JP2009109734A - 画像定着方法、画像形成方法、画像定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材1と、該加熱部材1に圧接して配置された加圧ロール2と、該加圧ロール2に接し、表面の熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されている金属ロール7とを備え、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有するトナーで形成されたトナー像を、被転写材に定着する画像定着装置、及び該画像定着装置及び前記トナーを用いる画像定着方法、画像形成方法、画像形成装置。
【選択図】図1
Description
請求項1に係る発明は、電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材に、加圧ロールを圧接させ、該加熱部材と加圧ロールとの圧接部に、表面にトナーを付着した、被転写材を通過させて、該トナーを前記被転写材表面に定着する定着工程を有し、
前記加圧ロールに接する金属ロールが配置され、
前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、
前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする画像定着方法である。
請求項3に係る発明は、前記トナーが、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂の含有量が2質量%以上10質量%以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像定着方法である。
前記定着工程は、電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材に、加圧ロールを圧接させ、該加熱部材と加圧ロールとの圧接部に、表面にトナーを付着させた被転写材を通過させて、該トナー像を前記被転写材表面に加熱定着する工程であり、
前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、
前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする画像形成方法である。
前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、
前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする画像定着装置である。
請求項7に係る発明は、前記トナーが、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂の含有量が2質量%以上10質量%以下であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像定着装置である。
前記定着手段は、電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材と、該加熱部材に圧接して配置され、該加熱部材との圧接部に、表面にトナーを付着し、被転写材を通過させて、該トナー像を転写材表面に定着する加圧ロールと該加圧ロールに接する金属ロールとを備え、
前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、
前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明によれば、より画像汚れが発生しにくい画像定着方法を提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、より画像の光沢ムラの効果をより良好に発揮することができ、さらに低温定着、高湿下での帯電量を現像に適した範囲に調整可能な画像定着方法を提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、長期にわたり画像の光沢ムラ、及び画像上の汚れの発生を抑制することができる画像形成方法を提供することができる。
請求項6に係る発明によれば、より画像汚れが発生しにくい画像定着装置を提供することができる。
請求項7に係る発明によれば、画像の光沢ムラの効果をより良好に発揮することができ、さらに低温定着、高湿下での帯電量を現像に適した範囲に調整可能な画像定着装置を提供することができる。
請求項8に係る発明によれば、長期にわたり画像の光沢ムラ、及び画像上の汚れの発生を抑制することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明の画像定着方法は、電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材に、加圧ロールを圧接させ、該加熱部材と加圧ロールとの圧接部に、表面にトナーを付着させた被転写材を通過させて、該トナーを被転写材表面に定着する定着工程を有し、前記加圧ロールに接する金属ロールが配置され、前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする。
また、本発明の画像定着装置は、電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材と、該加熱部材に圧接して配置され、該加熱部材との圧接部に、表面にトナー像が付着した被転写材を通過させて、該トナーを被転写材表面に定着する加圧ロールと、該加圧ロールに接する金属ロールと、を備え、前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする。
