JP2006301022A - 間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡 - Google Patents

間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡 Download PDF

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Abstract


【課題】従来の顕微鏡構成では、開口絞りを適切な位置にまで絞る際に時間がかかり、また絞り位置を表示する表示部を設けていないために正確な位置決めが不可能であった。また、現在の開口絞り径をPCモニタで表示させると、設置スペースが増大する。
【解決手段】本発明は、絞り部材11と、絞り部11を有する照明ユニット8と、絞り部材11を制御する制御部40と、制御部40を操作するフロントスイッチ20と、絞り位置を表示する表示部30と、を備え、光学絞りのプリセット値からの移動が迅速で、位置決めの再現性が良く、安価且つ省スペースで微調整が可能な顕微鏡である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、間欠移動型電動光学絞りを搭載した顕微鏡に関する。
一般に顕微鏡は、医学、生物学を始めとして、工業分野においても半導体ウエハや磁気ヘッドの検査、金属組織などの品質管理・新素材など研究開発といった多種多様な分野で様々な用途に使用されている。
従来の顕微鏡として、例えば、図18に示すような特許文献1に開示される電動顕微鏡がある。この従来の電動顕微鏡は、ハロゲンランプ等の光源101と、光源101から出射した光を集光するコレクターレンズ102と、光源101の色温度を変えずに調光するためのNDフィルター103と、視野絞り104及び開口絞り105からなる電動光学絞りと、複数のコンデンサーレンズ106と、観察試料107を載置するステージ108と、電動レボルバ109に取り付けられた複数の対物レンズ110と、を備えている。
電動光学絞りは、図示しない操作部のスイッチからの指示により閉じた状態から開放した状態まで、連続的に動かすことが可能である。また一般に複数の対物レンズ110を取り付ける、レボルバ穴毎に、開口絞り105に代表される電動駆動部の設定位置が登録されている。これは一般的にプリセット機能と呼ばれ、電動レボルバ109を切り換えた際に、開口絞り105も連動し、電動レボルバ109の移動先の穴番号で登録されている設定位置(プリセット位置)に移動する。プリセット機能があることにより、観察者は対物レンズ108を設定するだけで開口絞り105を設定することなく、最適な位置での標本観察が可能となる。
また特許文献2に開示されている従来の顕微鏡は、図19に示すように顕微鏡本体200の鏡筒双眼部201で目視観察するために図示しない可視光光学系と紫外光観察用TVカメラ202の撮像画像をパーソナルコンピュータ(以下、PC)203のモニタ204で観察する構成である。また、PC203から顕微鏡本体200を操作し、電動駆動部の駆動・静止状態、光学絞りの現在位置情報をモニタ204上に表示させる。更にこの顕微鏡200は、PC203から、開口絞りの絶対移動をコマンドで指示する。観察者はコマンドを入力する、もしくはプログラムを組むことで、プリセット位置から、開口絞りを移動させる際に、開口絞り移動指示を出し、また現在位置を確認することで、迅速な位置決め再現性の良い検査が可能となる。
更に、図20には、特許文献3に開示されている従来の顕微鏡構造を示す。この従来の顕微鏡は、操作指令スイッチ301及び情報入力装置302がマイクロコンピュータ303と接続している構成である。このマイクロコンピュータ303は、モータ305,306及びアドレス検出装置307,308と接続している。モータ305は、対物レンズ311〜315を装着したレボルバ309を回転させ、モータ306は、複数の径が異なる開口絞りを装着したターレット310を回転させる。
このようにこのターレット310を回転させることにより、本装置は開口絞りの径を変化させている。観察者は、プリセット位置から、開口絞りを変化させる際に、移動先のターレット番号を指示することで、迅速、かつ正確な開口絞り位置設定が可能になる。
特開2001−305433公報 特開平09−021957号公報 特開平06−222269号公報
前述した特許文献1に開示されている電動顕微鏡は、半導体基板や液晶基板などの多配線構造を持つ試料など、立体構造を持つ試料107を観察する際に、プリセット位置のほかに、開口絞り105を絞り込み、対物レンズ110の焦点深度を深くして観察することが多い。この場合、前述した顕微鏡は、操作部のスイッチを押して開口絞り105を適切な径まで移動させるが、開口絞り105は連続移動であるため、適切な径までの移動に時間がかかる。また、半導体・液晶検査工程は、正確で再現性の高い検査が要求されるが、このような顕微鏡では、開口絞り105の位置表示部が設けられていないために、プリセット位置から開口絞りを行う際の正確な位置決めが不可能であり、検査時にエラーが生じる可能性がある。
