JP2006297129A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧が異常レベルになった場合には、遊技制御を間違いなく中断して必要なデータを確実に保存できる遊技機を提供する。
【解決手段】 電源電圧を常時監視して異常事態の発生を検出する電源監視部83を備え、電源監視部83らの信号VSに基づいて制御基板39,46に最優先割込みをかける。割込み処理プログラムでは、中断した重要な遊技制御を再開するに必要な情報を保存した後、HALT命令を実行してCPUが休止状態に入る。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ機、回胴式遊技機、アレンジボール機、雀球遊技機などの遊技機に関し、特に、停電などに対する対策が万全である遊技機に関するものである。
パチンコホールでは、1台の変圧トランスから1グループ4〜5台のパチンコ機に電力を供給する構成を採っているため、グループ内で多数のパチンコ機が一斉に大当たりゲームに突入するなど、変圧トランスの電力供給能力を越えた事態が生じると、トランスからの交流電圧に基づいて生成されている直流電圧も低下することになる。
そのため、大入賞口を開閉駆動するソレノイドが正常に動作できず、大当たり状態のゲームを実現できない恐れがあった。また、賞球の払出し動作においても、払出しモータを駆動できずに賞球の払出しが行われない恐れもあった。
また、落雷などによってパチンコホール全体が停電状態となることもあるが、適切な対策を施していない場合には、進行中のゲーム状態が全て消去されてしまい、特に、大当りゲーム中であった場合には、パチンコホールと遊技者の間で無用のトラブルが発生する恐れもあった。
そのため、上記した各事態が生じないよう、供給電源の電圧値が異常レベルになった場合には、遊技動作を即座に中断して必要なデータを保存すると共に、供給電源が復旧した際には、中断した遊技動作を支障なく再開させる必要がある。そこで、例えば、特願2000−011729号に記載したような対策が考えられる。
この特願2000−011729号の発明では、供給されている交流電源の電圧値が異常レベルになった場合には、主制御基板や払出制御基板においてデータのバックアップ処理を行い、その後は、無限ループ状態の処理を実行しつつ、供給電圧の低下によってCPUが非動作状態となるのを待つようにしていた。
しかしながら、このような処理では、折角バックアップしたデータが破壊されてしまう恐れがあった。すなわち、CPUは、オペレーションコードとオペランドからなる機械語命令をROMからフェッチし、フェッチした命令を解読(デコード)して所定の動作を実行しているが、停電などによってCPUの電源電圧は現に低下しつつあるのであるから、場合によっては、CPUがオペレーションコードやオペランドを誤ってフェッチし、プログラムが暴走する恐れがあった。
例えば、CPUがZ80(Zilog製又はその相当品)の場合、バックアップ処理の完了後、L1:JP L1のような命令によって、無限ループ処理を実現することが考えられるが、仮に、CPUがオペランド部を読み違えると、L1とは全く別の場所にプログラムがジャンプすることになり、バックアップしたRAMエリアのデータを破壊することにもなり兼ねない。
本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであって、電源電圧が異常レベルになった場合には、遊技制御を間違いなく中断して必要なデータを確実に保存できる遊技機を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、遊技に関連して遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利な第2状態とを択一的に発生させるための抽選を行い、その抽選結果に基づいて遊技動作を制御可能な遊技制御手段と、該遊技制御手段に電力を供給するための電源とを備え、前記遊技制御手段は、遊技制御プログラムを記憶したメモリとCPUとを具備する遊技機において、前記電源の電圧を常時監視して所定の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段からの信号に基づいて遊技制御を中断すると共に、中断した遊技制御を再開するに必要な情報を保存するバックアップ手段と、その後、所定の命令を実行することによってCPUを休止状態にする休止手段とを備えて構成されている。
本発明では、バックアップ手段の動作の後、所定の命令を実行することによってCPUが休止状態に入るので、電源電圧がどのように降下しようとも、その後、プログラムが暴走する恐れはない。なお、異常事態から復旧すると、これに起因してリセット信号を発生させ、このリセット信号が供給されることによって、休止状態のCPUの動作を再開させるのが好ましい。
本発明における中断した遊技制御を再開するに必要な情報には、必ずしも中断前の遊技を完全に再開できる情報でなくても良いが、少なくともゲーム価値の最も高い大当り状態における遊技制御が再開できるものである。
本発明は、好ましくは、交流電圧を受けて装置各部に直流電圧を供給する電源回路を備えた遊技機であって、異常検出手段は、電源回路の交流入力電圧、及び/又は、直流出力電圧を監視している。また、遊技制御を中断するに際して、払出し処理を実現する払出し制御基板のCPUを休止状態にするに先立って、払出し制御基板に指令を出力している主制御基板のCPUを休止状態にするのが好ましい。このような動作手順を採れば、主制御基板から出力された指令を、払出し制御基板が読み落とす恐れがない。
また、前記遊技制御を中断するに際して、払出し処理を実現する払出し制御基板と、前記払出し制御基板に指令を出力する主制御基板とに、ほぼ同時に停止信号STPを出力するのが好ましい。この場合、各基板のCPUに対する割込み信号として前記停止信号STPを供給すれば、各基板はほぼ同時に制御動作を中断することになるので、主制御基板から出力された指令を、払出し制御基板が読み落とす恐れがない。