また、金属ロールの表面の熱伝導率は、フーリエの法則にのっとった方法で測定できる。
金属ロールは、表面が上記金属性物質であればよく、ロール全体が上記金属性物質であってもよく、ヒートパイプでもよい。金属ロールとしては、中実のロールが好ましい。
したがって、電磁誘導加熱方式のメリットを十分に発揮させるためには、金属ロールの最表層に対しても、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有するトナーを用いる必要がある。
図1は、本発明の画像定着装置の一例を示す概略断面図である。
図1に示す画像定着装置は、無端状の周面を有する加熱ベルト(加熱部材)1と、この加熱ベルト1の外周面に当接される加圧ロール2と、加熱ベルト1の背面側に当接され、加熱ベルト1を加圧ロール2に押圧する押圧パッド3と、該押圧パッド3を支持するパッド支持部材4と、押圧パッド3と加熱ベルト1との間に設けられており、摺動性が良く、耐摩耗性が高い摺動シート9と、加熱ベルト1の外周面に沿って設けられ、該加熱ベルト1を加熱する電磁誘導加熱装置5と、加熱ベルト1の両側縁部の内周面に当接されている不図示のガイド部材と、加圧ロール2と押圧パッド3との圧接部の下流側で、加圧ロール2の周面に接している金属ロール7と、この圧接部の出口近傍に設けられている剥離補助部材8と、で構成されている。尚、図1に示す画像定着装置では、ベルト状の加熱部材(加熱ベルト)を用いたが、ロール状の加熱部材でも構わない。本発明における加熱部材としては、比較的自由な定着機設計が許容される上に用紙剥離その他の性能に優れるという点、定着温度を制御することができ、光沢をより高くすることができる点で、ベルト状の加熱部材(加熱ベルト)が好ましい。
加圧ロール2の好ましい態様としては、金属製の円筒状芯金2aを芯材とし、該円筒状芯金2aの表面にスポンジやゴムなどの弾性層2bと、さらに表面に表面離型層2cとを備えており、該加圧ロール2と押圧パッド3とで加熱ベルト1を挟持した状態に保持して、加熱ベルト1に、加圧ロール2を圧接させ、当該圧接部を未定着トナー像が転写された記録紙を通過させることにより、熱及び圧力で未定着トナー像を記録紙上に定着して、定着画像を形成するようになっている。
本発明に用いるトナーは、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有する。
先ず脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂について説明する。ここで、「結晶性ポリエステル樹脂」の「結晶性」とは、示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱量変化ではなく、明確な吸熱ピークを有することを指す。尚、吸熱ピークは、トナーとしたときに、40〜50℃の幅を有するピークを示す場合がある。また、本発明においては、結晶性ポリエステルの主鎖に対して他成分を共重合したポリマーの場合、他成分が50質量%以下であれば、この共重合体も結晶性ポリエステル樹脂と呼ぶ。また、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂とは、後述するように、原料である酸由来構成成分、アルコール由来構成成分の何れかが脂肪族であるものをいう。
本発明に用いるトナーにおいて、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂を含有させることにより、定着温度を下げることができ、光沢ムラを抑制するという効果が顕著になる。
式1:エステル濃度(M)=K/A
エステル濃度Mが0.09を超えると、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂自身の電気抵抗が低くなり、トナーの帯電量、特に高湿下で、十分な帯電量が得られにくくなる場合がある。また、エステル濃度が0.07未満であると、非結晶性ポリエステルと相溶しずらくなり、トナー形成しにくかったり、トナーや画像がわれ易くなったりする場合がある。尚、式1中、Kはポリエステル中のエステル基数を、Aはポリエステルの高分子鎖を構成する原子数をそれぞれ表す。
前記酸由来構成成分となるための酸としては、種々のジカルボン酸が挙げられるが、特定のポリエステルにおける主たる酸由来構成成分としては、脂肪族ジカルボン酸及び芳香族ジカルボン酸が望ましく、特に脂肪族ジカルボン酸は直鎖型のカルボン酸が望ましい。
脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼリン酸、セバシン酸、1,9−ノナンジカルボン酸、1,10−デカンジカルボン酸、1,11−ウンデカンジカルボン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、1,13−トリデカンジカルボン酸、1,14−テトラデカンジカルボン酸、1,16−ヘキサデカンジカルボン酸、1,18−オクタデカンジカルボン酸など、或いはその低級アルキルエステルや酸無水物が挙げられるが、この限りではない。これらのうち、入手容易性を考慮すると、セバシン酸、1,10−デカンジカルボン酸が好ましい。2重結合を持つジカルボン酸は、その2重結合を利用して樹脂全体を架橋させ得る点で、定着時のホットオフセットを防ぐために好適に用いることができる。このようなジカルボン酸としては、例えば、フマル酸、マレイン酸、3−ヘキセンジオイック酸、3−オクテンジオイック酸等が挙げられるが、これらに限定されない。また、これらの低級アルキルエステル、酸無水物等も挙げられる。これらの中でも、コストの点で、フマル酸、マレイン酸等が好ましい。
