JP2006322239A - ラッゲージパネルの開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 既存のヒンジアームを利用しつつ、設計変更の負荷を軽減して第1及び第2リンクのなす最小角度を好適に確保することができるラッゲージパネルの開閉装置を提供する。
【解決手段】 開閉機構11は、一側端部21aが車体10に回転自在に支持され、開口部10aから外側に延出された他側端部21bにラッゲージパネル12が設けられるヒンジアーム21と、開口部の内側でヒンジアームに固着された調整部材22と、トーションバーリンク23と、出力軸24aを有し車体に支持された駆動ユニット24と、出力軸と一体回転するように連結された第1リンク25と、一側端部26aが第1リンクに回転自在に支持され、他側端部26bが調整部材22に回転自在に支持された第2リンク26とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラッゲージパネルの開閉装置に関するものである。
従来、自動車などの車両のラッゲージパネル(トランクリッド)を電動で開閉するラッゲージパネルの開閉装置として種々のものが提案されている(例えば特許文献1〜3など)。図5〜図7は、こうしたラッゲージパネルの開閉装置が備える開閉機構81を示す側面図である。なお、図5、図6及び図7は、それぞれパネル全閉状態、パネル開閉時の状態及びパネル全開状態を示している。この開閉機構81は、車両の幅方向両側で対で配設されており、ここでは車両の前方に向かって右側に配置される開閉機構81を車内側から見た側面図を示している。車両の前方に向かって左側に配置される開閉機構81については基本的に同様の構成であるため、その説明を割愛する。
同図に示されるように、上記開閉機構81は、U字状に曲成されたヒンジアーム82と、トーションバーリンク83と、例えば減速機付モータからなる駆動ユニット84と、第1リンク85と、第2リンク86とを備えている。
上記ヒンジアーム82の一側端部82aは、軸91により車体80に回転自在に支持されており、他側端部82bは、軸91の後方で荷室スペースのトリム(内張)に形成された開口部80aから外側に、全閉状態(図5参照)においてほぼ水平の姿勢で車両後方に伸びている。そして、この他側端部82bにはラッゲージパネル87が載置されている。
前記トーションバーリンク83は、一側端部が車体80に回転自在に支持されており、他側端部が軸92により前記ヒンジアーム82に回転自在に支持されている。このトーションバーリンク83は、前記ヒンジアーム82を図示反時計回転方向に付勢して前記ラッゲージパネル87の開放を助勢する。
前記駆動ユニット84は、車体80に支持されており、電源供給されることでその出力軸84aを図示時計回転方向又は反時計回転方向に回転させる。この出力軸84aは、軸91の下方に配置されている。そして、前記第1リンク85の一側端部は、前記出力軸84aと一体回転するように連結されている。
また、前記第1リンク85の他側端部は、軸93により前記第2リンク86の一側端部に回転自在に支持されている。そして、前記第2リンク86の他側端部は、軸94により前記ヒンジアーム82に回転自在に支持されている。前記軸92は、ヒンジアーム82上において軸91,94の中間部に配置されている。
ここで、前記ヒンジアーム82、第1及び第2リンク85,86は、車体80とともに4節回転連鎖を構成する。従って、駆動ユニット84(出力軸84a)の回転駆動による4節回転連鎖の動作により、第1及び第2リンク85,86を介して前記ヒンジアーム82が押し引きされることで、他側端部82bに設けられたラッゲージパネル87が開閉される。
このような構成にあって、第2リンク86の両端部(軸93,94)を結ぶ直線l1までの、出力軸84a及び軸91からの各距離を距離L1,L2とする。このとき、ヒンジアーム82の軸91周りのトルクT1と、出力軸84aの出力トルクT2との関係を、リンク比(L2/L1)で表すと、以下のようになる。
T1=(L2/L1)・T2
従って、ヒンジアーム82の軸91から遠い位置を押せば、トルクT1が大きくなるが、見栄え上、パネル全開状態(図7参照)においてもトリムの開口部80aから第2リンク86が飛び出さないように、ヒンジアーム82と第2リンク86との結合位置(軸94)が決められている。
また、軸91と軸94とを結ぶ直線l2上に出力軸84aがあるとき(図6参照)、パネル開閉時の作動範囲内で第1及び第2リンク85,86のなす角度(出力軸84a及び軸93を結ぶ直線l3と、直線l1とのなす角度)θが最も小さく、リンク比(L2/L1)が最も大きく、出力トルクT2が最も大きくなる。一方、パネル全閉時に最も力が必要になるため、搭載可能な範囲内で全閉時(図5参照)に軸91,94を結ぶ直線l2に最も近くなるように出力軸84aの位置が決められる。なお、図5では、このときの第1及び第2リンク85,86のなす角度θ1を併せて図示している。
さらに、トーションバーリンク83と第2リンク86との干渉を回避するため、第1リンク85が所定値以上の長さとなるように第1及び第2リンク85,86の長さが決められる。