また近年、半導体工場などでは、クリーンルームなどの設備投資の抑制から製造装置や検査装置の設置スペースを極力小さくするという傾向があり、各装置全体の小型化が求められている。そのため前述した特許文献2に開示されている顕微鏡は、PC203及びモニタ204というシステムを追加し、設置スペースを増加させてしまう。またPC203を用いることで顕微鏡全体のコストも割高になってしまう。
更に前述した特許文献3に開示されている顕微鏡の開口絞り移動は、微妙な位置を設定することができない。また、微妙な位置設定を行うためには、ターレット310の数を増やすこととなり、コストがかかってしまう。またターレット310自体が大きく、顕微鏡全体が大きくなってしまうという問題点がある。
よって本発明では、電動の光学絞りを用いた顕微鏡において、PCなどを必要とせず、ターレットの機械的な間欠機構の部品がなく、かつ、光学絞りのプリセット値からの移動が迅速で、位置決めの再現性が良く、安価且つ省スペースで微調整が可能な顕微鏡を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、光源から照射される光束を絞る電動光学絞り部材と、電動光学絞り部材を制御するための制御部と、制御部に移動指示を出し、電動光学絞りを操作する操作部と、を備えた顕微鏡であって、制御部は、操作部から移動操作を受けた際に、電動光学絞り部材を一定の間隔で間欠移動させることを特徴とする間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡と、光源から照射される光束を絞る電動光学絞り部材と、少なくとも2つ以上の対物レンズと、対物レンズを取り付け、移動させるための電動レボルバと、電動光学絞り部材と電動レボルバを制御するための制御部と、制御部から移動指示が出されるように操作する操作部と、を具備する顕微鏡であって、制御部は、操作部からの操作により電動レボルバの穴位置毎に応じて、電動光学絞り部材を一定の間隔で間欠移動させることを特徴とした間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡を提供する。
本発明によれば、電動の光学絞りを用いた顕微鏡において、コンピュータなどの制御装置を必要とせず、ターレットなどの機械的な間欠機構の部品が不要であり、かつ、光学絞りのプリセット値からの移動が迅速で、位置決めの再現性が良く、安価且つ省スペースで微調整が可能になる顕微鏡を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1乃至図11を参照して本発明に係る第1の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る第1の実施形態における装置全体の概略構成を示す図である。
図1に示すように、顕微鏡1は、試料2を搭載可能なステージ3と対向させた位置に、レボルバユニット4を配置している。このレボルバユニット4に設けられたレボルバ4aは、最大6つまで対物レンズ5を装着することができる。レボルバ4aは、各対物レンズを装着するための図示しない取り付け穴には、1〜6の番号が割り当てられている。またレボルバユニット4は、他にレボルバモ一タ6と、レボルバセンサ群7と、を設けている。レボルバセンサ群7は、レボルバユニット4の現在の穴番号を検知する図示しない穴番号センサと、対物レンズ5に対して光軸が挿入されたことを検知する図示しない移動完了センサと、を設けている。
照明ユニット8は、試料2を照射するために光を出射する顕微鏡光源9と、この顕微鏡光源9から出射される光が透過する照明系レンズ9(a)と、照明系レンズ9(a)によって光が集光し、開口絞り(以下、AS:Aperture Stopと称する)ユニット10に設けられ且つ少なくとも2枚以上の絞り羽により構成される羽絞りである絞り部材11と、この絞り部材11の位置に集光した後に透過する照明系レンズ9(b)と、照明系レンズ9(b)により透過する図示しない視野絞り(以下、FS:Field Stopと称する)と、対物レンズ5に向けて光を90度偏向するハーフミラー12と、により構成されている。
また、光軸上に配置されたASユニット10は、他に羽絞りである絞り部材11を電動で開閉させるために駆動するパルスモータで構成されるASモータ16と、ASモータ16の原点位置を検知するためのASセンサ17と、を有している。このASユニット10は、絞り部材11を開閉することにより、試料2の像の明るさ・コントラストを調節する。
ハーフミラー12により90度偏向された光は、対物レンズ5を透過し、ステージ3に搭載された試料2へ照射される。試料2によって反射された反射光は、再び対物レンズ5及びハーフミラー12を透過した後、鏡筒13へ通光する。その際、観察者は、接眼レンズ14、もしくはCCDカメラ15から得られた画像を図示しないモニタに表示して試料2を観察することができる。
ステージ3は、X、Y方向の面方向に移動可能になっており、さらにこの面と直交するZ方向に移動可能な焦準部18の上に取り付けられている。本顕微鏡1は、観察者が焦準部18を動かすことにより、試料2を対物レンズ5のピント位置に合せることができる構成である。
次に図2を参照して操作部であるフロントスイッチ20の構成について詳細に説明する。図2はフロントスイッチ20の外観構成を示す図である。
顕微鏡1は、電動駆動部であるレボルバユニット4及びASユニット10を観察者が操作するためのフロントスイッチ20を設置している。
