JP2006299930A - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フライホイールダンパによる回転変動の影響を軽減することができ、信頼性の高い失火検出を行うことが可能な失火検出装置を提供する。
【解決手段】フライホイールダンパを備えた内燃機関において、失火検出がフライホイールダンパの影響を受ける運転領域を予め設定しておき、エンジン(内燃機関)の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける運転領域(A領域、C領域)」内であるか否かを判定し(ステップST3)、「フライホイールダンパの影響を受ける運転領域」内であるときには、例えば失火気筒を特定する気筒特定処理を停止する(ステップST4)。このような処理を行うことによって、フライホイールダンパによる回転変動挙動の乱れに起因する誤検出を無くすことができ、失火検出性能を向上させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関の回転変動に基づいて失火を検出する失火検出装置に関し、さらに詳しくは、フライホイールダンパを備えた内燃機関の失火検出装置に関する。
車両に搭載される内燃機関においては、温度や点火プラグの状態等の条件により、燃焼室内の混合気が着火されない現象、いわゆる「失火」が発生することがある。失火が発生すると、機関回転速度が低下するばかりでなく、未燃焼混合気が排気通路に排出され、排気エミッションの悪化や、排気浄化触媒への悪影響が懸念される。このため、内燃機関の失火異常に早期に対処すべく、失火発生を検出して運転者への報知等を行う必要がある。
多気筒内燃機関において失火を検出する失火検出装置として、失火の発生時には機関回転速度の変動(以下、単に回転変動と呼ぶ)が大きくなることに着目し、この回転変動に基づいて失火の発生を判定する失火判定装置が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。このような失火検出装置における失火判定の基本原理は以下のとおりである。
まず、ある1つの気筒に失火が発生した場合、その気筒の爆発行程(実際には失火しており爆発していない行程)における機関回転速度が次第に低下していく。その結果、この失火を生じた気筒の爆発行程中においてクランクシャフトが一定クランク角度を回転するのに要する時間が、他の気筒の爆発行程時におけるその時間よりも長くなる。従って、これら時間を計測して比較することにより失火発生の有無を検出することが可能になる。
例えば、図5に示すように、6気筒内燃機関において、ある気筒(例えば第3気筒#3)が爆発行程にあるときに、この爆発行程中においてクランクシャフトが一定クランク角度を回転するのに要する経過時間T3と、この爆発行程よりも所定クランク角度前に爆発行程を迎えていた気筒(例えば第2気筒#2)の爆発行程中においてクランクシャフトが一定クランク角度を回転するのに要する経過時間T2との差(T3−T2)を演算する。そして、この演算値(経過時間の偏差)つまり回転変動量が所定の閾値を超えたときに、6気筒内燃機関に1気筒失火(例えば第3気筒#3の失火)が発生したと判定している。また、図6に示すように、回転変動量が連続して閾値を超えているときには2気筒連続失火(例えば第3気筒#3及び第4気筒#4の連続失火)が発生したと判定している。
なお、内燃機関の回転速度はクランクシャフトに設けた回転角センサ(例えばクランクポジションセンサ)によって検出される。
ところで、内燃機関においては、失火によって回転変動が発生するほか、フライホイール等の経時変化によるガタによっても回転変動が発生する場合がある。また、車両が悪路(凹凸路や砂利道など)を走行しているときに、車両の後輪からのトルクがプロペラシャフトを介して伝達され、フライホイールに回転変動が発生する場合がある。このような失火以外の要因により回転変動が発生した場合、失火による回転変動とを区別することが困難であり、失火の誤検出が発生する可能性がある。
そこで、このような失火の誤検出を解消するものとして、回転変動値と失火判定値との平均的な相関が大きい場合に、フライホイール等の経時変化によるガタが生じていると推定して、失火判定をキャンセルする技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。また、フライホイールの回転変動に基づいて悪路走行であると判断して、失火検出を禁止