なお、本明細書において「構成モル%」とは、ポリエステルにおける酸由来構成成分全体中の当該酸由来構成成分、または、アルコール由来構成成分全体中の当該アルコール構成成分を、各1単位(モル)としたときの百分率を指す。
アルコール由来構成成分となるためのアルコールとしては、脂肪族ジオールが好ましく、鎖炭素数が7〜20の範囲である直鎖型脂肪族ジオールがより好ましい。
前記脂肪族ジオールが、分岐型では、ポリエステルの結晶性が低下し、融点が降下するため、耐トナーブロッキング性、画像保存性、及び、低温定着性が悪化してしまう場合がある。また、前記鎖炭素数が7未満であると、芳香族ジカルボン酸と縮重合させる場合は融点が高くなり、低温定着が困難となることがある一方、20を超えると、実用上の材料の入手が困難となり易い。前記鎖炭素数としては、14以下であることがより好ましい。
また、芳香族ジカルボン酸と縮重合させてポリエステルを得る場合、前記鎖炭素数としては、奇数であるのが好ましい。前記鎖炭素数が、奇数である場合には、偶数である場合よりポリエステルの融点が低くなり、該融点が、後述の数値範囲内の値となり易い。
脂肪族ジオール由来構成成分の含有量が、80構成モル%未満では、ポリエステルの結晶性が低下し、融点が降下するため、耐トナーブロッキング性、画像保存性、及び低温定着性が悪化してしまう場合がある。
脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂の製造方法としては、特に制限はなく、酸成分とアルコール成分とを反応させる一般的なポリエステル重合法で製造することができ、例えば、直接重縮合、エステル交換法等を、モノマーの種類によって使い分けて製造する。酸成分とアルコール成分とを反応させる際のモル比(酸成分/アルコール成分)としては、反応条件等によっても異なるため、一概には言えないが、通常1/1程度である。
なお、本発明において、結晶性ポリエステルの融点の測定には、示差走査熱量計(DSC)を用い、室温から150℃まで毎分10℃の昇温速度で測定を行った時の吸熱ピークのトップの値を用いた。
−分子量測定方法−
尚、前記重量平均分子量の測定は以下の方法によって行った。
ゲルパミエーションクロマトグラフィー(GPC)として「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製、6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いて測定した。尚、実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min、サンプル注入量10μl、測定温度40℃、IR検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
A=B×f×5.611/S
A:酸価
B:滴定に使用した0.1モル/Lの水酸化カリウムエタノール溶液の量(ml)
f:0.1モル/Lの水酸化カリウムエタノール溶液のファクター
S:試料の量(g)
芳香族カルボン酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、t−ブチルイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ビフェニルジカルボン酸等が挙げられ、中でもテレフタル酸、イソフタル酸、t−ブチルイソフタル酸、および、これらのアルキルエステル類が、入手容易性、易乳化性のポリマーを形成しやすい等の点で好ましい。
樹脂のガラス転移点の調整や、コスト等を考えると、テレフタル酸、イソフタル酸、フマル酸をベースに、結晶性樹脂との相溶性を調整するために、ドデセニルコハク酸、オクタデセニルコハク酸、架橋度調整に無水トリメリット酸等を共重合モノマーとして用いる事が望ましい。
非結晶性ポリエステルは、分子量の異なる2種以上のポリエステルを併用して用いる事が望ましい。2種の場合を例に説明すると、低分子量体(L体)は、GPCで測定した重量平均分子量が9000〜20000のものが望ましい。分子量が9000より低いと、高温部でのオフセットが起き易くなる場合があり、20000以上になると、低温部での光沢が出にくくなるなる場合がある。高分子量体(H体)は、重合平均分子量が、25000〜55000のものが望ましい。分子量が55000以上になると、高温部での光沢が出にくかったり、定着温度が高くなったりする。本発明に適した樹脂の酸価は、L体が13〜20mgKOH/g、H体が10〜15mgKOH/gが好ましい。
また、得られた離形剤粒子分散液の粒子径は、例えばレーザー回析式粒度分布測定装置(LA−700堀場製作所製)で測定することができる。
また、これらの着色剤は、極性を有するイオン性界面活性剤を用い、既述したようなホモジナイザーを用いて水系溶媒中に分散し、着色剤粒子分散液を作製することができる。
着色剤は、色相角、彩度、明度、耐候性、OHP透過性、トナー中での分散性の観点から選択される。本発明に用いるトナーへの着色剤の添加量は、トナーに含まれる樹脂100質量部に対して4〜20質量部の範囲内が好適である。