フロントスイッチ20は、顕微鏡1の電源ON状態を表示するための点滅するパイロットランプ21と、レボルバユニット4を時計回り(以下、CW(Clock Wise)と称する、レボルバ穴はマイナス方向)もしくは反時計回り(以下、CCW(Counter Clock Wise)と称する、レボルバ穴はプラス方向)に回転させるレボルバ駆動ボタン群22と、ASユニット10の絞り部材11を開閉させるAS駆動ボタン群23と、から構成される。
レボルバ駆動ボタン群22は、CWボタン24と、CCWボタン25と、から構成される。CWボタン24またはCCWボタン25を一度押すと、制御部40からレボルバモ一タ6に駆動指示がなされ、対物レンズ5が回転して切り換えが行われる。
AS駆動ボタン群23は、開ボタン26と、閉ボタン27とから構成される。ASユニット10の駆動はこれらのボタンを押し続けている間、絞り部材11が駆動し、離すと駆動が停止する(連続モード)。またAS駆動ボタン群23は、瞬間的に押し離すと絞り部材11が間欠的に移動する(ステップモード)。
これらレボルバ駆動ボタン群22及びAS駆動ボタン群23は、観察者が焦準部18の図示しないハンドルを操作しながらかつ、ボタンに直ぐにアクセスできるように、観察者が操作しやすい顕微鏡1の正面に配置されている。
次に図3を参照して表示部30に関して詳細に説明する。図3は、表示部30の外観構成を示す図である。
図3に示すように表示部30は、複数例えば、8個のLED31(a)〜31(h)から構成されており、絞り部材11の現在の絞り位置を表示するために設置されている。表示は、例えば、絞り部材11が最小値まで絞られているときは、LED31(a)のみ点灯し、最大値まで開放しているときはLED31(a)〜(h)まで点灯するようになっている。
次に図1及び図4を参照して制御部40に関して詳細に説明する。図4は、制御部40の構成を示す図である。
図4に示すように制御部40は、CPU41と、演算データなどデータが格納されるRAM42と、制御プログラム及び各対物レンズ5のASプリセット径などが格納されているROM43と、不揮発性メモリ44と、レボルバユニット4のレボルバセンサ群7を制御し、モータの駆動をカウントし、現在位置を記憶するレボルバユニットI/O部45(a)と、ASユニット10のASセンサ17を制御し、モータの駆動量のカウント値による現在位置を記憶するASユニットI/O部45(b)と、フロントスイッチ20の入出力となるフロントスイッチI/O部45(c)と、表示部30への入出力となる表示部I/O部45(d)と、設定部19のスイッチの設定を行う設定部I/O部45(e)と、レボルバユニットI/O部45(a)からの制御をうけレボルバモータ6を駆動させるレボルバドライバ46と、ASユニットI/O部45(b)からの制御をうけASユニット10に設けられたASモータ16を駆動させるASドライバ47と、から構成される。
次に図5及び図6を参照して表示部の制御を詳細に説明する。図5は、制御部40の一部であるCPU41と表示部I/O部45(d)の制御構成を示す図である。図6は、RAM42及びROM43内部に格納されたデータを示す図である。
図5に示すように表示部30のLED31(a)〜31(h)を点灯させるためには、CPU41から表示部I/O部45(d)の各ボタンに相当するアドレスヘ“H”信号を送信する。同様に消灯させるときは、同アドレスに“L”信号を送信する。
図6に示すようにRAM42のAP番地は、レボルバ穴プリセットテーブルがあり、1列目にレボルバ穴番号、2列目にはプリセット径が記憶されている。またROM43のRT番地にはロータリープリセットテーブルがあり、1列目には、設定部19のロータリースイッチの番号、2列目には設定位置が記憶されている。
次に図7を参照して設定部19の構成を詳細に説明する。図7は、設定部19の外観構成を示す図である。
図7に示す設定部19は、ピアノ式スイッチ61と、ロータリー式スイッチ62(a)〜62(f)と、により構成されている。ピアノ式スイッチ61は、観察者の誤操作を防ぐためにASボタン無効設定などの顕微鏡の設定を行うことができる。またロータリー式スイッチ62(a)〜62(f)は、レボルバ穴と同じ数用意され、レボルバ穴ごとのASの設定径(ASプリセット設定位置)を16段階で切り換えることができる。
次にこのように構成された本実施形態の動作方法について詳細に説明する。
まず、図8に示すフローチャートを参照して顕微鏡1の初期化処理を説明する。なお、説明を判りやすくするため、電源投入後にレボルバユニット4が穴3に位置している例について述べる。
