JPH09287516A - 失火検出装置 - Google Patents

失火検出装置

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JPH09287516A
JPH09287516A JP8105617A JP10561796A JPH09287516A JP H09287516 A JPH09287516 A JP H09287516A JP 8105617 A JP8105617 A JP 8105617A JP 10561796 A JP10561796 A JP 10561796A JP H09287516 A JPH09287516 A JP H09287516A
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misfire
fluctuation
engine
determination
operating state
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JP8105617A
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Akihiro Nakagawa
章寛 中川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/11Testing internal-combustion engines by detecting misfire

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転変動パターンによらず失火の誤判定を防
止した失火検出装置を得る。 【解決手段】 エンジン1のクランク軸に取り付けられ
てエンジン1の所定角度毎にクランク角信号θを出力す
るクランク角センサ4と、クランク角信号θに基づいて
エンジン1の回転変動を検出する回転変動検出手21お
よび22と、回転変動に基づいて失火を判定する失火判
定手段23Aと、回転変動の変動パターンが駆動系の共
振を示す所定パターンであるか否かを判定する変動パタ
ーン判定手段41と、変動パターンが所定パターンの場
合に失火判定手段23Aを無効にする失火判定禁止手段
42とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンの回転
変動に基づいて失火を判定する失火検出装置に関し、特
に駆動系の共振現象による回転変動を失火と誤判定する
のを防止した失火検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの回転変動に基づい
て失火の有無を判定する失火検出装置は、たとえば特開
平4−194346号公報に参照されるように、よく知
られている。すなわち、クランク角信号から単位クラン
ク角毎のパルス周期を計測し、単位クランク角毎の平均
角速度を3回微分した値をパルス周期の変動指数として
求め、所定の判定値と比較して失火判定するようになっ
ている。
【0003】図5は一般的な失火検出機能を含むエンジ
ン制御装置を示す構成図である。図において、エンジン
1を回転駆動するクランク軸2は、回転方向に沿って取
り付けられたセグメント状のセンシングブレード3を備
えている。クランク角センサ4は、セグメントブレード
3に対向するようにエンジン1に取り付けられ、セグメ
ントブレード3のエッジを検出して、単位クランク角毎
のパルス信号からなるクランク角信号θを出力する。
【0004】エンジン1の燃焼室となるシリンダ5は、
冷却水6により包囲されており、冷却水6の温度Twを
検出する温度センサ7と、所定サイクルで駆動される吸
気バルブ8、排気バルブ9および点火プラグ10とを備
えている。
【0005】ここでは、図面の簡略化のために単一のシ
リンダ5のみを示しているが、複数(4個または6個程
度)のシリンダが並設されていることは言うまでもな
い。また、クランク角信号θは、一般に基準位置信号S
GTと呼ばれ、各パルスの立ち下がりエッジは、各シリ
ンダの基準位置に対応している。
【0006】各バルブ8および9はエンジン1の制御行
程に応じて開閉され、吸気バルブ8は、吸入行程時にシ
