JP2000098255A - 顕微鏡用回転切換装置 - Google Patents

顕微鏡用回転切換装置

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JP2000098255A
JP2000098255A JP10268310A JP26831098A JP2000098255A JP 2000098255 A JP2000098255 A JP 2000098255A JP 10268310 A JP10268310 A JP 10268310A JP 26831098 A JP26831098 A JP 26831098A JP 2000098255 A JP2000098255 A JP 2000098255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的短時間に初期化動作を完了して、種別や
基準位置検出用のセンサを特別に用いることなく、光学
的ターゲットの種別判断を可能とすること。 【解決手段】センサターゲット位置変化検出手段110
によって、回転板102に等間隔に配置された光学的タ
ーゲット107A〜107Eが光路に切換挿入される位
置を検出するための切換位置検出用センサターゲット1
08A〜108Eと、該切換位置検出用センサターゲッ
ト間に、それぞれ間隔が異なるように設けられた、切換
位置を固有化するための切換位置固有化用センサターゲ
ット109a〜109eとの位置変化を検出し、モータ
制御手段111によって、この検出された上記センサタ
ーゲットの位置変化に相当する駆動用モータ106の駆
動量および駆動方向の情報に基づいて上記駆動用モータ
を駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡が有する複
数の対物レンズやコンデンサレンズ、あるいは、複数の
固定径絞りなどの切換に用いられる電動レボルバや電動
式ターレットといった、回転板を回転させて所望の光学
的ターゲットを光路に切り換え挿入する顕微鏡用回転切
換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような顕微鏡用回転切換装置として
は、例えば、「顕微鏡の回転板切換え装置」と題された
特開平9−138354号公報や、「顕微鏡用回転装
置」と題された特開昭62−218915号公報に開示
されたものが知られている。
【0003】図8は、上記特開平9−138354号公
報に開示された顕微鏡の回転板切換え装置を示す図であ
る。この回転板切換え装置には、複数のレンズ装着部8
25を備えた回転板821および基台部811に、上記
レンズ装着部825の位置検出用マグネット835およ
びマイクロメートル単位の位置検出が可能な磁気センサ
プローブ831(非接触式切換位置検出機構)と、図示
されていないが、回転板821の周縁に基準用マグネッ
ト1つ(あるいは切欠き部1つ)およびこの基準用マグ
ネット(あるいは切欠き)を検出する補助磁気センサプ
ローブ(あるいはフォトセンサ)(基準位置検出機構)
が設けられている。そして、上記回転板821をステッ
ピングモータ813にて回転させ、所望とするレンズ装
着部825に対応する位置検出用マグネット835を磁
気センサプローブ831にて検出したならば、ステッピ
ングモータ813の回転を終了するというものである。
ここで、レンズ装着部825が所望のものであるかどう
かは、初期化動作の段階で基準位置検出機構にて基準位
置を検出しておくことにより、その把握は可能である。
このようにして、所望とする光学的ターゲットの光路へ
の挿入、すなわち、切り換えを行う。なお、同図におい
て、参照番号815は減速機構、817はモータ制御手
段、819は操作スイッチ、823は回転軸、827は
駆動用歯部である。
【0004】また、上記特開昭62−218915号公
報に開示された顕微鏡用回転装置は、図9に示すように
なもので、この回転装置には、対物レンズのためのねじ
付き受け部908を備えた皿状シェル901および固定
部909に、当該回転装置の切換位置を示す溝914と
ばね付勢されている係上球920およびマイクロスイッ
チ917(切換クリック位置検出機構)と、切換位置種
別判断用の複数の磁石905およびホール素子906
(種別検出機構)が設けられている。そして、回転装置
の皿状シェル901を軸902にて連結されたモータ9
13で回転させると、上記溝914aに係止球920が
落ち込み切換位置が確定するのと連動してマイクロスイ
ッチ917のスイッチが入り、制御回路918に切換位
置であることが知らされる。このときのホール素子90
6からの信号を比較器911にて、操作パネルからの入
力信号と比較し、一致したならばモータ913の回転を
停止する。このようにして、所望とする光学的ターゲッ
ト(ここでは対物レンズ)の光路への挿入、すなわち、
切り換えを行う。なお、同図において、参照番号910