まず顕微鏡1の電源が投入されると、制御部40内のCPU41が初期化される(Step1)。初期化した後、図7に示す設定部19のピアノ式スイッチ61の各設定値を読み込み顕微鏡1の設定をする(Step2)。次にロータリー式スイッチ62の各設定値を取得し、図6に示すRAM42内の先頭アドレスsw番地をsw=[N](N=1〜6)番地にセットする(Step3)。ここでレボルバ穴ごとのプリセット値を設定するため、ROM43内のRT[sw]番地を参照して、RAM42のAP[1]〜[6]番地にセットする(Step4)。ここでは図7に示すレボルバ穴1に相当するロータリー式スイッチ62(a)の設定値は、0であるためsw[1]=0、この0をROM43の先頭アドレスRT番地に代入すると、RT[0]番地の中身は、3000であるためAP[1]番地には3000が設定される。同様にsw[2]=1、AP[2]=2000、sw[3]=2、AP[3]=1500、sw[4]=3、AP[4]=1100、sw[5]=6、AP[5]=500、sw[6]=D、AP[6]=100がセットされる。その後、ASユニット10は、初期化を行う。初期化動作としては、ASモータ16の原点位置出しを行うため、ASモータ16は、ASセンサ17の位置に移動する(Step5)。
ASユニット10は、レボルバユニット4の現在の穴位置に応じたプリセット位置に移動するため、レボルバセンサ群7の穴番号センサから現在の穴位置を取得する(Step6)。次に取得した穴番号をRAM42内のn番地にセットする(Step7)。前述したようにこのときのレボルバユニット4は、穴3に設置されているため、n=3となる。よってRAM42のAP[n]番地に設定されているASプリセット径を取得し(Step8)、RAM42内のtap番地にセットする(Step9)。このとき、AP[3]番地の中身は1500であるので、tap=1500となる。ASユニット10は、tap番地の位置、すなわち1500の位置へ移動し(Step10)、初期化が終了する。
次に図9に示すフローチャートを参照してレボルバ駆動時のASユニット10の処理動作を説明する。ここではレボルバユニット4が穴3にあり、CCWボタン25が押されたときの動作についてのみ述べる。
初めにレボルバ駆動ボタン群22が押されたか否かを判定する(Step21)。レボルバ駆動ボタン群22が押された場合、CWボタンが押されたか否か判定する(Step22)。一方、レボルバ駆動ボタン群22が押されていない場合には、その待機状態を維持する。この判定でCWボタンが押されたと判定した際には、RAM42内のn番地に予め設定されている現在のレボルバ穴位置から1を引いて、RAM42内のtn番地にセットする(Step23)。押されていないと判定した場合には、RAM42内のn番地に予め設定されている現在のレボルバ穴位置に1を足して、RAM42内のtn番地にセットする(Step24)。ここではCCWボタンが押されたためStep24へ進み、RAM42内のtn番地にセットする(tn=4)。
次に移動先のレボルバ穴番号が設定されるとレボルバユニット4は、穴番号tn(=4)へ移動する(Step25)。次にASユニット10を連動動作させるため、RAM42のAP[tn]番地からプリセット径を取得する(Step26)。
この取得したプリセット径をRAM42内のtap番地にセットする(Step27)。ここではtn=4であるため、tap=1100となる。
最後にASユニット10の移動先が設定されたところで、ASユニット10は、設定位置に移動する(Step28)。移動後、ここでは図示しないが、RAM42内のn番地内の値を書き換え動作、tn番地のリフレッシュ動作の更新を行いこのフローを終了する。
次に、図10に示すフローチャートを参照してASユニット10の移動処理を説明する。
まずAS駆動ボタン群23の開ボタン26が連続で押された場合(連続移動処理モード)について説明する。
初めに開ボタン26が押されたか否か判定する(Step31)。この判定で押された場合、連続モードとステップモードとを切り分けるため、500msec待機する(Step32)。例えば、500msec待機した後、もう一度開ボタン26が押されているか否かを判定する(Step33)。
開ボタン26が、再度、押されていれば、開・閉どちらの駆動指示ボタンが押されたか判定する(Step34)。この判定で閉ボタン27が押されている場合は(閉)、RAM42内のdir番地をCL(CLOSE)にセットする。(Step35)。一方、開ボタン26が押されている場合には(開)、RAM42内のdir番地をOP(OPEN)にセットする。(Step36)。このように移動方向をセットした後、ASユニット10に設けられた絞り部材11は、セットされたdir方向に連続移動する(Step37)。連続移動した後、リミットに到達したか否かを判定する(Step38)。リミットに到達したならば、Step37にもどる。またリミットに到達しなければ、ASボタン群23の開ボタン26がOFF(離された)か否かを判定する(Step39)。開ボタン26がOFFでなければStep37に戻り、OFFであれば絞り部材11は、移動を終了し、フローは終了する。
次に、図6、図10及び図11を参照して開ボタン26を瞬間的に押した場合(ステップ移動処理モード)について説明する。図11は、ステップ移動についての動作説明を示す図である。
図6に示すようにASユニットの駆動範囲は、位置0〜3000であり、その全範囲に渡りRT[0]〜RT[9]及びRT[A]〜RT[F]の位置を配置されている。前述と同様、開ボタン26が押されると(Step31)、例えば、500msec待機した後(Step32)、再度開ボタン26の状態を確認し(Step33)、ASボタンがOFFであれば、Step40以降のステップ移動モードのシーケンスへ進む。