リンダ5を吸気管11に連通し、排気バルブ9は、排出
行程時にシリンダ5を排気管12に連通する。また、点
火プラグ10は、圧縮行程後の爆発行程時に高圧放電駆
動され、シリンダ5内の混合気を点火する。
【0007】吸気管11は、吸気バルブ8の上流側に燃
料を噴射して混合気を生成するためのインジェクタ13
と、空気吸入口での吸入空気量Qaを検出するエアーフ
ローセンサ14と、エアーフローセンサ14の下流側で
開閉駆動されるスロットルバルブ15と、スロットルバ
ルブ15の開度αを検出するスロットル開度センサ16
と、吸気管11内の圧力Paを検出する圧力センサ17
とを備えている。
【0008】各センサ4、7、14、16および17か
らの検出情報θ、Tw、Qa、αおよびPaは、マイク
ロコンピュータからなるECU(電子制御ユニット)2
0に入力される。このうち、エアーフローセンサ14か
らの吸入空気量Qa、スロットル開度センサ16からの
スロットル開度αおよび圧力センサ17からの吸気管圧
力Paの少なくとも1つの情報は、エンジン1の負荷状
態を示す負荷情報として用いられる。
【0009】エンジン制御装置および失火検出装置とし
て機能するECU20は、図示しないが、周知の入出力
インタフェース、AD変換器、タイマカウンタ、ROM
およびRAM等により構成されており、各種検出情報
θ、Tw、Qa、αおよびPaに基づいて制御パラメー
タを演算し、点火プラグ10に対する点火信号Gおよび
インジェクタ13に対する噴射信号Jを生成する。
【0010】また、ECU20は、クランク角信号θに
基づいて失火の有無を判定し、失火判定時に失火判定信
号Hを出力することにより、表示器30を駆動して失火
発生を運転者に報知するようになっている。
【0011】図7は従来の失火検出装置を示す機能ブロ
ック図であり、図6内のECU20内の機能構成を示し
ている。図7において、各種センサ18は、上記センサ
4、7、14、16および17を含み、各種センサ18
から出力される運転情報Dは、上記検出情報θ、Tw、
Qa、αおよびPaを含み、ECU20から出力される
エンジン制御信号Eは、点火信号Gおよび噴射信号Jを
含んでいるものとする。
【0012】ECU20は、クランク角信号θの単位ク
ランク角毎のパルス周期Tθを計測する周期計測手段2
1と、パルス周期Tθの変動指数Kを演算する変動指数
演算手段22と、変動指数Kに基づいて失火の有無を判
定して失火判定時に失火判定信号Hを出力する失火判定
手段23とを備えている。
【0013】クランク角信号θはエンジン1の回転数に
対応しており、したがって、ECU20内の周期計測手
段21は、回転数検出手段としても機能する。また、E
CU20内の周期計測手段21および変動指数演算手段
22は、エンジン1の回転変動を検出する回転変動検出
手段を構成しており、失火判定手段23は、回転変動検
出手段21および22と協動して失火検出装置を構成し
ている。
【0014】また、ECU20は、クランク角信号θお
よび運転情報Dに基づいてエンジン1の運転状態を判定
する運転状態判定手段24と、判定された運転状態およ
び失火判定信号Hに基づいてエンジン制御信号Eを生成
するエンジン制御手段25とを備えている。
【0015】次に、図8の波形図を参照しながら、図6
および図7に示した従来の失火検出装置の動作について
説明する。図8において、回転角速度ωはエンジン1の
回転数に相当し、平均角速度Vの三次変動(三次微分
値)は、パルス周期Tθの変動指数Kに相当している。
【0016】ここでは、平均角速度Vの三次変動を失火
判定用の変動指数Kとしているが、平均角速度Vの一次
変動ΔV(平均角加速度)または二次変動ΔWを変動指
数Kとすることもできる。また、変動指数Kは、前々回
値Ki-2、前回値Ki-1、今回値Kiに対応した判定値
Ck(k=i−2、i−1、i)と比較される場合を示
している。
【0017】通常の運転状態において、ECU20内の
エンジン制御手段25は、クランク角信号θおよび運転
情報Dに基づいて、運転状態に応じた点火信号Gおよび
噴射信号Jを生成し、エンジン1を駆動制御している。
【0018】一方、周期計測手段21は、クランク角信
号θの立ち下がりエッジ間のパルス周期Tθを計測し、
変動指数演算手段22は、パルス周期Tθに基づいて、
