JP2006314332A - 生体活性な融合タンパク質および先在する腫瘍の治療 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】IL-12 p35サブユニットをコードするDNA、ポリペプチドリンカーをコードするDNA、およびIL-12 p40サブユニットをコードするDNAを含むDNAであって、該ポリペプチドリンカーをコードするDNAが、IL-12 p35サブユニットをコードするDNAとIL-12 p40サブユニットをコードするDNAとの間に位置し、そして該DNAの発現が、該コードされたポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む、生体活性IL-12融合タンパク質の産生を生じる、DNA。
【選択図】なし
Description
本出願は、米国特許出願第08/385,335号(1995年2月8日出願)の一部継続出願であり、その技術は本明細書中に参考として援用される。
治療用タンパク質(例えば、二量体である治療用タンパク質)の産生は、しばしば困難であり、効率が悪く、そして費用がかかる。二量体の産生には、2つの成分を別々に発現させ、続いてこれらの成分を結合して機能的な二量体を形成させることが必要とされ得る。機能的な二量体タンパク質の別の産生方法が有効である。
本発明により、以下が提供される。
(項目1) IL-12 p35サブユニットをコードするDNA、ポリペプチドリンカーをコードするDNA、およびIL-12 p40サブユニットをコードするDNAを含むDNAであって、該ポリペプチドリンカーをコードするDNAが、IL-12 p35サブユニットをコードするDNAとIL-12 p40サブユニットをコードするDNAとの間に位置し、そして該DNAの発現が、該コードされたポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む、生体活性IL-12融合タンパク質の産生を生じる、DNA。
(項目2) 前記IL-12 p35サブユニットおよび前記IL-12 p40サブユニットが、ヒトまたはマウス起源であり、そして前記ポリペプチドリンカーが、(Gly4Ser)3;(Gly4Ser)3Ser;Gly6Ser;および(Gly4Ser)2Serからなる群より選択される、項目1に記載のDNA。
(項目3) 生体活性IL-12タンパク質をコードするDNAであって、該生体活性IL-12タンパク質が、ポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む、DNA。
(項目4) 前記ポリペプチドリンカーが、(Gly4Ser)3;(Gly4Ser)3Ser;Gly6Ser;および(Gly4Ser)2Serからなる群より選択される、項目3に記載のDNA。
(項目5) 生体活性タンパク質をコードするDNAであって、該生体活性タンパク質は、対応する天然の二量体タンパク質に存在する2つのサブユニットおよびポリペプチドリンカーを含み、そして該2つのサブユニットが、該生体活性タンパク質中で、該ポリペプチドリンカーによって結合されている、DNA。
(項目6) 前記ポリペプチドリンカーが、(Gly4Ser)3;(Gly4Ser)3Ser;Gly6Ser;および(Gly4Ser)2Serからなる群より選択される、項目5に記載のDNA。
(項目7) 項目1に記載のDNAによってコードされる、生体活性IL-12融合タンパク質。
(項目8) 項目2に記載のDNAによってコードされる、生体活性IL-12融合タンパク質。
(項目9) 項目3に記載のDNAによってコードされる、生体活性IL-12融合タンパク質。
(項目10) ポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む、生体活性IL-12タンパク質。
(項目11) 前記IL-12 p35サブユニットおよび前記IL-12 p40サブユニットがヒトまたはマウス起源であり、そして前記ポリペプチドリンカーが7から16のアミノ酸残基である、項目10に記載の生体活性IL-12タンパク質。
(項目12) 前記ポリペプチドリンカーが、(Gly4Ser)3;(Gly4Ser)3Ser;Gly6Ser;および(Gly4Ser)2Serからなる群より選択される、項目11に記載の生体活性IL-12タンパク質。
(項目13) 項目1に記載のDNAを含む、発現ベクター。
(項目14) レトロウイルスベクターである、項目13に記載の発現ベクター。
(項目15) SFGベクターである、項目14に記載の発現ベクター。