はキーボード出力端、912はモータ制御回路である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような特開平9−138354号公報に開示された顕微
鏡の回転板切換え装置においては、初期化動作にて、基
準位置の把握のために回転板821を多くて1回転させ
る必要があり、基準位置の把握に時間がかかってしまう
という問題がある。
【0006】これに対して、上記特開昭62−2189
15号公報に開示された顕微鏡用回転装置においては、
種別検出機構として種別判断用の複数の磁石905およ
びホール素子906が設けられており、皿状シェル90
1の回転停止位置にていつでも光学的ターゲットの種別
が判断できるため、初期化動作においては、せいぜい1
クリック分回転させれば良い。
【0007】しかしながら、種別検出機構に用いている
磁石やホール素子は、部品点数が多く、これに伴い取り
付け工数も多いため、コスト的に不利である。本発明
は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、比較的短
時間に初期化動作を完了でき、種別あるいは基準位置を
検出するためのセンサを特別に用意せずとも光学的ター
ゲットの種別判断が可能な顕微鏡用回転切換装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明による顕微鏡用回転切換装
置は、複数の光学的ターゲットが等間隔に配置された回
転板と、モータ制御手段により駆動制御される駆動用モ
ータとを有し、上記駆動用モータにより上記回転板を駆
動し、上記光学的ターゲットを顕微鏡の光路に切換挿入
する顕微鏡用回転切換装置であって、上記回転板に等間
隔に配置された複数の光学的ターゲットが光路に切換挿
入される位置を検出するための切換位置検出用センサタ
ーゲットと、上記切換位置検出用センサターゲット間
に、それぞれ間隔が異なるように設けられた、切換位置
を固有化するための切換位置固有化用センサターゲット
と、上記切換位置検出用センサターゲットと上記切換位
置固有化用センサターゲットの位置変化を検出するセン
サターゲット位置変化検出手段と、を具備し、上記モー
タ制御手段は、上記センサターゲット位置変化検出手段
より検出される上記センサターゲットの位置変化に相当
する上記駆動用モータの駆動量および駆動方向の情報に
基づいて上記駆動用モータを駆動制御する制御手段とし
たことを特徴とする。
【0009】すなわち、請求項1に記載の発明の顕微鏡
用回転切換装置によれば、回転板に等間隔に配置された
複数の光学的ターゲットが光路に切換挿入される切換位
置を検出するための切換位置検出用センサターゲット、
および、切換位置検出用センサターゲットの間に設けら
れる切換位置を固有化するための切換位置固有化用セン
サターゲットの間隔が、それぞれ異なるように配置され
ているために、駆動用モータの駆動に伴って回転するこ
れらのセンサターゲットをセンサターゲット位置変化検
出手段(センサ)により検出すると、センサ信号の変化
の間隔が、それぞれ異なってくる。つまり、この間隔の
違いにより、センサ信号の変化が、どのセンサターゲッ
トによって生じたものか判断できる。このセンサ信号変
化の間隔の違いは、モータ駆動量の違いでもあるので、
モータ制御手段において、センサ信号変化間のモータ駆
動量とモータ駆動方向から、所望とする光学的ターゲッ
トが光路上に位置しているのかどうかを判断して駆動用
モータを停止させることができる。
【0010】すなわち、1つのセンサで、停止位置と、
停止位置を固有化する情報を検出し、所望とする光学的
ターゲットを光路に切換挿入することが可能となる。ま
た、請求項2に記載の発明による顕微鏡用回転切換装置
は、複数の光学的ターゲットが不等間隔に配置された回
転板と、モータ制御手段により駆動制御される駆動用モ
ータを有し、上記駆動用モータにより上記回転板を駆動
し、上記光学的ターゲットを顕微鏡の光路に切換挿入す
る顕微鏡用回転切換装置であって、上記回転板に不等間
隔に配置された複数の光学的ターゲットが光路に切換挿
入される位置を検出するための切換位置検出用センサタ
ーゲットと、上記切換位置検出用センサターゲットの位
置変化を検出するセンサターゲット位置変化検出手段
と、を具備し、上記モータ制御手段は、上記センサター
ゲット位置変化検出手段より検出される上記センサター
ゲットの位置変化に相当する上記駆動用モータの駆動量
および駆動方向の情報に基づいて上記駆動用モータを駆
動制御する制御手段としたことを特徴とする。
【0011】すなわち、請求項2に記載の発明の顕微鏡
用回転切換装置によれば、回転板に配置される複数の光
学的ターゲットの間隔を、それぞれ異なるようにしたこ
とを特徴としている。つまり、このような構成の顕微鏡
用回転切換装置においては、複数の光学的ターゲットの
間隔の違いに伴って、切換位置を検出するための切換位