回転角速度ω(図8参照)を求める。
【0019】また、変動指数演算手段22は、回転角速
度ωの平均角速度Vを求め、平均角速度Vの前回値Vi
-1と今回値Viとの偏差(Vi−Vi-1)を一次変動Δ
Vとし、一次変動ΔVの前回値ΔVi-1と今回値ΔVi
との偏差(ΔVi−ΔVi-1)を二次変動ΔWとし、二
次変動ΔWの前回値ΔWi-1と今回値ΔWiとの偏差
(ΔWi−ΔWi-1)を三次変動すなわち変動指数Kと
して演算する。
【0020】失火判定手段23は、変動指数Kの前々回
値Ki-2、前回値Ki-1、今回値Kiを、各判定値Ci
-2、Ci-1、Ciと比較し、以下の条件が同時に成立し
たときに、所定の失火確率以上の状態と判定して失火判
定信号Hを出力する。
【0021】Ki-2<Ci-2 Ki-1>Ci-1 Ki <Ci
【0022】図8においては、正常燃焼の間に、上記失
火条件を満たす状態が1回だけ発生した場合を示してい
る。これにより、失火判定信号Hが生成され、エンジン
制御手段25は、失火判定されたシリンダ5のインジェ
クタ13に対する燃料噴射信号Jの印加を禁止し、燃料
供給を停止して未燃ガスの排出を防止する。また、表示
器30は、失火判定信号Hに応答して表示駆動され、失
火発生状態を運転者に報知する。
【0023】しかしながら、低回転または低負荷などの
運転領域においては、無視できる単発失火が発生し易い
うえ、外乱等に起因して駆動系との共振が発生し易く、
正常燃焼状態であっても回転変動の変動指数Kが上記失
火条件を満たしてしまうおそれがある。したがって、正
常時に失火と誤判定して、不必要な燃料カットおよび失
火表示が行われることになる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来の失火検出装置は
以上のように、変動指数Kのみに基づいて失火の有無を
判定しているので、低回転または低負荷などの運転領域
において失火を誤判定するおそれがあるという問題点が
あった。
【0025】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、回転変動パターンまたは運転領
域(回転数、負荷、ギヤ比等)が駆動系の共振条件を満
たす場合に失火判定を禁止することにより、失火の誤判
定を防止した失火検出装置を得ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る失火検出装置は、エンジンのクランク軸に取り付けら
れてエンジンの所定角度毎にクランク角信号を出力する
クランク角センサと、クランク角信号に基づいてエンジ
ンの回転変動を検出する回転変動検出手段と、回転変動
に基づいて失火を判定する失火判定手段と、回転変動の
変動パターンが駆動系の共振を示す所定パターンである
か否かを判定する変動パターン判定手段と、変動パター
ンが所定パターンの場合に失火判定手段を無効にする失
火判定禁止手段とを設けたものである。
【0027】また、この発明の請求項2に係る失火検出
装置は、請求項1において、回転変動検出手段は、クラ
ンク角信号の周期に基づいて回転変動を検出し、変動パ
ターン判定手段は、周期の変動指数に基づいて変動パタ
ーンを判定するものである。
【0028】また、この発明の請求項3に係る失火検出
装置は、エンジンのクランク軸に取り付けられてエンジ
ンの所定角度毎にクランク角信号を出力するクランク角
センサと、クランク角信号に基づいてエンジンの回転変
動を検出する回転変動検出手段と、回転変動に基づいて
失火を判定する失火判定手段と、エンジンの運転状態を
示す情報を出力する各種センサと、運転状態が駆動系の
共振を発生させる所定運転状態か否かを判定する運転状
態判定手段と、運転状態が所定運転状態の場合に失火判
定手段を無効にする失火判定禁止手段とを設けたもので
ある。
【0029】また、この発明の請求項4に係る失火検出
装置は、請求項3において、運転状態は、エンジンの回
転数、負荷およびギヤ比のうちの少なくとも1つを含
み、運転状態判定手段は、回転数および負荷のうちの少
なくとも1つが所定値以下の場合、またはギヤ比が所定
値以上の場合に、所定運転状態と判定するものである。
【0030】また、この発明の請求項5に係る失火検出