まず、現在のASユニット10がプリセットテーブルのどの位置にあるかを確認する。そのためにASユニットI/O部45(b)から現在のASユニット10の現在位置を取得し、現在位置をRAM42内のcp番地にセットする(Step40)。次にRT[i]番地(i=0から開始)の値とcpの値に対して、cp≧RT[i]における比較を行う(Step41)。この比較で、cpよりもRT[i]が大きければ、現在位置に達していないものと判定して、iをインクリメントして(Step42)、RT[i]のアドレスを大きく、即ち設定位置を小さくしてStep41へ戻り、cp≧RT[i]が真になるまで繰り返し現在位置がどの位置にあるかを判別する。一方、この判定でcpよりもRT[i]が小さく、現在位置がテーブルのどの位置にあるかを判別したら、ASユニット10の移動先の設定を行う。まず、AS駆動ボタン群23の押されたボタンの方向が開ボタン26または閉ボタン27のどちらかをチェックする(Step43)。
このチェックにおいて開ボタン26が押された場合、i=0かどうかを判定する(Step44)。i=0の場合、ASユニット10の設定位置は、3000である。そのためASユニット10はこれ以上動けないため、移動先を指定するRAM42内のtap番地に、現在位置のRT[i]をセットする(Step45)。i≠0の場合は、図11に示すように、ASユニット10は1つ上のテーブルの値に間欠的に移動するため、tap番地にはRT[i−1]をセットする(Step46)。
一方、Step43で閉ボタン27が押された場合の動作は、図11のCase1とCase2に示すように、ASユニット10の移動先が異なるため、cp=RT[i]の判定を行う(Step47)。
結果が真であるときは、i=15か否かを判定する(Step48)。i=15ならばASユニット位置10は0であり、ASユニット10はこれ以上動けないため、tap番地に現在位置のRT[i]をセットする。(Step49)。i≠15の場合は、図10のcase2に示すように、ASユニット10は1つ下のテーブルの値に間欠的に移動するため、tap番地にはRT[i+1]をセットする(Step50)。
またStep47の判定でcp≠RT[i]の場合は、図11に示すCase1のように、現在のASユニット10位置がテーブルの中間にあるため、tap番地にはRT[i]がセットされる(Step51)。
このようにASユニット10はセットされたtap番地の値に移動し(Step52)、このフローは、終了する。
次に図3を参照して表示部30の動作方法について詳細に説明する。
ASユニット10の動作が終了後、ASユニットI/O部45(b)からASユニット10の現在位置を取得する。その際、現在位置が0であれば、CPU41はASユニットI/O部45(b)のLED31(a)に相当するアドレスのみ点灯指示を出す。
同様に、現在位置が1〜100の時は、LED31(a)と(b)のアドレスヘの点灯指示、現在位置が101〜150の時は、LED31(a)〜(c)のアドレスヘの点灯指示といった様に、ASユニット10の現在位置に応じたLED31のアドレスへ点灯指示を出す。
本実施形態は、AS駆動ボタン群23を押すことで、連続モード及びステップモードに代表されるように絞り部材11が間欠移動し、かつ表示部30にてASユニット10の現在位置を表示できる。これによりPCやASターレットを用いずに安価且つ省スペースにできる。また観察者は、ASプリセット値に加えて、ASユニット10を動かして観察する場合において、迅速かつ正確にASユニット10を移動可能である。
次に図12及び図13を参照して本発明に係る第2の実施形態について詳細に説明する。図12は、本実施形態に係るフロントスイッチ20の外観構成図である。図13は、本実施形態に係るASユニットのプリセット設定を行う際のフローチャートである。なお、本実施形態は、前述した第1の実施形態と異なる構成部位についてのみ説明し、第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
図12に示すようにフロントスイッチ20は、ASユニット10の現在位置をロータリー式スイッチ62の各番号に設定するための設定スイッチ28を追加している。また図示しないが、ロータリー式スイッチ62の各番号によるASユニット10の設定テーブル(RT[i]テーブル)は、不揮発性メモリ44内にある。
次に図13を参照して本実施形態の作用について説明する。
顕微鏡1の電源を投入すると、まず図7に示す設定部19のピアノ式スイッチ61の設定値を読み込み、顕微鏡設定を行う。このとき、ピアノ式スイッチ61のBit1が押されているか否かを判定する(Step61)。このとき、ピアノ式スイッチ61のBit1がOFFであれば観察モードとなり、初期化動作を行う(Step62)。初期化動作の完了後にこのシーケンスを終了する。一方、Bit1がONであれば、各ロータリー式スイッチ62の各番号にASユニット10の現在値をアサインする設定モードになり、図示しないRAM42内のカウンタiを0にセットする(Step63)。
次にカウンタi≦Fか否かを判定する(Step64)。この判定でi≦Fであればロータリー式スイッチ62をiの番号、ここでは0に移動させる(Step65)。その後、開ボタン26又は、閉ボタン27の操作によりASユニット10をロータリー式スイッチ0番にアサインしたい位置に移動させる(Step66)。さらに、設定スイッチ27を押し(Step67)、ASユニットI/O部45(b)から現在位置を取得し、RT[0]にセットする(Step68)。そしてiをインクリメントし(Step69)、Step64へ戻る。このシーケンスをロータリー式スイッチ62の番号分、計16回繰り返す。