前記疎水化処理は、疎水化処理剤に前記無機酸化物微粒子を浸漬等することにより行うことができる。前記疎水化処理剤としては特に制限はないが、例えば、シランカップリング剤、シリコーンオイル、チタネート系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤等が挙げられる。これらは、一種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、シランカップリング剤が好適に挙げられる。
すなわち、好適なトナーの製造方法は、少なくとも粒子径が1μm以下の、第1の樹脂微粒子を分散した樹脂微粒子分散液と、着色剤粒子を分散した着色剤粒子分散液と、離型剤粒子を分散した離型剤粒子分散液と、を混合し前記第1の樹脂微粒子と前記着色剤粒子と前記離型剤粒子とを含むコア凝集粒子を形成する第1の凝集工程と、前記コア凝集粒子の表面に第2の樹脂微粒子を含むシェル層を形成しコア/シェル凝集粒子を得る第2の凝集工程と、前記コア/シェル凝集粒子を前記第1の樹脂微粒子または前記第2の樹脂微粒子のガラス転移温度以上に加熱し融合・合一する融合・合一工程と、を少なくとも含むものである。
次に、樹脂微粒子分散液と着色剤粒子分散液と離型剤粒子分散液とを混合し、第1の樹脂微粒子と着色剤粒子と離型剤粒子とをヘテロ凝集させ所望のトナー径にほぼ近い径を持つ、第1の樹脂微粒子と着色剤粒子と離型剤粒子とを含む凝集粒子(コア凝集粒子)を形成する。
また第1および第2の凝集工程において用いられる、第1の樹脂微粒子、第2の樹脂微粒子、着色剤粒子、離型剤粒子の粒子径は、トナー径および粒度分布を所望の値に調整するのを容易とするために、1μm以下であることが好ましく、100〜300nmの範囲内であることがより好ましい。
尚、洗浄工程は、帯電性の点から十分にイオン交換水による置換洗浄を施すことが好ましい。また、固液分離工程は、特に制限はないが、生産性の点から吸引濾過、加圧濾過等が好ましく用いられる。更に乾燥工程も特に方法に制限はないが、生産性の点から凍結乾燥、フラッシュジェット乾燥、流動乾燥、振動型流動乾燥等が好ましく用いられる。
また、本発明の画像形成装置は、像保持体と、帯電された前記像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、該像保持体表面に形成された静電潜像を現像剤により現像して現像像を形成する現像像形成手段と、該像保持体表面に形成された現像像を被転写材に転写し、被転写材表面にトナーを付着させる転写手段と、該トナーを、該被転写材表面に定着させる定着手段と、を備え、前記定着手段が既述の画像定着装置であり、既述のトナー(結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有する。)を用いることを特徴とする。
図2は、本発明の画像形成装置の一例を示す概略構成図である。図2に示す画像形成装置は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置であって、電子写真方式にて各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニットY,M,C,K、各画像形成ユニットY,M,C,Kにて形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト45に順次転写(一次転写)させる一次転写部(転写手段)40、中間転写ベルト45上に転写された重畳トナー画像を記録材(被転写材)である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部(転写手段)50、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置(定着手段)30を備えている。この定着装置30が既述の本発明を適用した画像定着装置である。
また、各装置(各部)の動作を制御する制御部70を有している。
一方、用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト45上に残った残留トナーは、中間転写ベルト45の回動に伴ってクリーニング部まで搬送され、クリーニングバックアップロール64及び中間転写ベルトクリーナ65によって中間転写ベルト45上から除去される。
−非結晶性ポリエステル樹脂(A1)の合成−
テレフタル酸ジメチル97.1部、イソフタル酸58.3部、無水ドデセニルコハク酸53.3部、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物94.9部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物241部、ジブチルスズオキシド0.12部を窒素雰囲気下で、180℃で6時間攪拌した。その後減圧にしながら220℃で5時間攪拌し、分子量が30000程度になったら、無水トリメリット酸8部を加えさらに2時間攪拌した。重量平均分子量Mw=45900、数平均分子量Mn=7900の非結晶性ポリエステル樹脂(A1)を得た。ガラス転移点は63℃。酸価は13.6mgKOH/gであった。
テレフタル酸ジメチル116.5部、イソフタル酸19.4部、無水ドデセニルコハク79.9部、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物158.2部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物172.1部、ジブチルスズオキシド0.12部を窒素雰囲気下で、180℃で6時間攪拌した。その後減圧にしながら220℃で5時間攪拌し、分子量が30000程度になったら、無水トリメリット酸8部を加えさらに2時間攪拌した。重量平均分子量Mw=46100、数平均分子量Mn=7400の非結晶性ポリエステル樹脂(A2)を得た。ガラス転移点は60℃。酸価は13.5mgKOH/gであった。