装置は、エンジンのクランク軸に取り付けられてエンジ
ンの所定角度毎にクランク角信号を出力するクランク角
センサと、クランク角信号に基づいてエンジンの回転変
動を検出する回転変動検出手段と、回転変動に基づいて
失火を判定する失火判定手段と、回転変動の変動パター
ンが駆動系の共振を示す所定パターンであるか否かを判
定する変動パターン判定手段と、エンジンの運転状態を
示す情報を出力する各種センサと、運転状態が駆動系の
共振を発生させる所定運転状態か否かを判定する運転状
態判定手段と、運転状態が所定運転状態の場合または変
動パターンが所定パターンの場合に失火判定手段を無効
にする失火判定禁止手段とを設けたものである。
【0031】また、この発明の請求項6に係る失火検出
装置は、請求項5において、運転状態は、エンジンの回
転数、負荷およびギヤ比のうちの少なくとも1つを含
み、運転状態判定手段は、回転数および負荷のうちの少
なくとも1つが所定値以下の場合またはギヤ比が所定値
以上の場合に、所定運転状態と判定するものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す機
能ブロック図であり、図1において、前述(図7)と同
様の構成要素には同一符号が付されており、前述と対応
する構成要素には符号の後に「A」が付されている。ま
た、この発明の実施の形態1の全体構成は図6に示した
通りであり、失火判定手段23の基本的な動作は図8に
示した通りである。
【0033】図1において、運転状態判定手段24A
は、クランク角信号θに基づいてエンジン1の回転数を
判定する回転数判定手段26と、エンジン1の負荷を判
定する負荷判定手段27と、エンジン1のギヤ比を判定
するギヤ比判定手段28とを備えている。
【0034】各判定手段26〜28は、運転状態が駆動
系の共振を発生させる所定運転状態か否かを判定する機
能を有し、所定運転状態を判定したときに共振領域判定
信号R1〜R3を出力するようになっている。
【0035】前述のように、回転数判定手段26は、周
期計測手段21の機能として兼用させることができる。
また、各種センサ18は、エンジン1のギヤ切換位置を
示すシフトパターンセンサ等を含んでいてもよい。
【0036】この場合、ECU20は、変動指数Kに基
づいて変動パターンを判定する変動パターン判定手段4
1と、変動指数Kの変動パターンが所定パターンを示す
場合に失火判定手段23Aを無効にする失火判定禁止手
段42とを含んでいる。なお、駆動系の共振状態を示す
所定パターンは、公知文献により参照することができ、
ECU20A内のROMにあらかじめ書き込まれている
ものとする。
【0037】変動パターン判定手段41は、回転変動の
変動パターンが駆動系の共振を示す所定パターンである
か否かを判定し、所定パターンの場合に共振判定信号L
を出力する。失火判定禁止手段42は、共振判定信号L
に応答して、失火判定手段23Aを無効にする禁止信号
Mを出力する。
【0038】また、失火判定禁止手段42は、運転状態
判定手段24Aからの共振領域判定信号R1〜R3のい
ずれかに応答して、運転状態が所定運転状態の場合にも
禁止信号Mを出力する。
【0039】したがって、失火判定禁止手段42は、変
動パターンが所定パターンの場合、または、運転状態が
所定運転状態の場合に、失火判定手段23Aを無効にす
るようになっている。
【0040】次に、図2のフローチャートを参照しなが
ら、図1に示したこの発明の実施の形態1による変動パ
ターンに基づく失火判定禁止動作について説明する。な
お、エンジン1の起動時に、ECU20A内のタイマカ
ウンタ等は、0クリアされているものとする。
【0041】まず、前述のように、周期計測手段21
は、単位クランク角毎の周期Tθを計測し(ステップS
11)、変動指数演算手段22は、周期Tθの変動指数
Kを演算する(ステップS12)。
【0042】続いて、変動パターン判定手段41は、変
動指数Kが駆動系の共振を示す所定パターンであるか否
かを判定し(ステップS13)、もし、所定パターン
(すなわち、YES)であれば、共振判定信号Lを出力
する。これにより、失火判定禁止手段42は、失火判定
手段23Aに対して失火判定を禁止させるための禁止信
号Mを出力する。
【0043】すなわち、判定禁止タイマカウンタCNT