(項目16) a)pSFG.IL-12.p35.linker.p40;
b)pSFG.IL-12.p40.linker.p35;
c)pSFG.IL-12.p35.linker.Δp40;
d)pSFG.IL-12.p40.linker.Δp35;および
e)pSFG.hIL-12.p40.linker.Δp35
からなる群より選択される、項目15に記載の発現ベクター。
(項目17) 生体活性IL-12タンパク質を生産する方法であって:
a)IL-12 p35サブユニットをコードするDNA、ポリペプチドリンカーをコードするDNA、およびIL-12 p40サブユニットをコードするDNAを含む発現ベクターであって、該ポリペプチドリンカーをコードするDNAが、IL-12 p35サブユニットをコードするDNAとIL-12 p40サブユニットをコードするDNAとの間に位置する、ベクターを提供する工程;
b)該発現ベクターを適切な宿主細胞に導入する工程;
c)工程b)より得られる該宿主細胞を、該2つのサブユニットが該ポリペプチドリンカーによって結合されている生体活性IL-12タンパク質の産生を生じる、該発現ベクター中に存在する該DNAの発現に適切な条件下で維持する工程
を包含する、方法。
(項目18) 前記IL-12 p35サブユニットおよび前記IL-12 p40サブユニットがヒトまたはマウス起源であり、前記ポリペプチドリンカーが7から16のアミノ酸残基である、前記項目17に記載の方法。
(項目19) 前記ポリペプチドリンカーが、(Gly4Ser)3;(Gly4Ser)3Ser;Gly6Ser;および(Gly4Ser)2Serからなる群より選択される、項目18に記載の方法。
(項目20) 前記発現ベクターがレトロウイルスベクターである、項目17に記載の方法。
(項目21) 前記発現ベクターがSFGベクターである、項目20に記載の方法。
(項目22) 前記SFGベクターが
a)pSFG.IL-12.p35.linker.p40;
b)pSFG.IL-12.p40.linker.p35;
c)pSFG.IL-12.p35.linker.Δp40;
d)pSFG.IL-12.p40.linker.Δp35;および
e)pSFG.hIL-12.p40.linker.Δp35
からなる群より選択される、項目21に記載の方法。
(項目23) 確立された腫瘍によって特徴付けられる疾患を処置する方法であって、治療有効用量のIL-12分泌腫瘍細胞を、確立された腫瘍によって特徴付けられる疾患を有する被験体に投与する工程を包含する、方法。
(項目24) 前記処置が、前記腫瘍のサイズの減少、非処置被験体と比較しての該被験体の生存の延長、またはその両方を生じる、項目23に記載の方法。
(項目25) 前記IL-12分泌腫瘍細胞が、CMS-5腫瘍細胞およびB16腫瘍細胞からなる群より選択される、項目23に記載の方法。
(項目26) 確立された腫瘍によって特徴付けられる疾患を処置する方法であって、治療有効用量の、生体活性IL-12タンパク質を分泌する腫瘍細胞を、確立された腫瘍によって特徴付けられる疾患を有する被験体に投与する工程を包含し、該生体活性IL-12タンパク質が、ポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む、方法。
(項目27) 被験体において確立された腫瘍のサイズを減少させる方法であって、治療有効用量のIL-12分泌腫瘍細胞を、確立された腫瘍を有する被験体に投与し、これによって該確立された腫瘍のサイズを減少させる工程を包含する、方法。
(項目28) 前記腫瘍のサイズを50%以上減少させる、項目27に記載の方法。
(項目29) 前記確立された腫瘍が、メラノーマ、線維肉腫、または腎臓細胞ガン腫である、項目27に記載の方法。
(項目30) 前記IL-12分泌腫瘍細胞が、ポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む生体活性IL-12タンパク質を分泌する、項目27に記載の方法。
(項目31) 前記IL-12分泌腫瘍細胞が前記確立された腫瘍と同じタイプである、項目27に記載の方法。
(項目32) 被験体における腫瘍の確立を防止する方法であって、治療有効用量の、生体活性IL-12タンパク質を分泌する腫瘍細胞を、該腫瘍の発生後であるが該腫瘍の確立の前である被験体に投与する工程を包含し、該生体活性IL-12タンパク質が、ポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む、方法。