−結晶性ポリエステル樹脂(C1)の合成−
テトラデカン2酸248部、1,6−へキサンジオール118.2部、ジブチルスズオキシド0.12部を窒素雰囲気下で、180℃で6時間攪拌した。その後減圧にしながら4時間攪拌し、重量平均分子量Mw=25500、数平均分子量Mn=10400、酸価11.5mgKOH/gの結晶性ポリエステル樹脂(C1)を得た。エステル濃度は0.091であり、融点は75℃であった。
ドデカン2酸230.3部、1,9−ノナンジオール160.3部、ジブチルスズオキシド0.12部を窒素雰囲気下で、180℃で6時間攪拌した。その後減圧にしながら4時間攪拌し、重量平均分子量Mw=24200、数平均分子量Mn=9900、酸価10.8mgKOH/gの結晶性ポリエステル樹脂(C2)を得た。エステル濃度は0.087であり、融点は77℃であった。
−非結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(D1)の作製−
非結晶性ポリエステル樹脂(A1) 300部に、酢酸エチル120部、イソプロピルアルコール75部を加え、室温(25℃)で樹脂を溶解し、その後10%アンモニア水10.4部を加えたのち、この混合物にイオン交換水1200部を徐々に滴下していくと転相し、乳化液が得られる。酢酸エチルを留去し、体積平均粒子径0.17μmの非結晶性ポリエステ樹脂ラテックス(D1)を得た。
非結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(D1)の作製において、非結晶性ポリエステル樹脂(A1)を非結晶性ポリエステル樹脂(A2)に変更したこと以外、非結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(D1)の作製と同様にして、体積平均粒子径0.16μmの非結晶性ポリエステ樹脂ラテックス(D2)を得た。
結晶性ポリエステル樹脂(C1) 300部に、酢酸エチル105部、イソプロピルアルコール105部を加え、65℃で樹脂を溶解し、その後10%アンモニア水15.5部を加えたのち、この混合物にイオン交換水1200部を徐々に滴下していくと転相し、乳化液が得られる。酢酸エチルを留去し、体積平均粒子径0.14μmの結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F1)を得た。
結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F1)の作製において、結晶性ポリエステル樹脂(C1)を結晶性ポリエステル樹脂(C2)に変更したこと以外、結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F2)の作製と同様にして、体積平均粒子径0.13μmの結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F2)を得た。
下記組成のものを混合溶解し、ホモジナイザー(IKA製、ウルトラタラックスT50)と超音波照射とにより分散し体積平均粒径150nmの青色の顔料分散液を得た。
・サイアン顔料 C.I.Pigment Blue15:3
(銅フタロシアニン、大日本インク製) 50部
・アニオン性界面活性剤ネオゲンSC 5部
・イオン交換水 200部
下記組成のものを混合し、97℃に加熱した後、ホモジナイザー(IKA製、ウルトラタラックスT50)にて分散した。その後、ゴーリンホモジナイザー(盟和商事製)で分散処理し、105℃、550kg/cm2の条件で20回処理して微粒子化することにより、体積平均粒径190nmの離型剤分散液(1)を得た。
・ワックス(WEP−5、日本油脂社製、融点:85℃) 50部
・アニオン性界面活性剤ネオゲンSC 5部
・イオン交換水 200部
下記組成のものを混合し、97℃に加熱した後、ホモジナイザー(IKA製、ウルトラタラックスT50)にて分散した。その後、ゴーリンホモジナイザー(盟和商事製)で分散処理し、105℃、550kg/cm2の条件で20回処理して微粒子化することにより、体積平均粒径190nmの離型剤分散液(2)を得た。
・ワックス(FNP090、日本精鑞社製) 50部
・アニオン性界面活性剤ネオゲンSC 5部
・イオン交換水 200部
下記組成のものを混合し、97℃に加熱した後、ホモジナイザー(IKA製、ウルトラタラックスT50)にて分散した。その後、ゴーリンホモジナイザー(盟和商事製)で分散処理し、105℃、550kg/cm2の条件で20回処理して微粒子化することにより、体積平均粒径190nmの離型剤分散液(3)を得た。
・ワックス(カルナバ) 50部
・アニオン性界面活性剤ネオゲンSC 5部
・イオン交換水 200部
(トナーの作製)
−トナー(1)の作製−
下記の組成のものを、丸型ステンレス製フラスコ中でホモジナイザー(IKA製、ウルトラタラックスT50)で混合分散した後、フラスコ内の内容物を攪拌しながら45℃まで加熱攪拌し、45℃で30分間保持した。
・非結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(D1) 400部
・結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F1) 50部