さらにまた、第1及び第2リンク85,86のなす角度θが小さいほどリンク比(L2/L1)が大きくなり、出力トルクT2が大きくなるが、寸法のばらつきや高負荷時のたわみによる第1及び第2リンク85,86のターンオーバーを防止するため、上記作動範囲内における第1及び第2リンク85,86のなす最小角度θ2(図6参照)は、30°以上とすることが好ましい。
同様に、寸法のばらつきや高負荷時のたわみによる第1及び第2リンク85,86のターンオーバーを防止するため、上記作動範囲内における第1及び第2リンク85,86のなす最大角度θ3(図7参照)は、140°以下とすることが好ましい。
特開2002−201856号公報 特開2002−219937号公報 特開2002−242532号公報
ところで、これら部材等の配置を上述の態様で検討していった場合、車種によっては既存のヒンジアーム82を利用するにあたって、第1及び第2リンク85,86のなす最小角度θ2を30°以上にできないことがある。この場合、例えば第1リンク85を短くすれば、最小角度θ2が大きくなるが、トーションバーリンク83と第2リンク86とが干渉することになる。
あるいは、軸94の位置を、ヒンジアーム82のより先端側(他側端部82b側)に移動すれば、最小角度θ2が大きくなるが、全開時に第2リンク86がトリムの開口部80aから外に飛び出ることになり、見栄えを損ねてしまう。
あるいは、駆動ユニット84の減速比を下げて駆動ユニット84のギヤ84bの外径を小さくし、出力軸84aの位置をその分、より上側にもっていけば最小角度θ2が大きくなるが、出力が低下してしまう。
あるいは、第1及び第2リンク85,86のなす最小角度θ2を確保すべく、既存のヒンジアーム82に代えて新たな形状のヒンジアームを開発することも考えられるが、そのための設計変更の負荷や部品の汎用性の低下を考慮すると、およそ現実的ではない。
本発明の目的は、既存のヒンジアームを利用しつつ、設計変更の負荷を軽減して第1及び第2リンクのなす最小角度を好適に確保することができるラッゲージパネルの開閉装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、一側端部が車体に回転自在に支持され、トリム開口部から外側に延出された他側端部にラッゲージパネルが設けられるヒンジアームと、前記トリム開口部の内側で前記ヒンジアームに固着された調整部材と、一側端部が前記車体に回転自在に支持され、他側端部が前記ヒンジアームに回転自在に支持された、前記ラッゲージパネルの開放を助勢するトーションバーリンクと、回転駆動される出力軸を有し、前記車体に支持された駆動部材と、前記出力軸と一体回転するように連結された第1リンクと、一側端部が前記第1リンクに回転自在に支持され、他側端部が前記調整部材に回転自在に支持された第2リンクとを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、前記調整部材は、前記ラッゲージパネルの全開時に、前記ヒンジアームとの結合位置が、前記第2リンクの他側端部の支持位置よりも前記トリム開口部から該トリム開口部の内側に遠ざかるように曲成されてなることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、前記調整部材は、L字形状を呈していることを要旨とする。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明では、前記調整部材の固着されたヒンジアーム、第1及び第2リンクは、車体とともに4節回転連鎖を構成する。従って、前記出力軸の回転駆動による4節回転連鎖の動作により、前記第1及び第2リンクを介して前記調整部材が押し引きされることで、該調整部材の固着されたヒンジアームの他側端部に設けられたラッゲージパネルが開閉される。この4節回転連鎖の構成にあたって、前記第2リンクの他側端部は、前記調整部材を介して前記ヒンジアームに支持される。換言すれば、前記第2リンクの他側端部の回転中心は、前記調整部材を介して前記ヒンジアームに対する相対位置が調整される。このため、既存のヒンジアームを利用する場合であっても、前記第2リンクを前記トリム開口部から外側に飛び出させることなく、前記第1及び第2リンクのなす最小角度を、前記調整部材による前記第2リンクの他側端部の支持位置(調整部材に対する第2リンクの他側端部の回転中心)を調整することで好適に確保することができる。
請求項2に記載の発明では、前記調整部材は、前記ラッゲージパネルの全開時に、前記ヒンジアームとの結合位置が、前記第2リンクの他側端部の支持位置よりも前記トリム開口部から該トリム開口部の内側に遠ざかるように曲成されている。従って、前記第2リンクの他側端部の支持位置が前記トリム開口部の内側に配置されるように設定することで、前記調整部材の前記トリム開口部から外側への飛び出しをより確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明では、前記調整部材は、極めて簡易なL字形状で成形することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図4は、本発明が適用される自動車などの車両の後尾を示す側面図である。同図に示されるように、車体10には、開閉機構11が設けられている。この開閉機構11は、車両の幅方向両側で対で配設されており、ここでは車両の前方に向かって右側に配置される開閉機構11を車内側から見た側面図を示している。車両の前方に向かって左側に配置される開閉機構11については基本的に同様の構成であるため、その説明を割愛する。
