JP2006293338A - 定着装置、画像形成用トナー、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁束を発生させるコイル部と、磁束によって発熱する発熱部材とを備え、コイル部は、発熱部材の表裏面をはさむように配設された、トナー像を記録媒体に定着させる定着装置であって、使用されるトナーはDSCによるTgが40℃乃至95℃の結晶性ポリエステルを5乃至20%含有し、且つ離型剤である融点60乃至90℃を有するワックスを2乃至5%含有する。
【選択図】図3
Description
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置において、使用されるトナーが、コールター法により測定される粒度分布における重量平均粒径(Dv)が3.0〜6.0μmであり、かつ個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)が上記式(1)を満たすことによって、高い離型性、低温定着性、高画質の画像が得られる。
(結晶性ポリエステル)
結晶性ポリエステルは、アルコール成分として炭素数2〜6のジオール化合物、特に1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオールおよびこれらの誘導体を80モル%以上、好ましくは85〜100モル%含有したものと、少なくとも酸性分としてフマル酸もしくは、二重結合(C=C結合)を有するカルボン酸、およびこれらの誘導体を用いて合成される下記一般式(1)で表される講造を有する結晶性ポリエステル樹脂が好ましい。
一般式(1) [-0-CO-(CR1=CR2) L-CO-O-(CH2)n-]m (1)
(ここでn、mは繰り返し単位の数である。Lは1〜3の整数である。R1、R2は水素原子もしくは炭化水素基であり、それぞれ同一でも異なっていてもよい。)
また、結晶性ポリエステル樹脂の結晶性および軟化点を制御する方法として、ポリエステル合成時にアルコール成分にグリセリン等の3価以上の多価アルコールや、酸成分に無水トリメリット酸などの3価以上の多価カルボン酸を追加して縮重合を行った非線状ポリエステルなどを設計、使用するなどの方法が挙げられる。
本発明トナー中の結晶性ポリエステル樹脂は、結晶性をもつがゆえに定着開始温度付近において、急激な粘度低下を示す熱溶融特性を示す。つまり、溶融開始温度直前までは結晶性による耐熱保存性が良く、溶融開始温度では急激な粘度低下(シャープメルト性)を起こし、定着することから、良好な耐熱保存性と低温定着性を兼ね備えたトナーを設計することができる。また、粘度低下を発生させるため同時に加えた融点の60〜90℃の範囲を持つワックスは結晶性ポリエステルがないときより溶けだしが早く離型効果が大きい。いわゆる結晶性ポリエステルとの相乗効果で離型性を落とすことなく低温定着性をあげることが可能となった原因である。またこの大幅に定着幅を向上させたもう1つは整磁合金を使用したことによりホットオフセット性が向上したことが大きい。従来は低温定着性を向上させるためにはバインダーの粘度を下げたり粘弾性を下げたり又はワックスの低融点化、低分子量化など実施し低温定着性向上を試みたが十分ではなかった。これはマシーンの定着温度制御の精度が十分ではなかったことが大きい、つまり定着ヒーターの過熱時オーバーシュートするためトナーに十分な離型性が必要となるためて低温定着性が十分に発揮できなかった理由である。
有機溶媒としては、高温で結晶性ポリエステルを完全に溶解して透明な均一溶液を形成し、その反面、低温に冷却すると結晶性ポリエステルと相分離し、不透明な不均一溶液を形成するものが使用される。詳しくは、結晶性ポリエステルの溶融温度(Tm)を基準として、(Tm−40)℃未満の温度では非溶媒の特性を示し、それ以上の温度では良溶媒の特性を示すものであればよく、具体例としてトルエン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどを単独あるいは2種以上組合せて用いることができる。
(樹脂微粒子)
本発明で使用される樹脂微粒子は、ガラス転移点(Tg)が50〜90℃であること条件であり、ガラス転移点(Tg)が50℃未満の場合、トナー保存性が悪化してしまい、保管時および現像機内でブロッキングを発生してしまう。ガラス転移点(Tg)が90℃超の場合、樹脂微粒子が定着紙との接着性を阻害してしまい、定着下限温度が上がってしまう。更に好ましい範囲としては50〜70℃の範囲があげられる。