を所定時間に相当する値Nにセットし(ステップS1
4)、判定禁止タイマカウンタCNTを1だけデクリメ
ント(ステップS15)した後、図2の処理ルーチンを
抜け出る。これにより、一旦、共振判定信号Lが発生し
た後は、通常状態に復帰して共振判定信号Lが生成され
なくなっても、所定時間が経過するまでは禁止信号Mが
継続して出力されることになる。
【0044】一方、ステップS13において、変動指数
Kが所定パターンでない(すなわち、NO)と判定され
れば、判定禁止タイマカウンタCNTが0まで減算され
たか否かを判定し(ステップS16)、もし、CNT>
0(すなわち、NO)であれば、禁止信号Mを継続させ
るために、デクリメントステップS15を介して、図2
の処理ルーチンを抜け出る。
【0045】また、ステップS16において、CNT=
0(すなわち、YES)と判定されれば、駆動系の共振
が発生していない状態が所定時間だけ継続しているの
で、禁止信号Mの出力が解除される。
【0046】したがって、失火判定手段23Aは、変動
指数Kに基づいて通常の失火判定を行う。なお、初期状
態においては、判定禁止タイマカウンタCNTが0クリ
アされているので、変動指数Kが所定パターンでなけれ
ば、直ちに通常の失火判定ステップS17が実行され
る。
【0047】すなわち、変動指数Kが前述の失火条件を
満たすか否かを判定し(ステップS17)、もし、失火
条件を満たす(すなわち、YES)と判定されれば、失
火と判定して失火判定信号Hを出力し(ステップS1
8)、失火条件を満たさない(すなわち、NO)と判定
されれば、失火でないと判定して失火判定信号Hを出力
しない(ステップS19)。
【0048】以下、デクリメントステップS15を介し
て、図2の処理ルーチンを抜け出るが、判定禁止タイマ
カウンタCNTは、減算され続けても0でクリップされ
るので特に支障は生じない。
【0049】このように、変動指数Kに基づく変動パタ
ーンが共振状態に相当する所定パターンを示すときに、
失火判定を禁止することにより、正常状態における失火
の誤判定を防止することができる。
【0050】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら、この発明の実施の形態1による運転条件に基づく失
火判定禁止動作について説明する。なお、ここでは、前
述のパターン判定ステップS13がステップS21およ
びS22に置き換わっているのみであり、図2と同様の
ステップS11、S12およびS14〜S19について
は、同一符号を付して詳述を省略する。
【0051】まず、前述のステップS11およびS12
により周期Tθおよび変動指数Kを演算した後、回転数
判定手段26は、クランク角信号θに基づいて、エンジ
ン1の回転数が判定禁止条件を満たすか否か(駆動系の
共振が発生する条件か否か)を判定する(ステップS2
1)。
【0052】もし、回転数が判定禁止条件を満たす(す
なわち、YES)と判定されれば、回転数判定手段26
は、共振領域判定信号R1を出力し、これにより、失火
判定禁止手段42は、判定禁止タイマカウンタCNTを
所定値Nにセットする(ステップS14)。また、回転
数が判定禁止条件を満たさない(すなわち、NO)と判
定されれば、回転数判定手段26は、共振領域判定信号
R1を出力しない。
【0053】続いて、負荷判定手段27は、運転情報D
に基づいて、負荷が判定禁止条件を満たすか否かを判定
する(ステップS22)。もし、負荷が判定禁止条件を
満たす(すなわち、YES)と判定されれば、負荷判定
手段27は共振領域判定信号R2を出力し、これによ
り、失火判定禁止手段42は、判定禁止ステップS14
を実行する。
【0054】また、負荷が判定禁止条件を満たさない
(すなわち、NO)と判定されれば、負荷判定手段27
は共振領域判定信号R2を出力せず、判定禁止タイマカ
ウンタCNTの0クリア判定ステップS16に進む。
【0055】こうして、回転数または負荷が判定禁止条
件(運転状態が駆動系の共振を発生させる領域)を満た
す場合に、失火判定を禁止して正常状態における失火の
誤判定を防止することができる。
【0056】たとえば、低速走行時の負荷変動が駆動系
を介してエンジン1の回転変動に影響を与えるので、結