またStep64の判定でカウンタi>Fであったら(Step64)、ロータリー式スイッチ62全ての番号への設定が完了したことになり、このシーケンスを終了する。
このような設定モードが終了したら、ピアノ式スイッチ61のBit1をOFFにし、電源を再投入することで、顕微鏡1は、観察モードに設定される。
本実施形態は、ASプリセットテーブル値を任意に設定できることにより、観察者の好みに合せたASユニット10の設定を可能にすることができる。
次に図14乃至図17を参照して本発明に係る第3の実施形態について詳細に説明する。図14は、本実施形態に係るハンドスイッチ71の外観構成図である。図15は、本実施形態に係る不揮発生メモリ44内のテーブルを示す図である。図16は、本実施形態に係る初期設定について説明するためのフローチャートである。なお、本実施形態は、前述した第1の実施形態と異なる構成部位についてのみ説明し、第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
図14に示すようにハンドスイッチ71は、レボルバユニット4の移動を指示するレボルバ駆動ボタン群72と、ASユニット10の移動を指示するAS駆動ボタン群73と、レボルバユニット4及びASユニット10の現在の状態を表示する表示窓74と、各レボルバ穴に設置する対物レンズ5を設定するときに用いる選択ボタン群75と、設定ボタン76と、から構成される。
図15に示すように、制御部40内の不揮発性メモリ44は、OBテーブルとRTテーブルを設けている。OBテーブルは、1列目にはレボルバ穴番号のアドレス及び2列目には種別・倍率といった対物レンズ情報が記載されている。RTテーブルは、1列目にレボルバ穴とロータリー式スイッチ番号のアドレス及び2列目にASユニット10の設定位値が記載されている。また、ROM43のCAL番地にはOBテーブルに記載された対物レンズの対物レンズ情報に対応し、且つテーブルを設定するための基本値が設定されているCALテーブルがある。図示しないが、制御部40には、ハンドスイッチ71とCPU41とのインターフェイスであるハンドスイッチI/O部が用いられている。
次に図16を参照して本実施形態の動作方法を詳細に説明する。
顕微鏡1の電源を投入すると、まず設定部19のピアノ式スイッチ61の設定値を読み込み、顕微鏡の設定を行う。このとき、ピアノ式スイッチ61のBit2がONか否かを判定する(Step81)。この判定でONされていなければ観察モードとなり、初期化動作が行われ(Step82)、このシーケンスを終了する。一方、この判定でONされていれば、ピアノ式スイッチ61のBit3がONか否かを判定する(Step83)。この判定で、Bit3がONであれば、現在のレボルバ穴に取り付いている対物レンズ5の種別・倍率の入力を行う入力モードに移行する。
入力モードでは、レボルバセンサ群7から現在の穴番号を取得し、RAM42内のn番地ヘセットする(Step84)。ここで図14に示すように表示窓74は、対物レンズの種別・倍率を例えば、“OB1 L10”と表示する。OB1とは現在のレボルバ穴1を示し、L10とは長作動距離対物レンズの倍率が10倍であることを示している。選択ボタン群75の任意の一方を押し、設置されている対物レンズ5の種類を選択する(Step85)。次に設定ボタン76を押す(Step86)。
これによりOB[n]アドレスに現在の対物レンズの種別がセットされる(Step87)。そしてRT[n][0]〜RT[n][F]までの値が自動的に演算される(Step88)。詳しい計算方法は、後述する。ここで、対物レンズ5を移動させ変換し(Step89)、Step84からStep89までの同様の処理を繰り返し、全てのレボルバ穴について対物レンズ5の種別の登録を行う。
全てのレボルバ穴について登録が完了したら、ピアノ式スイッチ61のBit3をOFFにし、電源を再投入し、再びStep81の確認の後、Step83に移行する。ここでBit3はOFFであるため、観察モード2に移行する。
観察モード2では、まず現在のロータリー式スイッチ62の設定値を取得し、sw[1]〜[6]にセットする(Step90)。そして、各レボルバ穴のプリセット値を、RTテーブルを参照し、RAM42内のAP[1]〜[6]番地にセットする。ここで図6に示すようにレボルバ穴1のロータリー式スイッチ62(a)設定値が0であるので、AP[1]には、RT[1][0]がセットされる。同じように、AP[2]=RT[2][1]、AP[3]=RT[3][2]、AP[4]=RT[4][3]、AP[5]=RT[5][6]、AP[6]=RT[6][D]がセットされる(Step91)。その後、ASユニット10の初期化動作を開始する(Step92)。以降の動作は図8に示すStep5以降の動作と同様であり、ここでの説明は省略する。
次にStep88での演算について、図15に示すRTテーブルを用いて説明する。