本発明トナーにおける樹脂微粒子は、トナー形状(円形度、粒度分布など)を制御する(揃える)ために、その製造工程で添加されるが、トナー表面上に偏在する樹脂微粒子のガラス転移点(Tg)が50〜90℃であり、トナー粒子に対する被覆量が1.0%以上であることが重要である。被覆量がトナー重量全体量の3.5%以上の場合粒子外殻の影響で内部のバインダー樹脂が溶け出しにくくその結果定着性が低下する。また1%以下の場合は乳化しにくい。ガラス転移点(Tg)は50℃未満の場合、トナー保存性が悪化してしまい、保管時および現像機内でブロッキングを発生してしまう。ガラス転移点(Tg)が90℃以上の場合、樹脂微粒子がトナーの定着紙との接着性を阻害してしまい、定着下限温度が上がってしまう。従って、十分な定着温度幅を確保できないため、低温定着システムの複写機では定着できない、または定着画像を擦ると剥がれてしまうといった不具合が発生する。本発明の樹脂微粒子はトナーの摩擦帯電性を良好にする機能を持っている。そこで、被覆量が1.0%未満では、トナーに十分な摩擦帯電特性を付与することができないため、十分な画像濃度を出せなかったり、地肌汚れを発生したりする。
なお、前記ガラス転移点(Tg)は次の測定方法により測定する。
装置:理学電機社製TG−DSCシステムTAS−100を使用する。
方法:まず、試料約10mgをアルミ製試料容器に入れ、それをホルダユニットに載せて電気炉中にセットする。次に、室温から昇温速度10℃/minで150℃まで加熱した後、150℃で10分間放置し、その後室温まで試料を冷却して10分間放置する。更に、窒素雰囲気下で再度150℃まで昇温速度10℃/minで加熱し、DSC測定を行なう。Tgは、TAS−100システム中の解析システムを用いて、Tg近傍の吸熱カーブの接線とベースラインとの接点から算出する。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩を0.1〜5ml加える。ここで用いる電解液は、1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液に調製したものである。このような電解液としては、例えば、ISOTON−II(コールター社製)が使用できる。
具体的な測定方法としては、予め不純固形物を除去した水100〜150mlを容器に収容し、これに分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスフォン酸塩を0.1〜0.5ml加え、更に被測定試料を0.1〜0.5g程度加える。試料を分散した懸濁液を超音波分散器により約1〜3分間分散処理を行ない、分散液濃度を3000〜1万個/μlとして前記装置によりトナーの形状及び分布を測定する。
やすくなる。
ー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びそれらの混合物が使用できる。着色剤の含有量はトナーに対して通常1〜15重量%、好ましくは3〜10重量%である。
すなわち、本発明のトナーは、必要に応じて帯電制御剤を含有してもよい。帯電制御剤としては公知のものが使用でき、例えば、ニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体又は化合物、タングステンの単体又は化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。具体的には、ニグロシン系染料のボントロン03、第四級アンモニウム塩のボントロンP−51、含金属アゾ染料のボントロンS−34、オキシナフトエ酸系金属錯体のE−82、サリチル酸系金属錯体のE−84、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント化学工業社製)、第四級アンモニウム塩モリブデン錯体のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業社製)、第四級アンモニウム塩のコピーチャージPSY VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、第四級アンモニウム塩のコピーチャージ NEG VP2036、コピーチャージ NX VP434(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体であるLR−147(日本カーリット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、四級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。
本発明におけるプロセスカートリッジの一例を図6の概略構成図に示す。
電磁誘導加熱方式に整磁合金を使用した定着器
本実施例では、上述したように、基材13aは整磁合金が分散された材料で形成されている。ここで、整磁合金のキューリー温度はトナーのホットオフセット発生温度よりも低く設定されている。例えば、この定着装置10でのホットオフセット発生温度が205℃の場合では、整磁合金のキューリー温度が200℃になるように、基材13aの樹脂中に、例えば鉄−ニッケル合金からなる粉末が分散されている(整磁合金のキューリー温度が200℃になるようにニッケルの量が調整されている)。
電磁誘導加熱方式に整磁合金を使用した定着器