・イオン交換水 250部
・顔料分散液 33.5部
・離型剤分散液(2) 67.5部
・10%硫酸アルミニウム水溶液 75部
得られたトナー(1)の粒子に、外添剤として、ヘキサメチルジシラザン処理したシリカ(平均粒径40nm)0.5%、メタチタン酸にイソブチルトリメトキシシラン50%処理後焼成して得られたチタン化合物(平均粒径30nm)0.7%を加え(何れもトナーに対する質量比)、75Lヘンシェルミキサーにて10分間混合し、その後、風力篩分機ハイボルター300(新東京機械社製)にて篩分し、外添トナー(1)を作製した。
平均粒径50μmのフェライトコア100部に対して、0.15部にあたる弗化ビニリデン、及び1.35部にあたるメチルメタアクリレートとトリフロロエチレンとの共重合体(重合比80:20)樹脂をニーダー装置を用いコーティングし、キャリアを作製した。得られたキャリアと前記外添トナーとを、それぞれ100部:8部の割合で2リッターのVブレンダーで混合し、現像剤(1)を作製した。
東芝テック社製PREMAGE355の定着ユニットを取り外し、この定着ユニットの加圧ロールの外側に温度均一化のためのアルミニウム製ロールを加圧ロールに接するように装着し、さらに定着ユニットに電源供給をするための配線を施し定着テストユニット(定着装置)とした。尚、既述の方法で測定したアルミニウム製ロール(金属ロール)の表面の熱伝導率は、230(W/m・K)であった。また、定着テストユニットにおける加熱部材は、ポリイミド基材に、発熱層、シリコン弾性層を含む構成になっている。
その結果、画像上に汚れは発生せず(発生なし)、金属ロール上に僅かに汚れが付着している程度であった(金属ロール汚れが僅かに発生)。以上の結果を表1に示す。
定着画像をグロス計(micro−TRI−Gloss:Gardner社)を用いて、60°グロスを3回測定し平均値を求めた。その結果を表1に示す。
目視で定着画像を観察、光沢度の高い部分に対して、光沢度低い部分が筋状、うろこ状及び斑点状の少なくとも何れかが見える場合を「有り」と定義し、更に光沢度低い部分が筋状、うろこ状及び斑点状の少なくとも何れかが僅かに見える場合を「僅かに有り」と、光沢度低い部分が筋状、うろこ状及び斑点状の何れも見えない場合を「無し」とした。その結果を表1に示す。
実施例1におけるトナー(1)の作製において、組成を以下の組成に変更した以外は実施例1同様にして、トナー(2)を作製し、評価を行なった。
・非結晶ポリエステル性樹脂ラテックス(D2) 425部
・結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F2) 25部
・イオン交換水 250部
・顔料分散液 33.5部
・離型剤分散液(2) 67.5部
・10%硫酸アルミニウム水溶液 75部
その結果、画像上に汚れは発生せず(発生なし)、金属ロール上に僅かに汚れが付着している程度であった(金属ロール汚れが僅かに発生)。
実施例1におけるトナー(1)の作製において、組成を以下の組成に変更した以外は実施例1同様にして、トナー(3)を作製し、評価を行なった。
・非結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(D1) 445部
・結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F1) 5部
・イオン交換水 250部
・顔料分散液 33.5部
・離型剤分散液(2) 67.5部
・10%硫酸アルミニウム水溶液 75部
その結果、画像上に汚れは発生しなかった(発生なし)が、金属ロール上には汚れが付着していた(多くの金属ロール汚れが発生)。
実施例1におけるトナー(1)の作製において、組成を以下の組成に変更した以外、実施例1と同様にして、トナー(4)を作製し、評価を行なった。
・非結晶ポリエステル性樹脂ラテックス(D2) 375部
・結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F2) 75部
・イオン交換水 250部
・顔料分散液 33.5部
・離型剤分散液(2) 67.5部
・10%硫酸アルミニウム水溶液 75部
その結果、画像上に汚れは発生せず(発生なし)、僅かに汚れが付着している程度であった(金属ロール汚れが僅かに発生)。
実施例1におけるトナー(1)の作製において、組成を以下の組成に変更した以外は実施例1同様にして、トナー(5)を作製し、評価を行なった。
・非結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(D1) 425部
・結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F1) 25部
・イオン交換水 250部
・顔料分散液 33.5部
・離型剤分散液(1) 67.5部
・10%硫酸アルミニウム水溶液 75部
その結果、画像上に約5000枚後に汚れが発生、10000枚プリント後の金属ロール上にも汚れが付着していた(多くの金属ロール汚れが発生)。
実施例1におけるトナー(1)の作製において、組成を以下の組成に変更した以外は実施例1同様にして、トナー(6)を作製し、評価を行なった。
・非結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(D1) 425部
・結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(F1) 25部