置検出用センサターゲット間の間隔も異なってくるため
に、請求項1記載の顕微鏡用回転切換装置の場合と同様
に、モータ制御手段において、駆動用モータの駆動の際
のセンサターゲット位置変化検出手段(センサ)信号変
化間のモータ駆動量とモータ駆動方向から、所望とする
光学的ターゲットが光路上に位置しているのかどうかを
判断して駆動用モータを停止させることができる。
【0012】すなわち、1つのセンサで、固有化された
停止位置の情報を検出し、所望とする光学的ターゲット
を光路に切換挿入することが可能となる。以上のよう
に、本発明は、切換位置を知るための切換位置検出機構
と、基準位置もしくは種別を知るための基準位置検出機
構もしくは種別検出機構を、1つの機構にて実現するも
のである。すなわち、センサターゲットの配置を、切換
位置と、基準位置もしくは種別、の両方の情報を1つの
センサで検出しうるように構成するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]本第1の実施の形態にかかる顕微
鏡用回転切換装置は、光学的ターゲットとして対物レン
ズを切り換える顕微鏡用レボルバ駆動装置に適用したも
のである。もちろん、対物レンズに限らず、コンデンサ
レンズやフィルタ、あるいは、明るさ絞りや視野絞りな
どといった光学的ターゲットをターレットにて回転切換
する装置でもよい。
【0014】図1は、本実施の形態にかかる顕微鏡用回
転切換装置の構成を示す概略図であり、基台部101に
回転板102を回転自在に取り付け、回転軸103を中
心として回転板102の周縁近くには駆動用歯部104
を形成し、この駆動用歯部104に噛合する駆動伝達機
構105を介して駆動用モータ106(本実施の形態に
おいては、ステッピングモータ)により回転板102を
回転駆動するものである。
【0015】回転板102には、5つの光学的ターゲッ
ト(本実施の形態においては、対物レンズあるいは対物
レンズを装着するためのレンズ装着部)107A〜10
7Eが、回転軸103に対して同一円上に、それぞれ等
間隔(72°おき)で設けられている。
【0016】また、駆動部分である回転板102と固定
側である基台部101との間には、それぞれの光学的タ
ーゲット107A〜107Eが光路に挿入される位置
で、その位置を確定できるように、クリック機構が設け
られている。このクリック機構は、例えば、回転板10
2にクリックボール120が、それぞれの光学的ターゲ
ット107A〜107Eが光路に挿入される位置と対応
するようにそれぞれ設けられ、基台部101に、クリッ
クボール120の動きを規制するクリック溝(あるいは
クリック穴)を備えた板バネ121が設けられて構成さ
れている。
【0017】さらに、回転板102には、光学的ターゲ
ット107A〜107Eの位置および個数に合わせて回
転板102の周囲などに、光学的ターゲット107A〜
107Eと同数の切換位置検出用センサターゲット(本
実施例においては切欠部)108A〜108E、およ
び、これら切換位置検出用センサターゲット108A〜
108Eの間に、それぞれの区間が全く異なる角度とな
るように、切換位置固有化用センサターゲット(本実施
の形態においては切欠部)109a〜109eが設けら
れている。本実施の形態においては、それぞれのセンサ
ターゲットが成す角度は、例えば、センサターゲット1
08Aから時計回りに、10°・62°・15°・57
°・20°・52°・25°・47°・30°・42°
となっており、それぞれ全く異なる角度となっている。
なお、切換位置検出用センサターゲット108A〜10
8Eの位置は、光学的ターゲット107A〜107Eが
光路に挿入され、前述のクリック機構によりその位置が
確定するときに、後述のセンサターゲット位置変化検出
手段110によって検出されうる位置に設けられる。
【0018】そして、基台部101には、これらセンサ
ターゲット108A〜108E,109a〜109eの
位置変化を検出するセンサターゲット位置変化検出手段
(本実施の形態においてはフォトセンサ)110が設け
られている。このセンサターゲット位置変化検出手段1
10は、取り付け位置の調整が可能であり、回転板10
2の回転に伴ってセンサターゲット108A〜108
E,109a〜109eを検出すると、例えば、Lレベ
ルの検知信号を、駆動用モータ106の駆動制御を行う
モータ制御手段111に出力するものとなっている。本
実施の形態においては、回転板102を1回転させた場
合の、センサターゲット位置変化検出手段110より出
力される検知信号の変化は、図2に示すものとなる。
【0019】モータ制御手段111には、図示しない
が、センサターゲット位置変化検出手段110からの検
知信号に基づき駆動用モータ106の駆動制御を行うた
めのマイクロコンピュータやメモリなどといった電子回
路が設けられている。
【0020】このモータ制御手段111は、制御パラメ