図8は本発明の実施例2を示しており、対向ローラ12の上半分だけの断面図である。対向ローラ12は、図に示すように、円筒状部分12aを有し、この円筒状部分12aの両端に回転支持部12bが設けられている。回転支持部12bは、ベアリングを介して画像形成装置本体に支持される。
実施例Aまたは実施例Bの場合は定着ベルト13に整磁合金が含まれていたが、本比較例では、定着ベルト13には整磁合金が含まれていない。
以下、実施例を挙げて本発明のトナーを具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、部の表記はいずれも重量部を示す。
〜結晶性ポリエステルAの合成〜
窒素導入管、脱水管、攪拌器及び熱伝対を装備した5リットルの四つ口フラスコに1,4−ブタンジオール2070g、フマル酸2535g、無水トリメリット酸191g、ハイドロキノン4.9gを入れ、160℃で5時間反応させた後、200℃に昇温して1時間反応させ、さらに8.3kPaにて1時間反応させて結晶性ポリエステル樹脂を得た。DSCの吸熱ピーク温度86℃、Mn710、Mw2100であった。
〜結晶性ポリエステルBの合成〜
窒素導入管、脱水管、攪拌器及び熱伝対を装備した5リットルの四つ口フラスコに1,4−ブタンジオール2070g、グリセリン555g、フマル酸2535g、無水トリメリット酸291g、ハイドロキノン4.9gを入れ、160℃で5時間反応させた後、200℃に昇温して1時間反応させ、さらに8.3kPaにて1時間反応させて結晶性ポリエステル樹脂を得た。DSCの吸熱ピーク温度69℃、Mn710、Mw2100であった。
以下の条件で、トナー粒子の製造に用いる各原料を合成あるいは調製し、実施例1のトナーを作製した。
撹拌棒及び温度計をセットした反応容器に、水838部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30、三洋化成工業製)11部、スチレン73部、メタクリル酸92部、アクリル酸ブチル130部、過硫酸アンモニウム1部を仕込み、400回転/分で15分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。加熱して、系内温度75℃まで昇温し5時間反応させた。更に、1%過硫酸アンモニウム水溶液30部加え、75℃で5時間熟成してビニル系樹脂(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液[樹脂微粒子分散液(1)]を得た。樹脂微粒子分散液(1)をLA−920で測定したところ体積平均粒径は90nmであった。樹脂微粒子分散液(1)の一部を乾燥して樹脂分を単離した。該樹脂分のTgは57℃であり、重量平均分子量は20万であった。
水990部、[樹脂微粒子分散液(1)]83部、ドデシルジフェニルェーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液(エレミノールMON−7:三洋化成工業製)37部、酢酸エチル90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを[水相(1)]とする。
冷却管、攪拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物724部、テレフタル酸138部、イソフタル酸138部を常圧下、210℃で10時間重縮合し、次いで10〜15mmHgの減圧で5時間反応した後160℃まで冷却し、これに18部の無水フタル酸を加えて2時間反応し、ポリエステル(a)、いわゆるウレタン結合で変性されていない[未変性ポリエステル(a)]を得た。この未変性ポリエステル(a)は、第1の結着樹脂に該当する。未変性ポリエステル(a)のTgは、42℃、MW28000、ピークトップ3500、酸価15.3であった。
冷却管、攪拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物724部、イソフタル酸274部、無水トリメリット酸20部、及びジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧において230℃で8時間反応し、更に10〜15mmHgの減圧で脱水しながら5時間反応した後、160℃まで冷却して、これに32部の無水フタル酸を加えて2時間反応した。次いで、80℃まで冷却し、酢酸エチル中にてイソホロンジイソシアネート188部と2時間反応を行ない、末端にイソシアネート基を含有するポリエステルプレポリマー(1)、略して[イソシアネート基含有プレポリマー(1)]を得た。
攪拌棒及び温度計の付いた反応槽中にイソホロンジアミン30部とメチルエチルケトン70部を仕込み、50℃で5時間反応を行ない[ケチミン化合物(1)]を得た。
水1200部、カーボンブラック(Printex35:デクサ製)540部、ポリエステル樹脂(実施例5に記載の未変性ポリエステル(b))1200部を加え、加圧ニーダーで混合した。混合物を2本ロールにより、150℃で30分混練後、圧延冷却してパルペライザーで粉砕し、[マスターバッチ(1)]を得た。なお、カーボンブラックのDBP吸油量は42ml/100mgで、pHが9.5のものを使用した。
