JP5242106B2 - 電動顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、交換可能な光学素子を含む複数の光学素子を保持し、標本に応じて光学素子の配置を切り換える電動式の配置切換装置を備えた電動顕微鏡に関するものである。
従来から、複数の光学素子(例えば対物レンズ、フィルタ)を保持して、光学素子の配置を電動で切り換える配置切換装置(例えば電動レボルバ、電動フィルタターレット)を搭載した電動顕微鏡が、知られている(特許文献1参照)。従来の配置切換装置は、複数の光学素子を載置したターレットをモータを用いて回転させて、所望の光学素子を光路上に配置するようにしている。
特開2003−90960号公報
従来の配置切換装置は、モータを用いて光学素子の配置を切り換える。このため、ユーザーは、光学素子の交換を行うための準備操作として、交換にかかる光学素子を交換操作を行うことができる位置に配置させるために、配置切換装置を制御する操作を行う必要があった。そのため、光学素子の交換操作が、煩雑なものとなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光学素子を交換する際の操作が簡単な電動顕微鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電動顕微鏡は、光学素子を保持し、前記光学素子の配置を切り換える配置切換手段と、前記配置切換手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御して、前記光学素子の配置を制御する制御手段と、電源を遮断する操作を入力する電源スイッチと、を備え、前記制御手段は、前記電源スイッチによって電源を遮断する操作が入力された場合、前記駆動手段の駆動を制御して、前記光学素子のうち交換可能な前記光学素子を、交換操作を受け付ける交換位置に移動させた後、電源を遮断し、前記配置切換手段を手動で回動可能にする制御を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる電動顕微鏡は、上記の発明において、前記制御手段は、前記配置切換手段を手動で回動可能にする制御を行う前に、前記光学素子のうち交換可能な前記光学素子を前記交換位置に移動させる際に、前記駆動手段を制御して、通常の回動速度に比して低速で前記光学素子を移動させることを特徴とする。
また、本発明にかかる電動顕微鏡は、上記の発明において、前記配置切換手段が保持している前記光学素子を認識する認識手段を備え、前記制御手段は、前記駆動手段を制御して、前記認識手段が認識した情報をもとに所望の前記光学素子を前記交換位置に移動させることを特徴とする。
また、本発明にかかる電動顕微鏡は、上記の発明において、前記配置切換手段は、交換可能な複数の光学素子を保持し、前記制御手段は、前記交換可能な複数の光学素子のうち、予め定められた光学素子を前記交換位置に移動させることを特徴とする。
本発明にかかる電動顕微鏡は、制御手段が、操作入力手段によって所定の1操作が入力された場合、光学素子の配置を切り換える配置切換手段を駆動する駆動手段を停止し、配置切換手段を手動で回動可能にする制御を行うので、光学素子を交換する際の操作が簡単であるとともに、容易に光学素子を交換できるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明にかかる電動顕微鏡の好適な実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一符号を付している。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1にかかる顕微鏡システム(電動顕微鏡)について説明する。図1は、本実施の形態1にかかる顕微鏡システム1を模式的に示した側面図である。また、図2は、顕微鏡システム1を模式的に示した平面図である。図1に示すように、顕微鏡システム1は、倒立顕微鏡であり、標本を観察する機構である観察機構101と、顕微鏡システム1の各部の動作を制御する制御部110と、観察機構101で撮影された標本の画像などを表示する表示部120と、各種操作の入力を受け付ける入力部130と、顕微鏡システム1の起動および電源の投入、遮断の指示を受け付ける電源スイッチ140とを備える。
図1に示すように、観察機構101は、標本2を載置するステージ3を備える。さらに、観察機構101は、ステージ3の鉛直方向上部に、透過照明用の光源である透過光源4および透過ターレット6を備えるとともに、ステージ3の鉛直方向下部に、電動レボルバ8および透過光を反射する折り返しミラー9を備える。さらに、観察機構101は、折り返しミラー10および撮影装置11を備える。