果的に失火の誤判定を引き起こすおそれがあるが、低速
走行時または低負荷時に失火判定を禁止することによ
り、誤判定を未然に防止することができる。
【0057】なお、図2、図3では、周期Tθの変動指
数Kが所定パターンを示す場合(ステップS13)、ま
たは運転状態(回転数または負荷)が所定領域を示す場
合(ステップS21、S22)に、それぞれ失火判定を
禁止(ステップS14、S15)する処理動作について
説明したが、図4のフローチャートに示すように、運転
条件または変動パターンのいずれかが判定禁止条件を満
たす場合に失火判定を禁止してもよい。
【0058】図4においては、全てのステップS11〜
19、S21およびS22が前述と同様なので、ここで
は詳述を省略する。すなわち、ステップS21において
回転数の判定禁止条件、ステップS22において負荷の
判定禁止条件、または、ステップS13において変動指
数Kの所定パターンが判定された場合に、ステップS1
4において判定禁止タイマカウンタCNTがセットされ
る。
【0059】次に、図5のフローチャートを参照しなが
ら、この発明の実施の形態1によるギヤ比条件に基づく
失火判定禁止動作について説明する。なお、ここでは、
ギヤ比条件のみならず、回転数および負荷を含む運転条
件、ならびに変動指数Kのパターン条件を判定禁止条件
に加えた場合を示している。したがって、ギヤ比条件判
定ステップS31を追加したこと以外は、図4と同一で
あり、ステップS11〜S19、S21およびS22に
ついては、同一符号を付して詳述を省略する。
【0060】この場合、各運転条件判定ステップS21
およびS22において、判定禁止条件を満たさない(す
なわち、NO)と判定されれば、続いて、ギヤ比判定手
段28は、ギヤシフトパターン等の運転情報Dに基づい
て、検出されたギヤ比が判定禁止条件(駆動系の共振を
発生させる条件)を満たすか否かを判定する(ステップ
S31)。
【0061】もし、ギヤ比が判定禁止条件(たとえばロ
ーギヤ)を満たす(すなわち、YES)と判定されれ
ば、ギヤ比判定手段28は共振領域判定信号R3を出力
し、これにより、失火判定禁止手段42は、判定禁止ス
テップS14を実行する。また、ギヤ比が判定禁止条件
でない(すなわち、NO)と判定されれば、ギヤ比判定
手段28は共振領域判定信号R3を出力せず、変動パタ
ーンの条件判定ステップS13に進む。
【0062】こうして、変動パターンの判定禁止条件、
回転数または負荷の判定禁止条件のみならず、ギヤ比の
判定禁止条件(駆動系の共振を発生させる領域)を満た
す場合に、失火判定を禁止して正常状態における失火の
誤判定を防止することができる。図5のように、全ての
条件のいずれかを満たす場合に失火判定を禁止すること
により、失火誤判定の可能性は著しく抑制される。
【0063】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、変動指数Kのパターン、各種運転条件に基づいて、
失火判定禁止領域を設定したが、いずれかの条件のみに
より失火判定禁止領域を設定してもよい。
【0064】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、エンジン1のクランク軸2に取り付けられてエンジ
ン1の所定角度毎にクランク角信号θを出力するクラン
ク角センサ4と、クランク角信号θに基づいてエンジン
1の回転変動を検出する回転変動検出手段(周期計測手
段21、変動指数演算手段22)と、回転変動に基づい
て失火を判定する失火判定手段23Aと、回転変動の変
動パターンが駆動系の共振を示す所定パターンであるか
否かを判定する変動パターン判定手段41と、変動パタ
ーンが所定パターンの場合に失火判定手段23Aを無効
にする失火判定禁止手段42とを設けたので、回転変動
パターンによらず失火の誤判定を防止した失火検出装置
が得られる効果がある。
【0065】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、回転変動検出手段は、クランク角信号θ
の周期Tθに基づいて回転変動を検出し、変動パターン
判定手段41は、周期Tθの変動指数Kに基づいて変動
パターンを判定するようにしたので、通常の周期計測手