撹拌棒及び温度計をセットした容器に、結晶性ポリエステル120部[未変性ポリエステル(a)]378部、カルナウバワックス(WAX)100部、ワックス分散剤20部、(スチレン/アクリロニトリル/N−BMA共重合体)酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで、容器に[マスターバッチ(1)]500部、酢酸エチル500部を仕込み、1時間混合し[原料溶解液(1)]を得た。
(イ)乳化及び脱溶剤工程:
上記により準備した[顔料・WAX分散液(1)]749部、[イソシアネート基含有プレポリマー(1)]115部、[ケチミン化合物(1)]2.9部をそれぞれ容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)により回転数5,000rpmで1分間混合した。混合した後、容器に[水相(1)]1000部を加え、フィルミックスー(特殊機化製)により、回転数5,000rpmで5分間混合し、[乳化スラリー(1)]を得た。この時の液温は20℃±2℃を保ち、乳化後3h熟成した。乳化粒径をコールターマルチサイザー粒度分布計で測定し、所定の4〜5μmまできたところで反応終了とした。
上記[乳化スラリー(1)]100部を減圧濾過した後、以下(a)〜(d)の処理を行い[濾過ケーキ(1)]を得た。
(a):減圧濾過した濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーにより、回転数12,000rpmで10分間混合した後、濾過した。
(b):(a)の濾過ケーキに10%水酸化ナトリウム水溶液100部を加え、TKホモミキサーにより、回転数12,000rpmで30分間混合した後、減圧濾過した。
(c):(b)の濾過ケーキに10%塩酸100部を加え、TKホモミキサーにより、回転数12,000rpmで10分間混合した後、濾過した。
(d):(c)の濾過ケーキにイオン交換水300部を加え、TKホモミキサーにより、回転数12,000rpmで10分間混合した後、濾過する操作を2回行なった。これにより、[濾過ケーキ(1)]を得た。
次に、上記で得られた[着色粉体である母体粒子(1)]100部に対して、帯電制御剤(ボントロン E−84:オリエント化学社製)0.25部をQ型ミキサー(三井鉱山社製)に仕込み、タービン型羽根の周速を50m/secに設定し、2分間運転−1分間休止の処理を5サイクル行なった。処理時間の合計は10分間とした。
ホソカワミクロン製パウダーテスターを用いてかさ密度を測定した。流動性の良好なトナーほど、かさ密度は大きい。評価は以下の4段階で評価した。
×:かさ密度が0.25未満、
△:かさ密度が0.25〜0.30、
○:かさ密度が0.30〜0.35、
◎:かさ密度が0.35以上
〔低温定着性;定着下限温度の評価方法〕
リコー製のタイプ6200紙をセットし、複写テストを行った。定着画像をパットで擦った後の画像濃度の残存率が70%以上となる加熱ロール温度をもって定着下限温度とし、低温定着性評価した。
上記定着下限温度と同様に定着評価し、定着画像へのホットオフセットの有無を目視で評価した。ホットオフセットが発生した加熱ロール温度をもってホットオフセット発生温度として、ホットオフセット性を評価した。
<測定器>
針入度試験器(日科エンジニアリング)、タッピングマシーン、30mLスクリュウバイアル。
恒温層
<方法>
(1)トナーを30MLのスクリュウバイアルに10g採取、
(2)(1)のトナーをタッピングマシーンに150回/1分35秒かける、
(3)所定の温度50℃、24時間恒温槽で静かに保管、
(4)24時間後恒温槽から取りだし2時間静止、
(5)針入度試験器にて針を落下させ針入度を試験
<判定基準>
○:16mm以上、
△:10〜15mm、
×:10mm以下
〔画像濃度の評価〕
<現像剤の調製>
粒径4〜6μmに揃えたトナー50部とシリコン樹脂皮膜キャリア(シリコン樹脂:信越化学社製KR250、芯材キャリア100μm)950部とを混合器にて20分振り混ぜて現像剤とした。
高温高湿環境(30℃/80%RH)下にて連続で1万枚の実写を行った。初期と1万枚実写後の画像濃度、解像力を下記評価方法により評価した。
〈評価方法/画像濃度〉
原稿濃度が1.38のベタ部の複写画像に対する相対濃度をマクベス濃度計により測定し、画像濃度とした。
○:初期濃度と1万枚コピー濃度の差が0.10以内、
△:初期濃度と1万枚コピー濃度の差が0.11〜0.20、
×:初期濃度と1万枚コピー濃度の差が0.21以上
〔解像度の評価〕
解像度は、縦線、横線がそれぞれ1mm当り、2.0、2.2、2.5、2.8、3.2、3.6、4.0、4.5、5.0、5.6、6.3、7.1本の線が等間隔に並んでいる線画像に対して、複写画像が線間をどこまで忠実に再現できているかを評価する。すなわち、再現できている1mmあたりの本数が解像度になる。