ータとして、駆動用モータ106の駆動座標(もしくは
駆動量)と駆動方向を管理している。また、図3に示す
ような、モータ駆動量と駆動方向から検知されたセンサ
ターゲット108A〜108E,109a〜109eの
種別(すなわち、現在光路に挿入されている光学的ター
ゲット107A〜107Eの種別)を特定するためのテ
ーブルデータを、あらかじめメモリに保持している。
【0021】また、モータ制御手段111は、オペレー
タからの光学的ターゲット107A〜107Eの切換指
示を、切換ボタンなどを有するコントローラあるいはパ
ーソナルコンピュータなど(図示せず)を通して、受け
付けることができる。
【0022】モータ制御手段111によるモータ駆動制
御の概略の一例を、図4のフローチャートを参照して説
明する。すなわち、光学的ターゲット(対物レンズ)の
切換指示により制御が開始されたならば、まず、センサ
ターゲット位置変化検出手段(フォトセンサ)110の
信号を読みにいき、第1のセンサターゲット(切欠部)
を検知しているかどうかを確認する(ステップS1)。
【0023】ここで、第1のセンサターゲットを検知し
ていなければ、モータ駆動を開始し(ステップS2)、
やがて、第1のセンサターゲットを検知したならば(ス
テップS3)、その時のモータ駆動座標を座標1として
取得する(ステップS4)。
【0024】一方、上記ステップS1にて、第1のセン
サターゲットを検知していた場合には、そのときのモー
タ駆動座標を座標1として取得し(ステップS5)、モ
ータ駆動を開始する(ステップS6)。
【0025】やがて、第2のセンサターゲットが検知さ
れたならば(ステップS7)、その時のモータ駆動座標
を座標2として取得する(ステップS8)。そして、モ
ータ駆動量(=|座標2−座標1|)と駆動方向の情報
をもとに、前述したセンサターゲットの種別を特定する
ためのテーブルデータを参照し、検知されたセンサター
ゲットの種別を特定する(ステップS9)。
【0026】ここで、このステップS9により、特定さ
れたセンサターゲットの種別が所望とする光学的ターゲ
ットに対応するセンサターゲットなのかどうかを確認す
る(ステップS10)。
【0027】所望とする光学的ターゲットに対応するセ
ンサターゲットでなければ、座標1を座標2に更新した
後(ステップS11)、上記ステップS7に戻り、所望
とする光学的ターゲットに対応するセンサターゲットが
検知されるまで、これらステップS7乃至ステップS1
1のループを繰り返す。
【0028】そして、所望とする光学的ターゲットに対
応するセンサターゲットが検知されたならば、モータ駆
動を停止し(ステップS12)、制御終了となる。以上
の構成の顕微鏡用回転切換装置における作用を、例え
ば、光学的ターゲット(対物レンズ)107Aを光学的
ターゲット107Bに切り換える場合について説明す
る。
【0029】まず、ステップS1にて、センサターゲッ
ト位置変化検出手段(フォトセンサ)110の信号を読
みにいくと、第1のセンサターゲットとして、切換位置
検出用センサターゲット(切欠部)108Aが検知され
る。
【0030】ゆえに、次は、ステップS5にて、モータ
駆動座標を取得する。取得した座標がA1 だったとする
と、座標1=A1 である。次に、ステップS6にて、駆
動用モータ106を、回転板102が反時計方向に回転
するように、駆動させる。
【0031】すると、回転板102が約10°回転した
時点、すなわち、約10×Cパルス(C:回転板1°あ
たりのモータ駆動パルス数)分モータ駆動した時点で、
ステップS7にて、センサターゲット位置変化検出手段
110は、切換位置固有化用センサターゲット(切欠
部)109aを、第2のセンサターゲットとして検知す
る。
【0032】ステップS8にて、このときのモータ駆動
座標を取得する。取得した座標がA2 だったとすると、
座標2=A2 である。そして、ステップS9にて、モー
タ駆動量(=|A2 −A1 |)とモータ駆動方向(反時
計方向)の情報をもとに、メモリに保持されている光学
的ターゲットの種別を特定するためのテーブルデータを
参照する。モータ駆動量(=|A2 −A1 |)≒10×
Cとなっているはずであり、該当するテーブルデータに
よれば、検知されたセンサターケットの種別は切換位置
固有化用センサターゲット109aであることが判明す
る。
【0033】ステップS10にて、検知されたセンサタ
ーゲットの種別(切換位置固有化用センサターゲット1
09a)と、所望としている光学的ターゲット107B
に対応するセンサターゲット(切換位置検出用センサタ
ーゲット108B)が一致しないため、ステップS11
にて、座標1を座標2に更新する。すなわち、座標1=
2 となる。
【0034】このとき、モータ駆動は継続されており、
さらに、回転板102が約62°回転した時点、すなわ
ち、約62×Cパルス分モータ駆動した時点で、ステッ
プS7にて、センサターゲット位置変化検出手段110