する技術が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平05−203539号公報 特許第3063007号明細書 特開2004−324524号公報 特開平07−279734号公報
内燃機関(以下、エンジンともいう)に取り付けられるフライホイールとして、エンジンの回転変動や回転軸のねじり振動を吸収して駆動系の振動を抑えるフライホイールダンパが知られている。しかしながら、フライホイールダンパを採用したエンジンでは、失火発生時にその回転変動が乱れてしまい、失火検出の信頼性が低下するという問題がある。その理由を以下に説明する。
まず、フライホイールダンパは、例えば図7に示すように、エンジンのクランクシャフトに連結されるエンジン側プレート21(以下、フロントプレート21という)及びトランスミッション側に連結されるミッション側プレート22(以下、リアプレート22という)を備え、これらフロントプレート21とリアプレート22との間にスプリング23を配置した機構である。なお、このようなフライホイールダンパ2を採用したエンジンにおいても、クランクシャフトに設けた回転角センサ(例えばクランクポジションセンサ)によってエンジン回転数が検出される。
ところで、この種のフライホイールダンパ2では、リアプレート22とスプリング23との間にガタ(遊び:例えば6°(±3°))が設けられており、正常なアイドリング運
転時(低負荷・低回転)における微小な回転変動は上記したガタにて吸収される。このため、図7の矢印Bで示すように、スプリング23がフロントプレート21及びリアプレート22のいずれにも接触しない状態が維持される。この状態では、フロントプレート21は僅かな回転変動(例えば800〜810rpmの範囲の変動)が発生するが、リアプレート22はほぼ一定の回転(例えば805rpm)となる。なお、フライホイールダンパ2において、スプリング23がリアプレート22に接触しないときには摩擦機構(図示せず)等にて動力が伝達される。
以上のようなアイドリング運転状態のときに、1気筒の失火が発生した場合、上記したガタの範囲内でリアプレート22が動いて、スプリング23がフロントプレート21及びリアプレート22のいずれにも接触しない状態が維持されることがあり、この場合は、失火の誤検出が発生しない可能性がある。
しかし、2気筒連続失火である場合には、例えば図8に示すように、失火気筒の1気筒目(例えば第3気筒)では上記した理由により、失火による回転変動量が閾値を超えて失火が検出されるが、2気筒目(例えば第4気筒)の失火が連続発生したときには、フロントプレート21の回転数(エンジン回転数)が、リアプレート22の回転数(トランスミッション側の回転数)よりも低くなってしまい(例えばフロントプレート21が790rpmに低下し、805rpmのリアプレート22よりも低くなる)、リアプレート22がスプリング23の片端23aに接触する。
このリアプレート22のスプリング23の片端23aへの接触により、リアプレート22とフロントプレート21との間でエネルギがスプリング23を介して授受され(リアプレート22のエネルギがフロントプレート21に与えられ)、失火によるフロントプレート21の回転数の落ち込みが少なくなって回転変動が小さくなる。その結果として、2気筒目の失火による回転変動量が閾値を超えなくなってしまい、連続失火の2気筒目(例え
ば第4気筒)の失火を検出することができない。なお、2連続失火に関わらず、フライホイールダンパ2のガタの大きさによっては、1気筒失火を検出できない場合もある。
さらに、リアプレート22がスプリング23の片端23aに接触すると、エネルギの授受によりリアプレート22の回転数が低下し、そのリアプレート22の回転数がフロントプレート21の回転数よりも低くなった時点で、リアプレート22がスプリング23の片端23aから外れ、リアプレート22が上記したガタの範囲内に収まる状態となる。この後、気筒の正常な燃焼によりフロントプレート21の回転数がリアプレート22よりも高くなると、今度は、リアプレート22がスプリング23の他端23bに接触する。
このリアプレート22のスプリング23の他端23bへの接触により、リアプレート22とフロントプレート21との間でエネルギがスプリング23を介して授受され(フロントプレート21のエネルギがリアプレート22に与えられ)、正常な燃焼をしているのにも関わらず、フロントプレート21の回転数が低下する。その結果として、回転変動量が閾値を超えてしまい、あたかも失火(例えば第6気筒#6の失火)が発生していると検出されてしまう。