○:6.3本/mm以上、
△:5.0〜5.6本/mm、
×:4.5本/以下
〈実施例2〉
実施例1において用いた[分散液(1)]を下記製造例8により製造した[顔料・WAX分散液(2)]に代えたほかは実施例1と同様にして、[トナー(2)]を得た。得られた[トナー(2)]の諸元及び性状等を下記表1に示す。また、得られた[トナー(2)]を用いて、実施例1の評価と同様にして、低温定着性、ホットオフセット性、耐熱保存性、解像力、画像濃度、粉体流動性に関して評価した結果を下記表2に示す。
前記実施例1の<製造例7:分散液(1)の製造>において結晶性ポリエステルを製造例Bに変更し製造例7と同様にして[分散液(2)]を製造した。
実施例1において用いた[顔料・WAX・結晶性ポリエステル分散液(1)]を下記製造例9により製造した[分散液(3)]に代えたほかは実施例1と同様にして、[トナー(3)]を得た。得られた[トナー(3)]の諸元及び性状等を下記表1に示す。また、得られた[トナー(3)]を用いて、実施例1の評価と同様にして、低温定着性、ホットオフセット性、耐熱保存性、解像力、画像濃度、粉体流動性を評価した結果を下記表2に示す。
前記実施例1の<製造例7:顔料・WAX分散液(1)の製造>において用いたカルナウバワックス(WAX)10部をライスワックス15部に代えたほかは製造例7と同様にして[分散液(3)]を製造した。
実施例1において用いた[顔料・WAX分散液(1)]を下記製造例10により製造した[分散液(4)]に代えたほかは実施例1と同様にして、[トナー(4)]を得た。なお、第1の結着樹脂は、[未変性ポリエステル(a)]である。得られた[トナー(4)]の諸元及び性状等を下記表1に示す。また、得られた[トナー(4)]を用いて、実施例1の評価と同様にして、低温定着性、ホットオフセット性、耐熱保存性、解像力、画像濃度、粉体流動性関して評価した結果を下記表2に示す。
前記実施例1の<製造例7:顔料・WAX分散液(1)の製造>において用いたカルナウバワックス(WAX)10部をキャンデリラワックス20部に代えたほかは製造例7と同様にして[顔料・WAX分散液(4)]を製造した。
実施例1において用いた[未変性ポリエステル(a)]を下記製造例11により製造した[未変性ポリエステル(b)]に代え、[顔料・WAX分散液(1)]を下記製造例13により製造した[顔料・WAX分散液(5)]に代えたほかは実施例1と同様にして、[トナー(5)]を得た。得られた[トナー(5)]の諸元及び性状等を下記表1に示す。また、得られた[トナー(5)]を用いて、実施例1の評価と同様にして、低温定着性、ホットオフセット性、耐熱保存性、解像力、画像濃度、粉体流動性の評価した結果を下記表2に示す。
冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物196部、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物553部、テレフタル酸210部、アジピン酸79部及びジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧で230℃で8時間反応し、更に10〜15mmHgの減圧で5時聞反応した後、反応容器に無水トリメリット酸26部を入れ、180℃、上圧で2時間反応して、[未変性ポリエステル(b)]を得た。[未変性ポリエステル(b)]は、数平均分子量6,200、重量平均分子量36,000、Tg33℃、酸価15であった。
水1200部、カーボンブラック(Regal400R:キャボット製)540部(pH=4.0)、変性ポリエステル樹脂(b)1200部を加え、加圧ニーダーで混合し、混合物を2本ロールを用いて150℃で30分混練後、圧延冷却し、パルペライザーで粉砕して[マスターバッチ(2)]を得た。
撹拌棒および温度計をセットした容器に、前記[未変性ポリエステル(b)]378部、カルナウバワックス110部、ワックス分散剤50部((スチレン/アクリロニトリル/N−BMA共重合体)酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで、容器に[マスターバッチ(2)]500部、酢酸エチル500部を仕込み、1時間混合し[原料溶解液(2)]を得た。
イオン交換水709gに0.1M−Na3PO4水溶液451gを投入して60℃に加温した後、TKホモミキサーを用いて12,000rpmにて撹拌した。これに1.0M−CaCl2水溶液68gを徐々に添加し、Ca3(PO4)2を含む水系媒体を得た。
以下の条件で、比較用トナー粒子の製造に用いる原料を合成あるいは調製し、トナー(比較2)を作製した。