更にまた、動作停止信号STPを主制御基板のみに送るのでも良い。すなわち、前記主制御基板のCPUは、払出し処理を実現する払出し制御基板に休止指令を出力するとその後は迅速に休止状態になり、前記払出し制御基板のCPUは、前記休止指令に基づいて所定時間後に休止状態になるようにしても良い。
また、遊技動作を再開する場合、払出し処理を実現する払出し制御基板のCPUを先に動作開始させ、その後、払出し制御基板に指令を出力している主制御基板のCPUの動作を開始させるのが好ましい。この場合には、主制御基板から出力された指令を、払出し制御基板が読み落とす恐れがない。
また、払出し制御基板と主制御基板の記憶装置は、遊技制御の中断に係わらず、それぞれの記憶内容を維持する電圧が常時供給されているのが好ましい。この場合には、停電などによって電源電圧が復旧するまでに時間を要しても何の弊害も生じない。また、手動操作可能な初期化スイッチを備え、初期化スイッチが操作されることを条件に、記憶装置の記憶内容が消失されるようになっていると、営業開始時に前日のデータを解消することができるので、不自然な動作が生じる恐れがない。
以上説明したように、本発明によれば、電源電圧が異常レベルになった場合には、遊技制御を間違いなく中断して必要なデータを確実に保存できる遊技機を実現できる。
以下、本発明の一実施例であるカード式弾球遊技機に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施例のパチンコ機2を示す斜視図であり、図2は、同パチンコ機2の側面図である。
図1に示すパチンコ機2は、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製の外枠3と、外枠3に固着されたヒンジHを介して開閉可能に枢着される前枠4とで構成されている。なお、このパチンコ機2は、カード式球貸し機1に電気的に接続された状態で、パチンコホールの島構造体の長さ方向に複数個が配設されている。
ヒンジHを介して外枠3に枢着される前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部を有するガラス扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板7には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、前枠4の下部には、上皿8から溢流し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル11とが設けられている。
この発射手段10は、回動操作可能な発射ハンドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応じた打撃力で打撃槌12(図4)により遊技球を発射させる発射モータなどを備えている。上皿8の右部には、カード式球貸し機1に対する球貸し操作用の操作パネル13が設けられ、この操作パネル13には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部13aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ13bと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ13cとが設けられている。
図3に示すように、遊技盤5には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段18の左右両側部に6つの普通入賞手段19)、2つのゲート20(通過口)が夫々所定の位置に配設されている。
液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを表示する第1図柄表示手段22として機能する。第1図柄表示手段22は、背景画やキャラクタをアニメーション的に表示するとともに、左右方向に並ぶ3個(左、中、右)の図柄表示部22a〜22cを有し、図柄始動手段17に遊技球が入賞することを条件に、各図柄表示部22a〜22cの表示図柄が所定時間だけ変動表示(スクロール表示)され、図柄始動手段17への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄パターンで停止する。
液晶ディスプレイ16の直ぐ上側に、普通入賞手段19と第2図柄表示手段23とが設けられている。第2図柄表示手段23は1個の普通図柄を表示する普通図柄表示部を有し、ゲート20を通過した遊技球が検出されたとき、普通図柄表示部の表示図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート20通過時点において抽選された抽選用乱数値により決定される停止図柄を表示して停止するようになっている。図柄始動手段17は、開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電動式チューリップであり、第2図柄表示手段23の変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合に、開閉爪17aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなる。
開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開閉板18aを備え、第1図柄表示手段22の変動後の停止図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前側に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過すると、特別遊技が継続される。ここで、特別遊技状態が遊技者に有利な状態に相当する。
開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞して開閉板18aが閉じるときに、遊技球が特定領域18bを通過していない場合には特別遊技が終了するが、特定領域18bを通過していれば最大で例えば16回まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制御される。