透過ターレット6は、所望の透過光のみを透過させるフィルタ5を複数保持し、標本2の観察に適したフィルタ5を光軸Q上に配置する。なお、複数のフィルタ5のうち、フィルタ5aは、ユーザーによる交換が可能である。ユーザーは、フィルタ用交換扉12を開扉して、フィルタ5aを交換する。
また、電動レボルバ8は、対物レンズ7を複数保持しており、所望の対物レンズ7を光軸Q上に配置する。なお、複数の対物レンズ7のうち、対物レンズ7aは、ユーザーによる交換が可能である。ユーザーは、対物レンズ用交換扉13を開扉して、対物レンズ7aを交換する。
図1に示すように、透過光源4より出射された光は、フィルタ5、次いで標本2を透過し、対物レンズ7に入射する。対物レンズ7を通過した観察光は、折り返しミラー9,10で反射され、撮影装置11に入射する。その後、観察光は、撮影装置11内のカメラ11aのCCD11b面に入射する。このようにして、標本2の標本像が撮影される。
また、図2に示すように、観察機構101は、落射照明用の光源である落射光源14および蛍光キューブターレット16を備える。蛍光キューブターレット16は、蛍光キューブ15を複数保持し、標本2の観察に適した蛍光キューブ15を折り返しミラー9,10間の光軸Q上に配置する。蛍光キューブ15は、標本2を励起するための励起光を選択的に透過させる励起光透過フィルタ、励起光によって励起された標本2より発せられる蛍光を選択的に透過させる蛍光透過フィルタおよび励起光を反射しつつ、蛍光を透過させるダイクロイックミラー15’を一体的に備える。なお、複数の蛍光キューブ15のうち、蛍光キューブ15aは、ユーザーによる交換が可能である。ユーザーは、蛍光キューブ用交換扉17を開扉して蛍光キューブ15aを交換する。
図2に示すように、落射光源14より出射された励起光は、蛍光キューブ15に入射し、ダイクロイックミラー15’によって反射され、折り返しミラー9に入射する。その後、励起光は、対物レンズ7内を通過して標本2を励起する。励起されて標本2より発せられた蛍光は、透過光と同様に、対物レンズ7を通過し、折り返しレンズ9によって反射され、その後、蛍光キューブ15内を通過し、折り返しレンズ10でさらに反射されて、撮影装置11に入射する。このようにして、標本2の蛍光標本像が、撮影される。
制御部110は、標本像および顕微鏡システム1の各部の処理にかかわるプログラムなどの情報を記憶する記憶機能を備えたマイクロコンピュータによって実現される。制御部110は、観察機構101の各部、表示部120、入力部130および電源スイッチ140と電気的に接続されており、顕微鏡システム1の各部の処理を制御する。
表示部120は、液晶ディスプレイなどによって実現され、撮影装置11で撮影された標本2の標本像などを表示するとともに、各種情報を表示する。
入力部130は、例えば、キーボードやマウスなどによって実現され、入力操作に応じた信号を制御部110に入力する。ユーザーは、入力部130を用いて、標本2についての情報などを制御部110に入力する。さらに、入力部130は、電源スイッチ140を備える。ユーザーは、電源スイッチ140をONまたはOFFにすることによって、顕微鏡システム1の起動または電源の遮断を行う。
なお、本実施の形態1において、フィルタ5と対物レンズ7と蛍光キューブ15とを光学素子とし、これらの光学素子の配置を切り換える装置である透過ターレット6と電動レボルバ8と蛍光キューブターレット16を配置切換装置とする。
次に、配置切換装置が光学素子の配置を切り換える機構を説明する。具体的には、透過ターレット6がフィルタ5の配置を切り換える機構を説明する。図3は、透過ターレット6および透過ターレット6の駆動を制御する機構の概略構成図である。図3に示すように、透過ターレット6は、略円形であり、透過ターレット6より小さい同心円の周上に複数のフィルタ5を保持する。また、透過ターレット6は、外周部にギア6’を備える。ギア6’は、ギア20と係合している。ギア20は、略円形であり、ステッピングモータ21によって周方向に回転する。
したがって、ステッピングモータ21が駆動することによってギア20が回転し、ギア20の回転に伴って透過ターレット6が回転し、フィルタ5が周方向に移動する。透過ターレット制御部25は、ステッピングモータ21に入力するステップ数を制御することによって、透過ターレット6の回転量を制御して、フィルタ5の配置を制御する。
なお、顕微鏡システム1の電源が遮断された場合およびステッピングモータ21への通電が停止された場合、すなわちステッピングモータ21の駆動が停止された場合、透過ターレット6は、手動で回動可能となる。