1000mlの攪拌装置、温度センサー、窒素導入管及び冷却管付き4頭コルベンに、脱気した蒸留水500ml、ニューコール565C(日本乳化剤社製)28.5g、キャンデリアワックスNo.1(野田ワックス社製)185.5gを添加し、窒素気流下攪拌を行ないつつ、温度を昇温した。内温85℃の時点で、5N−水酸化ナトリウム水溶液を添加し、そのまま75℃まで昇温した。その状態で1時間加熱攪拌を続け、室温まで冷却し、[ワックス粒子水性分散液(1)]を得た。
カーボンブラック(商品名:モーガルL、キャボット社製)100g、ドデシル硫酸ナトリウム25gを蒸留水540mlに添加し、十分攪拌を行なった後、加圧型分散機(MINI−LAB:ラーニー社製)を用い、分散を行ない[着色剤分散液(I)]を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサー及び窒素導入管を装着した1Lの4頭コルベンに蒸留水480ml、ドデシル硫酸ナトリウム0.6g、スチレン106.4g、n−ブチルアクリレート43.2g、メタクリル酸10.4gを添加し攪拌を行ないながら窒素気流下70℃まで昇温した。ここで過硫酸カリウム2.1gを120mlの蒸留水に溶解した開始剤水溶液を添加し、窒素気流下70℃、3時間攪拌を行なって重合を完結させた後、室温まで冷却し、[高分子量バインダー微粒子分散液(1)]を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた1Lセパラブルフラスコに、[高分子量バインダー微粒子分散液(1)]47.6g、[低分子量バインダー微粒子分散液(2)]190.5g、[ワックス粒子水性分散液(1)]を7.7g、[着色剤分散液(I)]を26.7g及び蒸留水252.5mlを加え混合攪拌した後、5N−水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH=9.5に調節を行なった。更に攪拌下、塩化ナトリウム50gを蒸留水600mlに溶解した塩化ナトリウム水溶液、イソプロパノール77ml及びフルオラードFC−170C(住友3M社製:フッ素系ノニオン界面活性剤)10mgを、10mlの蒸留水に溶解した界面活性剤水溶液を順次添加し、内温を85℃まで上昇させて6時間反応を行なった後、室温まで冷却した。この反応液を、5N−水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH=13に調整した後、濾過を行なった。更に蒸留水に再懸濁を行ない濾過、再懸濁を繰り返し、洗浄を行なった後乾燥し、[トナー(比較2)]を得た。得られた[トナー(比較2)]の諸元及び性状等を下記表1に示す。また、得られた[トナー(比較2)]を用いて低温定着性、ホットオフセット性、耐熱保存性、解像力、画像濃度、粉体流動性、トナーの溶け出しによるトナー汚れの発生に関して評価した結果を下記表2に示す。
実施例1において用いた[顔料・WAX分散液(1)]を下記製造例17により製造した[顔料・WAX分散液(比較3)]に代えたほかは実施例1と同様にして、[トナー(比較3)]を得た。
前記実施例1の<製造例7:顔料・WAX分散液(1)の製造>において用いたカルナウバワックス(WAX)55部を28部に代えたほかは製造例7と同様にして[顔料・WAX分散液(比較3)]を製造した。
実施例1において用いた[顔料・WAX分散液(1)]を下記製造例18により製造した[顔料・WAX分散液(比較4)]に代えたほかは実施例1と同様にして、[トナー(比較4)]を得た。
前記実施例1の<製造例7:顔料・WAX分散液(1)の製造>において用いたカルナウバワックス(WAX)55部をポリピレンワックス55部に代えたほかは製造例7と同様にして[顔料・WAX分散液(比較4)]を得た。
(トナーの製造例)
ビーカー内に[イソシアネート基含有プレポリマー(1)]15.4部、[未変性ポリエステル(b)]64部、酢酸エチル78.6部を入れ、攪拌し溶解した。次いで、ペンタエリスリトールテトラベヘネート20部、カーボン(REAGAL400R:キャボット製)10部を入れ、60℃にてTK式ホモミキサーで12,000rpmで攪拌し、均一に溶解、分散させた。最後に、実施例1で用いた[ケチミン化合物(1)]2.7部を加えて溶解させた。これを[トナー材料溶液(1)]とする。
実施例1において用いた[未変性ポリエステル(a)]を下記により製造した[未変性ポリエステル(d)]に代えたほかは実施例1と同様にしてトナー化し、重量平均粒径4.5μmの[トナー(比較6)]を得た。得られた[トナー(比較6)]の諸元及び性状等を下記表1に示す。また、得られた[トナー(比較6)]を用いて低温定着性、ホットオフセット性、耐熱保存性、解像力、画像濃度、粉体流動性、トナーの溶け出しによるトナー汚れの発生に関して評価した評価を表2に示す。
ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物325部及びテレフタル酸155部を、ジブチルチンオキサイド2部を触媒に用いて重縮合し、[未変性ポリエステル(d)]を得た。この[未変性ポリエステル(d)]のTgは61℃であった。なお、未変性ポリエステル(d)は、トナー組成分における第一の結着樹脂に該当するものである。