(項目33) 確立された腫瘍を処置するための、IL-12融合タンパク質分泌腫瘍細胞の使用。
(項目34) 前記腫瘍のサイズを減少させる、項目33に記載の使用。
(項目35) 確立された腫瘍を処置するための医薬の製造のための、IL-12分泌腫瘍細胞の使用。
(項目36) 前記IL-12融合タンパク質分泌細胞がCMS-5細胞、B16細胞、または腎臓細胞ガン腫細胞である、項目33に記載の使用。
(項目37) 前記IL-12融合タンパク質分泌細胞がCMS-5細胞、B16細胞、または腎臓細胞ガン腫細胞である、項目35に記載の使用。
(項目38) 前記確立された腫瘍が、線維肉腫、メラノーマ、または腎臓細胞ガン腫である、項目33に記載の使用。
(項目39) 前記IL融合タンパク質分泌腫瘍細胞が、ポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む生体活性IL-12タンパク質を分泌する、項目33に記載の使用。
(項目40) 被験体において確立された腫瘍を処置する方法であって、治療有効用量の、ポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む生体活性IL-12タンパク質を投与する工程を包含する、方法。
本明細書中には、介在アミノ酸リンカーに連結されるか、またはそれに結合した少なくとも2つのサブユニットを含む生体活性融合タンパク質、この生体活性融合タンパク質を産生する方法、宿主細胞内で発現され得るこの融合タンパク質を産生するために有用な構築物、およびこの構築物を含む宿主細胞が記載される。
これらの研究で用いられるプラスミドの一般的な構造を、図1に模式的に示す。各々の融合タンパク質におけるリンカーの確認した配列を図2に示す。
マウスIL-12 p35およびp40サブユニットに関するcDNAを含有するプラスミド(pBS.IL-12.p35およびpBS.IL-12.p40)は、Hoffmann-La Roche(Nutley, NJ)により提供された。本明細書中の塩基対の番号付けは、これらの2つのプラスミドの挿入物のマップに対応する(図4および図5)。SFGレトロウイルス骨格を含有するプラスミドは、pSFG-TPA(SFGレトロウイルス中のHindIIIとEcoR1部位との間にSFGレトロウイルス骨格を有し、そして唯一のNco1部位とBamH1部位との間に組織プラスミノーゲン活性化因子cDNAを含有するpUCプラスミド)としてDr. Dan Ory(Whitehead Institute, Cambridge, MA)によって提供された。SFGレトロウイルス骨格のヌクレオチド配列マップを図3に示す。
IL-12p35 cDNAは、Kozakの規則に従ってACCATGGに至適化された転写の開始ATGを取り囲む配列を有するpBluescriptで提供された。IL-12p35 cDNAフラグメントを、Nco1−EcoR1フラグメントとして切り出した。ここでEcoR1の突出部は、E.coli DNAポリメラーゼ1のKlenowフラグメントを用いて充填されている。このフラグメントを、T4 DNAリガーゼを用いてpSFGのNco1−BamH1部位に連結した。ここでBamH1突出部は、E.coli DNAポリメラーゼ1のKlenowフラグメントを用いて充填されている。得られたプラスミドをpSFG.IL-12.p35と称する。
IL-12p40 cDNAは、pBluescriptで提供された。IL-12p40 cDNAを含有するNco1−BamH1フラグメントを切り出し、そしてpSFGのNco1−BamH1部位に連結して、pSFG.IL-12.p40を作製した。
IL-12融合タンパク質発現のためのSFGに基づくレトロウイルスベクターを構築するための一般的なストラテジーは以下の通りである:(Gly4Ser)3リンカーフラグメントのセンスおよびアンチセンス鎖をコードする2つのオリゴヌクレオチドならびに連結されるべき連続したIL-12 cDNA配列(粘着連結可能突出部の作製のための末端配列を有する)を、「PCR-mate」391DNA合成機(Applied Biosystems, Foster City, CA)を用いて合成した。(Gly4Ser)3リンカーの配列は、Hustonら(Proc.Natl.Acad.Sci.USA, 85: 5879-5883 (1988))の通りである。
オリゴヌクレオチドは以下のようであった:センス、
5’-
CCGCC.GGT.GGC.GGT.GGC.TCG.GGC.GGT.GGT.GGG.TCG.GGT.GGC.GGC.GGA.TCT.TCCATGGAGCT-3’(配列番号16);およびアンチセンス、