透過ターレット6上には、指標22が、備えられている。指標22は、透過ターレット6の1回転につき、センサ23内を1回通過する。センサ基板24は、指標22がセンサ23内を通過したことを検知すると、通過信号を透過ターレット制御部25に入力する。なお、センサ23は、透過型フォトインタラプタ等によって実現される。
顕微鏡システム1の起動時、透過ターレット制御部25は、透過ターレット6を回転させて、指標22の検出を行い、透過ターレット6を基準位置まで回転させる。なお、基準位置とは、指標22がセンサ23を通過後、透過ターレット6が所定量回転した位置をいう。透過ターレット制御部25は、透過ターレット6が基準位置にある場合の各フィルタ5の配置を記憶している。透過ターレット制御部25は、この配置を基準とし、所定のステップ数をステッピングモータ21に入力することによって、制御部110に指示されたフィルタ5を光軸Q上に配置する。なお、透過ターレット6は、複数の指標を備えるようにしてもよい。この場合、透過ターレット制御部25は、複数の指標の通過信号に基づいて、各フィルタ5の位置を把握し、指示されたフィルタ5を光軸Q上に配置する。
また、制御部110は、ユーザーが電源スイッチ140をOFFにする操作、すなわち顕微鏡システム1の電源を遮断する操作をした場合、透過ターレット制御部25に電源遮断処理を開始する信号を入力する。透過ターレット制御部25は、この信号の入力を受けた場合、フィルタ5aを交換位置Eに配置する処理を行う。なお、交換位置Eとは、透過ターレット6上で、フィルタ5がフィルタ用交換扉12に最も近づく位置である。ユーザーは、フィルタ5aが交換位置Eに配置されている場合、フィルタ5aを交換できる。
さらに、電動レボルバ8および蛍光キューブターレット16は、透過ターレット6と同様に、各々が保持する光学素子の配置を切り換える。図1に示すように、電動レボルバ8は、外周部にギア8’を備える。ギア8’は、ギア30と係合している。ギア30は、略円形であり、ステッピングモータ31によって周方向に回転されることによって、電動レボルバ8を回転させる。なお、電動レボルバ8は、透過ターレット6と同様に、ステッピングモータ31の駆動が停止した場合、手動にて回動可能となる。また、電動レボルバ8上には、指標32が備えられている。指標32がセンサ33内を通過すると、センサ基板34は、電動レボルバ制御部35に通過信号を入力する。
また、図1に示すように、蛍光キューブターレット16は、外周部にギア16’を備える。ギア16’は、ギア40と係合している。ギア40は、ステッピングモータ41によって周方向に回転されることによって、蛍光キューブターレット16を回転させる。なお、蛍光キューブターレット16は、透過ターレット6と同様に、ステッピングモータ41の駆動が停止した場合、手動にて回動可能となる。また、蛍光キューブターレット16上には、指標42が備えられている。指標42がセンサ43内を通過すると、センサ基板44は、蛍光キューブターレット制御部45に通過信号を入力する。
したがって、図4に示すように、電動レボルバ制御部35は、透過ターレット制御部25と同様に、センサ基板34より指標32の通過信号の入力を受けるとともに、ステッピングモータ31の駆動を制御し、制御部110に指示された対物レンズ7を所定の位置に配置する。また、蛍光キューブターレット制御部45は、センサ基板44より指標42の通過信号の入力を受けるとともに、ステッピングモータ41の駆動を制御し、制御部110に指示された蛍光キューブ15を所定の位置に配置する。
次に、顕微鏡システム1が起動してから電源が遮断されるまでの光学素子の配置切換の処理手順を、透過ターレット制御部25が行うフィルタ5の配置切換処理を例に、図5を参照しつつ説明する。まず、透過ターレット制御部25は、顕微鏡システム1の起動にかかる信号が入力されると(ステップS101)、透過ターレット6を基準位置まで回転させる(ステップS102)。その後、透過ターレット制御部25は、フィルタ5の配置を切り換える指示の入力を受け付ける(ステップS103)。フィルタ5の配置を切り換える指示の入力がある場合(ステップS103:Yes)、透過ターレット制御部25は、透過ターレット6を回転させて指示されたフィルタ5を光軸Q上に配置する(ステップS104)。この場合、ユーザーは、光軸Q上に配置されたフィルタ5を用いて標本2の標本像の撮影を行う。なお、フィルタ5の配置切り換えの指示の入力がない場合(ステップS103:No)、透過ターレット制御部25は、フィルタ5の配置の切り換えを行わない。この場合、ユーザーは、透過ターレット6が基準位置にある場合に光軸Q上にあるフィルタ5を用いて標本2の標本像の撮影を行うこととなる。