Tg、融点測定
Tgの測定方法について概説する。Tgを測定する装置として、島津熱分析計DSC-60を使用した。
まず試料約5mgをアルミ製試料容器に入れ、それをホルダユニットにのせ、電気炉中にセットする。まず、窒素雰囲気下で20℃から昇温速度10℃/minで150℃まで加熱した後、昇温速度10℃/minで、室温まで試料を冷却する。再度150℃まで昇温速度10℃/minで加熱してDSC測定を行った。TgはDSC-60解析システムを用いて、Tg近傍の吸熱カーブの接線とベースラインとの接点を読み取みとりTgとした。
トナー粒度分布は種々の方法で測定可能であるが、本発明においてはコールターカウンターを用いて行なった。即ち、測定装置としてはコールターカウンターTA−II型(コールター社製)を用い、個数分布,体積分布を出力するインターフェイス(日科機製)及びPC9801パーソナルコンピューター(NEC製)を接続し、電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調製する。
超微粉トナーの計測にフロー式粒子像分析装置(「FPIA−2100」;シスメックス社製)を用いて計測し、解析ソフト(FPIA−2100 Data Processing Program for FPIA version00−10)を用いて解析を行った。具体的には、ガラス製100mlビーカーに10wt%界面活性剤(アルキルベンゼンスフォン酸塩ネオゲンSC−A;第一工業製薬性)を0.1〜0.5ml添加し、各トナー0.1〜0.5g添加しミクロスパーテルでかき混ぜ、次いでイオン交換水80mlを添加した。得られた分散液を超音波分散器(本多電子社製)で3分間分散処理した。前記分散液を前記FPIA−2100を用いて濃度を5000〜15000個/μlが得られるまでトナーの形状及び分布を測定した。本測定法は平均円形度の測定再現性の点から前記分散液濃度が5000〜15000個/μlにすることが重要である。前記分散液濃度を得るために前記分散液の条件、すなわち添加する界面活性剤量、トナー量を変更する必要がある。界面活性剤量は前述したトナー粒径の測定と同様にトナーの疎水性により必要量が異なり、多く添加すると泡によるノイズが発生し、少ないとトナーを十分にぬらすことが出来ないため、分散が不十分となる。またトナー添加量は粒径のより異なり、小粒径の場合は少なく、また大粒径の場合は多くする必要があり、トナー粒径が3〜7μmの場合、トナー量を0.1〜0.5g添加することにより分散液濃度を5000〜15000個/μlにあわせる事が可能となる。
フロー式粒子像分析装置(Flow Particle Image Analyzer)を使用した測定方法に関して以下に説明する。
ここでの軟化点とは、1/2法における溶融温度のことであり、5℃以上の低下が認められると定着特性への影響が大きくなる。また、軟化点の測定方法は以下にある通りである。トナーの熱特性を測定するフローテスターとしては、例えば島津製作所製の高架式フローテスターCFT500型がある。このフローテスターのフローカーブは下図(a)および(b)に示されるデータになり、そこから各々の温度を読み取ることができる。図中、Tsは軟化温度、Tfbは流出開始温度であり、1/2法における溶融温度とあるのが、本発明の軟化点に該当する。
《測定条件》:荷重:30kg/cm2、昇温速度:3.0℃/min、ダイ口径:0.50mm、ダイ長さ:1.0mm
11 定着ローラ
12 対向ローラ
12a 円筒状部分
12c 中央部
12d 端部
13 定着ベルト
13a 基材
13b 弾性層
13c 離型層
13d 基材
14 誘導コイル(誘導加熱手段)
15 ニップ部
16 加圧ローラ
18 温度センサー
19 制御装置
20 ガイド板
22 定着ベルト
22b 発熱層
23 支持ローラ
24 誘導加熱部
25 コイル部
30 加圧ローラ
31 定着ローラ
500 プロセスカートリッジ
501 感光体
502 帯電手段
503 現像手段
504 クリーニング手段
P 記録紙
T トナー
Claims (13)
- 磁束を発生させるコイル部と前記磁束によって発熱する発熱部材とを備え、前記コイル部は、前記発熱部材の表裏面をはさむように配設された、トナー像を記録媒体に定着させる定着装置であって、使用されるトナーはDSCによるTgが40℃乃至95℃の結晶性ポリエステルを5乃至20%含有し、且つ離型剤である融点60乃至90℃を有するワックスを2乃至5%含有することを特徴とする定着装置。