以上のように、フライホールダンパを採用したエンジンでは、アイドリング運転領域(低負荷・低回転数領域:図4のA領域)において失火が誤検出されるという問題がある。また、中負荷の運転領域(図4のC領域)においても、リアプレート22がスプリング23に接触する状態と接触しない状態(図7の矢印Cの範囲)が存在するので、失火発生時に回転変動が乱れて、失火が誤検出されることがある。
なお、特許文献3及び4では、上記したフライホイールダンパを用いるが故の問題は全く考慮されておらず、これら特許文献に記載されている技術では、フライホイールダンパによる回転変動の問題を解消することはできない。
本発明はそのような実情に鑑みてなされたもので、フライホイールダンパを採用した内燃機関において、フライホイールダンパによる回転変動の影響を軽減することができ、信頼性の高い失火検出を行うことが可能な内燃機関の失火検出装置の提供を目的とする。
本発明は、フライホイールダンパを備えた内燃機関において、機関の回転変動に基づいて失火を検出する内燃機関の失火検出装置であって、失火検出において前記フライホイールダンパの影響を受ける運転領域が予め設定されており、内燃機関の運転状態が前記「フライホイールダンパの影響を受ける運転領域」内であるか否かを判定し、「フライホイールダンパの影響を受ける運転領域」内であるときには失火検出を制限する検出制御手段を備えていることを特徴としている。
本発明において失火検出を制限する処理としては、失火気筒を特定する気筒特定処理、または、失火気筒の気筒数を判定する気筒数判定処理等を挙げることできる。さらに、失火検出そのものを停止(キャンセル)する処理も、失火検出を制限する処理に含まれる。
本発明によれば、内燃機関の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける運転領域」内であるときには、失火検出を制限しているので、フライホイールダンパによる回転変動挙動の乱れに起因する誤検出を無くすことができ、失火検出性能を向上させることができる。
本発明において、失火気筒を特定する気筒特定処理を行う場合、内燃機関の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける運転領域」外であるときには、総失火カウンタ及
び気筒別失火カウンタの双方のカウント値を更新(インクリメント)し、「フライホイールダンパの影響を受ける運転領域」内であるときには総失火カウンタのカウント値のみを更新(インクリメント)するように構成してもよい。このような構成を採用すれば、総失火カウンタのカウント値は、内燃機関の運転領域に関わらず、失火が発生したときには必ず更新される。これによって総失火カウンタのカウント値(総失火コード)は信頼性の高いデータとして残すことができる。
また、内燃機関の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける運転領域」内であるときには、気筒別失火カウンタのカウント値の更新を行わないようにすることで、フライホイールダンパによる回転変動挙動の乱れに起因する誤検出を含まない信頼性の高いカウント値(気筒別コード)を残すことができる。
本発明によれば、内燃機関の運転状態がフライホイールダンパの影響を受ける運転領域(失火検出が影響を受ける領域)内であるか否かを判定し、フライホイールダンパの影響を受ける運転領域内であるときには失火検出を制限しているので、フライホイールダンパによる回転変動挙動の乱れに起因する誤検出を無くすことができ、信頼性の高い失火検出を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の失火検出装置を適用するエンジン(内燃機関)について説明する。
−エンジン−
図1は本発明を適用するエンジンの概略構成を示す図である。なお、図1にはエンジンの1気筒の構成のみを示している。
エンジン1は、6つの気筒(第1気筒#1〜第6気筒#6)を有する6気筒ガソリンエンジンであって、燃焼室1aを形成するピストン10及び出力軸であるクランクシャフト15を備えている。ピストン10はコネクティングロッド16を介してクランクシャフト15に連結されており、ピストン10の往復運動がコネクティングロッド16によってクランクシャフト15の回転へと変換される。エンジン1のクランクシャフト15は、図7と同様な構造のフライホイールダンパ2を介してトランスミッション(図示せず)に連結される。