上記開閉機構11には、後述の態様でラッゲージパネル12が支持されている。このラッゲージパネル12は、上記開閉機構11の作動によって開閉される。これにより、上記ラッゲージパネル12は、その下方に形成された荷室スペースSを開閉する。
次に、上記開閉機構11について、図1〜図3に従って説明する。なお、図1、図2及び図3は、それぞれパネル全閉状態、パネル開閉時の状態及びパネル全開状態を示している。
同図に示されるように、上記開閉機構11は、四角柱の棒材をU字状に曲成してなるヒンジアーム21と、調整部材22と、トーションバーリンク23と、例えば減速機付モータからなる駆動ユニット24と、第1リンク25と、第2リンク26とを備えている。
上記ヒンジアーム21の一側端部21aは、軸31により車体10に回転自在に支持されており、他側端部21bは、軸31の後方で荷室スペースSのトリム(内張)に形成されたトリム開口部としての開口部10aから外側に、全閉状態(図1参照)においてほぼ水平の姿勢で車両後方に伸びている。そして、この他側端部21bには、前記ラッゲージパネル12が載置・固設されている。従って、前記ラッゲージパネル12は、上記ヒンジアーム21が軸31周りに一側及び他側(図示反時計回転方向及び時計回転方向の側)に回転することで開閉される。なお、上記ヒンジアーム21は、ラッゲージパネル12の開閉に係る軸31周りの回転範囲で、前記開口部10aと干渉することなく同開口部10aから出没しうるようにその形状(U字状)が設定されている。このヒンジアーム21は、手動で開閉されるラッゲージパネル12に兼用のものである。
前記調整部材22は、金属板にてL字形状に成形されている。この調整部材22は、例えば溶接にてその一側端部22aが前記ヒンジアーム21に固着されている。そして、上記調整部材22は、前記ラッゲージパネル12の全開時(図3参照)に、一側端部22a(ヒンジアーム21との結合位置)が、他側端部22bよりも前記開口部10aからその内側(図3の左側)に遠ざかるように曲成されている。
前記トーションバーリンク23は、一側端部が車体10に回転自在に支持されており、他側端部が軸32により前記ヒンジアーム21に回転自在に支持されている。軸32は、ヒンジアーム21上において一側端部22a及び軸31の中間部に配置されている。このトーションバーリンク23は、前記ヒンジアーム21を図示反時計回転方向に付勢して前記ラッゲージパネル12の開放を助勢する。
前記駆動ユニット24は、車体10に支持されており、電源供給されることで減速機を構成するギヤ24bを介して出力軸24aを図示時計回転方向又は反時計回転方向に回転させる。この出力軸24aは、軸31の下方に配置されている。そして、前記第1リンク25の一側端部25aは、前記出力軸24aと一体回転するように連結されている。
また、前記第1リンク25の他側端部25bは、軸33により前記第2リンク26の一側端部26aに回転自在に支持されている。そして、前記第2リンク26の他側端部26bは、軸34により前記調整部材22の他側端部22bに回転自在に支持されている。これら第1及び第2リンク25,26の長さは、トーションバーリンク23と第2リンク26との干渉を回避するため、第1リンク25が所定値以上の長さとなるように決められている。
ここで、前記調整部材22の固着されたヒンジアーム21、第1及び第2リンク25,26は、車体10とともに4節回転連鎖を構成する。従って、駆動ユニット24(出力軸24a)の回転駆動による4節回転連鎖の動作により、第1及び第2リンク25,26を介して前記調整部材22が押し引きされることで、同調整部材22の固着されたヒンジアーム21の他側端部21bに設けられたラッゲージパネル12が開閉される。この4節回転連鎖の構成にあたって、前記第2リンク26の他側端部26bは、前記調整部材22を介して前記ヒンジアーム21に支持される。換言すれば、前記第2リンク26の他側端部26bの回転中心(軸34)は、前記調整部材22を介して前記ヒンジアーム21に対する相対位置が調整される。
さて、第2リンク26の両端部(軸33,34)を結ぶ直線をl1、軸31及び軸34を結ぶ直線をl2、出力軸24a及び軸33を結ぶ直線をl3で表すと、出力軸24aの位置は、パネル全閉時に最も力が得られるように、搭載可能な範囲内で全閉時(図1参照)に直線l2に努めて近くなるように決められている。なお、図1では、このときの第1及び第2リンク25,26のなす角度(直線l1,l3のなす角度)θ1を併せて図示している。
また、直線l2上に出力軸24aがあるとき(図2参照)、パネル開閉時の作動範囲内で第1及び第2リンク25,26のなす角度(直線l1,l3のなす角度)θが最も小さくなる。図2から明らかなように、本実施形態では、前記調整部材22による上述の調整を行ったことで、第1及び第2リンク25,26のなす最小角度θ2として、30°以上が確保されている。