その後、透過ターレット制御部25は、顕微鏡システム1の電源遮断にかかる信号の入力を受け付ける(ステップS105)。透過ターレット制御部25は、電源遮断の信号の入力を受けるまで(ステップS105:No)、ステップS103〜S104の処理を行う。顕微鏡システム1の電源遮断にかかる信号が入力された場合(ステップS105:Yes)、透過ターレット制御部25は、透過ターレット6を回転させ、フィルタ5aを交換位置Eに配置する(ステップS106)。その後、制御部110は、顕微鏡システム1の電源を遮断する(ステップS107)。
なお、電動レボルバ制御部35は、透過ターレット制御部25と同様の配置切換処理を行い、顕微鏡システム1の電源遮断開始にかかる信号の入力を受けた場合、対物レンズ7aを図示しない交換位置に配置する。また、蛍光キューブターレット制御部45は、顕微鏡システム1の電源遮断開始にかかる信号の入力を受けた場合、蛍光キューブ15aを図示しない交換位置に配置する。
このように、実施の形態1では、ユーザーは、電源スイッチ140をOFFにする操作、すなわち顕微鏡システム1の電源を遮断するという1操作を行うことによって、簡単に交換可能な光学素子を交換位置に配置させることができるので、光学素子の交換を簡単に行うことができる。
さらに、本実施の形態1では、ユーザーは、電源遮断後に光学素子の交換を行うことになるので、配置切換装置が自動的に動き出すことがなく、容易に光学素子を交換できる。また、ユーザーは、透過光源4および落射光源14が消灯した状態で光学素子の交換を行うこととなるので、照明光が漏れることもなく光学素子を交換できる。
なお、顕微鏡システム1において、各配置切換装置が交換可能な光学素子を複数保持している場合、各配置切換装置の制御部は、交換可能な光学素子のうち、予め定められた所定の光学素子を交換位置に配置するように制御する。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2にかかる顕微鏡システムについて説明する。実施の形態1では、顕微鏡システムの電源を遮断するという1操作の入力があった場合、交換可能な光学素子を交換位置に配置させたが、この実施の形態2では、光学素子の交換扉を開扉するという1操作の入力があった場合、交換可能な光学素子を交換位置に配置させる。
図6は、本実施の形態2にかかる顕微鏡システム200の構成を模式的に示した図である。図6に示すように、顕微鏡システム200の観察機構201は、顕微鏡システム1が備えた蛍光キューブ用交換扉17および蛍光キューブターレット制御部45に替えて、蛍光キューブ用交換扉47および蛍光キューブターレット制御部46を備える。蛍光キューブ用交換扉47は、指標48を備える。また、観察機構201は、指標48を認識するセンサ49およびセンサ49と電気的に接続しているセンサ基板50を備える。なお、センサ49は、透過型フォトインタラプタなどによって実現される。
図6に示すように、蛍光キューブ用交換扉47を閉じている場合、指標48はセンサ49内に存在するので、センサ49は、指標48を認識できる。一方、蛍光キューブ用交換扉47を開いている場合、指標48はセンサ49外に出るので、センサ49は、指標48を認識できなくなる。センサ49は、指標48を認識した場合および認識できなくなった場合、センサ基板50に信号を入力する。センサ基板50は、この信号をもとに、蛍光キューブ用交換扉47が開扉された場合、蛍光キューブターレット制御部46に開扉信号を入力し、蛍光キューブ用交換扉47が閉扉された場合、蛍光キューブターレット制御部46に閉扉信号を入力する。なお、指標48とセンサ49とセンサ基板50とをまとめて、信号入力部51とする。
蛍光キューブターレット制御部46は、蛍光キューブターレット制御部45が行う各処理に加えて、開扉信号が入力された場合、ステッピングモータ41を制御して、蛍光キューブターレット16を通常の回転速度に比して低速で回転させ、蛍光キューブ15aを交換位置に配置し、その後、ステッピングモータ41の駆動を停止する処理を行う。なお、通常の回転速度とは、蛍光キューブ用交換扉47の閉扉時の蛍光キューブターレット16の回転速度をいう。
また、観察機構201は、顕微鏡システム1が備えたフィルタ用交換扉12および透過ターレット制御部25に替えて、フィルタ用交換扉62および透過ターレット制御部26を備える。また、観察機構201は、信号入力部51と同様に、フィルタ用交換扉62の開扉信号および閉扉信号を透過ターレット制御部26に入力する信号入力部60を備える。
さらに、観察機構201は、顕微鏡システム1が備えた対物レンズ用交換扉13および電動レボルバ制御部35に替えて、対物レンズ用交換扉63および電動レボルバ制御部36を備える。また、観察機構201は、信号入力部51と同様に、対物レンズ用交換扉63の開扉信号および閉扉信号を電動レボルバ制御部36に入力する信号入力部61を備える。