5’-
CCATGGA.AGA.TCC.GCC.GCC.ACC.CGA.CCC.ACC.ACC.GCC.CGA.GCC.ACC.GCC.ACC.GGCGGAGCT-3’(配列番号17)。
オリゴヌクレオチドは、センス鎖が
5’-GGGTCCGATCC.GGT.GGC.GGT.GGC.TCG.GGC.GGT.GGT.GGG.TCG.GGT.GGC.GGC.GGA.TCT.TCCATG-3’(配列番号20)であり、;そしてアンチセンス鎖が
5’-GATCCATGGA.AGA.TCC.GCC.GCC.ACC.CGA.CCC.ACC.ACC.GCC.CGA.GCC.ACC.GCC.ACC-GGATCGGACCCTGCA-3’(配列番号21)であった。
オリゴヌクレオチドは、センス鎖が
5’-T.TGC.TGG.AGC.TCC.GCC.GGT.GGC.GGT.GGC.TCG.GGC.GGT.GGT.GGG.TCG.GGT.GGC.GGC.GGA.TCT.ATG.TGG -3’(配列番号24)であり、;そしてアンチセンス鎖が
5’-CACAT.AGA.TCC.GCC.GCC.ACC.CGA.CCC.ACC.ACC.GCC.CGA.GCC.ACC.GCC.ACC.GGCGGAGCTCCAGCAAA-3’(配列番号25)であった。
オリゴヌクレオチドは、センス鎖が
5’-CTG.GCC.TGC.AGG.GTC.CGA.TCC-GGT.GGC.GGT.GGC.TCG.GGC.GGT.GGT.GGG.TCG.GGT.GGC.GGC.GGA.TCT-AGG.GTC.ATT.CCA.GTC.T-3’(配列番号26)であり、;そしてアンチセンス鎖が
5’-CTGGAATGACCCT.AGA.TCC.GCC.GCC.ACC.CGA.CCC.ACC.ACC.GCC.CGA.GCC.ACC.GCC.ACC.GGATCGGACCCTGCAGGCCAGAGA-3’(配列番号27)であった。
脳心筋炎(encephalomyelocarditis)ウイルス(ECMV)の内部リボソーム侵入部位(IRES)フラグメントは、Michael Sadelain博士(Whitehead Institute, Cambridge, MA)より提供を受けた。このフラグメントについては以前に記載されている(Ghattasら、Mol.Cell.Biol., 11:5848-5859 (1991))。
BOSC23パッケージング細胞(Pearら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA, 90:8382-8396 (1993))をDirk Lindemann博士(Whitehead Institute, Cambridge, MA)から入手した。これらを、10%ウシ血清、50U/ml ペニシリン、および50μg/ml ストレプトマイシンを補充したDulbecco改変Eagles培地(DMEM)で継代した。
BOSC23細胞を6cm組織培養皿あたり2×106細胞で播き、そして既に記載された(Pearら、Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 90:8382-8396(1993)) ような種々の構築物でのCaPO4トランスフェクションによりトランスフェクトした。トランスフェクションの24時間後、培地を5mlの新鮮な培地で置換した。ウイルス含有上清を24時間後に回収し、0.45μmフィルターを通して濾過し、そしてポリブレンを8μg/mlの最終濃度で添加した。2.5mlのウイルス含有上清を使用してCMS-5細胞を迅速に4時間感染させ(この感染のための調製において、前日にCMS-5細胞を6cm組織培養皿あたり5×104細胞で播いた)、そして残りの2.5mlを-70℃で凍結した。翌日に、凍結した2.5mlのウイルス含有上清を溶かし、そしてCMS-5細胞の2回目の4時間の感染に使用した。IL-12含有馴化培地を回収するために、培地を翌日に5mlの新鮮な培地で置換し、これを24時間後に回収した。これらの馴化培地を0.2μmフィルターで濾過し、IL-12の生体活性についての後のアッセイのために-70℃で凍結した。5mlの新鮮な培地をCMS-5細胞に添加し、そして24時間後に2組の馴化培地を回収した。これらをまた、フィルター濾過し、そして後のアッセイのために凍結した。次いで、感染したCMS-5細胞を溶解し、そして後の分析のためにゲノムDNAを調製した。