また、図4に示したように、上記作動範囲内における第1及び第2リンク25,26のなす最大角度θ3(図3参照)は、140°以下に抑えられている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、前記第2リンク26の他側端部26bは、前記調整部材22を介して前記ヒンジアーム21に支持される。このため、既存のヒンジアーム21を利用する場合であっても、前記第2リンク26を前記開口部10aから外側に飛び出させることなく、前記第1及び第2リンク25,26のなす最小角度θ2を、前記調整部材22による前記第2リンク26の他側端部26bの支持位置(軸34)を調整することで好適に(30°以上に)確保することができる。そして、寸法のばらつきや高負荷時のたわみによる第1及び第2リンク25,26のターンオーバーを防止することができる。
(2)本実施形態では、前記調整部材22は、前記ラッゲージパネル12の全開時に、前記ヒンジアーム21との結合位置(一側端部22a)が、前記第2リンク26の他側端部26bの支持位置(軸34)よりも前記開口部10aからその内側に遠ざかるように曲成されている。従って、前記第2リンク26の他側端部26bの支持位置が前記開口部10aの内側に配置されるように設定することで、前記調整部材22の前記開口部10aから外側への飛び出しをより確実に防止することができる。
(3)本実施形態では、前記調整部材22は、極めて簡易なL字形状で成形することができる。
(4)本実施形態では、第1リンク25に、トーションバーリンク23と第2リンク26との干渉を回避しうる十分な長さを確保することができる。
(5)本実施形態では、パネル全開時に調整部材22及び第2リンク26が開口部10aから外側に飛び出すことを防止することで、見栄えを向上することができる。
(6)本実施形態では、ギヤ24bを小さくする必要がないため、減速比の低下による出力低下を回避することができる。
(7)本実施形態では、第1及び第2リンク25,26のなす最大角度θ3(図3参照)を、140°以下に抑えたことで、寸法のばらつきや高負荷時のたわみによる第1及び第2リンク25,26のターンオーバーを防止することができる。
(8)本実施形態では、前記調整部材22及びヒンジアーム21を溶接にて接合したことで、ヒンジアーム21に結合用の穴を直接開けたりする必要もなくなり、その剛性をより増大することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、ヒンジアーム21と調整部材22との結合を、例えばボルト−ナットの締結にて行ってもよい。
・前記実施形態において、調整部材22の形状は一例である。要は、パネル全開時に調整部材22等が開口部10aから外側に飛び出さなければよい。
・前記実施形態において、最大角度θ3の設定(140°以下)は一例である。
本発明の一実施形態を示すパネル全閉状態の側面図。 同実施形態を示すパネル開閉時の側面図。 同実施形態を示すパネル全開状態の側面図。 同実施形態の全体構成を示す側面図。 従来形態を示すパネル全閉状態の側面図。 従来形態を示すパネル開閉時の側面図。 従来形態を示すパネル全開状態の側面図。
符号の説明
10…車体、10a…トリム開口部としての開口部、11…開閉機構、12…ラッゲージパネル、21…ヒンジアーム、21a,26a…一側端部、21b,26b…他側端部、22…調整部材、23…トーションバーリンク、24…駆動部材としての駆動ユニット、24a…出力軸、25…第1リンク、26…第2リンク、31〜34…軸。

Claims (3)

  1. 一側端部が車体に回転自在に支持され、トリム開口部から外側に延出された他側端部にラッゲージパネルが設けられるヒンジアームと、
    前記トリム開口部の内側で前記ヒンジアームに固着された調整部材と、
    一側端部が前記車体に回転自在に支持され、他側端部が前記ヒンジアームに回転自在に支持された、前記ラッゲージパネルの開放を助勢するトーションバーリンクと、
    回転駆動される出力軸を有し、前記車体に支持された駆動部材と、
    前記出力軸と一体回転するように連結された第1リンクと、
    一側端部が前記第1リンクに回転自在に支持され、他側端部が前記調整部材に回転自在に支持された第2リンクとを備えたことを特徴とするラッゲージパネルの開閉装置。
  2. 請求項1に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、
    前記調整部材は、前記ラッゲージパネルの全開時に、前記ヒンジアームとの結合位置が、前記第2リンクの他側端部の支持位置よりも前記トリム開口部から該トリム開口部の内側に遠ざかるように曲成されてなることを特徴とするラッゲージパネルの開閉装置。
  3. 請求項2に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、
    前記調整部材は、L字形状を呈していることを特徴とするラッゲージパネルの開閉装置。
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