なお、顕微鏡システム200は、顕微鏡システム1が備えた制御部110に替えて、制御部210を備える。制御部210は、顕微鏡システム200の各部の処理を制御する。顕微鏡システム2のその他の構成は、顕微鏡システム1と同様である。
次に、蛍光キューブターレット制御部46が行う配置切換処理の手順を、図7を参照して説明する。まず、蛍光キューブターレット制御部46は、蛍光キューブ用交換扉47の開扉信号を受け付ける(ステップS201)。開扉信号が入力された場合(ステップS201:Yes)、蛍光キューブターレット制御部46は、蛍光キューブターレット16を低速で回転させ、蛍光キューブ15aを交換位置に配置する(ステップS202)。その後、蛍光キューブターレット制御部46は、ステッピングモータ41の駆動を停止する(ステップS203)。その後、蛍光キューブターレット制御部46は、閉扉信号を受け付ける(ステップS204)。閉扉信号が入力された場合(ステップS204:Yes)、蛍光キューブターレット制御部46は、ステッピングモータ41の駆動を再開させ、蛍光キューブターレット16を基準位置まで回転させる(ステップS205)。
なお、透過ターレット制御部26は、蛍光キューブターレット制御部46と同様に、フィルタ用交換扉62が開扉されると、低速でフィルタ5aを交換位置Eに配置する処理を行う。また、電動レボルバ制御部36は、蛍光キューブターレット制御部46と同様に、対物レンズ用交換扉63が開扉されると、低速で対物レンズ7aを交換位置に配置する処理を行う。
このように、実施の形態2では、ユーザーは、交換を所望する光学素子に対応した交換扉を開くという1操作を行うことによって、簡単に交換可能な光学素子を交換位置に配置させることができるので、光学素子の交換を簡単に行うことができる。
さらに、本実施の形態2では、ユーザーが、配置切換装置の回転中に交換扉を開いても、配置切換装置の回転速度が通常に比して低速になった後に停止するので、容易に光学素子を交換できる。
ただし、交換扉が開扉された後の配置切換装置の回転速度は、必ずしも低速でなくてもよい。すなわち、交換扉が開扉された場合、交換可能な光学素子が、通常と同等の回転速度で交換位置に配置されるようにしてもよい。また、各配置切換装置が交換可能な光学素子を複数保持している場合、各配置切換装置の制御部は、交換可能な光学素子のうち、予め定められた所定の光学素子を交換位置に配置するように制御する。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。実施の形態1,2では、所定の1操作がされた場合、交換可能な光学素子を交換位置に配置させた後、ステッピングモータの駆動を停止させたが、この実施の形態3では、光学素子の交換扉を開扉するという1操作がされた場合、光学素子の配置を切り換えることなく、ステッピングモータの駆動を停止させる。
実施の形態3にかかる顕微鏡システムは、顕微鏡システム200と同様の構成を有し、透過ターレット制御部26、電動レボルバ制御部36および蛍光キューブターレット制御部46が、交換扉の開扉および閉扉に応じて、ステッピングモータ21,31,41の駆動を制御する。
例えば、蛍光キューブターレット制御部46は、蛍光キューブ用交換扉47の開扉信号が入力された場合、ステッピングモータ41への通電を停止して、ステッピングモータ41の駆動を停止する制御を行う。なお、蛍光キューブターレット16は、ステッピングモータ41の駆動が停止すると手動で回動可能となるが、ギア16’とギア40とが係合しているため、自然に回転することはない。
なお、蛍光キューブ15aの外面には、蛍光キューブ15aと他の蛍光キューブ15とを識別する識別情報が記載されている。したがって、ユーザーは、識別情報を確認しながら、蛍光キューブターレット16を手動で回転させて、簡単に蛍光キューブ5aを交換位置に配置することができる。
また、蛍光キューブターレット制御部46は、蛍光キューブ用交換扉47の閉扉信号が入力された場合、ステッピングモータ41への通電を再開して、ステッピングモータ41の駆動を再開させる。なお、蛍光キューブ用交換扉47の開扉中に、蛍光キューブターレット16はユーザーによって手動で回転されている場合があるので、蛍光キューブターレット制御部46は、ステッピングモータ41の駆動を再開後、蛍光キューブターレット16を基準位置まで回転させて、各蛍光キューブ15と光軸Qとの配置関係を再度把握しなおす。