図4に示すように、前枠4の裏側には、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形成され、その上側に賞球タンク33と、これから延びるタンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に接続された払出し手段35が裏機構板30の側部に設けられ、裏機構板30の下側には払出し手段35に接続された通路ユニット36が設けられている。払出し手段35から払出された遊技球は通路ユニット36を経由して上皿排出口8a(図1)から上皿8に払出される。
裏機構板30の開口部30aには、遊技盤5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜19に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図示)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着されたケース38の内部に主制御基板39が配設され、その前側に図柄制御基板40が配設されている(図2)。主制御基板39の下側で、裏カバー37に装着されたケース41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、このケース41aに隣接するケース41bの内部にサウンド制御基板43が設けられている。
これらケース41a,41bの下側で裏機構板30に装着されたケース44の内部には、電源基板45と払出し制御基板46が夫々設けられている。この電源基板45には、図3に示すように、電源スイッチ80と初期化スイッチ85とが配置されている。これら両スイッチ80,85に対応する部位はケース44が切欠かれ、両スイッチ80,85の各々を指で同時に操作可能になっている。
また、発射手段10の後側に装着されたケース47の内部には、発射制御基板48が設けられている。これら制御基板39〜40,42〜43,45〜46,48は夫々独立の基板であり、電源基板45と発射制御基板48を除く制御基板39,40,42,43,46には、ワンチップマイコンLE2080A(LE・Tech社製)を備えるコンピュータ回路が搭載されており、主制御基板39と他の制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続されている。なお、この実施例で使用するワンチップマイコンLE2080Aは、Z80(Zilog社)相当品のCPUとROMとRAMとを内蔵して構成されている。
主制御基板39とその他の制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させる種々の制御コマンドを一方向通信で送信可能になっている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主制御基板39の制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を簡単化することができる。
次に、電源基板45について、図5、図6に基づいて説明する。パチンコホールには、各島構造体毎に複数の変圧トランス87が設けられており、図示の例では、各変圧トランス87から5台のパチンコ機2の電源基板45に交流24Vが供給されている。
電源基板45には、電動チューリップ及び開閉駆動ソレノイドや払出しモータなどを駆動するための直流電圧24Vを生成する24V生成部80と、各制御基板39〜43,46のワンチップマイコンなどに供給する直流電圧5Vを生成する5V生成部81と、これらの直流電圧を各制御基板に供給する電圧供給部82とが設けられている。
この電源基板45は、マイクロコンピュータ備えて構成されており、電源監視部83と、遊技動作停止部84と、システムリセット部85とが設けられている。電源監視部83は、変圧トランス87から供給されているAC24Vを常時監視して、この供給電圧が限界値まで低下したときに、電圧異常信号VSを遊技動作停止部84に出力する。なお、限界値は、開閉駆動ソレノイドや払出しモータなどのアクチュエータが正常に駆動できる電圧値を基準に決定され、例えば、AC20Vに設定されている。
遊技動作停止部84は、電圧異常信号VSを受けると、主制御基板39と払出し制御基板46に動作中断信号STPを相前後して出力するようになっている。一方、主制御基板39と払出し制御基板46では、動作中断信号STPをワンチップマイコンのXNMI端子に受け、これをCPUのNMI(non-maskable-interrupt)端子に加えるようになっている(図6参照)。
システムリセット部85は、トランス87からの供給電圧が正常値に復旧した場合に、各制御基板39〜43,46にリセット信号SRTを出力する部分である。このリセット信号SRTは、各制御基板39〜43、46のワンチップマイコンのXSRST端子に供給されるようになっている。
電源基板45には、更に、バックアップ電源回路86が設けられ、その出力値DC5Vは、主制御基板39と払出し制御基板46のワンチップマイコンのバックアップ電源端子VBBに供給されている。そのため、電圧供給部82からの本来の供給電圧(+5V)が低下した場合でも、このバックアップ電圧によりRAMに記憶されているデータは確実に保持される。例えば、払出し制御基板46のRAMには、主制御基板39から送信されたが未実行の払出しコマンドが記憶されて保持されるので、電源復旧時には、払い出し動作から正常に開始できることになる。
また、電源基板45には、初期化スイッチ85が設けられており、この初期化スイッチ85が操作されると、主制御基板39や払出し制御基板49のRAMに記憶されているデータを消去するようにしている。なお、この初期化スイッチ85は、ホールの営業開始時などに電源投入に合わせてON動作されるものである。
続いて、電源電圧に関して異常事態が生じた場合の動作について説明する。先に説明したように、変圧トランス87から供給される供給電圧(AC24V)が所定値よりも低下すると、電源監視部83から電圧異常信号VSが出力されるので、遊技動作停止部84は、先ず主制御基板39に動作停止信号STPを出力し、所定時間をおいて、払出し制御基板46に動作停止信号STPを出力する。