クランクシャフト15には、外周面に複数の突起(歯)17a・・17aを有するシグナルロータ17が取り付けられている。シグナルロータ17の側方近傍にはクランクポジションセンサ36が配置されている。クランクポジションセンサ36は、例えば電磁ピックアップであって、クランクシャフト15が回転する際にシグナルロータ17の突起17aに対応するパルス状の信号(出力パルス)を発生する。
エンジン1の燃焼室1aには点火プラグ3が配置されている。点火プラグ3の点火タイミングはイグナイタ4によって調整される。エンジン1には、エンジン水温(冷却水温)を検出する水温センサ31が配置されている。
エンジン1の燃焼室1aには吸気通路11と排気通路12が接続されている。吸気通路11と燃焼室1aとの間に吸気バルブ13が設けられており、この吸気バルブ13を開閉駆動することにより、吸気通路11と燃焼室1aとが連通または遮断される。また、排気通路12と燃焼室1aとの間に排気バルブ14が設けられており、この排気バルブ14を
開閉駆動することにより、排気通路12と燃焼室1aとが連通または遮断される。これら吸気バルブ13及び排気バルブ14の開閉駆動は、クランクシャフト15の回転が伝達される吸気カムシャフト18及び排気カムシャフト19の各回転によって行われる。また、吸気カムシャフト18の近傍に、気筒判別用のカムポジションセンサ37が配置されている。
カムポジションセンサ37は、例えば電磁ピックアップであって、図示はしないが、吸気カムシャフト18に一体的に設けられたロータ外周面の1個の突起(歯)に対向するように配置されており、吸気カムシャフト18が回転する際にパルス状の信号を出力する。なお、吸気カムシャフト18は、クランクシャフト15の1/2の回転速度で回転するので、クランクシャフト15が720°回転するごとにカムポジションセンサ37が1つのパルス状の信号(出力パルス)を発生する。
一方、吸気通路11には、エアクリーナ7、熱線式のエアフローメータ32、吸気温センサ33(エアフローメータ32に内蔵)、及び、エンジン1の吸入空気量を調整するための電子制御式のスロットルバルブ5が配置されている。スロットルバルブ5はスロットルモータ5aによって駆動される。スロットルバルブ5の開度はスロットルポジションセンサ35によって検出される。エンジン1の排気通路12には、排気ガス中の酸素濃度を検出するO2センサ34及び三元触媒8が配置されている。
そして、吸気通路11には燃料噴射用のインジェクタ(燃料噴射弁)6が配置されている。インジェクタ6には、燃料タンクから燃料ポンプ(いずれも図示せず)によって所定圧力の燃料が供給され、吸気通路11に燃料が噴射される。この噴射燃料は吸入空気と混合されて混合気となってエンジン1の燃焼室1aに導入される。燃焼室1aに導入された混合気(燃料+空気)は点火プラグ3にて点火されて燃焼・爆発する。この混合気の燃焼室1a内での燃焼・爆発によりピストン10が往復運動してクランクシャフト15が回転する。なお、エンジン1は、第1気筒#1→第2気筒#2→第3気筒#3→第4気筒#4→第5気筒#5→第6気筒#6の順で燃焼・爆発する。
以上のエンジン1の運転状態は、ECU(電子制御ユニット)100によって制御される。
−ECU−
図2に示すように、ECU100は、CPU101、ROM102、RAM103、バックアップRAM104、総失火カウンタ105、及び、気筒別失火カウンタ106などを備えている。
ROM102は、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPU101は、ROM102に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。RAM103は、CPU101での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM104は、エンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
これらROM102、CPU101、RAM103、バックアップRAM104、総失火カウンタ105、及び、気筒別失火カウンタ106は、バス109を介して互いに接続されるとともに、外部入力回路107及び外部出力回路108と接続されている。外部入力回路107には、水温センサ31、エアフローメータ32、吸気温センサ33、O2
ンサ34、スロットルポジションセンサ35、クランクポジションセンサ36、及び、カムポジションセンサ37などが接続されている。また、外部出力回路108には、インジ