は、切換位置検出用センサターゲット(切欠部)108
Bを検知する。
【0035】そして、再び、ステップS8にて、このと
きのモータ駆動座標を取得する。取得した座標がA3
ったとすると、座標2=A3 となる。そして、ステップ
S9にて、モータ駆動量(=|A3 −A2 |)とモータ
駆動方向(反時計方向)の情報をもとに、メモリに保持
されている光学的ターゲットの種別を特定するためのテ
ーブルデータを参照する。モータ駆動量(=|A3 −A
2 |)≒62×Cとなっているはずであり、該当するテ
ーブルデータによれば、検知されたセンサターゲットの
種別は切換位置検出用センサターゲット108Bである
ことが判明する。
【0036】今度は、ステップS10にて、検知された
センサターゲットの種別(切換位置検出用センサターゲ
ット108B)と、所望としている光学的ターゲット1
07Bに対応するセンサターゲット(切換位置検出用セ
ンサターゲット108B)が一致するため、ステップS
12にて、モータ駆動を停止し、切換動作を終了する。
【0037】本実施の形態の顕微鏡用回転切換装置によ
る光学的ターゲット(対物レンズ)107A〜107E
の切換動作は以上のように行われ、センサターゲット間
の間隔(角度)がそれぞれ異なるため、センサターゲッ
ト位置変化検出手段で隣り合う2つのセンサターゲット
を検知すれば、検知の際のモータ駆動量と駆動方向か
ら、検知されたセンサターゲットの種別を特定すること
が可能、すなわち、光学的ターゲットの位置を知ること
ができる、ことを特徴としている。
【0038】なお、本実施の形態においては、光学的タ
ーゲットの数は5つとしたが、これに限らず、任意に設
定できるものとする。また、本実施の形態においては、
駆動用モータとしてステッピングモータを用い、出力パ
ルス数にてモータ駆動量の管理を行ったが、駆動用モー
タとしてDCモータを用い、駆動時間でモータ駆動量の
管理を行ってもよい。
【0039】また、センサターゲットおよびセンサター
ゲット位置変化検出手段として、光学式センサを用いた
が、磁石とホール素子などの別のセンサを用いてもよ
い。以上のような本実施の形態にかかる顕微鏡用回転切
換装置によれば、所望とする光学的ターゲットの切換
が、センサターゲット位置変化検出手段のみで可能であ
るので、検出器の取り付けスペースや、取り付け・調整
工数、および、原価を節約でき、装置の小型化・コスト
ダウンにつながる。
【0040】また、センサターゲット2つ分を検知でき
れば検知したセンサターゲットの種別を特定できるた
め、初期化時、光学的ターゲットの位置が不定であって
も、せいぜいセンサターゲット2つ分の間隔(角度)、
回転板を回転させればその絶対的位置を知ることが可能
である。すなわち、初期化動作を比較的短時間に終了す
ることができるため、装置のスループットを向上させる
ことができる。
【0041】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。本実施の形態にかかる顕微鏡
用回転切換装置は、光学的ターゲットとして、それぞれ
異なる複数の孔径の明るさ絞りを切り換える顕微鏡用明
るさ絞り回転切換装置に対して適用した場合のものであ
るが、これに限らず、コンデンサレンズやフィルタ、あ
るいは、視野絞りなどといった光学的ターゲットをター
レットにて回転切換する装置でもよいし、光学的ターゲ
ットとして対物レンズを切り換える顕微鏡用レボルバ駆
動装置でもよい。
【0042】まず、本実施の形態にかかる顕微鏡用回転
切換装置のメカ的構成を、図5(a)乃至(c)を用い
て説明する。基台部201に回転板202を回転自在に
取り付け、回転軸203を中心として回転板202の周
縁近くには駆動用歯部204を形成し、この駆動用歯部
204に噛合する駆動伝達機構205を介して駆動用モ
ータ206(本実施の形態においては、ステッピングモ
ータ)により回転板202を回転駆動するものである。
【0043】回転板202には、6つの光学的ターゲッ
ト(本実施の形態においては、異なる孔径の明るさ絞
り)207A〜207Fが、回転軸203に対して同一
円上に、それぞれ異なる間隔(角度)で設けられてい
る。例えば、図5(a)においては、光学的ターゲット
207Aから時計回りに、75°・65°・55°・5
0°・45°・70°というように、それぞれの角度が
全く異なるように、光学的ターゲット207A〜207
Fが設けられている。
【0044】また、駆動部分である回転板202と固定
側である基台部201との間には、それぞれの光学的タ
ーゲット207A〜207Fが光路に挿入される位置
で、その位置を確定できるように、クリック機構が設け
られている。このクリック機構は、例えば、回転板20
2にV字溝220が、それぞれの光学的ターゲット20
7A〜207Fが光路に挿入される位置と対応するよう
にそれぞれ設けられ、基台部201に、クリック用ベア
リングを備えた板バネ221が設けられて構成されてい