次に、蛍光キューブターレット制御部46が行うステッピングモータ41に対する制御処理の手順を、図8を参照して説明する。まず、蛍光キューブターレット制御部46は、蛍光キューブ用交換扉47の開扉信号を受け付ける(ステップS301)。開扉信号が入力された場合(ステップS301:Yes)、蛍光キューブターレット制御部46は、ステッピングモータ41の駆動を停止する(ステップS302)。
その後、蛍光キューブターレット制御部46は、蛍光キューブ用交換扉47の閉扉信号を受け付ける(ステップS303)。閉扉信号が入力された場合(ステップS303:Yes)、蛍光キューブターレット制御部46は、ステッピングモータ41の駆動を再開し、蛍光キューブターレット16を基準位置まで回転させる(ステップS304)。
なお、透過ターレット制御部26および電動レボルバ制御部36は、蛍光キューブターレット制御部46のステッピングモータ41に対する制御処理と同様の処理を、ステッピングモータ21,31に対して行う。また、フィルタ5aおよび対物レンズ7aの外面には、蛍光キューブ15aと同様に、識別情報が記載されている。
このように、実施の形態3では、ユーザーは、交換を所望する光学素子に対応した交換扉を開くという1操作によって、交換を所望する光学素子を保持する配置切換装置を手動で回動可能とさせることができるので、光学素子の交換を簡単に行うことができる。
なお、実施の形態3にかかる顕微鏡システムでは、電源スイッチ140をOFFにする操作がなされ、顕微鏡システムの電源が遮断された場合にも、配置切換装置の駆動が停止し、配置切換装置を手動で回動させることが可能となる。そこで、実施の形態3において、いずれかの交換扉が開扉された場合、顕微鏡システム全体の電源を遮断することによって、配置切換装置の駆動を停止させて、配置切換装置を手動で回動可能させてもよい。この場合、顕微鏡システム全体の駆動が停止しているので、ユーザーは、容易に光学素子を交換することができる。
また、実施の形態3にかかる顕微鏡システムは、交換可能な光学素子を各配置切換装置につき複数保持してもよい。この場合、予め光学素子の外面に各光学素子を識別する情報を記載しておく。ユーザーは、交換扉を開き、配置切換装置を手動で回動させながら、各光学素子の識別情報を視認して、交換を所望する光学素子を特定する。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。実施の形態1,2では、配置切換装置は、交換可能な光学素子を1つずつ保持し、所定の1操作がされた場合、交換可能な光学素子を交換位置に配置することとしたが、本実施の形態4では、交換可能な光学素子を複数保持し、所定の1操作の入力があった場合、複数の光学素子のうち、所定の光学素子を交換位置に配置する。
図9は、本実施の形態4にかかる顕微鏡システム300を模式的に示した図である。図9に示すように、顕微鏡システム300の観察機構301は、顕微鏡システム1が備えた蛍光キューブ15,15a、蛍光キューブターレット16および蛍光キューブターレット制御部46に替えて、蛍光キューブ70、蛍光キューブターレット72および蛍光キューブターレット制御部74を備える。図10に示すように、蛍光キューブ70は、蛍光キューブ16にICチップ71を内蔵した蛍光キューブである。蛍光キューブターレット72は、蛍光キューブターレット16と同様に、複数の蛍光キューブ70を保持するが、指標22を備えていない。さらに、観察機構301は、顕微鏡システム1が備えたセンサ43とセンサ基板44とに替えて、ICリーダ/ライタ73を備える。ICリーダ/ライタ73は、ICチップ71に記載された情報を読み取るとともに、ICチップ71に使用頻度や蛍光キューブターレット72上の位置などについての情報を書き込む。また、顕微鏡システム300は、顕微鏡システム1が備えた制御部110に替えて、制御部310を備える。なお、顕微鏡システム300の他の構成は、顕微鏡システム1と同様である。
制御部310は、電源スイッチ140をONにする操作を受けた場合、蛍光キューブターレット制御部74に、顕微鏡システム300の起動にかかる信号を入力する。この信号の入力を受けた蛍光キューブターレット制御部74は、蛍光キューブターレット72を1回転させて、ICリーダ/ライタ73に、蛍光キューブターレット72が保持するすべての蛍光キューブ70の情報を読み取らせるとともに、各蛍光キューブ70の配置を把握する。その後、蛍光キューブターレット制御部74は、制御部310に指示された蛍光キューブ70を光軸Q上に配置する。
また、制御部310は、各蛍光キューブ70の情報を表示部120に表示する。ユーザーは、表示された情報をもとに、交換を所望する蛍光キューブ70、すなわち交換候補の蛍光キューブ70を選択できる。ユーザーは、入力部130を用いて制御部310に、交換候補の蛍光キューブ70を特定する情報を入力する。このように、ユーザーは、実際に蛍光キューブ用交換扉17を開けて蛍光キューブ70を視認することなく、交換候補の蛍光キューブを特定できる。なお、交換候補の蛍光キューブ70は、使用頻度などの情報をもとに、制御部310が自動的に特定してもよい。