ェクタ6、点火プラグ3のイグナイタ4、スロットルバルブ5のスロットルモータ5a、及び、失火異常を警告するためのインジケータランプ9などが接続されている。
そして、ECU100は、水温センサ31、エアフローメータ32、吸気温センサ33、O2センサ34、スロットルポジションセンサ35、クランクポジションセンサ36、
カムポジションセンサ37、及び、アクセルポジションセンサ(図示せず)などの各種センサの出力に基づいて、エンジン1の各種制御を実行する。さらに、ECU100は下記の失火検出処理を実行する。
−失火検出処理−
まず、ECU100が実行する失火検出処理に用いる判定マップMと失火検出・気筒特定処理について説明する。
<判定マップ>
この例において失火検出処理には、図4に示すような判定マップMを用いる。この判定マップMは、エンジン1の回転数と負荷をパラメータとして作成されており、ECU100のROM102内に予め設定されている。
判定マップMは、失火気筒を特定する気筒特定処理を実施するか否かの判定に用いられるマップであって、A領域、B領域、C領域及びD領域が設定されており、それら4つの領域のうち、A領域(アイドリング運転領域)及びC領域(中負荷の運転領域)が気筒特定処理を停止する領域である。なお、判定マップMのA領域、B領域、C領域、D領域の各領域は、それぞれ、図7に示すフライホイールダンパ2の矢印の範囲「A」、「B」、「C」、「D」に対応している。
ここで、図4の判定マップMにおいて、失火気筒の特定処理を停止するA領域及びC領域(フライホイールダンパの影響を受ける運転領域)は、フライホイールダンパ2の上記したガタ(遊び量)によって発生する回転変動の挙動(失火検出への影響)を考慮して決定すればよい。具体的には、例えば、エンジン1の実機において、エンジン回転数と負荷を変化させて、低回転・低負荷域から高回転域(レッドゾーン)・高負荷(WOT:Wide Open Throttle)までの各種運転条件で失火時の回転変動を計測し、その計測結果に基づいて、失火気筒を特定することが困難な領域を求めてA領域及びC領域を設定してもよい。また、コンピュータ等を用いて、低回転・低負荷域から高回転域・高負荷までの各種運転条件での失火時の回転変動をシミュレーションし、そのシミュレーション結果に基づいて、失火気筒を特定することが困難な領域を求めてA領域及びC領域を設定するようにしてもよい。
<失火検出・気筒特定処理>
まず、ECU100は、クランクポジションセンサ36及びカムポジションセンサ37の出力等に基づいて、エンジン1の各気筒#1〜#6の爆発行程中においてクランクシャフト15が一定クランク角度(例えばCA=120°)を回転するのに要する経過時間T1(第1気筒#1)、T2(第2気筒#2)、T3(第3気筒#3)、T4(第4気筒#4)、T5(第5気筒#5)、T6(第6気筒#6)を順次演算するとともに、それら経過時間の偏差つまり各気筒#1〜#6の回転変動量ΔNE1〜ΔNE6を順次演算する。
ここで、ΔNE1(第1気筒#1)=[T1−T6]、ΔNE2(第2気筒#2)=[T2−T1]、ΔNE3(第3気筒#3)=[T3−T2]、ΔNE4(第4気筒#4)=[T4−T3]、ΔNE5(第5気筒#5)=[T5−T4]、ΔNE6(第6気筒#6)=[T6−T5]である。
そして、ECU100は、上記演算により求めた各気筒#1〜#6の回転変動量ΔNE1〜ΔNE6のいずれか1つもしくは複数が所定の閾値(図5及び図6参照)を超えたときに失火が発生していると判定する。
また、ECU100は、失火が発生していると判定したときには、クランクポジションセンサ36及びカムポジションセンサ37の出力及び回転変動量ΔNE1〜ΔNE6の演算結果などに基づいて、失火気筒を特定する気筒特定処理を実行する。ただし、エンジン1の運転状態が、図4に示す判定マップMのA領域またはC領域内に入っているときには気筒特定処理は行わない。
以上の「失火検出」及び「気筒特定処理」は、図3に示す失火検出ルーチンのステップST2、ステップST6において実行する処理である。
<失火検出ルーチン>
次に、ECU100において実行する失火検出処理の処理内容を、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。この失火検出ルーチンは、所定時間周期で繰り返し実行される。
まず、ステップST1において、ECU100は、所定の失火検出実行条件が成立しているか否かを判定し、その判定結果が否定判定であるときには、この失火検出ルーチンを一旦終了する。一方、ステップST1の判定結果が肯定判定つまり失火検出実行条件が成立している場合はステップST2に進む。