る。
【0045】さらに、回転板202には、光学的ターゲ
ット207A〜207Fの位置および個数に合わせて回
転板202の周囲などに、光学的ターゲット207A〜
207Fと同数の切換位置検出用センサターゲット(本
実施の形態においては突起部)208A〜208Fが設
けられている(上記第1の実施の形態にみられる切換位
置固有化用センサターゲットは、本実施の形態において
は存在しない)。本実施の形態においては、それぞれの
センサターゲット208A〜208Fが成す角度は、そ
れぞれの光学的ターゲット207A〜207Fの成す角
度と同様であり、それぞれ全く異なる角度となってい
る。なお、切換位置検出用センサターゲット208A〜
208Fの位置は、光学的ターゲット207A〜207
Fが光路に挿入され、前述のクリック機構によりその位
置が確定するときに、後述のセンサターゲット位置変化
検出手段210によって検出されうる位置に設けられ
る。
【0046】そして、基台部201には、これらセンサ
ターゲット208A〜208Fの位置変化を検出するセ
ンサターゲット位置変化検出手段(本実施の形態におい
ては透過型フォトインタラプタ)210が設けられてい
る。このセンサターゲット位置変化検出手段210は、
取り付け位置の調整が可能であり、回転板202の回転
に伴って切換位置検出用センサターゲット208A〜2
08Fを検出すると、例えば、Lレベルの検知信号を、
駆動用モータ206の駆動制御を行うモータ制御手段
(図示せず)に出力するものとなっている。本実施の形
態においては、回転板202を1回転させた場合の、セ
ンサターゲット位置変化検出手段210より出力される
検知信号の変化は、図6に示すものとなる。
【0047】その他の構成として、モータ制御手段、お
よび、モータ制御の方法については、上記第1実施の形
態の場合と同様であるので、ここでは、説明を省略す
る。ただし、本実施の形態におけるモータ制御手段があ
らかじめ保持している切換位置検出用センサターゲット
208A〜208Fの種別(すなわち、現在光路に挿入
されている光学的ターゲット207A〜207Fの種
別)を特定するためのテーブルデータは、図7に示すよ
うなものとなる。
【0048】以上の構成の顕微鏡用回転切換装置におけ
る作用を、例えば、光学的ターゲット(明るさ絞り)2
07Aを光学的ターゲット207Bに切り換える場合に
ついて説明する。
【0049】まず、ステップS1にて、センサターゲッ
ト位置変化検出手段(透過型フォトインタラプタ)21
0の信号を読みにいくと、第1のセンサターゲットとし
て、切換位置検出用センサターゲット(突起部)208
Aが検知される。
【0050】ゆえに、次は、ステップS5にて、モータ
駆動座標を取得する。取得した座標がB1 だったとする
と、座標1=B1 である。次に、ステップS6にて、駆
動用モータ206を、回転板202が反時計方向に回転
するように、駆動させる。
【0051】すると、回転板202が約75°回転した
時点、すなわち、約75×Cパルス(C:回転板1°あ
たりのモータ駆動パルス数)分モータ駆動した時点で、
ステップS7にて、センサターゲット位置変化検出手段
210は、切換位置検出用センサターゲット(突起部)
208Bを、第2のセンサターゲットとして検知する。
【0052】ステップS8にて、このときのモータ駆動
座標を取得する。取得した座標がB2 だったとすると、
座標2=B2 である。そして、ステップS9にて、モー
タ駆動量(=|B2 −B1 |)とモータ駆動方向(反時
計方向)の情報をもとに、メモリに保持されている光学
的ターゲットの種別を特定するためのテーブルデータを
参照する。モータ駆動量(=|B2 −B1 |)≒75×
Cとなっているはずであり、該当するテーブルデータに
よれば、検知されたセンサターゲットの種別は切換位置
検出用センサターゲット208Bであることが判明す
る。
【0053】ステップS10にて、検知されたセンサタ
ーゲットの種別(切換位置検出用センサターゲット20
8B)と、所望としている光学的ターゲット207Bに
対応するセンサターゲット(切換位置検出用センサター
ゲット208B)が一致するため、ステップS12に
て、モータ駆動を停止し、切換動作を終了する。
【0054】本実施の形態にかかる顕微鏡用回転切換装
置による光学的ターゲット(明るさ絞り)207A〜2
07Fの切換動作は以上のように行われ、切換位置検出
用センサターゲット間の間隔(角度)がそれぞれ異なる
ため、センサターゲット位置変化検出手段で隣り合う2
つの切換位置検出用センサターゲットを検知すれば、検
知の際のモータ駆動量と駆動方向から、検知された切換
位置検出用センサターゲットの種別を特定することが可
能、すなわち、光学的ターゲットの位置を知ることがで
きる、ことを特徴としている。
【0055】また、第1の実施の形態と異なる点は、光
学的センサターゲット間の間隔(角度)自体がそれぞれ