・イオン交換水 250部
・顔料分散液 33.5部
・離型剤分散液(3) 67.5部
・10%硫酸アルミニウム水溶液 75部
その結果、画像上の汚れと金属ロール表面の汚れの結果は、画像上に焼く5000枚後に汚れは発生、10000枚プリント後の金属ロール上にも汚れが付着していた(多くの金属ロール汚れが発生)。
実施例1におけるトナー(1)の作製において、組成を以下の組成に変更した以外は実施例1同様にして、トナー(7)を作製し、評価を行なった。
・非結晶性ポリエステル樹脂ラテックス(D1) 450部
・イオン交換水 250部
・顔料分散液 33.5部
・離型剤分散液(2) 67.5部
・10%硫酸アルミニウム水溶液 75部
その結果、画像上に約4000枚後に汚れが発生、10000枚プリント後の金属ロール上にも汚れが付着していた(多くの金属ロール汚れが発生)。
2 加圧ロール
3 押圧パッド
4 パッド支持部材
7 金属ロール
8 剥離補助部材
9 摺動シート
30 定着装置
40 一次転写部
41 感光体ドラム
42 帯電器
43 レーザー露光器
44 現像器
45 中間転写ベルト
46 一次転写ロール
47 ドラムクリーナ
50 二次転写部
70 制御部
Claims (8)
- 電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材に、加圧ロールを圧接させ、該加熱部材と加圧ロールとの圧接部に、表面にトナーを付着した、被転写材を通過させて、該トナーを前記被転写材表面に定着する定着工程を有し、
前記加圧ロールに接する金属ロールが配置され、
前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、
前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする画像定着方法。 - 前記離型剤は、炭化水素系ワックスであることを特徴とする請求項1に記載の画像定着方法。
- 前記トナーは、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂の含有量が2質量%以上10質量%以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像定着方法。
- 像保持体表面を帯電する帯電工程と、帯電された前記像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成工程と、該像保持体表面に形成された静電潜像を現像剤により現像して現像像を形成する現像像形成工程と、該像保持体表面に形成された現像像を被転写材に転写し、被転写材表面にトナーを付着させる転写工程と、該被転写材表面に付着したトナーを、該被転写材表面にトナーを定着させる定着工程と、を有し、
前記定着工程は、電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材に、加圧ロールを圧接させ、該加熱部材と加圧ロールとの圧接部に、表面にトナーを付着させた被転写材を通過させて、該トナー像を前記被転写材表面に加熱定着する工程であり、
前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、
前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする画像形成方法。 - 電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材と、該加熱部材に圧接して配置され、該加熱部材との圧接部に、表面にトナーを付着した、被転写材を通過させて、該トナーを被転写材表面に定着する加圧ロールと、該加圧ロールに接する金属ロールと、を備え、
前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、
前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする画像定着装置。 - 前記離型剤は、炭化水素系ワックスであることを特徴とする請求項5に記載の画像定着装置。
- 前記トナーは、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂の含有量が2質量%以上10質量%以下であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像定着装置。
- 像保持体と、像保持体表面を帯電する帯電手段と、帯電された前記像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、該像保持体表面に形成された静電潜像を現像剤により現像して現像像を形成する現像像形成手段と、該像保持体表面に形成された現像像を被転写材に転写し、被転写材表面にトナーを付着させる転写手段と、該トナーを、該被転写材表面に定着させる定着手段と、を備え、
前記定着手段は、電磁誘導加熱方式により加熱された加熱部材と、該加熱部材に圧接して配置され、該加熱部材との圧接部に、表面にトナーを付着し、被転写材を通過させて、該トナー像を被転写材表面に定着する加圧ロールと該加圧ロールに接する金属ロールとを備え、
前記トナーは、結晶性ポリエステル樹脂、着色剤、及び離型剤を含有し、
前記金属ロールの表面は、熱伝導率が50(W/m・K)以上である金属性物質で形成されていることを特徴とする画像形成装置。
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