ここで、「失火検出実行条件」とは、法規で定められている条件であって、例えば、フューエルカットを行っていない状態で正トルク域であること、及び、エンジン1の運転状態が[(アイドリング回転−150rpm)〜(レッド回転)]の範囲であること等である。
ステップST2において、ECU100は、エンジン1の気筒#1〜#6に失火が発生しているか否かを、上述した手法にて判定し、その判定結果が否定判定つまり失火が発生してないときには、この失火検出ルーチンを一旦終了する。一方、ステップST2の判定結果が肯定判定つまりエンジン1のいずれかの気筒#1〜#6に失火が発生しているときにはステップST3に進む。
ステップST3において、ECU100は、現在のエンジン1の運転状態(回転数・負荷)が、図4に示す判定マップMのA領域またはC領域内であるか否かを判定し、その判定結果が肯定判定である場合、つまり、失火が発生したときのエンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域」内である場合、失火気筒の特定処理を実行せず(ステップST4)、ステップST5において、総失火カウンタ105のみをインクリメントした後に、この失火検出ルーチンを一旦終了する。
一方、ステップST3の判定結果が否定判定である場合、つまり、失火が発生したときのエンジン1の運転状態がB領域またはD領域内(エンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域」外)であるときにはステップST6に進む。
ステップST6において、ECU100は、上述した気筒特定処理により、失火が発生している気筒を特定し、さらに、ステップST7において、総失火カウンタ105のインクリメント及び気筒別失火カウンタ106のインクリメントを行った後に、この失火検出ルーチンを一旦終了する。
なお、この例において、失火異常の警告つまりインジケータランプ9の点灯は、総失火カウンタ105のカウント値を用いて判定し、総失火カウンタ105のカウント値が所定値(例えば30〜60カウント)に達した時点でインジケータランプ9を点灯する。
以上の失火検出処理によれば、エンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域(A領域またはC領域)」内であるときには、失火気筒を特定する気筒特定処理を停止しているので、例えば、図8に示すような誤検出つまり「2気筒連続失火(例えば第3気筒#3と第4気筒#4の連続失火)があったときに、その連続失火の2気筒目(例えば第4気筒#4)の失火を検出できないという誤検出」、及び、「失火が発生していないのにも関わらず、あたかも失火(例えば第6気筒#6の失火)が発生していると検出されてしまうというような誤検出」等を無くすことができ、失火検出の信頼性を高めることができる。しかも、エンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域」内であるか否かに関わらず、失火検出そのものは実施するので、失火検出機能は確保することができる。
ここで、法律等に定められている失火コードとして、「どの気筒か判らないが失火しているコード(総失火コード)」と「気筒特定コード」とがあり、サービス工場等においては、それら2種類のコードを用いて詳細調査を行っている。この例の失火検出処理では、総失火カウンタ105のカウント値は、エンジン1の運転領域に関わらず、失火が発生したときには必ずインクリメントされる。これによって総失火カウンタ105のカウント値つまり総失火コードは信頼性の高いデータとして残るので、サービス工場等において詳細調査を行うことが可能になる。
なお、この例の失火検出処理においては、エンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域」内である場合、気筒別失火カウンタ106のカウント値がインクリメントされないので、気筒別失火カウンタ106のカウント値つまり気筒特定コードは、実際の失火状態を正確には反映していないコードとはなるものの、フライホイールダンパ2の影響による誤検出を含んだ気筒特定コードが残る場合と比較して、詳細検査を行う上で有利である。
−他の実施形態−