生体活性インターロイキン-12のレベルを、コンカナバリン-Aおよびインターロイキン-2でプライムした脾細胞増殖アッセイを用いて、Schoenhautら、(J. Immunol., 148:3433-3440(1992))に記載されるように決定した。コンカナバリンAをBoehringer(Mannheim,Germany)から購入し、そして組換えヒトインターロイキン-2をChiron Therapeutics(Emeryville, CA)から購入した。細胞内DNAへの[3H]チミジン取り込みを測定するための細胞を回収するために、Skatron(Sterling, VA)細胞回収機およびフィルターマット(filtermat)(#7031)を使用した。馴化培地における阻害活性をアッセイするために、50μlのサンプル容量は、1000pg/mlの組換えマウスIL-12および25μlのテストサンプルを含有した。馴化培地のサンプルを、2連で、1:1〜1:1000の範囲のいくつかの希釈でアッセイした。標準曲線を20〜10,000pg/mlの範囲の組換えマウスIL-12を用いた各バイオアッセイについて作成した。組換えマウスIL-12をHoffmann-La Roche(Nutley, NJ)から得た。テストサンプル中の生体活性IL-12濃度をpg/mlで算出するために、標準曲線の直線部分を、「KaleidaGraph 2.1.1」ソフトウェアのカーブフィット機能、および計算に使用される得られた式を用いて近似した。馴化培地が、hIL-12免疫反応性を有することを、hIL-12 ELISAアッセイ(従来のキット、R&D Systems)によって確認した。
A.pSFG.IL-12.p35.linker.p40;
B.pSFG.IL-12.p40.linker.p35;
C.pSFG.IL12-p35.linker.Δp40;
D.pSFG.IL12-p40.linker.Δp35;および
E.pSFG.hIL-12.p40.linker.Δp35。
感染CMS-5細胞の母集団由来のゲノムDNAのサザンハイブリダイゼーション分析を行い、予想される構造のレトロウイルスによるこれらの細胞の感染に一致するハイブリダイゼーションバンドの存在を示し、そしてウイルス感染の効果を決定した(ゲノムのレトロウイルスコピー数の決定による)。
(サイトカイン分泌腫瘍細胞)
CREまたはCRIPパッケージング細胞株により生成されたSFGレトロウイルスを、腫瘍細胞の形質導入のために使用した。これらの研究で使用した腫瘍細胞によるインビトロのサイトカイン分泌量は(ng/ml/48時間/106個の放射線照射した細胞[10ml中の全てを回収した]):CRIPパッケージSFG.GM-CSFで感染させた細胞は、B16>250、CMS-5>250;CREパッケージSFGp35.IRES.p40.IL-12で感染させた細胞は、B16が1〜3、CMS-5が60〜400;CREパッケージSFG.IL-12.p40.linker.Δp35.で感染させた細胞はCMS-5が490〜950;CRIPパッケージングSFG.IL-12.P35.IRES.p40で感染させた細胞は、B16が90;ならびにCRIPパッケージSFG.IL-12.p40.linker.Δp35で感染させた細胞は、B16が170およびRENCAが45であった。腫瘍細胞を放射線照射し、注射後のマウスのさらなる腫瘍の形成を防いだ。そして同じ放射線照射した細胞についてサイトカイン分泌の特徴を決定した。馴化培地(CM)のGM-CSF濃度をELISA(Endogen, Cambrige)により決定し、そしてIL-12レベルをコンカナバリン-Aおよびインターロイキン-2でプライムした脾細胞増殖に基づくバイオアッセイにより決定した(Schoenhautら、J.Immunol 148:3433(1992))。
全ての分析を、マウスをグループへ無秩序に配置した時間において処理する目的にもとづいて行った。記載した統計は、主要な終点について計算された。他に記載される場合を除いて、生存の終点における相違は、Wilcoxon rank sum試験により評価した。生存の分析について、麻酔および処置直後の偶然の死を、一部削除される事象として処理した。カイ二条試験を用いて無条件の可変性の関係を測定した。p値が複数のグループ間の比較を要約する場合、最も大きいp値のみを与える。分析を、Power Macintosch 6100/60コンピューター上のJMPソフトウェアを用いて行った。