絞り部材11の設定位置は、一般的には対物レンズ瞳径の70〜80%が最適値と言われ、また観察に応じて瞳径範囲内で観察者の好みに設定する。ここで瞳径は以下の式で決定される。
(瞳径)=2×NA(開口数)×f(対物レンズの焦点距離):単位[mm]
図16に示すフローチャートのStep65で、対物レンズ5の種別・倍率がOB[n]に設定された後、まず図15に示す不揮発性メモリ44内のCALテーブルを参照する。CALテーブルは、各対物レンズの種類によって基本値が設定されている。この基本値は、瞳径に相当する絞り部材11の位置情報であり、各対物レンズに応じて以下の式で計箕された値である。
(基本値)=(瞳径)×(ASの瞳位置への投影倍率)−1×3000(パルス)÷(AS最大径)−(1)
参照した、CALテーブルからの値について、以下の式で求めた値に基づき、RT[1][i]〜RT[6][i]にセットする。
RT[N][i]=(基本値)÷16×(16−i)−(2)
(但し、N=レボルバ番号:1〜6、i=ロータリー式スイッチ番号:1〜16)
ここで、OB[1]は、L5に設定されているので、CALテーブルのL5の値を参照すると1800であり、(2)式から、
RT[1][0]=1800÷16×(16−0)=1800
RT[1][1]=1800÷16×(16−1)=1687.5≒1688
という様にRTテーブルが算出される。
このように本実施形態は、対物レンズ5に応じたASプリセットテーブルが自動生成されることにより、観察者は、設定の手間がかからずに、使用倍率に応じた最適な観察が可能となる。
なお本発明は、光学絞りを落射ASに限定したが、透過AS、落射・透過FSであっても構わない。
本発明では、ピアノ式スイッチ61、ロータリースイッチ62を使用したが、設定部19の構成はこれに限定されない。またこれらスイッチのBit数はこの数に限定されない。
本発明では、連続モードと、ステップモードを切り分けるために待機時間を500msecとしたが、これに限定されない。また設定部19のピアノ式スイッチ61などで、ステップ移動と連続移動を切り換えられるようにしても構わない。
本発明では、PCを用いないシステムについて述べたが、省スペースが可能であればPCを設けたシステムであっても構わない。
本発明では、表示部30は、8個のLEDを用いたが、この数は限定されない。また7セグメントLEDや、液晶やプラズマディスプレイなどでも良い。更に、ステップモードではボタンを押した回数分ASユニット10は間欠移動し、観察者が回数を記憶することで、正確な位置決めは達成できるので、表示部は特に必要としなくてもよい。
本発明では、RT[i]テーブルは、移動範囲全てに渡っていたがこれに限定されない。またASユニット10がある位置以下になったら、ステップ移動から連続移動に切り換わるとしても良い。
本発明では、レボルバ穴番号とプリセット値の組合せについて説明したが、観察方法−レボルバ穴番号−プリセット値としても構わない。また、このとき各観察方法によってAP[i]テーブルが必要であることは言うまでもない。
本発明では、連続モード時の移動速度は一定であったが、移動速度は、視野の明るさが一定に変化する速度としても良い。
本発明では、ASユニット10の移動は、開ボタン26、閉ボタン27による操作のみであったが、図17に示すように直接移動先を指示するボタンを設ける構成であっても構わない。
本発明では、フロントスイッチ20を用いて、顕微鏡操作を行ったが、図14に示すような、ハンドスイッチを用いても構わない。このとき、制御部40内にハンドスイッチI/O部が必要であることは言うまでもない。
第1の実施形態では、ROM内にRT[i]テーブルを設けたが、不揮発性メモリ内であっても構わない。
第2の実施形態は、1つのロータリー式スイッチ62で、全レボルバ穴の設定値をアサインすることとしたが、各レボルバ穴について図13に示すフローチャートの動作を行うこととしても良い。第2の実施形態では、図13に示すフローチャーはi=Fまでループするが、RT[i]の値が0になったところで、RT[i]以降の値は全て0となり、このループを抜けることとしても良い。
第2の実施形態では、フロントスイッチ27に新たに設定スイッチ28を設けたが、開ボタン26、閉ボタン27などのフロントスイッチ27上のボタンで代用しても構わない。
第2の実施形態は、ロータリー式スイッチ62の各番号のアサインにおけるAS設定値のアサインを、フロントスイッチを用いて行ったが、PCなどからの通信を用いてアサインを行っても構わない。この場合、制御部40内に通信用I/O部が必要であることは言うまでもない。
図14に示す第3の実施形態は、(1)式及び(2)式を使用してRTテーブルの値を決定したが、この式に限定されず、各対物レンズにおいて最適なテーブルが設定できればよい。
第3の実施形態では、対物レンズの設定をハンドスイッチ71を用いたが、例えばPCなどのシステムからの通信で設定を行っても構わない。この場合、制御部40内に通信用I/O部が必要であることは言うまでもない。