以上の実施形態において、気筒特定処理に加えて、失火が1気筒失火(図5参照)、2気筒連続失火(図6参照)、または、間欠2気筒失火(2つの失火の間に1つの正常な燃焼が存在する失火)であるのかを判別する気筒数判定処理を行うようにしてもよい。この場合、エンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域」内であるときには気筒特定処理及び気筒数判定処理の双方の処理を停止する。なお、気筒特定処理に替えて気筒数判定処理のみを実行するように構成してもよく、この場合も、エンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域」内であるときには気筒数判定処理を停止するようにすればよい。
以上の実施形態では、エンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域」内であるときに気筒特定処理を停止しているが、これに限られることなく、エンジン1の運転状態が「フライホイールダンパの影響を受ける領域」内であるときに、失火検出そのものを停止するようにしてもよい。
以上の実施形態では、6気筒ガソリンエンジンに本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られることなく、例えば筒4気筒ガソリンエンジンなど他の任意の気筒数の多気筒ガソリンエンジンにも適用できる。また、直列型またはV型の多気筒エンジン、あるいは、縦置き式または横置き式の多気筒エンジンなどの各種形式の多気筒ガソリンエンジンにも本発明を適用することは可能である。さらに、ガソリンエンジンに限られること
なく、例えばLPG(液化石油ガス)やLNG(液化天然ガス)などの他の燃料とする点火方式のエンジンにも本発明を適用することは可能である。
本発明の失火検出装置を適用するエンジンの一例を示す概略構成図である。 ECU等の制御系の構成を示すブロック図である。 ECUが実行する失火検出処理の処理内容を示すフローチャートである。 失火検出処理に用いる判定マップMを示す図である。 失火発生時における回転変動量の変化パターンの一例を示す図である。 失火発生時における回転変動量の変化パターンの他の例を示す図である。 フライホイールダンパの構成を模式的に示す図である。 フライホイールダンパを採用したエンジンに発生する問題(失火誤検出)の説明図である。
符号の説明
1 エンジン
1a 燃焼室
15 クランクシャフト
18 吸気カムシャフト
2 フライホイールダンパ
3 点火プラグ
36 クランクポジションセンサ
37 カムポジションセンサ
100 ECU
105 総失火カウンタ
106 気筒別失火カウンタ

Claims (4)

  1. フライホイールダンパを備えた内燃機関において、機関の回転変動に基づいて失火を検出する内燃機関の失火検出装置であって、
    失火検出において前記フライホイールダンパの影響を受ける運転領域が予め設定されており、前記内燃機関の運転状態が前記フライホイールダンパの影響を受ける運転領域内であるか否かを判定し、前記フライホイールダンパの影響を受ける運転領域内であるときには失火検出を制限する検出制御手段を備えていることを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  2. 請求項1記載の内燃機関の失火検出装置において、前記内燃機関の運転状態が、前記フライホイールダンパの影響を受ける運転領域内であるときには、失火気筒を特定する気筒特定処理を行わないことを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  3. 請求項2記載の内燃機関の失火検出装置において、総失火カウンタ及び気筒別失火カウンタを備え、前記内燃機関の運転状態が、前記フライホイールダンパの影響を受ける運転領域外であるときには前記総失火カウンタ及び気筒別失火カウンタの双方のカウント値を更新し、前記フライホイールダンパの影響を受ける運転領域内であるときには前記総失火カウンタのカウント値のみを更新することを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の失火検出装置において、前記内燃機関の運転状態が、前記フライホイールダンパの影響を受ける運転領域内であるときには、失火気筒数を判定する気筒数判定処理を行わないことを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
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