段21を用いて失火の誤判定を防止した失火検出装置が
得られる効果がある。
【0066】また、この発明の請求項3によれば、エン
ジン1のクランク軸2に取り付けられてエンジン1の所
定角度毎にクランク角信号θを出力するクランク角セン
サ4と、クランク角信号θに基づいてエンジン1の回転
変動を検出する回転変動検出手段(周期計測手段21、
変動指数演算手段22)と、回転変動に基づいて失火を
判定する失火判定手段23Aと、エンジン1の運転状態
を示す情報Dを出力する各種センサ18と、運転状態が
駆動系の共振を発生させる所定運転状態(たとえば、低
速走行時または低負荷時)か否かを判定する運転状態判
定手段24Aと、運転状態が所定運転状態の場合に失火
判定手段を無効にする失火判定禁止手段42とを設けた
ので、運転状態によらず失火の誤判定を防止した失火検
出装置が得られる効果がある。
【0067】また、この発明の請求項4によれば、請求
項3において、運転状態は、エンジン1の回転数、負荷
およびギヤ比のうちの少なくとも1つを含み、運転状態
判定手段24Aは、回転数および負荷のうちの少なくと
も1つが所定値以下の場合、またはギヤ比が所定値(た
とえば、ローギヤ)以上の場合に、所定運転状態と判定
するようにしたので、運転状態の種類によらず広い範囲
で失火の誤判定を防止した失火検出装置が得られる効果
がある。
【0068】また、この発明の請求項5によれば、エン
ジン1のクランク軸2に取り付けられてエンジン1の所
定角度毎にクランク角信号θを出力するクランク角セン
サ4と、クランク角信号θに基づいてエンジン1の回転
変動を検出する回転変動検出手段(周期計測手段21、
変動指数演算手段22)と、回転変動に基づいて失火を
判定する失火判定手段23Aと、回転変動の変動パター
ンが駆動系の共振を示す所定パターンであるか否かを判
定する変動パターン判定手段41と、エンジン1の運転
状態を示す情報Dを出力する各種センサ18と、運転状
態が駆動系の共振を発生させる所定運転状態か否かを判
定する運転状態判定手段24Aと、運転状態が所定運転
状態の場合または変動パターンが所定パターンの場合に
失火判定手段23Aを無効にする失火判定禁止手段42
とを設けたので、回転変動パターンまたは運転状態によ
らず失火の誤判定を防止した失火検出装置が得られる効
果がある。
【0069】また、この発明の請求項6によれば、請求
項5において、運転状態は、エンジン1の回転数、負荷
およびギヤ比のうちの少なくとも1つを含み、運転状態
判定手段24Aは、回転数および負荷のうちの少なくと
も1つが所定値以下の場合、またはギヤ比が所定値以上
の場合に、所定運転状態と判定するようにしたので、回
転変動パターンまたは運転状態の種類によらず広い範囲
で失火の誤判定を防止した失火検出装置が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す機能ブロック
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による回転変動パタ
ーンに基づく失火判定禁止動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1による回転変動パタ
ーンに基づく失火判定禁止動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 この発明の実施の形態1による回転変動パタ
ーンに基づく失火判定禁止動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】 この発明の実施の形態1による回転変動パタ
ーンに基づく失火判定禁止動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】 一般的な失火検出装置を含むエンジン制御装
置示す構成図である。
【図7】 従来の失火検出装置を示す機能ブロック図で
ある。
【図8】 一般的な失火判定動作を説明するための波形
図である。
【符号の説明】
1 エンジン、2 クランク軸、4 クランク角セン
サ、18 各種センサ、20A ECU、21 周期計
測手段、22 変動指数演算手段、23A 失火判定手
段、24A 運転状態判定手段、26 回転数判定手