異なる間隔であり、これに伴って、切換位置センサター
ゲット間の間隔自体も異なるものとなるため、切換位置
を固有化するための切換位置固有化用センサターゲット
を設ける必要がない、という点である。
【0056】なお、本実施の形態においては、光学的タ
ーゲットの数は6つ、間隔も実施の形態内に示した間隔
としたが、これに限らず、光学的ターゲットの数および
間隔は、任意に設定できるものとする。例えば、ユーザ
がよく使用するいくつかの光学的ターゲットに関して、
その間隔を狭めておくようなことも可能である。
【0057】また、本実施の形態においては、駆動用モ
ータとしてステッピングモータを用い、出力パルス数に
てモータ駆動量の管理を行ったが、駆動用モータとして
DCモータを用い、駆動時間でモータ駆動量の管理を行
ってもよい。
【0058】また、センサターゲットおよびセンサター
ゲット位置変化検出手段として、光学式センサを用いた
が、磁石とホール素子などの別のセンサを用いてもよ
い。さらに、光学的センサターゲットを突起とし、セン
サターゲット位置変化検出手段を透過型フォトインタラ
プタとして構成したが、上記第1の実施の形態のように
切欠部とフォトセンサで構成してもよいことは勿論であ
る。また逆に、上記第1の実施の形態における切換位置
検出用センサターゲットおよび切換位置固有化用センサ
ターゲットを本実施の形態のような突起とし、センサタ
ーゲット位置変化検出手段を透過型フォトインタラプタ
として構成してもよい。
【0059】以上のように、本実施の形態にかかる顕微
鏡用回転切換装置によれば、所望とする光学的ターゲッ
トの切換が、センサターゲット位置変化検出手段のみで
可能であるので、検出器の取り付けスペースや、取り付
け・調整工数、および、原価を節約でき、装置の小型化
・コストダウンにつながる。
【0060】また、切換位置検出用センサターゲット2
つ分を検知できれば検知したセンサターゲットの種別を
特定できるため、初期化時、光学的ターゲットの位置が
不定であっても、せいぜい切換位置検出用センサターゲ
ット2つ分の間隔(角度)、回転板を回転させればその
絶対的位置を知ることが可能である。すなわち、初期化
動作を比較的短時間に終了することができるため、装置
のスループットを向上させることができる。
【0061】さらに、光学的ターゲット(および切換位
置検出用センサターゲット)の間隔のとり方において、
ユーザが頻繁に使用する光学的ターゲットの間隔を狭め
ておくと、その分、光学的ターゲットの切換時間、およ
び、初期化時間を短くすることができ、より有効であ
る。
【0062】また、センサターゲットとしては、切換位
置検出用センサターゲットしか存在しないため、センサ
ターゲットの加工もしくは設置工数を削減できるととも
に、モータ制御手段が保持するセンサターゲットの種別
を特定するためのテーブルデータは、切換位置検出用セ
ンサターゲットに関するもののみでよく、その分、デー
タ量が少なくなる。よって、モータ制御手段内のメモリ
スペースを節約できるとともに、テーブルデータの参照
時間を短くすることができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の顕微鏡用回転切換装置
によれば、所望とする光学的ターゲットの切換が、セン
サターゲット位置変化検出手段のみで可能であるので、
検出器の取り付けスペースや、取り付け・調整工数、お
よび、原価を節約でき、装置の小型化・コストダウンに
つながる。
【0064】また、センサターゲット2つ分を検知でき
れば検知したセンサターゲットの種別を特定できるた
め、初期化時、光学的ターゲットの位置が不定であって
も、せいぜいセンサターゲット2つ分の間隔(角度)、
回転板を回転させればその絶対的位置を知ることが可能
である。すなわち、初期化動作を比較的短時間に終了す
ることができるため、装置のスループットを向上させ
る。
【0065】請求項2記載の顕微鏡用回転切換装置によ
れば、所望とする光学的ターゲットの切換が、センサタ
ーゲット位置変化検出手段のみで可能であるので、検出
器の取り付けスペースや、取り付け・調整工数、およ
び、原価を節約でき、装置の小型化・コストダウンにつ
ながる。
【0066】また、切換位置検出用センサターゲット2
つ分を検知できれば検知したセンサターゲットの種別を
特定できるため、初期化時、光学的ターゲットの位置が
不定であっても、せいぜい切換位置検出用センサターゲ
ット2つ分の間隔(角度)、回転板を回転させればその
絶対的位置を知ることが可能である。すなわち、初期化
動作を比較的短時間に終了することができるため、装置
のスループットを向上させる。
【0067】さらに、光学的ターゲット(および切換位
置検出用センサターゲット)の間隔のとり方において、
ユーザが頻繁に使用する光学的ターゲットの間隔を狭め
ておくと、その分、光学的ターゲットの切換時間、およ
び、初期化時間を短くすることができ、より有効であ
る。