蛍光キューブターレット制御部74は、蛍光キューブターレット制御部45と同様に、顕微鏡システム300の電源遮断処理の開始にかかる信号が入力された場合、予め特定された交換候補の蛍光キューブ70を交換位置に配置する制御を行う。
このように、顕微鏡システム300によれば、ユーザーは、顕微鏡システム300の電源を遮断するという1操作を行うことによって、交換候補の蛍光キューブ70を交換位置に配置させることができる。
なお、顕微鏡システム300では、配置切換装置のうち、蛍光キューブターレット72を例に説明したが、透過ターレット6および電動レボルバ8についても同様に、交換候補のフィルタ5または対物レンズ7を交換位置に配置するようにできる。
したがって、実施の形態4によれば、交換可能な光学素子が複数ある場合であっても、ユーザーは、顕微鏡システムの電源を遮断するという1操作を行うことによって、交換可能な光学素子を交換位置に配置させることができるので、光学素子を簡単に交換できる。
なお、顕微鏡システム300は、顕微鏡システム1の構成をもとに、ICチップ71およびICリーダ/ライタ73を備える構成としたが、顕微鏡システム200の構成をもとに、これらを備える構成としてもよい。すなわち、交換扉を開けるという1操作がされた場合、複数の交換可能な光学素子のうち、所定の光学素子が、交換位置に配置されるような構成としてもよい。
(変形例)
実施の形態4では、所定の1操作がされた場合、交換候補の光学素子を交換位置に配置することとしたが、本変形例では、所定の1操作がされた場合、配置切換装置上の光学素子を保持するための穴(装着穴)のうち、光学素子が装着されていない空穴を交換位置に配置することとする。
図11は、変形例にかかる蛍光キューブターレット82および蛍光キューブターレット82の駆動を制御する機構の概略構成図である。本変形例にかかる顕微鏡システムは、図11に示すように、顕微鏡システム1が備えた蛍光キューブ15,15’、蛍光キューブターレット16、蛍光キューブターレット制御部45および制御部110に替えて、蛍光キューブ80、蛍光キューブターレット82、蛍光キューブターレット制御部84および制御部410を備える。その他の構成は、顕微鏡システム1と同様である。
蛍光キューブターレット82は、装着穴を4穴備える。図11では、この4穴のうち3穴に蛍光キューブ80が装着されており、装着穴82aは、空穴である。さらに、蛍光キューブターレット82は、磁気センサ83a,83b,83c,83dを備える。また、蛍光キューブ80は、図12に示すように、蛍光キューブ70が備えたICチップ71に替えて、磁石81を備える。磁気センサ83a〜83dは、各装着穴に蛍光キューブ80が装着されると、磁石81を検知して検知信号を蛍光キューブターレット制御部84に入力する。蛍光キューブターレット制御部84は、この検知信号に基づいて、各装着穴が空穴であるか否かを判断する。
蛍光キューブターレット制御部84は、顕微鏡システムの電源遮断処理の開始にかかる信号が入力された場合、空穴を交換位置に配置する制御を行う。図11に示す場合、蛍光キューブターレット制御部84は、蛍光キューブターレット82を回転させて、装着穴82aを図示しない交換位置に配置する処理を行う。なお、空穴が装着穴82a以外にも存在する場合、蛍光キューブターレット制御部84は、いずれかの空穴を交換位置に配置する。
このように、本変形例にかかる顕微鏡システムによれば、ユーザーは、顕微鏡システムの電源を遮断するという1操作を行うことによって、装着穴82aを交換位置に配置させることができる。
なお、本変形例にかかる顕微鏡システムでは、配置切換装置のうち、蛍光キューブターレット82を例に説明したが、透過ターレット6および電動レボルバ8についても同様に、空穴を交換位置に配置するようにできる。
したがって、本変形例によれば、ユーザーは、顕微鏡システムの電源を遮断するという1操作を行うことによって、配置切換装置上の空穴を交換位置に配置させることができ、光学素子を簡単に載置することができる。
なお、本変形例にかかる顕微鏡システムは、顕微鏡システム1の構成をもとに、磁石81および磁気センサ83a〜83dを備える構成としたが、顕微鏡システム200の構成をもとに、これらを備える構成としてもよい。すなわち、交換扉を開けるという1操作がされた場合、配置切換装置上の空穴を交換位置に配置するようにしてもよい。