- 前記発熱部材は定着時ホットオフセットが発生しない調整したキューリー点になるように形成された発熱層を備えたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 定着ローラと、該定着ローラに並列して配置された対向ローラと、前記定着ローラと前記対向ローラとの間に巻き掛けられた無端状の定着ベルトと、該定着ベルトを電磁誘導加熱する誘導加熱手段と、前記定着ベルトを介して前記定着ローラを押圧する加圧ローラとを備え、前記定着ベルトと前記加圧ローラとの間に記録紙を通過させて該記録紙上のトナー画像を定着させる定着装置であって、前記定着ベルトは整磁合金が分散された材料で形成され、かつ前記整磁合金のキューリー温度は定着時ホットオフセットが発生しない調整したキューリー点になるように形成された発熱層を備え、使用されるトナーはDSCによるTgが40℃乃至95℃の結晶性ポリエステルを5乃至20%含有し、且つ離型剤である融点60乃至90℃を有するワックスを2乃至5%含有することを特徴とする定着装置。
- 定着ローラと、該定着ローラに並列して配置された対向ローラと、前記定着ローラと前記対向ローラとの間に巻き掛けられる無端状の定着ベルトと、前記対向ローラを電磁誘導加熱する誘導加熱手段と、前記定着ベルトを介して前記定着ローラを押圧する加圧ローラとを備え、前記定着ベルトと前記加圧ローラとの間に記録紙を通過させて該記録紙上のトナー画像をを定着させる定着装置であって、前記対向ローラの外周面には整磁合金が設けられ、その整磁合金のキューリー温度は、定着時ホットオフセットが発生しない調整したキューリー点になるように形成された発熱層を備え、使用されるトナーはDSCによるTgが40℃乃至95℃の結晶性ポリエステルを5乃至20%含有し、且つ離型剤である融点60乃至90℃を有するワックスを2乃至5%含有することを特徴とする定着装置。
- 前記トナーは少なくとも、バインダー樹脂、着色剤、離型剤からなり、表面に樹脂微粒子を有し、樹脂微粒子のガラス転移点(Tg)が50乃至90℃であり、該樹脂微粒子のトナー被覆量が1.0乃至3.5%であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記トナーはコールター法により測定される粒度分布における重量平均粒径(Dv)が3.0乃至6.0μmであり、かつ個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)が下記式(1)を満たすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置。
1.00≦Dv/Dn≦1.20 (1) - 前記トナーは粒度分布における8μm以上の粒子含有量が体積基準で2%以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記トナーの粒度分布における3μm以下の粒子含有量が体積基準で5%以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記トナーはフロー式粒子像測定装置におけるトナーの2μm以下である粒子含有量が個数基準で15%以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の定着装置。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の定着装置において使用されるトナーは、少なくともバインダー樹脂の活性水素基を有する化合物及び該化合物と重付加反応可能なプレポリマーと、更に着色剤と離型剤とを有機溶剤中に溶解させた該溶解物又は分散させた分散物を、別途樹脂微粒子を水に分散させて調製した水系媒体中に分散し、分散液中で該化合物と該プレポリマーを重付加反応させた後に分散液の有機溶剤を除去して形成されたトナーであることを特徴とする画像形成用トナー。
- 前記活性水素基を有する化合物がアミン類であり、活性水素基を有する化合物と重付加反応可能なプレポリマーがイソシアネート基を末端に有するポリエステルプレポリマーであり、第二の結着樹脂がウレア結合で変性された変性ポリエステル樹脂であり、更に第一の結着樹脂がウレア結合で変性されていない未変性ポリエステル樹脂であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成用トナー。
- 少なくとも、像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、該像担持体上のトナー画像を転写材に転写する転写手段と、該転写材上のトナー画像を定着する定着手段とを備えた画像形成装置であって、該定着手段は請求項1乃至9のいずれか一項に記載の定着手段であることを特徴とする画像形成装置。
- 感光体と、帯電手段、現像剤が収納された現像手段、クリーニング手段から選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在としたプロセスカートリッジであって、該現像剤に用いられるトナーは請求項10または11のいずれかに記載のトナーであることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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