段、27 負荷判定手段、28 ギヤ比判定手段、41
変動パターン判定手段、42 失火判定禁止手段、D
運転情報、H 失火判定信号、K 変動指数、L 共
振判定信号、M 禁止信号、R1〜R3 共振領域判定
信号、θ クランク角信号、Tθ 周期、S11 周期
を計測するステップ、S12 変動指数を演算するステ
ップ、S13 所定パターンを判定するステップ、S1
4,S15 失火判定を禁止するステップ、S17 変
動指数から失火を判定するステップ、S21,S22運
転状態の判定禁止条件を判定するステップ、S31 ギ
ヤ比の判定禁止条件を判定するステップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク軸に取り付けられて
    前記エンジンの所定角度毎にクランク角信号を出力する
    クランク角センサと、 前記クランク角信号に基づいて前記エンジンの回転変動
    を検出する回転変動検出手段と、 前記回転変動に基づいて失火を判定する失火判定手段と
    を備えた失火検出装置において、 前記回転変動の変動パターンが駆動系の共振を示す所定
    パターンであるか否かを判定する変動パターン判定手段
    と、 前記変動パターンが前記所定パターンの場合に前記失火
    判定手段を無効にする失火判定禁止手段とを設けたこと
    を特徴とする失火検出装置。
  2. 【請求項2】 前記回転変動検出手段は、前記クランク
    角信号の周期に基づいて前記回転変動を検出し、 前記変動パターン判定手段は、前記周期の変動指数に基
    づいて前記変動パターンを判定することを特徴とする請
    求項1に記載の失火検出装置。
  3. 【請求項3】 エンジンのクランク軸に取り付けられて
    前記エンジンの所定角度毎にクランク角信号を出力する
    クランク角センサと、 前記クランク角信号に基づいて前記エンジンの回転変動
    を検出する回転変動検出手段と、 前記回転変動に基づいて失火を判定する失火判定手段と
    を備えた失火検出装置において、 前記エンジンの運転状態を示す情報を出力する各種セン
    サと、 前記運転状態が駆動系の共振を発生させる所定運転状態
    か否かを判定する運転状態判定手段と、 前記運転状態が前記所定運転状態の場合に前記失火判定
    手段を無効にする失火判定禁止手段とを設けたことを特
    徴とする失火検出装置。
  4. 【請求項4】 前記運転状態は、前記エンジンの回転
    数、負荷およびギヤ比のうちの少なくとも1つを含み、 前記運転状態判定手段は、前記回転数および前記負荷の
    うちの少なくとも1つが所定値以下の場合、または前記
    ギヤ比が所定値以上の場合に、前記所定運転状態と判定
    することを特徴とする請求項3に記載の失火検出装置。
  5. 【請求項5】 エンジンのクランク軸に取り付けられて
    前記エンジンの所定角度毎にクランク角信号を出力する
    クランク角センサと、 前記クランク角信号に基づいて前記エンジンの回転変動
    を検出する回転変動検出手段と、 前記回転変動に基づいて失火を判定する失火判定手段と
    を備えた失火検出装置において、 前記回転変動の変動パターンが駆動系の共振を示す所定
    パターンであるか否かを判定する変動パターン判定手段
    と、 前記エンジンの運転状態を示す情報を出力する各種セン
    サと、 前記運転状態が駆動系の共振を発生させる所定運転状態
    か否かを判定する運転状態判定手段と、 前記運転状態が前記所定運転状態の場合または前記変動
    パターンが前記所定パターンの場合に前記失火判定手段
    を無効にする失火判定禁止手段とを設けたことを特徴と
    する失火検出装置。
  6. 【請求項6】 前記運転状態は、前記エンジンの回転
    数、負荷およびギヤ比のうちの少なくとも1つを含み、 前記運転状態判定手段は、前記回転数および前記負荷の
    うちの少なくとも1つが所定値以下の場合または前記ギ
    ヤ比が所定値以上の場合に、前記所定運転状態と判定す
    ることを特徴とする請求項5に記載の失火検出装置。
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