【0068】また、センサターゲットとしては、切換位
置検出用センサターゲットしか存在しないため、センサ
ターゲットの加工もしくは設置工数を削減できるととも
に、モータ制御手段が保持するセンサターゲットの種別
を特定するためのテーブルデータは、切換位置検出用セ
ンサターゲットに関するもののみでよく、その分、デー
タ量が少なくなる。よって、モータ制御手段内のメモリ
スペースを節約できるとともに、テーブルデータの参照
時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる顕微鏡用回
転切換装置の構成を示す概略図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる顕微鏡用回転切換装
置において、回転板が1回転したときのセンサ信号変化
を示す図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる顕微鏡用回転切換装
置のモータ制御手段にて保持されているセンサターゲッ
ト種別を特定するためのデータテーブルの内容を示す図
である。
【図4】第1の実施の形態にかかる顕微鏡用回転切換装
置のモータ制御手段にて行われるモータ駆動制御方法を
説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかる顕微鏡用回
転切換装置のメカ構成を示す概略図である。
【図6】第2の実施の形態にかかる顕微鏡用回転切換装
置において、回転板が1回転したときのセンサ信号変化
を示す図である。
【図7】第2の実施の形態にかかる顕微鏡用回転切換装
置のモータ制御手段にて保持されているセンサターゲッ
ト種別を特定するためのデータテーブルの内容を示す図
である。
【図8】従来の顕微鏡の回転板切換え装置の構成を示す
概略図である。
【図9】従来の顕微鏡用回転装置の構成を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
101,201 基台部 102,202 回転板 103,203 回転軸 104,204 駆動用歯部 105,205 駆動伝達機構 106,206 駆動用モータ 107A〜107E,207A〜207F 光学的ター
ゲット 108A〜108E,208A〜208F 切換位置検
出用センサターゲット 109a〜109e 切換位置固有化用センサターゲッ
ト 110,210 センサターゲット位置変化検出手段 111 モータ制御手段 120 クリックボール 121 板バネ 220 V字溝 221 板バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光学的ターゲットが等間隔に配置
    された回転板と、モータ制御手段により駆動制御される
    駆動用モータとを有し、前記駆動用モータにより前記回
    転板を駆動し、前記光学的ターゲットを顕微鏡の光路に
    切換挿入する顕微鏡用回転切換装置であって、 前記回転板に等間隔に配置された複数の光学的ターゲッ
    トが光路に切換挿入される位置を検出するための切換位
    置検出用センサターゲットと、 前記切換位置検出用センサターゲット間に、それぞれ間
    隔が異なるように設けられた、切換位置を固有化するた
    めの切換位置固有化用センサターゲットと、 前記切換位置検出用センサターゲットと前記切換位置固
    有化用センサターゲットの位置変化を検出するセンサタ
    ーゲット位置変化検出手段と、 を具備し、 前記モータ制御手段は、前記センサターゲット位置変化
    検出手段より検出される前記センサターゲットの位置変
    化に相当する前記駆動用モータの駆動量および駆動方向
    の情報に基づいて前記駆動用モータを駆動制御する制御
    手段としたことを特徴とする顕微鏡用回転切換装置。
  2. 【請求項2】 複数の光学的ターゲットが不等間隔に配
    置された回転板と、モータ制御手段により駆動制御され
    る駆動用モータを有し、前記駆動用モータにより前記回
    転板を駆動し、前記光学的ターゲットを顕微鏡の光路に
    切換挿入する顕微鏡用回転切換装置であって、 前記回転板に不等間隔に配置された複数の光学的ターゲ
    ットが光路に切換挿入される位置を検出するための切換
    位置検出用センサターゲットと、 前記切換位置検出用センサターゲットの位置変化を検出
    するセンサターゲット位置変化検出手段と、 を具備し、 前記モータ制御手段は、前記センサターゲット位置変化
    検出手段より検出される前記センサターゲットの位置変
    化に相当する前記駆動用モータの駆動量および駆動方向
    の情報に基づいて前記駆動用モータを駆動制御する制御
    手段としたことを特徴とする顕微鏡用回転切換装置。
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