動作停止信号STPは、各制御基板39、46のワンチップマイコンに内蔵されたCPUのNMI端子に(最優先割込みとして)伝えられるので、各制御基板では割込み処理が開始される。最初に、主制御基板39において割込み処理プログラムが実行されるが、割込み処理では、中断したゲームを忠実に再現できるよう、必要なデータを全てRAMにバックアップする。そして、その後、CPUはHALT命令を実行して割込み処理を終える。なお、HALT命令を実行すると、その後はフェッチ→解読→実行というCPUの本来の動作が行われることがないので、CPUに供給されている電源電圧(DC5V)が、どのように降下しようとも、その後プログラムが暴走する恐れはない。
払出し制御基板46における動作も同様であり、必要なデータがバックアック処理されて、CPUはHALT命令を実行して割込み処理を終える。このように、この実施例では、払出し制御基板46の割込み処理が主制御基板39より必ず後から開始されるので、例えば、主制御基板39から送信された払出しコマンドが、払出し制御基板46で受信されずに消失して遊技球の払出しがされないようなトラブルは生じない。但し、この実施例の場合には、NMI信号を受けて各制御基板ではバックアップ処理を開始するので、主制御基板39と払出し制御基板46とに同時に動作停止信号STPを供給しても特に問題は生じない。
一方、電力供給が正常状態に復旧すると、システムリセット部85は、システムリセット信号SRTを出力するので、主制御基板39と払出し制御基板46では、中断されていた遊技動作が再開される。この遊技制御の再開に際して、主制御基板39や払出し制御基板46のRAMに記憶しているデータに基づいて、遊技制御を停止したときの遊技状態、例えば大当たりゲームを停止時の状態から支障なく確実に再開させることができる。
ここで、システムリセット信号SRTは、不図示の遅延回路の動作によって払出し制御基板46のCPUに先に供給されるようになっているので、払出し制御基板46のCPUが先に動作を開始し、その後、主制御基板39のCPUの動作を開始するようになっている。そのため、動作再開後、主制御基板39から出力されたコマンドを、払出し制御基板46が読み落とす恐れがない。
実施例に係るパチンコ機の斜視図である。 図1のパチンコ機の側面図である。 図1のパチンコ機の正面図である。 図1のパチンコ機の背面図である。 図1のパチンコ機の電源基板と他の基板との関係を示すブロック図である。 本実施例に使用するワンチップマイコンの内部構成を略記したブロック図である。
符号の説明
83 異常検出手段(電源監視部)
2 遊技機(パチンコ機)

Claims (10)

  1. 遊技に関連して遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利な第2状態とを択一的に発生させるための抽選を行い、その抽選結果に基づいて遊技動作を制御可能な遊技制御手段と、該遊技制御手段に電力を供給するための電源とを備え、前記遊技制御手段は、遊技制御プログラムを記憶したメモリとCPUとを具備する遊技機において、
    前記電源の電圧を常時監視して所定の異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段からの信号に基づいて遊技制御を中断すると共に、中断した遊技制御を再開するに必要な情報を保存するバックアップ手段と、
    その後、所定の命令を実行することによってCPUを休止状態にする休止手段とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 交流電圧を受けて装置各部に直流電圧を供給する電源回路を備えた遊技機であって、
    前記異常検出手段は、前記電源回路の交流入力電圧、及び/又は、直流出力電圧を監視している請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記バックアップ手段は、前記異常検出手段からの信号に基づいて停止信号STPを出力する動作停止部と、前記動作停止部からの停止信号STPをCPUの最優先割込み端子に供給する割込み部と、前記最優先割込みに基づいて実行される割込み処理プログラムとで構成されている請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記CPUが実行する所定の命令は、前記割込み処理プログラムの最後に実行されるようになっている請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記遊技制御を中断するに際して、払出し処理を実現する払出し制御基板のCPUを休止状態にするに先立って、払出し制御基板に指令を出力する主制御基板のCPUを休止状態にしている請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記遊技制御を中断するに際して、払出し処理を実現する払出し制御基板と、前記払出し制御基板に指令を出力する主制御基板とに、ほぼ同時に停止信号STPを出力するようにしている請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記払出し制御基板と前記主制御基板の記憶装置は、遊技制御の中断に係わらず、それぞれの記憶内容を維持する電圧が常時供給されている請求項5又は6に記載の遊技機。
  8. 手動操作可能な初期化スイッチを備え、前記初期化スイッチが操作されることを条件に、前記記憶装置の記憶内容が消失されるようになっている請求項7に記載の遊技機。
  9. 前記異常事態から復旧すると、これに起因してリセット信号を発生させ、このリセット信号が供給されることによって、前記休止状態のCPUが動作を開始するようになっている請求項1〜8の何れかに記載の遊技機。
  10. 遊技動作を中心的に制御する主制御基板と、前記主制御基板からの一方向の指令に基づいて動作する複数個の従制御基板とで遊技動作全体が実現されている請求項1〜8の何れかに記載の遊技機。
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