IL-12分泌腫瘍細胞を用いる免疫療法がより大きな腫瘍負荷に有効であるかどうかを決定するために、腫瘍を4×105個の腫瘍細胞を用いて確立し、2×105個の細胞と比較して、より高い腫瘍発生率(それぞれ、98/100 対 83/100の14日目の触知可能比)、より多いな平均腫瘍サイズ(それぞれ、6.7±3.0 対 3.7±2.4mmの14日目での直径)、および処置なしでのより短い生存メジアン(31日対37日)を生じた。これらのより大きな腫瘍の確立後、14日目からIL-12分泌腫瘍細胞免疫療法で処置した腫瘍罹患マウスの70%(7/10)は、野生型腫瘍細胞で処置した0/10マウスと比較して、完全な腫瘍後退を伴って生存した(p≦0.001)。
潜在するCMS-5腫瘍モデルにおいて、IL-12融合タンパク質SFG.IL-12.p.40.linkerΔp35を発現するCMS-5腫瘍細胞を用いる免疫療法は、天然のIL-12を作製する腫瘍細胞を用いる療法と同様の効果であった(図11Aおよび図11B)。2×105または4×105個のCMS-5のいずれかで開始した腫瘍を用いるマウスについて、生存率は、処置なし、あるいは野生型細胞またはGM-CSF分泌細胞での処置のマウスが40%未満であることと比較して、IL-12のいずれかの形態を分泌するCMS-5細胞で処置したマウス群の90%より高かった(p≦0.02)。
別の腫瘍モデルにおけるIL-12分泌腫瘍細胞を用いる免疫療法の効力を評価するために、非免疫原性B16メラノーマを研究した。B16腫瘍細胞を形質導入し、90ng/ml/48時間/106照射細胞での天然のIL-12または170ng/ml/48時間/106照射細胞での1本鎖IL-12(SFG.IL-12.p40.linker.Δp35)を作製した。B16腫瘍を、4×105個の細胞で開始し、そして確立した腫瘍の免疫療法は、7日目(25%腫瘍触知可能性)または14日目(93%触知可能性、平均腫瘍直径5.74±3.23、n=56)のいずれかで開始した。この手順を31日の追跡後に分析した。この場合、免疫療法として野生型細胞処置、CM-CSF分泌細胞処置、または未処置のマウスのわずか1/60(2%)が生存した。IL-12分泌細胞で処置したマウスは、比較的、劣った全体的な生存を有するにもかかわらず、それらの生存のメジアンは、野生型細胞で処置したコントロールマウスの生存と比較して、処置を7日目(図12A、24日対18日、p=0.01)および14日目(図12B、28日対18日、p=0.0005)で開始した場合、顕著に延長された。同様に、処置を7日目(21日対18日、p=0.08)および14日目(24日対18日、p=0.006)で開始した場合、生存のメジアンは、IL-12融合タンパク質分泌腫瘍細胞を用いる療法で延長された。3/4のシナリオにおいて、IL-12分泌腫瘍細胞は、GM-CSF分泌細胞よりも優れていた(それぞれ、p値は、0.01、0.14、0.003、0.02である)。
生存における処置すべき腫瘍由来の異なる起源の腫瘍細胞によるIL-12送達の効果を、腎臓細胞ガン腫(RENCA)腫瘍で評価した。RENCA腫瘍を、4×105個の細胞で開始し、そして確立した腫瘍の免疫療法を14日目に開始した。1つの手順において、マウスの群を、天然のIL-12または融合タンパク質SFG.IL-12.p40.linker.Δp35のいずれかを分泌させるために形質導入したCMS-5腫瘍細胞または照射した野生型CMS-5細胞のいずれかで処置した(図13A)。別の手順において、マウスのさらなる群を、照射CMS-5とRENCA野生型細胞との組合せ、照射野生型CMS-5とIL-12分泌RENCA腫瘍細胞との組合せ、または照射野生型RENCA腫瘍細胞とIL-12分泌CMS-5腫瘍細胞との組合せで処置した(図13B)。
当業者は、日常的な実験以上を用いることなく、本明細書中に記載の本発明の特定の実施態様に対する多くの等価物を認識するか、または確認し得る。このような等価物は、以下の請求の範囲によって包含されるべきであることを意図するものである。
Claims (1)
- IL-12 p35サブユニットをコードするDNA、ポリペプチドリンカーをコードするDNA、およびIL-12 p40サブユニットをコードするDNAを含むDNAであって、該ポリペプチドリンカーをコードするDNAが、IL-12 p35サブユニットをコードするDNAとIL-12 p40サブユニットをコードするDNAとの間に位置し、そして該DNAの発現が、該コードされたポリペプチドリンカーによって結合されているIL-12 p35サブユニットおよびIL-12 p40サブユニットを含む、生体活性IL-12融合タンパク質の産生を生じる、DNA。
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