、当該面の縁部の両側方向に係合部51を突設させたヒンジ主体3とする(図3参照)。そして、カバー側部42の内面側に凸部43と凹部44とを有する新たな化粧カバー4をヒンジ主体3に被せることにより、化粧カバー4がヒンジ主体3を挟持し、化粧カバー4をヒンジ主体3に取り付ける。
実施例3によれば、扉に既設されているピボットヒンジが、化粧カバーの外面に取付ネジが露出したピボットヒンジであっても、ヒンジ主体3の形状はそのまま変更せずに係合部材5を取り付け、カバー側部42の内面側に凸部43と凹部44とを有する新たな化粧カバー4を取り付けることにより、取付ネジ52が露出しないピボットヒンジ1に改造することができる。
尚、実施の形態は上記に限定されず、例えば以下のように変更してもよい。
凸部43は、カバー側部42の内面側に別部材を取り付けて形成したが、図12に示すように、カバー側部42の一部を内面側に突出させることにより、凸部43を設けてもよい。
係合部材5は、化粧カバー4のカバー天部41の形状と略同形状としたが、これに限られず、係合部材5の形状は、係合部材5をヒンジ主体3の上面部31または下面部32のうち化粧カバー4で被覆される面に取り付けた状態で、ヒンジ主体3の縁部から両側方向に係合部材5の縁部(係合部51)が突出する状態となる形状であればよい。係合部51は、少なくとも化粧カバー4の凹部44が被嵌する位置に設けられればよい。
上記説明では、ピボットヒンジ1を構成する扉側上ヒンジ11、扉側下ヒンジ12、枠側上ヒンジ13および枠側下ヒンジ14のうち、ヒンジ主体3の上面部31を化粧カバー4で被覆する扉側下ヒンジ12について説明したが、図1に示すように、扉側上ヒンジ11の場合は、化粧カバー4で下面部32を被覆するため、係合部材5はヒンジ主体3の下面部32の縁部より係合部51を突設させるように取り付ける。また、図1に示すように、枠側上ヒンジ13の場合は、化粧カバー4で下面部32を被覆するが、化粧カバー4のカバー天部41にはピボット35が貫通するため、ピボット35を貫通させるための穴をカバー天部41に設ける。
1 ピボットヒンジ
11 扉側上ヒンジ
12 扉側下ヒンジ
13 枠側上ヒンジ
14 枠側下ヒンジ
2 ヒンジ基部
3 ヒンジ主体
31 上面部
32 下面部
33 側面部
34 ネジ孔
35 ピボット
36 軸受け
4 化粧カバー
41 カバー天部
42 カバー側部
43 凸部
44 凹部
45 当接部
46 固定部
5 係合部材
51 係合部
52 取付ネジ
53 透孔
6 開き戸
61 扉本体
62 枠体
11 扉側上ヒンジ
12 扉側下ヒンジ
13 枠側上ヒンジ
14 枠側下ヒンジ
2 ヒンジ基部
3 ヒンジ主体
31 上面部
32 下面部
33 側面部
34 ネジ孔
35 ピボット
36 軸受け
4 化粧カバー
41 カバー天部
42 カバー側部
43 凸部
44 凹部
45 当接部
46 固定部
5 係合部材
51 係合部
52 取付ネジ
53 透孔
6 開き戸
61 扉本体
62 枠体
Claims (6)
- ピボットおよび軸受けが開き戸の扉本体の厚み外に位置し、枠体に対して扉本体を開閉自在に取り付けるピボットヒンジであって、
扉本体または枠体に固定されるヒンジ基部と、
前記ヒンジ基部から扉本体の厚み外の位置に延設されてピボットまたは軸受けが設けられるとともに、上面部または下面部のうち後記化粧カバーで被覆される面の縁部に係合部が両側方向に突設されるヒンジ主体と、
前記ヒンジ主体の上面部または下面部を被覆するカバー天部、ヒンジ主体の側面部を被覆するカバー側部、および前記カバー天部の内面の両側に形成されて前記ヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより前記両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持する凹部、を有する化粧カバーと、
を備えたことを特徴とするピボットヒンジ。 - 化粧カバーのカバー側部の両側の内面に、カバー側部の内側方向に突出する凸部を設け、カバー天部の内面と前記凸部との間に凹部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のピボットヒンジ。
- 凸部は、カバー側部の内側方向に突出する当接部を有するとともにカバー天部の内面と前記当接部との間に凹部を形成しており、前記凹部に被嵌されたヒンジ主体の両側のそれぞれの係合部をカバー天部の内面と前記当接部とで上下方向に挟持することを特徴とする請求項2に記載のピボットヒンジ。
- ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面に係合部材を取り付け、前記係合部材の縁部を前記面の縁部から突出させることにより、ヒンジ主体の両側に係合部を形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のピボットヒンジ。
- ヒンジ主体の上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面にネジ孔が形成され、係合部材は前記ネジ孔に螺合する取付ネジでヒンジ主体に取り付けられることを特徴とする請求項4に記載のピボットヒンジ。
- ピボットおよび軸受けが開き戸の扉本体の厚み外に位置し、枠体に対して扉本体を開閉自在に取り付けるピボットヒンジの化粧カバーの取付構造であって、
ピボットヒンジは、
扉本体または枠体に固定されるヒンジ基部と、
前記ヒンジ基部から扉本体の厚み外の位置に延設されてピボットまたは軸受けが設けられるとともに、上面部または下面部のうち化粧カバーで被覆される面にネジ孔が形成され、係合部材は前記ネジ孔に螺合する取付ネジでヒンジ主体に取り付け、当該面の縁部に係合部が両側方向に突設されるヒンジ主体と、
前記ヒンジ主体の上面部または下面部を被覆するカバー天部、ヒンジ主体の側面部を被覆するカバー側部、および前記カバー天部の内面の両側に形成されて前記ヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより前記両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持する凹部、を有する化粧カバーと、
を備えており、
化粧カバーをヒンジ主体に被せ、化粧カバーの内面の両側に形成された凹部をヒンジ主体の両側の係合部に被嵌させることにより、化粧カバーの内面の両側の凹部はヒンジ主体の両側の係合部をヒンジ主体の中心方向に挟持し、化粧カバーはヒンジ主体をヒンジ主体の中心方向に向けて挟持することを特徴とするピボットヒンジの化粧カバーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005150785A JP2006328689A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ピボットヒンジ、ピボットヒンジの化粧カバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005150785A JP2006328689A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ピボットヒンジ、ピボットヒンジの化粧カバーの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006328689A true JP2006328689A (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=37550655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005150785A Pending JP2006328689A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ピボットヒンジ、ピボットヒンジの化粧カバーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006328689A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8011064B2 (en) | 2008-11-25 | 2011-09-06 | Whirlpool Corporation | Refrigerator hinge cover |
JP2012208457A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-25 | Ricoh Co Ltd | 開閉体のヒンジ支持部構造、同構造を用いた機器、画像形成装置、画像形成装置の周辺機器 |
KR102059518B1 (ko) * | 2019-05-27 | 2019-12-26 | 전희섭 | 방화문용 힌지 장식 어셈블리 |
-
2005
- 2005-05-24 JP JP2005150785A patent/JP2006328689A/ja active Pending
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