本発明に係る第1の実施形態における装置全体の概略構成を示す図である。 本装置におけるフロントスイッチの外観構成を示す図である。 本装置における表示部の外観構成を示す図である。 本装置における制御部の構成を示す図である。 本装置における制御部の一部であるCPUと表示部の制御構成を示す図である。 本装置におけるメモリ内部のデータを示す図である。 本装置における設定部の外観構成を示す図である。 顕微鏡の初期化処理を示すフローチャートである。 レボルバ駆動時のASユニットの処理動作を示すフローチャートである。 ASユニットの移動処理を示すフローチャートである。 ステップ移動についての動作説明図である。 本発明に係る第2の実施形態における、フロントスイッチの外観構成図である。 本実施形態に係るASユニットのプリセット設定を行う際のフローチャートである。 本発明に係る第3の実施形態におけるハンドスイッチの外観構成図である。 本実施形態に係る不揮発生メモリ内のテーブルを示す図である。 本実施形態に係る初期設定を行う際のフローチャートである。 ASユニットの構成に係る変形例を示す図である。 従来の顕微鏡の構成を示す図である。 従来の顕微鏡の構成を示す図である。 従来の顕微鏡の構成を示す図である。
符号の説明
1:顕微鏡、2:試料、3:ステージ、4レボルバユニット、5:対物レンズ、6:レボルバモータ、7:レボルバセンサ群、8:照明ユニット、9:顕微鏡光源、9(a),(b):照明系レンズ、10:ASユニット、11:絞り部材、12:ハーフミラー、13:鏡筒、14:接眼レンズ、15:CCDカメラ、16:ASモータ、17:ASセンサ、18:焦準部、19:設定部、20:フロントスイッチ、21:パイロットランプ、22:レボルバ駆動ボタン群、23:AS駆動ボタン群、24:CWボタン、25:CCWボタン、26:開ボタン、27:閉ボタン、30:表示部、31(a),(b),(c),(d),(e),(f),(g),(h):LED、40:制御部、41:CPU、42:RAM、43:ROM、44:不揮発生メモリ、45(a):レボルバユニットI/O部、45(b):ASユニットI/O部、45(c):フロントスイッチI/O部、45(d):表示部I/O部、45(e):設定部I/O部、46:レボルバドライバ、47:ASドライバ、61:ピアノ式スイッチ、62(a),(b),(c),(d),(e),(f),(g),(h):ロータリー式スイッチ。

Claims (8)

  1. 光源から照射される光束を絞る電動光学絞り部材と、
    前記電動光学絞り部材を制御するための制御部と、
    前記制御部に移動指示を出し、前記電動光学絞りを操作する操作部と、
    を備えた顕微鏡であって、
    前記制御部は、前記操作部から移動操作を受けた際に、前記電動光学絞り部材を一定の間隔で間欠移動させることを特徴とする間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡。
  2. 前記電動光学絞り部材は、
    少なくとも2枚以上の絞り羽により構成される羽絞りと、
    前記羽絞りを開閉駆動させるモータと、
    を具備し
    前記電動光学絞り部材は、前記制御部が前記モータを制御し、前記羽絞りを開閉することで、絞られることを特徴とする請求項1に記載の間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡。
  3. 前記光学絞り部材が間欠移動する間隔は、前記制御部内に設けられた設定テーブルに任意に設定された値に基づき決定されることを特徴とする請求項1に記載の間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡。
  4. 光源から照射される光束を絞る電動光学絞り部材と、
    少なくとも2つ以上の対物レンズと、
    前記対物レンズを取り付け、移動させるための電動レボルバと、
    前記電動光学絞り部材と前記電動レボルバを制御するための制御部と、
    前記制御部から移動指示が出されるように操作する操作部と、
    を具備する顕微鏡であって、
    前記制御部は、前記操作部からの操作により前記電動レボルバの穴位置毎に応じて、前記電動光学絞り部材を一定の間隔で間欠移動させることを特徴とした間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡。
  5. 前記光学絞り部材が間欠移動する間隔は、前記制御部内にあり、前記レボルバ穴位置ごとに異なる設定テーブルに任意に設定された値に基づき決定されることを特徴とする請求項4に記載の間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡。
  6. 前記設定テーブルは、予め前記操作部から設定された前記対物レンズの情報により、自動的に生成されることを特徴とする請求項5に記載の間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡。
  7. 前記設定テーブルは、前記レボルバ穴と同数のスイッチを有し、前記レボルバ穴ごとに前記電動光学絞り部材の設定径を切り換えることを特徴とする請求項5に記載の間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡。
  8. 前記設定径は、ロータリー式スイッチによって切り換えることを特徴とする請求項7に記載の間欠移動型電動光学絞り付き顕微鏡。
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