なお、実施の形態1〜4および変形例では、顕微鏡システムの電源を遮断する操作、または交換扉を開扉する操作を所定の1操作とし、所定の1操作の入力があった場合、交換可能な光学素子を交換位置に配置する処理、また配置切換装置を手動で回動可能とする処理を行うこととしたが、他の1操作の入力があった場合、これらの処理を行うこととしてもよい。
本発明の実施の形態1にかかる顕微鏡システムを模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態1にかかる顕微鏡システムを模式的に示す平面図である。 透過ターレットの駆動制御機構の構成概略図である。 配置切換装置の駆動制御機構の構成概略図である。 図1に示す顕微鏡システムの起動から電源切断までに透過ターレット制御部が行う配置切換処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる顕微鏡システムを模式的に示す平面図である。 図2に示す蛍光キューブ用交換扉が開扉された場合の蛍光キューブターレット制御部が行う配置切換処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3にかかる顕微鏡システムにおいて、蛍光キューブ用交換扉が開扉された場合の蛍光キューブターレット制御部が行う処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4にかかる顕微鏡システムを模式的に示す平面図である。 図9に示す蛍光キューブの(a)側面図と(b)平面図である。 本発明の実施の形態4の変形例にかかる蛍光キューブターレットの駆動制御機構の概略構成図である。 図11に示す蛍光キューブの(a)側面図と(b)平面図である。
符号の説明
1,200,300 顕微鏡システム
2 標本
3 ステージ
4 透過光源
5,5a フィルタ
6 透過ターレット
6’,8’,16’ ギア
7,7a 対物レンズ
8 電動レボルバ
9 ,10 折り返しミラー
11 撮影装置
11a カメラ
11b CCD
12,62 フィルタ用交換扉
13,63 対物レンズ用交換扉
14 落射光源
15,15a,70,80 蛍光キューブ
16,72,82 蛍光キューブターレット
17,47 蛍光キューブ用交換扉
20,30,40 ギア
21,31,41 ステッピングモータ
22,32,42,48 指標
23,33,43,49 センサ
24,34,44,50 センサ基板
25,26 透過ターレット制御部
35,36 電動レボルバ制御部
45,46,74,84 蛍光キューブターレット制御部
51,60,61 信号入力部
71 ICチップ
73 ICリーダ/ライタ
81 磁石
82a 装着穴(空穴)
83a,83b,83c,83d 磁気センサ
101,201,301 観察機構
110,210,310,410 制御部
120 表示部
130 入力部
140 電源スイッチ
Q 光軸

Claims (4)

  1. 光学素子を保持し、前記光学素子の配置を切り換える配置切換手段と、
    前記配置切換手段を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御して、前記光学素子の配置を制御する制御手段と、
    電源を遮断する操作を入力する電源スイッチと、
    を備え、
    前記制御手段は、前記電源スイッチによって電源を遮断する操作が入力された場合、前記駆動手段の駆動を制御して、前記光学素子のうち交換可能な前記光学素子を、交換操作を受け付ける交換位置に移動させた後、電源を遮断し、前記配置切換手段を手動で回動可能にする制御を行うことを特徴とする電動顕微鏡。
  2. 前記制御手段は、前記配置切換手段を手動で回動可能にする制御を行う前に、前記光学素子のうち交換可能な前記光学素子を前記交換位置に移動させる際に、前記駆動手段を制御して、通常の回動速度に比して低速で前記光学素子を移動させることを特徴とする請求項に記載の電動顕微鏡。
  3. 前記配置切換手段が保持している前記光学素子を認識する認識手段を備え、
    前記制御手段は、前記駆動手段を制御して、前記認識手段が認識した情報をもとに所望の前記光学素子を前記交換位置に移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の電動顕微鏡。
  4. 前記配置切換手段は、交換可能な複数の光学素子を保持し、
    前記制御手段は、前記交換可能な複数の光学素子のうち、予め定められた光学素子を前記交換位置に移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電動顕微鏡。
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